JP7437614B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本開示は、コネクタに関する。
特許文献1に開示されたコネクタは、ハウジングと、ハウジングに回動可能に支持されるレバーと、を備えている。ハウジングは、撓み変形可能なハウジング側係止部を有している。レバーは、レバー側係止部を有している。レバー側係止部がハウジング側係止部に係止されることにより、レバーがハウジングに対して仮係止位置に停止される。この種のコネクタは、特許文献2にも開示されている。
特開2015-64957号公報 特開2016-152062号公報
ところで、仮係止位置にあるレバーに不用意に外力が作用すると、レバー側係止部とハウジング側係止部の係止が外れることがある。仮に、レバー側係止部とハウジング側係止部の係止が完全に外れてしまうと、レバーが回動するため、作業者はレバーが係止状態にないことに気付くことができる。しかし、ハウジング側係止部が撓み変形した状態で、ハウジング側係止部の突起部分にレバー側係止部が対面状に接したまま、レバーが仮係止位置に不完全にとどまることもある。この状態を把握するのは難しいため、作業者は仮係止位置で係止状態にないレバーを回動させることがある。そうすると、レバーの係止状態を解除する際に感じる節度をもった解除感を得ることができず、コネクタの嵌合作業を適切に進めることができないおそれがある。
そこで、本開示は、レバーの係止状態を適切に解除することができるコネクタを提供することを目的とする。
本開示のコネクタは、ハウジングと、前記ハウジングに支持され、仮係止位置から本係止位置へと回動して前記ハウジングと相手側ハウジングとの嵌合を進めるレバーと、を備え、前記ハウジングと前記レバーのうち、いずれか一方には撓み変形可能な第1係止部が設けられ、他方には第2係止部が設けられ、前記第1係止部は、第1頂部と、前記第1頂部に連なる第1係止面と、を有し、前記第2係止部は、前記第1係止部に接して前記レバーを前記仮係止位置に停止させる第2係止面を有し、前記第2係止面は、前記第1頂部と前記第2係止部との干渉によって前記第1係止部が撓んだ状態において、前記第1頂部から前記第1係止面側に傾斜して配置される傾斜辺を有しているコネクタ。
本開示によれば、レバーの係止状態を適切に解除することができるコネクタを提供することが可能となる。
図1は、実施形態1のコネクタにおいて、レバーがハウジングに対して仮係止位置の遊び範囲の一端側に寄って配置された状態を示す側面図である。 図2は、レバーがハウジングに対して仮係止位置の遊び範囲の一端側に寄って配置された状態を示す平面図である。 図3は、レバーがハウジングに対して仮係止位置の遊び範囲の他端側に寄って配置され、第1係止面と第2係止面が互いに接した状態を示す破断平面図である。 図4は、レバーが仮係止位置の遊び範囲の他端側で回動し、第1頂部と第2係止部との干渉によって第1係止部が一時的に撓んだ状態を示す破断平面図である。 図5は、図3に示す状態において、第1係止部と第2係止部の拡大断面図である。 図6は、図4に示す状態において、第1係止部と第2係止部の拡大断面図である。 図7は、レバーの平面図である。 図8は、相手側ハウジングの正面図である。 図9は、実施形態2のコネクタにおいて、レバーが仮係止位置にあるときに、第1係止部の第1頂部と第2係止面が互いに接して係止された状態を示す拡大断面図である。 図10は、図9に示す状態から第1係止部が一時的に撓んだ状態を示す拡大断面図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のコネクタは、
(1)ハウジングと、前記ハウジングに支持され、仮係止位置から本係止位置へと回動して前記ハウジングと相手側ハウジングとの嵌合を進めるレバーと、を備え、前記ハウジングと前記レバーのうち、いずれか一方には撓み変形可能な第1係止部が設けられ、他方には第2係止部が設けられ、前記第1係止部は、第1頂部と、前記第1頂部に連なる第1係止面と、を有し、前記第2係止部は、前記第1係止部に接して前記レバーを前記仮係止位置に停止させる第2係止面を有し、前記第2係止面は、前記第1頂部と前記第2係止部との干渉によって前記第1係止部が撓んだ状態において、前記第1頂部から前記第1係止面側に傾斜して配置される傾斜辺を有している。
レバーが仮係止位置の遊び範囲で不用意に回動すると、第1頂部と第2係止部との干渉によって第1係止部が一時的に撓んだ状態になる。しかし、第2係止部の第2係止面は、傾斜辺を有しているため、第1頂部の押圧力を受けて第1係止面と対向する側に変位することができる。よって、第1係止部と第2係止部が係止可能な状態に迅速に戻ることができ、第1係止部の撓みを自動的に解消することができる。
作業者は、レバーの回動操作時、第1係止部の撓みが解消され、第1係止部および第2係止部が係止状態にあることを、節度をもって感じ取ることができる。よって、上記の構成によれば、仮係止位置にあるレバーの係止状態を適切に解除することができる。
なお、本明細書で称する「辺」は、面と交差する断面における面上の辺のことを言い、線分だけでなく曲線も含まれる。また、頂点間をつなぐ線という「辺」の定義において、「頂点」は曲線(曲面)で形成されるものであっても良い。
(2)前記第2係止部は、前記第2係止面の反対側に配置される第2立ち上がり面と、前記第2立ち上がり面と前記傾斜辺との間に配置される頂上部と、を有しているのが好ましい。
これによれば、第1係止部に対する頂上部の相対位置を変更することで、傾斜辺の傾斜角や形成範囲を簡単に調整することができる。
(3)前記第2係止面は、第2頂部を介して前記傾斜辺と交差する係止辺を有し、前記係止辺は、前記仮係止位置において、前記第1係止面に対し、前記傾斜辺よりも緩く傾斜し、または平行に対向して、接するように配置されると良い。
これによれば、第2係止面が傾斜辺を有していても、係止辺が第1係止面に対して良好に接することができる。このため、第1係止部に対する第2係止部の係止力を維持または高めることができる。
(4)前記ハウジングは、ハウジング側係止部を有し、前記レバーは、前記仮係止位置において、前記ハウジング側係止部に係止されるレバー側係止部を有し、前記ハウジング側係止部と前記レバー側係止部のいずれか片方は撓み変形可能とされ、前記ハウジング側係止部と前記レバー側係止部の係止状態は、前記相手側ハウジングの解除部によって解除され、前記レバー側係止部と前記ハウジング側係止部との間には、前記片方の撓みを許容する隙間が形成され、前記レバーは、前記仮係止位置において、前記ハウジングに対し、前記隙間の範囲内で回動し得る状態になっていると良い。
これによれば、レバーが上記の隙間を含む仮係止位置の遊び範囲で回動し易くなり、仮係止位置にあるレバーの係止状態が外れ易くなる。しかし、本開示によれば、レバーが仮係止位置の遊び範囲で回動しても、第2係止面が第1頂部にとどまらず、第1係止部と第2係止部が係止可能な状態に戻ることができるため、レバーの係止状態を良好に確保することができる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示の具体例を以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
<実施形態1>
コネクタ10は、ハウジング11と、ハウジング11に回動可能に支持されるレバー12と、を備える。ハウジング11は相手側ハウジング100に嵌合される。レバー12は、ハウジング11に対して仮係止位置から本係止位置へと回動して、両ハウジング11、100の嵌合を進める。なお、以下の説明において、前後方向は、両ハウジング11、100が嵌合開始時に互いに向き合う面側を前側とする。上下方向は、図1および図8の上下方向を基準とする。幅方向は、図1を除く各図の左右方向を基準とする。
(相手側ハウジング)
相手側ハウジング100は合成樹脂製であって、図4および図8に示すように、前方に開口する角筒状のフード部110を有している。フード部110は、上壁の内面の幅方向中央部に、下向きに突出する円柱状のカムフォロア111を有している。フード部110は、上壁の内面の幅方向一端部に、下向きに突出し、前後方向に延びるリブ状の解除部112を有している。フード部110は、左右側壁部分の内面の上端部に、互いに対向して突出し、前後方向に延びる一対のガイド部113を有している。
フード部110内には、複数の雄端子金具120が突出して配置される。各雄端子金具120は、タブ状をなし、フード部110内におけるガイド部113よりも下方の空間に、上下左右に整列して配置される。
(ハウジング)
ハウジング11は合成樹脂製であって、全体として角ブロック状に形成されている。ハウジング11は、図4に示すように、フード部110内に嵌合される。図1に示すように、ハウジング11には、複数の雌端子金具20(図1には、一つのみ図示)が収容されている。各雌端子金具20は、各雄端子金具120と対応する位置に配置される。雌端子金具20は、電線90の端部に接続されている。
ハウジング11は、左右側壁16、17の上端部(図1の符号17側)に、前後方向に延びて前方に開放される一対のガイド溝13(図1では一つのみ図示)を有している。ガイド溝13にガイド部113が挿入されることで、両ハウジング11、100の嵌合動作が案内される。
ハウジング11は、上端部に、図3および図4に示すように、レバー12を収容可能な収容部14を有している。収容部14は、各雌端子金具20を収容するキャビティ領域よりも上方に設けられている。収容部14は、ハウジング11の左右側壁16、17と天壁18(図2を参照)で区画されている。ハウジング11は、図2に示すように、収容部14内に突出するロック部19を有している。また、収容部14内には、図2に示すように、レバー12を支持する支軸62が突出して配置される。
天壁18は、平板状に形成されている。図2に示すように、天壁18は、幅方向中央部に、前後方向に延びて前方に開放される導入溝21を有している。支軸62は、導入溝21よりも後方に配置される。天壁18は、幅方向一端部に、前後方向に延びて前方に開放される受け溝22を有している。受け溝22は、導入溝21よりも小さい溝幅を有し、かつ導入溝21よりも前後方向に長く形成されている。導入溝21は、カムフォロア111を通過させて、レバー12の後述するカム溝39に導く役割を有している。受け溝22には、解除部112が入り込む。
天壁18は、幅方向一側に、この天壁18の後端に沿って突出する厚肉のストッパ部23を有している。ストッパ部23は、天壁18の後端の幅方向中央部に、前方に凹む凹所24を有している。天壁18は、後端の幅方向他側に、ストッパ部23よりも前方に大きく凹んだ凹状の退避部25を有している。ロック部19は、退避部25内を通して上方から視認され得る。
左右側壁16、17のうち、幅方向一側の側壁16は、収容部14内に突出するハウジング側係止部26を有している。ハウジング側係止部26は、受け溝22を通して上方から視認され得る。ハウジング側係止部26は、台形状に形成されている。ハウジング側係止部26の突出端である内面は、前後方向に沿って直線状に配置される。ハウジング側係止部26の前面は、突出端側が前方に突出するように傾斜している。
図1に示すように、左右側壁16、17のうち、幅方向他側の側壁17は、収容部14を区画する上端部に、上下一対のスリット27を有している。両スリット27は、側壁17の上端部の後端側において、前後方向に延びて後方に開放されている。
ハウジング11は、側壁17の上端部における両スリット27間に、第1係止部28を有している。第1係止部28は、両スリット27間の前端から後方へ片持ち状に延びる弾性部29と、弾性部29の後端部から収容部14内に突出する係止突起31と、を有している。図3~図5に示すように、弾性部29は、側壁17の一部を構成し、一定の厚みで形成される。弾性部29は、前端部を支点として内外に撓み変形可能とされる。図3および図5に示すように、弾性部29は、自然状態では前後方向に沿って配置される。
図5および図6に示すように、係止突起31は、第1係止面32と、第1立ち上がり面33と、第1係止面32と第1立ち上がり面33との間に配置される第1頂部34と、を有している。第1係止面32は、弾性部29の外面(側壁17の外面)に湾曲部35を介して連なり、弾性部29の外面に対して交差する方向に直線状に配置される。図5に示すように、弾性部29が自然状態にあるときに、第1係止面32は、幅方向に沿って配置される。
第1立ち上がり面33は、弾性部29の内面(側壁17の内面)に連なり、弾性部29の内面に対し、後方に行くほど収容部14内に深く入り込むように直線状に傾斜している。第1立ち上がり面33の面方向と第1係止面32の面方向は、第1頂部34を挟んで、互いに鋭角に交差している。
第1頂部34は、第1係止面32から第1立ち上がり面33にかけて弧状に湾曲している。第1頂部34は、第1係止面32および第1立ち上がり面33と交差し、湾曲部35よりも小さい曲率半径の曲面に形成される。
図3に示すように、第1頂部34における後方を向く曲面部36と第1係止面32は、収容部14内にレバー12が組み付けられていない状態で、ハウジング11を後方から見たときに視認され得る。
(レバー)
レバー12は、合成樹脂製であって、図7に示すように、一枚板状のレバー本体37を有している。レバー本体37は、下側の板面に開口する軸受部38を有している。レバー12が収容部14内に組み付けられると、軸受部38に支軸62が嵌まる。レバー12は、軸受部38に嵌まった支軸62を中心として、仮係止位置と本係止位置との間を回動可能とされる。
レバー本体37は、上側の板面に開口するカム溝39を有している。カム溝39は、レバー本体37の外周縁に開口している。図4に示すように、レバー12が仮係止位置にあるときに、カム溝39の入り口に相手側ハウジング100のカムフォロア111が進入する。レバー12が仮係止位置から本係止位置に回動する過程で、カムフォロア111がカム溝39の溝面を摺接し、ハウジング11に相手側ハウジング100が引き寄せられ、両ハウジング11、100の嵌合が進行する。レバー12が本係止位置に至ると、カムフォロア111がカム溝39の奥端側に配置され、両ハウジング11、100が正規嵌合された状態になる。両ハウジング11、100が正規嵌合されると、各雌端子金具20と各雄端子金具120が電気的に接続される。
レバー本体37は、外周縁におけるカム溝39の入り口寄りの基端部41から後方へ片持ち状に突出するレバー側係止部42を有している。図7に示すように、レバー側係止部42は、基端部41から直線状に配置される延出部43と、延出部43に対して斜め外側に突出する係止本体44と、を有している。延出部43は、基端部41を支点として内外に撓み変形可能とされる。
係止本体44は、後端の角部に、L字に切り欠いた形状の係止凹部45を有している。図3に示すように、係止凹部45は、仮係止位置において、ハウジング側係止部26の内面から前面にかけて形成された先端角領域46に対向する。係止本体44は、前端の角部に、下面側を斜めに切り欠いた形状の逃がし凹部47を有している。
レバー本体37は、幅方向に関して、軸受部38、カム溝39およびレバー側係止部42を有する側とは反対側に、ロックアーム48を有している。ロックアーム48は、レバー本体37に形成された一対の切り込み49間に、撓み変形可能に配置される。ロックアーム48は、本係止位置において、ロック部19(図2を参照)に係止される。両ハウジング11、100は、ロックアーム48とロック部19の係止によって嵌合状態に保持される。ロックアーム48は、本係止位置において、前部が退避部25内に配置される。これにより、ロックアーム48と天壁18との干渉が回避される。
ロックアーム48は、後端部(本係止位置で後方の端部)に、幅方向に拡張したロック解除部51を有している。ロックアーム48とロック部19の係止は、ロック解除部51を押圧することで解除される。レバー12は、ロックアーム48とロック部19の係止が解除された後、仮係止位置側に回動されることにより、本係止位置から仮係止位置に戻ることが可能となっている。
レバー12は、レバー本体37の後端部にブリッジ状の架設部52を有している。架設部52は、ロック解除部51の外側を覆って、ロック解除部51への不用意な解除操作を規制する。図2に示すように、架設部52の内側縁部は、仮係止位置において、ストッパ部23の凹所24に嵌合する突形状に形成されている。
レバー12は、レバー本体37の外周縁に突出する第2係止部53を有している。第2係止部53は、ロックアーム48の前端部寄りの位置に配置される。第2係止部53は、爪状に形成されている。第2係止部53の厚みは、レバー本体37の厚み範囲に一定に形成されている。図7に示すように、第2係止部53は、第2立ち上がり面54、頂上部55および第2係止面56を有している。
頂上部55は、第2係止部53の突出方向の先端に形成されている。頂上部55は、第2立ち上がり面54と第2係止面56が交差する部分であって、第2立ち上がり面54と第2係止面56との間に鈍角の頂角部分として構成される。
第2立ち上がり面54は、頂上部55に対してレバー12が本係止位置に回動する側とは反対側(後側)で連なる。図6に示すように、第2立ち上がり面54は、レバー本体37の外周縁の連結位置70から頂上部55にかけて一定の傾斜角で直線状に配置される。第2立ち上がり面54は、レバー本体37の外周縁の連結位置70における接線方向に対し、緩い傾斜角をなす斜面である。
第2係止面56は、頂上部55に対してレバー12が本係止位置に回動する側(前側)で連なる。図6に示すように、第2係止面56は、レバー本体37の外周縁の連結位置80に連なる湾曲辺57を有している。湾曲辺57は、前方から見てU字形に凹む形状になっている。
第2係止面56は、湾曲辺57と頂上部55との間に、レバー本体37の外周縁の連結位置80における接線方向に対し、傾斜角を異にする、傾斜辺58および係止辺59を有している。また、第2係止面56は、傾斜辺58と係止辺59との間に、第2頂部61を有している。
係止辺59は、湾曲辺57から傾斜辺58にかけて一定の傾斜角で直線状に配置される。係止辺59は、レバー本体37の外周縁の連結位置における接線方向に対し、直角または直角に近い角度をなす。傾斜辺58は、第2頂部61から頂上部55にかけて一定の傾斜角で直線状に配置される。傾斜辺58は、レバー本体37の外周縁の連結位置における接線方向に対し、45度以下の緩い傾斜角をなす斜面である。
傾斜辺58は、頂上部55と第2頂部61との間に配置され、頂上部55を介して第2立ち上がり面54に鈍角に連なる。傾斜辺58は、第2頂部61を介して係止辺59に鈍角に連なる。
傾斜辺58の長さ(傾斜方向の長さ)は、係止辺59の長さよりも小さい。第2立ち上がり面54の長さは、傾斜辺58の長さと係止辺59の長さを加算した値よりも大きい。
(レバーの仮係止構造および仮係止解除構造)
レバー12は、仮係止位置において、ハウジング11に対して遊び範囲内で回動し得る。レバー12が仮係止位置の遊び範囲内の一端側にあるとき、図2に示すように、架設部52の内側縁部がストッパ部23の凹所24に嵌まって係止可能に配置される。これにより、レバー12が仮係止位置から本係止位置とは反対側に回動するのが規制される。このとき、レバー側係止部42の係止凹部45は、ハウジング側係止部26の先端角領域46から離れて配置される。また、第2係止部53の第2係止面56も、第1係止部28の第1係止面32から離れて配置される。
これに対し、レバー12が仮係止位置の遊び範囲内の他端側にあるとき、図3に示すように、レバー側係止部42の係止凹部45は、ハウジング側係止部26の先端角領域46に嵌まって係止可能に配置される。また、図5に示すように、第2係止面56の係止辺59は、第1係止面32に対面して係止可能に配置される。具体的には、第2係止面56の係止辺59は、第1係止面32の先端領域(第1頂部34側の領域)に対して緩い傾斜角または平行に接するように配置される。これにより、レバー12が仮係止位置から本係止位置に回動するのが規制される。
なお、図2に示すように、レバー12が仮係止位置の遊び範囲内の一端側にあるとき、レバー側係止部42の係止凹部45とハウジング側係止部26の先端角領域46との間には、レバー側係止部42の延出部43の撓み変形を許容する隙間60が形成される。
また、レバー12が仮係止位置にあるとき、カム溝39の入り口は導入溝21と連通している。この状態で、図4に示すように、ハウジング11が相手側ハウジング100内に浅く嵌合される。すると、カムフォロア111が導入溝21とカム溝39の入り口に配置される。
ハウジング11が相手側ハウジング100に浅く嵌合されると、解除部112が受け溝22に挿入される。解除部112の先端はレバー側係止部42の係止本体44に突き当たり、係止本体44が解除部112に押圧されて、延出部43が撓み変形させられる。延出部43の撓みは、仮係止位置の遊び範囲内(隙間60)で許容される。延出部43が撓み変形する際、ハウジング側係止部26の先端角領域46と係止本体44との干渉は逃がし凹部47によって回避される。
次いで、作業者は、架設部52を押圧等し、レバー12を仮係止位置から本係止位置に回動させる。レバー12の回動開始時に、第2係止部53が第1係止部28を押圧し、弾性部29が撓み変形して、第2頂部61が第1頂部34を乗り越え、弾性部29の撓みが解消される。弾性部29は、弾性復帰するのに伴ってレバー12の外周縁に突き当たり、衝突音を発する。作業者は、衝突音を聞くことにより、あるいは弾性部29の撓みが解消されることに起因する操作力の変化を感じ取ることにより、仮係止位置にあるレバー12の係止状態が解除されたことを認識することができる。
その後、レバー12が本係止位置に至り、ロックアーム48がロック部19を係止することで、両ハウジング11、100が正規嵌合された状態に保持される。
ところで、両ハウジング11、100の嵌合前、例えば、架設部52に異物が干渉し、仮係止位置にあるレバー12に対し、本係止位置に回動する向きの外力F(図4を参照)が作用することがある。こうした外力Fが作用すると、上記の遊び範囲内の他端側において、第2係止部53が第1係止部28の係止突起31を押圧し、弾性部29が不用意に撓み変形する懸念がある。この場合において、仮に、弾性部29の撓みが解消されず、弾性部29が撓み変形したままの状態になると、作業者は、レバー12の回動開始時に、上記した、レバー12の係止状態が解除されたことを認識する解除感を得ることができない。
しかし、本実施形態1の場合、作業者がレバー12の回動操作を行う際には、弾性部29の撓みが解消されていることが保証されている。具体的には、両ハウジング11、100の嵌合前、弾性部29が撓み変形すると、図6に示すように、係止突起31の第1頂部34に第2係止面56の傾斜辺58が接触し、傾斜辺58が前後方向に対して第1頂部34から第1係止面32側に向けて傾斜する。
ここで、弾性部29は、撓んだ状態から撓みを解消する復帰方向へと弾性復帰しようとする。第1頂部34は、弾性部29の復帰方向に、第2係止面56の傾斜辺58を押圧する。図6に示すように、第2係止部53には、傾斜辺58の面方向と垂直な方向に押圧力Pが作用し、さらに押圧力Pの分力成分として後方への分力P1が作用する。このため、第2係止部53は、分力P1によって第1頂部34に対して後方へ変位する。一方、第1頂部34は傾斜辺58を摺接し、第2頂部61側に向けて変位する。このようにして、弾性部29の撓みが自動的に解消されて行く。第1頂部34が第2頂部61を乗り越えると、弾性部29の撓みが一挙に解消され、弾性部29が自然状態に復帰する。弾性部29が自然状態に復帰すると、図5に示すように、第1係止面32が第2係止面56の係止辺59と係止可能に対向する。
本実施形態1の場合、レバー12が仮係止位置の遊び範囲内で、弾性部29が最大限に撓んだ状態においても、第1頂部34が傾斜辺58に接するように設定されている。このため、レバー12が仮係止位置の遊び範囲で、弾性部29が如何に撓んでも、傾斜辺58によって第1係止部28と第2係止部53を係止可能な状態にすることができる。
以上のように、本実施形態1によれば、第2係止面56の傾斜辺58が第1頂部34から第1係止面32側に傾斜して配置されるため、レバー12が仮係止位置の遊び範囲内で不用意に回動し、第1係止部28の弾性部29が一時的に撓んだ状態になっても、第2係止面56が第1係止面32と対向する側に変位し、第1係止部28と第2係止部53が係止可能な状態に戻ることができる。その結果、弾性部29の撓みを自動的に解消することができる。このため、作業者がレバー12の回動操作を開始する際には、第1係止面32と第2係止面56が係止可能に対向している状態が保証される。その結果、作業者は、第1係止部28の撓みが解消される状態を、節度をもって感じ取ることができ、レバー12の回動操作を適切に進めることができる。
特に、本実施形態1においては、レバー12が仮係止位置にあるときに、レバー側係止部42とハウジング側係止部26との間に、レバー側係止部42の撓みを許容する隙間60が形成され、隙間60を含めて遊び範囲が大きくなるという事情がある。このため、レバー12が仮係止位置の遊び範囲内で回動し易いため、第1係止部28と第2係止部53が係止可能な状態に戻ることができる上記の構成を採用するメリットは大きい。
また、第2係止部53が傾斜辺58と第2立ち上がり面54との間に頂上部55を有しているため、第1係止部28に対する頂上部55の相対位置を変更することで、傾斜辺58の傾斜角や形成範囲を簡単に調整することができる。
さらに、第2係止面56が第2頂部61を介して傾斜辺58と係止辺59を有し、仮係止位置では係止辺59が第1係止面32に対し、傾斜辺58よりも緩く傾斜し、または平行に対向して接することができる。このため、第1係止部28に対する第2係止部53の係止力を良好に確保することができる。
<実施形態2>
次に、本開示の実施形態2を図9および図10に基づいて説明する。本実施形態2は、第2係止部53Aの形状が上記の実施形態1と異なる。その他は、実施形態1と同様である。以下においては、実施形態1と同一または相当する構造には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
第2係止部53Aは、断面三角形状をなし、レバー本体37の外周縁に突出している。第2係止部53Aは、突出方向先端に頂上部55Aを有し、頂上部55Aの後方に第2立ち上がり面54Aを有し、頂上部55Aの前方に第2係止面56Aを有している。
頂上部55Aは、第2立ち上がり面54Aと第2係止面56Aが交差する部分であって、第2立ち上がり面54Aと第2係止面56Aとの間に鈍角の頂角部分として構成される。
第2立ち上がり面54Aは、レバー本体37の外周縁の連結位置70Aから頂上部55Aにかけて一定の傾斜角で直線状に配置される。第2立ち上がり面54Aは、レバー本体37の外周縁の連結位置70Aにおける接線方向に対し、緩い傾斜角をなす斜面である。第2立ち上がり面54Aの長さ(傾斜方向の長さ)は、実施形態1の第2立ち上がり面54Aの長さよりも小さい。
第2係止面56Aは、レバー本体37の外周縁の連結位置80Aから頂上部55Aにかけて一定の傾斜角で直線状に配置される。第2係止面56Aは、全体が傾斜辺58Aとして構成される。第2係止面56Aは、実施形態1の第2頂部61に相当する部分を有していない。第2係止面56Aは、全体として、レバー本体37の外周縁の連結位置80Aにおける接線方向に対し、45度(π/4)以下の緩い傾斜角をなす斜面である。第2係止面56Aの傾斜角は、第1係止面32の傾斜角と同一または近似している。第2係止面56Aの傾斜角は、実施形態1の傾斜辺58Aの傾斜角よりも大きく、実施形態1の係止辺59の傾斜角よりも小さい。第2係止面56Aの長さは、第2立ち上がり面54Aの長さよりも小さい。
両ハウジング11、100の嵌合前、レバー12が仮係止位置にあるときに、弾性部29が不用意に撓み変形すると、第1頂部34が第2係止面56Aに接した状態になる。弾性部29が最大限に撓み変形した場合、第1頂部34は第2係止面56Aの後部に接する。第2係止部53Aには、弾性部29の撓みに起因する押圧力PAと、押圧力PAの分力成分としての分力PA1が作用する。第2係止部53Aは、分力PA1によって第1頂部34に対して後方へ変位する。一方、第1頂部34は傾斜辺58A前方へ変位する。このようにして、弾性部29の撓みが自動的に解消されて行く。弾性部29が自然状態に復帰すると、第1頂部34が第2係止面56Aの前部側に変位する。実施形態2の場合、第1頂部34は、仮係止位置にて第2係止面56Aに係止可能に対向する部分である。また、第2係止面56Aは、傾斜辺58Aであるとともに、第1頂部34に係止可能に対向する部分でもある。このため、本実施形態2によれば、第1係止部28と第2係止部53Aが仮係止位置にて係止される状態が適切に構築される。
[本開示の他の実施形態]
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えるべきである。
上記実施形態1、2の場合、第1係止部28が撓み変形可能とされ、第2係止部が撓み変形しない剛性を有していたが、他の実施形態として、第1係止部28が撓み変形しない剛性を有し、第2係止部が撓み変形可能とされる構成であっても良い。
上記実施形態1、2の場合、レバー側係止部が撓み変形可能とされ、ハウジング側係止部が撓み変形しない剛性を有していたが、他の実施形態として、レバー側係止部が撓み変形しない剛性を有し、ハウジング側係止部が撓み変形可能とされる構成であっても良い。
上記実施形態1、2の場合、仮係止位置のレバーが、ハウジング側係止部とレバー側係止部によって一次的に保持され、第1係止部と第2係止部によって二次的に保持されていたが、他の実施形態として、ハウジング側係止部とレバー側係止部がコネクタから省略され、仮係止位置のレバーが第1係止部と第2係止部によってのみ保持される構成であっても良い。
上記実施形態1、2の場合、第1頂部が丸みを有する形状になっていたが、他の実施形態として、第1頂部が先鋭形状に形成されていても良い。
上記実施形態1の場合、第2頂部が先鋭形状に形成されていたが、他の実施形態として、第2頂部が丸みを有する形状になっていても良い。
上記実施形態1の場合、第2係止面が、傾斜辺、係止辺、第2頂部および湾曲辺によって構成されていたが、他の実施形態として、第2係止面が、湾曲辺を有さず、傾斜辺および第2頂部によって構成されても良い。
上記実施形態1の場合、係止辺が仮係止位置において第1係止面に対して緩い傾斜角をもって接するように配置されていたが、他の実施形態として、係止辺が仮係止位置において第1係止面に対して平行に接するように配置されていても良い。
10…コネクタ
11…ハウジング
12…レバー
13…ガイド溝
14…収容部
16、17…左右側壁
18…天壁
19…ロック部
20…雌端子金具
21…導入溝
22…受け溝
23…ストッパ部
24…凹所
25…退避部
26…ハウジング側係止部
27…スリット
28…第1係止部
29…弾性部
31…係止突起
32…第1係止面
33…第1立ち上がり面
34…第1頂部
35…湾曲部
36…曲面部
37…レバー本体
38…軸受部
39…カム溝
41…基端部
42…レバー側係止部
43…延出部
44…係止本体
45…係止凹部
46…先端角領域
47…逃がし凹部
48…ロックアーム
49…切り込み
51…ロック解除部
52…架設部
53、53A…第2係止部
54、54A…第2立ち上がり面
55、55A…頂上部
56、56A…第2係止面
57…湾曲辺
58、58A…傾斜辺
59…係止辺
60…隙間
61…第2頂部
62…支軸
70、70A、80、80A…連結位置
90…電線
100…相手側ハウジング
110…フード部
111…カムフォロア
112…解除部
113…ガイド部
120…雄端子金具
F…外力
P、PA…押圧力
P1、PA1…分力

Claims (3)

  1. ハウジングと、
    前記ハウジングに支持され、仮係止位置から本係止位置へと回動して前記ハウジングと相手側ハウジングとの嵌合を進めるレバーと、を備え、
    前記ハウジングと前記レバーのうち、いずれか一方には撓み変形可能な第1係止部が設けられ、他方には第2係止部が設けられ、
    前記第1係止部は、第1頂部と、前記第1頂部に連なる第1係止面と、を有し、
    前記第2係止部は、前記第1係止部に接して前記レバーを前記仮係止位置に停止させる第2係止面を有し、
    前記第2係止面は、前記第1頂部と前記第2係止部との干渉によって前記第1係止部が撓んだ状態において、前記第1頂部から前記第1係止面側に傾斜して配置される傾斜辺を有し
    前記第2係止部は、前記第2係止面の反対側に配置される第2立ち上がり面と、前記第2立ち上がり面と前記傾斜辺との間に配置される頂上部と、を有しているコネクタ。
  2. ハウジングと、
    前記ハウジングに支持され、仮係止位置から本係止位置へと回動して前記ハウジングと相手側ハウジングとの嵌合を進めるレバーと、を備え、
    前記ハウジングと前記レバーのうち、いずれか一方には撓み変形可能な第1係止部が設けられ、他方には第2係止部が設けられ、
    前記第1係止部は、第1頂部と、前記第1頂部に連なる第1係止面と、を有し、
    前記第2係止部は、前記第1係止部に接して前記レバーを前記仮係止位置に停止させる第2係止面を有し、
    前記第2係止面は、前記第1頂部と前記第2係止部との干渉によって前記第1係止部が撓んだ状態において、前記第1頂部から前記第1係止面側に傾斜して配置される傾斜辺を有し
    前記第2係止面は、第2頂部を介して前記傾斜辺と交差する係止辺を有し、前記係止辺は、前記仮係止位置において、前記第1係止面に対し、前記傾斜辺よりも緩く傾斜し、または平行に対向して、接するように配置されるコネクタ。
  3. ハウジングと、
    前記ハウジングに支持され、仮係止位置から本係止位置へと回動して前記ハウジングと相手側ハウジングとの嵌合を進めるレバーと、を備え、
    前記ハウジングと前記レバーのうち、いずれか一方には撓み変形可能な第1係止部が設けられ、他方には第2係止部が設けられ、
    前記第1係止部は、第1頂部と、前記第1頂部に連なる第1係止面と、を有し、
    前記第2係止部は、前記第1係止部に接して前記レバーを前記仮係止位置に停止させる第2係止面を有し、
    前記第2係止面は、前記第1頂部と前記第2係止部との干渉によって前記第1係止部が撓んだ状態において、前記第1頂部から前記第1係止面側に傾斜して配置される傾斜辺を有し
    前記ハウジングは、ハウジング側係止部を有し、前記レバーは、前記仮係止位置において、前記ハウジング側係止部に係止されるレバー側係止部を有し、前記ハウジング側係止部と前記レバー側係止部のいずれか片方は撓み変形可能とされ、前記ハウジング側係止部と前記レバー側係止部の係止状態は、前記相手側ハウジングの解除部によって解除され、前記レバー側係止部と前記ハウジング側係止部との間には、前記片方の撓みを許容する隙間が形成され、前記レバーは、前記仮係止位置において、前記ハウジングに対し、前記隙間の範囲内で回動し得る状態になっているコネクタ。
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