JP4561128B2 - 包装値付け装置 - Google Patents

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Description

本発明は包装値付け装置に関し、詳しくはフィルムで包装されて排出される包装物の表面に2枚のラベルを貼付するためのラベル発行部とアプリケータを備えた包装値付け装置の改良に関する。
包装部に張架したフィルムに対してその下方から被包装物をエレベータに載せて突き上げて被包装物の上面をフィルムで覆い、フィルムの端部のうち左右端部と後端部を被包装物の底面側に折り込んだ後、包装部から排出することでフィルム前端部を折り込んでヒートシール部に排出し、その排出される包装物に、2枚のラベル(値付けラベル、POPラベル等)を貼付する場合、2枚のラベルは夫々ユーザが指定する位置に貼るため、1台目のラベル発行部から発行された1枚目のラベルをアプリケータを制御してヒートシール部上で包装物に貼付し、次に2台目のラベル発行部から発行された2枚目のラベルは、ヒートシール部から排出され、連接された別の搬送コンベア上で包装物に貼付している。
即ち、一包装物に2枚のラベルを貼付する場合、少なくとも2台のアプリケータはお互いに干渉しない別々の場所で自由に動作できるように配置されている(例えば、特許文献1参照)。
その為、従来の包装値付け装置は2枚目のラベルを貼付する場所を1枚目のラベルを貼付する場所(ヒートシール部)と異なる場所にするために、ヒートシール部から排出された包装物を別の場所まで搬送するコンベヤが必要となる。その結果、装置全体が大型化し、コストアップになるという問題点を有していた。
特開2001‐97544号公報
本発明は上記した従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたもので、包装物に2枚のラベルを貼付する場合、同一場所でアプリケータ同士が干渉することなく自由に移動してラベルを貼付することができる包装値付け装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明が講じた技術的手段は、包装部に張架したフィルムに対してその下方から被包装物をエレベータに載せて突き上げて被包装物の上面をフィルムで覆い、フィルムの端部を被包装物の底面側に折り込み、その包装物にラベルを貼付する包装値付け装置において、前記包装部の中心を境に左右両側に、夫々異なる表示内容のラベルを発行するラベル発行部を配置し、且つそのラベル発行部から発行されたラベルを包装物に対してお互いに干渉することなく所定の位置に貼付するアプリケータを夫々設けると共に、前記包装処理される被包装物の幅が所定値以下の場合、前記アプリケータの何れか一方の貼付動作を禁止することを特徴とする(請求項1)。
その具体的構成としては、例えば包装部に張架したフィルムに対してその下方から被包装物をエレベータに載せて突き上げて被包装物の上面をフィルムで覆い、フィルムの端部のうち左右端部と後端部を被包装物の底面側に折り込んだ後、包装部から排出することでフィルム前端部を折り込んでヒートシール部に排出し、その排出される包装物にラベルを貼付する包装値付け装置において、前記包装物を排出する排出路を挟む一方側に第1のラベル発行部を、他方側に第2のラベル発行部を配置し、前記第1のラベル発行部からラベルを受け取り、排出された包装物の幅方向の一方側に移動して前記ラベルを貼付する第1のアプリケータと、前記第2のラベル発行部からラベルを受け取り、排出された包装物の幅方向の他方側に移動して前記ラベルを貼付する第2のアプリケータを備え、且つ前記第1のアプリケータと、第2のアプリケータはラベル貼付動作においてお互いに干渉しないように制御され、更に、前記包装処理される被包装物の幅が所定値以下の場合、前記第1又は第2のアプリケータの何れか一方の貼付動作を禁止することを特徴とする(請求項2)。
上記第1のラベル発行部及び第2のラベル発行部は、それぞれ1台のラベル発行器に限らず、複数台で構成してもよく、複数台のラベル発行器で構成した場合は発行器を切換えて使用するなどいずれでもよい。
また、一つの包装物に2枚のラベルを貼付するためには、被包装物もそれなりの幅が必要とされ、2枚のラベルを貼れるだけの幅を持たない包装物の場合は何れか一方だけのラベルを貼付するようにする。
上記手段によれば、フィルムで包装された包装物が排出される排出路を挟んで第1のラベル発行部と第2のラベル発行部が配置されているため、それぞれのラベル発行部で発行されたラベルは、同じ位置で包装物の中心を境としてそれぞれの側(例えば、包装物の幅方向における左・右側)に貼付することが出来る。
また、被包装物の幅が所定値以下の場合は2つあるアプリケータのうち、1つのアプリケータの貼付動作が禁止される為、ラベルの重ね貼り、或いはアプリケータ同士の衝突を未然に防止できる。尚、アプリケータの貼付動作は禁止されるが、ラベルの発行は行なわれる為、該ラベルは手貼りで行なうことができる。
上記第1のアプリケータと第2のアプリケータがラベルを貼付する場所としては、ヒートシール部までの位置が挙げられる(請求項)。
上記手段によれば、ヒートシール部は包装が行われてそのまま方向を変えることなく排出される位置であるため、包装物の左右位置は安定しており、従って包装物の左右位置が安定している状態で2枚のラベルを貼付することができる。
また、前記包装部からの排出は排出プッシャにより行い、その排出プッシャによる移動中の包装物に、第1のアプリケータと第2のアプリケータによって2枚のラベルの貼付を行なうようにする(請求項)。
上記手段によれば、包装物は排出プッシャによって支持押動されるため、該包装物の姿勢は安定している。従って、第1のアプリケータと第2のアプリケータによるラベル貼付のタイミングが異なっていても、包装物に対してラベルを安定して正確に貼付できる。
又、前記第1又は第2のアプリケータは、設定された包装物上の位置データと、他方のアプリケータの位置に基づいて移動制御されるようにする(請求項)。
上記手段によれば、包装物に対して1枚のラベルしか貼らない場合には、貼付場所の制限等を解除してアプリケータを包装物上の任意の位置に移動させてラベルを貼付することができる。
本発明の包装値付け装置は請求項1、2の構成により、2枚のラベルは同じ場所で貼付でき、従来装置のように2枚目のラベルを貼付する場所を1枚目のラベルを貼付する場所と異ならせる為の搬送コンベアは不要になり、装置全体を小型化でき、コストダウンすることができる。
また、被包装物の幅が所定値以下の場合は両方のアプリケータが貼付動作を行なうことはなく、従って、ラベルの重ね貼り、或いはアプリケータ同士の衝突を未然に防止できる。
又、請求項3の構成により、包装が行われた直後の包装物の左右位置が安定している状態で2枚のラベルを貼付することができる。また、その位置で貼付する場合は、ラベル発行部とアプリケータを2台ずつ配置しても装置全体の縦横寸法を拡大しないようにできる。
更に、請求項4の構成により、押動排出される包装物は排出プッシャにより安定よく支持され、それにより2枚のラベルを正確に貼付することができる。
また、請求項5の構成により、包装物に対して1枚のラベルしか貼らない場合には、貼付場所の制限等を解除してアプリケータを包装物上の任意の位置に移動させてラベルを貼付することができる。
以下、本発明に係る包装値付け装置の実施の一例を図面に基づいて説明する。
図1及び図2は計量包装値付装置の全体を示す概略図で、Aはストレッチフィルム包装機、B1は第1のラベル発行部(計量ラベルプリンタ)、B2は第2のラベル発行部(計量ラベルプリンタ)、C1は前記第1のラベル発行部B1から発行されたラベルを受け取って包装物に貼付する第1のアプリケータ(ラベル貼付装置)、C2は前記第2のラベル発行部B2から発行されたラベルを受け取って包装物に貼付する第2のアプリケータ(ラベル貼付装置)であり、第1のラベル発行部B1と第2のラベル発行部B2はストレッチフィルム包装機Aにおける包装物の排出路を挟んで側方上部に対向配置され、第1のアプリケータC1と第2のアプリケータC2は前記排出路の上方に配置されている。
ストレッチ包装機Aは、機枠14の前方に被包装物(商品)G’を載置する商品載置部13が配置され、該商品載置部13に載せた被包装物G’をプッシャコンベア1により機枠内部に設けたエレベータ2まで搬送する。尚、被包装物G’は容器であるトレイに収容された状態で搬送される場合を例示し、また、商品載置部13は計量部15の計量皿として構成されている。
上記エレベータ2の上方には包装部3が設けられ、その包装部3の側方(プッシャコンベアと直角に交差した方向)にフィルムロール4をセットし、該フィルムロール4から繰り出されるフィルム4’をフィルムフィード機構5により引き出し、所定長さにカットした後に包装部3まで移送する。
上記包装部3には、フィルムフィード機構5の上方に、被包装物G’の上面を覆うフィルム4’の端部を商品の底部側に折り込む後折り込み部材6と左右折り込み部材7,7’、その左右折り込み部材7,7’の上方に位置して包装済みの被包装物(包装物)を排出する排出プッシャ8、及び排出プッシャ8の移動方向前方位置に前折り込みローラ9が配設されている。
上記フィルムフィード機構5は、フィルムの幅方向の側端部を挟持する上下一対の無端状の弾性ベルト5a,5bと、下側の弾性ベルト5bを上側の弾性ベルト5a側へ圧接するクランプ板5cとで構成され、それらが包装部3を挟んで前後に配置されている。
また、前折り込みローラ9の前方には、被包装物の底面側に折り込まれたフィルムの端部の重なり部を加熱して接着するヒートシール部10とその前部に排出手段11が配設され、機枠14上にはコンソール部12が、更に前記ヒートシール部(排出路)10を挟む一方側(図面では右側)上部に第1のラベル発行部(計量ラベルプリンタ)B1が、他方側(図面では左側)上部には第2のラベル発行部(計量ラベルプリンタ)B2が、ヒートシール部10の上方で前記第1及び第2のラベル発行部B1,B2間には第1のアプリケータC1と第2のアプリケータC2が設置されている。
上記ストレッチ包装機Aにおいては、エレベータ2上に搬送された被包装物G’がエレベータ2の上昇により包装部3に張架されたフィルム4’に対して突き上げられ、被包装物G’の上面を覆ったフィルム4’の端部は、後折り込み部材6と左右折り込み部材7,7’とにより被包装物の底面側に折り込まれる。
次に、排出プッシャ8により被包装物G’を前記ヒートシール部10へ向けて水平に押動しながら前記フィルム4’の前側端部を前折り込みローラ9で被包装物G’の底部側に折り込み、その底部側に折り込まれたフィルム端部の重なり部はヒートシール部10でヒートシールされ、包装物Gが得られる。
第1のラベル発行部B1は、帯状の台紙にラベルが一定間隔で剥離可能に貼付されたラベル用紙に、サーマルヘッドとプラテンロールからなる印字部で所定事項を印字し、印字されたラベルはディスペンサで台紙から剥離されてラベル保持部16に排出され、台紙は台紙巻取り軸に巻き取られる、今日周知のラベルプリンタを2台並設して構成されている。
そして、2台のラベルプリンタのうち1台は商品の値段,品名,重量,単価,バーコード等、通常の値付けラベルを印字発行し、もう1台はPOP付きの値付けラベルを印字発行するように設定されている。この2台のラベルプリンタの作動切換えは、被包装物によって自動的に切換わるように設定されている。図面では、第1のラベル発行部B1はラベルL1を発行する。
第2のラベル発行部B2は、第1のラベル発行部B1と同様、今日周知のラベルプリンタで構成され、前記第1のラベル発行部B1で印字しない特殊情報、例えば、「お買い得」、「特売品」といった商品データ以外の情報を印字発行するように構成されている。従って、第2のラベル発行部B2で使用するラベルは、一般的な矩形ではなく、人目を引く異形、例えば、楕円形、菱形等を使用すると好適である(図4参照)。図面では、第2のラベル発行部B2はラベルL2を発行する。
上記の如く構成した第1のラベル発行部B1と第2のラベル発行部B2は、前記したヒートシール部10を挟むようにその側方に、ラベル保持部(ラベル発行口)16側を後述する第1及び第2のアプリケータC1,C2側(包装機内方)に向けて配置してある。
上記した第1のラベル発行部B1からラベルを受け取り包装物Gに自動貼付する第1のアプリケータC1は、第1のラベル発行部B1のラベル保持部16に発行保持されたラベルを吸着するラベル吸着部17と、その吸着部17を移動させる駆動機構18と、前記駆動機構18の動作を制御する制御手段(図示省略)とで構成されている。又、第2のラベル発行部B2からラベルを受け取り包装物Gに自動貼付する第2のアプリケータC2は、前記した第1のアプリケータC1と同様、第2のラベル発行部B2のラベル保持部16に発行保持されたラベルを吸着するラベル吸着部17と、その吸着部17を移動させる駆動機構18と、前記駆動機構18の動作を制御する制御手段(図示省略)とで構成されている。そして、第1のアプリケータの駆動機構18と、第2のアプリケータの駆動機構18は左右に夫々独立しており、自由に作動するように構成されている。
ラベル吸着部17は、ラベルを吸着保持するラベル吸着面17aと、ラベル吸着面17aの上部に配置され前記ラベル吸着面17aにラベル吸着力を発生させる吸引ボックス部17bとからなり、吸引ボックス部17bはファン17cが回転することで該ボックス内が負圧となり、ラベル吸着面17aに吸着力が生じるようになっている。
上記ラベル吸着部17を移動させる駆動機構18は、ラベル吸着部17を包装物Gの搬送方向と直交する方向、即ち包装物Gが排出されるヒートシール部10及びこれに連接した排出手段11の幅方向に移動させる第1の駆動機構18aと、ラベル吸着部17を包装物Gの搬送面に対して上下方向に移動させる第2の駆動機構18bと、ラベル吸着部17におけるラベル吸着面17aを包装物Gの搬送面と平行な水平面内で回転させる第3の駆動機構18cとで構成されている。
第1の駆動機構18aは、包装機の包装部3の上方位置に排出プッシャ8の押動方向と直交して横架固定した2本のガイド杆19と、そのガイド杆19に嵌合してスライド自在としたケース20と、前記ガイド杆19に沿って平行に配置した無端ベルト21と、その無端ベルト21を正逆方向に移動走行させるステッピングモータ(水平移動用モータ)22とプーリ23とで構成され、前記ケース20は無端ベルト21に連結固定され、ガイド杆19は機枠14にブラケットを介して取り付けられており、ステッピングモータ22の作動でケース20がガイド杆19に沿って移動される。
そして、前記したラベル吸着部17は、図2に示すようにガイド杆19に沿って移動されるケース20に基端が取り付けられた上下一対の平行アーム24,24’の先端に取り付けられると共に、その一対の平行アーム24,24’は第2の駆動機構18bによってラベル吸着部17を包装物Gに対して上下方向に移動させるように支持されている。
ラベル吸着部17を保持する一対の平行アーム24,24’は、夫々の基端側がケース20に対して上下方向に所定の間隔をおいて横架した2本のピン25,25’に回転可能に取り付けられ、上側の平行アーム24の他端側(先端側)はラベル吸着部17の上部に連結された取付筒26の円弧溝27に移動可能に嵌合横架したピン28に連結され、下側の平行アーム24’の他端側(先端側)は前記ピン28の下側に位置して取付筒26に回転可能に横架された回転軸29に対して取り付けられている。従って、ラベル吸着部17は回転軸29を中心として包装物Gの搬送方向に首振り揺動自在で、その首振り揺動する範囲は前記円弧溝27で規制される(首振り機構)。そして、前記した上側の平行アーム24の基端側に第2の駆動機構18bが取り付けられ、下側の平行アーム24’周りには前記したラベル吸着部17におけるラベル吸着面を水平面内で回転させる第3の駆動機構18cが取り付けられている。更に、上記ラベル吸着部17が首振りした場合、その揺動した傾き角度に維持する角度維持手段が前記ケース20内に設けられている。
第2の駆動機構18bは、上側の平行アーム24の基端側が支持されているピン25に歯車30が固着され、その歯車30と噛み合って駆動回転させる歯車31がケース20の上面に載置固定したモータ(上下移動用モータ)32の回転軸に固着されており、更に前記ピン25のケース20より外側に突出した両側部に亘って支持腕33が一体的に固着され、その支持腕33でピン25に対して回動可能に支持されている上側の平行アーム24の下側面を支持するように構成されている。
それにより、第2の駆動機構18bは、モータ32が回転すると歯車31、歯車30を介してピン25が回転され、そのピン25の回転によって支持腕33が上下方向に回動されるため、ピン25に対して回転可能に支持されている平行アーム24は前記支持腕33で下側から支えられ、支持腕33の上下回動に連動して上下されると共に、該平行アーム24は支持腕33との当接から離してピン25を中心として上方に回動自在となる。
第3の駆動機構18cは、図3に示すように下側の平行アーム24’の基端側が支持されているピン25’の一側端に歯車34が固着され、その歯車34と噛み合う歯車35がケース20の外側にブラケットを介して取り付けられたモータ(水平回転用モータ)36の回転軸に固着されており、前記ピン25’の他側端にスプロケット37が固着されている。又、前記したラベル吸着部17に固着した取付筒26に回転可能に横架されている回転軸29の一側端にスプロケット38が固着され、そのスプロケット38と前記スプロケット37とに亘って歯付ベルト39が巻回され、且つ前記回転軸29の中間部には歯車40が固着され、その歯車40と噛み合う歯車41が、ラベル吸着面を一体回転状に係合支持した支持軸に固着されて構成されている。(尚、駆動機構の詳細は特開平9−323720号公報を参照)
上記したラベル吸着部17を移動させる駆動機構18は、第1のアプリケータC1及び第2のアプリケータC2とも同じであるが、第1のアプリケータC1は排出路を押動排出される包装物Gの幅方向中央から右半部の範囲にラベルを貼付し、第2のアプリケータC2は排出路を押動排出される包装物Gの幅方向中央から左半部の範囲にラベルを貼付するため、第1のアプリケータC1における第1の駆動機構18aと第2のアプリケータにおける第1の駆動機構18aは、排出路の幅方向の略中央位置で左右に分離して配置されているが、両アプリケータとも最も中央当りに動かすと若干干渉する機構になっている。しかし、両者が干渉しないよう中央方向への限界値を記憶してこれを越えないように移動制御している。
それにより、第1のアプリケータC1と第2のアプリケータC2がラベルを貼付する動作においてお互いに干渉することはない。
上記第1のアプリケータC1と第2のアプリケータC2のラベル貼付のタイミングは、排出プッシャ8が押動を開始して所定位置に到達した時点で二つのタイマをスタートさせ、予め設定した時間の経過により貼付動作を開始させる。尚、第1のアプリケータC1によるラベル貼付と第2のアプリケータC2によるラベル貼付のタイミングは、同じタイミングにして包装物Gの略左右同一線上に貼付したり、或いは時間差をつけて左右ラベルの貼付位置を前後方向にずらすなど、適宜可能である(図4参照)。
上記した第1のアプリケータC1と第2のアプリケータC2で2枚のラベルを貼付するためには、包装物Gが少なくとも2枚のラベルを貼付できるだけの幅寸法を有している必要があり、幅寸法が所定幅以下の場合は前記した第1のアプリケータC1と第2のアプリケータC2の何れか一方のみが作動し、もう一方のアプリケータは作動しないように設定してある。
その為に、被包装物G’の幅を検出する必要があるが、その検出手段としては被包装物(商品)G’を載置する商品載置部13の手前近傍に反射型光センサを幅方向移動可能に配置し、該センサを移動して商品載置部上の被包装物の幅寸法を測定する方法(詳しくは、特許第2770774号公報参照)、或いは、被包装物の幅データを予め商品データに入力設定し、これを呼出す方法等何れでもよい。
又、前記第1のアプリケータC1または第2のアプリケータC2は、予め設定されたラベル貼付に関する包装物上の位置データと、他方のアプリケータの位置に基づいて移動が制御されるように構成されている。例えば、包装物Gに対してラベルを1枚しか貼らない場合には、第1のアプリケータC1または第2のアプリケータC2の何れか一方のみしか作動しないため、作動するアプリケータによるラベルの貼付は、包装物G上の自由な位置に移動して貼付することが出来る。
図5は上述した装置の電気的構成を示すブロック図で、包装機の制御部とラベル発行部及びアプリケータの制御部が電気的にリンクして構成されている。包装機における各種動作の制御はマイコン制御によって行なわれる。図中、42はマイクロコンピュータで構成されるCPU(中央処理装置)で、そのCPU42にはバス43を介してROM44、RAM45、コンソール部12、包装機構部47、第1のアプリケータC1、第2のアプリケータC2、第1のラベル発行部(印字部2,3)B1、第2のラベル発行部(印字部1)B2が接続されている。
ROM44には、CPU42が実行する制御プログラムが記憶されている。RAM45には、CPU42がROM44の制御プログラムを実行する場合に用いる各種レジスタ及びフラグのエリアの他に、被包装物毎に予め各種データが記憶されたプリセットデータエリアとを備えている。プリセットデータエリアには、被包装物G’に対応して、値段計算及びラベル印字用のデータである「品名」、「単価」、ラベル発行部の指定とそのラベル貼付位置、さらに被包装物の寸法データに基づいて制御データを決定する為の各種テーブルが記憶されている。
コンソール部46は、キーボードとタッチパネルからなる操作部と、液晶表示器で構成された表示部を備えており、各種データ及び指令の入力、或いはCPU42の指令に基づいて入力データの表示、プリセットデータの表示、各種メッセージを行なうものである。
包装機構部47は、包装を実行する場合にストレッチ包装機の各機構部を駆動するための回路で、具体的にはエレベータ2を駆動するためのモータ、被包装物を搬入するコンベアのモータ、フィルム搬送機構のモータ、フィルムの端部を折り込む折込部材を移動させるモータ等がある。
第1のアプリケータC1及び第2のアプリケータC2は、それぞれ図6に示す構成を備えており、それにより各アプリケータは独立して作動できるように構成されている。
第1のラベル発行部B1(図2では排出路の右側に配置)は、通常の値付けラベルを印字発行する印字部2と、POP付値付けラベルを印字発行する印字部3の2台のラベルプリンタからなり、印字部2と印字部3は設定により自動的に切換わるように構成されている。
第2のラベル発行部B2(図2では排出路の左側に配置)は、特殊ラベル(例えば、「お買い得」、「特売品」等)を印字発行するものである。
本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲で変更し得るものである。
(1)フィルムによる包装を完了した包装物を排出手段側に移動する方式は、図示のプッシャに限らず、コンベアで行ってもよい。
(2)ラベル発行部を構成するラベルプリンタは、計量タイプに限らず、定額のラベルプリンタ、或いは印字機能を備えておらず予め印字されているラベルを発行する形態のものでもよい。
(3)第2のラベル発行部B2は、第1のラベル発行部B1のラベルに印字しきれない印字情報があった場合に印字発行し、貼付するようにしてもよい。或いは、商品によって印字量が異なる添加物情報の印字用として使用してもよい。
(4)商品データを呼出した際に第2のラベル発行部からはラベルを発行しないと設定されていた場合には、第1のアプリケータの移動限界値を無視して移動制御してもよい。
(5)ラベル貼付位置は、ヒートシール部の手前であってもよい。
本発明に係る包装値付け装置の概略を示す縦断側面図。 同平面図。 ラベル貼付装置を示す拡大側面図。 包装物に2枚のラベルが貼付された状態を示す平面図。 制御手段の電気的構成を示すブロック図。 アプリケータの駆動構成を示すブロック図。
符号の説明
B1…第1のラベル発行部 B2…第2のラベル発行部
C1…第1のアプリケータ C2…第2のアプリケータ
G…包装物 G’…被包装物
L1…第1のアプリケータで貼付されるラベル
L2…第2のアプリケータで貼付されるラベル
2…エレベータ 3…包装部
4’…フィルム 6…後折込み部材
7,7’…左右折り込み部材 8…排出プッシャ
9…前折り込みローラ 10…ヒートシール部
11…排出手段

Claims (5)

  1. 包装部に張架したフィルムに対してその下方から被包装物をエレベータに載せて突き上げて被包装物の上面をフィルムで覆い、フィルムの端部を被包装物の底面側に折り込み、その包装物にラベルを貼付する包装値付け装置において、
    前記包装部の中心を境に左右両側に、夫々異なる表示内容のラベルを発行するラベル発行部を配置し、且つそのラベル発行部から発行されたラベルを包装物に対してお互いに干渉することなく所定の位置に貼付するアプリケータを夫々設けると共に、前記包装処理される被包装物の幅が所定値以下の場合、前記アプリケータの何れか一方の貼付動作を禁止することを特徴とする包装値付け装置。
  2. 包装部に張架したフィルムに対してその下方から被包装物をエレベータに載せて突き上げて被包装物の上面をフィルムで覆い、フィルムの端部のうち左右端部と後端部を被包装物の底面側に折り込んだ後、包装部から排出することでフィルム前端部を折り込んでヒートシール部に排出し、その排出される包装物にラベルを貼付する包装値付け装置において、
    前記包装物を排出する排出路を挟む一方側に第1のラベル発行部を、他方側に第2のラベル発行部を配置し、前記第1のラベル発行部からラベルを受け取り、排出された包装物の幅方向の一方側に移動して前記ラベルを貼付する第1のアプリケータと、前記第2のラベル発行部からラベルを受け取り、排出された包装物の幅方向の他方側に移動して前記ラベルを貼付する第2のアプリケータを備え、且つ前記第1のアプリケータと、第2のアプリケータはラベル貼付動作においてお互いに干渉しないように制御され、更に、前記包装処理される被包装物の幅が所定値以下の場合、前記第1又は第2のアプリケータの何れか一方の貼付動作を禁止することを特徴とする包装値付け装置。
  3. 前記第1のアプリケータと第2のアプリケータは、ともにヒートシール部までの位置で包装物にラベル貼付を行なうことを特徴とする請求項記載の包装値付け装置。
  4. 前記包装部からの排出は排出プッシャにより行い、その排出プッシャによる移動中の包装物に、第1のアプリケータと第2のアプリケータによって2枚のラベルの貼付を行なうことを特徴とする請求項記載の包装値付け装置。
  5. 前記第1又は第2のアプリケータは、設定された包装物上の位置データと、他方のアプリケータの位置に基づいて移動制御されることを特徴とする請求項記載の包装値付け装置。
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