JP4315515B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は空気入りタイヤに係り、特に、タイヤ側面に、周方向に間隔をおいて設けられた多数のリッジからなる環状の装飾帯を備えた空気入りタイヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
空気入りタイヤは、トロイド状またはドーナツ状の円環体であるが、一般に、そのカーカスは初めから円環体として製造されるのではなく、まずシート状に製造されたカーカスプライがタイヤの成形ドラム上で一周回転されて、巻き始めと巻き終わりの個所がジョイントされることによって円環状に張り付けられる。
【0003】
その後、チェーファー、ブレーカーまたはベルト及びトレッドなどの必要な構成部材が張り付けられて形成された生タイヤが、スチールやアルミニュームなどの金属よりなるモールド内で一定時間加圧・加熱されて加硫されることによってタイヤが製造される。
【0004】
その結果、加硫後のタイヤのサイドウォールには、カーカスプライの巻き始めと巻き終わりのジョイント部に相当する個所に、大なり小なり凹凸が生じる。
【0005】
このサイドウォールの凹凸は、タイヤの性能面や耐久面で問題ないが、カーカスプライが1プライよりなる乗用車用ラジアルタイヤなどでは、サイドウォールの凹凸が相対的に顕著に目立って、顧客に要らざる不安感を与えることがある。
【0006】
また、空気入りタイヤは、一般に、左右一対のビードコアを備えている。カーカスプライがこのビードコアを内側から外側へ折り返されてビード部に係留されるので、カーカスプライの折返端部がサイドウォールに位置し、その外側にサイドゴムが配置されている。
【0007】
タイヤの軽量化等の要請を受けて、サイドゴムが薄くなると、カーカスプライの折り返し端部がサイドウォールの凹凸として相対的に目立ってくることがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
タイヤのサイドウォールに形成された文字、数字、記号又は図形などよりなるトレードマークやトレードドレスなどを目立たせるために、従来からサイドウォールの表面に、周方向に等間隔に設けられた多数の小さく同じ高さのリッジからなる環状の装飾帯を設け、この装飾帯の上に文字や図形などを設けることが行われている。
【0009】
発明者は、タイヤのサイドウォールに生じる上記の凹凸を目立たなくするために、トレードマークやトレードドレスなどを目立たせるために設けられた上記の小さなリッジをタイヤのサイドウォールの広範囲に渡って形成することを思いついた。
【0010】
タイヤのサイドウォールにリッジを形成するためには、モールドに凹部(溝)を形成する必要があり、この凹部はバイトの刃先をモールド表面に沿って移動させることによって掘られている。
【0011】
しかし、バイトの刃先が摩耗するため、始めに掘った凹部と最後に掘った凹部とでは断面形状に差が生じて、モールド1周の加工が終わったときに、掘り始めと堀り終わりの隣接個所が不均一な模様となる。このため、図8に示すように、最初に掘った凹部で形成されたリッジ100Aと最後に掘った凹部で形成されたリッジ100Bとの隣接個所が不均一な模様となり(なお、図8(A)においては不均一さは表現していない。)、空気入りタイヤの外観品質が低下する問題があった。
【0012】
本発明の目的は、上記のような従来技術の不具合を解消してタイヤの側面に生じる凹凸を目立たなくすると共に、モールドに凹部を形成する際バイトの刃先が次第に摩滅し、堀始めと堀り終わりの隣接面に生じるタイヤの外観不良を目立たなくするようなリッジをタイヤ側面に備えた空気入りタイヤを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、タイヤ半径方向またはタイヤ半径方向に対して傾斜する方向に延びる多数のリッジをタイヤ周方向に沿って複数配置することにより形成される円環状装飾帯を両側面の少なくとも一方に備えた空気入りタイヤであって、前記リッジは、前記円環状装飾帯のタイヤ半径方向内側端から外側端へ連続して延びており、前記円環状装飾帯には、長手方向直角断面形状が三角形のリッジと台形のリッジとが交互に隣接するように配置され、前記三角形のリッジの高さと前記台形のリッジの高さが略同一に設定されている、ことを特徴としている。
【0014】
請求項1に記載の空気入りタイヤでは、側面に、タイヤ半径方向またはタイヤ半径方向に対して傾斜する方向に延びる多数のリッジをタイヤ周方向に沿って複数配置した円環状装飾帯を設け、しかもその円環状装飾帯においては、長手方向直角断面形状が三角形のリッジと台形のリッジとが交互に隣接するように配置され、三角形のリッジの高さと台形のリッジの高さが略同一に設定されているため、影と光のトーンの変化する面を目立たせ、カーカスプライのジョイント部分や折り返し端によるタイヤ側面の凹凸を目立たなくすることが可能となる。
【0015】
なお、カーカスプライのジョイント部分や折り返し端によるタイヤ側面の凹凸の形成されている部分に重ねて円環状装飾帯を形成する。
【0016】
また、ここでいう側面とは、リムに装着した空気入りタイヤの路面と接地する部分を除いた部分で、かつ、外から見える部位であり、主にタイヤのサイドウォールであるが、ビード部も含んでよい。
【0017】
また、空気入りタイヤを成形するモールドの内面をバイトにて切削加工し、リッジ形成部となる凹凸を形成するが、バイトの刃先が次第に摩滅するため、堀始めと堀り終わりでは、加工面の形状、即ち、リッジの形状が異なってくる。
【0018】
しかし、長手方向直角断面形状の異なるリッジ、即ち、断面三角形のリッジと断面台形のリッジとが交互に隣接するように配置することにより、堀り始めと堀り終わりでリッジの形状が多少異なっても、それを目立たなくすることが可能となる。
【0019】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の空気入りタイヤにおいて、前記三角形のリッジ、及び前記台形のリッジは、高さが0.3〜2mmであり、タイヤ周方向に沿って0.3〜5mmの間隔で配置されていることを特徴としている。
【0020】
請求項2に記載の空気入りタイヤでは、三角形のリッジ、及び台形のリッジの高さを0.3〜2mmとし、タイヤ周方向に沿って0.3〜5mmの間隔で配置したので、タイヤ側面の凹凸を確実に目立たなくすることが可能となる。
【0021】
なお、三角形のリッジ、及び台形のリッジの高さが0.3mm未満では、タイヤ側面の凹凸を目立たせなく効果が不足する。
【0022】
一方、三角形のリッジ、及び台形のリッジの高さが2.0mmを越えると、リッジとして認識しにくくなる。
【0023】
また、三角形のリッジと台形のリッジの間隔が0.3mm未満になると、リッジとして認識しにくくなる。
【0024】
三角形のリッジと台形のリッジの間隔が5.0mmを越えると、タイヤ側面の凹凸を目立たせなく効果が不足する。
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の空気入りタイヤにおいて、前記三角形のリッジ、及び前記台形のリッジは、半径が30mm以上の円弧状または直線状に延びていることを特徴としている。
【0029】
請求項3に記載の空気入りタイヤでは、三角形のリッジ、及び台形のリッジが半径が30mm以上の円弧状または直線状に延びているため、三角形のリッジ、及び台形のリッジを形成する溝をモールドに加工し易くなる。
【0030】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、前記三角形のリッジ、及び前記台形のリッジは、前記円環状装飾帯のタイヤ半径方向内側端から外側端まで互いに略平行に延びていることを特徴としている。
【0031】
請求項4に記載の空気入りタイヤでは、三角形のリッジ、及び台形のリッジがタイヤ半径方向内側端から外側端まで互いに略平行であるため、三角形のリッジ、及び台形のリッジを形成する溝をモールドに加工し易くなる。
【0032】
なお、ここでいう略平行とは、隣接するリッジ同士がタイヤ半径方向の内側端から外側端までの間に互いに交差したり接触しないことを意味する。
【0033】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、前記三角形のリッジと前記台形のリッジとが互いに交差していることを特徴としている。
【0034】
請求項5に記載の空気入りタイヤでは、円環状装飾帯の半径方向内側端から外側端までの間において、前記三角形のリッジと前記台形のリッジとが互いに交差しているため、タイヤ側面に生じるカーカスプライのジョイント部分や折り返し端による凹凸をより一層目立たなくさせることができる。
【0035】
また、堀り始めと堀り終わりのリッジの形状の差異もより一層目立たなくさせることができる。
【0036】
【発明の実施の形態】
[第1の実施形態]
図1にしたがって本発明の空気入りタイヤの第1の実施形態を説明する。
【0037】
図1(A)は、第1の実施形態に係る空気入りタイヤ10のサイドウォール12の一部が示されている。
【0038】
図1(A)に示すように、空気入りタイヤ10のサイドウォール12には円環状の装飾帯14(なお、図1(A)には、周方向の一部のみ図示されている。)が設けられている。
【0039】
この装飾帯14は、少なくともカーカスプライのジョイント部分や折り返し端による凹凸(図示せず)が生じる部分に設けられている。
【0040】
装飾帯14は、第1のリッジ16及び第2のリッジ18がタイヤ周方向に小さな間隔を置いて交互に設けられることによって形成されている。
【0041】
第1のリッジ16及び第2のリッジ18は、装飾帯14のタイヤ径方向内側端14Aからタイヤ径方向外側端14Bへ連続して延びている。
【0042】
本実施形態では、第1のリッジ16及び第2のリッジ18は、直線状に延びており、かつ、タイヤ半径方向に対して同じ角度で傾斜している。
【0043】
図1(B)に示すように、第1のリッジ16は断面形状が三角形であり、第2のリッジ18は断面形状が略台形である。
【0044】
本実施形態では、第1のリッジ16の高さaと第2のリッジ18の高さbは同じである。なお、第1のリッジ16の高さa及び第2のリッジ18の高さbは、0.3mm〜2.0mmの範囲内に設定される。
【0045】
また、第1のリッジ16と第2のリッジ18との中心間隔は、0.3mm〜5.0mmの範囲内に設定される。
【0046】
上記の第1のリッジ16と第2のリッジ18は、空気入りタイヤ10を形成する金属製(例えば、アルミ、鉄等)のモールドの内面に形成された溝によって形成される。
【0047】
また、モールドの溝は、バイトを用いてタイヤ周方向の一方向に順番に掘られている。
(作用)
本実施形態の空気入りタイヤ10では、断面形状が略台形の第1のリッジ16と断面形状が三角形の第2のリッジ18が隣接して交互に配置されることにより、光と影のバランスや反射光の強弱が微妙に変化する。
【0048】
これにより、サイドウォール12に生じるカーカスプライのジョイント部分や折り返し端による凹凸が目立たなくなる。
【0049】
また、この空気入りタイヤ10を成形するモールドの内面には、第1のリッジ16を形成する溝及び、第2のリッジ18を形成する溝が各々複数掘られているが、例えば、バイトで始めに掘った溝と、最後に掘った溝とは、バイトの摩耗によって形状が多少異なってくる。このため、バイトで始めに掘った溝により形成された第1のリッジ16と、最後に掘った溝により形成された第1のリッジ16とは多少形状が異なることになる。
【0050】
このような形状の多少異なる第1のリッジ16が存在しても、その間に第1のリッジ16とは形状の異なる第2のリッジ18が介在するので、第1のリッジ16の形状が多少異なっていても、それが目立たなくなる。なお、これは第2のリッジ18についても同様である。
【0051】
また、本実施形態の空気入りタイヤ10の第1のリッジ16及び第2のリッジ18は直線形状であるので、これらを形成するモールドの溝も直線状となり、モールドの加工が容易である。
【0052】
なお、第1のリッジ16の高さa及び第2のリッジ18の高さbが0.3mm未満では、サイドウォール12の凹凸を目立たせなく効果が不足する。
【0053】
一方、第1のリッジ16の高さa及び第2のリッジ18の高さbが2.0mmを越えると、リッジとして認識しにくくなる。
【0054】
また、第1のリッジ16と第2のリッジ18との中心間隔が0.3mm未満になると、リッジとして認識しにくくなる。
【0055】
第1のリッジ16と第2のリッジ18との中心間隔が5.0mmを越えると、サイドウォール12の凹凸を目立たせなく効果が不足する。
[参考例1]
次に、参考例1にかかる空気入りタイヤを図2にしたがって説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0056】
図2(A),(B)に示すように、参考例1に係る空気入りタイヤ10のサイドウォール12には、第1の実施形態と同様に第1のリッジ16及び第2のリッジ18が形成されているが、第1のリッジ16の高さaが第2のリッジ18の高さbよりも小さく設定されている。
【0057】
[参考例2]
次に、参考例2に係る空気入りタイヤを図3にしたがって説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0058】
図2(A),(B)に示すように、参考例2に係る空気入りタイヤ10のサイドウォール12には、第1の実施形態と同様に第1のリッジ16及び第2のリッジ18が形成されているが、第1のリッジ16の高さaが第2のリッジ18の高さbよりも大きく設定されている。
【0059】
[第2の実施形態]
次に、本発明の空気入りタイヤの第2の実施形態を図4にしたがって説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0060】
図4(A),(B)に示すように、第2の実施形態に係る空気入りタイヤ10のサイドウォール12には、第1の実施形態と同様に第1のリッジ16及び第2のリッジ18が形成されているが、第1のリッジ16及び第2のリッジ18が、曲率半径Rの円弧状に形成されている。
【0061】
なお、サイドウォール12の凹凸を目立たせなくする作用効果は第1の実施形態と同様である。
【0062】
ここで、第1のリッジ16及び第2のリッジ18を円弧状とする場合、その曲率半径Rを30mm以上とすることが好ましい。
【0063】
第1のリッジ16及び第2のリッジ18の曲率半径Rが30mm未満では、第1のリッジ16及び第2のリッジ18を形成する溝をモールドに加工し難くなる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の空気入りタイヤの第3の実施形態を図5及び図6にしたがって説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0064】
図5(A)〜(C)及び図6に示すように、第3の実施形態に係る空気入りタイヤ10のサイドウォール12には、第1の実施形態と同様に、直線状の第1のリッジ16及び第2のリッジ18が形成されているが、第1のリッジ16及び第2のリッジ18が装飾帯14の半径方向中央付近で交差している。
【0065】
また、第1のリッジ16の高さaと第2のリッジ18の高さbとは同じである。
【0066】
なお、サイドウォール12の凹凸を目立たせなくする作用効果は第1の実施形態と同様であるが、第1のリッジ16と第2のリッジ18とを平行とするよりもサイドウォール12の凹凸を目立たせなくする作用効果は大きくなる。
[第4の実施形態]
次に、本発明の空気入りタイヤの第4の実施形態を図7にしたがって説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0067】
この第4の実施形態は、前記第3の実施形態の変形例であり、図7(A)〜(C)に示すように、第1のリッジ16及び第2のリッジ18が円弧形状に形成されている。
【0068】
なお、サイドウォール12の凹凸を目立たせなくする作用効果は第3の実施形態と同様である。
【0069】
以上説明したように、本発明の適用された実施形態の空気入りタイヤ10では、サイドウォール12の凹凸の目立つ部分に、高さが0.3〜2mmで、断面形状の異なる第1のリッジ16及び第2のリッジ18を0.3〜5mmの間隔で交互に設けたので、サイドウォールの凹凸を目立たなくすることが可能となり、また、第1のリッジ16の形状及び第2のリッジの形状が、各々リッジ毎に多少異なっても、それを目立たなくすることが可能となる。
【0070】
【0071】
また、第1のリッジ16の延びる方向と、第2のリッジ18の延びる方向は上記の実施形態以外の方向であっても良く、半径方向内側端から外側端の間でその向きが変更されても良い。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の空気入りタイヤは上記の構成としたので、タイヤの側面に生じる外観不良を目立たなくすることができる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)は第1の実施形態に係る空気入りタイヤの側面の一部を示す側面図であり、(B)は図1(A)のA−A線断面図である。
【図2】 (A)は参考例1に係る空気入りタイヤの側面の一部を示す側面図であり、(B)は図2(A)のB−B線断面図である。
【図3】 (A)は参考例2に係る空気入りタイヤの側面の一部を示す側面図であり、(B)は図3(A)のC−C線断面図である。
【図4】 (A)は第2の実施形態に係る空気入りタイヤの側面の一部を示す側面図であり、(B)は図4(A)のD−D線断面図である。
【図5】 (A)は第3の実施形態に係る空気入りタイヤの側面の一部を示す側面図であり、(B)は図5(A)のE−E線断面図であり、(C)は図5(A)のF−F線断面図である。
【図6】 第3の実施形態に係る空気入りタイヤのリッジの斜視図である。
【図7】 (A)は第4の実施形態に係る空気入りタイヤの側面の一部を示す側面図であり、(B)は図7(A)のG−G線断面図であり、(C)は図7(A)のH−H線断面図である。
【図8】 (A)は従来の空気入りタイヤのリッジ加工された部分を示す空気入りタイヤの一部側面図であり、(B)は図8(A)のI−I線断面図である。
【符号の説明】
10 空気入りタイヤ
12 サイドウォール(側面)
14 装飾帯(円環状装飾帯)
14A 内側端
14B 外側端
16 第1のリッジ
18 第2のリッジ
Claims (5)
- タイヤ半径方向またはタイヤ半径方向に対して傾斜する方向に延びる多数のリッジをタイヤ周方向に沿って複数配置することにより形成される円環状装飾帯を両側面の少なくとも一方に備えた空気入りタイヤであって、
前記リッジは、前記円環状装飾帯のタイヤ半径方向内側端から外側端へ連続して延びており、
前記円環状装飾帯には、長手方向直角断面形状が三角形のリッジと台形のリッジとが交互に隣接するように配置され、前記三角形のリッジの高さと前記台形のリッジの高さが略同一に設定されている、
ことを特徴とする空気入りタイヤ。 - 前記三角形のリッジ、及び前記台形のリッジは、高さが0.3〜2mmであり、タイヤ周方向に沿って0.3〜5mmの間隔で配置されていることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
- 前記三角形のリッジ、及び前記台形のリッジは、半径が30mm以上の円弧状または直線状に延びていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気入りタイヤ。
- 前記三角形のリッジ、及び前記台形のリッジは、前記円環状装飾帯のタイヤ半径方向内側端から外側端まで互いに略平行に延びていることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。
- 前記三角形のリッジと前記台形のリッジとが互いに交差していることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。
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