JP4462768B2 - 安全機能付ロック装置及び乗物用収納装置 - Google Patents

安全機能付ロック装置及び乗物用収納装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロック装置のうち、特に移動体をプッシュ操作により係止し、次のプッシュ操作により係止を解除するプッシュ・プッシュ係止機構と称されるものを対象とした安全機能付ロック装置及び乗物用収納装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プッシュ・プッシュ係止機構からなるロック装置には、移動体とハウジングとの一方に設けられたハート形カム溝付のカム部と、他方に設けられて前記カム溝内を移動するトレースピンを有する旋回体とで構成されるものがある。図10はその従来構造を模式的に示している。同図の例は、収納トレーである移動体がハウジングに対し付勢手段の付勢力に抗し符号Cの方向へ移動されて閉状態となり、該付勢力にて符号Oの方向へ移動されて開状態となることを想定している。旋回体100は片状アームからなり、車室内に固定されるハウジングに枢軸103を介し揺動可能に取り付けられ、先端にトレースピン102を有している。カム部104は移動体に設けられており、凸形カム部105の周囲部を形成しているハート形カム溝106及び入口側の誘導溝107を有している。
【0003】
この係止作動は以下の通りである。同(a)は係止解除状態を示し、移動体が付勢手段により矢印O方向へ移動され、ハウジングから突出している。この開状態で、移動体を同(a)の矢印C方向に付勢手段の付勢力に抗し押し込める。すると、トレースピン102がまず誘導溝107の係合用誘導カム面107aと当接し、旋回体100が同(a)において反時計回りに旋回揺動して向きを変え、続いてカム溝106の係合用誘導カム溝106aに当接した後、カム部前方のストッパーカム面104aと突き当たる。移動体はその突き当たりまで押し込まれる。そして、押力が解放されると、移動体が付勢手段の付勢力で戻され、図10(b)の如くトレースピン102がカム溝106の係合溝106bに入って係合される。移動体は該係合で停止(即ち、プッシュ係止動作が完了)され、閉状態に保持される。
【0004】
開状態にする場合は、移動体を同(b)の矢印C1方向に押すと、トレースピン102がカム部前方のストッパー面用誘導カム面104bに当接し、同(c)の如く旋回体100の揺動を伴って該誘導カム面104bから隣のストッパーカム面104cまで導かれる。押力を解くと、移動体は、付勢手段の付勢力により同(a)の矢印O方向に戻され、同期してトレースピン102がストッパーカム面104cからカム溝106の解除用誘導カム溝106c、誘導溝107側の解除用誘導カム面107bとの当接を経て最初の位置まで戻され(即ち、プッシュ解除動作が完了し)、開状態となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
以上のプッシュ・プッシュ係止機構は、トレースピン102付の旋回体100とカム部104とで構成されることから、例えば、実開平5−91964号等に記載される対の係止片で他方の係合突起を係脱するタイプに対し専用ばね部材等を必用とせず簡易であり、又、係止及び解除時の発生音が小さく質感等に優れている。ところが、この構造では、図10(b)の移動体を係止した状態において、例えば、走行時に急停車したときや追突等、異常な負荷(この負荷は移動体を付勢手段の付勢圧に抗した方向へ微動したり、旋回体100を揺動しようとする不用意な負荷である)を受けると、プッシュ解除操作と同様な事態となってトレースピン102が誘導カム面104bに当接し、ストッパーカム面104cからカム溝106の解除用誘導カム溝106c、誘導溝17側の解除用誘導カム面107bへ移行され易く、不用意なプッシュ解除動作発生の虞がある。
【0006】
このような誤作動は製品の性能品質を損なう。従来対策としては、例えば、係合溝106bをトレースピン102と強く係合されるよう形状的に工夫したり、付勢手段の付勢圧設定等により対処しているが、何れによっても作動性能を犠牲にし易く未だ充分満足できない。なお、従来技術には、特開平7−266996号の如く係止機構的に多少異なるものの、以上のような不用意なプッシュ解除動作発生を未然に防ぐようにした構造も知られている。しかし、この構造は、カム溝を形成したカム部材をばね部材で一方向に旋回付勢しておくものであり、ばね部材を必須とし、部材数が多く複雑となり、ばね部材の付勢圧の設定が製品毎に問題となって汎用性にも欠ける。
【0007】
本発明は以上のような課題を解消することを目的としている。具体的には、ハート形カム部及び旋回体を必須としたプッシュ・プッシュ係止機構において、不用意なプッシュ解除動作発生の虞を簡易で、汎用性に優れた構成により防ぐ。そして、安全機能付ロック装置の信頼性を向上し、同時に、当該ロック装置の用途を各種収納装置を含めてより拡大可能にすることにある。他の目的は以下に説明する内容の中で順次明らかにして行く。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため請求項1の本発明は、図6と図7の原理例の如く、移動体4とハウジング2との一方に設けられたハート形カム溝22付のカム部20と、他方に設けられて前記カム溝22を移動するトレースピン35を有する旋回体30とからなり、前記移動体4を付勢手段6の付勢力に抗したプッシュ操作によって前記ハウジング2の定位置に係止し、該係止を次のプッシュ操作により解除可能なプッシュ・プッシュ係止機構からなるロック装置10において、
前記旋回体30は、前記ハウジング又は移動体側に揺動可能に取り付けられる枢軸用取付部31と、前記取付部に連結されて前記トレースピン35を突出している第1アーム32と、前記第1アームと90度以上の角度を持って前記取付部31に連結されて前記係止状態で衝撃等の不用意な負荷を受けたときに、該負荷を検出して前記トレースピン35が前記カム溝22の係合溝22bから解除用誘導カム溝22c側へ移行するのを阻止可能にするバランサー33(36,37等)を有した第2アーム33(又は33A)とからなることを特徴としている。
本発明において、「衝撃等の不用意な負荷を受けたときに」とは、例えば、走行時に急停車したときや追突等、或いは過大な振動を直接又は間接的に受け、移動体4が付勢手段の付勢圧に抗した方向へ微動したり、旋回体30が揺動される意味である。「負荷を検出」するとは、旋回体30が前記負荷を受けて自動的又はそれ自体で、トレースピン35がカム溝22の係合溝22bから解除用誘導カム溝22c側へ移行するのを阻止可能にするよう作動する意味である。なお、「ハート形カム溝付のカム部」は、形態例の如くカム部20の構成として、少なくとも凸形カム部21の周囲にハート形に近いカム溝22を有しているタイプを意味している。
【0009】
以上の構造特徴は、前記した不用意な負荷を受けると、トレースピン35と係合溝22bとが相対的に位置ずれして係止解除(係合解除と同じ)しようとするが、該位置ずれは旋回体30がバランサー33(36,37等)のバランス調整作用により修復されて、トレースピン35と係合溝22bとが再び係合する方向へ自動的に動かされ、係止解除される虞を防ぐようにしたものである。従って、この用途例である請求項の乗物用収納装置は、特に、上記した負荷を受け易い自動車,電車,船舶,飛行機等に好適となり、従来のような誤作動の虞をなくし、製造費を最小限に抑えて、製品作動品質及び安全性を向上できる。
【0010】
また、請求項2の発明は、移動体4とハウジング2との一方に設けられたハート形カム溝22付のカム部20と、他方に設けられて前記カム溝22を移動するトレースピン35を有する旋回体30とからなり、前記移動体4を付勢手段6の付勢力に抗したプッシュ操作によって前記ハウジング2の定位置に係止し、該係止を次のプッシュ操作により解除可能なプッシュ・プッシュ係止機構からなるロック装置10において、
前記旋回体30は、前記係止状態で衝撃等の不用意な負荷を受けたときに、該負荷を検出して前記トレースピン35が前記カム溝22の係合溝22bから解除用誘導カム溝22c側へ移行するのを阻止可能にするバランサー33(36,37等)を有し、
前記バランサー33(37等)は、前記負荷に起因して揺動される前記旋回体30を前記トレースピン35及び前記付勢手段6の付勢力と協同して元の前記係合溝22bへ戻すよう作用する錘36からなる構成である。
以上の発明は、上記したバランス調整作用をより明らかにしたことに意義がある。この錘36は、例えば、図7(c)の状態において、旋回体30の揺動方向を、トレースピン35が係合用ストッパーカム面26a側へ規制する。付勢手段6は移動体4を図7(b)の符号C1の方向へ移動する。トレースピン35は、移動体4の移動により係合溝22bと再び係合し係止状態となるよう動く。本発明はこれら一連の動きを利用したものである。
なお、請求項1において、請求項3の如く前記旋回体30は樹脂成形品であり、前記第2アーム33が錘用金属材を少なくとも一部に有している構成が好ましい。これは、本発明の旋回体30がバランス調整作用を有するため、例えば、小型化する上で錘用の荷重を確保容易にする点で優れている。この形態としては、金属材をバランサー36にインサートする構成、第アーム33自体を金属材で構成する態様等があり、何れであってもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。図1〜図3は本発明を適用したロック装置を組み込んでいる収納装置を示し、図4と図5はプッシュ・プッシュ係止機構の構成部材を示している。図6はプッシュ・プッシュ係止機構が係止解除状態のときのスライダーと旋回体との関係を示し、図7はプッシュ・プッシュ係止機構の作動を示している。図8と図9は旋回体の変形例を示している。以下の説明では、まず、本発明のロック装置を使用した収納装置を概説した後、該ロック装置について詳述し作動特徴及び利点を明らかにする。
【0012】
(収納装置)図1〜図3において、図1は本発明のロック装置を適用した収納装置の概略的な外観図、図2はプッシュ・プッシュ係止機構が係止状態のときの要部を一部破断して示す模式構成図、図3はプッシュ・プッシュ係止機構が係止解除状態のときの要部を一部破断して示す模式構成図である。形態の収納装置1は、ハウジング2が開口部を有し、該開口部が対応リッド3により開閉される。リッド3の開閉作動は、ハウジング2の前後方向へ移動するスライダー4、スライダー4をハウジング2の後側へ付勢する付勢手段6、スライダー4の移動速度を制動するダンパー手段9、カム部20及び旋回体30からなるプッシュ・プッシュ係止機構(本発明のロック装置)により行われる。なお、この収納装置1は、車室内のダッシュボードDP(の凹所)に装着されるものとして開発されたが、ダッシュボードDP以外であってもよく、例えばインストルメントパネルやセンターコンソール等の一部に組み込むことも可能である。
【0013】
ハウジング2は、手前側に開口部を持つ容器状をなし、本発明との関係において、リッド3の取付部及びスライダー4、付勢手段6、ダンバー手段9、旋回体30の部材配置部が重要となり、内部及び外観的には任意である。リッド取付部は、図2に表れる如くハウジング2の開口部付近にあって、上両側に前方へ突出された対の取付片部2aにて形成されている。そして、リッド3は、両取付片部2aに対し内側の対応部が枢軸5aを介し取り付けられ、第2図の如くハウジング1の開口部を塞ぐ閉位置と、図3の如く該開口部を全開する開位置との間で回動可能に枢支されている。これに対し、前記部材配置部は、ハウジング2の外側面に沿って設けられ、前から略中間に位置して付勢手段6の端部分とスライダー4及びダンパー手段9を配置している前保持部2b、前保持部2bより少し後側に位置して旋回体30を配置している後保持部2c等からなる。
【0014】
前保持部2bは、前上側に設けられた突起部2h、前後方向に貫通したガイド孔部11と、該ガイド孔部11を区画している外側面に設けられた凹状部12と、ガイド孔部11の後側に設けられた係止端面部13等を有している。このうち、突起部2hは付勢手段6の一端部を位置規制する箇所である。即ち、付勢手段6は、本体部分が枢軸5a回りに保持されたバネ部材で、一端がリッド3の内面に係止され、他端が突起部2h等で位置規制されており、リッド3を開位置方向へ常に付勢している。なお、リッド3の背面側には、図3に表れる如くスライダー4と連結される連結用リブ3aが突設されている。
【0015】
ガイド孔部11は、スライダー4の縦断面に略対応しており、内部に配置されるスライダー4の一部を露出している。なお、スライダー4の詳細は後述するが、スライダー4の前側と連結用リブ3aとの間がリンク片14にて連結されている。該リンク片14は、前端が図3の如くリブ3aに対し軸部(形態例ではリンク片14に一体化されている軸部分)5bにより、後側がスライダー4の前側に対し軸部5cによりそれぞれ回動自在に連結されている。従って、リッド3の開位置では、スライダー4がリンク片14を介し最前方位置(この位置は係止端面部13により規制される)まで移動される。リッド3の閉位置では、スライダー4がリンク片14を介し最後方位置(この位置はリッド3の回動終点であり、カム部20及び旋回体30による係止状態となる)まで移動される。
【0016】
凹状部12は、ガイド孔部11に貫通した開口部を有し、ダンパー手段9が位置決め固定されている。該ダンパー手段9は、オイルダンパー等からなり、作動油の抵抗を受けている回転軸側に装着されたギア9aを有している。取付状態では、ギア9aが前記開口部からガイド孔部11内に突出され、ギア9aが後述するスライダー4のラック歯19aと噛合している。これによりダンパー手段9は、スライダー4が前後動されるとき常に制動可能となる。
【0017】
これに対し、後保持部2cは、本発明のロック装置を構成する旋回体30を組み込む箇所である。この例では上面が水平となっていて、旋回体30を回動自在に枢支する筒状ボス部2dを有している。但し、要件的には、旋回体30を安定した状態で保持できること、リッド30の閉位置でスライダー4のカム部20の真下にあること等である。なお、後保持部2c上には、ハウジング2の側面から突出されて、スライダー4の後側の上面に接して案内するガイド壁部2eが設けられている。
【0018】
(ロック装置)図4と図5において、図4は移動体であるスライダーの詳細例であり、同(a)は側面図、同(b)は上面図、同(c)は下面図、同(d)は(a)のA−A線矢視拡大図、同(e)は(c)のB部拡大図である。図5は旋回体の詳細例であり、同(a)は上面図、同(b)は側面図、同(c)は(a)のD−D線矢視断面図である。形態のロック装置10は、スライダー4にカム部20を設け、前記後保持部2cに旋回体30を付設した例である。但し、プッシュ・プッシュ係止機構的には、旋回体30をスライダー4に付設し、カム部20を保持部2c等に類似する箇所に設けるようにしても何ら差し支えない。
【0019】
(カム部)このカム部20を形成しているスライダー4をここで説明する。このスライダー4は細長い棒状をなし、機能的には前側17、後側18、中間部19に分けられる。前側17は両片部で構成され、両片部を同軸に貫通した取付孔17と、両片部の内側に設けられて斜め下向きに突出している弾性片17とを有している。取付孔17は、上述したリンク片14の後側と軸部5cを介し連結する孔である。弾性片17は、リング片14に連結された状態でリンク片端部と圧接して遊びを吸収する。中間部19は、片側に形成されたラック歯19aと、上記した係止端面部13に当接する係止爪19bと、底面側に設けられて前後方向に延びているガイド凹部19cとを有している。該ラック歯19aは、上記したダンパー手段9のギア9aと噛合してスライダー4の前後動を制動可能にする。係止爪19bは係止端面部13と当接して、スライダー4の最前方位置を規制する。ガイド凹部19cは、上記したガイド孔部11に設けられた不図示の凸部と嵌合し、スライダー4の摺動を良好にする。後側18は下面側にカム部20を有している。
【0020】
カム部20は、図4(e)の如く凸形カム部(概略ハート形の凸状のカム部)21により形成されるハート形カム溝22と、カム溝22と連続している誘導溝23とからなる。カム溝22及び誘導溝23は、両側が規制壁部24及び25により、前側が中間部19の後部分19dにより区画されていて、後端が外部と連続した状態となっている。カム溝22は、カム部21の外周に沿っており、係合用誘導カム溝22a、係合溝22b、解除用誘導カム溝22c等からなる。係合用誘導カム溝22aは、ハート形の一方側部に対応し、両規制壁部24,25の間にあって、規制壁部25側から前側(後部分19d)斜め方向へ延びた傾斜溝である。係合溝22bは、ハート形の上側部の略中間に位置し、誘導カム溝22aの頂部から傾斜した部分と誘導カム溝22cの頂部との間にある落ち込んだカム溝である。規制壁部25は、カム溝22と誘導溝23との間の箇所が両規制壁部24,25の左右中間付近まで山折りされており、誘導溝23の入口側を係合用誘導カム面25a、カム溝22側を解除用誘導カム面25bとして形成している。後部分19dの端面側、つまりカム部21の前方には係合用ストッパーカム面26a、傾斜した誘導カム面26b、解除用ストッパーカム面26cが設けられている。これらは従来とほぼ同じ。
【0021】
(旋回体)この旋回体30は、取付部31、第1アーム32、第2アーム33とからなる樹脂成形品である。取付部31は、両アーム32,33の略中間に設けられた枢軸孔31aと、第1アーム32と略交差する端面側に設けられて旋回体30の旋回又は揺動性を維持する対の弾性翼片部38とを有している。第1アーム32は略三角形状の片状をなしている。上側には軽量化用の欠肉凹所32aが設けられ、先端には装着孔32bが設けられている。第2アーム33は、本発明のバランサーのメイン部となる錘36を自由端側に有している。即ち、第2アーム33は取付部31と一体化され、先端に錘36を形成している。錘36は、樹脂成形部にインサートされた金属材37を有し、第1アーム32により所定値だけ重くなっている。第1アーム32との角度は130〜140度に設定されている。この角度は、図5(a)の想像線に示す如く、旋回体30が枢軸孔32aを中心として回動しようとする方向を決め、錘36の荷重又は第2アーム32の全体の重量を基準とし、トレースピン35が図7(b)の位置から一旦逃げたとき、旋回体30が同(c)の実線方向へ専ら旋回するよう、つまりバランス調整として最適なものとして設計される。
【0022】
以上の旋回体30は、トレースピン35が図6(b)の如く装着孔32bに固定される。トレースピン35は金属製ピンであり、装着孔32bに対し下側から上向きに圧入及び接着等を介し固定され、先端が取付部31上に突出されている。そして、前記した後保持部2c上に旋回又は揺動自在に取り付けられる。この場合、旋回体30は、同図の如く枢軸孔31a内にボス部2dを嵌合し、かつ枢軸孔31a側からボス部2dにねじ40をワッシャ41を介在して螺入することにより取り付けられる。
【0023】
(作動)以上のロック装置10の主な作動を、収納装置1のリッド開閉動作と共に概説する。図3は、リッド3が付勢手段6の付勢力で上水平位置まで全開されて、ハウジング2の前面開口を通して、ハウジング2内に小物類を出し入れできる状態である。このリッド開位置状態において、移動体4は最前方位置に移動され、係止爪19bが係止端面部13に当接している。ロック装置10との関係では、図7(a)の如くトレースピン35が誘導溝23の入口側に位置している。
【0024】
リッド3を閉じる場合は、リッド3の開放先端を付勢手段6の付勢力に抗し下側に押すと、リッド3が枢軸5aを支点として下向き回転され、該リッド3の動きがリンク片14を介しスライダー4に伝わる。そして、スライダー4は、リッド3の閉方向への移動に伴って図3の後方へダンパー手段9で制動された速さで移動する。ロック装置10との関係では、スライダー4が後方へ移動すると、ピン35がまず係合用誘導カム面25aと当たる。すると、旋回体30は、同(a)において反時計回りに回転して向きを変え、続いて係合用誘導カム溝22aに当接した後、係合用ストッパーカム面26aとぶつかる。なお、リッド3は、トレースピン35がこのストッパーカム面26aと当接したとき、正規の閉位置を越えてハウジング2の開口部側へ少し移動されるが、リッド3に対する押力を解放すると同時に、付勢手段6の付勢力で正規の閉位置まで戻される。これは、トレースピン35が同(b)の如くストッパーカム面26aから係合溝22bと係合し、プッシュ操作により係止状態となったときに一致する。即ち、プッシュ動作が完了し、リッド3は図2の閉位置に係止される。
【0025】
再びリッド3を開く場合は、リッド3を押すと(同(b)の矢印C1はそれを表している)、トレースピン35が傾斜誘導カム面26bに当たり、旋回体30の回転を伴って解除用ストッパーカム面26cまで導かれる。押力を解放すると、リッド3は前方へ戻される。スライダー4はこれと同期して前方へ制動されながら移動する。同時に、トレースピン35は解除用誘導カム面25bとの当接を経て同(a)の状態まで戻される。即ち、次のプッシュ動作が完了し、リッド3は当初の開位置に配置される。これらは従来の作動とほぼ同じ。
【0026】
次に、本発明作動特徴は、リッド3が閉位置において、当該収納装置1が車両の急停止や過大な衝撃等により前方、つまりプッシュ解除操作と同様な負荷を受けたときにある。このような事態において、旋回体30は、錘36付の第2アーム33によるバランス調整機能が働く。即ち、旋回体30は、前記負荷を受けると、ねじ40を中心として揺動ないしは回動しようする。この回動方向は、旋回体30が錘36付の第2アーム33の存在により一方向、つまり同(c)の矢印方向となるようバランス調整される。その結果、トレースピン35は、係合溝22bから逃げることがあっても、該逃げ方向がバランス調整により規制されて、常に係合用ストッパーカム面26a側へ制御される。従って、トレースピン35は、前記負荷がなくなると、上記した図7(a)から(b)への移行と同様な動きにより、係合用ストッパーカム面26aから元の係合溝22bと係合されることになる。その後は、通常の動作に戻る。
【0027】
(変形例)図8と図9は上記旋回体30の2つの変形例である。各変形例では同じか類似する部位に同じ符号を付し、変更点だけを説明する。図8の旋回体30Aは第2アーム33Aが単独で作られたときの一例である。即ち、この第2アーム33Aは、先端側に錘36を一体に形成した金属材からなる。そして、旋回体30Aに対し、取付部31の一部に設けられた凹所に第2アーム33Aの基端側を係合することにより一体化される設計である。これは、この種の旋回体30Aは、元々小さい関係で第2アーム33A側の荷重(第1アーム32側に対する相対的な重さ)を確保し難い。この構成は、第2アーム33Aの荷重設計を容易にし、第2アーム部33Aの全寸を抑えて目的としたバランス調整を確実に得ることを可能にする。これに対し、図9の旋回体30Bは、ハウジング2又は移動体側への組込構造を変更した一例である。即ち、この取付部31は、外周部分に対に弾性係止部39を有し、該弾性係止部39を取付部2f(ここに設けられた取付孔)に差込方式で組み込まれる。この場合には、例えば、上記後保持部2cの形状が変更されて取付部2fと枢軸2gが付設される。要は、上記したねじ40等を用いず単独で回動自在に取付可能にしたものである。なお、この例では、トレースピン35Aが旋回体30Bに一体に形成されており、その点をも含めて部品数が減少されている。
【0028】
このように、本発明は、請求項記載の技術要素を除いて、以上の基本形態を基にして種々変形可能なものである。勿論、移動体4としては、形態のスライダーに限られず、ハウジングに対し移動される収納トレーやリッド、更には特願平11−163992号のようなスライダー部材、その他のものであってもよい。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の安全機能付ロック装置は、走行時に急停車したときや追突等、或いは過大な振動を直接又は間接的に受ける不用意な負荷によっても、係止状態が解除されるという虞をなくし、従来品に対し作動品質を向上し、この種のプッシュ・プッシュ係止機構の用途を拡大可能にする。
また、本発明の乗物用収納装置は、従来品によりも不用意な係止解除、つまり移動体の誤作動、引いては不用意な突出に起因した危険要因をなくして、安全性を向上し、装置信頼性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明形態の収納装置の概略外観図である。
【図2】 図1の収納装置をリッド閉状態で示す概略構成図である。
【図3】 図1の収納装置をリッド開状態で示す概略構成図である。
【図4】 本発明ロック装置の主部材であるスライダーの細部図である。
【図5】 本発明ロック装置の主部材である旋回体の細部図である。
【図6】 上記スライダーと旋回体との関係を示す図である。
【図7】 上記ロック装置の作動を図10と対応させて示す作動図である。
【図8】 上記旋回体の他の形態例を示す図である。
【図9】 上記旋回体の更に他の形態例を示す図である。
【図10】 従来ロック装置の模式作動図である。
【符号の説明】
1…乗物用収納装置
2…ハウジング(2aは取付片部、2bは前保持部、2cは後保持部)
3…リッド(3aは連結用リブ)
4…スライダー(移動体)
5a,5b,5c…枢軸
6…付勢手段
9…ダンパー手段(9aはギア)
10…ロック装置(プッシュ・プッシュ係止機構)
14…リンク片
20…カム部
22…カム溝(22bは係合溝、22cは解除用誘導カム溝)
23…誘導溝
30,30A,30B…旋回体
31…取付部(31aは枢軸孔と、38は弾性翼片部)
32…第1アーム(32aは欠肉凹所、32bは装着孔)
33,33A…第2アーム
35,35A…トレースピン
36…錘

Claims (4)

  1. 移動体とハウジングとの一方に設けられたハート形カム溝付のカム部と、他方に設けられて前記カム溝を移動するトレースピンを有する旋回体とからなり、前記移動体を付勢手段の付勢力に抗したプッシュ操作によって前記ハウジングの定位置に係止し、該係止を次のプッシュ操作により解除可能なプッシュ・プッシュ係止機構からなるロック装置において、
    前記旋回体は、前記ハウジング又は移動体側に揺動可能に取り付けられる枢軸用取付部と、前記取付部に連結されて前記トレースピンを突出している第1アームと、前記第1アームと90度以上の角度を持って前記取付部に連結されて前記係止状態で衝撃等の不用意な負荷を受けたときに、該負荷を検出して前記トレースピンが前記カム溝の係合溝から解除用誘導カム溝側へ移行するのを阻止可能にするバランサーを有した第2アームとからなる、ことを特徴とする安全機能付ロック装置。
  2. 移動体とハウジングとの一方に設けられたハート形カム溝付のカム部と、他方に設けられて前記カム溝を移動するトレースピンを有する旋回体とからなり、前記移動体を付勢手段の付勢力に抗したプッシュ操作によって前記ハウジングの定位置に係止し、該係止を次のプッシュ操作により解除可能なプッシュ・プッシュ係止機構からなるロック装置において、
    前記旋回体は、前記係止状態で衝撃等の不用意な負荷を受けたときに、該負荷を検出して前記トレースピンが前記カム溝の係合溝から解除用誘導カム溝側へ移行するのを阻止可能にするバランサーを有し、
    前記バランサーは、前記負荷に起因して揺動される前記旋回体を前記トレースピン及び前記付勢手段の付勢力と協同して元の前記係合溝へ戻すよう作用する錘からなる、ことを特徴とする安全機能付ロック装置。
  3. 前記旋回体は樹脂成形品であり、前記第2アームが錘用金属材を少なくとも一部に有している請求項1に記載の安全機能付ロック装置。
  4. 車室内に取り付けられる物入れ用ハウジングと、前記ハウジングの開口部を開閉するリッドと、前記リッドに一端側を連結して前記ハウジングの側部に沿って移動される移動体と、前記移動体をリッド開方向へ付勢している付勢手段と、前記移動体を付勢手段の付勢圧に抗し解除可能に係止するロック装置とを少なくとも備えた乗物用収納装置において、
    前記ロック装置として、請求項1からの何れかに記載のものを使用している、ことを特徴とする乗物用収納装置。
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