JP4755350B2 - ラベル印字貼付装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は商品に関する情報を印字したラベルのラベル印字貼付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ラベル印字貼付装置は、図6(a)に示すように、ラベルLを商品Mの所定の位置に貼付する。前記ラベルLの貼付位置は、商品全体が見えるように商品Mの端部に設定するのが望ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、同程度の大きさの商品Mであっても、たとえば、図6(b)に示すように、商品Mの端部の形状によっては、ラベルLが該商品Mからはみ出す場合がある。
また、楕円形のラベルと方形のラベルなど、ラベルの形状によっても、同様に、ラベルが商品からはみ出す場合がある。
【0004】
したがって、本発明の目的は、商品やラベルの形状に拘わらず、商品からはみ出すことなくラベルを貼付し得るラベル印字貼付装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明は、商品に関する情報を印字したラベルを貼り機により商品の所定の位置に貼付するラベル印字貼付装置において、商品の像と、該商品に貼付されるラベルの像とを表示する表示手段と、前記表示手段に両者の像が表示されている状態で、前記ラベルの貼付位置を設定する設定手段と、前記設定された貼付位置に基づいて、前記貼り機の動作を制御する制御手段と、前記商品および/またはラベルの像を撮像する撮像手段とを備え、前記撮像された商品および/またはラベルの像を前記表示手段に表示することを特徴とする。
【0006】
前記表示手段に表示される「商品の像」および/または「ラベルの像」は、たとえば、撮像手段によって撮像された像を表示するが、後述するように、必ずしも撮像した像である必要はない。
前記表示手段には、予め記憶された1以上のラベルの貼付位置に基づいて当該貼付位置にラベルを貼付した場合の重なり状態を表示するのが好ましい。前記ラベルの貼付位置をオペレータが手動で変更する場合には、前記設定手段でラベルの貼付位置を入力すると、前記表示手段に表示されたラベルの像が移動する。これにより、ラベルが商品からはみ出さないように、ラベルの貼付位置を設定することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面にしたがって説明する。
図1は計量包装値付装置を示し、この装置は商品MをトレーT(被包装物)ごと包装するストレッチフィルム包装機の機能に加え、包装後にラベルを貼付する貼付機能を備えている。なお、以下の説明において、商品MはトレーT上に載って搬送されていくが、「商品M」とは、トレーT内の内容物を指す場合と、内容物、トレーTおよびフィルムFを含んだ概念で用いる場合とがある。また、商品は必ずしもトレーT上に載っている必要はない。
【0009】
基本構造および動作:
まず、本包装貼付システムの基本的な構造および動作について説明する。
図1に示すように、本包装貼付システムは、商品Mを正面側2aから搬入して正面側2aに排出する前方排出型の包装貼付システムであって、正面2aには、コンベヤなどの供給装置20が設けてある。
【0010】
図2において、供給装置20上に商品Mが載置されると、供給装置20は、商品Mをリフタ201上に供給する。リフタ201の各ポスト210は、包装機構200の包装ステーションSの直下に配置されていると共に、昇降手段(エレベータ機構)208により上下昇降自在とされている。このリフタ201は、供給装置20から商品Mが供給されると、上昇して商品Mを包装ステーションSまで持ち上げる。
ここで、前記リフタ201の手前には、センタリング機構(位置決め機構)21が設けられている。図1(b)に示すように、前記センタリング機構21は、所定のタイミングで上昇および退避するストッパ22およびプッシャ23,23を備えている。供給装置20によって搬送された商品Mは、上昇状態のストッパ22に接触して停止した後、一対のプッシャ23,23によって、たとえば中央にセンタリングされて、該商品Mの搬送方向に直交する方向の左右位置を修正される。該修正後、所定のタイミングで前記ストッパ22が退避位置まで下降し、商品Mがリフタ201上に供給される。
【0011】
一方、包装動作に先立ち、前記包装ステーションSには、張設状態のフィルムFが移送機構202,202によって供給されている。このフィルムFは、商品Mが押し上げられると、商品Mの上面に密着する。この状態で、フィルム折込み機構203は、図3の一対の左右折込板204,204と、後折込板205と、丸棒状の前折込部材206と、排出プッシャー207(図2)によって、フィルムFの前後左右の各側縁部を、トレーTの底面側に折り込んで商品Mを包装すると共に、図2の熱溶着コンベヤ211上に包装済の商品Mを搬送する。熱溶着コンベヤ211は、底面に折り込まれたフィルムF同士を互いに溶着し、その後、商品Mが排出台209上に排出される。
【0012】
一方、前記包装ステーションSの上方には、商品の内容に応じたラベルLを発行するラベルプリンタ12とラベル貼付機13が配設されている。ラベル貼付機13は、商品Mが排出台209上に排出されるまでの間に、ラベルプリンタ12から発行されたラベルLを商品Mの上面に貼付する。
【0013】
システム構成:
図4に示すように、前記供給装置20は計量コンベヤ100を備えている。計量コンベヤ100に載せられた商品Mの重量は重量検出器101で検出され計量手段106に出力される。前記計量コンベヤ100の上方には、CCDカメラ(撮像手段)2が設けられている。前記CCDカメラ2は、供給装置20に載置されたトレーTを撮像して、撮像情報(輝度情報)をマイコン3に出力する。
【0014】
前記マイコン3には、図示しないインターフェイスを介して、前記CCDカメラ2および計量手段106の他にタッチスクリーン10、ストロークキー部(入力操作手段)11、ラベルプリンタ12,貼付機制御手段14およびローカル制御装置15などが接続されている。前記貼付機制御手段14にはラベル貼付機13が接続されており、該貼付機制御手段14はラベル貼付機13の動作の制御を行う。
【0015】
前記マイコン3は、CPU(演算手段)4およびメモリ7を備えている。前記CPU4は、画像処理手段40、後述する判別手段41および変更手段42を備えている。
前記画像処理手段40は、CCDカメラ2から入力された撮像情報に基づいてトレーTの平面的なエッジTeの位置を検出し、更に、該エッジTeの位置から、トレーTの幅および奥行を算出する。
なお、トレーTの幅および奥行寸法の算出方法としては、たとえば、特開平11-94535号、同11-337315 号および同11-245906 号などに開示された周知の方法がある。
【0016】
前記メモリ7は、商品情報記憶部70、トレー情報記憶部71、ラベル情報記憶部72および後述するイメージRAM73を備えている。
図5(a)に示すように、商品情報記憶部70には、商品の呼出No. ごとに、品名、単価およびトレーNo. などからなる商品の処理条件が互いに関連付けられて記憶される。
図5(c)に示すように、ラベル情報記憶部72には、ラベルNo. ごとに、ラベルの奥行、幅およびラベルのイメージデータ(像)などが互いに関連付けられて予め記憶されている。前記ラベルのイメージデータは、たとえば、前記CCDカメラ2によって予め撮像された撮像情報に基づいたデータからなる。
【0017】
図5(b)に示すように、トレー情報記憶部71には、トレーNo. ごとに、トレーの奥行Ty、幅Txおよび高さからなるトレー情報などと共に、前記ラベルNo. 、後端距離Ryおよび右端距離Rxが互いに関連付けられて記憶されている。図6に示すように、前記後端距離RyはトレーTの後端からラベルLまでの距離であり、前記右端距離RxはトレーTの右端からラベルLまでの距離である。前記後端距離Ryおよび右端距離Rxは、トレーTの貼付位置を特定するための情報であり、該トレーTの貼付位置に従ってラベルLがラベル貼付機13によりトレーに貼付される。
【0018】
前記タッチスクリーン10は、たとえば、液晶画面のようなディスプレイ画面に、図6に示す貼付位置表示画面や種々の情報、メニューなどを表示する表示手段を構成していると共に、該表示の一部をタッチすることによって入力や設定を行う入力操作手段を構成している。
【0019】
前記貼付位置表示画面には、前記CCDカメラ2によって撮像されたトレーTのイメージが表示されると共に、ラベルLのイメージがトレーTのイメージ上に重なった状態で表示される。このイメージは以下のようにして表示される。
前記CCDカメラ2によって撮像されたトレーTのイメージ(撮像情報)と、ラベル情報記憶部72から読み出されたラベルLのイメージデータ(撮像情報)は、所定の座標系からなる前記イメージRAM73にドットの集合として書き込まれ、前記座標系に対応するタッチスクリーン10の表示位置にそれぞれ表示される。トレーTのイメージに対するラベルLのイメージの大きさの比率は、当該トレーTとラベルLとの実際の大きさの比率とほぼ同じ比率になるように設定されており、ラベルLのイメージは、当該比率に基づく前記後端距離Ryおよび右端距離Rxに対応する貼付位置に表示される。したがって、貼付位置表示画面に表示されたトレーTとラベルLとの相対位置は、実際にトレーTに貼付されるラベルLの貼付位置を表すことになる。
前記貼付位置表示画面には、前記イメージと共に前記トレーTの幅Txおよび奥行Tyの寸法や、前記ラベルLの右端距離Rxおよび後端距離Ryの寸法などが表示される。
【0020】
図4に示す前記判別手段41は、前記貼付位置表示画面に表示されたトレーTに対するラベルLの重なり状態の判別を行う。判別手段41はトレーTとラベルLのイメージを構成する前記ドットの座標を比較することにより、トレーTとラベルLとの重なり状態の判別を行う。
ラベルLの貼付位置がトレーTからはみ出していると前記判別手段41が判別した場合には、前記変更手段42は、後述するようにトレーTに対するラベルLの貼付位置の移動を行う。
【0021】
前記CPU4は商品登録時において、該CPU4が前記ラベルLの貼付位置を補正して設定を行う自動設定モードと、オペレータが自らラベルLの貼付位置を調整して設定する手動設定モードとを備えており、何れかの設定モードを選択して実行することが可能である。
一方、前記CPU4は商品処理時において、前記貼付位置に基づいてラベルの貼付を行う通常運転モードと、一品ごとにラベルLの貼付位置をその都度補正する補正運転モードとを備えており、何れかの運転モードを選択実行することが可能である。
【0022】
本装置の運用:
商品の処理に先立ち、オペレータは商品登録を行い、商品情報記憶部70およびトレー情報記憶部71に商品情報およびトレー情報を設定記憶させる。かかる商品登録時において、前記自動設定モードまたは手動設定モードの何れか一方のモードが実行され、ラベルの貼付位置の設定が行われるが、まず、自動設定モードについて、図7に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0023】
自動設定モード:
自動設定モードがスタートした後、オペレータがトレーTを図4に示す前記供給装置20上に載置するとステップS1に進む。
ステップS1では、CCDカメラ2からのトレーTの撮像情報に基づいて、図6に示すタッチスクリーン10の前記貼付位置表示画面に当該トレーTのイメージ(像)が表示される。一方、CPU4が前記ラベル情報記憶部72(図4)から当該ラベルNo. に対応するラベルLのイメージデータを読み出し、前記トレーTのイメージ上に重ねて表示させる。ここで、後端距離Ryおよび右端距離Rxとしては、予め設定された所定の値(初期値)が読み出され、当該ラベルLのイメージデータは、該距離Rx,Ryに対応する表示位置に表示されてステップS2に進む。
【0024】
ステップS2では、前記判別手段41が、前記トレーTとラベルLとの重なり状態の判別を行う。図6(b)に示すように、ラベルLがトレーTからはみ出していると判別した場合にはステップS3に進む。一方、はみ出していないと判別した場合には、ステップS4に進む。
【0025】
ステップS3では、変更手段42が前記距離Rx,Ryに所定の補正値を加算して新たな貼付位置を算出すると共に、CPU4が当該新たな貼付位置に対応する表示位置にラベルLのイメージを移動させる。ラベルLの貼付位置の移動方法としては、たとえば、前記右端距離Rxおよび後端距離Ryの両方に所定の補正値を加算することで、ラベルLを左上の斜め方向に所定距離移動させる。この移動後、再びステップS2に戻り、はみ出さない位置までラベルを移動させる。
ステップS4では、CPU4が、図5(b)に示すトレー情報記憶部71の当該トレーNo. に対応する各距離欄に、当該貼付位置(距離Rx,Ry)を上書きして記憶させ、当該自動設定モードが終了する。なお、本フローチャートのステップS2〜S4は本発明の演算手段を構成する。
【0026】
このように、トレーTとラベルLとの重なり状態を判別する判別手段41と、前記ラベルLの貼付位置を変更する変更手段42とを設けたので、本自動設定モードにおいては、トレーTの形状に拘わらずラベルLがトレーTからはみ出さないように、自動的にラベルLの貼付位置を補正して設定することができる。
【0027】
なお、必ずしもトレーTとラベルLとの重なり状態を示すイメージをタッチスクリーン10に表示する必要はない。
【0028】
手動設定モード:
ところで、ラベルLの貼付位置の設定をオペレータが手動で行う場合には、CPU4を手動設定モードに設定する。
前記手動設定モードがスタートした後、オペレータがトレーTを図4に示す供給装置20上に載置すると、CPU4がCCDカメラ2からの撮像情報に基づいてトレーTのイメージをタッチスクリーン10の貼付位置表示画面に表示させる。一方、CPU4はラベル情報記憶部72から読み出したラベルLのイメージを前記初期位置に基づく所定の貼付位置に表示させる。
【0029】
オペレータが、図6(b)に示す前記貼付位置表示画面に表示されたトレーTおよびラベルLの重なり状態を見て、所定の操作を行い新たな右端距離Rxおよび後端距離Ryの値を入力すると、当該距離Rx,Ryに対応する表示位置にラベルLのイメージが移動されて表示される。オペレータは、ラベルLがはみ出さない位置までラベルLのイメージを移動させた後、所定の操作を行い、当該新たな距離Rx,Ryを図5(b)に示すトレー情報記憶部71の当該トレーNo. に対応する各距離欄に上書きして更新記憶させる。
【0030】
このように、手動設定モードにおいては、ラベルの貼付位置を入力すると、タッチスクリーン10に表示されたラベルLのイメージが移動するので、該タッチスクリーン10に表示されたイメージを見ながら、直観的にラベルLの貼付位置を調整して設定することができる。
【0031】
なお、ラベルLの移動方法としては、置数入力の他に、4方向に対応する矢印キーや、矢印キーに対応させたテンキーなどを押下することにより、画面上のラベルLをリアルタイムに移動して表示させるようにしてもよい。
【0032】
通常運転モード:
前記商品登録後、オペレータが所定の操作を行い商品処理を行う。本ラベル印字貼付装置はかかる商品処理時において、通常運転モードと補正運転モードのいずれか一方を選択して実行することができるが、まず、通常運転モードについて説明する。
前記CPU4が通常運転モードに設定され、商品Mが図2に示す供給装置20上に載置されると、当該商品Mの重量が計量されると共に、図4に示す前記CCDカメラ2によって検知された撮像情報に基づいてトレーNo. が特定され、当該トレーNo. に対応する商品の処理条件が商品情報記憶部70から読み出される。CPU4は当該処理条件に基づいて、ローカル制御装置15に商品Mを包装させる。一方、CPU4は、商品情報記憶部70の記憶内容や商品Mの計量値などに基づいてラベルプリンタ12に印字させてラベルLを発行させる。CPU4は、トレー情報記憶部71から右端距離Rxおよび後端距離Ryを読み出し、前記貼付機制御手段14が前記ラベル貼付機13に当該距離Rx,RyからなるトレーTの貼付位置にラベルLを貼付させる。
【0033】
補正運転モード:
ところで、たとえばトレーに載っていない野菜など、一品ごとに形や大きさなどが異なる不定型な商品にラベルを貼付する場合には、CPU4を補正運転モードに設定する。
前記補正運転モードがスタートすると、一品ごとに、以下に説明するラベルの貼付位置の算出が行われる。
【0034】
前記補正運転モードにおいて、供給装置20に商品Mが載置されると、CPU4がCCDカメラ2によって撮像された当該商品MのイメージにラベルLのイメージを重ね、前記判別手段41が重なり状態の判別を行う。判別手段41がトレーTとラベルLとが重なっていないと判別した場合には、当該貼付位置にラベルLが貼付される。
一方、トレーTとラベルLとが重なっていると判別した場合には、前述のように、前記変更手段42が後端距離Ryおよび右端距離Rxに所定の値を加算し、前記貼付位置を所定距離移動させた後、判別手段41による重なり状態の判別に戻る。
【0035】
このように、補正運転モードにおいては、供給装置20上に商品Mが載置されるごとに、その都度、ラベルLの貼付位置の算出が行われるので、一品ごとに形や大きさの異なる不定型な商品Mであっても、ラベルLをはみ出すことなく貼付することができる。
【0036】
なお、前記実施形態では、判別手段41がトレーTおよびラベルLのイメージのドットの集合に基づいて重なり状態の判別を行ったが、前記イメージの外形を表す式やベクトルを用いて重なり状態の判別を行ってもよい。
【0037】
また、タッチスクリーン10に表示させるトレーTの像は、必ずしもトレーT全体が表示される必要はなく、たとえば、ラベルLと重なる部分のみを拡大して表示してもよい。また、トレーの像としては、トレーの縦横寸法や角部(コーナー)のアールなどの数値からなるテキストデータを入力し、このテキストデータをCPUが図形変換して表示してもよい。
【0038】
ところで、ラベルの実際の貼付位置は、設定位置に対してズレが生じる。したがって、このズレ量を考慮して貼り位置を設定するのが好ましく、前述の図7のステップS2においては、若干の余裕や安全率を考慮して、ラベルLがトレーからはみ出すおそれがあるか否かを判別してもよい。この判別方法としては、図8のように、ラベルLのまわりに、ズレ量ΔX,ΔYを加算して重なり判別を行えばよい。
なお、前記実施形態で説明したように、リフタ201の手前にセンタリング機構21を設ければ、一品毎に商品Mの前記左右位置を位置決めした後、リフタ201上に供給するので、前記設定されたラベルLの貼付位置と、実際の貼付位置とのズレを小さくすることができる。
【0039】
さらに、ラベルLの貼付位置の移動方法としては、縦ないし横の一方向のみを移動させてもよい。また、トレーごとに、前記貼付位置の移動方法を選択して行えるようにしてもよいし、たとえば、所定の縦横比を越える横長の商品の場合には貼付位置を横に移動させるなど、商品の大きさや形状に応じて自動的に移動方法を選択して変更するようにしてもよい。
【0040】
また、前記実施形態では、トレー情報にラベルの貼付位置を関連付けることで、トレー毎にラベルの貼付位置を設定するようにしたが、商品情報にラベルの貼付位置を関連付けることで、同一種類のトレーTを用いる商品であっても、商品ごとにラベルの種類や貼付位置を設定できるようにしてもよい。
【0041】
以上のとおり、図面を参照しながら好適な実施形態を説明したが、当業者であれば、本明細書を見て、自明な範囲で種々の変更および修正を容易に想定するであろう。
たとえば、前述の各実施形態では、ストレッチフィルム包装機の機能を有するラベル印字貼付装置を例にとって説明したが、少なくともラベルの印字および貼付機能を有したシステムであれば、本発明を適用することができる。
したがって、そのような変更および修正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲内のものと解釈される。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、商品およびラベルの像を表示手段で見ることができるから、角部(コーナー)における両者の重なり具合を知ることで、ラベルが商品からはみ出さないような貼り位置に設定することができる。
【0043】
また、ラベルの重なり状態を表示手段に表示するようにすれば、ラベルが商品からはみ出しているか否かを直ちに知ることができるので、貼り位置の設定を誤るおそれがない。
さらに、ラベルの貼付位置を入力してラベルの像を移動させることができれば、貼付位置の調整が容易になる。
また、位置決め機構を設け、商品の搬送方向と直交する方向の位置を修正した後にラベルを貼付するようにすれば、設定したラベルの貼付位置と、実際の貼付位置とのズレを著しく小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる計量包装値付装置を示す概略斜視図である。
【図2】同装置を示す概略断面図および位置決め機構を示す平面図である。
【図3】包装方法を示す概略斜視図である。
【図4】同装置の概略構成図である。
【図5】記憶部の記憶内容を示す図表である。
【図6】表示画面の表示内容を示す正面図である。
【図7】CPUの自動設定モードを示すフローチャートである。
【図8】表示画面の表示内容を示す正面図である。
【符号の説明】
2:CCDカメラ(撮像手段)
10:タッチスクリーン(表示手段、設定手段、入力操作手段)
11:ストロークキー部(設定手段、入力手段)
13:ラベル貼付機
14:貼付機制御手段
41:判別手段
42:変更手段
L:ラベル
M:商品

Claims (6)

  1. 商品に関する情報を印字したラベルを貼り機により商品の所定の位置に貼付するラベル印字貼付装置において、
    商品の像と、該商品に貼付されるラベルの像とを表示する表示手段と、
    前記表示手段に両者の像が表示されている状態で、前記ラベルの貼付位置を設定する設定手段と、
    前記設定された貼付位置に基づいて、前記貼り機の動作を制御する制御手段と、
    前記商品および/またはラベルの像を撮像する撮像手段とを備え、
    前記撮像された商品および/またはラベルの像を前記表示手段に表示するようにしたラベル印字貼付装置。
  2. 請求項1において、
    前記商品に対するラベルの貼付位置が予め1以上記憶され、
    当該貼付位置にラベルを貼付した場合の重なり状態を表示手段に表示するようにしたラベル印字貼付装置。
  3. 請求項1もしくは2において、
    前記設定手段は、ラベルの貼付位置を設定入力するための入力操作手段で構成されているラベル印字貼付装置。
  4. 請求項3において、
    前記入力操作手段でラベルの貼付位置を入力すると、前記表示手段に表示されたラベルの像が移動するように設定されているラベル印字貼付装置。
  5. 請求項1ないしのいずれか1項において、
    前記表示手段に表示された商品に対するラベルの重なり状態を判別する判別手段と、
    当該商品の前記貼付位置にラベルを貼付した場合に当該ラベルが前記商品からはみ出すおそれがあると判別すると、前記ラベルが商品からはみ出さないように前記商品に対するラベルの貼付位置を変更する変更手段とを備えたことを特徴とするラベル印字貼付装置。
  6. 請求項1ないしのいずれか1項において、
    商品を搬送する搬送手段と、ラベル貼付機よりも搬送方向の上流側に設けられた位置決め機構とをさらに備え、前記搬送方向に直交する方向の位置を前記位置決め機構により修正された前記商品に対して、前記ラベル貼付機がラベルを貼付することを特徴とするラベル印字貼付装置。
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