JP4233976B2 - 車両用ドアロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ドアロック装置に関し、特に、開扉操作を行った状態でロックノブ、アンロックスイッチ、キーシリンダ錠またはキーレスエントリー等による解錠操作がなされたときに、開扉不能な状態になることを回避し得るようにした車両用ドアロック装置に関する。
開扉操作を行った状態での解錠操作により、ロック状態保持位置からロック状態解除位置側に回動しようとするオープンリンクがラチェットレバーに当接してロック状態解除位置への変位が不能となることを防止するために、ロック軸と、該ロック軸に相対回動可能に装着されるとともに前記オープンリンクに連結されるロッキングレバーとの間に、オープンリンクがラチェットレバーに当接してロック状態解除位置への回動が不能となったときにロック軸およびロッキングレバーの相対回動を吸収するようにしたばねを介設し、開扉操作を一旦停止することで、オープンリンクをロック状態解除位置に変位させるようにした車両用ドアロック装置が、たとえば特許文献1等で知られている。
特開2001−279979号公報
ところが、ロック軸がアンロック位置側に回動しているにもかかわらずロッキングレバーのアンロック位置への回動が阻止されている状態、すなわちロッキングレバーがロック軸に対してロック位置側に相対回動している状態で、ロック軸およびロッキングレバー間に介設されているばねに塵埃等が噛み込んでしまうと、ロッキングレバーおよびロック軸の相対回動状態が固着されて元に戻らなくなる可能性があり、そのような状態では、オープンリンクがラチェットレバーに対して空振り状態のままとなり、ドアを開くことができなくなる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、ロック軸およびロッキングレバー間のばねに塵埃等が噛み込むことによって、ロック軸およびロッキングレバーが相対姿勢がずれたままとなっても施錠操作を行うことで元の状態に復帰させることができるようにした車両用ドアロック装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、車体側のストライカに係合して回動可能なラッチと;該ラッチに係合する係合位置ならびにその係合を解除する係合解除位置間での回動が可能なラチェットと;該ラチェットとともに回動するラチェットレバーと;前記ラチェットレバーに係合可能なロック状態解除位置ならびに前記ラチェットレバーへの係合を回避するロック状態保持位置間での回動を可能とするとともにロック状態解除位置にある状態でのドア開放操作に応じて前記ラチェットレバーに当接、係合しつつスライドして前記ラチェットを係合解除位置に回動せしめ、ドア開放操作に応じてスライドした状態での解錠操作時には前記ラチェットレバーの軸方向一側面に当接してロック状態保持位置からロック状態解除位置への回動が不能となるように形成されるオープンリンクと;解錠操作に応じてロック位置からアンロック位置に回動するロック軸と;該ロック軸のアンロック位置からロック位置への回動時にはロック軸とともに回動して前記オープンリンクをロック状態解除位置からロック状態保持位置に回動させるべく前記ロック軸に相対回動可能に装着されるとともに前記オープンリンクの他端に連結されるロッキングレバーと;前記ロック軸のロック位置からアンロック位置への回動に前記ロッキングレバーを追随させるようにして前記ロッキングレバーおよびロック軸間に設けられ、前記オープンリンクがラチェットレバーの一側面に当接してロック状態解除位置への回動が不能となったときに前記ロック軸および前記ロッキングレバーの相対回動を吸収するとともに前記ドア開放操作力の解放に応じたオープンリンクの戻りに応じて前記オープンリンクをロック状態解除位置に回動するばね力を発揮するばねと;を備える車両用ドアロック装置において、前記ロック軸に対してロック位置側に相対回動した姿勢のまま前記ロッキングレバーがアンロック位置からロック位置側に回動したときに前記ロッキングレバーおよび前記オープンリンクの少なくとも一方に当接することで前記ロック軸に対して前記ロッキングレバーをアンロック位置側に押圧する規制部を含むことを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に加えて、前記規制部が、前記ロッキングレバーおよび前記オープンリンクを覆うカバーに設けられることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ロック軸およびロッキングレバー間のばねへの塵埃等の噛み込みにより、ロック軸に対してロッキングレバーがロック位置側に相対回動した状態のまま前記ばねが固着されていても、解錠操作によりロック軸をロック位置側に回動せしめると、ロック軸がロック位置に達する前にロッキングレバーまたはオープンリンクが規制部に当接し、ロッキングレバーにアンロック位置側への回動力が付与されることになり、ばねに噛み込んだ塵埃等を強制的に排除して、ロッキングレバーおよびロック軸の相対位置を元の状態に戻すことが可能となる。
また請求項2記載の発明によれば、特に部品点数を増やすことなく、規制部を容易に形成することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
図1〜図12は本発明の一実施例を示すものであり、図1は車両の側面図、図2は図1の2−2線に沿って前部サイドドア用のドアロック装置を示す拡大断面図、図3は表側金属板を省略した状態での図2の2−3線矢視図、図4は支持板を省略した状態での図2の4−4線矢視図、図5は図3の5−5線断面図、図6はラチェットレバー、オープンレバー、インサイドハンドルレバー、オープンリンク、支持レバーおよびロッキングレバーの連結状態を示す図、図7はアンロック位置での図5に対応した断面図、図8はアンロック位置側へのロッキングレバーの回動が阻止された状態での図5に対応した断面図、図9はオープンリンクが規制部に当接した状態での図5に対応した断面図、図10は押圧リンクが受圧部に当接した状態での図4に対応した図、図11はアンロック位置まで中間レバーを回動させた状態での図4に対応した図、図12はアンロック位置まで中間レバーを回動させた後でインサイドハンドルレバーがさらに回動した状態での図4に対応した図である。
先ず図1において、乗用車両Vにおける車体20の両側前部には、昇降可能なウインドガラスGF…をそれぞれ備える左右一対の前部サイドドアDF…の一端部が回動可能に枢支され、また前記車体20の前後方向中間部(図示しないピラー)には、昇降可能なウインドガラスGR…をそれぞれ備える左右一対の後部サイドドアDR…の一端部が回動可能に枢支される。前部サイドドアDF…の他端部には、前部サイドドアDF…の閉扉状態を維持するためのドアロック装置LF…がそれぞれ設けられ、後部サイドドアDR…の他端部には、後部サイドドアDR…の閉扉状態を維持するためのドアロック装置LR…がそれぞれ設けられる。
図2において、前部サイドドアDF内にはガラスサッシ23が設けられており、このガラスサッシ23に保持されたゴム等の弾性材から成るドアガラスラン24により、ウインドガラスGFの昇降が案内される。また前部サイドドアDFのインナパネル25には、前部サイドドアDFの閉扉時に車体20側に対向する端壁部25aが一体に形成されており、前部サイドドアDF用のドアロック装置LFは、ガラスサッシ23との干渉を避けるようにして前記端壁部25aの内面に結合される。
図3を併せて参照して、ドアロック装置LFのケーシング26は、合成樹脂からなるケーシング主体27が、表側金属板27および裏側金属板(図示せず)間に挟持されて成るものであり、インナーパネル25の前記端壁部25aに締結される。ケーシング主体29の表側金属板27に対向する面には、下端部を開放した凹部30が設けられており、平板状に形成されている表側金属板27は凹部30に嵌合され、該表側金属板27の下部はケーシング主体29の下部から下方に突出される。
ケーシング主体29には、表側金属板27から離反する側に膨らんだ膨出部31が一体に設けられており、車体20のピラーに固定されているストライカ32(図3参照)を進入させるべく前記凹部30に開口した進入溝33が前記膨出部31により形成され、表側金属板27には進入溝33に対応した開口部が設けられる。
凹部30に嵌合される表側金属板27、ケーシング主体29および裏側金属板は、前記膨出部31の上方に配置されるリベット軸34と、前記膨出部31の下方に配置される一対のリベット軸35,36とにより結合される。
ケーシング26の表側金属板27およびケーシング主体29間にはラッチ38が挿入され、該ラッチ38は前記リベット軸34で回動可能に支承される。またラッチ36よりも下方で表側金属板27およびケーシング主体29間には、相互に重合したラチェット39およびラチェットレバー40が挿入されており、ラチェット39およびラチェットレバー40は共通のリベット軸35で回動可能に支承される。すなわち、ラッチ38が進入溝33の上方でケーシング26に回動自在に支持されるのに対し、ラチェット39およびラチェットレバー40は、前記ラッチ38との間に進入溝33を挟むようにして進入溝33の下方でケーシング26に回動自在に支持される。しかも両リベット軸34,35は平行な軸線を有するものであり、ラッチ38と、ラチェット39およびラチェットレバー40とは、相互に平行な軸線まわりに回動可能である。
ラッチ38は、金属材の大部分が合成樹脂から成る被覆材で覆われて成るものであり、該ラッチ38のケーシング主体29に対向する面にはピン41が突設される。一方、ケーシング主体29には、前記ピン41を挿入させる収納溝42がラッチ38に対向するようにして設けられており、この収納溝42内に収納されるコイルばね43が、ケーシング主体29およびピン41間に縮設される。これによりラッチ38は、開扉方向(図3の時計方向)に回動付勢される。
ラッチ38の外周部には、該ラッチ38が開扉方向の回動端に在るときに進入溝33に進入してきたストライカ32を係合させる係合溝44、フル係合段部45およびハーフ係合段部46が設けられる。
一方、ラチェット39も金属材の大部分が合成樹脂から成る被覆材で覆われて成るものであり、該ラチェット39には、ラッチ38側に突出する係合腕部47が一体に設けられ、該係合腕部47の先端には、ラッチ38のフル係合段部45およびハーフ係合段部46に係合可能な係止面48が形成される。
ラチェット39と一体に回動することを可能として該ラチェット39に係合、連結されるラチェットレバー40は、ケーシング主体29およびラチェット39間に挟まれるようにして、ラチェット39と共通のリベット軸35で回動自在に支承される。しかもラチェットレバー40には、ラチェット39との相対回動を阻止すべく該ラチェット39に係合する一対の係合ピン49,49が一体に突設される。すなわちラチェットレバー40は、ラチェット39に重合して同軸に配置されるとともにラチェット39と一体に回動するものである。
ケーシング主体29およびラチェットレバー40間には、リベット軸36を囲繞するように配置されるねじりばね50が設けられており、該ねじりばね50のばね力により、ラチェットレバー40と一体に回動するラチェット39が、ラッチ38に係合する方向(図3の反時計方向)に回動付勢される。
ラッチ38が開扉方向の回動端に在るときには、ラチェット39の外周はラッチ38におけるハーフ係合段部46の外周に接触しており、進入溝33に進入してきたストライカ32で押されてラッチ38が閉扉方向(図3の反時計方向)に回動すると、係合溝44にストライカ32が係合されることになるとともに、ラチェット39の外周がハーフ係合段部46の外周からフル係合段部45の外周へと接触位置を変化させることになる。この際、ラチェット39の係止面48がハーフ係合段部46に係合することにより前部サイドドアDFの半ドア状態が保持される。また係合溝44に係合したストライカ32が進入溝33内を内方側にさらに進むのに応じて前記ラッチ38がさらに閉扉方向に回動すると、フル係合段部45の外周に摺接していたラチェット39が、その係止面48をフル係合段部45に係合させることになる。而して係止面48のフル係合段部45への係合により、前部サイドドアDFが完全な閉扉状態でロックされることになる。
ケーシング主体29には、進入溝33に進入してきたストライカ32に側方から弾発的に当接して該ストライカ32の進入を制動する舌片部51が、進入溝33の外端開口部側から内端側に延びるようにして、一体に設けられる。また進入溝33の内端には、進入溝33に進入してきたストライカ32に当接して衝撃を緩和するためのストッパラバー52が表側金属板27側から弾発、嵌合され、該ストッパラバー52は、前記舌片部51を抱持するようにして略J字状に形成される。
ケーシング26には、ドア開放操作力の入力に応じて回動するようにしてオープンレバー54が支承される。このオープンレバー54は、ケーシング主体29における膨出部31の上方で該膨出部31の長手方向に沿う方向に長く延びるものであり、該オープンレバー54の長手方向中間部が、前記リベット軸34と同軸の軸線まわりに回動することを可能としてケーシング主体29に支承される。オープンレバー54とケーシング主体29との間には、前記リベット軸34を囲繞するように配置されるねじりばね55が設けられており、該ねじりばね55のばね力により、オープンレバー54は、図3の反時計方向に回動付勢される。
オープンレバー54の長手方向に沿う一端部54aは、前部サイドドアDF内でウインドガラスGFよりも外方側に位置するようにしてケーシング26から突出されており、その一端部54aには、前部サイドドアDFの外面側に設けられるアウトサイドハンドル56(図1参照)の操作に応じた操作力が、前記ねじりばね55のばね力に抗してオープンレバー54を図3の時計方向に回動させるように入力される。
ケーシング26においてインナパネル25の端壁部25aとは反対側は、合成樹脂から成るカバー57で覆われる。該カバー57は、ケーシング26側を開放した箱形に形成されるカバー主部57aと、該カバー主部57aのガラスサッシ23とは反対側の端部に基端部が連設されてインナパネル25の端壁部25aから離反する方向に延びる立上がり部57bとを一体に備え、ケーシング28に取付けられる。またカバー57には、該カバー57の立上がり部57bに対向するようにして金属製の支持板58が取付けられる。
図4を併せて参照して、前記カバー57の立上がり部57bおよび支持板58間には、ラチェットレバー40およびオープンレバー54の回動軸線と直交する軸線を有してカバー57に設けられる支軸60の軸線まわりに回動するようにしてインサイドハンドルレバー61が支承される。またオープンレバー54の他端側には入力板部54bが一体に設けられており、インサイドハンドルレバー61には、該入力板部54bに接触可能な第1腕部61aが一体に設けられる。
インサイドハンドルレバー61は、前部サイドドアDFの内側に設けられるインサイドハンドル(図示せず)の操作に応じて第1腕部61aでオープンレバー54の入力板部54bを押圧する方向(図4の反時計方向)に回動されるものであり、車室内でのドア開放操作すなわち前記インサイドハンドルの操作に応じたインサイドハンドルレバー61の回動により、オープンレバー54はねじりばね55のばね力に抗して図3の時計方向に回動されることになる。
カバー57の下部には、ラチェット39およびラチェットレバー40の回動軸線に直交するとともに進入溝33の長手方向にほぼ沿う軸線を有するロック軸62が回動可能に支承されており、カバー57の立上がり部57bおよび支持板58間に対応する位置で前記ロック軸62の一端にはノブレバー63が固設される。
ロック軸62およびノブレバー63は、図4で示すロック位置と、そのロック位置から図4の反時計方向に回動したアンロック位置との間で回動可能である。ノブレバー63には、半径方向外方に突出する三角状の突部63aが設けられており、カバー57に一体に設けられている支持ピン64を囲繞するとともに一端がカバー57に係合されるねじりばね65の他端が前記突部63aに対向する位置まで延出される。このねじりばね65の他端部には、前記突部63a側に頂点を向けた三角形状の突部65aが設けられており、ねじりばね65は、その突部65aをノブレバー63の突部63aに押付けるばね力を発揮する。したがってノブレバー63は、ねじりばね65の弾発力に抗して突部65aを突部63aが乗り越えるように回動することになり、ノブレバー63は、アンロック位置およびロック位置間で節度的に回動することになる。
またノブレバー63の回動軸線からずれた位置で該ノブレバー63には規制孔66が設けられており、カバー57には、ノブレバー63の回動位置をアンロック位置およびロック位置間の範囲に規制すべく、前記規制孔66の側面に当接可能なストッパピン67が突設される。
ケーシング26の下部には電動アクチュエータ68が取付けられており、この電動アクチュエータ68は、前記ロック軸62の一端に連結される。すなわち電動アクチュエータ68の作動によって前記ロック軸62はアンロック位置およびロック位置間で回動駆動される。
図5および図6を併せて参照して、オープンレバー54の一端側には、ノブレバー63の回動軸線すなわちロック軸62の軸線に直交する平面内でのスライド作動ならびに前記平面内での回動を可能としてオープンリンク71の一端が連結され、オープンリンク71は、開扉操作に応じたオープンレバー54の回動により、図5および図6で示す非操作位置から図5および図6では下方位置となる操作位置側にスライドする。また前記ロック軸62のオープンリンク71に対応する部分には非円形の横断面形状を有する連結軸部62aが形成されており、支持レバー72が連結軸部62aに嵌合される。すなわち支持レバー72は、ノブレバー63と一体的に回動するようにして該ノブレバー63に同軸に連結される。
またロック軸62の軸線方向で前記支持レバー72に隣接する位置にはロッキングレバー73が配置されており、このロッキングレバー73は相対回動を可能としてロック軸62に装着される。すなわちノブレバー63と一体のロック軸62に相対回動を不能として装着された支持レバー72に対して、ロッキングレバー73は相対回動可能である。またノブレバー63とは反対側の端部でロック軸62にはシリンダレバー74が装着されており、このシリンダレバー74には、キーシリンダ錠が連結される。
オープンリンク71の他端部は支持レバー72およびロッキングレバー73間に挿入されており、ロッキングレバー73の先端部に設けられた係合ピン75を挿通、係合せしめる長孔76が、オープンリンク71の長手方向に長く延びるようにして該オープンリンク71の他端部に設けられる。しかも長孔76に挿通された係合ピン75には、前記支持レバー72にアンロック位置側から当接可能である。また支持レバー72およびロッキングレバー73にはねじりばね77の両端が挿通、係合される。これによりロック軸62のアンロック位置からロック位置への回動時にロッキングレバー73はその係合ピン75が支持レバー72で押されることにより支持レバー72により直接回動され、ロック軸62のロック位置からアンロック位置への回動時には、支持レバー72のロック位置からアンロック位置側への回動がねじりばね77を介してロッキングレバー73に伝達されることになる。
而してオープンリンク71は、ロッキングレバー73がロック位置にある状態でのロック状態保持位置(図5の位置)と、ロッキングレバー73がアンロック位置にある状態でのロック状態解除位置(図7の位置)との間で回動する。
オープンリンク71には、ラチェットレバー40が備える係合腕部40aに係合し得る係合突部78が突設されており、この係合突部78は、オープンリンク71がロック状態保持位置にある状態では車室内でのドア開放操作に応じたオープンレバー54の回動に伴なうオープンリンク71のスライド作動によってもラチェットレバー40の係合腕部40aに当接、係合することはないが、オープンリンク71がロック状態解除位置にある状態では車室内でのドア開放操作に応じたオープンレバー54の回動に伴なうオープンリンク71のスライド作動によってラチェットレバー40の係合腕部40aに当接、係合するようにしてオープンリンク71に設けられている。
ところでノブレバー63およびロッキングレバー73がロック位置にある状態、すなわちオープンリンク71がロック状態保持位置にある状態で、アウトサイドハンドル56またはインサイドハンドルによってオープンレバー54に開扉操作力を加えた状態でロックノブ操作やキーレスエントリーでの解錠操作を行うと、オープンレバー54の回動によりオープンリンク71がロッキングレバー73側にスライド作動した状態で、ノブレバー63がロック位置からアンロック位置に回動するのに応じてロッキングレバー73が回動する。このオープンリンク71の回動およびスライド作動の途中では、図8で示すように、ラチェットレバー40の軸線に沿う係合腕部40aの一側面にオープンリンク71の係合突部78が当接し、オープンリンク71がロック状態解除位置まで回動することはなく、したがってロッキングレバー73もアンロック位置まで回動することはないが、アンロック位置に回動しているノブレバー63と一体に回動する支持レバー72と、ロッキングレバー73との相対回動がねじりばね77で吸収される。
而してアウトサイドハンドル56またはインサイドハンドルの引き操作を停止して、オープンレバー73への開扉操作力の作用を停止すると、ねじりばね55のばね力によりオープンレバー54が元の位置に回動するのに応じてオープンリンク71も元の位置にスライドしつつ戻るのであるが、その戻り過程でオープンリンク71は係合突部78を係合腕部40aの一側面に摺接させており、オープンレバー54が元の位置に戻ったときには、図7で示したように、ロッキングレバー73および支持レバー72間の相対回動を吸収していたねじりばね77のばね力により、オープンリンク71がその係合突部78を係合腕部40aに係合させ得る位置まで回動し、オープンリンク71がロック状態解除位置となる。
したがってアウトサイドハンドル56またはインサイドハンドルを再度操作すると、ロック状態解除位置にあるオープンリンク71はオープンレバー54の回動によって係合突部78で係合腕部40aを押圧回動するように作動し、ラチェット39のラッチ38への係合が解除されることになる。
ところで、前記ねじりばね77は、支持レバー72のロック位置側への回動にロッキングレバー73を追随させるようにして支持レバー72およびロッキングレバー73間に設けられるのであるが、上述のように、支持レバー72がアンロック位置側に回動しているにもかかわらずロッキングレバー73のアンロック位置への回動が阻止されている状態、すなわちロッキングレバー73が支持レバー72に対してロック位置側に相対回動している状態でねじりばね77に塵埃等が噛み込んでしまうと、ロッキングレバー73および支持レバー72の相対回動状態が固着されて元に戻らなくなる可能性があり、そのような状態では、オープンリンク71がラチェットレバー40の係合腕部40aに対して空振り状態のままとなり、ドアを開くことができなくなる。
そこで、支持レバー72に対してロッキングレバー73がロック位置側に相対回動した状態でロック軸62をロック位置側に回動せしめることで、ロッキングレバー73またはオープンリンク71、この実施例ではオープンリンク71に当接して元の状態に復帰させる規制部80が、図9で示すように、カバー57に設けられる。すなわち規制部80は、支持レバー72に対してロッキングレバー73がロック位置側に相対回動した状態でロック軸62をロック位置側に回動させたときに、支持レバー72がロック位置に達する前にオープンリンク71に当接することで、ロッキングレバー73にアンロック位置側への回動力を付与するものであり、規制部80からオープンリンク71を介してロッキングレバー73に作用する反力により、ねじりばね77に噛み込んだ塵埃等を強制的に排除して、ロッキングレバー73および支持レバー72の相対位置を元の状態に戻してしまうものである。
再び図4において、前記インサイドハンドルレバー61が備える第1腕部61aの先端に連結ピン81が突設され、該連結ピン81は、前記カバー57の立上がり部57bおよび支持板58間に配置されるロック解除リンク82の一端に連結される。このロック解除リンク82は、上下方向のスライド動作を可能として前記カバー57に支承されており、該ロック解除リンク82の一端部に設けられる連結孔83に前記連結ピン81が挿通される。而して連結孔83は、インサイドハンドルレバー61が非操作状態からある回動量回動するまでは前記連結ピン81からロック解除リンク82に力が及ぶことはないが、それ以上、インサイドハンドルレバー61が回動するのに応じてロック解除リンク82を図4の上方に引き上げる力が連結ピン81から及ぶように形成される。
一方、ロック解除リンク82の他端部には、ラチェットレバー40に突設されている係止ピン84に係合し得る係合板部85が一体に設けられており、ラチェット39およびラチェットレバー40が、ラッチ38のフル係合段部46もしくはハーフ係合段部47に係合した係合位置にある状態で前記ロック解除リンク82がインサイドハンドルレバー61の回動によって上方に引き上げられたときには、前記係合板部85が前記係止ピン84に係合して、ラチェット39およびラチェットレバー40が、ラッチ38との係合を解除する係合解除位置に強制的に回動せしめられる。
すなわち車室内でのドア開放操作に応じてインサイドハンドルレバー61が回動することにより、解錠操作を行うことなくラチェット39が係合解除位置側に回動せしめられることになる。
また前記ノブレバー63に隣接した位置でカバー57には、ノブレバー63の回動軸線と平行な軸線まわりに回動し得る中間レバー86が支承され、車室内でのドア開放操作に応じてインサイドハンドルレバー61が回動することによるインサイドハンドルレバー 61の回動力を、押圧リンク87および前記中間レバー86を介してノブレバー63に作用させることができる。
中間レバー86には係合孔88が設けられ、ノブレバー63に一体に設けられる係合ピン89が、中間レバー86のロック位置からアンロック位置への回動に応じてノブレバー63をロック位置からアンロック位置に回動せしめるべく前記係合孔88に挿通、係合される。また前記ロック解除リンク82は、中間レバー86によってもスライド作動可能に支承される。
また中間レバー86に設けられた連結孔95には、図示しないロックノブの操作力を伝達する伝達部材が連結されるものであり、ロックノブの操作によっても中間レバー86は、ロック位置およびアンロク位置間で回動する。
インサイドハンドルレバー61には、第1腕部61aとほぼ反対側に延びる第2腕部61bが一体に設けられており、この第2腕部61bに連結ピン90を介して押圧リンク87の一端が回動可能に連結される。また中間レバー86の外周には、前記押圧リンク87の他端を当接させ得る受圧部86aが半径方向外方に突出するようにして一体に設けられる。
而して車室内でのドア開放操作に応じてインサイドハンドルレバー61が回動することにより、押圧リンク87はその他端を前記中間レバー86の受圧部86aに当接させるように作動するものであり、カバー57の立上がり部57bには、前記押圧リンク87の一側を摺接させつつ押圧リンク87をガイドするガイド突起91が一体に突設される。また押圧リンク87には、カバー57の立上がり部57bおよび押圧リンク87間に介装されるねじりばね92が装着されており、押圧リンク87は該ねじりばね92が発揮するばね力により前記ガイド突起91に摺接する方向にばね付勢される。
而して車室内でのドア開放操作に応じてインサイドハンドルレバー61が回動すると、押圧リンク87の他端は、図10で示すように、中間レバー86の受圧部86aに当接し、インサイドハンドルレバー61が回動することによって中間レバー86には押圧リンク87からアンロック位置側に向けての押圧力が作用し、それにより、中間レバー86は、図11で示すように、ノブレバー63をロック位置からアンロック位置まで回動させることになる。
ところで前記押圧リンク87は、中間レバー86をロック位置からアンロック位置まで回動させた後にインサイドハンドルレバー61がさらに回動するのに応じてガイド突起91にガイドされつつ前記受圧部86aとの当接を解除する位置に変位するように形成されるものであり、この実施例では、押圧リンク87のガイド突起91側の側面に、中間レバー86をロック位置からアンロック位置まで回動させた後にインサイドハンドルレバー61がさらに回動するのに応じてガイド突起91に摺接して押圧リンク87を中間レバー86の外側方側に向かわせるための斜面87aが形成される。
これにより、中間レバー86をロック位置からアンロック位置まで回動させた後にインサイドハンドルレバー61がさらに回動すると、図12で示すように、押圧リンク87は中間レバー86の受圧部86aとの当接を解除する位置に変位することになる。したがってロック状態であってもインサイドハンドルを操作すれば前部サイドドアDFを開くことができると同時にアンロック状態とすることができ、しかもインサイドハンドルを操作した状態でのロックノブのロック操作(いわゆるキーレスロック操作)を行う場合に、中間レバー86が押圧リンク87に干渉することはない。
さらに、押圧リンク87がその他端を受圧部86aに当接させて中間レバー86を回動せしめる際に、受圧部86aから押圧リンク87側に反力が作用するのであるが、その反力ベクトルは、中間レバー86の受圧部86aへの押圧リンク87の他端の接触開始時(図10で示す状態)から前記中間レバー86がアンロック位置に達するまで(図11で示す状態)の間での反力ベクトルは、図10および図11において矢印93で示すように、押圧リンク87の一端のインサイドハンドルレバー61への連結支点である連結ピン90と、インサイドハンドルレバー61の回動支点である支軸60との間に向くように設定される。
次にこの実施例の作用について説明すると、ロッキングレバー73とともに回動するノブレバー63に連動、連結される中間レバー86に、車室内でのドア開放操作に応じたインサイドハンドルレバー61の回動に応じてアンロック位置側に回動させる方向の押圧力を付与する押圧リンク87の一端がインサイドハンドルレバー61に連結され、中間レバー86には押圧リンク87の他端を当接させ得る受圧部86aが設けられ、中間レバー86を回動可能に支承する合成樹脂製のカバー57にはガイド突起91が突設され、該ガイド突起91に摺接するようにばね付勢されるとともに前記インサイドハンドルレバー61に一端を回動可能に連結せしめた押圧リンク87が、中間レバー86をロック位置からアンロック位置まで回動させた後に前記インサイドハンドルレバー61がさらに回動するのに応じて前記ガイド突起91にガイドされつつ前記受圧部86との当接を解除する位置に変位するように形成されている。
したがって車室内でのドア開放操作に応じてインサイドハンドルレバー61が回動したときには、そのインサイドハンドルレバー61の回動によって押圧リンク87で中間レバー86の受圧部86aが押され、中間レバー86は、ロック位置からアンロック位置に回動することになるが、中間レバー86がアンロック位置となってからインサイドハンドルレバー61が回動しても、押圧リンク87は中間レバー86の受圧部86aへの当接を解除する位置に変位するので、車室内でのドア開放操作時に途中から操作荷重が増大することを防止して操作性を高めることができる。しかも中間レバー86の受圧部86aへの当接を解除する位置に押圧リンク87を変位させるためには、押圧リンク87のガイド突起91との摺接部の形状を工夫するだけですむので、構造が簡単であり、コストを低減することができる。
また中間レバー86の受圧部86aへの前記押圧リンク87の他端の接触開始から前記押圧リンク87の他端が前記受圧部86aとの当接を解除するまでの間に前記受圧部86aから押圧リンク87側に作用する反力ベクトルが、前記押圧リンク87の一端の前記インサイドハンドルレバー61への連結支点と、前記インサイドハンドルレバー61の回動支点との間に向くように設定されるので、受圧部86aへの押圧リンク87の接触開始から前記押圧リンク87が受圧部86aとの当接を解除するまでの間は、受圧部86aから押圧リンク87側に作用する反力ベクトルによって押圧リンク87には受圧部86aに当接する側のモーメントが作用するので、押圧リンク87をガイド突起91に摺接させる側に付勢するねじりばね92のばね荷重を大きく設定する必要がなく、操作荷重の増大を防ぎつつ押圧リンク87を受圧部86aに確実に当接させることができる。
またロック軸62すなわちロック軸62に固設されている支持レバー72に対してロック位置側に相対回動した姿勢のままロッキングレバー73がアンロック位置からロック位置側に回動したときに、ロッキングレバー73およびオープンリンク71の少なくとも一方、この実施例ではオープンリンク71が規制部80に当接し、ロック軸62および支持レバー72に対してロッキングレバー73がアンロック位置側に押圧されるので、支持レバー72およびロッキングレバー73間のねじりばね77への塵埃等の噛み込みにより、ロック軸62および支持レバー72に対してロッキングレバー73がロック位置側に相対回動した状態のままねじりばね77が固着されていても、解錠操作によりロック軸62をロック位置側に回動せしめると、支持レバー72がロック位置に達する前にオープンリンク71が規制部80に当接し、ロッキングレバー73にアンロック位置側への回動力が付与されることになり、ねじりばね77に噛み込んだ塵埃等を強制的に排除して、ロッキングレバー73および支持レバー72の相対位置を元の状態に戻すことが可能となる。
しかも規制部80は、支持レバー72、ロッキングレバー73およびオープンリンク71を覆うカバー57に設けられるので、特に部品点数を増やすことなく、規制部80を容易に形成することができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
車両の側面図である。 図1の2−2線に沿って前部サイドドア用のドアロック装置を示す拡大断面図である。 表側金属板を省略した状態での図2の2−3線矢視図である。 支持板を省略した状態での図2の4−4線矢視図である。 図3の5−5線断面図である。 ラチェットレバー、オープンレバー、インサイドハンドルレバー、オープンリンク、支持レバーおよびロッキングレバーの連結状態を示す図である。 アンロック位置での図5に対応した断面図である。 アンロック位置側へのロッキングレバーの回動が阻止された状態での図5に対応した断面図である。 オープンリンクが規制部に当接した状態での図5に対応した断面図である。 押圧リンクが受圧部に当接した状態での図4に対応した図である。 アンロック位置まで中間レバーを回動させた状態での図4に対応した図である。 アンロック位置まで中間レバーを回動させた後でインサイドハンドルレバーがさらに回動した状態での図4に対応した図である。
符号の説明
32・・・ストライカ
38・・・ラッチ
39・・・ラチェット
40・・・ラチェットレバー
57・・・カバー
62・・・ロック軸
71・・・オープンリンク
73・・・ロッキングレバー
77・・・ばね
80・・・規制部

Claims (2)

  1. 車体側のストライカ(32)に係合して回動可能なラッチ(38)と;該ラッチ(38)に係合する係合位置ならびにその係合を解除する係合解除位置間での回動が可能なラチェット(39)と;該ラチェット(39)とともに回動するラチェットレバー(40)と;前記ラチェットレバー(40)に係合可能なロック状態解除位置ならびに前記ラチェットレバー(40)への係合を回避するロック状態保持位置間での回動を可能とするとともにロック状態解除位置にある状態でのドア開放操作に応じて前記ラチェットレバー(40)に当接、係合しつつスライドして前記ラチェット(39)を係合解除位置に回動せしめ、ドア開放操作に応じてスライドした状態での解錠操作時には前記ラチェットレバー(40)の軸方向一側面に当接してロック状態保持位置からロック状態解除位置への回動が不能となるように形成されるオープンリンク(71)と;解錠操作に応じてロック位置からアンロック位置に回動するロック軸(62)と;該ロック軸(62)のアンロック位置からロック位置への回動時にはロック軸(62)とともに回動して前記オープンリンク(71)をロック状態解除位置からロック状態保持位置に回動させるべく前記ロック軸(62)に相対回動可能に装着されるとともに前記オープンリンク(71)の他端に連結されるロッキングレバー(73)と;前記ロック軸(62)のロック位置からアンロック位置への回動に前記ロッキングレバー(73)を追随させるようにして前記ロッキングレバー(73)およびロック軸(62)間に設けられ、前記オープンリンク(71)がラチェットレバー(40)の一側面に当接してロック状態解除位置への回動が不能となったときに前記ロック軸(62)および前記ロッキングレバー(73)の相対回動を吸収するとともに前記ドア開放操作力の解放に応じたオープンリンク(71)の戻りに応じて前記オープンリンク(71)をロック状態解除位置に回動するばね力を発揮するばね(77)と;を備える車両用ドアロック装置において、前記ロック軸(62)に対してロック位置側に相対回動した姿勢のまま前記ロッキングレバー(73)がアンロック位置からロック位置側に回動したときに前記ロッキングレバー(73)および前記オープンリンク(71)の少なくとも一方に当接することで前記ロック軸(62)に対して前記ロッキングレバー(73)をアンロック位置側に押圧する規制部(80)を含むことを特徴とする車両用ドアロック装置。
  2. 前記規制部(80)が、前記ロッキングレバー(73)および前記オープンリンク(71)を覆うカバー(57)に設けられることを特徴とする請求項1記載の車両用ドアロック装置。
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