JP4488075B2 - 電動送風機 - Google Patents

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Description

本発明は、2つの送風ファンを備える電動送風機に関するもので、車両用空調装置の電動送風機に用いて好適である。
従来、車両用空調装置において車室内へ空気を送風する電動送風機として、それぞれ異なるスクロールケーシングに収容された2つの遠心ファンを、共通する1つの電動モータで回転駆動させる遠心式送風機が知られている。例えば、特許文献1、2に開示された遠心式送風機では、回転軸の両端部をモータ本体部から突出させた、いわゆる両軸モータを備え、この両軸モータの回転軸の両端部に、それぞれ遠心ファンを連結している。
この種の遠心式送風機では、2つの遠心ファンを有しているので、1つの遠心ファンのみを有する遠心式送風機に対して、所定の風量を確保するために必要とされる遠心ファンの径寸法を短くできる。これにより、遠心式送風機全体としての径方向寸法の小型化を図ることができる。さらに、2つの遠心ファンの回転軸方向寸法の合計値を長くできるので、遠心式送風機から送風される送風空気の風速分布を均一化させやすい。
特開2006−7890号公報 特開2006−7946号公報
しかしながら、特許文献1、2の遠心式送風機に採用された両軸モータは、回転軸の一端側のみをモータ本体部から突出させた通常の片軸モータに対して、軸受構造の複雑化等の理由で製造コストが増加しやすい。
さらに、電動送風機の製造コストを低減させるためには、種々の電動送風機の構成部品を共通化することが望ましいものの、両軸モータは1つの送風ファンを備える電動送風機には適用しにくい。従って、両軸モータを採用すると、電動送風機の構成部品の共通化が難しいという問題がある。
また、両軸モータを採用した電動送風機では、モータ本体部が、それぞれの送風ファン、および、それぞれの送風ファンを収容するケーシングに挟まれるように配置されるので、ケーシングを分割して取り外さなければ、電動モータを取り外すことができない。そのため、電動モータのメンテナンス性が悪いという問題がある。
本発明は、上記点に鑑み、2つの送風ファンを備える電動送風機の製造コストの低減を図ることを第1の目的とする。
また、本発明は、2つの送風ファンを回転駆動させる電動モータを備える電動送風機において、電動モータのメンテナンス性を向上させることを第2の目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために案出されたもので、請求項1に記載の発明では、回転駆動力を与えられることによって、空気を送風する第1、第2送風ファン(23、24)と、第1、第2送風ファン(23、24)を、それぞれ収容する第1、第2ケーシング(25、26)と、第1、第2送風ファン(23、24)を回転駆動する電動モータ(22)とを備え、電動モータ(22)の回転軸(22a)は、一方向のみに突出するように設けられ、第1送風ファン(23)は、回転軸(22a)が突出した側に配置され、第2送風ファン(24)は、回転軸(22a)が突出した側であって、第1送風ファン(23)よりも、電動モータ(22)から離れた位置に配置され、さらに、第1、第2送風ファン(23、24)は、それぞれ第1、第2送風ファン(23、24)の回転中心軸が回転軸(22a)に対して同軸上に配置されており、
第1、第2送風ファン(23、24)は、それぞれ回転軸周りに環状に配置された複数枚の第1、第2ブレード(23a、24a)、および、それぞれ電動モータ(22)が発生した回転駆動力を第1、第2ブレード(23a、24a)に伝達する第1、第2ボスプレート(23b、24b)を有して構成され、
第1、第2ボスプレート(23b、24b)の回転中心は、いずれも回転軸(22a)に固定されており、
第1ボスプレート(23b)は、回転中心に向かって凹んだカップ状に形成され、電動モータ(22)の少なくとも一部は、第1ボスプレート(23b)の内部に収容されており、
第1、第2ケーシング(25、26)には、それぞれ空気を吸入する第1、第2吸入口(25a、26a)が形成されており、第1、第2吸入口(25a、26a)は、同一方向に開口しており、
第1、第2ケーシング(25、26)には、それぞれ第1、第2吸入口(25a、26a)に対抗する面に、第1、第2送風ファン(23、24)の脱着用に設けられた第1、第2脱着穴(25c、26c)が形成されており、第1送風ファン(23)の外径をφFD1とし、第2送風ファン(24)のうち第2ケーシング(26)に収容される部位の外径をφFD2とし、第1脱着穴(25c)の開口径をφOD1とし、第2脱着穴(26c)の開口径をφOD2とし、第1吸入口(25a)の開口径をφID1としたときに、
φOD1>φFD1>φID1>φOD2>φFD2
となっている電動送風機を特徴とする。
これによれば、電動モータ(22)として、その回転軸(22a)が、一方向のみに突出するように設けられた片軸モータを採用しているので、2つの第1、第2送風ファン(23、24)を備える電動送風機であっても、製造コストの低減を図ることができる。
さらに、第1、第2送風ファン(23、24)および第1、第2ケーシング(25、26)が電動モータ(22)の一方側に配置されるので、これらを取り外すことなく、電動モータ(22)をメンテナンスできる。従って、電動モータ(22)のメンテナンス性を向上できる。
また、第1ボスプレート(23b)は、回転中心に向かって凹んだカップ状に形成され、電動モータ(22)の少なくとも一部は、第1ボスプレート(23b)の内部に収容されているので、電動送風機の軸方向寸法の小型化を図れる。
また、第1、第2ケーシング(25、26)には、それぞれ空気を吸入する第1、第2吸入口(25a、26a)が形成されており、第1、第2吸入口(25a、26a)は、同一方向に開口しているので、吸い込み空気流れ方向を共通化させることができるので、第1、第2送風ファン(23、24)に空気を吸い込む際の圧力損失を低減できる。
さらに、第1、第2ケーシング(25、26)には、それぞれ第1、第2吸入口(25a、26a)に対抗する面に、第1、第2送風ファン(23、24)の脱着用に設けられた第1、第2脱着穴(25c、26c)が形成されており、第1送風ファン(23)の外径をφFD1とし、第2送風ファン(24)のうち第2ケーシング(26)に収容される部位の外径をφFD2とし、第1脱着穴(25c)の開口径をφOD1とし、第2脱着穴(26c)の開口径をφOD2とし、第1吸入口(25a)の開口径をφID1としたときに、
φOD1>φFD1>φID1>φOD2>φFD2となっている。
これによれば、後述する実施形態で説明するように、第1、第2送風ファン(23、24)を電動モータ(22)に固定した状態で、第1、第2ケーシング(25、26)に脱着することができ、電動モータ(22)および第1、第2送風ファン(23、24)のメンテナンス性を、より一層、向上できる。
請求項に記載の発明では、請求項に記載の電動送風機において、第2脱着穴(26c)と第2送風ファン(24)の外周部との隙間は、ラビリンスシール構造によってシールされていることを特徴とする。
これによれば、第1、第2送風ファン(23、24)を電動モータ(22)に固定した状態で、第1、第2ケーシング(25、26)に脱着することができる構成であっても、第2送風ファン(24)と第2ケーシング(26)との隙間から送風空気が漏れることを防止できる。従って、電動送風機の送風効率の低下を抑制できる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明する第1〜第4実施形態のうち、第1、第3、第4実施形態が特許請求の範囲に記載した発明の実施形態であり、第2実施形態は参考例として示す形態である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態を説明する。本実施形態では、本発明の電動送風機を、車両用空調装置における室内ユニットの送風機ユニット10に適用している。なお、車両用空調装置における室内ユニットは、周知の如く、車室内へ送風される車室内送風空気を送風する送風機ユニット10および送風機ユニット10から送風された車室内送風空気の温度を調整する空調ユニットに大別される。
また、室内ユニットは、エンジンルームと車室内とを仕切るダッシュパネルと車室内最前部のインストルメントパネル(計器盤)との間の空間に配置されている。より具体的には、この空間のうち、空調ユニットは、車両幅方向の略中央部に配置され、送風機ユニット10は、中央部から助手席側へオフセットして配置されている。
空調ユニットの内部には、送風機ユニット10から送風された車室内送風空気が流れる空気通路が形成されている。そして、この空気通路内には、車室内送風空気を冷却する冷却用熱交換器、冷却用熱交換器にて冷却された冷風を再加熱する加熱用熱交換器および加熱用熱交換器で再加熱する冷風量を調整するエアミックスドア等が配置される。
この冷却用熱交換器は、空調ユニットの空気通路の空気流れ上流側に配置されており、周知の蒸気圧縮式冷凍サイクルの蒸発器が採用されている。また、加熱用熱交換器は、蒸発器の空気流れ下流側に配置されており、エンジン冷却水を熱源として車室内送風空気を加熱するヒータコアが採用されている。
さらに、エアミックスドアは、蒸発器とヒータコアとの間に配置されており、その開度を連続的に変化させることによって、蒸発器にて冷却された冷風のうち、ヒータコアを通過させる風量とヒータコアをバイパスさせる風量との風量比を連続的に変化させて、車室内送風空気の温度を調整する温度調整手段である。
そして、温度調整された車室内送風空気は、空調ユニットの空気流れ最下流部に形成された開口部およびダクトを介して車室内に設けられた吹出口から車室内へ送風される。具体的には、フェイス吹出口から乗員の顔部へ、フット吹出口から乗員の足下部へ、デフロスタ吹出口から車両前面窓ガラスへ向けて送風される。
次に、図1により、本実施形態の送風機ユニット10の詳細構成について説明する。図1は、送風機ユニット10の断面図である。なお、図1の上下、左右の各矢印は、送風機ユニット10の車両搭載状態における方向を示している。従って、図1の紙面奥側が車両前方側となり、紙面手前側が車両後方側となる。
この送風機ユニット10は、図1に示すように、その上方に配置された内外気切替装置11および内外気切替装置11の下方側に配置された電動送風機21が一体的に構成されたものである。まず、内外気切替装置11は、内外気切替装置11の外殻を形成するケース12を有している。このケース12は、ある程度の弾性を有し、強度的にも優れた樹脂(例えば、ポリプロピレン)にて成形されている。
さらに、ケース12には、車室外空気(外気)をケース12内へ導入させる外気導入口13、および、車室内空気(内気)をケース12内へ導入させる内気導入口14が形成されている。なお、外気導入口13は、図示しないダッシュパネルに形成された外気導入用の開口穴と連通しており、この開口穴を介して流入する外気を導入させる。
ケース12の内部には、外気導入口13から導入された外気および内気導入口14から導入された内気を電動送風機21へ導く空気通路が形成されている。さらに、この空気通路内には、外気導入口13を開閉するドア手段である外気ドア15、および、内気導入口14を開閉するドア手段である内気ドア16が配置されている。
外気ドア15は、ケース12と同じ材質で形成され、ケース12に回転可能に支持された回転軸15aと、回転軸15aと一体となって回転するドア本体部15bとを有して構成される。より具体的には、ドア本体部15bは略平板状に形成され、回転軸15aはドア本体部15bの略中央部に連結されている。つまり、外気ドア15は、いわゆるバタフライドアで構成されている。
また、ドア本体部15bの外周端部には、外気ドア15が外気導入口13を閉塞する際に、外気導入口13の開口縁部に形成されたシート面に当接するように形成されたシール部材15cが設けられている。このシール部材15cは、弾性材である熱可塑性エラストマによって形成されており、外気ドア15が外気導入口13を閉塞した際に、弾性変形しながらシート面に接触する、いわゆるリップシールタイプのシール部材である。
なお、熱可塑性エラストマは、常温ではゴム弾性を示し、一方、高温加熱時には溶融して流動性を示し、熱可塑性樹脂と同様に射出成形できる材料である。
内気ドア16の基本的構成は、外気ドア15と同様である。従って、内気ドア16も、ケース12に回転可能に支持された回転軸16a、回転軸16aと一体となって回転する略平板状のドア本体部16b、および、ドア本体部16bの外周端部に設けられたシール部材16eを有する、バタフライドアで構成されている。
また、外気ドア15の回転軸15aおよび内気ドア16の回転軸16aは、図示しないリンク機構を介して、共通する駆動用のサーボモータに連結されている。このサーボモータは、図示しない空調制御装置から出力される制御信号によって、その作動が制御される。
なお、図1において実線で示す外気ドア15および内気ドア16の位置は、外気ドア15が外気導入口13を閉塞し、内気ドア16が内気導入口14を開口した内気モードの状態を示し、二点鎖線で示す位置は、外気ドア16が外気導入口13を開口し、内気ドア16が内気導入口14を閉塞した外気モードの状態を示している。
次に、電動送風機21について説明する。この電動送風機21は、共通する1つの電動モータ22にて、2つの第1、第2遠心式多翼ファン23、24を回転駆動させる遠心式送風機である。電動モータ22は、その回転軸22aがモータ本体部22bの一方向(一端側)のみに突出するように設けられた、いわゆる片軸モータである。
この電動モータ22としては、直流モータ、交流モータのいずれを採用してもよい。さらに、電動モータ22は、空調制御装置から出力される制御信号(制御電圧または制御周半数信号等)によって、その作動が制御される。
第1遠心式多翼ファン23は、電動モータ22の回転軸22a周りに一定間隔で環状に配置された複数枚の第1ブレード23a、回転軸22a方向一端側から複数枚の第1ブレード23aを保持するとともに電動モータ22が発生した回転駆動力を第1ブレード23aに伝達する第1ボスプレート23b、および、回転軸22a方向他端側から複数枚の第1ブレード23aを保持する円環状の第1リング23c等を有して構成される。
なお、本実施形態では、第1ブレード23a、第1ボスプレート23bおよび第1リング23cを、樹脂(例えば、ポリプロピレン樹脂)にて一体に成形している。もちろん、これらを別体で構成して、接着、溶着などの接合手段で一体に構成してもよい。
また、第1ボスプレート23bの回転中心には、電動モータ22の回転軸22aが嵌挿される嵌挿穴が形成された第1ボス部23dが設けられている。そして、回転軸22aを第1ボス部23dに嵌挿することによって、第1ボスプレート23bの回転中心軸が、電動モータ22の回転軸22aに対して同軸上に配置される。
なお、電動モータ22の回転軸22aと第1ボス部23dは、D穴嵌合などによって回り止めされており、電動モータ22の回転軸22aが回転すると、第1ボスプレート23b(第1遠心式多翼ファン23)が連動して回転する。さらに、回転軸22aおよび第1ボス部23dは、圧入等の固定手段により、回転軸22a方向に移動できないように固定されている。
第2遠心式多翼ファン24の基本的構成は、第1遠心式多翼ファン23と同様である。従って、第2遠心式多翼ファン24は、第1遠心式多翼ファン23と同様の複数枚の第2ブレード24a、第2ボスプレート24bおよび第2リング24cを有し、第2ボスプレート24bには、回転軸22aが嵌挿されて固定される第2ボス部24dが設けられている。
ここで、第1遠心式多翼ファン23と第2遠心式多翼ファン24との相違点を説明する。まず、第2遠心式多翼ファン24は、第1遠心式多翼ファン23よりも、電動モータ22から離れた位置に配置されている。
次に、第2ボスプレート24bには、第1ボスプレート23bに向かって延びる固定用突起部24eが、回転軸22aに沿って複数本(図1では、2本)形成されている。一方、第1ボスプレート23bには、この固定用突起部24eが嵌合される嵌合穴23eが形成されている。
そして、固定用突起部24eが嵌合穴23eに嵌合されることにより、第1遠心式多翼ファン23および第2遠心式多翼ファン24(具体的には、第1ボスプレート23bおよび第2ボスプレート24b)が互いに固定されている。なお、固定用突起部24eの先端部には、嵌合穴23eからの抜け止め用に爪部が形成されている。
また、第2ボスプレート24bは略平板状に形成されているが、第1ボスプレート23bは、回転中心に向かって凹んだカップ状に形成されている。換言すると、第1ボスプレート23bは、その中心部が、電動モータ22の回転軸22aと同一方向に突出した形状になっている。そして、モータ本体部22bの回転軸22a側(図1では上側)が、第1ボスプレート23bの内部に収容されている。
さらに、第1遠心式多翼ファン23の上端側(電動モータ22から離れた側)の外径φFD1は、第2遠心式多翼ファン24の上端側の外径φFD2よりも、大きく形成されている。
第1、第2遠心式多翼ファン23、24は、それぞれ別々の第1、第2スクロールケーシング25、26に、回転可能に収容されている。まず、第1スクロールケーシング25は、その内部に第1遠心式多翼ファン23から吹き出された空気を通過させる空気通路を形成するものである。
より具体的には、第1スクロールケーシング25の外壁面は、回転軸22aに垂直な方向から見たとき、回転軸22aからの距離(スクロール半径)が第1遠心式多翼ファン23の回転方向に向かって徐々に拡大する形状になっている。従って、空気通路は、回転方向に向かって徐々に拡大する渦巻き形状に形成される。
また、第1スクロールケーシング25のうち、回転軸22aに垂直な壁面であって、電動モータ22から離れた側の壁面には、第1遠心式多翼ファン23の内周側に空気を吸入させる円形状の第1吸入口25aが形成されている。この第1吸入口25aの開口縁部は、ベルマウス形状に形成されている。さらに、空気通路の巻き終わり側には、空気を吹き出す第1吹出口25bが形成されている。
一方、第1スクロールケーシング25のうち、回転軸22aに垂直な壁面であって、第1吸入口25aが設けられた壁面に対向する壁面、すなわち電動モータ22側の壁面には、第1遠心式多翼ファン23の脱着用に設けられた円形状の第1脱着穴25cが形成されている。
そして、この第1脱着穴25cに、金属あるいは樹脂製のブラケット27を介して、電動モータ22が固定されている。なお、第1脱着穴25cの開口径φOD1は、第1吸入口25aの開口径φID1よりも、大きく形成されている。
さらに、第1スクロールケーシング25の第1吸入口25aが設けられた壁面の端部側上方には、内外気切替装置11のケース12へ向かって延びる延出壁面25dが形成され、この延出壁面25dはケース12に結合されている。これにより、外気導入口13あるいは内気導入口14から流入した空気がエアフィルタ28を介して第1吸入口25aへ導かれる。
エアフィルタ28は、延出壁面25dとケース12との結合部に配置されて、外気導入口13あるいは内気導入口14から流入した空気中の塵埃等を除去するものである。
次に、第2スクロールケーシング26は、その内部に第2遠心式多翼ファン24から吹き出された空気を通過させる空気通路を形成するもので、その基本的構成は、第1スクロールケーシング25と同様である。従って、第2スクロールケーシング26にも、第1スクロールケーシング25と同様の第2吸入口26a、第2吹出口26b、および、第2脱着穴26cが形成されている。
さらに、第2脱着穴26cの開口径φOD2は、前述の第2遠心式多翼ファン24の上端側の外径φFD2、すなわち、第2遠心式多翼ファン24のうち第2スクロールケーシング26に収容される部位の外径φFD2よりも、大きく形成されている。
なお、第2脱着穴26cの開口縁部には、電動モータ22側に向かって円環状に突出する突出部26dが形成され、さらに、第2遠心式多翼ファン24の下端側には、第2脱着穴26cの突出部の内側および外側を全周にわたって囲むように形成された断面コの字状の溝形状部24fが形成されている。
本実施形態では、突出部26dと溝形状部24fとによって、ラビリンスシール構造を構成しており、第2脱着穴26cの開口縁部と第2遠心式多翼ファン24の外周部との間の隙間からの空気漏れを防止している。
また、前述の如く、第2遠心式多翼ファン24は、第1遠心式多翼ファン23よりも、電動モータ22から離れた位置に配置されているので、第2スクロールケーシング26は、エアフィルタ28と第1スクロールケーシング25の第1吸入口25aが設けられた壁面との間の空間内に収容される。これにより、外気導入口13あるいは内気導入口14から流入した空気がエアフィルタ28を介して第2吸入口26aへ導かれる。
なお、第1スクロールケーシング25および第2スクロールケーシング26は、内外気切替装置11のケース12と同じ材質で形成されており、ケース12とともに、金属バネ、クリップ、ネジ止め等の締結手段、あるいは、溶着、接着などの接合手段にて、一体に結合されている。
ここで、第2遠心式多翼ファン24のうち第2スクロールケーシング26に収容される部位の外径φFD2、前述した第2脱着穴26cの開口径φOD2、第1吸入口25aの開口径φID1、第1送風ファン23の外径φFD1、および、第1脱着穴25cの開口径φOD1の関係を説明する。本実施形態では、上記の各係数寸法が、
φOD1>φFD1>φID1>φOD2>φFD2
となっている。
次に、上記構成における本実施形態の作動について説明する。車両用空調装置が作動すると、空調制御装置が電動モータ22へ制御信号を出力して、電動モータ22を回転させる。そして、電動モータ22からの回転駆動力によって、第1、第2遠心式多翼ファン23、24が回転して車室内送風空気を送風する。
具体的には、第1遠心式多翼ファン23では、第1吸入口25aから回転軸22a方向へ吸入した空気を径外方向に吹き出して、第1吹出口25bを介して、空調ユニットへ送風する。一方、第2遠心式多翼ファン24では、第2吸入口26aから回転軸22a方向へ吸入した空気を径外方向に吹き出して、第2吹出口26bを介して、空調ユニットへ送風する。
また、空調制御装置では、車室内送風空気の目標温度に応じて、内気モードおよび外気モードを決定する。そして、空調制御装置が、室内ユニット内に内気を導入させる内気モードの制御を実行する際には、サーボモータに対して、外気ドア15および内気ドア16を図1の実線に示すように回転させる制御信号を出力する。これにより、外気ドア15が外気導入口13を閉塞して、内気ドア16が内気導入口14を開口する。
一方、空調制御装置が、室内ユニット内に外気を導入させる外気モードの制御を実行する際には、サーボモータに対して、外気ドア15および内気ドア16を図1の二点鎖線に示すように回転させる制御信号を出力する。これにより、外気ドア15が外気導入口13を開口して、内気ドア16が内気導入口14を閉塞する。
次に、本実施形態の電動送風機21の優れた効果について説明する。本実施形態では、電動モータ22として片軸モータを採用しているので、2つの第1、第2遠心式多翼ファン23、24を備える電動送風機であっても、電動モータ22自体の製造コストを低減できる。さらに、片軸モータは、1つの送風ファンを備える電動送風機に適用可能なので、電動モータの共通化による電動送風機の製造コスト低減を図ることもできる。
また、第1ボスプレート23bと第2ボスプレート24bとを互いに固定し、さらに、第1、第2ボスプレート23b、24bの回転中心に形成された第1、第2ボス部23d、24dに回転軸22aを固定しているので、第1、第2遠心式多翼ファン23、24の回転中心軸の軸ずれを防止できる。また、電動モータ22の一部を第1ボスプレート23bの内部に収容しているので、電動送風機の軸方向寸法の小型化を図ることができる。
また、第1、第2吸入口25a、26aが、同一方向に開口しているので、吸い込み空気流れ方向を共通化させることができる。これにより、1箇所に設けられた内外気切替装置11から第1、第2遠心式多翼ファン23、24に空気を吸い込む構成であっても、吸い込み空気の流れ方向の急変を抑制して、空気を吸入する際の圧力損失を低減できる。
さらに、第1、第2遠心式多翼ファン23、24および第1、第2スクロールケーシング25、26が電動モータ22の一端側に配置されるので、第1、第2遠心式多翼ファン23、24および第1、第2スクロールケーシング25、26を取り外すことなく、電動モータ22のメンテナンスできる。
しかも、本実施形態では、第2脱着穴26cの開口径φOD2、第2遠心式多翼ファン24のうち第2スクロールケーシング26に収容される部位の外径φFD2、第1吸入口25aの開口径φID1、第1送風ファン23の外径φFD1、および、第1脱着穴25cの開口径φOD1が上記の寸法関係となっているので、第1、第2遠心式多翼ファン23、24を電動モータ22に固定した状態で、第1、第2スクロールケーシング25、26に脱着することができる。
その結果、電動モータ22および第1、第2遠心式多翼ファン23、24のメンテナンス性を、より一層、向上できる。
また、上記の如く、第1、第2遠心式多翼ファン23、24を電動モータ22に固定した状態で脱着可能な構成であっても、第2脱着穴26cと第2遠心式多翼ファン24の外周部との隙間が、ラビリンスシール構造によってシールされているので、第2脱着穴26cと第2遠心式多翼ファン24の外周部との隙間から送風空気が漏れることを防止して、電動送風機の送風性能低下を抑制できる。
(第2実施形態)
上述の実施形態では、第1、第2ボスプレート23b、24bの回転中心に形成された第1、第2ボス部23d、24dの双方を、電動モータ22の回転軸22aに固定した例を説明したが、本実施形態では、図2に示すように、第1ボスプレート23bの回転中心に形成された第1ボス部23dのみを、回転軸22aを固定した例を説明する。
なお、図2は、本実施形態の送風機ユニット10の断面図である。また、図2では、第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付している。このことは、以下の図面でも同様である。
本実施形態の第1ボスプレート23bには、第2ボスプレート24bに向かって延びる固定用突起部23fが、回転軸22aに沿って複数本(図1では、2本)形成されている。一方、第2ボスプレート24bには、この固定用突起部23fが嵌合される嵌合穴24gが形成されている。
そして、固定用突起部23fが嵌合穴24gに嵌合されることにより、第1ボスプレート23bおよび第2ボスプレート24b(第1遠心式多翼ファン23および第2遠心式多翼ファン24)が互いに固定されている。なお、固定用突起部23fの先端部には、嵌合穴24gからの抜け止め用に爪部が形成されている。
また、本実施形態の第2ボスプレート24bでは、電動モータ22の回転軸22aに固定されないため、第2ボス部24dが廃止されている。その他の構成は、第1実施形態と同様である。
本実施形態の構成であっても、第1実施形態と同様に、電動送風機の製造コスト低減を図ることができるとともに、電動送風機の電動モータ22のメンテナンス性を向上できる。さらに、第2ボスプレート23bに第2ボス部24dを設ける必要がないので、第2ボスプレート23bの形状を、例えば、第2遠心式多翼ファン24内部の空気流れに適合させる等の設計自由度を向上できる。
(第3実施形態)
本実施形態では、図3の断面図に示すように、第2スクロールケーシング26の第2吸入口26aを、電動モータ22に近い側の壁面に形成した例を説明する。つまり、第2吸入口26aは、第1スクロールケーシング25の第1吸入口25aに対向するように形成されている。その他の構成は、第1実施形態と同様である。
本実施形態に構成であっても、第1、第2遠心式多翼ファン23、24を電動モータ22に固定した状態で脱着することができないものの、片軸モータを採用しているので、電動モータ22のメンテナンス性を向上できる。さらに、電動モータの共通化による電動送風機の製造コスト低減を図ることもできる。
また、図3に示すように、本実施形態では、第1、第2遠心式多翼ファン23、24として、同一形状の送風ファンを採用しているので、送風ファンの共通化による電動送風機の製造コスト低減を図ることもできる。
(第4実施形態)
本実施形態では、図4の断面図に示すように、第2スクロールケーシング26の内部空間を仕切る仕切板26cを配置し、この仕切板26cの上方側に第2遠心式多翼ファン24を収容するケーシング部を構成し、仕切板26cの下方側に第1遠心式多翼ファン23を収容するケーシング部を構成したものである。
従って、第2スクロールケーシング26のうち、回転軸22aに垂直な壁面であって、電動モータ22に近い側の壁面に第1遠心式多翼ファン23用の第1吸入口26a’が形成されている。また、仕切板26cによって、第2遠心式多翼ファン24から送風された空気を吹き出す第2吹出口26bと、第1遠心式多翼ファン23から送風された空気を吹き出す吹出口26b’が仕切られている。
以上のような構成であっても、第3実施形態と同様に、片軸モータを採用することによる電動モータ22のメンテナンス性向上、および、電動モータの共通化による電動送風機の製造コスト低減の効果を得ることができる。
(他の実施形態)
本発明は上述の実施形態に限定されることなく、以下のように種々変形可能である
(1)上述の実施形態では、第1、第2送風ファンとして、第1、第2遠心式多翼ファン23、24を採用した例を説明したが、第1、第2送風ファンは、これに限定されない。例えば、 羽根車の一方の半径方向から吸い込み反対側の半径方向から送風する横流れファン(クロスフローファン)を採用してもよい。
(2)上述の第2実施形態では、第1、第2遠心式多翼ファン23、24同士を互いに固定すると同時に、第1遠心式多翼ファン23のみを電動モータ22の回転軸22aに固定しているが、もちろん、第2遠心式多翼ファン24のみを回転軸22aに固定してもよい。さらに、各実施形態における回転軸22aに対する第1、第2遠心式多翼ファン23、24の固定方式を、別の実施形態に適用してもよい。
例えば、第1実施形態において、第3、4実施形態の如く、第1、第2遠心式多翼ファン23、24同士を互いに固定することなく、それぞれ回転軸22aに固定する方式を採用してもよい。
(3)上述の第1、第2実施形態では、第2遠心式多翼ファン24の下方側に設けた溝形状部24fと、第2スクロールケーシング26の第2脱着穴26cの開口縁部に設けた突出部26dとによって、ラビリンスシール構造を構成した例を説明したが、ラビリンスシール構造の構成はこれに限定されない。その他の形状で構成してもよい。
(4)上述の実施形態では、内外気切替装置11の外気導入口13を開閉する外気ドア15および内気導入口14を開閉する内気ドア16として、それぞれバタフライドアを採用した例を説明したが、例えば、外気ドア15および内気ドア16を、ロータリードア等で構成してもよい。また、外気ドア15および内気ドア16を1つのドア手段で構成してもよい。
(5)上述の第3、4実施形態では、各スクロールケーシング25、26内に第1、第2遠心式多翼ファン24、25を収容する際の詳細について説明していないが、各スクロールケーシング25、26を、水平方向あるいは垂直方向に適宜分割可能に構成して、各遠心式多翼ファン24、25を収容すればよい。
第1実施形態の送風機ユニットの断面図である。 第2実施形態の送風機ユニットの断面図である。 第3実施形態の送風機ユニットの断面図である。 第4実施形態の送風機ユニットの断面図である。
符号の説明
21 電動送風機
22 電動モータ
22a 回転軸
23 第1遠心式多翼ファン
23a 第1ブレード
23b 第1ボスプレート
24 第2遠心式多翼ファン
24a 第2ブレード
24b 第2ボスプレート
25 第1スクロールケーシング
25a 第1吸入口25a
25c 第1脱着穴
26 第2スクロールケーシング
26a 第1吸入口25a
26c 第1脱着穴

Claims (2)

  1. 回転駆動力を与えられることによって、空気を送風する第1、第2送風ファン(23、24)と、
    前記第1、第2送風ファン(23、24)を、それぞれ収容する第1、第2ケーシング(25、26)と、
    前記第1、第2送風ファン(23、24)を回転駆動する電動モータ(22)とを備え、
    前記電動モータ(22)の回転軸(22a)は、一方向のみに突出するように設けられ、
    前記第1送風ファン(23)は、前記回転軸(22a)が突出した側に配置され、
    前記第2送風ファン(24)は、前記回転軸(22a)が突出した側であって、前記第1送風ファン(23)よりも、前記電動モータ(22)から離れた位置に配置され、
    さらに、前記第1、第2送風ファン(23、24)は、それぞれ前記第1、第2送風ファン(23、24)の回転中心軸が前記回転軸(22a)に対して同軸上に配置されており、
    前記第1、第2送風ファン(23、24)は、それぞれ回転軸周りに環状に配置された複数枚の第1、第2ブレード(23a、24a)、および、それぞれ前記電動モータ(22)が発生した回転駆動力を前記第1、第2ブレード(23a、24a)に伝達する第1、第2ボスプレート(23b、24b)を有して構成され、
    前記第1、第2ボスプレート(23b、24b)の回転中心は、いずれも前記回転軸(22a)に固定されており、
    前記第1ボスプレート(23b)は、回転中心に向かって凹んだカップ状に形成され、
    前記電動モータ(22)の少なくとも一部は、前記第1ボスプレート(23b)の内部に収容されており、
    前記第1、第2ケーシング(25、26)には、それぞれ空気を吸入する第1、第2吸入口(25a、26a)が形成されており、
    前記第1、第2吸入口(25a、26a)は、同一方向に開口しており、
    前記第1、第2ケーシング(25、26)には、それぞれ前記第1、第2吸入口(25a、26a)に対抗する面に、前記第1、第2送風ファン(23、24)の脱着用に設けられた第1、第2脱着穴(25c、26c)が形成されており、
    前記第1送風ファン(23)の外径をφFD1とし、前記第2送風ファン(24)のうち前記第2ケーシング(26)に収容される部位の外径をφFD2とし、前記第1脱着穴(25c)の開口径をφOD1とし、前記第2脱着穴(26c)の開口径をφOD2とし、前記第1吸入口(25a)の開口径をφID1としたときに、
    φOD1>φFD1>φID1>φOD2>φFD2
    となっていることを特徴とする電動送風機。
  2. 前記第2脱着穴(26c)と前記第2送風ファン(24)の外周部との隙間は、ラビリンスシール構造によってシールされていることを特徴とする請求項に記載の電動送風機。
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