JP4445036B2 - 電力変換器 - Google Patents

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Description

本発明は、電力変換器(power converter)におけるサージ抑制技術に関するものである。
電力変換器の1つとして、直流電力を交流電力に変換するインバータが知られている。AC−DCコンバータ、DC−DCコンバータ等も電力変換器に含まれる。
スイッチング素子としてMOSFET(metal oxide semiconductor field effect transistor)を使用した電力変換器により誘導性負荷を駆動する場合、MOSFETは、負荷を駆動するためのスイッチング機能の他に、MOSFETに寄生するボディダイオードによって実現されるフリーホイールダイオード(freewheeling diode)としての機能を有することが多い。しかし、このボディダイオードの逆回復(reverse-recovery)特性は一般に悪く、大きなリカバリ電流が発生し、サージ電圧や、リンギングと呼ばれる発振現象を誘起する。なお、逆回復時間にダイオードの逆方向に流れる電流を、ここでは「リカバリ電流」という。
図10は、従来の電力変換器の一部を示す回路図である。図10では、ハイサイドMOSFET1、ローサイドMOSFET2、ハイサイドボディダイオード1a、ローサイドボディダイオード2a、第1ゲートパルス発生回路3、第2ゲートパルス発生回路4を備え、誘導性負荷5に直流電源6からの電力を変換して供給する構成となっている。ここでは、パワーMOSFET1,2に生じるボディダイオード1a,2aにフリーホイールダイオードとしての機能を持たせることを想定している。なお、電流を表す符号とともに表示された矢印の向きを、当該電流の正の向きとする。
図10の構成によれば、例えば図11の波形図の例に示すように、誘導性負荷5からローサイドMOSFET2のボディダイオード2aの順方向に電流が流れている状態でハイサイドMOSFET1がターンオンすると、ボディダイオード2aに逆方向の電圧が印加され、図11の拡大波形に示すようにリカバリ電流が流れた後に、ボディダイオード2aがターンオフする。このリカバリ電流は、ボディダイオード2aの内部に生じる少数キャリアが消滅するまでに流れる電流であり、リカバリ電流の大きさはその半導体物性によりある程度決定される。
より詳しくは、第1ゲートパルス発生回路3からのターンオン指令、すなわち第1ゲートパルスによってハイサイドMOSFET1がターンオンすると、そのタイミングでハイサイドMOSFET1からローサイドMOSFET2のボディダイオード2aを貫通するリカバリ電流が、電流Idlにて符号Pで示すように過渡的に流れる。このリカバリ電流は、誘導性負荷5に流れることはないが、符号Qで示すようにハイサイドMOSFET1に流れる電流Idhに重畳され、スイッチング損失の増大、過電流による素子破壊、ノイズ発生等を引き起こす原因となる。
そこで、従来、リカバリ電流を低減するために、MOSFETと逆並列に、高耐圧の高速リカバリダイオード、低耐圧のショットキバリアダイオード等のいずれかが外付けされていた。高速リカバリダイオードを使用すれば、リカバリ電流の流れる時間が短くなる。ショットキバリアダイオードは、構造的にリカバリ電流の流れにくいダイオードである。
別の手法としては、MOSFETと直列にインダクタを挿入することも考えられている。例えば、インバータであれば、各相にインダクタを直列に挿入することで、リカバリ電流を抑制できる。
また、特許文献1のような別のアプローチも提案されている。すなわち、2つ以上のスイッチング素子のターンオンのタイミングを互いに同期させ、各スイッチング素子のフリーホイールダイオードに対応するリカバリ電流を同時に発生させる。これにより、1相あたりの浮遊インダクタンスが増加したことと等価となり、リカバリ電流が小さくなるため、各フリーホイールダイオードのリカバリ電流のピーク値を小さくすることができる。
また、特許文献2のようなLC共振回路を用いたアプローチも提案されている。コンデンサとインダクタとダイオード、加えて補助スイッチにより、主スイッチをZVS(zero voltage switching)動作させる。これにより、主スイッチのスイッチング損失とノイズを小さくすることができる。
特開2004−215357号公報 特開平8−298781号公報
しかしながら、MOSFETと逆並列に外付けのフリーホイールダイオードを設ける構成は、配線インダクタンスの影響を充分考慮した高度な設計を必要とし、フリーホイールダイオードを充分に機能させることが必ずしも容易ではない。
MOSFETと直列にインダクタを設ける構成は、MOSFETと直流電源とをつなぐ線路にインダクタンスが存在することになるため、MOSFETの電流をターンオフするときに、このインダクタンスによって過大なサージ電圧が発生することとなるため、好ましい構成ではない。
また、特許文献1の技術では、部品の増加はないが、2つ以上のスイッチング素子がターンオンするときに過渡的な動作レベルでスイッチング素子を同期させる必要があり、制御が複雑となるため好ましい構成ではない。
更に、特許文献2の技術では、インダクタ及びキャパシタ等の共振要素を追加するために部品点数が増加しコストアップを招く傾向にある。また、共振の期間中、スイッチング素子を制御できないため、システムの制御デューティに制約が生じてしまう。また、共振要素の定数によりシステムのスイッチング周波数を決めなければならず、スイッチング周波数の上限が決められてしまうため、高周波化の妨げとなるため好ましい構成ではない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、フリーホイールダイオードのリカバリ電流を低減し、以てサージ電圧及びノイズを低減し、かつスイッチング損失を低減することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、互いに直列接続されたハイサイド回路とローサイド回路とを備えた電力変換器において、前記ハイサイド回路と前記ローサイド回路とは各々、第1のスイッチング素子と、当該第1のスイッチング素子の両端間に逆並列に接続され又は形成されたフリーホイールダイオードとを有し、前記ハイサイド回路と前記ローサイド回路とのうち少なくとも一方の回路は、前記第1のスイッチング素子の両端間に接続された第2のスイッチング素子とインダクタとの直列回路と、前記第1のスイッチング素子のスイッチングを制御する第1の制御回路と、前記第2のスイッチング素子のスイッチングを制御する第2の制御回路とを更に有し、前記第1及び第2の制御回路は、前記第1のスイッチング素子がターンオンする前に前記第2のスイッチング素子がターンオンし、かつ前記第1のスイッチング素子がターンオンした後に前記第2のスイッチング素子がターンオフするように制御することを特徴としたものである。
これにより、例えばハイサイド回路がターンオンし負荷に対して電流が流出する時、まずハイサイド回路の第2のスイッチング素子がターンオンすれば、例えばローサイド回路のフリーホイールダイオードのリカバリ電流は、ハイサイド回路のインダクタとハイサイド回路の第2のスイッチング素子の線路を流れ、ローサイド回路のフリーホイールダイオードのリカバリ電流の変化は小さく抑えられる。その後、ハイサイド回路の負荷に対して電流の流出が停止するとき、ハイサイド回路の第2のスイッチング素子がターンオフする前に、ハイサイド回路の第1のスイッチング素子がターンオンすれば、ハイサイド回路の第1のスイッチング素子に電流が転流するため、第2のスイッチング素子の電流は前記インダクタによるサージ電圧が生じることはない。更に、ハイサイド回路の第1のスイッチング素子がターンオフする時は、通常は寄生インダクタンスが極力生じないように接続された経路の電流を遮断するため、過大なサージ電圧が生じることはない。また、ローサイド回路のフリーホイールダイオードのリカバリ電流が低減されることにより、当該フリーホイールダイオード自体のスイッチング損失が低減され、かつハイサイド回路にて当該リカバリ電流が重畳して流れる第2のスイッチング素子のスイッチング損失も低減される。
本発明によれば、フリーホイールダイオードのリカバリ電流を低減し、以てサージ電圧及びノイズを低減し、かつスイッチング損失を低減することができる。
本発明の実施形態に係る電力変換器である3相インバータの構成例を示す回路図である。 図1中の一部構成を説明のために抜き出して示す回路図である。 図2中のハイサイド回路から誘導性負荷へ電流が流出するようにハイサイド回路が誘導性負荷を駆動する時の各部の電圧及び電流を示すタイミングチャートである。 図2中の誘導性負荷からローサイド回路へ電流が流入するようにローサイド回路が誘導性負荷を駆動する時の各部の電圧及び電流を示すタイミングチャートである。 図2中のローサイドMOSFETのボディダイオードに流れるリカバリ電流のピーク値が従来に比べて低減されることを示す回路シミュレーション結果を表した波形図である。 図2中のローサイドMOSFETの両端に生じるサージ電圧が従来に比べて低減されることを示す回路シミュレーション結果を表した波形図である。 あるタイミングのゲートパルスB1で図2中のハイサイド回路にて主電流用のMOSFETがターンオンする時のローサイドMOSFETのボディダイオードに流れるリカバリ電流のピーク値が従来に比べて低減されることを示す回路シミュレーション結果を表した波形図である。 図6Aの場合よりゲートパルスB1のオンタイミングを遅らせた時にリカバリ電流のピーク値が図6Aの場合に比べても更に低減されることを示す回路シミュレーション結果を表した波形図である。 図6Bの場合よりゲートパルスB1のオンタイミングを遅らせた時にリカバリ電流のピーク値が図6Bの場合に比べても更に低減されることを示す回路シミュレーション結果を表した波形図である。 図6Cの場合よりゲートパルスB1のオンタイミングを遅らせた時にリカバリ電流のピーク値が図6Bの場合に比べても更に低減されることを示す回路シミュレーション結果を表した波形図である。 図2の変形例を示す回路図である。 図2の他の変形例を示す回路図である。 図2の更に他の変形例を示す回路図である。 従来の電力変換器中の一部構成を説明のために抜き出して示す回路図である。 図10中のハイサイドMOSFETから誘導性負荷へ電流が流出するようにハイサイドMOSFETが誘導性負荷を駆動する時の各部の電圧及び電流を示すタイミングチャートである。
本発明の電力変換器の最良の実施形態を、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る電力変換器である3相インバータの構成例を示す回路図である。これは、互いに同様の回路構成をU相ハイサイド回路33、U相ローサイド回路34、V相ハイサイド回路35、V相ローサイド回路36、W相ハイサイド回路37、W相ローサイド回路38と合計6回路設けて、直流電源31から供給された直流電力をもとに3相交流モータ39を駆動するための3相インバータとしたものである。コントローラ40により、各回路33〜38のロジック回路15及び25にそれぞれ制御指令が入力されるようになっている。
図2は、図1中の一部構成を説明のために抜き出して示す回路図である。図2によれば、直流電源31に直列接続され誘導性負荷32に電力を供給する、ハイサイド回路10の第1のスイッチング素子であるMOSFET11と、ローサイド回路20の第1のスイッチング素子であるMOSFET21と、MOSFET11及び21の各々に逆並列形成されているボディダイオード11a及び21aとを備えた構成において、ハイサイド回路10の、第1のスイッチング素子であるMOSFET11のドレイン端子がインダクタ13の一端に接続され、インダクタ13の他端が、ハイサイド回路10の第2のスイッチング素子であるMOSFET12のドレイン端子に接続され、ハイサイド回路10の第2のスイッチング素子であるMOSFET12のソース端子が、ハイサイド回路10の第1のスイッチング素子であるMOSFET11のソース端子に接続される。12aは第2のスイッチング素子であるMOSFET12のボディダイオードである。
スイッチング素子を駆動するゲート駆動回路は、ハイサイド回路10の第1のスイッチング素子であるMOSFET11を駆動するゲートパルスB1発生回路16と、ハイサイド回路10の第2のスイッチング素子であるMOSFET12を駆動するゲートパルスC1発生回路17と、システム制御指令であるゲートパルスA1発生回路14を入力とし、ゲートパルスB1発生回路16及びゲートパルスC1発生回路17にそれぞれパルス指令を出力するロジック回路15とで構成される。
ローサイド回路20もハイサイド回路10と同様に、ローサイド回路20の第1のスイッチング素子であるMOSFET21のドレイン端子がインダクタ23の一端に接続され、インダクタ23の他端が、ローサイド回路20の第2のスイッチング素子であるMOSFET22のドレイン端子に接続され、ローサイド回路20の第2のスイッチング素子であるMOSFET22のソース端子が、ローサイド回路20の第1のスイッチング素子であるMOSFET21のソース端子に接続される。22aは第2のスイッチング素子であるMOSFET22のボディダイオードである。
スイッチング素子を駆動するゲート駆動回路は、ローサイド回路20の第1のスイッチング素子であるMOSFET21を駆動するゲートパルスB2発生回路26と、ローサイド回路20の第2のスイッチング素子であるMOSFET22を駆動するゲートパルスC2発生回路27と、システム制御指令であるゲートパルスA2発生回路24を入力とし、ゲートパルスB2発生回路26及びゲートパルスC2発生回路27にそれぞれパルス指令を出力するロジック回路25とで構成される。
また、例えばハイサイド回路10及びローサイド回路20は、ハイサイド及びローサイド回路30として組にされて、パワーデバイスとゲート駆動回路とロジック回路とが組み込まれたIPM(intelligent power module)と呼ばれるパッケージとして形成されてもよい。なお、これに限らず、ハイサイド回路10及びローサイド回路20がそれぞれ別個のパッケージとして形成されてもよい。パッケージ化される構成要素は、その他種々の組み合わせが可能である。
以上、本発明の電力変換器の一実施形態に用いられる構成について説明した。MOSFET12及び22はリカバリ電流抑制用に設けられるもので、主電流用のMOSFET11にインダクタ13を介して、主電流用のMOSFET21にインダクタ23を介してそれぞれ並列に接続されることを特徴とする。なお、図2に示したハイサイド回路10とローサイド回路20との直列回路は、インバータに限らず、AC−DCコンバータ、DC−DCコンバータ等の種々の形式の電力変換器にて基本回路としての利用が可能である。
図3は、図2中のハイサイド回路10の第1のスイッチング素子であるMOSFET11を駆動する時、すなわち誘導性負荷32へ電流を流出させる時の各部の電圧及び電流を示すタイミングチャートである。ロジック回路15は、ゲートパルスA1発生回路14から入力されるゲートパルスA1に応じて所定のパルス指令を出力し、ゲートパルスB1発生回路16にゲートパルスB1を、ゲートパルスC1発生回路17にゲートパルスC1をそれぞれ出力させるようになっている。
ここで、上記ゲートパルスA1は、誘導性負荷32へ電流流出させる期間に応じたシステム制御指令パルスである。ゲートパルスC1は、ゲートパルスA1の立ち上がりに同期してオンし、ボディダイオード21aのリカバリ電流が流れている期間だけ、ハイサイドMOSFET12をオンにするパルスである。ゲートパルスB1は、上記ゲートパルスC1に続いて、ゲートパルスA1の立ち下がりまでの期間にハイサイドMOSFET11をオンにするパルスである。ゲートパルスC1とゲートパルスB1とは互いにオーバラップする。
図3の時刻T1までの期間では、ハイサイドMOSFET11及び12並びにローサイドMOSFET21及び22がいずれもオフの状態で、ローサイドMOSFET21のボディダイオード21aの順方向に電流Idl1が流れている。一方、ローサイドMOSFET22のボディダイオード22aには、直列にインダクタ23が挿入されているため、電流は流れない。
次に、図3の時刻T1において、誘導性負荷32へ電流流出させるためにシステム制御指令に基づいてゲートパルスA1が立ち上がると、同時に、ゲートパルスC1が立ち上がってハイサイドMOSFET12がターンオンする。そこで、誘導性負荷32への電流流出が開始するとともに、電流Idl1における符号Pで示すようにローサイドMOSFET21のボディダイオード21aにリカバリ電流が流れ、この電流は符号Qで示すようにハイサイドMOSFET12に流れる電流Idh2に重畳されるが、この電流経路にはインダクタ13が設けられているため、ローサイドMOSFET21のボディダイオード21aのリカバリ電流の変化は緩やかになる。つまり、当該電流の時間変化率(di/dt)が小さくなることにより、ローサイドMOSFET21のボディダイオード21aのリカバリ電流のピーク値が小さく抑えられ、更に、ローサイドMOSFET21のボディダイオード21aのリカバリ電流に起因するサージ電圧、ノイズも低く抑えられる。すなわち、インダクタ13の作用がない場合には、例えば図3に破線で示すようなリカバリ電流波形になるのに対して、大幅にリカバリ電流が低減される。
やがて、ローサイドMOSFET21のボディダイオード21aの所定のリカバリ期間が経過すると、図3の時刻T2において、ゲートパルスB1が立ち上がって、主電流用のハイサイドMOSFET11をターンオンし、ターンオンしたハイサイドMOSFET11による誘導性負荷32への電流流出がなされる。一方、ゲートパルスC1が立ち下がってリカバリ電流抑制用のハイサイドMOSFET12がターンオフする。
図3の時刻T3において、システム制御指令に基づいてゲートパルスA1が立ち下がると、同時に、ゲートパルスB1が立ち下がり、ハイサイドMOSFET11をターンオフする。このハイサイドMOSFET11がターンオフするときのサージ電圧は、インダクタ13を通らない経路、すなわち寄生インダクタンスが極力生じないように接続された経路で電流を遮断するため、低い値に抑えられる。
図4は、図2中のローサイド回路20の第1のスイッチング素子であるMOSFET21を駆動する時、すなわち誘導性負荷32から電流を流入させる時の各部の電圧及び電流を示すタイミングチャートである。ロジック回路25は、ゲートパルスA2発生回路24から入力されるゲートパルスA2に応じて所定のパルス指令を出力し、ゲートパルスB2発生回路26にゲートパルスB2を、ゲートパルスC2発生回路27にゲートパルスC2をそれぞれ出力させるようになっている。
ここで、上記ゲートパルスA2は、誘導性負荷32から電流流入させる期間に応じたシステム指令パルスである。ゲートパルスC2は、ゲートパルスA2の立ち上がりに同期してオンし、ボディダイオード11aのリカバリ電流が流れている期間だけ、ローサイドMOSFET22をオンにするパルスである。ゲートパルスB2は、上記ゲートパルスC2に続いて、ゲートパルスA2の立ち下がりまでの期間にローサイドMOSFET21をオンにするパルスである。ゲートパルスC2とゲートパルスB2とは互いにオーバラップする。
図4の時刻T1までの期間では、ハイサイドMOSFET11及び12並びにローサイドMOSFET21及び22がいずれもオフの状態で、ハイサイドMOSFET11のボディダイオード11aの順方向に電流Idh1が流れている。一方、ハイサイドMOSFET12のボディダイオード12aには、直列にインダクタ13が挿入されているため、電流は流れない。
次に、図4の時刻T1において、誘導性負荷32から電流流入させるためにシステム制御指令に基づいてゲートパルスA2が立ち上がると、同時に、ゲートパルスC2が立ち上がってローサイドMOSFET22がターンオンする。そこで、誘導性負荷32からの電流流入が開始するとともに、電流Idh1における符号Pで示すようにハイサイドMOSFET11のボディダイオード11aにリカバリ電流が流れ、この電流は符号Qで示すようにローサイドMOSFET22に流れる電流Idl2に重畳されるが、この電流経路にはインダクタ23が設けられているため、ハイサイドMOSFET11のボディダイオード11aのリカバリ電流の変化は緩やかになる。つまり、当該電流の時間変化率(di/dt)が小さくなることにより、ハイサイドMOSFET11のボディダイオード11aのリカバリ電流のピーク値が小さく抑えられ、更に、ハイサイドMOSFET11のボディダイオード11aのリカバリ電流に起因するサージ電圧、ノイズも低く抑えられる。すなわち、インダクタ23の作用がない場合には、例えば図4に破線で示すようなリカバリ電流波形になるのに対して、大幅にリカバリ電流が低減される。
やがて、ハイサイドMOSFET11のボディダイオード11aの所定のリカバリ期間が経過すると、図4の時刻T2において、ゲートパルスB2が立ち上がって、主電流用のローサイドMOSFET21をターンオンし、ターンオンしたローサイドMOSFET21による誘導性負荷32からの電流流入がなされる。一方、ゲートパルスC2が立ち下がってリカバリ電流抑制用のローサイドMOSFET22がターンオフする。
図4の時刻T3において、システム制御指令に基づいてゲートパルスA2が立ち下がると、同時に、ゲートパルスB2が立ち下がり、ローサイドMOSFET21をターンオフする。このローサイドMOSFET21がターンオフするときのサージ電圧は、インダクタ23を通らない経路、すなわち寄生インダクタンスが極力生じないように接続された経路で電流を遮断するため、低い値に抑えられる。
上記のように、例えば図3の時刻T1から時刻T2までの期間において、電流流出の際にハイサイドMOSFET12が一旦ターンオンする際に、当該ハイサイドMOSFET12に直列接続されたインダクタ13のはたらきによって、ローサイドMOSFET21のボディダイオード21aによるリカバリ電流を容易に小さく抑えることができる。それゆえ、サージ電圧を低減したり、ハイサイドMOSFET11及び12の破壊を防止したり、ハイサイドMOSFET11及び12やボディダイオード21aに流れる電流を低減してスイッチング損失を低減したりすること等も容易にできる。
一方、上記インダクタ13が設けられている電流経路は、ハイサイドMOSFET11がターンオンしているときに主電流が流れる電流経路ではないので、例えば図3の時刻T3にてハイサイドMOSFET11がターンオフするときのサージ電圧を増大させることはない。
また、図3の時刻T2において、リカバリ電流抑制用のMOSFET12がターンオフする際にはインダクタ13によるサージ電圧が発生し得るが、主電流用のMOSFET11がターンオンし、リカバリ電流抑制用のMOSFET12から主電流用のMOSFET11に電流が転流するため、リカバリ電流抑制用のMOSFET12の電流値は低い値となり、インダクタ13によるサージ電圧は比較的低い値に抑えられ、通常は大きな影響を与えることはない。
また、ロジック回路15、ゲートパルスB1発生回路16、ゲートパルスC1発生回路17等が1つのパッケージに内蔵される場合には、ハイサイドMOSFET12やインダクタ13等を有しない電力変換器を用いる場合と同様のゲートパルスA1を入力するだけで、リカバリ電流の影響を容易に抑制することができる。
もっとも、ロジック回路15等を内蔵せずにゲートパルスB1及びゲートパルスC1が外部から与えられるようにする場合や、ゲートパルスA1発生回路14を内蔵する場合でも、リカバリ電流の影響を抑制できる効果は同様に得られる。
また、フリーホイールダイオードのリカバリ電流は例えば1μs以下の短時間しか流れないので、ハイサイドMOSFET12及びインダクタ13並びにローサイドMOSFET22及びインダクタ23を付加することは、システムの制御性やスイッチング周波数の高周波化を妨げない。
図5Aは、図2中のローサイドMOSFET21のボディダイオード21aに流れるリカバリ電流のピーク値が従来に比べて低減されることを示す回路シミュレーション結果を表した図である。このシミュレーションでは、図2中のインダクタ13が100nHのインダクタンスを持つものとしている。そして、ハイサイドMOSFET11及び12並びにローサイドMOSFET21及び22がいずれもオフの状態で、ローサイドMOSFET21のボディダイオード21aに順方向の電流100Aが流れている。この100Aの電流が、図3の時刻T1までにおける電流Idl1に相当する。結果的に、ローサイドMOSFET21のボディダイオード21aに流れるリカバリ電流のピーク値が、従来100Aに対し、40Aに低く抑えられる。
図5Bは、図2中のローサイドMOSFET21の両端に生じるサージ電圧Vdが従来に比べて低減されることを示す回路シミュレーション結果を表した図である。このシミュレーションでは、直流電源31の電源電圧が250Vであるものとしている。結果的に、ローサイドMOSFET21のボディダイオード21aのリカバリ電流に起因するサージ電圧Vdは、従来400Vの電圧が発生していたところ、370Vに低く抑えることができる。よって、サージ電圧に起因するノイズも低く抑えることができる。
図6A〜図6Dは、各々異なるタイミングのゲートパルスB1で図2中のハイサイド回路10にて主電流用のMOSFET11がターンオンする時のローサイドMOSFET21のボディダイオード21aに流れるリカバリ電流のピーク値がいずれも従来に比べて低減されることを示す回路シミュレーション結果を表した図である。図6AのタイミングAは、ボディダイオード21aに流れる電流Idl1の極性が反転するタイミングでゲートパルスB1をオンし、図2におけるMOSFET11をターンオンした場合である。図6BのタイミングBは、ボディダイオード21aのリカバリ電流が最大値に達する直前のタイミングでゲートパルスB1をオンし、図2におけるMOSFET11をターンオンした場合である。図6CのタイミングCは、ボディダイオード21aのリカバリ電流が最大値に達したタイミングでゲートパルスB1をオンし、図2におけるMOSFET11をターンオンした場合である。図6DのタイミングDは、ボディダイオード21aのリカバリ電流が最大値に達した後のタイミングでゲートパルスB1をオンし、図2におけるMOSFET11をターンオンした場合である。
図6C及び図6Dの結果より、ボディダイオード21aのリカバリ電流が最大値に達した時点に又は同時点以降にゲートパルスB1が立ち上がることが好ましいことが判る。また、図6A及び図6Bの結果より、ボディダイオード21aの電流が反転する時点に又は同時点以降にゲートパルスB1が立ち上がっても、リカバリ電流のピーク値は低減される。
なお、インダクタ13及び23は、明示的な素子として設けられるのに限らず、配線パターンによって形成されたものや浮遊インダクタンスを利用する等してもよく、リカバリ電流の変化を十分緩やかにするのに必要なインダクタンスが得られればよい。
また、MOSFETとMOSFETのボディダイオードとの組み合わせに限らず、スイッチング素子としてのIGBT(insulated gate bipolar transistor)と、外付けのフリーホイールダイオードとが設けられる場合であっても、リカバリ電流の抑制効果は同じメカニズムによって得られる。
また、MOSFETに限らず、種々のスイッチング素子を用いる電力変換器に上記のような構成を適用してもよい。具体的には、例えばバイポーラトランジスタに外付けのフリーホイールダイオードが設けられる構成等に適用してもよい。
次に、図2の構成の変形例について説明する。必ずしもハイサイドMOSFET12及びインダクタ13並びにローサイドMOSFET22及びインダクタ23を全て設ける必要はなく、図7に示すように、原理的には、ローサイドMOSFET21のボディダイオード21aによるリカバリ電流を抑制するためには、ハイサイドMOSFET12及びインダクタ13だけが設けられていればよい。
また、図8に示すように、主電流用のMOSFET11を複数並列に設けて、大電流を流出入させ得る構成としてもよい。このような構成にすることにより、システムの大容量化にも対応できる。複数並列接続することにより、1素子当りに流れる電流を小さくできるため、サージ電圧及びサージ電流を抑える効果もある。
また、図9に示すように、リカバリ電流抑制用のMOSFET12を複数並列に設けて、大電流を流出入させ得る構成としてもよい。複数並列接続することにより、1素子当りに流れる電流を小さくできるため、サージ電圧及びサージ電流が抑制される。
また、フリーホイールダイオードのリカバリ電流は主電流に対して小さいうえ比較的短時間流れるだけなので、リカバリ電流抑制用のMOSFET12は、主電流用のMOSFET11よりも小さい電流容量でよい。小さい電流容量のMOSFET12を採用することにより、部品点数増加によるコストの増加やシステムの大型化が緩和される。
また、例えば、図3におけるT2のタイミングで、リカバリ電流抑制用のハイサイドMOSFET12に流れている電流が、主電流用のハイサイドMOSFET11に転流するが、主電流用のハイサイドMOSFET11のオン抵抗より、リカバリ電流抑制用のハイサイドMOSFET12のオン抵抗の方が高い場合には、転流し易くなるため、リカバリ電流抑制用のハイサイドMOSFET12がオフするときのサージ電圧を小さく抑えることができる。
また、IGBT、MOSFET等のスイッチング素子とダイオードとを、Si(シリコン)デバイスから、SiC(シリコンカーバイド)デバイス又はGaN(ガリウムナイトライド)デバイス等のワイドバンドギャップデバイスに変更することで、大幅な低損失化が可能となり、電力変換器の冷却装置、放熱フィンが不要となる。また、これらのワイドバンドギャップデバイスは、Siデバイスに比べて、高耐熱特性も持ち合わせているため、デバイスレイアウトの自由度向上が期待できる。冷却装置が小型化でき、デバイス自身の耐熱性が向上できることにより、当該ワイドバンドギャップデバイスを、例えば、図2における直流電源31とインダクタ13及び23との直近に配置できるため、配線のインダクタンスを大幅に低減することができる。また、スイッチングの高速化を実現するとともに、配線のインダクタンスの影響による過大なサージ電圧発生を抑制できる。
本発明に係る電力変換器は、フリーホイールダイオードのリカバリ電流を容易に低減することができる効果を有し、インバータ、AC−DCコンバータ、DC−DCコンバータ等の電力変換器として有用である。
10 ハイサイド回路
11 ハイサイドMOSFET
11a ボディダイオード
12 ハイサイドMOSFET
12a ボディダイオード
13 インダクタ
14 ゲートパルスA1発生回路
15 ロジック回路
16 ゲートパルスB1発生回路
17 ゲートパルスC1発生回路
20 ローサイド回路
21 ローサイドMOSFET
21a ボディダイオード
22 ローサイドMOSFET
22a ボディダイオード
23 インダクタ
24 ゲートパルスA2発生回路
25 ロジック回路
26 ゲートパルスB2発生回路
27 ゲートパルスC2発生回路
30 ハイサイド及びローサイド回路
31 直流電源
32 誘導性負荷
33 U相ハイサイド回路
34 U相ローサイド回路
35 V相ハイサイド回路
36 V相ローサイド回路
37 W相ハイサイド回路
38 W相ローサイド回路
39 3相交流モータ
40 コントローラ
A1,B1,C1 ゲートパルス
A2,B2,C2 ゲートパルス

Claims (7)

  1. 互いに直列接続されたハイサイド回路とローサイド回路とを備えた電力変換器であって、
    前記ハイサイド回路と前記ローサイド回路とは各々、第1のスイッチング素子と、当該第1のスイッチング素子の両端間に逆並列に形成されたフリーホイールダイオードとを有し、
    前記ハイサイド回路と前記ローサイド回路とのうち少なくとも一方の回路は、前記第1のスイッチング素子の両端間に接続された、第2のスイッチング素子とインダクタとの直列回路と、前記第1のスイッチング素子のスイッチングを制御する第1の制御回路と、前記第2のスイッチング素子のスイッチングを制御する第2の制御回路とを更に有し、
    前記第1の制御回路は、前記フリーホイールダイオードの逆回復特性に起因したリカバリ電流が最大値に達した時点に又は同時点以降に前記第1のスイッチング素子がターンオンするように制御し、
    前記第1及び第2の制御回路は、前記第1のスイッチング素子がターンオンする前に前記第2のスイッチング素子がターンオンし、かつ前記第1のスイッチング素子がターンオンした後に前記第2のスイッチング素子がターンオフするように制御し、かつ、
    前記第1及び第2のスイッチング素子はそれぞれMOSFETを含み、かつ前記フリーホイールダイオードは前記第1のスイッチング素子を構成するMOSFETのボディダイオードであることを特徴とする電力変換器。
  2. 請求項1記載の電力変換器において、
    前記第2のスイッチング素子は、前記第1のスイッチング素子よりも電流容量が小さいことを特徴とする電力変換器。
  3. 請求項1記載の電力変換器において、
    前記第2のスイッチング素子は、前記第1のスイッチング素子よりもオン抵抗が高いことを特徴とする電力変換器。
  4. 請求項1記載の電力変換器において、
    前記第1及び第2のスイッチング素子のうち少なくとも一方は、互いに並列接続された複数のスイッチングデバイスを有することを特徴とする電力変換器。
  5. 請求項1記載の電力変換器において、
    前記ハイサイド回路と前記ローサイド回路とが各々1つのパッケージ内に設けられたことを特徴とする電力変換器。
  6. 請求項1記載の電力変換器において、
    前記ハイサイド回路と前記ローサイド回路との双方が1つのパッケージ内に設けられたことを特徴とする電力変換器。
  7. 請求項1記載の電力変換器において、
    前記第1及び第2のスイッチング素子は、SiC又はGaNを含むワイドバンドギャップ半導体により構成されたことを特徴とする電力変換器。
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