JP3379434B2 - ラベル貼付装置及びラベル貼付機能を備えた計量値付装置 - Google Patents

ラベル貼付装置及びラベル貼付機能を備えた計量値付装置

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JP3379434B2
JP3379434B2 JP18297198A JP18297198A JP3379434B2 JP 3379434 B2 JP3379434 B2 JP 3379434B2 JP 18297198 A JP18297198 A JP 18297198A JP 18297198 A JP18297198 A JP 18297198A JP 3379434 B2 JP3379434 B2 JP 3379434B2
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sticking
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label sticking
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、値段などが印字
されたラベルを商品に自動的に貼付するためのラベル貼
付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】精肉などの食品は、トレイに収容された
上、ストレッチフィルムなどで包装されて店頭に陳列さ
れる場合があり、このような商品に値段などのラベルを
自動的に貼付するためのラベル貼付装置がある。一般
に、複数の商品を陳列台に並べた場合、ラベルの貼付位
置が統一されていた方が商品の見栄えが良い。また、購
買客がラベルに邪魔されることなくトレイに収容された
商品を良く見ることができるようでなければならない。
このため、ラベルは商品の隅部に貼付されるのが通例で
ある。
【0003】ところで、ラベル貼付装置が装備された装
置として、計量値付け機と包装機とを組み合わせた計量
・包装・値付機がある。この計量・包装・値付機によれ
ば、包装が完了した時点で商品の中心が搬送路の中心と
ほぼ一致した状態となり、このためラベル貼付装置に対
する商品の隅部の位置が商品のサイズによって異なる。
したがって、この状態では、商品のサイズによってラベ
ルの貼付位置が異なり、ラベルの貼付位置が統一されな
い。
【0004】そこで、従来、計量・包装・値付機装置で
は、ラベル貼付装置により商品の隅部にラベルを貼付す
る場合、商品(トレイ)の大きさに関わりなく商品を右
側あるいは左側の一方向に幅寄せすることにより商品の
隅部とラベル貼付装置との位置合わせを行っている。こ
のように、従来のラベル貼付装置は、商品を幅寄せする
ための幅寄せ機構を必要とするため、構造が複雑で高価
なものとなる上、その分装置が大型化するといった問題
を抱えている。
【0005】この問題の解決を図った従来技術として、
例えば特開平9−104427号公報に開示された装置
がある。この装置は、商品に対してラベル貼付装置側が
移動可能に構成され、トレイのサイズ(横幅)を検出し
てラベル貼付装置を移動させることにより、商品を幅寄
せをすることなく商品の所定位置にラベルを貼付するこ
とを可能としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の公報に
開示されたラベル貼付装置によれば、トレイのサイズが
異なっていても例えば商品の左下隅などの同一位置にラ
ベルが貼付され、トレイの種類(商品の種類)に応じて
ラベルの貼付位置や貼付方向などの貼付条件を任意に設
定することはできない。したがって、この装置によれ
ば、他の商品とは異なる位置にラベルを貼付することに
より特定の商品に顧客の関心を引いて販売促進をしたい
場合であっても、簡単にラベルの貼付位置を変更するこ
とができないという問題がある。
【0007】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、トレイの種類に応じてラベルの貼付条件を自動的
に設定することができ、トレイの種類ごとにラベルの貼
付位置や貼付方向などのラベルの貼付形態を変更するこ
とのできるラベル貼付装置及びラベル貼付機能を備えた
計量値付装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決達成する
ため、この発明は以下の構成を有する。すなわち、この
発明にかかるラベル貼付装置は、トレイに収容されて包
装された商品にラベルを貼付するラベル貼付装置におい
て、トレイの種類ごとに、ラベルの貼付形態を定めるた
めのラベル貼付条件を記憶する記憶手段と、前記商品が
収容されたトレイの種類を識別するトレイ種類識別手段
と、前記トレイ種類識別手段により識別されたトレイの
種類に基づいて前記記憶手段からラベル貼付条件を読み
出す読み出し手段と、前記読み出し手段に読み出された
ラベル貼付条件に基づいて前記商品に対するラベルの貼
付を制御するラベル貼付制御手段と、を具備することを
特徴とする。
【0009】また、前記記憶手段は、前記ラベル貼付条
件としてラベル貼付位置および/またはラベル貼付方向
を記憶し、前記ラベル貼付制御手段は、前記記憶手段に
記憶されたラベル貼付位置および/またはラベル貼付方
向を反映させて前記商品に対するラベルの貼付を制御す
ることを特徴とする。また、所定の基準位置に対する前
記商品のズレ量を検出するズレ量検出手段をさらに備
え、前記ラベル貼付制御手段は、前記ズレ量検出手段に
より検出されたズレ量を反映させて前記商品に対するラ
ベルの貼付位置を定めることを特徴とする。
【0010】また、前記トレイ種類識別手段は、所定の
基準位置に対する前記商品のズレ量を検出するズレ量検
出手段を兼ねると共に、前記ラベル貼付制御手段は、前
記トレイ種類識別手段により検出されたズレ量を反映さ
せて前記商品に対するラベルの貼付位置を定めることを
特徴とする。また、前記ラベル貼付制御手段は、前記商
品が収容されたトレイの種類に対応するラベル貼付条件
が前記記憶手段に記憶されていない場合、このトレイの
種類にかかわりなく予め定められたラベル貼付条件でラ
ベルの貼付を制御することを特徴とする。
【0011】また、前記ラベル貼付制御手段は、前記記
憶手段に記憶されたラベル貼付条件でラベルを貼付する
か、またはトレイの種類にかかわりなく予め定められた
ラベル貼付条件でラベルを貼付するかを選択可能に構成
されたことを特徴とする。また、前記ラベル貼付制御手
段は、前記トレイ種類識別手段により識別されたトレイ
の種類に基づいて、前記記憶手段に記憶されたラベル貼
付条件でラベルを貼付するか、またはトレイの種類にか
かわりなく予め定められたラベル貼付条件でラベルを貼
付するかを判断することを特徴とする。さらに、前記ト
レイ種類識別手段は、前記商品が収容されたトレイのサ
イズを検出し、このサイズに基づき前記トレイの種類を
識別することを特徴とする。
【0012】次に、この発明にかかるラベル貼付機能を
備えた計量値付装置は、トレイに収容された商品を計量
し、この商品の重量と単価とに基づき値段を算出し、前
記値段を含む前記商品に関する情報をラベルに印字する
ための各機能を備えると共に、前記ラベルを前記商品に
貼付するためのラベル貼付機能を備えた計量値付装置に
おいて、トレイの種類ごとに、そのトレイの種類に応じ
た風袋重量とラベルの貼付形態を定めるためのラベル貼
付条件とを記憶する記憶手段と、前記商品が収容された
トレイの種類を識別するトレイ種類識別手段と、前記ト
レイ種類識別手段により識別されたトレイの種類に基づ
いて前記記憶手段から風袋重量とラベル貼付条件とを読
み出す読み出し手段と、トレイに収容された前記商品を
計量して得られる重量と前記読み出し手段により読み出
された風袋重量とから正味重量を算出し、この正味重量
と単価とから前記商品の値段を算出する値段算出手段
と、商品に関する情報をラベルに印字して発行するラベ
ル印字手段と、前記読み出し手段に読み出されたラベル
貼付条件に基づいて前記商品に対するラベルの貼付を制
御するラベル貼付制御手段と、を具備することを特徴と
する。
【0013】また、前記記憶手段は、前記ラベル貼付条
件としてラベル貼付位置および/またはラベル貼付方向
を記憶し、前記ラベル貼付制御手段は、前記記憶手段に
記憶されたラベル貼付位置および/またはラベル貼付方
向を反映させて前記商品に対するラベルの貼付を制御す
ることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明にかかるラベル貼付装置を計量・包装・値付機に適
用した場合を例として、この発明の実施の形態を説明す
る。なお、各図において共通する要素には同一符号を付
し、その重複する説明を適宜省略する。
【0015】この実施の形態にかる計量・包装・値付機
の機構的構成は、例えば前述の公報(特開平9−104
427号公報)に開示された機構的構成を利用して実現
できる。以下、この実施の形態にかかる計量・包装・値
付機の機構的構成を説明する。
【0016】図1および図2は、この実施の形態にかか
る計量・包装・値付機の全体図を示す。同図に示すよう
に、この装置は、ストレッチフィルム包装機Aと計量ラ
ベルプリンタBとラベル貼付装置Cとを組み合わせて構
成され、計量ラベルプリンタBは包装機Aにおける商品
搬出路の側方上部に配置され、ラベル貼付装置Cは商品
搬出路の上方に配置されている。
【0017】ストレッチフィルム包装機Aは、フィルム
の幅方向を拡張する機構(プレストレッチ機構)を備え
た包装機で、機枠A1の正面、即ち前部に商品(被包装
物)を載置する商品載置部(計量皿)aを設け、該商品
載置部aの手前側近傍には反射型光センサー3a,3
a’と、その反射型センサー3a,3a’を商品の幅方
向へ移動させる移動手段35(図3参照)とからなる商
品の載置ズレ及び横幅を検出する検出手段Dが設けられ
ると共に、商品載置部aに載せた商品はプッシャーコン
ベア1により機枠内部に設けたエレベータ2まで搬送さ
れる。そのコンベア1による商品搬送路の途上には、該
コンベア1の側方に位置させて商品の高さと縦幅とを検
出するための高さ検出センサー3bが設けられている。
【0018】上記エレベータ2の上方には包装部bが設
けられ、その包装部bの上流側(図2の右側)には、フ
ィルムロール配置部4とそのフィルムロール配置部にセ
ットされたフィルムロール5から繰り出されるフィルム
5’の先端部を保持するフィルム保持手段A2が設けら
れている。そして、包装部bを挟む前後両側部にはフィ
ルム保持手段A2で保持されているフィルム先端を挟持
して引き出し、包装部bまで搬送する上下の搬送ベルト
からなるフィルム搬送機構A3が前記フィルム保持手段
A2の先端に接近させて配置される。
【0019】また、フィルム保持手段A2と搬送機構A
3との間には搬送機構A3で挟持され引き出されたフィ
ルムを所定長さに切断するカッターA4が配置されてい
る。搬送機構A3の上方には、左右折り込み板A5と後
折り込み板A6、及び後折り込み板A5の上方に位置し
て排出プッシャA7が配置され、機枠A1の前側に配置
したコンベア1の上方には前折り込みローラ6’および
前記排出プッシャA7で押し出される商品の排出路(ヒ
ーターコンベア)6が水平に設けられている。
【0020】因って、このストレッチフィルム包装機A
によれば、エレベータ2に載せられた商品は、エレベー
タ2の上昇により上記包装部bに展張されたフィルム
5’に対して突き上げられ、引き伸ばされた状態のフィ
ルムの左右および後側端部が、左右折り込み板A5と後
折り込み板A6とにより商品の底面に折り込まれる。こ
の後、排出プッシャA7により商品を機枠A1前側の排
出路6へ向けて水平に移動させながら、前折り込みロー
ラー6’で上記フィルム5’の前側端部を折り込んでフ
ィルムの折り込みを行う。
【0021】次に、計量ラベルプリンタBは、商品(被
包装物)を前記包装機Aの商品載置部(計量皿)aに載
置することによって計量されたデータを基に、予め入力
設定されている単価から商品の値段を算出し、その値段
とそれ以外の商品データをラベル用紙に印字し発行する
もので、該計量ラベルプリンタBには印字発行されたラ
ベルを印字面を上にして略水平に保持するラベル発行口
7が設けられている(図2参照)。
【0022】また、ラベル貼付装置Cは、ラベル発行口
7に保持されているラベルを商品に貼付するものであ
り、発行口7のラベルを吸着するラベル吸着部C1と、
その吸着部C1を移動させる駆動機構C2と、前記駆動
機構C2の動作を制御する制御手段(図示省略)とで構
成されている。
【0023】ここで、ラベル吸着部C1は、図4に示す
ように、ラベルEを吸着保持するラベル吸着面8と、ラ
ベル吸着面8の上部に配置され前記ラベル吸着面8にラ
ベル吸着力を発生させる吸引ボックス部9とからなる。
ラベル吸着面8は筐体801の下端開口部に、通気口を
開設しラベル吸着側表面をスポンジなどの緩衝部材で覆
った矩形状の緩衝板802が貼り付け固定されている。
【0024】吸引ボックス部9は、前記筐体801が嵌
合される内径を有した筐体901の周壁にモータによっ
て駆動回転されるファン902が取り付けられて構成さ
れる。筐体801の天板には連絡路が開設されて吸引ボ
ックス部9の筐体901内と連絡され、ファン902が
回転することにより筐体801内が負圧となり通気口に
吸着力が生じ、緩衝版802の下面にラベルEを吸着し
得るように構成されている。
【0025】駆動機構C2は、上記の如く構成されたラ
ベル吸着部C1を移動させるものであり、図5に示すよ
うに該ラベル吸着部C1を商品の搬送方向と直交する方
向、即ち商品が搬送される搬出路の幅方向に移動させる
第1の駆動機構10と、ラベル吸着部C1を商品の搬送
面に対して上下方向に移動させる第2の駆動機構11
と、ラベル吸着部C1におけるラベル吸着面8を商品の
搬送面と並行な水平面内で回転させる第3の駆動機構1
2とで構成されている。
【0026】第1の駆動機構10は、包装機Aの包装部
bの上方位置に該搬出路と直交して横架固定した2本の
ガイド杆101と、そのガイド杆101に嵌合してスラ
イド自在としたケース102と、前記ガイド杆101に
沿って平行に配置した無端ベルト103と、その無端ベ
ルト103を正逆方向に移動走行させるステッピングモ
ータ104とプーリ105とで構成され、前記ケース1
02は無端ベルト103に連結固定され、ガイド杆10
1は機枠A1にブラケット106を介して取り付けられ
ており、モータの作動でケース102がガイド杆101
に沿って移動される。
【0027】そして、前記したラベル吸着部C1は、図
4に示すようにガイド杆101に沿って移動されるケー
ス102に基端が取り付けられた上下一対の平行アーム
14、14’の先端に取り付けられると共に、その一対
の平行アームは第2の駆動機構11によってラベル吸着
部C1を商品の搬送面に対して上下方向に移動させるよ
うに支持されている。
【0028】ラベル吸着部C1を保持する一対の平行ア
ーム14,14’は、夫々基端側がケース102に対し
て上下方向に所定の間隔をおいて横架した2本のピン1
5,15’に回転可能に取り付けた支持片16,16’
にネジ止めによって連結固定される。上側の平行アーム
14の他端側(先端側)は、ラベル吸着部C1の上部に
連結された取付筒17の円弧溝18に移動可能に嵌合横
架したピン19に連結され、下側の平行アーム14’の
他端側(先端側)は前記ピン19の下側に位置して取付
筒17に回転可能に横架された回転軸20に対して取り
付けられている。前記した上側の平行アーム14の基端
側に第2の駆動機構11が取り付けられ、下側の平行ア
ーム14’周りには前記したラベル吸着部C1における
ラベル吸着面8を水平面内で回転させる第3の駆動機構
12が取り付けられている。
【0029】第2の駆動機構11は、上側の平行アーム
14の基端側が支持されているピン15に歯車21が固
着され、その歯車21と噛み合って駆動回転させる歯車
22がケース102の上面に載置固定したモータ23の
回転軸23’に固着されており、更に前記ピン15のケ
ース102より外側に突出した両側部に連結片24が一
体的に固着され、その左右両側の連結片24に亘ってピ
ン15に対して回転可能に支持されている上側の平行ア
ーム14の下側面と当接する支持腕25が連結固定され
て構成されている。
【0030】即ち、第2の駆動機構11は、モータ23
が回転すると歯車22、歯車21を介してピン15が回
転され、そのピン15の回転によって支持腕25が上下
方向に回動されるため、ピン15に対して回転可能に支
持されている平行アーム14は前記支持腕25で下側か
ら支えられ、支持腕25の上下回動に連動して上下され
ると共に、該平行アーム14は支持腕25と当接から離
してピン15を中心として上方に回動自在となる。
【0031】第3の駆動機構12は、図6に示すよう
に、下側の平行アーム14’の基端側が支持されている
ピン15’の一側端に歯車26が固着され、その歯車2
6と噛み合って駆動回転させる歯車27がケース102
の外側にブラケットを介して取り付けられたモータ28
の回転軸28’に固着されており、前記ピン15’の他
端側にスプロケット29が固着されている。
【0032】また、前記したラベル吸着部C1に固着し
た取付筒17に回転可能に横架されている回転軸20の
一側端にスプロケット30が固着され、そのスプロケッ
ト30と前記スプロケット29とに亘って歯付きベルト
31が巻回され、且つ該回転軸20の中間部には歯車3
2が固着され、その歯車32と噛み合う歯車33がラベ
ル吸着面8を一体回転状に係合支持した支持軸34に固
着されて構成されている。更に、下側の平行アーム1
4’とラベル吸着部C1とに亘ってスプリング63が張
設されてラベル吸着部が鉛直状態に支持されるように構
成されている(図4参照)。
【0033】因って、ラベルEを吸着保持するラベル吸
着面8は、商品Fに対してラベルの貼付位置(吸着面8
のXY座標)および貼付方向(吸着面8の回転角度)に
関して任意に設定することが可能となっており、ラベル
の貼付方向として、例えば0°、90°、180°、2
70°などが設定される。
【0034】包装機の商品載置部aに載置された商品の
載置ズレおよび横幅寸法を測定する検出手段Dは、図3
に示すように商品搬入部の商品載置部aの手前近傍に配
置した2個の反射型光センサー3a,3a’と、その反
射型光センサー3a,3a’を商品の幅方向に移動させ
る移動手段35とで構成されており、反射型光センサー
3a,3a’は投光器と受光器を備え、投光された光が
商品によって反射されその反射光が受光器に受光されて
いれば商品の横幅が測定され、反射光が無ければ幅の限
界が確認されるようになっている。
【0035】そして、上記した2個の反射型光センサー
3a,3a’を商品の幅方向へ移動させる移動させる移
動手段35は、図7に示すように、駆動源のステッピン
グモータ351と従動プーリ352とに亘って巻回され
たベルト353とからなる。このベルト353の往路側
(上側)には反射型光センサー3aが、復路(下側)に
は反射型光センサー3a’が、夫々ガイド杆354,3
54’に嵌合されて左右方向に移動する摺動する摺動体
355,355’を介して取り付けられ、且つ2個の反
射型光センサー3a,3a’を原点位置(初期位置)に
復帰させるリミットスイッチ356と、移動の限界位置
を検出するリミットスイッチ356’がそれぞれ所定の
位置に設けられている。
【0036】また、反射型センサー3a,3a’の移動
開始は、プッシャーコンベア1の移動開始と同時に行わ
れるが、少なくともプッシャー1aが図8の初期位置か
ら図9の位置に移動する前までに、反射型光センサー3
a,3a’がそれぞれ両側端のプッシャーコンベア1の
プッシャー1aの外側に到達する移動速度とすることで
プッシャー1aが邪魔とならず測定ができるようになっ
ている。
【0037】従って、商品載置部aに載置された商品の
横幅Lは、図10に示すように、商品Fの右側長さLR
を検出する右側の反射型光センサー3aおよび商品Fの
左側長さLLを検出する左側の反射型光センサー3a’
がそれぞれ横幅方向に移動して(LL+LR)として検
出され、その商品の横幅寸法Lは包装機の制御に使用さ
れ、後述する包装機構制御部Iから計量ラベルプリンタ
制御部Gには長さデータL、即ち(LL+LR)が送信
される。
【0038】図11は、商品Fの高さHを検出するセン
サー3bの検出動作を示す。このセンサー3bには、商
品搬送路の途中に該搬送路を挟んで投光器と受光器が高
さ方向に所定の間隔をおいて多数個が配置され、搬送路
上を搬送される商品の高さに応じて投光器の光が遮られ
ることで商品の高さHが検出される。そして、その高さ
データは包装機の制御に用いられると共に、計量ラベル
プリンタ制御部Gに送信される。
【0039】図12は、商品Fの縦幅Wを検出するセン
サー3bの検出動作を示し、所定の基準点に対するセン
サー3bの位置P0と、プッシャー(符号なし)に押さ
れて搬送路上を搬送される商品Fによってセンサー3b
の投光器の光が遮られたときのプッシャーの位置Pとの
差分(P0−P)として商品Fの縦幅Wが検出される。
このように、商品F(トレイ)のサイズ(横幅L・高さ
H・縦幅W)は、ストレッチフィルム包装機Aの内部に
搬送される途中で検出される。
【0040】図13は、上述した装置の制御部の電気的
構成を示すもので、計量ラベルプリンタ制御部Gと、包
装機構制御部Iとを備えている。計量ラベルプリンタ制
御部Gは、主として計量ラベルプリンタ関係の制御を行
うものでCPU36によって制御される。包装機構制御
部Iは、主として包装機の機構部の制御を行うものでC
PU52によって制御される。
【0041】計量ラベルプリンタ制御部Gについて説明
すると、トレイ種類識別手段および読み出し手段として
のCPU36には、バス36aを介してROM37、記
憶手段としてのRAM38、表示操作部39、計量部4
0、交信用のインターフェース回路(INF)41、印
字部42、ラベル貼付制御手段としての吸着部駆動部4
3及び商品検出センサー44が接続されており、ROM
37にはCPU36が実行する各種制御プログラムが記
憶されている。
【0042】記憶手段としてのRAM38は、CPU3
6がROM37の制御プログラムを実行する場合に用い
るレジスタ、フラグなどのエリアと、予め各種データが
記憶されたプリセットデータエリアとを備えている。プ
リセットデータエリアには、商品ファイル(PLUファ
イル)と、ラベル貼付条件決定テーブルが記憶されてい
る。商品ファイルは、図14に示すように、商品(商品
番号)に応じて、値段計算及びラベル印字用のデータで
ある「品名(商品名)、例えば豚(モモ肉)」、「単
価、例えば150(100g当り150円)」、「有効
期間、例えば5日」などが予め記憶されている。
【0043】ラベル貼付条件決定テーブルは、トレイ種
別に応じた風袋重量およびラベルの貼付形態を定めるた
めのものであり、図15に示すように、各センサーによ
り検出された商品F(トレイ)の横幅Lおよび縦幅Wの
各検出データと、商品が収容されたトレイの種類に応じ
たトレイ番号に応じて設定され、具体的には、風袋重量
(トレイ重量)と、ラベル貼付位置を特定するためのラ
ベル貼付座標(X0,Y0)と、ラベルの貼付方向Aが
設定される。
【0044】ラベル貼付条件について更に詳しく説明す
る。ラベル貼付条件として設定されるラベル貼付座標
(X0,Y0)は、図16に示すように、商品Fの搬送
方向をY軸方向とするXY直交座標系において、この座
標系の原点に商品(トレイ)の右下コーナー部を位置さ
せた時のラベル吸着面8の中心(回転中心)を表し、ラ
ベルEの中心とほぼ一致する。
【0045】また、ラベル貼付条件として設定されるラ
ベル貼付方向Aは、ラベル吸着面8の回転角度を表し、
商品Fに対するラベルEの向きを定める。一例として図
17(a)〜(d)に示すように、ラベル貼付方向Aが
0°の場合、ラベルEは、「発行された時の向きのま
ま」貼付され(図17(a)参照)、ラベル貼付角度A
が90°の場合、ラベルEは、「発行された時の向きを
基準として時計方向に90°回転されて」貼付される。
また、ラベル貼付方向Aが180°の場合、ラベルE
は、「発行された時の向きを基準として時計方向に18
0°度回転されて」貼付され、ラベル貼付方向Aが27
0°の場合、ラベルEは、「発行された時の向きを基準
として時計方向に270°回転されて」貼付される。
【0046】ここで、説明を図13に戻す。表示操作部
39はキーボードとタッチパネルから成る操作部と、ド
ット式の液晶表示器で構成された表示部を備えており、
各種データ及び指令の入力、或いはCPU36の指令に
基づいて入力データの表示を行うもので、別名コンソー
ル部とも呼ばれている。計量部40は商品載置部aに載
置された商品の計量信号をCPU36へ供給するもので
ある。
【0047】交信用のインターフェース回路(INF)
41は、包装機構制御部Iと、各種データや指令等の交
信を行うための回路で、交信するデータについては後述
する。印字部42は計量ラベルプリンタで、サーマルプ
リンタを備え、CPU36の指令に基づいてラベルに品
名、値段、単価、有効日、バーコードなどの印字を行
い、印字したラベルEを前記発行口7に発行するもので
ある。
【0048】吸着部駆動部43(前記駆動機構C2)
は、前記したラベル吸着部C1を移動させて発行口7に
あるラベルEを吸着した後、所定のラベル貼付位置へ移
動させると共に、ラベル吸着面の向きを所定の向きと
し、商品に対してラベル吸着部を所定のタイミングで下
降させることで商品の所定の位置に所定の向きでラベル
を貼付するための機構である。商品検出センサー44
は、ラベル貼付のための信号を発生するためのもので、
商品がラベル貼付場所へ位置した場合、その旨をCPU
36へ供給する。
【0049】図18は、上記吸着部駆動部43の詳細な
構成を示すもので、水平モータM1駆動回路45は、ラ
ベル吸着部C1面を水平、即ち商品の搬送方向と直交す
る方向に移動させる水平モータM1(前記第1の駆動機
構10のモータ104)を駆動する回路で、その水平モ
ータM1としてはステッピングモータが使用されてい
る。従って、ステッピングモータの駆動パルス数をカウ
ントすることで吸着部の位置を検出することができる
(右回転の時はプラスカウント、左回転の時はマイナス
カウント)。水平基準位置センサーF1(46)は、吸
着部が水平方向の基準位置に位置したことを検出するセ
ンサーで、この基準位置からの前記駆動パルスのカウン
ト値によって吸着部の水平方向の位置決めが行われる。
【0050】上下モータM2駆動回路47及び上下基準
位置センサーF2(48)は、モータM2(前記第2の
駆動機構11のモータ23)が吸着部を上下方向へ移動
させるものである以外は前記した水平モータM1と同様
である。又、回転モータM3駆動回路49及び回転基準
位置センサーF3(50)は、モータM3(前記第2の
駆動機構12のモータ28)が吸着部を商品搬送面と平
行な面で回転させるモータで、モータM3の駆動パルス
で位置決めされるのは距離ではなく、回転角度である点
を除くと前記した水平モータM1の場合と同じである。
【0051】ラベル貼付センサーF4(51)は、ラベ
ルが商品に貼付されたこと、つまりラベル吸着部C1の
吸着面8が商品Fに当接されたことを検出するセンサー
で、ラベル吸着部C1に上側方向の力が一定以上加わっ
たことにより前記上側の平行アーム14が支持腕25か
ら離間したことを検出している。
【0052】ここで、再び説明を図13に戻し、包装機
構制御部Iについて説明する。CPU52にはバス52
aを介して交信用インターフェース回路(INF)5
3、ROM54、RAM55、操作部56、及び機構駆
動部57が接続されている。交信用インタフェース回路
(INF)53は、計量ラベルプリンタ制御部Gと各種
データ、指令の交信を行うための回路で、交信するデー
タについては後述する。ROM54は、CPU52が実
行する制御プログラムが記憶されている。RAM55
は、CPU52がROM54の制御プログラムを実行す
る場合に用いる各種レジスタ及びフラグのエリアの他に
商品(トレイ)の形状データ(縦幅、横幅、高さ)に基
づいて制御データを決定するための各種テーブルが記憶
されている。操作部56は、装置の起動、停止などのた
めのスイッチである。
【0053】機構駆動部57は、包装を実行する場合に
包装機の各機構部を駆動するための回路で、具体的には
エレベータ2を駆動するモータ58、商品を搬入するコ
ンベア1の搬入モータ59,フィルム搬送機構A3のモ
ータ60などがある。尚、包装機の構成は先に簡単に説
明したが本発明と直接関係しないので、前記モータの制
御の詳細については説明を省略する。
【0054】機構駆動部57には商品の載置ズレ及び商
品(トレイ)のサイズ(横幅L)を検出する商品幅検出
センサー61(反射型センサー3a,3a’)と、商品
の縦幅Wおよび高さHを検出する商品縦幅/高さ検出セ
ンサー62(検出センサー3b)が接続されており、検
出データをCPU52へ供給するようになっている。商
品幅検出センサー61と商品縦幅/高さ検出センサー6
2は、CPU36と共にトレイ種類識別手段を構成す
る。
【0055】計量ラベルプリンタ制御部Gと包装機構制
御部Iとで授受されるデータや指令で本発明と関係する
点は、計量ラベルプリンタ制御部Gから包装機構制御部
Iへは計量皿上に載置された商品の計量が安定したこと
を報知する信号が送信され、包装機構制御部Iから計量
ラベルプリンタ制御部Gへはラベル貼付位置決定のため
のデータとして、反射型光センサー3a,3a’で検出
された商品の横幅データL(LL,LR)と、検出セン
サー3bで検出された縦幅データWが送信される点であ
る。上記データ以外に計量ラベルプリンタ制御部Gと包
装機構制御部Iとの間で各制御部の状態信号(正常かエ
ラー中かなど)が授受される。
【0056】次に、図19に示すフローチャートに沿っ
て、この装置の動作を説明する。 ステップSP1:作業者は、包装値付する商品Fの商品
番号を表示操作部39より入力して、記憶手段としての
RAM38に予め記憶されている商品ファイル(図14
参照)から商品データ(品名、単価、有効日)を呼び出
す。 ステップSP2:作業者は、計量包装値付する商品Fを
商品載置部a(載置皿)に載せる。 ステップSP3:商品幅検出センサー61(センサー3
a,3a’)により、商品F(トレイ)の横幅L(L
L,LR)を検出(測定)する(図10参照)。
【0057】ステップSP4:計量部40により載置皿
a上の商品Fの重量Gを計量する。 ステップSP5:計量が完了した商品Fを包装機Aのエ
レベータ2のヘッド上へ搬送する。 ステップSP6:エレベータ2のヘッド上への搬送中
に、商品縦幅/高さ検出センサー62(センサー3b)
により、商品Fの縦幅Wと高さHとを検出(測定)す
る。上記検出データは包装機構制御部Iから計量ラベル
プリンタ制御部Gに送信される。
【0058】ステップSP7:トレイ種類識別手段とし
てのCPU36により、RAM38に記憶されたラベル
貼付条件決定テーブル(図15参照)を参照して、包装
機構制御部Iから受信した商品Fの横幅Lと縦幅Wの検
出データ(トレイの種類)に基づきトレイの種類を識別
する。そして、読み出し手段としてのCPU36によ
り、識別されたトレイの種類に基づきRAM38から風
袋重量(トレイの重量、または商品の正味重量以外の重
量)とラベル貼付条件(ラベル貼付座標X0,Y0およ
びラベル貼付角度A)とを読み出して設定する。
【0059】ステップSP8:CPU36により、計量
部40からの商品の重量Gと、ステップSP7で設定さ
れた風袋重量FGとから正味重量NG(=G−FG)を
求め、RAM38に記憶されている商品ファイル(図1
4参照)から呼び出された単価Uと正味重量NGとから
商品Fの値段PRを算出する。例えば、単価Uの建値が
100gでの値を表すものである場合、値段PRは、
(NG×U)/100として算出される。
【0060】ステップSP9:包装機構制御部Iでは、
CPU52が、商品F(トレイ)の横幅L、縦幅W、お
よび高さHから、包装の動作を制御するための各種デー
タ(包装制御データ)を決定(生成)する。このデータ
の生成は、RAM55に予め記憶された変換テーブルを
用いて行われるが、この発明の本質とは直接関係しない
ので、その詳細な説明を省略する。
【0061】ステップSP10:機構駆動部57は、ス
テップSP9で決定されたデータに基づいて包装動作を
制御し、包装機Aによる商品Fの包装が行われる。 ステップSP11:計量ラベルプリンタ制御部Gでは、
CPU36が、印字部42を制御して、ラベルに商品F
の品名、重量、単価、値段、加工日、有効日などの商品
Fに関する情報(商品情報)を印字し、このラベルEを
ラベル発行口7へ発行する。
【0062】ステップSP12:ラベル貼付制御手段と
しての吸着部駆動部43(前記駆動機構C2)は、以下
に詳細に説明するように、CPU36の制御の下、ラベ
ル吸着部C1を駆動し、ラベル貼付条件に基づいてラベ
ルEを商品Fの所定の位置に所定の向きで貼付するため
の制御を行う。
【0063】図20に示すフローチャートに沿って、上
述のステップSP12での処理の詳細を説明する。即
ち、上述のステップを経てラベルに品名、値段、単価、
重量、有効日、バーコードなどのデータが印字され、こ
のラベルEが前記ラベル発行口7へ発行されると、以下
の処理が実行される。
【0064】ステップSP20:初期位置(原点)に位
置しているラベル吸着部C1を発行口7へ移動させ、吸
着面8にラベルEを吸着させる(このとき、ラベルEの
接着面は下側となっている)。 ステップSP21:ステップSP7で呼び出したラベル
貼付条件からラベル吸着部C1のラベル待機位置(X,
Z)と貼付タイミング時間Tを設定する。
【0065】ここで、ラベル待機位置(X,Z)は、ラ
ベル吸着部C1が所定のタイミングで商品にラベルの貼
付動作を開始する待機位置であって、このXデータは、
図21に示すように、ラベル吸着部C1の初期位置(原
点)からラベル待機位置までの水平距離を表し、Zデー
タは、図22に示すように、初期位置(原点)からラベ
ル待機位置までの垂直距離を表す。
【0066】Xデータは、図21に示す距離関係から次
式(1)により算出される。 X=XC−LR+X0 ・・・(1) ただし、 XC…ラベル吸着部C1の初期位置(原点)から搬送路
の中心(載置ズレがない場合の商品の中心)までの距離
(図21参照) LR…長さ検出センサー3a,3a’により検出された
商品の右半分の長さ(図10参照) X0…ラベル貼付条件から得られるデータ(図16参
照)
【0067】また、Zデータは、図22に示す距離関係
から次式(2)により算出される。 Z=(Z0−Z2)−H ・・・(2) ただし、 Z0…ラベル吸着部C1の初期位置(原点)から搬送面
までの垂直距離(一定値:機構上決定されている) Z2…ラベル待機位置(X,Z)からラベル接着位置
(商品Fの上面)までの垂直距離(一定値) H…センサー3bにより検出された商品Fの高さ
【0068】なお、Z2データは、後述の貼付タイミン
グ時間Tと共に商品F上のラベルEのY方向の位置を決
定するものであり、商品の高さHによってラベル接着位
置にバラツキが生じないように(図16に示すラベル貼
付条件Y0を満足するように)一定値に設定される。
【0069】貼付タイミング時間Tは、商品Fがセンサ
ー44により検出された時(T=0)から、ラベル吸着
部C1を待機位置(X,Z)から下降開始させるまでの
遅延時間であり、商品F上におけるY軸方向のラベル接
着位置を定める。したがって、時間T=0のときにY0
=0となるように設定した場合には、商品Fの搬送速度
が毎秒D(mm)とすると、貼付タイミング時間Tは、
T=Y0/Dにより算出される。ただし、Y0はラベル
貼付条件から求まる(図23参照)。
【0070】ステップSP22:設定されたラベル待機
位置(X,Z)にラベル貼付部C1を移動させる。ラベ
ル待機位置(X,Z)への移動は、モータM1,M2の
ステップ数で決定される。 ステップSP23:モータM3を駆動してラベル貼付部
C1を回転させ、ステップSP7で呼び出したラベル貼
付条件の角度Aに基づきラベルEの向きを決定する。
【0071】ステップSP24:商品検出センサー44
(図13参照)により、商品Fが所定の位置(ラベル貼
付位置)に位置したか否かをチェックする(ステップS
P24:NOからステップSP24に戻るループ)。
【0072】ステップSP25:商品Fが所定の位置
(ラベル貼付位置)に位置したならば(ステップSP2
4:YES)、ステップ21で設定された貼付タイミン
グ時間Tをタイマー(図示なし)にセットし、タイムカ
ウントを開始する。 ステップSP26:タイマーがタイムアップしたか(貼
付タイミング時間Tが経過したか)否かをチェックする
(ステップSP26:NOからステップSP26に戻る
ループ)。
【0073】ステップSP27:タイマーがタイムアッ
プした場合(ステップSP26:YES)、上下モータ
M2を駆動して吸着部C1を下降させる。このとき、商
品Fが吸着部C1の下方に位置しており、吸着部C1に
吸着されたラベルEが商品Fに当接されて貼付される。
【0074】ステップSP28:ラベル貼付センサーF
4(51)(図18参照)により、吸着部C1が商品に
当接してラベルが商品Fに貼付されたか否かをチェック
する(ステップSP28:NOからステップSP28に
戻るループ)。 ステップSP29:ラベルEが商品に貼付された場合
(ステップSP28:YES)、ラベル吸着部C1を初
期位置(0,0)に移動させる。 以上により、ラベル貼付条件として設定されたラベル貼
付位置と貼付方向が反映されてラベルが商品Fに貼付さ
れ、一連のラベル貼付動作が完結する。
【0075】上述した実施の形態では、ラベル貼付部
(吸着部)の待機位置のXデータを、X=XC−LR+
X0により求め、図21に示すように、商品Fの右端部
からの距離X0が一定となるようにラベルを貼付する。
従って、LRデータを用いてXデータを算出する関係
上、商品Fの載置位置が幅方向左右にズレて、商品Fの
中心と搬送コンベアの中心との間にズレが生じた場合で
も、ラベルEを所定位置に貼付することができる。
【0076】これに対し、LRデータに代え、商品F
(トレイ)の横幅Lと載置のズレ量δLを用いてXデー
タを求めることもできる。即ち、図24に示すように、
商品F(トレイ)の中心が搬送中心(所定の基準位置)
に対して左側にδLだけズレた場合、 L=LL+LR ・・・(3) δL=LR−(LL+LR)/2=(LR−LL)/2 ・・・(4) の関係式が成り立ち、この関係式から次式(5)が導か
れる。 LR=δL+L/2 ・・・(5)
【0077】したがって、前述のXデータの算出式
(1)において、LRデータとして「δL+L/2」を
用いても同じ結果が得られ、LRデータに代えてトレイ
の横幅Lとズレ量δLを用いることができる。すなわ
ち、ズレ量δLが反映された次式(6)によってもXデ
ータ(ラベル貼付位置)を求めることができる。 X=XC−LR+X0=XC−(δL+L/2)+X0 ・・・(6)
【0078】ところで、上述の実施の形態によれば、ズ
レ量δLは、商品幅検出センサー61(図13参照)で
検出され、商品幅検出センサー61は、ズレ量δLを検
出するためのズレ量検出手段を兼ねている。すなわち、
商品F(トレイ)の横幅Lは、商品のズレ量δLを検出
するセンサーで同時に検出される。
【0079】このため、式(1)と式(6)とは相違が
ないように思われるが、式(6)によれば、商品の横幅
Lは、商品番号ごとに予めプリセットされたデータを用
いることができる。したがって、必ずしもセンサーで横
幅Lを検出する必要はなく、また従来の包装機に装備さ
れている幅検出センサーを兼用して横幅Lを検出するこ
とも可能になる。言うまでもなく、商品の横幅Lとズレ
量δLを別々のセンサーで検出することも可能である。
【0080】また、上述の実施の形態では、ラベル貼付
条件は、商品F(トレイ)のサイズに基づいて設定され
るが、通常、ラベルの貼付位置は商品の隅部に設定され
る場合がほとんどであり、特定の商品に購買客の注意を
引く必要がある場合に、他と異なる位置にラベルを貼付
れば足りるという現状がある。そこで、商品が収容され
たトレイに対応するラベル貼付条件が設定されていない
場合、トレイのサイズにかかわりなく予め定められたラ
ベル貼付条件でラベルの貼付を行うように構成してもよ
い。
【0081】また、ラベル貼付条件が設定された商品
(トレイ)の種類を記憶しておき、その種類に基づき、
設定されたラベル貼付条件でラベルを貼付するか、また
はトレイの種類とはかかわりなく予め定められたラベル
貼付条件でラベルを貼付するかを判断するように構成し
てもよい。
【0082】具体的には、設定されたラベル貼付条件
(特殊ラベル貼付条件)を使用する商品(トレイ)の種
類が定義された特殊ラベル貼付トレイファイル(図示な
し)を予め作成しておく。そして、図25に示すよう
に、商品(トレイ)のサイズを識別し(ステップSP3
0)、特殊ラベル貼付条件を使用するか否かを判定する
(ステップSP31)。
【0083】ここで、特殊ラベル貼付条件を使用する場
合(ステップ31:YES)、その商品(トレイ)のサ
イズに基づいてラベル貼付条件が設定される。これに対
し、特殊ラベル貼付条件を使用しない場合(ステップ3
1:NO)、予め設定された所定の貼付条件が設定され
る。
【0084】また、記憶されたラベル貼付条件でラベル
を貼付するか、商品(トレイ)のサイズとはかかわりな
く予め定められたラベル貼付条件でラベルを貼付するか
を選択可能に構成してもよい。具体的には、図26に示
すように、作業者は、予め商品(トレイ)のサイズに関
わりなく設定されたラベル貼付条件を使用する通常モー
ドか、または商品(トレイ)のサイズに応じたラベル貼
付条件を使用する特殊モードかを設定する。
【0085】ここで、通常モードが設定された場合(ス
テップSP40:YES)、予め設定されたラベル貼付
条件が設定される(ステップSP41)。これに対し、
特殊モードが設定された場合(ステップSP40:N
O)、商品(トレイ)のサイズに応じたラベル貼付条件
が設定される。
【0086】以上、この発明の実施の形態を説明した
が、この発明は、この実施形態に限られるものではな
く、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があ
っても本発明に含まれる。例えば、トレイサイズの検出
方法は、センサーを用いるものとしたが、例えば、画像
処理技術を用いたパターン認識処理により検出すること
も可能である。
【0087】また、ラベル貼付条件は、種々の変形が可
能である。例えば、ラベルの貼付位置(X0,Y0)の
原点は、商品の他の隅部や中心であってもよく、特に限
定されない。貼付角度Aも例示されたものに限定される
ことなく、任意に設定可能である。貼付位置(X0,Y
0)をラベル貼付部C1の中心位置に合わせたが、これ
に限定されることなく、例えばラベルの中心位置として
もよい。
【0088】また、商品(トレイ)のサイズを検出して
ラベル貼付条件を設定するものとしたが、サイズに限ら
ず例えばバーコードなどを検出してもよく、商品の種類
を識別できるものであればどのような手段を用いてもよ
い。また、ラベル吸着部のみが移動するものとしたが、
ラベル貼付装置全体が移動するものとしてもよく、商品
の所定位置に所定の角度でラベルを貼付することができ
る構成であれば、どのような構成であってもよい。ま
た、上述の実施の形態では、計量・包装・値付機を例と
したが、これに限定されることなく、例えば包装・計量
・値付機や計量値付機など、他の装置に適用するも可能
である。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、この発明にかかる
ラベル貼付装置によれば以下のような効果を得ることが
できる。すなわち、トレイの種類ごとに、ラベルの貼付
形態を定めるためのラベル貼付条件を記憶し、商品が収
容されたトレイの種類を識別し、識別されたトレイの種
類に基づいてラベル貼付条件を読み出し、読み出された
ラベル貼付条件に基づいて前記商品に対するラベルの貼
付を制御するようにしたので、トレイの種類に応じてラ
ベルの貼付条件を自動的に設定することができ、トレイ
の種類ごとにラベルの貼付位置や貼付方向などのラベル
の貼付形態を変更することができる。
【0090】したがって、トレイの種類ごとに自由にラ
ベル貼付条件を設定できる。このため、特殊サイズ、特
殊形状のトレイについては、商品の中央部にラベルを貼
付するなど、通常とは異なる形態でラベルを貼付するこ
とが簡単に行うことができ、しかも貼付条件の設定ミス
を生じることがない。
【0091】また、ラベル貼付条件としてラベル貼付位
置および/またはラベル貼付方向を記憶し、このラベル
貼付位置および/またはラベル貼付方向を反映させて商
品に対するラベルの貼付を制御するようにしたので、ト
レイの種類ごとに自由にラベル貼付位置、方向などのラ
ベル貼付条件を設定することができる。
【0092】さらに、所定の基準位置(搬送中心)に対
する商品のズレ量を検出し、このズレ量を反映させて商
品に対するラベルの貼付位置を定めるようにしたので、
商品載置位置がズレていても、正しい位置にラベルを貼
付することができる。
【0093】さらにまた、トレイの種類を識別する手段
が所定の基準位置(搬送中心)に対する商品のズレ量を
検出する手段を兼ねるようにしたので、構成を簡略化で
き、かつトレイの種類(サイズ)の検出と商品の載置位
置のズレ量の検出とを同時に行うことができる。
【0094】さらにまた、トレイの種類ごとにラベル貼
付条件が設定されていない場合には、自動的にトレイの
種類とはかかわりなく予め設定されているラベル貼付条
件(従来の方法)でラベルの貼付を行うようにしたの
で、切り替え操作などを行うことなく、ラベル貼付を行
うことができる。
【0095】さらにまた、トレイの種類ごとに設定され
ているラベル貼付条件でラベル貼付を行うのか、トレイ
の種類にかかわりなく予め設定されているラベル貼付条
件で(従来の方法)でラベルの貼付を行うのか選択可能
としたので、特売など特別な場合にのみトレイの種類ご
とにラベル貼付位置を変えるなどの選択を簡単に行うこ
とができる。
【0096】さらにまた、トレイに種類に基づいて、ト
レイの種類ごとに設定されているラベル貼付条件でラベ
ル貼付を行うのか、トレイの種類にかかわりなく予め設
定されているラベル貼付条件(従来の方法)でラベルの
貼付を行うのか判断するようにしたので」、特売など特
別な場合にのみトレイサイズごとにラベル貼付位置を変
えるなどの選択を自動的に簡単に行うことができる。
【0097】この発明にかかるラベル貼付機能を備えた
計量値付装置によれば、トレイの種類ごとに風袋重量と
ラベル貼付条件とを読み出し、商品を計量して得られる
重量と風袋重量とから商品の値段を算出して印字し、こ
れをラベル貼付条件に基づいて商品に貼付するようにし
たので、トレイの種類に応じてラベルの貼付条件を自動
的に設定することができ、トレイの種類ごとにラベルの
貼付位置や貼付方向などのラベルの貼付形態を変更して
計量値付することができる。
【0098】また、この計量値付装置において、ラベル
貼付条件としてラベル貼付位置および/またはラベル貼
付方向を記憶し、このラベル貼付位置および/またはラ
ベル貼付方向を反映させて商品に対するラベルの貼付を
制御するようにしたので、トレイの種類ごとに自由にラ
ベル貼付位置、方向などのラベル貼付条件を設定して計
量値付を行うことができ、しかも風袋重量が自動的に決
まるので風袋重量の設定ミスを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態にかかる計量・包装・
値付機の内部構造を示す側面図である。
【図2】 この発明の実施の形態にかかる計量・包装・
値付機の内部構造を示す正面図である。
【図3】 この発明の実施の形態にかかる計量・包装・
値付機が備える商品載置部周辺の構造を示す上面図であ
る。
【図4】 この発明の実施の形態にかかるラベル貼付装
置の構造を示す側面図である。
【図5】 この発明の実施の形態にかかるラベル貼付装
置の駆動機構部分を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態にかかるラベル吸着部
の吸着面の回転駆動機構(第3の駆動機構)を示す図で
ある。
【図7】 この発明の実施の形態にかかる反射型光セン
サーの移動手段を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態にかかる反射型光セン
サーの動作(商品の搬送開始前)を説明するための図で
ある。
【図9】 この発明の実施の形態にかかる反射型光セン
サーの動作(商品の搬送開始後)を説明するための図で
ある。
【図10】 この発明の実施の形態にかかる反射型光セ
ンサーの動作(商品の横幅および載置ズレの検出)を説
明するための図である。
【図11】 この発明の実施の形態にかかる透過型光セ
ンサーの動作(商品の高さの検出)を説明するための図
である。
【図12】 この発明の実施の形態にかかる透過型光セ
ンサーの動作(商品の縦幅の検出)を説明するための図
である。
【図13】 この発明の実施の形態にかかる制御手段の
電気的構成を示すブロック図である。
【図14】 この発明の実施の形態にかかるRAMに記
憶された商品ファイルの一例を示す図である。
【図15】 この発明の実施の形態にかかるラベル貼付
条件などが定義されたラベル貼付条件決定テーブルの一
例を示す図である。
【図16】 この発明の実施の形態にかかるラベル貼付
条件を説明するための図である。
【図17】 この発明の実施の形態にかかるラベル貼付
条件によるラベル貼付形態の一例を示す図である。
【図18】 この発明の実施の形態にかかる吸着部駆動
部の詳細な構成を示すブロック図である。
【図19】 この発明の実施の形態にかかる計量・包装
・値付機の動作の全体の流れを示すフローチャートであ
る。
【図20】 この発明の実施の形態にかかる計量・包装
・値付機のラベル貼付動作の詳細な流れを示すフローチ
ャートである。
【図21】 この発明の実施の形態にかかるラベル待機
位置Xの算出方法を説明するための図である。
【図22】 この発明の実施の形態にかかるラベル待機
位置Zの算出方法を説明するための図である。
【図23】 この発明の実施の形態にかかる貼付タイミ
ング時間Tを説明するための図である。
【図24】 この発明の他の実施の形態にかかるラベル
待機位置Xの算出方法(載置ズレ量を反映させた算出方
法)を説明するための図である。
【図25】 この発明の他の実施の形態にかかるラベル
貼付条件の設定方法(ラベル貼付条件を判定して設定す
る方法)を説明するための図である。
【図26】 この発明の他の実施の形態にかかるラベル
貼付条件の設定方法(ラベル貼付条件を選択して設定す
る方法)を説明するための図である。
【符号の説明】
A…ストレッチフィルム包装機、B…計量ラベルプリン
タ、C…ラベル貼付装置、C1…ラベル吸着部、C2…
駆動機構、D…検出手段、G…計量ラベルプリンタ制御
部、I…包装機構制御部、a…商品載置部、3a,3
a’…反射型光センサー、8…ラベル吸着面、9…吸引
ボックス部、10…第1の駆動機構、11…第2の駆動
機構、12…第3の駆動機構、36,52…CPU、3
6a…バス、37,54…ROM、38,55…RA
M、39…表示操作部、40…計量部、41,53…イ
ンタフェース(INF)、42…印字部、43…吸着部
駆動部、44…商品検出センサー、56…操作部、57
…機構駆動部、58…エレベータモータ、59…搬入モ
ータ、60…フィルム移送モータ、61…商品幅検出セ
ンサー、62…商品縦幅/高さ検出センサー。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレイに収容されて包装された商品にラ
    ベルを貼付するラベル貼付装置において、 トレイの種類ごとに、ラベルの貼付形態を定めるための
    ラベル貼付条件を記憶する記憶手段と、 前記商品が収容されたトレイの種類を識別するトレイ種
    類識別手段と、 前記トレイ種類識別手段により識別されたトレイの種類
    に基づいて前記記憶手段からラベル貼付条件を読み出す
    読み出し手段と、 前記読み出し手段に読み出されたラベル貼付条件に基づ
    いて前記商品に対するラベルの貼付を制御するラベル貼
    付制御手段と、 を具備することを特徴とするラベル貼付装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段は、前記ラベル貼付条件と
    してラベル貼付位置および/またはラベル貼付方向を記
    憶し、 前記ラベル貼付制御手段は、前記記憶手段に記憶された
    ラベル貼付位置および/またはラベル貼付方向を反映さ
    せて前記商品に対するラベルの貼付を制御することを特
    徴とする請求項1に記載されたラベル貼付装置。
  3. 【請求項3】 所定の基準位置に対する前記商品のズレ
    量を検出するズレ量検出手段をさらに備え、 前記ラベル貼付制御手段は、前記ズレ量検出手段により
    検出されたズレ量を反映させて前記商品に対するラベル
    の貼付位置を定めることを特徴とする請求項1または2
    のいずれかに記載されたラベル貼付装置。
  4. 【請求項4】 前記トレイ種類識別手段は、所定の基準
    位置に対する前記商品のズレ量を検出するズレ量検出手
    段を兼ねると共に、 前記ラベル貼付制御手段は、前記トレイ種類識別手段に
    より検出されたズレ量を反映させて前記商品に対するラ
    ベルの貼付位置を定めることを特徴とする請求項1また
    は2のいずれかに記載されたラベル貼付装置。
  5. 【請求項5】 前記ラベル貼付制御手段は、 前記商品が収容されたトレイの種類に対応するラベル貼
    付条件が前記記憶手段に記憶されていない場合、このト
    レイの種類にかかわりなく予め定められたラベル貼付条
    件でラベルの貼付を制御することを特徴とする請求項1
    ないし4のいずれかに記載されたラベル貼付装置。
  6. 【請求項6】 前記ラベル貼付制御手段は、 前記記憶手段に記憶されたラベル貼付条件でラベルを貼
    付するか、またはトレイの種類にかかわりなく予め定め
    られたラベル貼付条件でラベルを貼付するかを選択可能
    に構成されたことを特徴とする請求項1ないし4のいず
    れかに記載されたラベル貼付装置。
  7. 【請求項7】 前記ラベル貼付制御手段は、 前記トレイ種類識別手段により識別されたトレイの種類
    に基づいて、前記記憶手段に記憶されたラベル貼付条件
    でラベルを貼付するか、またはトレイの種類にかかわり
    なく予め定められたラベル貼付条件でラベルを貼付する
    かを判断することを特徴とする請求項1ないし4のいず
    れかに記載されたラベル貼付装置。
  8. 【請求項8】 前記トレイ種類識別手段は、 前記商品が収容されたトレイのサイズを検出し、このサ
    イズに基づき前記トレイの種類を識別することを特徴と
    する請求項1ないし7のいずれかに記載されたラベル貼
    付装置。
  9. 【請求項9】 トレイに収容された商品を計量し、この
    商品の重量と単価とに基づき値段を算出し、前記値段を
    含む前記商品に関する情報をラベルに印字するための各
    機能を備えると共に、前記ラベルを前記商品に貼付する
    ためのラベル貼付機能を備えた計量値付装置において、 トレイの種類ごとに、そのトレイの種類に応じた風袋重
    量とラベルの貼付形態を定めるためのラベル貼付条件と
    を記憶する記憶手段と、 前記商品が収容されたトレイの種類を識別するトレイ種
    類識別手段と、 前記トレイ種類識別手段により識別されたトレイの種類
    に基づいて前記記憶手段から風袋重量とラベル貼付条件
    とを読み出す読み出し手段と、 トレイに収容された前記商品を計量して得られる重量と
    前記読み出し手段により読み出された風袋重量とから正
    味重量を算出し、この正味重量と単価とから前記商品の
    値段を算出する値段算出手段と、 商品に関する情報をラベルに印字して発行するラベル印
    字手段と、 前記読み出し手段に読み出されたラベル貼付条件に基づ
    いて前記商品に対するラベルの貼付を制御するラベル貼
    付制御手段と、 を具備することを特徴とするラベル貼付機能を備えた計
    量値付装置。
  10. 【請求項10】 前記記憶手段は、前記ラベル貼付条件
    としてラベル貼付位置および/またはラベル貼付方向を
    記憶し、 前記ラベル貼付制御手段は、前記記憶手段に記憶された
    ラベル貼付位置および/またはラベル貼付方向を反映さ
    せて前記商品に対するラベルの貼付を制御することを特
    徴とする請求項9に記載されたラベル貼付機能を備えた
    計量値付装置。
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