JP4300630B2 - ラベル貼付装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ラベルを発行し商品に貼付するラベル貼付装置に関し、さらに詳しくは、二つのラベル貼付器を備えて商品に異種のラベルを選択的に貼付する、いわゆるツインラベラータイプのラベル貼付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のツインラベラータイプについて、異種のラベル、例えば、商品名及び価格等を印字した通常の値段ラベルと、販売促進用のイメージデータを含めて印字したPOP付き値段ラベル、あるいは値引き前の価格及び値引き後の価格を両方とも印字したマークダウンラベルとを、商品に応じ選択して発行し貼付することが知られている(特公平5−36300号公報、特開平10−44521号公報等参照)。
また一般に、商品にラベルを貼付する場合は、商品の体裁を良好にするため、ラベルの貼付位置Pが所定位置、例えば、包装済みの商品GにラベルLA,LBを貼付するときには、包装された商品上面の一側半部(例えば、左側半部)であって、さらに一端寄り(例えば、後端寄り)の位置となるようにしている(図14参照)。
しかも、ラベルLA,LBの向きは、前記例では、商品Gの後端側にラベル頂部が向くようにしている(同図参照)。
【0003】
そのため上記ツインタイプのラベル貼付装置においては、選択したラベル貼付器をスライド動作等によりラベル貼付位置へ移動させることが必要である。
例えば、ラベル貼付装置20’をストレッチ包装機に組み付け使用する場合に、包装機の包装位置から搬出される商品Gに、二つのラベル貼付器を選択的に使用してラベルLA,LBを貼付しようとするとき、図14に示すように、商品の搬送方向と直交する方向に一対の第一ラベル貼付器A’及び第二ラベル貼付器B’を並設する。
そして、第一ラベル貼付器A’のラベル吸着面aをラベル貼付位置Pに一致するよう設定しておいた場合に、第二ラベル貼付器B’を使用するときは、そのラベル吸着面bがラベル貼付位置Pへ一致するようラベル貼付装置を移動しなければならない。
しかるに、上記従来装置においては、選択されたラベル貼付器20’をラベル貼付位置へ移動するときには、両ラベル貼付器A’,B’のラベル吸着面a,b間隔に相当する大きなストロークSを必要とし、包装機に組み付け使用する場合は、包装機が大型化してしまうとともに、従来包装機に適用する場合は周辺部材がラベル貼付器の移動に障害となるため、その設計変更が必要となる不具合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記従来事情に鑑みてその不具合を解消せんとするもので、選択したラベル貼付器の移動量を最小にし、包装機など本体作業機の大型化を阻止するとともに、ラベル貼付器の選択操作及びラベル貼付位置の設定を簡便かつ迅速ならしめるラベル貼付装置を提供することを目的とする。
また本発明は、ラベル吸着面を回転可能とするラベル貼付器を小型、軽量化した簡単な構成として安価ならしめることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
斯かる本発明のラベル貼付装置は、異種のラベルを発行する二つのラベル貼付器を備え、商品に応じて前記異種のラベルを選択的に貼付するラベル貼付装置において、商品の搬送方向と直交する方向に沿って移動可能に一対の第一ラベル貼付器及び第二ラベル貼付器を並設し、その第一ラベル貼付器によるラベルの貼付位置は商品の一側半部で、且つ搬送方向に沿った一方部寄りとし、第二ラベル貼付器によるラベルの貼付位置は商品の他側半部であって、且つ搬送方向に沿った他方部寄りとし、更に前記第一ラベル貼付器が貼付するラベルと第二ラベル貼付器が貼付するラベルの向きが相互に180度変位した反対向きであることを特徴とする。
すなわち、従来は第一ラベル貼付器及び第二ラベル貼付器が、共に商品の一側半部の所定位置にラベルを貼付していたことに代えて、第一ラベル貼付器が商品の一側半部にラベルを貼付する場合には、第二ラベル貼付器が商品の他側半部の所定位置にラベルを貼付するようにする。その場合に、第二ラベル貼付器を選択し使用するときには、該ラベル貼付器のラベル吸着面を商品の他側半部のラベル貼付位置に中心合わせする小さなストロークを移動させるだけでよい。
しかも、第一ラベル貼付器によるラベル貼付位置と第二ラベル貼付器によるラベル貼付位置とは、商品の前後左右の向きが反対になるものの、商品を陳列した場合には、それら商品の同一位置にラベルが貼付された姿勢に維持される。
【0006】
上記第一及び第二ラベル貼付器がラベルを同一向きに発行し貼付する場合は、商品を陳列したときに、一方のラベル貼付器により貼付された商品のラベルが他方のものとは逆向き姿勢となる(図11参照)。これをなくす為に、第一ラベル貼付器が貼付するラベルと第二ラベル貼付器が貼付するラベルの向きを相互に180度変位した反対向きとする。
その方法としては、両ラベル貼付器で発行されるラベルの向きを逆向き、すなわち180度変位した状態で発行させる手段(請求項2)、あるいは発行後ラベル貼付までにラベルを180度回転させる手段(請求項3)が採用される。
【0007】
また一般に、ラベル貼付器は電気的な制御手段を介して作動するが、その制御手段の記憶部(RAM)に商品ファイル(PLUファイル)を有し、該ファイルに商品の種別毎に品名、単価、有効日等のデータが予め記憶されている。また、前記RAMには商品を収容する容器(トレイ)に関するサイズ等のデータを予め記憶するトレイファイルを格納している。
したがって、前記RAMに格納された商品ファイルやトレイファイルに予め記憶されているデータに対応して、二つのラベル貼付器の何れを使用するか、あるいはラベルの貼付位置を決定する要素を組み合わせ、それにより設定操作を簡便にすることが好ましい。
具体的には、使用するラベル貼付器は、予め商品の種別毎に対応して設定され、商品の選択により該当ラベル貼付器が決定されるようにし(請求項4)、あるいは、ラベルに印字するデータに基づいて決定されるようにし(請求項5)、上記ラベルの貼付位置は、予め商品の種別毎に対応して設定され、商品の選択により該当ラベル貼付位置が決定されるようにし(請求項6)、あるいは、商品又はそれを収容する容器のサイズにより決定されるようにする(請求項7)。
また、前記商品又は容器のサイズは、予め商品の種別毎に設定されているようにする(請求項8)。あるいは、サイズ検出手段により自動的に検出されるようにする(請求項9)。
さらには、上記商品又は容器の高さデータに基づいて、使用するラベル貼付器の待機高さ位置あるいは貼付作動開始時間を変更するようにする(請求項10)。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、ストレッチ包装機に組み付けられたラベル貼付器の場合について説明すれば、図1及び2は該包装機の概要を示す。
同図において、機枠15の前方には被包装物である商品G1を載置する商品載置部12が配置され、該商品載置部12に載せた商品G1をプッシャコンベア1により機枠内部に設けたエレベータ2まで搬送する。なお、商品G1は容器であるトレイG2に収容された状態で搬送される場合を例示し、また、商品載置部12は計量部55の計量皿として構成されている。
上記エレベータ2の上方には包装部3が設けられ、その包装部3の側方(プッシャコンベアと直角に交差した方向)にフィルムロール配置部4とそのフィルムロール配置部4にセットされたフィルムロール5から繰り出されるフィルム5’の先端を保持するフィルム保持部6が設けられ、そのフィルム保持部6で保持されたフィルム5’の先端を挟持して引き出し包装部3まで移送するフィルムフィード機構7が前記フィルム保持部6の先端に接近させて配置される。
また、フィルム保持部6とフィルムフィード機構7との間には、該フィルムフィード機構7で挟持され引き出されたフィルム5’を所定長さに切断するカッター8が配置されている。
さらに、フィルムフィード機構7の上方には,商品G1の上面を覆うフィルム5’の端部を商品G1の底面側に折り込む左右折り込み板9,9’と後折り込み板10、後折り込み板10の上方に位置して包装済みの商品を排出する排出プッシャ11、及び前折り込みローラ14が配設されている。
【0010】
上記ストレッチ包装機においては、エレベータ2上に搬送された商品G1がエレベータ2の上昇により包装部3に張架されたフィルム5’に対して突き上げられ、商品G1の上面を覆ったフィルム5’の端部は、左右折り込み板9,9’と後折り込み板10とにより商品の底面側に折り込まれる。
その後に、排出プッシャ11により商品G1を機枠15前側の排出部13へ向けて水平に押動しながら前記フィルム5’の前側端部を前折り込みローラ14で商品G1の底面に折り込んで包装済みの商品Gが得られる。なお、排出部13にはヒータ装置を配置した場合を例示する。
そして、機枠15には、前記包装部3の上部前側に本発明のラベル貼付装置20を配置し、このラベル貼付装置20により、包装部3から排出部13へ移行する商品G上面に所定のラベルLを自動貼付するものである。
【0011】
ラベル貼付装置20の詳細を図3〜図6に示す。
ラベル貼付装置20は、機枠15の上部前側に架設された可動台21に設置して商品Gの搬送方向に直交する方向、すなわち図3において左右方向へ移動可能に配置する。
この可動台21の移動は、ステッピングモータ22、該モータの駆動に連係するベルト伝動機構23等により構成されるラベラー移動部24によって作動され、前記ステッピングモータ22は制御手段からの指令により動作する。
【0012】
上記ラベル貼付装置20は、前記可動台21上に一対のラベル貼付器を左右に並設、具体的には、左側の第一ラベル貼付器(以下、第一ラベラーという)Aと、右側の第二ラベル貼付器(以下、第二ラベラーという)Bとにより構成される。
各ラベラーA,Bは、それぞれ印字部25a,25b及び貼付部26a,26bを具備する。その第一ラベラーAは、印字部25aにより商品名、単価、重量、価格等を印字した通常の値段ラベル(以下、通常ラベルという)LAを発行するようにし、第二ラベラーBは、印字部25bにより、前記印字データと共に販売促進用のイメージデータを含めて印字したPOP付き値段ラベル(以下、POPラベルという)LBを発行するようにする。
そして発行された通常ラベルLA又はPOPラベルLBは、各ラベラーA,Bの貼付部26a,26bに構成されたラベル吸着面27a,27bに吸着されて商品Gの上面に貼付する。
なお、第一ラベラーAおよび第二ラベラーBは、各印字部から発行するラベルLA,LBの向きを同じくする場合を例示する。
【0013】
第一ラベラーAの貼付部26aには、下端に前記ラベル吸着面27aを設けた昇降杆28aを備え、この昇降杆28aを、モータ29a及びそれに連動する昇降機構30aにより駆動して上下動可能ならしめる。
また、貼付部26aには、前記ラベル吸着面27aにラベル吸引作用を生起させるファンモータ31aを設けている。
第二ラベラーBの貼付部26bも同様に、モータ29b及び昇降機構30bにより上下動する昇降杆28bを有し、その下端に前記ラベル吸着面27bを形成するとともに、該ラベル吸着面27bにラベル吸引作用を生起させるファンモータ31bを設けている。
【0014】
さらに、第二ラベラーBには、前記ラベル吸着面27bを所定角度、実施例においては180度の角度を回転させる反転機構32を設ける。
反転機構32は、前記昇降杆28bの上端部にべベル歯車機構33を設け、該歯車機構33の主動歯車33a側の回転軸34に揺動レバー35を固定して取り付けるとともに、該レバー35の先端にローラ36を回転自在に取り付け、このローラ36をガイド板37のカム溝38内に転動可能に嵌め合わせたものである。
ガイド板37は前記昇降杆28bの前面に垂直に配設され、カム溝38はそのガイド板37に上下方向へ伸びる溝孔を開口したもので、前記ローラ36が待機位置で嵌め合う上部溝38aと下部溝38bとを45度の傾斜溝38cで連結した孔形状である。
なお、図中の符号39a,39bは、昇降杆28a,28bの上動復帰を助成するスプリング、40は昇降杆28bの回転を逆向きに復帰させるスプリングである。
【0015】
斯る第二ラベラーBは、モータ29bの起動により昇降杆28bが下降すると、前記ローラ36がカム溝38の傾斜溝38cを通過する間に揺動レバー35を介して回転軸34、つまりべベル歯車機構33の主動歯車33aが90度回転する。それに伴い、歯車比1:2に設定している従動歯車33b、すなわち昇降杆28bが180度回転する。
したがって、第二ラベラーBのラベル吸着面27bは、昇降杆28bの下降の途中で180度回転し、その状態でさらに所定位置まで下降する動作がなされ、昇降杆28bの上昇復帰によりラベル吸着面27bもまた逆向きに180度回転して初期位置に復帰する。
なお、ラベル吸着面27bの回転角度はカム溝又はべベル歯車機構33の歯車比を変更することにより、45度、90度など任意の角度に設定することが可能である。
【0016】
次に、図7は上述したラベル貼付装置20を動作させる制御部Cの電気構成図を示す。
図中、50はマイクロコンピュータで構成されるCPU(中央処理装置)で、そのCPU50にはバス51を介してROM52、RAM53、コンソール部54、計量部55、前述した第一ラベラーA、第二ラベラーB及びラベラー移動部24が接続されている。なお、この制御部Cは、通信用INFを介して前記ストレッチ包装機の動作制御部C’と接続され相互に交信するようにしている。
上記のROM52にはCPU50が実行する制御プログラムが格納されており、RAM53には、商品G1に関する各種データを記憶しておく商品ファイル(PLUファイル)や、トレイG2に関する各種データを記憶しておくトレイファイルなどのファイル領域を有する。
上記商品ファイルには、図8に例示するように、予め品名、単価、有効日などラベル印字用(値付用)の商品データが商品(品番60)毎に記憶されている。
さらに、商品ファイルには、収納するトレイと対応させるためにトレイ番号及び使用するラベラー(A又はB)が、前記品番60に対応して記憶される(図8参照)。
また、上記トレイファイルには、図9に例示するように、予めトレイ番号毎に包装機制御用のデータ、例えば、横寸法X、縦寸法Y、高さ寸法Hのサイズデータやトレイの重量データが記憶されている。
【0017】
コンソール部54は操作部54aおよび表示部54bを含み、各種指令及びデータを入力するとともに、その入力した指令やデータ、又はRAM53に記憶されているデータ又は包装機の動作状況を表示する他、各種操作、エラーメッセージが文字及び図形で表示されるようになっている。
計量部55は商品G1の計量データ及び計量安定信号を出力する。
第一ラベラーAは、前述したように、通常ラベルLAを印字して発行し、第二ラベラーBは、POPラベルLBを印字して発行し、ラベラー移動部24は、ラベル貼付装置20を商品の搬送方向と直交する方向(左右方向)へ移動させて、使用するラベラーA又はBをラベル貼付位置へ位置合わせさせるものである。
【0018】
上記ラベル貼付装置20のラベル貼付動作を図10のフローチャートに基づいて説明する。
SP1:コンソール部54の操作部54aから包装機により計量包装値付けする商品G1の商品番号(品番)を入力する。
SP2:入力された商品番号に対応して、RAM53の商品ファイルから該当データを読み出しRAMの各レジスタに記憶する。
例えば、SP1において「2」「3」「4」「5」「品番」と入力した場合には、品名レジスタに「牛肉ロース」が、
単価レジスタに「300」が、
有効日レジスタに「4」が、
トレイ番号レジスタに「T4」が、
ラベラーレジスタに「B」が、
記憶される。
SP3:上記ラベラーレジスタに記憶されたラベラーデータにより、使用するラベル貼付器を設定する。
上記SP2における例示では、ラベラーレジスタに「B」が記憶されたので、使用するラベル貼付器として、POPラベルLBを貼付する第二ラベラーBを選択したことになる。
【0019】
SP4:ラベラー移動部24の駆動により、選択されたラベラーA又はBを所定のラベル貼付位置まで移動する。そのラベラーA又はBのラベル貼付位置までの移動量は次の演算処理により行われる。
すなわち、前記SP1の商品番号の入力により商品ファイルからトレイ番号が読み出され、該トレイ番号に対応するトレイG2のサイズデータ(X’,Y’,H’)等がトレイファイルから読み出され(図9参照)、その横寸法X’を用いて演算処理をする。なお、それらサイズデータ等は、包装機の動作制御部C’へ供給されて包装制御データが決定される。
ここで、ラベル貼付装置20と商品(トレイ)のラベル貼付位置との関係を図13により示す。
図13においては、ラベル貼付装置20の基準位置が図示したように、その中心(第一ラベラーAと第二ラベラーBの境界線)が商品の搬送部の中心と一致するように設定されている場合であって、商品(トレイ)の中心と商品の搬送部中心が一致するようセンタリングされている場合を例示するが、各部の寸法は、
ZAは第一ラベラーAのラベル吸着面27a中心から商品の搬送部中心までの距離、ZBは第二ラベラーBのラベル吸着面27b中心から商品の搬送部中心までの距離、LRAは通常ラベルLAの横寸法、LRBはPOPラベルLBの横寸法、Δαは商品の左右各側端からラベル貼付位置までの離間距離(一定値)、X’はトレイファイルから読み出された前記トレイの横寸法である。
これらの配置寸法から明らかなように、第二ラベラーBが選択された場合における該ラベラーBの移動量SBは、
SB={X’/2−(Δα+LRB/2)}−ZB………(式1)
である。なお、上記式1において、SB>0のときは、ラベル貼付装置20が右方向へ移動し、SB<0のときは左方向へ移動する場合である。
また、第一ラベラーAが選択された場合における該ラベラーAの移動量SAは、
SA={X’/2−(Δα+LRA/2)}−ZA………(式2)
である。なお、式2において、SA>0のときは、ラベル貼付装置20が左方向へ移動し、SA<0のときは右方向へ移動する場合である。
上記の場合において、ZA=ZB=Z0,LRA=LRB=LRであるとした場合には、ラベラーA,Bの移動量S0は、
S0={X’/2−(Δα+LR/2)}−Z0
である。
【0020】
SP5:作業者が商品G1を商品載置部12に載せることにより、計量部55によって該商品の重量Wが計量される。
なお、計量が完了すると当該商品G1が包装機のエレベータ2上へ搬送され、前述したように包装部3において包装される。
SP6:選択されたラベル貼付器により所定のラベルを印字して発行する。
ラベルには、通常ラベルLAの場合は、RAMの各レジスタに記憶された商品データと共に値段が印字され、POPラベルLBの場合は、それらデータに加えて販売促進用の文字等(POP)が印字される。
なお、値段は、前記商品の「重量W」、トレイファイルから読み出された「トレイ重量」及び商品ファイルから読み出された「単価」に基づいて演算される。
そして、発行されたラベルはラベラーA又はBのラベル吸着面27a又は 27bに吸着保持される。
SP7:包装機の包装部3から排出プッシャ11により押し出し搬送される商品Gが所定の位置に到達したか否かを検出する。
なお、商品におけるラベル貼付位置は、図11及び図12に示すように、第一ラベラーAを使用する場合、搬送される商品Gの後端から所定距離Δβに通常ラベルLAの頂部位置するように設定され(後端基準)、第二ラベラーBを使用する場合、商品Gの前端から所定距離ΔβにPOPラベルLBの頂部が位置するように設定される(前端基準)。
そのため、第一ラベラーAが選択されたときは、排出プッシャ11が所定位置に達したか否かで商品検出を行うようにし、第二ラベラーBが選択されたときは、商品の排出路の所定位置にセンサー(図示せず)を配設して、該センサーより商品検出を行うようにする。
【0021】
SP8:ラベラーA又はBの昇降機構30a又は30bを駆動して、貼付部26a又は 26bの昇降杆28a又は28bを下降させ、ラベル吸着面27a又は27bに吸着保持しているラベルLA又はLBを商品G上面の貼付位置へ貼付する。
第一ラベラーAが選択されている場合には、通常ラベルLAを商品G上面の左側半部の後端寄り位置に貼付し(図11参照)、第二ラベラーBが選択されている場合には、POPラベルLBを商品G上面の右側半部の前端寄り位置に貼付する(図12参照)。
なお、第二ラベラーBでラベル貼付をする場合、ラベル吸着面27bを180度回転させた状態で貼付されることは前述した通りである。
また、ラベル貼付位置における商品後端から通常ラベルLA頂部までの距離ΔWa(後端基準の場合)、商品前端からPOPラベルLB頂部までの距離ΔWb(前端基準の場合)は、前記SP7により商品Gを検出してからラベル吸着面27a,27bが下限位置に達するまでの時間で変化するが、通常はそれら距離ΔWa,ΔWbが同じ大きさ(Δβ)となるように設定する。
その設定操作は、試し貼りをするマニュアル操作でもよいが、ラベルの縦寸法と商品の移動量から演算処理をして自動的に設定することが、サイズの異なるラベルに変更した場合でも対応できるので好ましい。
SP9:同一商品のラベル貼付処理が終了したか否かを判断する。
終了していない場合には、SP5からの動作を繰り返し、終了した場合は、 SP10へ移行する。
SP10:全てのラベル貼付処理が終了したか否かを判断する。
終了していない場合には、SP1からの処理を繰り返す。
【0022】
上記ステップSP5における本発明のラベル貼付装置20の移動量に関し、従来装置の場合と比較する。本発明の第二ラベラーBが選択された場合で比較すると、本発明の移動量SBは前記式1の通りであり、従来装置におけるラベル貼付装置における移動量Sは、
S={X’/2−(Δα+LRB/2)}+ZB
である。
したがって、本発明によれば、従来装置に比べてZBの二倍の距離だけ少なくなることが理解される。
【0023】
上述した実施形態は、本発明の請求項1,3,4,7,8,11〜13に対応する場合である。次にそれ以外の他の実施形態について説明する。
前示実施形態は、第一ラベラーAと第二ラベラーBは、その発行するラベルLA,LBを同一の向きに印字し発行する場合であった。しかし両ラベラーA,Bによるラベルの発行姿勢を反対向きにすることも可能である(請求項2に対応)。
例えば、第一ラベラーAにより通常ラベルLAを実施形態と同様の向きに発行し、第二ラベラーBによりPOPラベルLBを上下逆向きに発行するようにする。
それによれば、第二ラベラーBの昇降杆28bを180度回転させる必要がなくなり、構成が簡単となる。
【0024】
前示実施形態は、使用するラベラーA,Bの選択を商品番号に対応して記憶していたが、必ずしもそれに限定されない。
例えば、特開平10−44521号公報で開示しているように、マークダウン処理やPOP広告の印字処理をする場合に、それらの印字データの内容を判断してラベラーA,Bの何れかを選択するようにしてもよい(請求項5に対応)。
それによれば、印字データを一時的に変更した場合でも、その印字データにより自動的にラベラーA,Bを選択することができる。
なお、請求項1においては、コンソール部54の操作部54aをマニュアル操作してラベラーを選択することも可能である
【0025】
前示実施形態は、ラベル貼付位置を商品(トレイ)のサイズデータに基づいて決定し、また、トレイを商品番号(品番)に対応して予め記憶している場合であった。
しかし、商品又はトレイのサイズをセンサー等の検出手段により検出し、その検出結果に基づいてラベル貼付位置を決定するようにしてもよく(請求項9に対応)、また、ラベル貼付位置を予め商品番号に対応して記憶させておいてもよい(請求項6に対応)。
【0026】
前示実施形態においては、商品又はトレイの高さを考慮していなかったが、商品の搬送しながら商品にラベルを貼付する場合は、商品又はトレイの高さによりラベル貼付位置にバラツキを生ずることがある。
その不具合を解消するために、例えば、特開平9−77034号公報で開示されたように、商品又はトレイの高さを検出手段により又は設定操作によって入力し、ラベル吸着面27a,27bの待機位置または商品検出からラベル貼付部26a,26bを作動させるまでの時間を調整するようにしてもよい(請求項10に対応)。
これにより、ラベル貼付位置を商品又はトレイの高さに関係なく一定にすることができる。
【0027】
なお、前示実施形態では、商品の搬送部中心と商品中心とが一致するようセンタリングしていることを前提としている。
しかし、商品がセンタリングされていない場合には、その搬送部中心からのズレ量を、商品又はトレイのサイズ検出センサー等を兼用して検出し、該ズレ量を考慮してラベル貼付位置の修正演算を行い決定するようにすればよい。
例えば、検出されたズレ量をΔXとし、商品又はトレイのサイズから算出した位置をX1とすると、実際のラベル貼付位置X2は、X2=X1−ΔX/2なる修正式により決定される(特開平9−104427号公報参照)。
なお、上式においてX2>0のときは左方向のズレ、X2<0のときは右方向のズレである。
【0028】
前示実施形態においては、第二ラベラーBの反転機構32には、機械的構造の駆動源を用いたが、請求項12及びそれに関連する請求項以外では駆動源として回転用の電動モータを使用することもよい。
前示実施形態で、第一ラベラーA及び第二ラベラーBの貼付部26a,26bは、ラベル吸着面27a,27bを下降させ商品Gにラベルを貼付する押し付けタイプを例示したが、エアーの吹き出しによる吹き付けタイプであってもよい。
また、実施の形態はストレッチ包装機を使用した計量値付け包装機の場合を例示したが、必ずしも包装機に組み付け使用されるものではなく、また、第一ラベラーA及び第二ラベラーBは、それぞれ印字部25a,25bを備えた構成を示したが、それら印字部を具備せず、予め印字されたラベルを発行し貼付する構成であってもよい。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、ツインラベラータイプのラベル貼付装置において、第一ラベル貼付器と第二ラベル貼付器とにより、ラベル貼付位置を商品の一側半部と他側半部とに分担させるので、共に商品の一側半部の所定位置にラベルを貼付していた従来装置に比べて、異種のラベルを貼付するため使用するラベル貼付器を変更する場合に、当該ラベル貼付器と同一側にあるラベル貼付位置と中心合わせをする小さなストロークの移動だけでよい。
したがって、このラベル貼付装置を包装機など本体作業機に組み付け使用する場合には、当該作業機の大型化を阻止することができるとともに、既存の包装機に組み付ける場合でも、その周辺部材と衝突する不都合が少なく、包装機自体をツインラベラータイプに設計変更する必要がない。
また、ラベル貼付装置の移動に必要な時間も短縮される。
【0030】
本発明の請求項2又は3によれば、第一ラベル貼付器により貼付したラベルと第二ラベル貼付器により貼付したラベルとは、商品の前後左右の向きが反対になるものの、商品を陳列した場合には、それら商品の同一位置にラベルが貼付された姿勢に維持され、したがって商品展示の外観体裁を確保することができる。
また、請求項4,5によれば、値付け作業時に使用するラベル貼付器の選択が自動的に行われるので、その操作が簡便であり操作ミスのおそれも少なく、請求項6〜9によれば、商品又は容器(トレイ)のサイズに応じてラベル貼付位置が自動的に変更されるので、商品又は容器のサイズにかかわらずラベル貼付位置を一定にすることができる。
さらに、請求項10によれば、商品又は容器の高さにかかわらずラベル貼付位置を一定にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のラベル貼付装置を組み込んだストレッチ包装機の概要を示す断面側面図である。
【図2】 図1の断面正面図である。
【図3】 ラベル貼付装置部分の拡大正面図である。
【図4】 第二ラベラーBの拡大正面図である。
【図5】 図4における(5)−(5)線に沿う断面図である。
【図6】 図4における(6)−(6)線に沿う断面図である。
【図7】 ラベル貼付装置の動作制御部の電気構成図である。
【図8】 動作制御部のRAMに格納された商品ファイルの一例である。
【図9】 動作制御部のRAMに格納されたトレイファイルの一例である。
【図10】 ラベル貼付装置の処理動作を説明するフローチャートである。
【図11】 第一ラベラーを使用したときのラベル貼付の動作説明図である。
【図12】 第二ラベラーを使用したときのラベル貼付の動作説明図である。
【図13】 ラベラーの移動量を説明するために、ラベル貼付装置とラベル貼付位置との位置関係を示した説明図である。
【図14】 従来ラベル貼付装置を使用したラベル貼付の動作説明図である。
【符号の説明】
G1:商品 G2:トレイ G:包装済み商品
20:ラベル貼付装置 A:第一ラベラー B:第二ラベラーB
LA:通常ラベル LB:POPラベル
24:ラベラー移動部 25a,25b:印字部 26a,26b:貼付部
27a,27b:ラベル吸着面 28a,28b:昇降杆
30a,30b:昇降機構 32:反転機構 33:べベル歯車機構
35:揺動レバー 38:カム溝
Claims (10)
- 異種のラベルを発行する二つのラベル貼付器を備え、商品に応じて前記異種のラベルを選択的に貼付するラベル貼付装置において、商品の搬送方向と直交する方向に沿って移動可能に一対の第一ラベル貼付器及び第二ラベル貼付器を並設し、その第一ラベル貼付器によるラベルの貼付位置は商品の一側半部で、且つ搬送方向に沿った一方部寄りとし、第二ラベル貼付器によるラベルの貼付位置は商品の他側半部であって、且つ搬送方向に沿った他方部寄りとし、更に前記第一ラベル貼付器が貼付するラベルと第二ラベル貼付器が貼付するラベルの向きが相互に180度変位した反対向きであることを特徴とするラベル貼付装置。
- 上記一対のラベル貼付器は、発行されるラベルの向きが相互に180度変位した反対向きであることを特徴とする請求項1記載のラベル貼付装置。
- 上記一対のラベル貼付器は、何れか一方のラベル貼付器が、ラベルを貼付するまでに180度の角度を回転することを特徴とする請求項1記載のラベル貼付装置。
- 使用するラベル貼付器は、予め商品の種別毎に対応して設定され、商品の選択により該当ラベル貼付器が決定されることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項記載のラベル貼付装置。
- 使用するラベル貼付器が、ラベルに印字するデータに基づいて決定されることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項記載のラベル貼付装置。
- 上記ラベルの貼付位置は、予め商品の種別毎に対応して設定され、商品の選択により該当ラベル貼付位置が決定されることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項記載のラベル貼付装置。
- 上記ラベルの貼付位置が、商品又はそれを収容する容器のサイズにより決定されることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項記載のラベル貼付装置。
- 上記商品又は容器のサイズが、予め商品の種別毎に設定されている請求項7記載のラベル貼付装置。
- 上記商品又は容器のサイズが、サイズ検出手段により自動的に検出される請求項7記載のラベル貼付装置。
- 上記商品又は容器の高さデータに基づいて、使用するラベル貼付器の待機高さ位置あるいは貼付作動開始時間を変更する請求項1〜9記載のラベル貼付装置。
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