JP4314991B2 - 車体後部構造 - Google Patents

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本発明は、車体後部構造に関するものである。
シートベルトを巻き取るリトラクタと、車体部材に係止するストライカとが設けられる車体後部構造については、下記特許文献が知られている。
同特許文献1(図6参照)は、図示しないドア部材によって開閉される車体開口部の後方にリヤピラーが配設され、このリヤピラーの車両前方側において車体開口に臨むように前端壁が設けられ、ドア部材を係止可能なストライカが前端壁から車体開口部に突出して設けられ、一方、リヤピラーの車体内方側には、リヤピラーインナが車両後方向に向かって配設され、リヤピラーとリヤピラーインナとは断面L字状のスティフナを介して接合され、さらにシートベルトを巻き取るリトラクタがブラケットを介してリヤピラーインナとスティフナに締結された車体後部構造が開示され、これによりリヤピラーのストライカ取付け部周りの剛性を高めて、車体後部の強度、剛性の向上ができるとされている。
シートベルトリトラクタは、車両が衝突等の事故にあった場合、乗員を拘束するためにその取付け部には極めて高い荷重が加わることが知られており、十分な取付け強度が確保されていない場合、取付け部の変形が発生し、最悪の場合には取付け部の破断に至り、乗員を拘束する機能が損なわれることもあり、この点からすれば下記特許文献1のリトラクタはリヤピラーインナとスティフナとに接合され取付け強度は向上しているものと考えられる。
ところで、ピラー内にレインフォースメントを配設してピラーを補強する構造が多く提案されているが、下記特許文献1には、ピラー内にレインフォースメントが配設されておらず、仮に配設しようとしても、ドアストライカの高さに対応する部分に断面L字状のスティフナがあるために、上下に分割する等してレインフォースメントを配設せざるを得ず、複雑な構造となる。したがって、同特許文献1に開示の車体後部構造は、近年の自動車に求められる安全性に対しては不十分であり、新たにリトラクタ等を十分な強度で取付けでき、且つ簡単な構造の車体後部構造が求められる。
特開平7−329827号公報
以上より本発明は、シートバックストライカとシートベルトリトラクタとが近接する車体後部構造において、これらが簡単な構造で車体へ取付けられ、且つその取付け強度の向上を図ることを課題とする。
本発明に関わる車体後部構造の第一の構成は、リヤサイドドアの開口後部近傍に配設されるリヤインナパネルの車室内側に後席シートベルトのリトラクタが、リヤインナパネルに接合されるアンカープレートと共に取付けられてなり、リヤサイドドアの開口後部から車両後端近傍に亘ってリヤインナパネルに車室内方に突出するように接合された内側ホイールハウス部を有する車体後部構造において、アンカープレートはリヤインナパネルの車室外側部に接合され、且つアンカープレートの車両前方側部はリヤピラー内に配設接合されるリヤピラーレインフォースメントに接合されると共に、アンカープレートの車両後方側部は、内側ホイールハウス部の上部とリヤインナパネルとに接合されるサスペンションハウジングガセットのフランジ部にリヤインナパネルを挟んで接合されるものである。
第一の構成によれば、アンカープレートはインナパネルの車室外側部に接合されるため、リトラクタが車室内側に向かって引っ張られる荷重が加わっても、アンカープレートとリヤインナパネルの接合部は引っ張り荷重ではなく圧縮荷重を受けるため接合部が外れることは無いので有利である。また、アンカープレートはインナパネルの車室外側部に接合されるため、アンカープレート前方側部はリヤピラー内に配設接合されて車体を補強するリヤピラーレインフォースメントに接合が可能であり、アンカープレート後方側部は、リヤインナパネルと、リヤインナパネルから車室内方に突出するよう接合された内側ホイールハウス部とに接合されるサスペンションハウジングガセットのフランジ部とに接合され、とりわけ、アンカープレート後方側部は、リヤインナパネルを挟んでサスペンションハウジングガセットのフランジ部に接合される構造となる。したがって、アンカープレートの車両前方側部及び後方側部とも強固に接合されて剛性も向上する。
また、そのアンカープレートに取付けられるシートベルトのリトラクタの取付け強度が、アンカープレートを補強するためにスティフナ等の別部材を用いることなく、簡単な構造により向上させることができる。
本発明に関わる第二の構成は、リヤピラーレインフォースメントの下方はリヤインナパネルから車室外方に向かって突出するように一体的に形成された外側ホイールハウス部に向かって延びる延設部とされ、延設部先端部は外側ホイールハウス部に接合されるものである。
第二の構成によれば、リヤピラーレインフォースメントの下方に延びる延設部先端部は、リヤインナパネルの外側ホイールハウス部に接合され、そしてリヤピラーレインフォースメントはリヤピラーに接合されてこれを補強している構造とされる。したがって、リヤピラーレインフォースメントは、その上部から下方先端部まで車体部材と接合されているため取付け剛性が向上したものとなり、これに伴いリヤピラーレインフォースメントの下方に延びる延設部にアンカープレートの車両前方側部が接合され、該アンカープレートにシートベルトのリトラクタを取付ける構造において、その取付け強度の向上効果をより一層助長し得る。
本発明に関わる第三の構成は、アンカープレートには、シートバック係止用ストライカが取付けられるストライカ台座部材も取付けられるものである。
第三の構成によれば、上記第一の構成で説明したように、アンカープレート前後側部は夫々、車体補強部材である、リヤピラーレインフォースメントとサスペンションハウジングガセットとに接合される構造であるため、アンカープレートに取付けられるストライカ台座部材もアンカープレートを介して車体に高強度に取付けられることとなり、さらに該ストライカ台座部材に取付けられるシートバック係止用ストライカの取付け強度も向上することができる。
本発明に関わる第四の構成は、ストライカ台座部材は、リトラクタを跨いで両側部にアンカープレートへの取付け部を有する断面略ハット状とされていると共に、ストライカ台座部材の車室内方側に臨む略ハット状頂面にシートバック係止用ストライカが立設されるものである。
第四の構成によれば、上記リトラクタとストライカとの配設に伴う干渉の問題を解決し得ると共に、上記ストライカの取付け強度を簡単な構造にて有効に向上させ得る。また、シートバック係止用ストライカの車幅方向長さが、インナパネルに直接組みつけられている場合と比較するとストライカ台座の車幅方向への張り出し高さ分、短くできるので、その剛性が向上し、またシートバックの係止に好適な構造とすることができる。
また、第四の構成によれば、リトラクタがストライカ台座部材で覆われるため、樹脂トリムのみで覆う場合に比較してリトラクタ保護性を高くすることができる。
以上、本発明によれば、シートバックストライカとシートベルトリトラクタとが近接する車体後部構造において、これらが簡単な構造で車体へ取付けられ、且つその取付け強度の向上ができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る車両の室内後方側面部を示す斜視図である。図1によれば、車両1には、可倒式のリヤシート3が備えられ、リヤシート3の車両側方にはリヤサイドドア5がリヤサイドドア開口7に対して開閉可能に配設されている。リヤシート3の構成部材であり、車両前方に向かって倒すことが可能なシートバック3aの背面部3bには凹部3cが設けられ、凹部3c内には、図示しないロック部材が設けられ、このロック部材は、シートバック3aが起立状態にされた時、車体側方面に固定され車幅方向に突出するシートバック係止用ストライカ21(以下、ストライカ21と称す)と係合するようにされている。なお、シートバック3aの起立状態とは、通常、垂直状態よりもやや車両後方側に倒れる状態を言い、そのためストライカ21も、シートバック3aが垂直状態よりもやや車両後方側に倒れる状態においてロック部材と係合し、水平状態からやや所定の角度をもって、ストライカ台座部材21(図2参照)に連結されている。
リヤサイドドア開口7の車両後方は、車室内に面したリヤアッパーサイドトリム9と、リヤロアサイドトリム11とが、それらよりも車体外方に配設される車体部材(詳細後述)を覆うように配設されている。
リヤアッパーサイドトリム9は、リヤサイドドア開口7の車両後方に近接する前方部9aを有し、前方部9aには、リヤシート3に着座する乗員を拘束するシートベルトウェビング27が繰り出し可能に挿通される挿通口9bが形成されている。なお、リヤアッパーサイドトリム9の前方部9aは、リヤサイドドア開口7の車両後方部を構成するリヤピラーインナ(詳細後述)の上部を覆っている。
一方、リヤロアサイドトリム11は、リヤサイドドア開口7の車両後方部を構成するリヤピラーインナ(詳細後述)の下部を覆う前部11aと、前部11aの車両後方において、車幅方向内方に僅かに突出する第一突出部11bと、突出部11bの上部から車両後方に延びる延設部11cと、延設部11cの下部において、荷室17に向かって突出する第二突出部11dと、第二突出部11dの車両後方端部から湾曲して車幅方向内方に延びる後端部11eとが一体的に形成されてなるものである。
リヤロアサイドトリム11の後端部11eにおける車幅方向内方端からは、リヤエンドトリム13が車幅方向に配設され、リヤエンドトリム13の下端部からは車両前方に向かう平板状の荷室フロア部材15が配設されている。したがって、荷室17は、リヤアッパーサイドトリム9と、リヤロアサイドトリム11と、リヤエンドトリム13と、荷室フロア部材15とで形成されていることになる。なお、符号19は、図示しないバックドアによって開閉される荷室後部開口である。
さて、リヤロアサイドトリム11における前部11aの車両後方に設けられ、車幅方向内方に僅かに突出する第一突出部11bの車体外方には、ストライカ21を固定するストライカ台座部材23と、シートベルトウェビング27を巻き取るシートベルトリトラクタ25(以下、リトラクタ25と称す)が設けられており、その構造の詳細を図2に基づいて説明する。なお、図2は、図1で示すリヤアッパーサイドトリム9及びリヤロアサイドトリム11を組付ける前の車体構造を示している。
図2によれば、リヤサイドドア開口7の車両後方部はリヤインナパネル33が車両後方に向かうように一体的に配設されている。そしてリヤインナパネル33の車両前方端部はリヤピラーインナ31とされ、リヤサイドドア開口7に臨んでいる。なお、リヤインナパネル33の車両外方にはリヤアウタパネル(不図示)が車両前後方向に配設され、そのリヤアウタパネルの車両前方端部はリヤピラーアウタ(不図示)とされると共にリヤピラーインナ31と接合され、リヤピラーアウタとリヤピラーインナ31とでリヤピラー(不図示)が構成されている。
また、このリヤインナパネル33の車室外側部にはアンカープレート45が接合されている。そして、アンカープレート45とリヤインナパネル33とが重ね合わされて接合されている重なり部46には、リトラクタ25と、ストライカ21を支持するストライカ台座部材23とが連結されている。
詳細には、図2、又は図2のA−A断面を示す図3で示すように、ストライカ台座部材23は、前方固定面部23bと後方固定面部23cと、両固定面部23b、23cから車幅方向内方に向かって立設する立設部23d、23dと、両立設部23d、23dの車幅方向内方端部を結ぶ頂面部23aから成り、前方固定面部23bと後方固定面部23cが夫々、アンカープレート45とリヤインナパネル33との重なり部46に締結部材T1、T1で固定されている。したがって、ストライカ台座部材23は、断面略ハット状に成形されてなる部材であり、頂面部23aにストライカ21が締結されているものである。
したがって、ストライカ21は、重なり部46に直接締結される場合と比較すると、頂面部23aに締結される分(即ち、立設部23d、23dの車幅方向高さ分)だけ車幅方向に延びる長さが短くでき、その剛性が向上し、シートバックの係止に好適な構造とすることができる。
また、リトラクタ25は、ストライカ台座部材23の立設部23d、23dと、頂面部23aとによって跨がれるように配設され、重なり部46に対して、締結部材T2で締結されている。
さらに、図2によれば、リヤインナパネル33の下部には、内側ホイールハウス39が車幅方向内方、即ち車室内方に向かって突出するように接合されている。内側ホイールハウス39は、上面部39aを有し、この上面部39aにはサスペンションハウジングガセット41が接合されている。
サスペンションハウジングガセット41は、内側ホイールハウス39の上面部39aに沿うように設置接合される下面部41aと、下面部41aから略直角に屈曲されて上方に延び、且つリヤインナパネル33と離間する上方延設面部41cと、上方延設面部41cの車両前後方向端部からリヤインナパネル33に向かって延びる立設面部(符号なし)と、立設面部の車両外方端においてリヤインナパネル33と当接して接合されるフランジ部41b、41bとを有している。
そして、サスペンションハウジングガセット41の車両前方側フランジ部41bの一部は、リヤインナパネル33を挟んでアンカープレート45の後方側部45R(図5参照)とも接合されている。そして、アンカープレート45の前方側部45F(図5参照)は、リヤインナパネル33の車両前方端部であるリヤピラーインナ31と、リヤピラーアウタと連結されるリヤピラーレインフォースメント35の下方部と接合されている。
次に、リヤピラーレインフォースメント35の構造について、図3と、リヤピラーレインフォースメント35の車両外方側からの斜視図である図4を用い、そして、アンカープレート45の後方側部45R、及び前方側部45Fの連結構造について、図3、及び図5を用いて詳細に説明する。なお、図5は、図2のB方向矢視図、即ち、荷室17側から車両外方に向かう側面図であり、図5においては、ストライカ台座部材23、ストライカ21、リトラクタ25、及びシートベルトウェビング27を省略している。また、図を分かりやすくするため、リヤピラーレインフォースメント35は仮想線で示している。
まず、図3に示すように、アンカープレート45の前方側部45Fには、リヤピラーレインフォースメント35が接合されている。そして、図3と図4とから分かるように、リヤピラーレインフォースメント35は、車両外方端面部35aと、連結面部35bと、車両内方端面部35cを有し、車幅方向に延びる連結面部35bの車両外方端から車両後方に延びる車両外方端面部35aが、そして連結面部35bの車両内方端から車両前方に延びる車両内方端面部35cが一体的に形成されている部材で、リヤピラーレインフォースメント35全体では、車両上下方向に延びる長尺な形状とされている。なお、図3は、図2におけるA−A断面であるところから、リトラクタ25の上部は切断面として表されているものである。
さらに詳細には、図4に示すように、リヤピラーレインフォースメント35は、その高さ方向途中部分から車両内方端面部35cの車両前後方向幅が短くなり、幅の短い車両内方端面部35cと車両外方端面部35aと連結面部35bとが下方に延びる延設部35dとを形成している。
そして図5に示すように、延設部35dにおける車両内方端面部35cとアンカープレート45の前方側部45Fとがリヤインナパネル33を挟んでX印で示す溶接部W6で接合され、さらに溶接部W7ではアンカープレート45の前方側部45Fとリヤインナパネル33とが直接接合されている。なお、リヤピラーレインフォースメント35における車両内方端面部35cの上方部はX印で示す複数の溶接部W4でリヤインナパネル33のリヤピラーインナ31に接合され、車両外方端面部35aの上方部はX印で示す複数の溶接部W8でアウタパネルに接合される。
さらに、図4に示す延設部35dの先端部35eは、リヤインナインナ33において車室外方に向かって突出するように一体的に設けられる外側ホイールハウス37(図3参照)に当接するように屈曲されて、X印で示す複数の溶接部W5で接合される。
したがって、リヤピラーレインフォースメント35は、リヤピラーインナ31と、リヤアウタパネルと、さらに外側ホイールハウス37とに接合されるため、取付け剛性が向上する。そしてこれに伴い、リトラクタ25の取付け強度の向上ができる。
一方、図5に示すように、アンカープレート45の後方側部45Rは、リヤインナパネル33の外側面に接合される。詳細には、荷室17側、即ち車室内方に向かって突出する内側ホイールハウス39はフランジ39bが形成され、フランジ39bはリヤインナパネル33とX印で示す複数の溶接部W2で接合され、内側ホイールハウス39上に接合されるサスペンションハウジングガセット41は、その車両前方側のフランジ部41bがリヤインナパネル33と接合されるが、アンカープレート45の後方側部45Rと、サスペンションハウジングガセット41の車両前方側のフランジ部41bとはリヤインナパネル33を挟んでX印で示す複数の溶接部W3にて接合されている。
したがって、アンカープレート45は、その後方側部45Rがリヤピラーレインフォースメント35とリヤインナパネル33とに接合され、その後方側部45Rがサスペンションハウジングガセット41の車両前方側のフランジ部41bとリヤインナパネル33とに接合されていることになり、極めて接合強度の高い構造となっている。その結果、重なり部46にリトラクタ25とストライカ台座部材23とが連結されてもこれらを高強度に支持することができる。
以上、本発明に係る実施の形態を説明したが、これによれば、アンカープレート45がリヤインナパネル33の車室外側部に接合され、アンカープレート45の車両前方側部45Fは、リヤインナパネル33と外側ホイールハウス37とリヤアウタパネルとに接合されるリヤピラーレインフォースメント35の延設部35dにリヤインナパネル33と共に接合され、さらにアンカープレート45の車両後方側部45Rは、サスペンションハウジングガセット41のフランジ部41bとリヤインナパネル33とに接合される構造となっているため、車体との接合強度が極めて高いものとされている。そして、リトラクタ25と、リトラクタ25を跨ぐような形状に成形されたストライカ台座部材23とは、上記のように車体との接合強度が極めて高いアンカープレート45とインナパネル33とが重なって接合されている重なり部46に連結されるため、その取付け強度が向上できる。さらに、リトラクタ25とストライカ台座部材23とは干渉しない簡単な構造が得られる。
本発明に係る車両の室内後方側面部を示す斜視図 図1で示すトリム部材を組付ける前の車体構造を示す斜視図 図2のA−A断面を示す図 リヤピラーレインフォースメントの車両外方側からの斜視図 図2のB方向矢視図 従来技術を示す図
符号の説明
5・・・リヤサイドドア
7・・・リヤサイドドア開口
21・・・シートバック係止用ストライカ
23・・・ストライカ台座部材
23a・・・ストライカ台座部材の頂面
25・・・リトラクタ
27・・・シートベルトウェビング(後席シートベルト)
33・・・リヤインナパネル
35・・・リヤピラーレインフォースメント
35d・・・延設部
35e・・・リヤピラーレインフォースメントの延設部先端部
37・・・外側ホイールハウス
41・・・サスペンションハウジングガセット
41b・・・サスペンションハウジングガセットのフランジ部
45・・・アンカープレート
45F・・・アンカープレートの車両前方側部
45R・・・アンカープレートの車両後方側部

Claims (4)

  1. リヤサイドドアの開口後部近傍に配設されるリヤインナパネルの車室内側に後席シートベルトのリトラクタが、上記リヤインナパネルに接合されるアンカープレートと共に取付けられてなり、上記リヤサイドドアの開口後部から車両後端近傍に亘って上記リヤインナパネルに車室内方に突出するように接合された内側ホイールハウス部を有する車体後部構造において、
    上記アンカープレートは上記リヤインナパネルの車室外側部に接合され、且つ上記アンカープレートの車両前方側部はリヤピラー内に配設接合されるリヤピラーレインフォースメントに接合されると共に、上記アンカープレートの車両後方側部は、上記内側ホイールハウス部の上部と上記リヤインナパネルとに接合されるサスペンションハウジングガセットのフランジ部に上記リヤインナパネルを挟んで接合されることを特徴とする車体後部構造。
  2. 請求項1において、上記リヤピラーレインフォースメントの下方は上記リヤインナパネルから車室外方に向かって突出するように一体的に形成された外側ホイールハウス部に向かって延びる延設部とされ、該延設部先端部は上記外側ホイールハウス部に接合されることを特徴とする車体後部構造。
  3. 請求項1又は2において、上記アンカープレートには、シートバック係止用ストライカが取付けられるストライカ台座部材も取付けられることを特徴とする車体後部構造。
  4. 請求項3において、上記ストライカ台座部材は、上記リトラクタを跨いで両側部に上記アンカープレートへの取付け部を有する断面略ハット状とされていると共に、上記ストライカ台座部材の車室内方側に臨む略ハット状頂面に上記シートバック係止用ストライカが立設されることを特徴とする車体後部構造。
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