JP4411796B2 - 速度センサを持たない誘導モータドライブの制御システム、オブザーバ及び制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、速度センサ及び/又は回転位置センサを持たない誘導モータドライブに関し、更に詳しくは誘導モータドライブのベクトル制御のためのオブザーバに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的なスピードセンサ及び/又は回転位置センサを持たない直流電界指向型誘導モータドライブのベクトル制御システムを図5に示す。
【0003】
速度センサを有しないシステムにおいては、固定子電圧206と固定子電流207のみがセンサ108及び109によって検出される。
同図の誘導モータ100のベクトル制御は、独立に印加される誘導モータ100のトルクとインバータ101から、与えられる磁束に基づいて行われる。
【0004】
同図においてシステムでのベクトル制御は、まずモータの速度に対する指示である評価基準速度200とフィードバックとして磁束・速度オブザーバによる評価速度211から速度調節器107が、PI制御(proportional action and integral action control )に基づいた基準トルク電流202を生成して、電流調節器106に出力する。このトルクに対する指示である基準トルク電流202と磁束に対する指示である基準磁束電流201から、電流調整器106はPI制御に基づいて調節された電流を出力する。そしてこの電流値をベクトル回転器104が、電流の合成ベクトルに同期して回転する座標系(d−q座標系)での相対値に変換してインバータ101に一次電圧指令205として印加する。尚電流調節器106へ印加する基準磁束電流201は、評価速度211によるPIループによって基準トルク電流202が生成されている間は、広い動作レンジに渡って一定に設定することができる。
【0005】
インバータ101から誘導モータ100に印加される電圧値、電流値はセンサ108、109で検出電圧206、検出電流207として検出され、3−2位相変換器102、103によって2相座標系で表した値に変換された後、空間ベクトル値Vs208、is209として磁束・速度オブザーバ110に入力される。
【0006】
電流・磁束オブザーバ110では、固定子電圧Vs208及び固定子電流is209から、観測回転子磁束210を求めてベクトル変換器104及び105に出力し、また回転子速度を評価して評価速度211を速度調節器107に出力する。
【0007】
そしてこの観測回転子磁束210に基づいて、ベクトル回転器104は、磁束に対する指令203とトルクに対する指令204を回転子磁束の方向にベクトル回転して一次電圧指令205としてインバータ101に出力する。
【0008】
またベクトルis209は、電流調整器106でフィードバック信号として使用される磁束電流212とトルク電流213を求めるため、ベクトル回転器105によって磁束・速度オブザーバ110からの観測磁束210に基づいて回転子磁束の方向にベクトル回転される。
【0009】
磁束・速度のオブザーバを元にしたMRAS(Model Reference Adaptive System )は、Ref.1 で最初に提案されている。:
Ref.1: H. Kubota et al.“DSP-based speed adaptive flux observer of induction motor,” IEEE Trans. Industry Applicat., vol.29, no.2, pp.344-348, 1993.
Ref.1 では、誘導モータを説明するために、固定子電流と回転子磁束を独立した変数のセットとして使用している。よって、このRef.1 に示されている誘導モータの方程式は、状態変数として固定子磁束と回転子磁束を使った式に書き換えられる。尚この書き換えの過程は標準的なリニアな変形であるので省略する。
【0010】
状態空間表記法を使っている固定子方向基準座標系(α−β)による誘導マシンの古典的な表現は下式のようになる。
【0011】
【数15】
【0012】
式(1)で、
【0013】
【数16】
【0014】
は固定子磁束、回転子磁束、固定子電流、および固定子電圧の空間ベクトルを示す。
またその他の符号は、以下の通りである。
【0015】
【数17】
【0016】
R5 ,Rr :固定子抵抗、回転子抵抗;
Ls ,Lr ,Lm :固定子インダクタンス,回転子インダクタンス,相互インダクタンス;
σ=1−Lm 2 /(Ls ・Lr ):トータル漏れ係数;
ωr :回転子角速度;
またRef.1 によれば、磁束の観測値は以下のように表現される。尚本明細書内での観測及び観測値とは、現代制御理論での観測及び観測値を表すもので、出力から状態変数値を推定すること及びその推定値を指し、以下の式では観察値は「^」を付して表している。
【0017】
【数18】
【0018】
式(2)での出力フィードバックゲインKは、評価誤差の動的特性とその決定を修正するために用いられる。
速度は以下の式により評価される:
【0019】
【数19】
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
Ref.1では、オブザーバ方程式(2)のフィードバックゲインKは、対応するモータ(1 )の固有値λmot と比例している、式(2)磁束オブザーバの4つの固有値λobs を導出するために、比例定数kと共に用いられている。
【0021】
【数20】
【0022】
式(4)は以下の文献の中で立証されている:
Ref.2:金原、小山:「低速 回生領域を含む誘導電動機の速度センサレスベクトル制御法」電気学会論文誌D, vol.120-D, no.2, pp.223-229, 2000.
Ref.2 で提案されているフィードバックゲインKの選択の仕方は、誘導モータにいくつかの不安定な動作条件をもたらしている。特に、固定子周波数が0に近づいた時、オブザーバは収束せず、その結果、モータドライブは動作できなくなってしまう。
【0023】
誘導モータドライブのトルク−速度平面上の不安定領域は、式(4)の比例定数kの値に依存する。この不安定領域は、比例定数kが0収束する時、一次周波数がちょうど0の時に対応する1つの線上に収束する。従って、磁束オブザーバの結果として生じる動的特性は、その非常に小さい値Kに対して許容できないくらいに遅くなってしまうので、このフィードバックゲインKの選択の仕方は、よい解決策ではない。
【0024】
ドライブに安定化をもたらす式(2)の出力フィードバックゲインKの選択方法として、Ref.2 では、Riccati 方程式に基づく方法を提案している。
この方式では、G,Q,Rを以下のように定義すると
【0025】
【数21】
【0026】
出力フィードバックゲインKは、下式より求められる。
【0027】
【数22】
【0028】
しかしこのRiccati の方程式を用いる方法では磁束・速度オブザーバの安定性に対しては改善をもたらしているが、出力フィードバックゲインを求めるのに、大域的な動作の安定性と直接関連しない1つの任意のパラメータ(上式のε1 )を選択している。そしてこのパラメータの選択が適切でない場合、オブザーバを不安定にしたり許容できないくらいに遅さをもたらす可能性がある。いずれの場合にせよ、結果として生じる動作では、非常に低い一次周波数では稼動することができない。
【0029】
本発明は上記問題点を鑑みて為されたもので、大域的な動作周波数に対し動作が安定した、速度センサや位置センサを持たない構成の誘導モータドライブの制御システム、オブザーバ及び制御方法を提供することを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】
本発明は、速度センサを持たない誘導モータのベクトル制御を行う装置または方法を前提とする。
【0031】
本発明による制御システムは、オブザーバ手段及び制御手段を備える。
オブザーバ手段は、固定子電流の観測誤差を用いて、フィードバックゲインKを決定し、該フィードバックゲインKに基づいて観測磁束及び評価速度の内の少なくとも一方を求めて出力する。
【0032】
制御手段は、前記オブザーバ手段の出力に基づいて前記誘導モータの制御を行う。
これにより、前記フィードバックゲインKの決定のための制限は、例えば式
【0033】
【数23】
【0034】
だけであり、ほとんど制限を持たずに行えるので、他の要因に基づく条件を満足するフィードバックゲインKを決定することが出来る。
また前記オブザーバ手段は、前記誘導モータの回転速度が一定以上の時、前記オブザーバ手段は、予め定められた一定範囲内の大きさの前記フィードバックゲインKを決定する構成とすることが出来る。
【0035】
この構成により0近辺の動作周波数に対しても安定した運転を実現できる。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本発明では、非線形制御理論上のこれまでに確立されたいくつかの結果を採用する。これにより、オブザーバの動的特性をあまり落とすことなく、あらゆる可能な動作条件下での磁束・速度オブザーバの安定性を保証するフィードバックゲインKを求めることが出来る。
【0037】
フィードバックゲインKは、モータパラメータや操作速度をほとんど持たない非常に簡単な関数として求められるので、産業上において実現、実施が極めて容易となる。またこれまで提案されてきたものと違って、本発明によれば、一次周波数が0に近づいても、値が無限にならないフィードバックゲインを導き出す(単一条件)。
【0038】
回転子角速度の誤差を 外1 とすると、式(1)、(2)から、出力電流評
【0039】
【外1】
【0040】
価固定子電流の評価誤差 外2 は以下の様になる:
【0041】
【外2】
【0042】
【数24】
【0043】
s:ラプラス演算子
図1は式(5)を満たす出力誤差ブロック線図の例である。
図1に例示するように、固定子電流観測誤差の系は非線形のフィードバックの伝達関数と線形の伝達関数の相互接続と見ることができる。
【0044】
同図において、以下の2つの条件が満たされれば、磁束・速度オブザーバは安定する。
条件1:図1の非線形フィードバック20が非線形制御系の安定判別法として良く知られているPopov の不等式を満たしている、すなわち、時間tに依存しない定数γが存在し、そして全ての時刻t1>t0に対して以下の不等式が成り立つ。
【0045】
【数25】
【0046】
条件2:図1の線形定常ブロック10の線形伝達関数Gl (s)は安定であり、±π/2の範囲内に入出力間の位相角が収まる。
条件1については、機械的な構成要素は相対的に遅い動的特性であることから、実際の速度をほぼ一定と仮定すると、図1から、 外2 を実現することが容
【0047】
【外3】
【0048】
易となる。
上式と式(3)から下式が導かれる。
【0049】
【数26】
【0050】
式(7)は、フィードバックゲインKを含んでおらず、Popov の不等式(6)を満たしていることは明らかである。よって図1は、条件1を満たしている。
次に、条件2について式(5)の線形伝達関数Gl (s)を考える。
【0051】
フィードバックゲインKが無い場合(Kが0行列の場合)、伝達関数Gl (s)は安定するが、十分に低い周波数に対して入出力間の位相変位は安定範囲±π/2の外にあり、オブザーバを不安定にする。
【0052】
従って、図1のシステムを安定させる為には、Popov の安定性条件を満足し、同時に、磁束オブザーバ自身の動的行列(A+KC)全体が安定し続けるような、ゲイン行列Kの決定することが必要である。
【0053】
式(5)の伝達関数Gl (s)は、一次周波数に基づいて符号を変更することを立証できる。これは位相に以下のように反映される。
【0054】
【数27】
【0055】
この式は、一次周波数が小さな正の値若しくは小さな負の値の時に安定性を達成するための唯一の方法は確保されることを意味する。
【0056】
【数28】
【0057】
この式(9)は、以下の式(10)を満足するフィードバックゲインKを適宜に選択することによっていつも満たされる。
【0058】
【数29】
【0059】
式(10)を満足すれば、(2)で示される形式のどんなフィードバックゲインKでも意にかない、また大域的に磁束・速度オブザーバを安定させる。
フィードバックゲインKは、式(2)から
【0060】
【数30】
【0061】
と定義できる。
フィードバックゲインKの選択には、自由に設定できる4つのパラメータ(k1 ,・・,k4 )があり、選択の制限となるものは式(10)のみなので、大域的な安定の問題に対し多くの選択肢を提案でき、その中から他の条件から適宜な物を選択出来る。
【0062】
このフィードバックゲインKの選択の方法は、例えば以下のようにパラメータを選ぶことによって簡素化できる。
k1 =k4 =0・・・(12)
ゲインKのパラメータk3 が式(10)の制限に影響しないことが確認されると、ゲインパラメータk2 のみがその式(10)の制限に影響があることとなるので、常に(10)が満たされるようなフィードバックゲインKを導き出すことが出来る。
【0063】
このことを踏まえるとパラメータk2 は以下の式(13)のようになる。
【0064】
【数31】
【0065】
上記の議論から、下記のような簡単なフィードバックゲインKを導き式が得られる。
【0066】
【数32】
【0067】
この式(14)を満たすフィードバックゲインKは、磁束オブザーバ及び速度オブザーバは極のうちの一つを原点に持っている(安定性限界)一次周波数がちょうど0の非通常条件を除いて、あらゆる値の速度や一次周波数に対してオブザーバを安定させる。
【0068】
式(13)から、フィードバックゲインKのパラメータk2Cは、動作速度の増大に伴ってリニアに大きくなることが分かる。しかし、十分に高い速度に対しては、誘導マシンの滑りの制限のために、動作周波数を非常に低い値にはすることは出来ない。
【0069】
これに対処するため、式(13)から得られるフィードバックゲインKの値に上限を設けて、特定範囲を超える値になった場合には、その範囲内に収まるように値をクリップする。例えば回転子角速度ωr に対して、公称値等一般にそのモータに用いられている評価滑り角速度ωs,rat の約2倍(若しくは3倍)の動作速度を最大値としてクリップしてフィードバックゲインKに上限を与えることが出来る。これにより0近辺の動作周波数のドライブの安定性に対する悪影響をなくすことが出来る。
【0070】
ゲインKのパラメータk3 がどんな値であっても式(10)は成り立つので、このパラメータk3 の選択を動的特性の改善や式(2)磁束・速度オブザーバ(2)の安定性マージンを改善するために用いることが出来る。
【0071】
パラメータk3 の選択には標準的手法のうちのどのようなものでも用いることが出来る。例えば、式( 1) で表現されるモータと式(2)で表現されるオブザーバ(2)から構成されるシステムを平衡動作点近辺で線形化したり、確立された線形の制御理論から入手可能な多くのツールを使ったりしてパラメータk3 を求めることが可能である。
式(12)、(13)から得られる他のゲインKのパラメータが変更されなければ、k3 にどのような値を選択してもオブザーバは大域的に安定し続ける。
【0072】
図2は本実施形態における、スピードセンサ及び/又は回転位置センサを持たない直流電界指向型誘導モータドライブの制御システムを示す図である。
同図のシステム構成を、図5と比較すると、磁束・速度オブザーバ100の代わりに磁束・速度オブザーバ300が設けられている。尚図2では、図5の従来のシステムの構成要素と同じ構成要素に対しては、図5と同じ番号が付されており、これらの動作は図5で説明した物と基本的には同じである。
【0073】
本実施形態における大域的な安定磁束・速度オブザーバ300は、標準的な直流ベクトル制御機構において使われる。磁束・速度オブザーバ300は、センサ108及び109によって測定した検出電圧206及び検出電流207を3−2位相変換器102、103によって2相座標系に変換した電圧ベクトルVs208及び電流ベクトルIs209を用いて、ベクトル回転器104、105が電界方向として用いる観測回転子磁束310を求めて、ベクトル回転器104、105に出力する。尚図2の構成では磁束・速度オブザーバ300は、1つのユニットとして構成しているが、磁束オブザーバと速度オブザーバを別々に分けた構成としても良い。
【0074】
また磁束・速度オブザーバ300は、電圧ベクトルVs208及び電流ベクトルIs209から評価回転子速度311を求めて出力し、この評価回転子速度311は速度調節器107への外部速度コントロールループ107として使われる。
【0075】
図3に図2の速度・磁束オブザーバ300の構成例を示す。
同図の構成は、上述した式(2)、(3)に基づいて、電圧ベクトルVs208及び電流ベクトルIs209から観測回転子磁束310及び評価回転子速度311を求めて出力している。
【0076】
速度・磁束オブザーバ300では、入力された測定電流ベクトルIs209と自己が算出した観測値327との差を演算器411が算出し、これを固定子電流の評価誤差ei として乗算器406及び410に出力する。
【0077】
乗算器406ではこの評価誤差ei と後述する安定化ゲイン計算器400が求めたフィードバックゲインKとを乗算しこれを加算器404に出力する。
また速度・磁束オブザーバ300では、入力された電圧ベクトルVs208と自己が算出した評価回転子速度311からモータ評価器401が、式(2)の第1項と第2項の値を求める。そして加算器404では、モータ評価器401からの式(2)の第1項と第2項の和に、乗算器406から入力される第3項の値Kei を加え他値を出力し、これは積分器403によって積分される。
【0078】
この積分器403の出力は、乗算器402,405及びモータ評価器401に入力される。そしてこの積分器403の出力は、モータ評価器401では式(2)の第1項を求めるのに用いられ、乗算器402では、モータの特性に依存する固定値の行列LsgI−LmgIと乗算して、演算器411で固定子電流の評価誤差ei を求めるために用いられる固定子電流の観測値327を求める為に用いられ、演算器405では行列[0(0行列) I]と乗算して出力値310を生成する為に用いられる。
【0079】
乗算器410は、固定子電流の評価誤差ei と、乗算器409から出力されるトランスポース412によって移項された観測回転子磁束310と行列J323の乗算結果とを乗算して乗算器408に出力する。乗算器408では、この値と式(3)の任意の正のゲインKw を乗算し、この結果を積分器407によって積分して評価回転子速度311を求める。
【0080】
安定化ゲイン計算機400は、この自己が算出する評価回転子速度311及びモータの特性を示す固定パラメータから式(10)を満たす安定化のためのフィードバックゲインK326を求める。
【0081】
図4は、図3の安定化ゲイン計算器400の最も簡単な構成例を示す図である。
同図の構成の安定化ゲイン計算器400は、フィードバックゲインK326の4つのパラメータk1 、・・、k4 のうち、k1 、k3 及びk4 を0とし、パラメータk2 のみを評価回転子速度311から求める。
【0082】
このパラメータk2 の計算は式(13)に基づいて行うが、計算に用いる評価回転子速度311が高すぎたり、或いは低すぎたりして式(10)を満たさない場合を考慮して、まず入力される評価回転子速度311の絶対値がリミッター値ωlim 以上であった場合、図4にグラフで示しているようにリミッター501が評価回転子速度311をリミッター値ωlim にクリップして、その絶対値がリミッター値以下の範囲内に収まるようにしてから出力する。
【0083】
そしてこの出力値504を乗算器502によって誘導モータ100の標準的なパラメータに依存する固定値−Lr ・Rs /Rr 505を乗算してパラメータk2 を求め、このパラメータk2 とk1 、k3 、k4 値503(全て0)から演算器500が安定化フィードバックゲインK326を算出して出力する。
【0084】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、大域的な動作周波数に対して安定した動作を実現することが出来る。
【0085】
またMRASベースの磁束・速度オブザーバのフィードバックゲインを評価するために提案された手続を用いるので、一次周波数は0に近づいて、従来の方式では磁束・速度オブザーバは誤差となる時においても、低い速度での回生動作と関連した問題を取り除くことが出来、ドライブの大域的な安定稼働を得ることが出来る。
【0086】
更に、一次周波数が0に近づいても、値が無限にならないフィードバックゲインを導き出すことが出来る。
また簡単な代数学方程式を解くことによるって、安定化ゲインを求めることが出来る
更に、フィードバックゲインKは、モータパラメータと操作速度をほとんど持たない非常に簡単な関数として求められるので、オブザーバの動的特性をあまり落とすことなく、あらゆる可能な動作条件下での磁束・速度オブザーバの安定性を保証するフィードバックゲインKを求めることが出来る。従って産業上において実現、実施が極めて容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における出力誤差ブロック線図の例を示す図である。
【図2】本実施形態における、スピードセンサ及び/又は回転位置センサを持たない直流電界指向型誘導モータドライブのシステムを示す図である。
【図3】速度・磁束オブザーバの構成例を示す図である。
【図4】安定化ゲイン計算器の最も簡単な構成例を示す図である。
【図5】一般的なスピードセンサ及び/又は回転位置センサを持たない直流電界指向型誘導モータドライブのシステムを示す図である。
【符号の説明】
10 線形フィードバック
20 非線形フィードバック
100 誘導モータ
101 インバータ
102、103 3−2位相変換器
104、105 ベクトル回転器
106 電流調節器
107 速度調節器
110、300 磁束・速度オブザーバ
111 速度観測器
160 固定子抵抗評価器
161 回転子抵抗評価器
400 安定化ゲイン評価器
Claims (10)
- 速度センサ又は位置センサの少なくとも一方を持たず、以下の式で表される誘導モータのベクトル制御を行う制御システムにおいて
Ls ,Lr ,Lm :固定子インダクタンス,回転子インダクタンス,相互インダクタンス;
σ=1−Lm 2/(Ls ・Lr ):トータル漏れ係数;
ωr :回転子角速度;
固定子電流の評価誤差ei
^:観測値
を用いて、磁束の観測値を
前記オブザーバ手段の出力に基づいて前記誘導モータの制御を行う制御手段と
を備えることを特徴とする誘導モータの制御システム。 - 前記オブザーバ手段は、固定子電流の観測誤差の系の線形部分の伝達関数Gl に対して、
ω:一次周波数
∠:位相角
を満足する値をフィードバックゲインKとして決定することを特徴とする請求項1に記載の誘導モータの制御システム。 - 前記オブザーバ手段は、前記フィードバックゲインKを式
に基づいて決定することを特徴とする請求項1に記載に記載の誘導モータの制御システム。 - 前記オブザーバ手段は、前記誘導モータの回転速度が一定以上の時、前記オブザーバ手段は、予め定められた一定範囲内の大きさの前記フィードバックゲインKを決定する請求項1乃至3のいずれか1つに記載に記載の誘導モータの制御システム。
- 前記オブザーバ手段は、回転子角速度ωr の大きさを一定範囲内に制限した値を用いて前記フィードバックゲインKを決定することを特徴とする請求項4に記載に記載の誘導モータの制御システム。
- 前記制御手段は、オブザーバ手段の出力に基づいてベクトル回転を行うベクトル回転手段と、前記オブザーバ手段の出力に基づいて前記誘導モータに対して電流指令を出力する電流調整手段を含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載に記載の誘導モータの制御システム。
- 速度センサを持たず、以下の式で表される誘導モータのベクトル制御に用いるオブザーバにおいて、
Ls ,Lr ,Lm :固定子インダクタンス,回転子インダクタンス,相互インダクタンス;
σ=1−Lm 2/(Ls ・Lr ):トータル漏れ係数;
ωr :回転子角速度;
固定子電流の評価誤差ei
^:観測値
を用いて、磁束の観測値を
前記フィードバックゲイン決定手段が決定した前記出力フィードバックゲインKに基づいて観測磁束及び評価速度の内の少なくとも一方を求めて出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする誘導モータの制御システム。 - 前記誘導モータの回転速度が一定以上の時、前記フィードバックゲイン決定手段は、予め定められた一定範囲内の大きさの前記出力フィードバックゲインKを決定することを特徴とする請求項7記載に記載の誘導モータの制御システム。
- 速度センサを持たず、以下の式で表される誘導モータのベクトル制御方法であって、
Ls ,Lr ,Lm :固定子インダクタンス,回転子インダクタンス,相互インダクタンス;
σ=1−Lm 2/(Ls ・Lr ):トータル漏れ係数;
ωr :回転子角速度;
固定子電流の評価誤差ei
^:観測値
を用いて、磁束の観測値を
該決定した前記出力フィードバックゲインKに基づいて観測磁束及び評価速度の内の少なくとも一方を求める
ことを特徴とする誘導モータの制御方法。 - 前記誘導モータの回転速度が一定以上の時、予め定められた一定範囲内の大きさの前記出力フィードバックゲインKを決定する請求項9に記載の誘導モータの制御方法。
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