JP5002624B2 - スライドドア付き車体構造 - Google Patents
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そして、剛性を確保したサイドシルにシート支持脚部を取り付けることで、シート支持脚部が強固に取り付けられる。
このため、補強ガセットを大きな形状に形成する必要があり、そのことが車体重量を抑える妨げになっていた。
さらに、補強ガセットを個別に備えるために部品点数が増加し、補強ガセットをサイドシルに組み付ける工程が必要になり、そのことが組付け工数を抑える妨げになっていた。
これにより、シル膨張部の前部、中央部および後部をフロアフレーム、クロスメンバーおよびガイド収納部の3部材でそれぞれ補強して、シル膨張部(すなわち、サイドシル)の剛性を確保することができる。
加えて、大きな形状の補強ガセットを不要にすることで、部品点数を減らすことができる。部品点数を減らすことで、補強ガセットをサイドシルに組み付ける工程が不要になり、組付け工数を減らすことができる。
よって、シートに作用した荷重をサイドシルや補強部材に伝えることができる。そして、シートから補強部材に作用したシート荷重を、補強部材を経てクロスメンバーに分散できる。
これにより、補強部材の剛性を抑えることが可能になり、補強部材を必要以上に大きな形状にする必要がなく、補強部材のコンパクト化や軽量化を図ることができる。
例えば、車両が前進走行中に衝突した場合、シートを車体前方に向けて移動させようとする前向きの慣性力が作用する。
この前向きの慣性力が、「シートからサイドシルや補強部材に作用するシート荷重」となる。
シートベルト内蔵式シートを備えた車両の前進走行中に相手車両が衝突した場合、乗員をシートから浮き上がらせようとする上向きの慣性力が乗員に作用する。
この上向きの慣性力が、「シートからサイドシルや補強部材に作用するシート荷重」となる。
このように、シートからサイドシルや補強部材に車体前方に向けて作用するシート荷重や、シートからサイドシルや補強部材に上方に向けて作用するシート荷重を、補強部材を介してサイドシルやクロスメンバーに分散できる。
よって、シートから補強部材に作用した荷重を、締結部材を介してガイド収納部に分散することができる。
これにより、補強部材の剛性を抑えることがさらに可能になり、補強部材のコンパクト化や軽量化を一層図ることができる。
これにより、補強部材の剛性を抑えることがさらに可能になり、補強部材のコンパクト化や軽量化を一層図ることができる。
これにより、補強部材の剛性を抑えることがさらに可能になり、補強部材のコンパクト化や軽量化を一層図ることができる。
これにより、シートからシート取付部位に作用した荷重をガイド収納部に一層効率よく分散することができるので、補強部材のコンパクト化や軽量化を一層図ることができる。
ここで、溶接ボルトは、頭部の座面に突起部を設け、突起部を補強部材に溶接して用いられるボルトである。
これに対して、請求項6では、溶接ボルトおよびナットでシートを締結することで、溶接ボルトの頭部のみがサイドシルの上部から下方に突出する。
よって、溶接ボルトおよびナットを用いることで、サイドシルの上部からの突出量をボルトおよび溶接ナットと比べて小さく抑えることができる。
これにより、ガイド収納部の高さを維持した状態において、乗降用のステップ高さを低く抑えることが可能になり、乗降性を確保することができる。
図1〜図2に示すように、スライドドア付き車体構造10は、センターピラーを備えていないセンターピラーレスの車両である。
このスライドドア付き車体構造10は、車体前後方向に延出された左右のフロントサイドフレーム11と、左右のフロントサイドフレーム11の後端部11aから車体後方に向けてそれぞれ延出された左右のフロアフレーム(フロアフレーム)12と、左右のフロアフレーム12の車体外側に設けられるとともに車体前後方向に延出された左右のサイドシル(サイドシル)13とを備えている。
スライドドア25(図1参照)は、ドアガイド手段23に沿って車体前後方向にスライド移動自在に設けられている。
このスライドドア25は、フューエルリッド111(図1参照)を閉じた状態において開閉可能に支持されている。
補強部材21の車体後方にドアストッパ部27が設けられている。
なお、補強部材21およびドアストッパ部27については後で詳しく説明する。
左フロントサイドフレーム11の後端部11a近傍および左サイドシル13の前端部13aが左アウトリガー34で連結されている。
右フロントサイドフレーム11の後端部11a近傍および右サイドシル13の前端部13aが右アウトリガー34で連結されている。
図5、図6に示すように、左フロアフレーム12は、底部36と、底部36の内外から立ち上げられた内外の側壁37とを有している。
左フロアフレーム12にはスチフナ38が接合されている。
スチフナ内側部38bが内側壁37の上端部37aに設けられるとともに、スチフナ外側部38bが外側壁37の上端部37aに設けられている。
右フロアフレーム12(図2参照)は、左フロアフレーム12と左右対称に形成された部材であり、詳しい説明を省略する。
図5、図7に示すように、後クロスメンバー14は、左右のフロアフレーム12に対して交差するように車幅方向に向けて延出されることで左右のサイドシル13(右サイドシル13は図2参照)に架け渡されている。
すなわち、後クロスメンバー14は、底部41、前後の側壁42,43および前後のフランジ42a,43aで上方に開口するように、いわゆる断面略ハット状に形成されている。
張出片41a、左前フランジ42bおよび左後フランジ43bが、左サイドシル13に接合されている。
なお、左前フランジ42bおよび左後フランジ43bの左サイドシル13への接合については図10、図11で詳しく説明する。
この左リヤフロアフレーム15は、底部46、内外の側壁47および内外のフランジ47aで上方に開口するように、いわゆる断面略ハット状に形成されている。
フロアパネル16の前端部16aに前クロスメンバー17が載置され、前クロスメンバー17が左右のサイドシル13に架け渡されている。
この前クロスメンバー17は、後クロスメンバー14の車体前方に設けられている。
また、左サイドシル13(補強部材21も含む)に左フロントシート22の左後支持脚部55が溶接ボルト56・ナット57で取り付けられている(設けられている)。
これにより、左フロントシート22が、前クロスメンバー17および後クロスメンバー14に取り付けられている。
左サイドシル13は、後クロスメンバー14および左フロアフレーム12の車体外側に左フロアフレーム12に沿って車体前後方向に延出された閉断面状の骨材である。
右サイドシル13は、左サイドシル13と左右対称に形成された部材であり、詳しい説明を省略する。
これにより、サイドシルインナ61およびサイドシルアウタ62が接合されて閉断面状の左サイドシル13が形成されている。
この開口部63aからスライドドア25のガイド部材65(具体的には、ロアローラ支持部材65aやロアローラ65b)がドアガイド手段23内に収納されている。
シル膨張部71は、左サイドシル13から車幅方向内側に向けて張り出される(すなわち、車室59側に向けて膨張される)ことにより、平面視において略富士山状に形成されている(図9参照)。
ボルト貫通孔81に溶接ボルト56が貫通されている。溶接ボルト56は、図2に示す左フロントシート(シート)22の左後支持脚部55を締結する締結部材である。
前取付部位72cに前ボルト83が貫通可能な前取付孔82が形成されている。
後取付部位72dに後ボルト83が貫通可能な後取付孔82が形成されている。
これにより、頂部76、左フロアフレーム12の外側壁37(上端部37a)およびスチフナ外側部38bがフレーム接合部位(接合部位)84(図10も参照)で接合されている。
後傾斜前半部78は、補強部材21(図10参照)および後クロスメンバー14に接合されている。
また、後傾斜後半部79はドアガイド手段23(図10も参照)に接合されている。
この補強部材21は、膨張側壁部74の後傾斜前半部78に接合された略矩形状の補強側壁85と、補強側壁85の上辺から車幅方向外側に向けて折り曲げられて膨張上部72に接合された略矩形状の補強上部86とを有する。
加えて、補強後辺部85bおよび左後フランジ43bで後傾斜前半部78の後部78bが挟持されている。
さらに、補強側壁85は、補強前辺部85aおよび補強中央部85c間の膨出部位85dが、後傾斜前半部78に対して離れるように車幅方向外側に膨出されている。
具体的には、折曲近傍部86aは、膨張上部72の裏面72eに重ね合わされた状態で、膨張上部72およびフロアパネル16に接合されている。
また、外辺部86bは、折曲近傍部86aと同様に、膨張上部72の裏面72eに重ね合わされた状態で、膨張上部72およびフロアパネル16に接合されている。
なお、膨張上部72は、フロアパネル16の裏面16bに重ね合わされている。
ボルト貫通孔88は、膨張上部72のボルト貫通孔81およびフロアパネル16のボルト貫通孔89に対して同軸上に形成されている。
シート取付部位86cのボルト貫通孔88、膨張上部72のボルト貫通孔81およびフロアパネル16のボルト貫通孔89に溶接ボルト56が下方から貫通され、溶接ボルト56の頭部58がシート取付部位86cの裏面86dに溶接されている。
これにより、左後支持脚部55が膨張上部72および補強上部86(シート取付部位86c)に締結されている(設けられている)。
左後支持脚部55は、左フロントシート22のスライドレール28(図2参照)を支持する部位である。
ガイド収納部91は、閉断面状の左サイドシル13内に左サイドシル13に沿って設けられ、スライドドア25のガイド部材65(具体的には、ロアローラ支持部材65aやロアローラ65b)を収納する空間93を備えた部材である。
このガイド収納部91は、ガイド天井部95、ガイド底部96およびガイド側壁部97で断面略コ字状に形成されている。
加えて、ガイド収納部91は、図6に示すように、ガイド底部96が支持部材101で支えられている。支持部材101は、上端部101aがガイド底部96に接合され、下端部101bがサイドシルインナ61の下フランジ61bおよびサイドシルアウタ62の下フランジ62bに挟持された状態で接合されている。
さらに、ガイド収納部91は、図6に示すように、ガイド側壁部97が頂部76に対して所定間隔H1離れた位置に設けられるとともに、図7に示すように、ガイド側壁部97が後傾斜部77の後傾斜前半部78に対して所定間隔H2離れた位置に設けられている。
さらに、ガイド収納部91は、図8に示すように、ガイド側壁部97が後傾斜部77の後傾斜後半部79に重ね合わされた状態で、ガイド接合部位(接合部位)105においてスポット溶接により接合されている。
すなわち、シル膨張部71(左サイドシル13)の頂部76が左フロアフレーム12に接合されている。
すなわち、シル膨張部71(左サイドシル13)の後傾斜前半部78が後クロスメンバー14の左端部14aに接合されている。
すなわち、シル膨張部71(左サイドシル13)の後傾斜後半部79がガイド収納部91に接合されている。
これにより、シル膨張部71(すなわち、左サイドシル13)の剛性を3部材12,14,91で確保することができる。
加えて、大きな形状の補強ガセットを不要にすることで、部品点数を減らすことができる。部品点数を減らすことで、補強ガセットを左サイドシル13に組み付ける工程が不要になり、組付け工数を減らすことができる。
さらに、補強側壁85の補強後辺部85bおよび後クロスメンバー14の左後フランジ43bで後傾斜前半部78の後部78bが挟持されている。
ここで、補強側壁85および補強上部86は補強部材21を構成する部位である。
また、膨張上部72は左サイドシル13の一部を構成する部位である。
これにより、補強部材21の剛性を抑えることが可能になり、補強部材21を必要以上に大きな形状にする必要がなく、補強部材21のコンパクト化や軽量化を図ることができる。
これにより、補強部材21の剛性を抑えることがさらに可能になり、補強部材21のコンパクト化や軽量化を一層図ることができる。
このフレーム接合部位84は、補強部材21の車体前方近傍(近傍)に設けられている。
これにより、補強部材21の剛性を抑えることがさらに可能になり、補強部材21のコンパクト化や軽量化を一層図ることができる。
ロアレール92にロアローラ65bが摺動自在に設けられている。これにより、スライドドア25がロアレール92に沿って車体前後方向に移動可能に支持されている。
そこで、フューエルリッド111を開いて給油口112(図1参照)を開放した状態において、スライドドア25が開くことを阻止するドアストッパ部27(図3、図4、図14参照)を備えている。
このドアストッパ部27は、シート取付部位72bの車体後方に前後のボルト83で設けられた取付ブラケット121と、取付ブラケット121に支軸122を介して回動自在に設けられたロック部材123と、ロック部材123をアンロック位置P1に保持するコイルばね124と、ロック部材123をコイルばね124の付勢力に抗してロック位置P2に移動可能な操作ケーブル125とを備えている。
操作ケーブル125が牽引されることで、ロック部材123がコイルばね124の付勢力に抗してロック位置P2に移動する。
ロック部材123がロック位置P2に移動することで、ロック部材123がスライドドア25(図1参照)の底部に係止する。これにより、スライドドア25が開くことをロック部材123で阻止できる。
前取付フラップ127は、膨張上部72の前取付部位72cおよびガイド天井部95の前取付部位95bに前ボルト83・前溶接ナット87(すなわち、締結部材)で締結されている。
後取付フラップ128は、膨張上部72の後取付部位72dおよびガイド天井部95の後取付部95cに後ボルト83・後溶接ナット87(すなわち、締結部材)で締結されている。
これにより、補強部材21の剛性を抑えることがさらに可能になり、補強部材21のコンパクト化や軽量化を一層図ることができる。
また、膨張上部72の後取付部位72dおよびガイド天井部95の後取付部95cは、ボルト貫通孔81(シート取付部位72b)に対して車体後方の近傍に設けられた部位である。
このシート取付部位86cに左後支持脚部55(左フロントシート22(図2参照))が溶接ボルト56およびナット57で締結されている。
これにより、左フロントシート22からシート取付部位86cに溶接ボルト56を経て作用した荷重を、膨張側壁部74を経てガイド収納部91に一層効率よく分散させて、補強部材21のコンパクト化や軽量化を一層図ることができる。
ここで、溶接ボルト56は、頭部58の座面に複数の突起部(図示せず)を設け、複数の突起部を補強上部86の裏面86dに溶接して用いられるボルトである。
これに対して、実施例では、左後支持脚部55を溶接ボルト56・ナット57でねじ結合することで、溶接ボルト56の頭部58のみがガイド収納部91側に向けて突出する。
よって、溶接ボルト56・ナット57を用いることで、ガイド収納部91側への突出量をボルト・溶接ナットと比べて小さく抑えることができる。
この左サイドシル13の膨張上部72に乗降用のステップが設けられている。これにより、ガイド収納部91の高さを維持した状態において、乗降用のステップ高さを低く抑えることが可能になり、乗降性を確保することができる。
この慣性力が溶接ボルト56を経て「シートから左サイドシルや補強部材に作用するシート荷重F1」として左サイドシル13や補強部材21(図15(b)参照)に前右方向に向けて作用する。
ここで、補強部材21の補強側壁85が左サイドシル13の後傾斜前半部78(図11参照)を介して後クロスメンバー14に連結されている。
よって、車幅方向に分岐された荷重F2を後クロスメンバー14に伝え、伝えられた荷重F2を後クロスメンバー14で支えることができる。
また、左サイドシル13の後傾斜後半部79がガイド収納部91のガイド側壁部97にガイド接合部位105で接合されている。
これにより、補強部材21を必要以上に大きな形状にする必要がなく、補強部材21のコンパクト化や軽量化を図ることができる。
一般に、板材の板厚が比較的薄い場合に座屈変形が生じやすい。このため、座屈荷重を小さくすることが好ましい。
よって、溶接ボルト56から車体前方向に伝えられた荷重F3の一部を、ガイド接合部位105を経てガイド収納部91で引張荷重F5として支えることができる。
荷重F4を小さく抑えることで、膨張側壁部74のうち溶接ボルト56およびガイド接合部位84間の部位が座屈変形することを抑え、荷重F4を左フロアフレーム12に伝えて左フロアフレーム12で確実に支えることができる。
よって、溶接ボルト56から車体前方向に伝えられた荷重F3の一部を、ガイド接合部位105に引張荷重F5として作用させることで、引張荷重F5をガイド接合部位105を経てガイド収納部91で効率よく支えることができる。
また、ドアストッパ部27の後取付フラップ128は、膨張上部72の後取付部位72dおよびガイド天井部95の後取付部95cに後ボルト83・後溶接ナット87で締結されている。
さらに、車体前方向に分岐された荷重F3の一部を、後ボルト83・後溶接ナット87を介してガイド収納部91に荷重F7として伝え、伝えられた荷重F7をガイド収納部91で支えることができる。
これにより、補強部材21の剛性を抑えることがさらに可能になり、補強部材21のコンパクト化や軽量化を一層図ることができる。
シートベルト内蔵式シートを備えた車両の前進走行中に相手車両が衝突した場合、乗員をシートから浮き上がらせようとする上向きの慣性力が乗員に作用する。
この上向きの慣性力が、「シートから左サイドシルや補強部材に作用するシート荷重」となる。
これにより、「シートから左サイドシルや補強部材に作用するシート荷重」が上方に向けて作用する場合でも、補強部材21を必要以上に大きな形状にする必要がなく、補強部材21のコンパクト化や軽量化を図ることができる。
例えば、前記実施例では、本発明をセンターピラーを備えていないセンターピラーレスの車両に適用した例について説明したが、これに限らないで、センターピラーを備えた車両に本発明を適用することも可能である。
Claims (6)
- 車体前後方向に向けてフロアフレームが延出され、前記フロアフレームに対して交差するようにクロスメンバーが車幅方向に向けて延出され、前記クロスメンバーおよび前記フロアフレームの車体外側に前記フロアフレームに沿って閉断面状のサイドシルが延出され、前記閉断面状のサイドシル内にスライドドアのガイド部材を収納するガイド収納部が設けられたスライドドア付き車体構造において、
前記サイドシルは、
車室側に向けて膨張されたシル膨張部を備え、
前記シル膨張部は、
前記フロアフレームに接合された前部と、
前記前部の車体後方側に設けられ、前記クロスメンバーに接合された中央部と、
前記中央部の車体後方側に設けられ、前記ガイド収納部に接合された後部と、
を有することを特徴とするスライドドア付き車体構造。 - 前記シル膨張部内に補強部材を備え、
前記補強部材および前記クロスメンバーで前記シル膨張部の中央部を挟持し、かつ、前記補強部材にシートが設けられたことを特徴とする請求項1記載のスライドドア付き車体構造。 - 前記補強部材の近傍に、給油口の開放状態において前記スライドドアが開くことを阻止可能なドアストッパ部を備え、
前記ドアストッパ部は、前記シル膨張部を貫通する締結部材で前記ガイド収納部に締結されたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のスライドドア付き車体構造。 - 前記ガイド収納部および前記後部が接合された接合部位は前記補強部材の近傍であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のスライドドア付き車体構造。
- 前記フロアフレームおよび前記前部が接合された接合部位は前記補強部材の近傍であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のスライドドア付き車体構造。
- 前記補強部材のうち、前記シートを取り付けるシート取付部位が前記ガイド収納部の上方に設けられ、
前記シート取付部位から溶接ボルトが上方に向けて突出されるとともに、突出した前記溶接ボルトにナットを用いて前記シートが締結されたことを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載のスライドドア付き車体構造。
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