JP4797897B2 - 車両用衝突検知装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両が物体に衝突したことを検知する車両用衝突検知装置に関するものである。
従来、車両が物体に衝突したことを検知する装置としては、例えば、特許文献1及び2に開示されている。特許文献1には、車両のキャビティ内に感知素子が設けられている車両のフロントセンサが記載されている。このフロントセンサが、感知素子によって、キャビティの変形に依存した衝突を検知するとされている。また、特許文献2には、弾性チューブ内に封入された流体の圧力変化に基づいて衝突物体が歩行者であるか否かを判別することが記載されている。
特表2005−538881号公報 特開平11−310095号公報
ところで、上述したキャビティ等の密閉されたチャンバ空間を形成するチャンバ形成部材を成形する方法として、例えば、樹脂等のブロー成形がある。ここで、ブロー成形は、パリソンを2つのブロー成形型で閉じ、内部に空気を入れて中空状に成形する方法である。このブロー成形により成形された成形品は、2つのブロー成形型の型合わせ部(パーティングライン)に対応する位置の肉厚が他の部位の肉厚より大きくなる。
このパーティングラインに対応する位置がチャンバ形成部材のどの位置に形成されるかによって、チャンバ形成部材のつぶれ荷重とつぶれ変形との特性(F−S特性)が変化する。例えば、パーティングラインに対応する位置が、チャンバ形成部材のつぶれ荷重を受ける位置に形成される場合には、F−S特性は、つぶれ変形に対するつぶれ荷重の比率が大きくなる。
そして、つぶれ変形に対するつぶれ荷重の比率が大きくなるということは、衝突による荷重を受けた場合に、チャンバ空間の圧力変化が小さくなることになる。つまり、衝突検知を困難化することになる。このように、パーティングラインの位置は、衝突によるチャンバ空間の圧力変化の検出に大きな影響を及ぼす。
また、チャンバ形成部材のつぶれ荷重が大きくなるということは車両バンパ全体のつぶれ荷重が大きくなることになるため、車両が歩行者に衝突した時における歩行者の脚部保護性能に影響を与えることとなる。
さらには、例えば製造ロットが異なると、それぞれのチャンバ形成部材のパーティングラインに対応する位置の肉厚にバラツキが生じることがある。この場合、車両バンパ全体として見た場合に、車両バンパ全体のつぶれ変形に対するチャンバ形成部材のつぶれ荷重の比率にバラツキが生じる。そのため、衝突検知性能と脚部保護性能にバラツキを生じるおそれがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、衝突によるチャンバ空間の圧力変化の検出に与える影響を小さくすることができ、圧力変化による衝突検知の精度を向上することができ、チャンバ搭載により歩行者の脚部保護性能に与える影響を小さくすることができ、加えて、衝突検知性能と脚部保護性能のバラツキを低減することができる車両用衝突検知装置を提供することを目的とする。
そこで、本発明者はこの課題を解決すべく鋭意研究し、試行錯誤を重ねた結果、衝突により大きく変形する部位以外の部位にブロー成形型のパーティングラインが位置するようにブロー成形することを思いつき、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の車両用衝突検知装置は、車両による物体への衝突を検知する車両用衝突検知装置であって、車両フレームに固定され車両左右方向に延びるように形成された第1部材と、第1部材の車両前方側に対向して配置され、車両左右方向に延びるように形成され、且つ、衝突に伴い第1部材に対して車両後方側に相対移動する第2部材と、第1部材と第2部材との間に挟まれるように配置され、第1部材に対する第2部材の相対移動に伴い変形する密閉されたチャンバ空間を形成するチャンバ形成部材と、チャンバ空間の圧力変化を検出するセンサとを備える。
そして、チャンバ形成部材において、衝突に伴い第2部材が第1部材に対して相対移動した衝突状態における第1部材または第2部材に当接する面と当該当接する面の隣接面との境界部位にはR面取りが施されており、境界部位のうち隣接面側に、ブロー成形型のパーティングラインが位置するようにブロー成形されることを特徴とする。
ここで、第1部材に当接する面と他の面とが角状に形成されている場合には、第1部材に当接する面と他の面との境界部位は当該角部となる。また、第1部材に当接する面と他の面との角部が面取り(C面取り及びR面取りを含む)が施されている場合には、第1部材に当接する面と他の面との境界部位は、当該面取り部分全体を含む。面取り部分全体とは、面取りの一端から他端までの間全てを含む意味である。すなわち、第1部材が当該面取りの一端のみに当接している場合には、前記境界部位は、当該面取りの他端までを含む。また、第2部材に当接する面と他の面との境界部位については、第1部材に当接する面と他の面との境界部位と同様の意味である。
そして、チャンバ形成部材のうち、衝突状態における第1部材に当接する面、衝突状態における第1部材に当接する面と他の面との境界部位、衝突状態における第2部材に当接する面、及び、衝突状態における第2部材に当接する面と他の面との境界部位(以下、「衝突状態における第1部材に当接する面等の部位」という)は、衝突に伴い第2部材が第1部材に対して相対移動した場合に、他の部位に比べて、変形が小さい。つまり、衝突状態における第1部材に当接する面等の部位は、他の部位に比べて、衝突により第1部材と第2部材とが相対移動することに伴い受けるつぶれ荷重が小さい。
ところで、上述したように、チャンバ形成部材のうちブロー成形型のパーティングラインの位置に相当する部位の肉厚は、他の部位の肉厚に比べて大きくなる。
しかし、本発明によれば、このパーティングラインの少なくとも一部が、衝突状態における第1部材に当接する面等の部位に位置している。従って、衝突状態における第1部材に当接する面等の部位の肉厚が、他の部位の肉厚より大きくなったとしても、チャンバ形成部材全体として、つぶれ変形に対するつぶれ荷重の比率を小さくすることができる。これにより、衝突による荷重を受けた場合に、チャンバ空間の圧力変化の低減を抑制することができる。従って、チャンバ空間の圧力変化を検出するセンサにより、確実に当該圧力変化を検出することができる。その結果、圧力変化による衝突検知の精度を向上することができる。
そして、チャンバ形成部材のつぶれ荷重を小さくすることができることにより、車両バンパ全体としてのつぶれ荷重が小さくなる。その結果、車両が歩行者に衝突した時における歩行者の脚部保護性能に与える影響を低減することができる。さらに、車両バンパ全体として見た場合に、車両バンパ全体のつぶれ変形に対するチャンバ形成部材のつぶれ荷重の比率を小さくすることができる。従って、製造ロットが異なることなどにより、それぞれのチャンバ形成部材のパーティングラインに対応する位置の肉厚にバラツキが生じたとしても、衝突検知性能と脚部保護性能のバラツキを低減することができる。
発明の車両用衝突検知装置は、車両が歩行者に衝突したことを検知する装置に適用するとよい。すなわち、車両が衝突する物体が、歩行者であるということになる。従って、本発明によれば、歩行者に衝突したことを確実に検知することができる。ここで、衝突状態における第1部材に当接する面等は、予め実験や解析等により、車両が歩行者に衝突した場合の当該当接する面等を把握しておくことができる。従って、チャンバ形成部材をブロー成形する際に、少なくとも衝突状態における第1部材に当接する面等に、パーティングラインが位置するようにすることができる。
また、本発明の車両用衝突検知装置は、車両による物体への衝突を検知する車両用衝突検知装置であって、車両フレームに固定され車両左右方向に延びるように形成された第1部材と、第1部材の車両前方側に対向して配置され、車両左右方向に延びるように形成され、且つ、衝突に伴い第1部材に対して車両後方側に相対移動する第2部材と、第1部材と第2部材との間に挟まれるように配置され、第1部材に対する第2部材の相対移動に伴い屈曲つぶれ変形する密閉されたチャンバ空間を形成するチャンバ形成部材と、チャンバ空間の圧力変化を検出するセンサとを備える。そして、チャンバ形成部材は、少なくとも屈曲部位以外に、ブロー成形型のパーティングラインが位置するようにブロー成形されることを特徴とする。
ここで、チャンバ形成部材のうち屈曲部位は、衝突により大きく変形する部位である。つまり、屈曲部位以外の部位は、当該屈曲部位に比べて、衝突による変形が小さくなる。従って、屈曲部位以外の部位は、屈曲部位に比べて、衝突により第1部材と第2部材とが相対移動することに伴い受けるつぶれ荷重が小さくなる。
すなわち、チャンバ形成部材全体として、つぶれ変形に対するつぶれ荷重の比率を小さくすることができる。これにより、衝突による荷重を受けた場合に、チャンバ空間の圧力変化の低減を抑制することができる。従って、チャンバ空間の圧力変化を検出するセンサにより、確実に当該圧力変化を検出することができる。その結果、圧力変化による衝突検知の精度を向上することができる。さらに、チャンバ搭載により歩行者の脚部保護性能に与える影響を小さくすることができ、衝突検知性能と脚部保護性能のバラツキを低減することができる。
本発明の車両用衝突検知装置によれば、衝突によるチャンバ空間の圧力変化の検出に与える影響を小さくすることができ、圧力変化による衝突検知の精度を向上することができる。さらに、チャンバ搭載により歩行者の脚部保護性能に与える影響を小さくすることができ、衝突検知性能と脚部保護性能のバラツキを低減することができる。
次に、実施形態を挙げ、本発明をより詳しく説明する。本実施形態の車両用衝突検知装置について図1及び図2を参照して説明する。図1は、車両前方部の平面図を示す。なお、図1の上側が車両前方を示し、図1の下側が車両後方を示す。図2は、図1のA−A断面図を示す。
車両用衝突検知装置は、主として、車両が歩行者(以下、「外部物体」という)に衝突したことを検知するための装置である。この車両用衝突検知装置は、バンパリインフォースメント1と、バンパアブソーバ2と、チャンバ形成部材3と、圧力センサ4と、検知用ECU(電子制御ユニット)(図示せず)とを備える。
バンパリインフォースメント1は、略帯状の金属板からなり、図1に示すように、車両左右方向に延びるようにフロントサイドメンバFmに固定されている。このバンパリインフォースメント1の車両前後方向の断面形状は、図2に示すように、車両前方に底面が位置し、且つ、車両後方側に開口部が位置するような凹字型状からなる。
具体的には、バンパリインフォースメント1は、中央前方部11と、テーパ部12、12と、フランジ部13、13とを備える。中央前方部11(本発明における第1部材に相当する)は、バンパリインフォースメント1のうちの車両上下方向の中央であって車両前方に位置する平板状部分である。テーパ部12、12は、中央前方部11の車両上下両端からそれぞれ車両後方側に延びるように、且つ、車両後方に向かって両者離間距離が拡大するようにテーパ状に形成されている。フランジ部13、13は、それぞれのテーパ部12の車両後端から、車両上方又は車両下方に延びるように形成されている。このフランジ部13、13は、中央前方部11にほぼ平行に形成されている。そして、フランジ部13、13は、車両の両側方に配置されるフロントサイドメンバFm(本発明における車両フレームに相当する)の車両前端に固定されている。
バンパアブソーバ2は、車両前方が外部物体に衝突した場合に、衝撃を吸収する機能を有している。このバンパアブソーバ2は、略帯状の金属板からなり、図1に示すように、車両左右方向に延びるようにバンパリインフォースメント1に固定されている。そして、バンパアブソーバ2の車両前後方向の断面形状は、図2に示すように、車両前方に底面が位置し、且つ、車両後方側に開口部が位置するようなコの字型状からなる。
具体的には、バンパアブソーバ2は、移動前方部21と、衝撃吸収テーパ部22とを備える。移動前方部21(本発明における第2部材に相当する)は、バンパアブソーバ2のうちの車両上下方向の中央であって車両前方に位置する平板状部分である。この移動前方部21は、車両前方が外部物体に衝突した際に、バンパリインフォースメント1に対して、車両後方に相対移動する部位である。衝撃吸収テーパ部22、22は、移動前方部21の車両上下両端からそれぞれ車両後方側に延びるように、且つ、車両後方に向かって両者離間距離が拡大するようにテーパ状に形成されている。この衝撃吸収テーパ部22、22は、バンパリインフォースメント1のテーパ部12、12よりも車両前後方向に長く形成されている。そして、衝撃吸収テーパ部22、22の車両後方側は、バンパリインフォースメント1のテーパ部12、12にスポット溶接等により接合されている。つまり、バンパアブソーバ2とバンパリインフォースメント1とにより、車両左右方向に延びる閉じた空間が形成されている。なお、この空間は、密閉されていない空間であってもよいし、密閉された空間であってもよい。また、衝撃吸収テーパ部22、22は、車両前方が外部物体に衝突した際に、他の部位に比べて比較的容易に変形することにより、衝突による衝撃を吸収するように作用する。
チャンバ形成部材3は、内部に密閉されたチャンバ空間30を形成する略柱状の部材である。このチャンバ形成部材3は、樹脂により成形されている。チャンバ形成部材3は、具体的には、車両前面部31と、車両後面部32と、車両左面部33と、車両右面部34と、車両上面部35と、車両下面部36とを備える。車両前面部31は、車両左右方向に延びるように形成され、車両前方側に位置する部分である。車両後面部32は、車両左右方向に延びるように形成され、車両前面部31に対して車両後方に離隔して対向するように位置する部分である。車両左面部33は、車両前面部31及び車両後面部32の車両左端を繋ぐように配置形成される部分である。車両右面部34は、車両前面部31及び車両後面部32の車両右端を繋ぐように配置形成される部分である。車両上面部35は、車両前面部31、車両後面部32、車両右面部33及び車両左面部34の車両上端を繋ぐように配置形成される部分である。車両下面部36は、車両前面部31、車両後面部32、車両右面部33及び車両左面部34の車両下端を繋ぐように配置形成される部分である。
そして、チャンバ形成部材3は、バンパリインフォースメント1とバンパアブソーバ2とにより形成される閉じた空間の内部に収容される。具体的には、図2に示すように、車両前面部31の車両前面側が、バンパアブソーバ2の移動前方部21に当接し、車両後面部32の車両後面側が、バンパリインフォースメント1の中央前方部11に当接している。車両上面部35が、バンパアブソーバ2の車両上方側の衝撃吸収テーパ部22に当接し、車両下面部36が、車両下方側の衝撃吸収テーパ部22に当接している。
つまり、チャンバ形成部材3は、バンパリインフォースメント1の中央前方部11とバンパアブソーバ2の移動前方部21との間に挟まれるように配置されている。従って、車両前方が外部物体に衝突した際には、移動前方部21が中央前方部11に対して車両後方へ相対移動することに伴い、チャンバ形成部材3が車両前後方向につぶれ変形する。なお、本実施形態は、車両前方が外部物体に衝突する前の状態(非衝突状態)、及び、車両前方が外部物体に衝突した後の状態(衝突状態)の何れもの状態において、車両前面部31のみが移動前方部21に当接しており、車両後面部32のみが中央前方部11に当接している。
圧力センサ4は、チャンバ形成部材3のチャンバ空間30の圧力を検出するためのセンサである。この圧力センサ4は、チャンバ形成部材3に組み付けられている。そして、圧力センサ4は、検出した圧力情報を検知用ECUへ送信する。つまり、圧力センサ4は、車両前方が外部物体に衝突した際に、チャンバ形成部材3がつぶれ変形することによりチャンバ空間30の圧力変化を検出することができる。そして、検知用ECUは、圧力センサ4により検出された圧力変化に基づいて、車両前方が外部物体に衝突したか否かを判定する。
なお、検知用ECUにより衝突した外部物体が歩行者であると判定された場合には、歩行者保護デバイスを起動させる。歩行者保護デバイスとは、車両のフードに搭載され、車両が歩行者へ衝突した場合に歩行者を保護するための装置である。この歩行者保護デバイスは、例えば、フードの跳ね上げを行う装置や、フード上に展開するエアバッグ装置などである。
次に、チャンバ形成部材3の成形方法について、図3〜図8を参照して説明する。図3及び図4は、第1の成形方法について説明する図である。図5及び図6は、第2の成形方法について説明する図である。図7〜図8は、第3の成形方法について説明する図である。
ここで、チャンバ形成部材3は、ブロー成形により成形される。ブロー成形は、パリソンを2つのブロー成形型で閉じ、内部に空気を入れて中空状に成形する方法である。このブロー成形により成形されるチャンバ形成部材3には、2つのブロー成形型の型合わせ部(パーティングライン)に対応する位置の肉厚が他の部位の肉厚よりも大きくなる。そして、以下に説明する第1〜第3の成形方法は、2つのブロー成形型51、52(図4に示す)をそれぞれ異なる形状としたものである。つまり、第1〜第3の成形方法は、それぞれパーティングラインが異なる位置となるものである。
第1の成形方法は、図3及び図4を参照して説明する。図3は、図1及び図2と同様の形状からなるチャンバ形成部材3の斜視図を示し、一点鎖線にてパーティングラインPLを示す。図4は、図3のB−B断面図を示す。
図3及び図4に示すように、パーティングラインPLは、車両前面部31の車両上下方向のほぼ中央部を車両左右方向に延びるように位置し、車両後面部32の車両上下方向のほぼ中央部を車両左右方向に延びるように位置し、車両左面部33の車両上下方向のほぼ中央部を車両前後方向に延びるように位置し、車両右面部34の車両上下方向のほぼ中央部を車両前後方向に延びるように位置している。
つまり、パーティングラインPLは、車両上面部35及び車両下面部36に位置していない。換言すると、車両上面部35及び車両下面部36には、パーティングラインPLによる肉厚の大きくなる部分が存在しないことになる。
ここで、車両前方が外部物体に衝突した場合には、バンパアブソーバ2の移動前方部21がバンパリインフォースメント1の中央前方部11に対して車両後方へ相対移動する。また、チャンバ形成部材3の車両前面部31は、移動前方部21に当接し、チャンバ形成部材3の車両後面部32は中央前方部11に当接している。従って、車両前方が外部物体に衝突した場合には、チャンバ形成部材3の車両左面部33、車両右面部34、車両上面部35及び車両下面部36がつぶれ荷重を受けて、つぶれ変形する。
そして、上述したパーティングラインPLの位置により、車両上面部35及び車両下面部36に肉厚の大きくなる部分が存在しないことにより、車両上面部35及び車両下面部36が受けるつぶれ荷重はそれほど大きくならない。つまり、チャンバ形成部材3全体として、つぶれ変形に対するつぶれ荷重の比率を小さくすることができる。これにより、車両前方が外部物体に衝突することにより荷重を受けた場合に、チャンバ空間30の圧力変化の低減を抑制することができる。すなわち、十分に大きなチャンバ空間30の圧力変化を生じさせることができる。従って、チャンバ空間30の圧力変化を検出する圧力センサ4により、確実に当該圧力変化を検出することができる。その結果、圧力変化による衝突検知の精度を向上することができる。さらに、チャンバ搭載により歩行者の脚部保護性能に与える影響を小さくすることができ、衝突検知性能と脚部保護性能のバラツキを低減することができる。
第2の成形方法は、図5及び図6を参照して説明する。図5は、図1及び図2と同様の形状からなるチャンバ形成部材3の斜視図を示し、一点鎖線にてパーティングラインPLを示す。図6は、図5のC−C断面図を示す。
図5及び図6に示すように、パーティングラインPLは、車両前面部31の車両上方側を車両左右方向に延びるように位置し、車両後面部32の車両下方側を車両左右方向に延びるように位置し、車両左面部33の車両前上側と車両後下側とを結ぶように位置し、車両右面部34の車両前上側と車両後下側とを結ぶように位置している。
つまり、パーティングラインPLは、第1の成形方法と同様に、車両上面部35及び車両下面部36に位置していない。従って、この第2の成形方法においても、第1の成形方法と同様に、チャンバ形成部材3全体として、つぶれ変形に対するつぶれ荷重の比率を小さくすることができる。従って、圧力変化による衝突検知の精度を向上することができる。さらに、チャンバ搭載により歩行者の脚部保護性能に与える影響を小さくすることができ、衝突検知性能と脚部保護性能のバラツキを低減することができる。
第3の成形方法は、図7及び図8を参照して説明する。図7は、図1及び図2と同様の形状からなるチャンバ形成部材3の斜視図を示し、一点鎖線にてパーティングラインPLを示す。図8は、図7のD−D断面図を示す。
図7及び図8に示すように、パーティングラインPLは、車両後面部32の境界に沿うように位置している。すなわち、パーティングラインPLは、車両後面部32と車両上面部35との境界部位を車両左右方向に延びるように位置し、車両後面部32と車両下面部36との境界部位を車両左右方向に延びるように位置し、車両後面部32と車両左面部33との境界部位を車両上下方向に延びるように位置し、車両後面部32と車両右面部34との境界部位を車両上下方向に延びるように位置している。
つまり、パーティングラインPLは、車両左面部33、車両右面部34、車両上面部35及び車両下面部36に位置していない。換言すると、車両左面部33、車両右面部34、車両上面部35及び車両下面部36には、パーティングラインPLによる肉厚が大きくなる部分が存在しないことになる。
ここで、上述したように、車両前方が外部物体に衝突した場合には、チャンバ形成部材3の車両左面部33、車両右面部34、車両上面部35及び車両下面部36がつぶれ荷重を受けて、つぶれ変形する。そして、第3の成形方法においては、これらの位置の何れもに、パーティングラインPLの位置による肉厚の大きくなる部分が存在しない。従って、第3の成形方法により成形されたチャンバ形成部材3を用いた場合には、第1及び第2の成形方法による場合に比べて、チャンバ形成部材3全体として、つぶれ変形に対するつぶれ荷重の比率を小さくすることができる。
これにより、車両前方が外部物体に衝突することにより荷重を受けた場合に、チャンバ空間30の圧力変化の低減をより抑制することができる。すなわち、第1及び第2の成形方法の場合よりも、十分に大きなチャンバ空間30の圧力変化を生じさせることができる。従って、チャンバ空間30の圧力変化を検出する圧力センサ4により、より確実に当該圧力変化を検出することができる。その結果、圧力変化による衝突検知の精度をより高めることができる。さらに、チャンバ搭載により歩行者の脚部保護性能に与える影響を小さくすることができ、衝突検知性能と脚部保護性能のバラツキを低減することができる。
なお、第3の成形方法においては、パーティングラインPLが車両後面部32の境界部位に位置するようにしたが、当該境界部位又は車両後面部32の何れかのみに位置するようにした場合にも同様の効果を得ることができる。さらに、パーティングラインPLが車両前面部31又は車両前面部31の境界部位のみに位置するようにした場合にも、同様の効果を得ることができる。
ここで、上述した車両後面部32の境界部位について、図9(a)(b)を参照して説明する。図9(a)(b)は、図8の左下部位の拡大図に相当し、車両後面部32と車両上面部35との角部を示す断面図である。
図9(a)に示すように、車両後面部32と車両上面部35とが角状に形成されている場合には、車両後面部32の境界部位は、当該角部である。すなわち、この場合の境界部位とは、車両上面部35の内側面の延長線上L1から車両後面部32の内側面の延長線上L2までの間の領域に存在する部位である。
また、図9(b)に示すように、車両後面部32と車両上面部35との角部にR面取りが施されている場合には、車両後面部32の境界部位は、R面取り部分全体を含む。すなわち、当該境界部位は、図9(b)のR面取りの一端L3から他端L4までの間の領域に存在する部位である。なお、C面取りの場合もR面取りと同様に、境界部位とは、C面取りの一端から他端までの間の領域に存在する部位となる。
また、上記実施形態においては、チャンバ形成部材3が上述した6面を有する場合におけるパーティングラインPLの位置について説明した。ここでは、チャンバ形成部材3が断面円形の場合におけるパーティングラインPLの範囲について、図10を参照して説明する。図10は、チャンバ形成部材3が円形断面について説明する図であって、図10(a)は車両前方が外部物体に衝突していない状態(非衝突状態)を示し、図10(b)は車両前方が外部物体に衝突した状態(衝突状態)を示す。
図10(a)に示すように、チャンバ形成部材3は、バンパリインフォースメント1の中央前方部11とバンパアブソーバ2の移動前方部21との間に挟まれるように配置されている。そして、非衝突状態において、少なくとも、チャンバ形成部材3が中央前方部11に当接する範囲PL1、又は、チャンバ形成部材3が移動前方部21に当接する範囲PL2に、パーティングラインPLが位置するようにするとよい。この場合、上述した第1から第3の成形方法により成形されたチャンバ形成部材3を用いた場合と同様の効果を得ることができる。
また、図10(b)に示すように、衝突状態において、少なくとも、チャンバ形成部材3が中央前方部11に当接する範囲PL3、又は、チャンバ形成部材3が移動前方部21に当接する範囲PL4に、パーティングラインPLが位置するようにしてもよい。つまり、衝突により、大きく変形する範囲61、62(破線にて囲まれる範囲)以外に、パーティングラインPLが位置するようにする。この範囲PL3、PL4は、予め、車両が歩行者に衝突した状態の実験や解析等により、把握することができる。この場合にも、十分な効果を得ることができる。
また、車両前方が外部物体に衝突した際に、チャンバ形成部材3が屈曲つぶれ変形する場合におけるパーティングラインPLの位置について、図11を参照して説明する。図11は、チャンバ形成部材3が屈曲つぶれ変形する場合について説明する図であって、図11(a)は車両前方が外部物体に衝突していない状態(非衝突状態)を示し、図11(b)は車両前方が外部物体に衝突した状態(衝突状態)を示す。
図11(a)に示すように、チャンバ形成部材3は、四角形断面形状をなしている。そして、車両前方が外部物体に衝突した場合には、図11(b)に示すように、チャンバ形成部材3は、略六角形断面形状となるように、図11(b)の左右面が屈曲変形して、全体として図11(b)の上下方向につぶれ変形する。
このチャンバ形成部材3は、バンパリインフォースメント1の中央前方部11とバンパアブソーバ2の移動前方部21との間に挟まれるように配置されている。そして、非衝突状態において、少なくとも、チャンバ形成部材3が中央前方部11に当接する範囲PL5、又は、チャンバ形成部材3が移動前方部21に当接する範囲PL6に、パーティングラインPLが位置するようにするとよい。この場合、上述した第1から第3の成形方法により成形されたチャンバ形成部材3を用いた場合と同様の効果を得ることができる。
また、図11(b)に示すように、衝突状態において、少なくとも、屈曲部位63、64以外に、パーティングラインPLが位置するようにしてもよい。つまり、衝突状態において、少なくとも、チャンバ形成部材3が中央前方部11に当接する範囲PL7、又は、チャンバ形成部材3が移動前方部21に当接する範囲PL8に、パーティングラインPLが位置するようにしてもよい。すなわち、衝突により、大きく変形する範囲63、64(破線にて囲まれる範囲)以外に、パーティングラインPLが位置するようにする。この場合にも、十分な効果を得ることができる。
なお、屈曲部位は、図11に示すような六角形断面形状に屈曲つぶれ変形するものに限られるものではなく、より複雑な屈曲つぶれ変形する場合にも同様に適用することができる。
車両前方部の平面図である。 図1のA−A断面図である。 第1の成形方法について説明する図であって、チャンバ形成部材3の斜視図である。 第1の成形方法について説明する図であって、図3のB−B断面図である。 第2の成形方法について説明する図であって、チャンバ形成部材3の斜視図である。 第2の成形方法について説明する図であって、図5のC−C断面図である。 第3の成形方法について説明する図であって、チャンバ形成部材3の斜視図である。 第3の成形方法について説明する図であって、図7のD−D断面図である。 境界部位について説明する図である。 チャンバ形成部材3が円形断面の場合におけるパーティングラインPLの範囲について説明する図である。 チャンバ形成部材3が屈曲つぶれ変形する場合におけるパーティングラインPLの範囲について説明する図である。
符号の説明
1:バンパリインフォースメント、 2:バンパアブソーバ、 3:チャンバ形成部材、
4:圧力センサ、
11:中央前方部、 12:テーパ部、 13:フランジ部、
21:移動前方部、 22:衝撃吸収テーパ部、
30:チャンバ空間、 31:車両前面部、 32:車両後面部、 33:車両左面部、
34:車両右面部、 35:車両上面部、 36:車両下面部、
51、52:ブロー成形型、
PL:パーティングライン

Claims (2)

  1. 車両による物体への衝突を検知する車両用衝突検知装置であって、
    車両フレームに固定され車両左右方向に延びるように形成された第1部材と、
    前記第1部材の車両前方側に対向して配置され、車両左右方向に延びるように形成され、且つ、前記衝突に伴い前記第1部材に対して車両後方側に相対移動する第2部材と、
    前記第1部材と前記第2部材との間に挟まれるように配置され、前記第1部材に対する前記第2部材の相対移動に伴い変形する密閉されたチャンバ空間を形成するチャンバ形成部材と、
    前記チャンバ空間の圧力変化を検出するセンサと、
    を備え、
    前記チャンバ形成部材において、前記衝突に伴い前記第2部材が前記第1部材に対して相対移動した衝突状態における前記第1部材または前記第2部材に当接する面と当該当接する面の隣接面との境界部位にはR面取りが施されており、
    前記境界部位のうち前記隣接面側に、ブロー成形型のパーティングラインが位置するようにブロー成形されることを特徴とする車両用衝突検知装置。
  2. 前記物体は、歩行者である請求項1の何れか一項に記載の車両用衝突検知装置。
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