JP4577209B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタに関する。
レバーを備えたコネクタの一般的構造としては、下記特許文献1に記載のものが知られている。このものは、一方のハウジングにカム溝を有するレバーを回動可能に支持するとともに、他方のハウジングにカム溝に係合するカムピンを設け、レバーが初期位置にあるときに両ハウジングを浅く嵌合してカム溝にカムピンを係合させ、その状態でレバーを嵌合位置まで回動させて、カム溝とカムピンとの係合によるカム作用により、両ハウジングを引き寄せて完全嵌合状態に至らすものである。また、レバーには待機位置から検知位置への変位操作を可能とされた検知部材が設けられており、レバーが正規の嵌合位置に到達した状態では検知部材の待機位置から検知位置への変位操作が許容されるのに対し、レバーが正規の嵌合位置に到達する直前の半嵌合位置にある状態では、検知部材の待機位置から検知位置への変位操作が規制されるようになっている。
特開2003−86301公報
しかしながら、このものは、レバーの回動位置に基づいて両ハウジングの嵌合状態を機械的に検知するものであるが、一方、両ハウジングの嵌合状態を電気的に検知したいという要請もあり、これに応える必要があった。本考案は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、両ハウジングの嵌合状態を電気的に検知することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、第1ハウジングと第2ハウジングとが嵌合可能に設けられ、前記第2ハウジングには、第2端子金具と、第2検知端子と、短絡解除部材とが配され、前記第1ハウジングには、前記第2端子金具と接触し、かつ隣り合う位置に配される複数の第1端子金具と、これらの第1端子金具に接触することにより前記第1端子金具同士を短絡させるショート端子と、前記嵌合に伴って撓み可能な弾性アームと、この弾性アームの撓み動作に連動して撓み変形し、かつ前記第2検知端子に接触することにより前記嵌合状態を検知する第1検知端子とが配され、前記嵌合が完了するまでの間は前記弾性アームが撓んだ状態に保持されるとともに前記第1検知端子が前記第2検知端子に接触した状態に保持され、前記嵌合の進行に伴い前記短絡解除部材が前記ショート端子と前記第1端子金具との間に割って入り込んだ後は前記ショート端子が前記第1端子金具から離間した状態に保持され、前記嵌合が完了した時には前記弾性アームが復帰するとともに前記第1検知端子が前記第2検知端子から離間するようになっており、前記第1ハウジングには、前記弾性アームを境として前記第1検知端子とは反対側の位置に、カム溝を有するレバーが組み付けられ、前記レバーが、前記第1検知端子の撓み方向と直交する略水平方向に回動可能とされており、前記第2ハウジングには、カムピンが形成され、前記レバーの回動に伴い前記カムピンが前記カム溝に沿って移動することで、両コネクタの嵌合が進行するようになっており、前記レバーには、前記弾性アームと対向する位置に、前記弾性アームを押圧可能な押圧部が形成され、前記押圧部が、前記レバーの回動途上では前記弾性アームを押圧して撓んだ状態に保持し、前記嵌合が完了した時には前記押圧状態を解除して前記弾性アームを復帰させる構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記第1端子金具と前記第2端子金具が接触した後に、前記ショート端子が前記第1端子金具から離間するところに特徴を有する。
請求項の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記弾性アームは、前記第1検知端子を収容するための検知端子収容部の内壁の一部を前記嵌合方向に沿って切り欠くことにより嵌合面側を基端部として撓み可能な片持ち状に形成され、前記弾性アームの自由端側には、前記押圧部と接触する被押圧部が形成され、前記弾性アームの長さ方向中間位置には、前記第1検知端子と接触する接触突部が形成されるところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
請求項1の発明によると、嵌合が完了するまでの間は第1ハウジング側の第1検知端子が第2ハウジング側の第2検知端子に接触した状態に保持され、嵌合が完了した時には第1検知端子が第2検知端子から離間するようにしたから、両ハウジングの嵌合状態を電気的に検知することが可能である。さらに、請求項1の考案によると、第1ハウジングには両ハウジングの嵌合前から嵌合途上における所定時期までは隣り合う第1端子金具同士を短絡させるショート端子が配されているから、両ハウジングの嵌合が完了した時を除く全ての嵌合状態においては、第1検知端子とショート端子のうち少なくともいずれか一方が相手方と接触状態(通電状態)となり、両ハウジングの嵌合完了状態では第1検知端子とショート端子の双方が相手方と離間状態(非通電状態)となる方式、換言すると嵌合完了に伴って「回路を開く」方式を採用している。ここで、嵌合完了に伴って「回路を閉じる」方式を採用した場合、嵌合途上において非通電状態にあるときにノイズの混入があると、これをもって嵌合完了したと判断を誤るおそれがある。その点、嵌合完了に伴って「回路を開く」方式の場合には、もともと通電状態にあるのであるから、嵌合途上であることには間違いなく、これをもって嵌合完了したと判断を誤るおそれがない。また、ノイズの混入が嵌合完了の後に生じたとしても、不完全な嵌合完了状態として検知されるため、異常事態として対応することが可能である。
また、両ハウジングを浅く嵌合させ、カムピンをカム溝内に導入させる。その状態でレバーを回動操作すると、カムピンがカム溝に沿って移動することで、両ハウジングの嵌合が進行する。この間、レバーに設けられた押圧部が弾性アームを押圧して撓み変位させているため、第1検知端子は第2検知端子と接触した状態に保持されている。そして、レバーの回動操作に伴って両ハウジングの嵌合が完了した時には、弾性アームに対する押圧が解除されるため、弾性アームは復帰して第1検知端子が第2端子金具から離間する。
<請求項2の発明>
請求項2の発明によると、第1端子金具と第2端子金具が接触した後に、ショート端子が第1端子金具から離間するようにしたから、第1端子金具同士の短絡状態が解除されたときには第2端子金具と電気的に接続された状態となり、動作の安全確保が可能である。
<請求項の発明>
請求項の発明によると、第1検知端子が検知端子収容部に収容され、検知端子収容部の内壁の一部を切り欠くことにより弾性アームを形成したから、第1検知端子が外部に露出しない保護された構造をとることが可能である。また、弾性アームの自由端側に被押圧部を設け、弾性アームの長さ方向略中央に接触突部を設けることにより、てこの原理を利用して、第1検知端子を撓み変形させるようにしたから、被押圧部を押圧する際の操作力を低減させることが可能である。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図13によって説明する。本実施形態のコネクタは、エアバッグ用コネクタに適用した場合を例示するものであって、互いに嵌合可能な第1ハウジング10と第2ハウジング30とを備えており、第1ハウジング10に回動可能に組み付けられたレバー40を回動操作することにより、両ハウジング10,30を嵌合させることが可能となっている。尚、以下の説明において前後方向については両ハウジング10,30の嵌合方向を基準として互いの嵌合面側を前方とする。
第2ハウジング30は合成樹脂製であり、図7に示すように、フード部31が前面に開口して形成されている。フード部31は、前方から見ると左右方向に横長矩形状をなし、フード部31の左右方向中央には仕切壁31Aが上下方向に架設されている。フード部31の内部は、仕切壁31Aを境として左右両側に区画されており、第1ハウジング10を個別に収容可能な左右一対の嵌合凹部31B,31Bが開設されている。尚、図7〜図12においては、前方から見て右側の嵌合凹部31Bのみを図示しており、以下においては図示されている側の嵌合凹部31Bのみについて構造説明を行う。
嵌合凹部31B内には、タブ片状に突出して形成された複数本の第2端子金具32が上下3段に分かれて左右方向に並んで配されている。上段に位置する第2端子金具32の仕切壁31A寄りには、図示2個の第2検知端子39が左右方向に並んで配されている。第2検知端子39は第2端子金具32と同一形状で、かつ同一突出高さとされている。第2検知端子39は、後述するように、両ハウジング10,30の嵌合に伴って、第1ハウジング10の第1検知端子11と電気的に接続されることにより両ハウジング10,30の嵌合状態を検知する嵌合検知回路を閉成するようになっている。
各第2端子金具32および各第2検知端子39のうち嵌合凹部31Bの奥壁33を貫通して後方へ突出する部分は、途中で下方へ略直角に曲げられてその下端部が図示しないプリント回路基板の導電路に電気的に接続されている。フード部31の左右両側の後端には一対の保護壁34が後方へ向けて突出しており、両保護壁34,34によって各第2端子金具32および各第2検知端子39の露出部分が左右両側から保護されるようになっている。
上段側および中段側の第2端子金具32において左右方向に隣り合う一対の第2端子金具32,32の上方には、短絡解除部材37が嵌合凹部31Bの奥壁33から前方に突出して設けられている。短絡解除部材37は、後述するように、第1ハウジング10の連通空間S内に進入してショート端子12と第1端子金具13との間に割って入り込むようになっている。
嵌合凹部31Bの上壁の内面において左右方向やや外方寄りの位置には、レバー40の後述するカム溝41と係合可能なカムピン35が下方に突出して設けられている。また、嵌合凹部31Bの上壁の内面において仕切壁31Aと反対側の側面寄りの位置には、前後方向に延びる板状をなす解除突部38が下方に突出して設けられている。
同じく嵌合凹部31Bの上壁の内面において仕切壁31A寄りの位置には、レバー40の後述する係止片42が弾性的に係止するロック突部36が下方に突出して設けられている。ロック突部36は、その前面が嵌合凹部31Bの上壁の内面から下方に向けて切り立った面とされ、その面の下端から後方にかけては下方に向かう案内面36Aとされ、案内面36Aの後端から後方にかけては水平面とされ、その水平面の後端から嵌合凹部31Bの上壁の内面に向けて切り立った面が係止面36Bとされている。
レバー40は合成樹脂製であって、全体として略「門」形をなしている。このレバー40は、板状をなすカム板45と、板状でかつカム板45と対向する位置に配される姿勢矯正アーム47と、これらの端部同士を連結する操作部46とからなる。また、レバー40は、第1ハウジング10の後述する収容空間20内に収容されるようになっており、両ハウジング10,30の嵌合開始時にカムピン35を後述するカム溝41の入口内に受入可能な待機位置(図7に示すレバー40の位置)と両ハウジング10,30を嵌合完了状態に至らしめる嵌合完了位置(図12に示すレバー40の位置)との間を回動可能としてある。尚、以下のレバー40の構造説明においては、図12に示すように、レバー40が嵌合完了位置にある状態を基準とする。
カム板45の外面(上面)には、第2ハウジング30のカムピン35と係合可能なカム溝41が配されている。カム溝41は、カム板45の外周縁のうち操作部46とは反対側(図12における左上)の端縁部を入口として、ここからカム板45の略中央に向けて外面側を略凹状に切り欠くことにより形成されている。そして、カム溝41の終端の近傍には、略円形の軸受け孔45Aが配されている。軸受け孔45Aには、後述するレバー装着面22の軸受け部22Aが嵌り込んで、カム板45を回動可能に支持するようになっている。これにより、レバー40の回動操作に伴って、カムピン35をカム溝41に沿って移動させて、両ハウジング10,30を嵌合および離脱させることが可能となっている。
また、カム溝41の入口付近から後方にかけては、レバー40を待受位置に仮保持するための仮保持撓み片48が撓み可能に突出して設けられている。仮保持撓み片48の後端には、さらに斜め後方に向けて外方に突出する引掛け部48Aが形成されている。また、仮保持撓み片48とカム板45の外周縁との間には、撓み空間が確保され、仮保持撓み片48が、カム溝41の入口側を基端部として引掛け部48Aが内方に撓み変形可能とされている。この結果、仮保持撓み片48は、レバー40が待機位置にあるときには、引掛け部48Aが収容空間20の内側面に突設された受け部20Aの前端に係止して、レバー40が嵌合完了位置に回動することが規制される。また、レバー40の回動途上では、第2ハウジング30の解除突部38によって引掛け部48Aと受け部20Aの前端との係止状態が解除され、仮保持撓み片48が内方に撓み変形しつつ解除突部38の内側面に乗り上げた姿勢となってレバー40の回動が許容される。そして、レバー40が嵌合完了位置にあるときには、引掛け部48Aが解除突部38および受け部20Aの後方の逃がし空間に入り込んで、仮保持撓み片48が復帰姿勢をとる。
カム板45において操作部46側には、第2ハウジング30のロック突部36と係止可能な係止片42が配されている。係止片42は、カム板45の後端から前方に向けて直線状に切り欠くことにより設けられる一対のスリット間において片持ち状に形成されており、その前端側を基端部として上下方向(カム板45の厚み方向と平行な方向)に撓み変形可能とされている。
カム板45の外面(上面)において係止片42よりも前方領域には、レバー40の回動途上でロック突部36との干渉を回避するためのロック逃がし部49が凹設されている。係止片42の基端部には、ロック逃がし部49の後端から段差をなして連なる係止突部51が上方に突出して設けられている。係止突部51において前記段差を構成する前面は、図1に示すように、後方へ向けて上り勾配となるテーパ状の案内面51Aとされ、係止突部51の上面はカム板45の上面と面一とされている。また、係止突部51の後面は、略垂直に切り立った係止面51Bとされ、ここから後方には、凹部52が形成されている。これにより、係止突部51の案内面51Aがロック突部36の案内面36Aに沿って乗り上げるとともに係止片42が下方へ撓み変形し、係止突部51がロック突部36を乗り越えてレバー40が嵌合完了位置に至ると、係止片42が復帰してロック突部36が凹部52に嵌り込むとともに係止突部51の係止面51Bがロック突部36の係止面36Bに係止して、レバー40が待機位置へ回動することが規制されるとともに両ハウジング10,30が嵌合完了状態に保持される。尚、係止片42の後端部には、凹部52を跨ぐようにして解除操作部53が形成されており、解除操作部53を押し下げ操作することによりロック突部36の係止面36Bと係止突部51の係止面51Bとの係止状態を解除することが可能となっている。
カム板45の内面(下面)において係止片42の基端部と対応する位置には、図6に示すように、押圧部43が下方に突出して設けられている。押圧部43は、係止片42が撓み変形していない状態では、その前面が略直角に切り立った面とされ、その下面から後面にかけては後方に向かうにつれて上方へ向かう傾斜面とされている。押圧部43の下面は、図4に示すように、係止片42が撓み変形した状態で、弾性アーム18の後述する被押圧部18Bの上面に対して後方から回動軌跡を描きながら摺接する。この間、弾性アーム18が一定の撓み姿勢を保持することができるように、押圧部43の下面の勾配が設定されている。そして、係止片42がその一定の撓み姿勢を保持した状態で押圧部43が被押圧部18Bを乗り越えると、図5に示すように、押圧部43と被押圧部18Bが接触した状態で弾性アーム18がほぼ復帰することになる。ただし、この弾性アーム18の復帰状態においては、依然として第1検知端子と第2検知端子が接触状態を保持するようになっている。
カム板45の内面においてロック逃がし部49と対応する位置には、図5に示すように、先行押圧部44が下方に突出して設けられている。先行押圧部44は、レバー40の回動途上で押圧部43が先行押圧部44の回動軌跡とほぼ同じ回動軌跡を辿るように配置されている。先行押圧部44の前面は後方に向かうにつれて下方へ向かう傾斜面とされ、その下面はカム板45の下面とほぼ平行な水平面とされ、その後面は略垂直に切り立った面とされている。また、先行押圧部44と押圧部43との間の距離は、弾性アーム18の被押圧部18Bの前後長よりも短くなるように設定されている。これにより、被押圧部18Bが押圧部43と先行押圧部44との間に入り込むことが規制される。先行押圧部44は、レバー40の回動途上で押圧部43が弾性アーム18の被押圧部18Bを押圧するのに先立って、被押圧部18Bの傾斜面に後方から回動軌跡を描きながら被押圧部18Bの上面に摺接し、弾性アーム18を下方に撓ませるようになっている。さらにレバー40を回動操作させると、被押圧部18Bが、先行押圧部44から押圧部43へと相対的に乗り移るようになっている。
第1ハウジング10は合成樹脂製で、全体として略ブロック状をなしている。この第1ハウジング10は、両嵌合凹部31B,31Bに対応して2つ用意されており、図1に示すように、レバー40とリテーナ50が組み付けられるようになっている。尚、図7から図12に図示する第1ハウジング10は、第2ハウジング30の一方の嵌合凹部31Bに収容されるものを示している。他方の嵌合凹部31Bに収容されるものは左右対称形をなしており、以下においてはその説明を省略する。
第1ハウジング10の内部には、両ハウジング10,30の嵌合時において第2端子金具32と対応する位置に、前後方向に貫通する複数のキャビティ14が上下3段形成されている。これらのキャビティ14の内部には、電線Wの端末に接続された第1端子金具13がそれぞれ後方から挿入可能とされている。第1端子金具13は、正規の挿入位置まで挿入されると、キャビティ14の内面に突設されたランス15が係止することによって後方に抜止めされた状態で保持されるようになっている。そして、両ハウジング10,30の嵌合に伴って、第2端子金具32が、第1端子金具13の内部に進入し、第1端子金具13の内部においてその上面前縁からの折り返しによって撓み可能に形成された弾性接触片13Aと接触することにより両端子金具13,32が電気的に接続されるようになっている。
同じく第1ハウジング10の内部であって、両ハウジング10,30の嵌合時において第2ハウジング30の第2検知端子39と対応する位置には、検知端子収容部17が前後方向に貫通して形成されている。検知端子収容部17は、上段側のキャビティ14と横並びに配されており、検知端子収容部17の内部には、第1検知端子11が後方から挿入可能とされている。この第1検知端子11は、両ハウジング10,30の嵌合に伴って、第2ハウジング30の第2検知端子39と電気的に接続されることにより両ハウジング10,30の嵌合状態を検知する嵌合検知回路を閉成するようになっている。尚、第1検知端子11の詳細な構造については、後述する。
第1ハウジング10の下面側には、リテーナ50を装着するためのリテーナ装着孔19が開口されている。リテーナ装着孔19は、検知端子収容部17を除いて上下3段の各キャビティ14を縦断するようにして形成されている。一方、リテーナ50の内部には、リテーナ50がリテーナ装着孔19内に装着された際に各キャビティ14と対応する位置に端子挿通孔50Aが前後方向に貫通して形成されている。さらに、リテーナ50は、端子挿通孔50Aを通じて第1端子金具13の挿抜を許容する仮係止位置と、端子挿通孔50Aの下面前端を第1端子金具13の後端に係止させることによりランス15とともに二重で後方への抜止めを行う本係止位置との間を移動可能とされている。
第1ハウジング10の上部には、レバー40を収容するための収容空間20が後方に開口して形成されている。収容空間20は、第1ハウジング10の上面を構成する覆い壁21と、この覆い壁21の内面(下面)と対向するレバー装着面22との間に形成されており、ここにレバー40が後方から略水平姿勢をとりつつスライド装着されるようになっている。また、収容空間20は、検知端子収容部17の内部と連通しており、この連通する部分には、弾性アーム18が配されている。
弾性アーム18は、前後方向に長い水平姿勢をとり、弾性アーム18の下面における前後方向略中央には、接触突部18Aが下方に突出して設けられ、弾性アーム18の上面における後端(自由端側)には、被押圧部18Bが上方に突出して設けられている。弾性アーム18は、収容空間20と検知端子収容部17との間の壁面をその後端から前方に向けて一対のスリットを設け、その両スリットで挟まれた領域がその前端側を基端部として上下方向に撓み可能とすることにより形成されている。このように、第1検知端子11は、検知端子収容部17内に収容されているため、外部に露出しない保護された構造をとることが可能である。
被押圧部18Bは、レバー40の押圧部43および先行押圧部44によって押圧されるようになっている。被押圧部18Bは、弾性アーム18の後端部から上方に突出して設けられ、その上面後端側は、後方に向けて下り勾配をなす傾斜面とされている。そして、レバー40が回動操作されることにより、レバー40の押圧部43および先行押圧部44が被押圧部18Bに対しレバー40の回動軌跡に沿って円弧を描きつつ摺接し、弾性アーム18が下方へ撓むようになっている。このとき、被押圧部18Bへの押圧は、てこの原理を利用して、弾性アーム18を撓ませるのに必要な操作力が小さくすむようにされている。
レバー装着面22には、レバー40を回動可能に支持する略円柱状の軸受け部22Aが上方に突出して設けられている。レバー40を装着する過程では、覆い壁21を上方に撓み変形させて収容空間20を拡開させつつレバー40のカム板45が軸受け部22Aを乗り越え、その後レバー40が正規の装着位置に至るとともに軸受け部22Aがカム板45の軸受け孔45A内へ嵌め込まれて、カム板45が収容空間20内に抜止め状態で回動可能に支持されるようになっている。軸受け部22Aとカムピン35は、両ハウジング10,30の嵌合時にはこれらの嵌合方向に沿ってほぼ同一直線上に並ぶように配置されている。一方、第1ハウジング10の下面において軸受け部22Aの上下方向における軸心と同軸上をなす位置には、図示しない軸受け部が下方に突出して設けられており、この軸受け部が姿勢矯正アーム47の内面に設けられる図示しない軸受け孔内に嵌め込まれて、姿勢矯正アーム47が回動可能に支持されるようになっている。
上段側および中段側のキャビティ14のうち幅方向に隣り合う一対のキャビティ14の上方には、ショート端子12を収容するためのショート端子収容部16が前後方向に貫通して形成されている。ショート端子収容部16の内部は、その下方に配される両キャビティ14,14の内部とそれぞれ連通し、この連通空間Sは第1ハウジング10の前面に開口している。
ショート端子12は、下方に開口する断面略「門」形をなす本体部12Aを有し、その本体部12Aの内部には、本体部12Aの上面後縁からの折り返しによって前方へ延出する舌片12Bが撓み変形可能に形成されている。舌片12Bは、その折り返し部分からショート端子収容部16の下面に当接した後、一旦前方に向けて上り勾配をなした後、再び下方に向けられて、連通空間Sを通じて第1端子金具13に当接した後、上方に向けられている。すなわち、ショート端子12は、図2に示すように、連通空間Sを通じて隣り合う一対の第1端子金具13,13と弾性的に接触し、両第1端子金具同士13,13を短絡させるショート回路を閉成する(通電状態にする)ようになっている。両ハウジング10,30の嵌合途上では、図3に示すように、第2ハウジング30の短絡解除部材37が前方から連通空間S内に進入し、ショート端子12と両第1端子金具13,13との間に割って入り込むことにより、ショート回路を開いた状態(非通電状態)に保持するようになっている。尚、このショート回路は、動作の安全確保のため、第1端子金具13と第2端子金具32が電気的に接続された後に開くように設定されている。
第1検知端子11は、導電性金属板を所定形状に曲げ加工して形成されている。第1検知端子11は、上方に開口する断面略U字状をなす本体部11Aを有している。本体部11Aの内部には、本体部11Aの下面後縁からの折り返しによって前方へ延出する接触片11Bが撓み変形可能に形成されている。接触片11Bは略山形をなし、その頂点部分は第1接点11Cとされている。第1接点11Cは、常には弾性アーム18の接触突部18Aと接触した状態に保持されている。また、接触片11Bの延出端はやや上方に折り返されており、その折り返し部分の下面側は第2接点11Dとされている。第2接点11Dは、第1接点11Cの下方への撓み変位に伴って接触片11B全体が撓み変形することにより、第2検知端子39と接触するようにされている。これにより、第1検知端子11は、図2に示すように、レバー40の回動操作に伴って、押圧部43および先行押圧部44が被押圧部18Bに当接して弾性アーム18を下方に撓み変形させ、接触突部18Aが下方へ変位するのに伴って、第1接点11Cが下方へ変位して接触片11Bが下方に撓み変形し、接触片11Bが下方へ撓み変形するのに伴って、第2接点11Dが下方に変位して第2検知端子39と接触することにより、第1検知端子11と第2検知端子39が電気的に接続されて嵌合検知回路を閉成する(通電状態にする)ようになっている。この後、レバー40の回動操作に伴い両ハウジング10,30の嵌合が完了するまでの間、第1検知端子11は第2検知端子39と接触し続け、両ハウジング10,30の嵌合完了時には第1検知端子11が第2検知端子39から離間して嵌合検知回路を開いた状態(非通電状態)に保持するようになっている。
図13は、ショート回路および嵌合検知回路の通電状況と両ハウジング10,30の嵌合状況との相関を示すタイミングチャートである。上述したように、両ハウジング10,30の嵌合開始時(図1状態)では、ショート回路が通電状態(ON状態)とされ、嵌合検知回路が非通電状態(OFF状態)とされている。次に、図2の時点では、嵌合検知回路が通電状態となり、図3の時点では、ショート回路が非通電状態となり、嵌合完了時(図6状態)では、嵌合検知回路が非通電状態となる。すなわち、両ハウジング10,30の嵌合途上では、ショート回路と嵌合検知回路のうちいずれか一方が通電状態とされ、嵌合完了時には、ショート回路と嵌合検知回路の双方が非通電状態となる方式を採用している。
本実施形態は以上のような構造であって、続いてその作用を説明する。
両ハウジング10,30の嵌合は、第1ハウジング10を嵌合凹部31B内に浅く嵌合し、図1に示すように、カムピン35をカム溝41の入口に進入させる。次に、この状態から、レバー40の操作部46を時計回りに回動させると、レバー40の回動操作に伴い、カム溝41とカムピン35との係合によるカム作用により、第1ハウジング10が第2ハウジング30側に引き寄せられていく。
レバー40の回動開始段階では、図2に示すように、先行押圧部44が被押圧部18Bに当接して弾性アーム18を下方に撓ませるとともに、接触突部18Aが下方に変位して第1検知端子11の第1接点11Cを下方に変位させる。そして、第1接点11Cの下方への変位に伴って第1検知端子11が撓み変形すると、第2接点11Dが下方に変位する。これと併行して、第2検知端子39の先端が第1接点11Cの下方となる位置まで進入し、第1検知端子11の第2接点11Dと第2検知端子39の先端とが接触して両者の導通がとられることで、嵌合検知回路が閉成される。これとともに、第1端子金具13の弾性接触片13Aが第2端子金具39に接触することにより、第1端子金具13と第2端子金具32が電気的に接続される。
引き続きレバー40を回動させると、図3に示すように、先行押圧部44の下面が被押圧部18Bの上面に乗り上げた状態で摺接するとともに、第2検知端子39が第1検知端子11の第2接点11Dに摺接しつつ第1検知端子11の内部へ進入していく。一方、第2ハウジング30の短絡解除部材37が連通空間S内に前方から進入してショート端子12と両第1端子金具13,13との間に割って入り込むことにより両者の導通が切断されてショート回路が開放される。このように、ショート回路が開放されるときには、第1端子金具13と第2端子金具39が電気的に接続された状態にあるから、動作の安全が確保される。尚、第2ハウジング30のロック突部36は、図9に示すように、レバー40のロック逃がし部49内へ進入することで、ロック突部36とレバー40が干渉しあうことが回避される。
さらにレバー40を回動させると、ロック突部36の案内面36Aは、図4に示すように、係止片42の係止突部51の案内面51Aに当接して、係止片42が下方に撓み始める。これと併行して、被押圧部18Bは、先行押圧部44から押圧部43へと相対的に乗り移るものの、弾性アーム18は一定の撓み姿勢を保持した状態とされる。そして、レバー40を嵌合完了位置の直前となるまで回動させると、図5に示すように、被押圧部18Bが押圧部43を乗り越えるとともに、弾性アーム18が、一旦、ほぼ復帰した姿勢をとることになる。この復帰姿勢では、第1検知端子11の第2接点11Dは、依然として第2検知端子39と接触した状態を保持している。一方、係止片42については、レバー40の回動が進行するにつれて撓み姿勢の傾斜角度を大きくさせ、係止突部51がロック突部36を乗り越える直前においても、依然として乗り上げ姿勢を維持している。
レバー40が嵌合完了位置にあるときには、図6に示すように、係止突部51がロック突部36を乗り越えるととともに係止片42が復帰してロック突部36が凹部52に嵌り込んで、係止突部51の係止面51Bとロック突部36の係止面36Bとが係止し、両ハウジング10,30が嵌合完了状態にロックされる。これと併行して、弾性アーム18が完全に復帰して接触突部18Aが上方に変位することにより第1検知端子11の第1接点11Cが上方に変位する。さらに、第1接点11Cが上方に変位することに伴い、第2接点11Dが上方に変位して第2検知端子39から離間することで、嵌合検知回路が開放される。こうして、嵌合検知回路が開放されることをもって、両ハウジング10,30の嵌合完了状態が検知される。
以上のように本実施形態においては、両ハウジング10,30の嵌合が完了するまでの間は第1ハウジング10側の第1検知端子11が第2ハウジング30側の第2検知端子39に接触した状態に保持され、嵌合完了時には第1検知端子11が第2検知端子39から離間するようにしたから、両ハウジング10,30の嵌合状態を電気的に検知することが可能である。特に、本実施形態においては、図13に示すように、嵌合開始時から嵌合完了時に至るまでの間、ショート回路と嵌合検知回路のうちいずれか一方が通電状態を維持し、嵌合完了に伴って両回路が開放される方式を採用している。これは、嵌合途上でノイズの混入があったとしても、もともと通電状態にあるから、嵌合途上であることには間違いなく、これをもって嵌合完了したと判断を誤るおそれがないことに加え、ノイズの混入が嵌合完了の後に生じたとしても、不完全な嵌合完了状態として検知されるため、異常事態として対応することが可能だからである。また、第1端子金具13と第2端子金具32が接触した後に、ショート端子12が両第1端子金具13,13から離間するようにしたから、第1端子金具同士13,13の短絡状態が解除されたときには第2端子金具32と電気的に接続された状態となり、動作の安全確保がなされる。さらに、第1検知端子11が検知端子収容部17に収容され、検知端子収容部17の下面を構成する内壁の一部を切り欠くことにより弾性アーム18を形成したから、第1検知端子11が外部に露出しない保護された構造をとることが可能である。また、弾性アーム18の自由端側に被押圧部18Bを設け、弾性アーム18の長さ方向略中央に接触突部18Aを設けることにより、てこの原理を利用して、第1検知端子11を撓み変形させるようにしたから、被押圧部18Bを押圧する際の操作力を低減させることが可能である。
なお、本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではない。
実施形態1において、嵌合開始時の両ハウジングの状態を示す側断面図 その第1検知端子と第2検知端子が接触し始めた状態を示す側断面図 そのショート回路が開いた状態を示す側断面図 その被押圧部が押圧部に乗り上げた状態を示す側断面図 その被押圧部が押圧部を乗り越えた状態を示す側断面図 その嵌合完了時の両ハウジングの状態を示す側断面図 その図1における平断面図 その図2における平断面図 その図3における平断面図 その図4における平断面図 その図5における平断面図 その図6における平断面図 その嵌合状況と通電状況の相関を示すタイミングチャート
符号の説明
10…第1ハウジング
11…第1検知端子
12…ショート端子
13…第1端子金具
17…検知端子収容部
18…弾性アーム
18A…接触突部
18B…被押圧部
30…第2ハウジング
32…第2端子金具
35…カムピン
36…ロック突部
37…短絡解除部材
39…第2検知端子
40…レバー
41…カム溝
42…係止片
43…押圧部
44…先行押圧部

Claims (3)

  1. 第1ハウジングと第2ハウジングとが嵌合可能に設けられ、
    前記第2ハウジングには、第2端子金具と、第2検知端子と、短絡解除部材とが配され、
    前記第1ハウジングには、前記第2端子金具と接触し、かつ隣り合う位置に配される複数の第1端子金具と、これらの第1端子金具に接触することにより前記第1端子金具同士を短絡させるショート端子と、前記嵌合に伴って撓み可能な弾性アームと、この弾性アームの撓み動作に連動して撓み変形し、かつ前記第2検知端子に接触することにより前記嵌合状態を検知する第1検知端子とが配され、
    前記嵌合が完了するまでの間は前記弾性アームが撓んだ状態に保持されるとともに前記第1検知端子が前記第2検知端子に接触した状態に保持され、前記嵌合の進行に伴い前記短絡解除部材が前記ショート端子と前記第1端子金具との間に割って入り込んだ後は前記ショート端子が前記第1端子金具から離間した状態に保持され、前記嵌合が完了した時には前記弾性アームが復帰するとともに前記第1検知端子が前記第2検知端子から離間するようになっており、
    前記第1ハウジングには、前記弾性アームを境として前記第1検知端子とは反対側の位置に、カム溝を有するレバーが組み付けられ、前記レバーが、前記第1検知端子の撓み方向と直交する略水平方向に回動可能とされており、
    前記第2ハウジングには、カムピンが形成され、前記レバーの回動に伴い前記カムピンが前記カム溝に沿って移動することで、両ハウジングの嵌合が進行するようになっており、
    前記レバーには、前記弾性アームと対向する位置に、前記弾性アームを押圧可能な押圧部が形成され、前記押圧部が、前記レバーの回動途上では前記弾性アームを押圧して撓んだ状態に保持し、前記嵌合が完了した時には前記押圧状態を解除して前記弾性アームを復帰させることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記第1端子金具と前記第2端子金具が接触した後に、前記ショート端子が前記第1端子から離間することを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記弾性アームは、前記第1検知端子を収容するための検知端子収容部の内壁の一部を前記嵌合方向に沿って切り欠くことにより嵌合面側を基端部として撓み可能な片持ち状に形成され、前記弾性アームの自由端側には、前記押圧部と接触する被押圧部が形成され、前記弾性アームの長さ方向中間位置には、前記第1検知端子と接触する接触突部が形成されることを特徴とする請求項1または請求項2記載のコネクタ。
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