JP4176254B2 - 土質改良機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、砕石現場、シールド式トンネル掘削現場などで生じた泥水を濃縮した後に脱水した粘土状の土を土質改良して埋め戻し材や路盤材等として再利用可能とする土質改良機に関する。
【0002】
【従来の技術】
土質改良機としては、機体に、土質を改良する原料土と土質改良材を混合して改良土とする混合機と、この混合機から排出される改良土を機体外部に排出する排出コンベア装置を設置したものが種々提案されている。
【0003】
例えば、特願平9−341347号(特開平11−169739号公報)に示す土質改良機が提案されている。
この土質改良機は図26に示すように、図示しない機体に混合機1と、改良土搬送装置2と、原料土搬送装置3と、改良材供給装置4と、原料土ホッパ5を設けてある。原料土ホッパ5内の原料土6を原料土搬送装置3で混合機1に向けて搬送し、その搬送途中の原料土6の上に改良材供給装置4で土質改良材を供給し、その後に原料土6と土質改良材を混合機1に投入して解砕混合し、改良土7を改良土搬送装置2で機体外部に排出する。
【0004】
前述の混合機1は、ケース10内に第1次混合機としてのソイルカッタ11と第2次混合機としての複数のインパクトハンマ(回転子付ロータ)12を設けた形状で、原料土搬送装置3で搬送された原料土6をソイルカッタ11で切り落としてインパクトハンマ12に向けて落下し、インパクトハンマ12で原料土6と土質改良材を解砕混合して土質改良する。
改良土7は排出口8から改良土搬送装置2に落下される。
【0005】
一方、砕石作業現場においては、山から原石を採取し、その原石を破砕機で破砕し、その破砕した砕石に付着している泥分などを洗浄除去し骨材としている。
前述の除去された泥分は泥水状態で集められ、濃縮した後脱水プレスにより脱水して脱水ケーキと呼ばれている粘土状の土として処分している。
【0006】
前述の脱水ケーキは乾燥すると表面から細粒分が飛散する。雨水等によって柔らかい泥水状に戻る。
このために、脱水ケーキは強度が低く埋め戻し材や路盤材として再利用すると、好天が続くと細粒分が飛散し、降雨が続くと流れ出す等の不都合が発生する。
したがって、脱水ケーキを埋め戻し材や路盤材として再利用することはできず、原石を採取した山等に放置しているのが実情である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者等は、前述の脱水ケーキを埋め戻し材や路盤材として再利用するために従来の土質改良機で土質改良したが強度が低く、細粒粉が多い土質のため脱水ケーキを十分細かく解砕し固化材と混合しないと埋め戻し材や路盤材として再利用できる程度の改良土が得られなかった。
本発明者等は前述の原因について鋭意研究・実験した結果、次のことが判明した。
【0008】
【0009】
【0010】
従来の混合機1のインパクトハンマ12は回転軸17に4つのハンマ18を放射状に取付けた形状で、そのハンマ18は表面が滑らかに湾曲した略こぶし形状の鍛造品である。
このために、ハンマ18の被混合物(原料土と土質改良材)とぶつかるたたき面が狭く、かつ湾曲しているために、衝撃による解砕性が悪く、原料土(脱水ケーキ)を細粒化できず、粒径の大きな塊の混入割合が多い。
したがって、原料土と土質改良材を十分に混合できず、埋め戻し材や路盤材として再利用できる程度の改良土が得られない。
【0011】
そこで、本発明は前述の課題を解決し、脱水ケーキなどの粘土状の土と土質改良材を混合して埋め戻し材や路盤材として再利用できる改良土が得られるようにした土質改良機を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段及び作用効果】
本発明者等は前述のことに鑑み、鋭意研究・実験した結果、混合機のインパクトハンマの形状を改良することで土がより細かく細粒化でき埋め戻し材や路盤材として再利用できる改良土が得られることを見出した。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
の発明は、機体20に、原料土ホッパ28と、この原料土ホッパ28内の原料土を搬送する原料土搬送装置27と、改良材供給装置29と、搬送された原料土と供給された土質改良材を解砕混合攪拌して土質改良土とする混合機22を取付けた土質改良機において、
前記混合機22は、前記原料土搬送装置27で搬送された原料土を切り落してケース31内に落下するソイルカッタ32と、
前記ケース31内におけるソイルカッタ32よりも下方に設けられ、前記切り落し落下した原料土と土質改良材を解砕混合撹拌する複数のインパクトハンマ33を備え
前記各インパクトハンマ33は、回転駆動される回転軸33aに、複数のハンマ33bを揺動自在で、かつ放射状に取付けたもので、
その各ハンマ33bは、幅狭い基部と幅広い先部を有してたたき面33cが平坦面である板状で、その基部が前記回転軸33aに揺動自在に取付けてあることを特徴とする土質改良機である。
【0022】
の発明によれば、インパクトハンマ33のハンマ33bは回転軸33aに取付ける基部よりも先部が幅広い板状で、たたき面33cは平坦面であるから、ソイルカッタ32で切り落とし落下で供給された原料土との衝突効率が良く、原料土の粒径を小さくできる。
このようであるから、原料土中に粒径の大きな塊が混入している場合でも、原料土の粒径が小さくなって原料土に土質改良材が十分浸透して改良効果が大である。
したがって、粘土状の土を埋め戻しや路盤材として再利用できる改良土とすることができる。
【0023】
の発明は、第の発明において各インパクトハンマ33の各ハンマ33bにおける幅広い先部の先端面は略波形状である土質改良機である。
【0024】
の発明によれば、各ハンマ33bの先端面が略波形状であるので、このハンマ33bの先端部分に大きな粒径の原料土が当たった時に、頂部が原料に当たり底部は当たらないから、当たる面積が少なく、そこにぶつかる面圧が高い。
したがって、原料土がせん断破壊し易く、原料土が解砕されずに周囲に跳ね飛ばされることがなく、効率良く解砕できる。
【0025】
また、隣接したインパクトハンマ33のハンマ33b相互は、波形状の空間部を形成して対向するので、そのハンマ相互の間隔を小さくすることができる。
したがって、ハンマ相互間を素通りする原料土の量が減少し解砕性及び混合性が向上する。
【0026】
以上のことが相俟って原料土の粒径が確実に小さくなるので、土質改良効果がより大となる。
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【発明の実施の形態】
(土質改良機の全体構成)
図1に示すように、機体20に左右の走行体21,21が取付けられて自走式車両としてある。機体20の前後中間部に混合機22が取付けてある。機体20の前部寄りにエンジン、油圧ポンプ等の駆動装置23が取付けてあり、この駆動装置23はカバー24で覆われている。前記走行体21は履帯式としてあるが、車輪式としても良い。また機体20に搭乗床25が設けてある。
【0036】
前記機体20の後部寄りに取付用フレーム26が機体20よりも後方に突出して取付けてあり、この取付用フレーム26に原料土搬送装置27が前後方向に向けて取付けてある。前記取付用フレーム26に原料土ホッパ28が前記原料土搬送装置27の後部寄り部分上方に位置して取付けてある。前記原料土ホッパ28と前記混合機22との間に土質改良材供給装置29が取付けてあり、この土質改良材供給装置29で原料土搬送装置27の前部寄り部分の上方を覆っている。
【0037】
前記機体20の下部には改良土搬送装置30が前後方向に向けて取付けてある。この改良土搬送装置30の搬送方向一側部(後部寄り)は前記混合機22の下方に位置し、改良土搬送装置30の搬送方向他側部(前部寄り)は機体20よりも前方に突出している。
【0038】
前述のように、機体20に走行体21を取付けて自走式の土質改良機としてあるが、機体20に走行体21を取付けずに定置式の土質改良機としても良い。
【0039】
前記混合機22は図2に示すように、ケース31内に第1次混合機としてのソイルカッタ32と第2次混合機としての複数のインパクトハンマ33が設けてある。
前記原料土搬送装置27は駆動輪34と従動輪35に無端帯状体36を巻掛けたコンベヤとしてある。この原料土搬送装置27の排出端部は混合機22のケース31の側壁31aに形成して投入口37からケース31内に突出している。前記無端帯状体36は鉄製履板を多数無端状に連結した履帯で、剛性で大である。
【0040】
前記原料土ホッパ28の排出口寄りには掻出しロータ38が設けてあり、原料土aの切り出し高さbを一定とする。前記切り出し高さbとは原料土搬送装置27で混合機22に向けて搬送する原料土aの高さである。
前記原料土搬送装置27の上方には土の高さを検出する原料土センサ39が設けてあり、原料土の高さが設定以上(切り出し高さbの約70%)になるとONになって原料土が流れていることを検出する。
前記土質改良材供給装置29はホッパ40の出口に定量供給機構41を設けた形状である。
前記改良土搬送装置30の搬送方向一側部は混合機22のケース31の排出口42の下方に位置している。
【0041】
(土質改良動作の説明)
図2に示すように、原料土ホッパ28に投入された脱水ケーキ等の粘土状の原料土aは原料土搬送装置27と掻出ロータ38で一定の切り出し高さとして混合機22に向けて搬送される。原料土が搬送されると原料土センサ39がONになり、定量供給機構41が作動し、その原料土aの上に定量供給機構41でホッパ40内の土質改良材が落下供給される。
【0042】
混合機22のケース31内まで搬送された原料土aと土質改良材はソイルカッタ32で切り落としされ、インパクトハンマ33で解砕混合攪拌されて原料土aの土質を改良し、その改良土cはケース31の排出口42から改良土搬送装置30上に落下供給され、その改良土搬送装置30で機体前方に搬送される。
【0043】
次にソイルカッタ32の具体形状を説明する。
図3と図4に示すように、円筒体43の軸方向両端部に端板44をそれぞれ固着したドラム45と、この円筒体43の外周面43a(ドラム45の外周面)に固着した複数のカッタ46でドラム式のソイルカッタ32としてある。
前記各端板44間に亘って軸47が横架固着してある。この軸47の両端部分47aは混合機22のケース31の左右の側壁31b,31bに軸受48で回転自在にそれぞれ支承してある。
軸47の一端部分47aは一方の側壁31bに取付けたモータ49の回転部分に連結してあり、モータ49を駆動することでソイルカッタ32は矢印d方向に回転する。
【0044】
前記カッタ46は矩形板状で、そのカッタ46の円筒体43の外周面43aからの突出寸法(突出高さ)は改良土の目標とする粒径と略同一か、又は小さい。例えば15mmである。そのカッタ46は原料土搬送装置27の無端帯状体36表面36aと若干の隙間Sを置いて相対向している。この隙間Sは例えば5mmとしてある。
これにより、円筒体43の外周面43aと原料土搬送装置27の無端帯状体36表面36a(つまり、原料土搬送面)との最小間隙tは前述の改良土の目標とする粒径と略同一か、又は小さい。例えば20mmである。
【0045】
前述のようであるから、図3に示すように原料土搬送装置27で搬送される原料土aは、ソイルカッタ32の回転によりカッタ46で所定厚さに切り落としされる。
この切り落としされる厚さは、前述のカッタ46の突出高さと略同一か、又は小さい値である。例えば15mm以下である。
【0046】
また、図3に示すように原料土a中にカッタ46で切削できない粘土の塊eがある場合には、その粘土の塊eはカッタ46で順次移動され、円筒体43の外周面43aと無端帯状体36の表面36aとの最小間隙部分を通過して落下する。
前記落下する粘土の塊eの大きさ(粒径)は円筒体43の外周面43aと無端帯状体36の表面36aとの略最小間隙か、それ以下で、大きな粘土の塊eは落下しない。
この実施の形態では略20mmの大きさの粘土の塊eが落下する。
前述のカッタ46の突出高さ、隙間Sは小さい方が解砕混合性は良くなるが、作業量が少なくなる。したがって、目標の粒径よりも若干大きい突出高さ、例えば目標粒径20mmに対し、突出高さを30mmに設定することもある。
【0047】
前記無端帯状体36は鉄製履板を多数無端状に連結した履帯で、剛性が大であるから、粘土の塊eが最小間隔部分を通過する際に無端帯状体36が粘土の塊eで押されて湾曲変形しない。
したがって、最小隙間よりも大きな粘土の塊eが通過して落下することがない。
【0048】
前述のソイルカッタ32で切り落としされた原料土と土質改良材は複数のインパクトハンマ33で解砕混合され、改良土cとして改良土搬送装置30上に落下する。
そして、改良土cは改良土搬送装置30で機体20の外部に搬送される。
【0049】
前述のドラム式のソイルカッタ32と、従来と同様なインパクトハンマ33を備えた混合機22を用いて脱水ケーキに土質改良材としてセメントを混合した改良土は、埋め戻し材や路盤材として再利用できる土質である。
例えば、粒径20mm以上の大きな塊の混合割合が5〜10%の改良土で、埋め戻し材や路盤改良材として再利用できる。
【0050】
前記カッタ46は図5に示すように、円筒体43の軸方向一側部分43bに周方向に間隔を置いて複数固着した一側カッタ列50と、円筒体43の軸方向他側部分43cに周方向に間隔を置いて複数固着した他側カッタ列51を形成するように固着してある。
前記相対向した一側カッタ列50と他側カッタ列51は回転方向に向けて略V字状となるように斜めである。
【0051】
このようであるから、原料土をカッタ46で切り落としする時に、その切り落としされた原料土は円筒体43の軸方向中央部に向けて移動し、切り落としされた原料土は円筒体43の軸方向中央部分から落下するので、切り落としされた原料土が円筒体43の軸方向両端部から落下することがない。
したがって、切り落としされた原料土はインパクトハンマ33の軸方向中央部分に集中的に落下するので、インパクトハンマ33で効率良く解砕混合できる。
【0052】
前記一側カッタ列50を形成する各カッタ46は円筒体43の周方向(回転方向)には間隔を置いて隣接し、かつ円筒体43の軸方向にはオーバーラップして隣接する。
前記一側カッタ列50を形成する各カッタ46は軸方向に平行に対して所定の角度αだけ斜めで、軸方向一端部46aが軸方向他端部46bよりも回転方向前方寄りとなっている。前記角度αは15度〜40度の範囲で、図5では30度である。
【0053】
前記他側カッタ列51を形成する各カッタ46は円筒体43の周方向(回転方向)には間隔を置いて隣接し、かつ円筒体43の軸方向にはオーバーラップして隣接する。
前記他側カッタ列50を形成する各カッタ46は軸方向に平行に対して所定の角度αだけ斜めで、軸方向他端部46bが軸方向一端部46aよりも回転方向前方寄りとなっている。
前記角度αは15度〜40度の範囲で、図5では30度である。
【0054】
このようであるから、カッタ46で原料土を切り落とす時に、その切り落とされた原料土はカッタ46に沿って移動するので、切り落とされた原料土がカッタ46に付着して詰まることがない。
このことは、原料土が脱水ケーキなどの粘土状の土の場合でも同様である。
【0055】
前記カッタ46の数は図5に示す数よりも多くても少なくても良い。
また、カッタ46に原料土が付着することを考慮せずに、原料土の細粒化の目的を達成するだけであれば、カッタ46の配列は図6に示すように、カッタ46の角度αを90度としても良いし、図7に示すようにカッタ46の角度αを0度としても良い。
また、図8に示すように一側カッタ列50、他側カッタ列51を連続した1本の長尺なカッタ46で形成しても良い。
また、図9に示すように長尺なカッタ46を円筒体40の軸方向に連続して周方向に間隔を置いて相互に平行に固着しても良い。
また、カッタ46はボルトで固着しても良い。
【0056】
に示すように、混合機22のインパクトハンマ33は回転軸33aに4つの板状のハンマ33bを放射状に取付けたプレート式の形状である。
【0057】
次にインパクトハンマ33の具体形状を説明する。
10に示すように、原料土搬送装置27と略同一高さに設けた第1のインパクトハンマ33−1と、原料土搬送装置27の下方に設けた第2のインパクトハンマ33−2と、第1のインパクトハンマ33−1と第2のインパクトハンマ33−2と対向し、かつそれらよりも下方に設けた第3のインパクトハンマ33−3を備えている。
【0058】
第1のインパクトハンマ33−1は矢印f方向に回転し、第2のインパクトハンマ33−2は矢印g方向に回転し、第3のインパクトハンマ33−3は矢印h方向に回転する。
第1のインパクトハンマ33−1のハンマ33bと第2のインパクトハンマ33−2のハンマ33bの最小間隔H−1は大きい。例えば50mmである。
第1のインパクトハンマ33−1のハンマ33bと第3のインパクトハンマ33−3のハンマ33bの最小間隔H−2は小さい。例えば−5mmである。つまり、5mmだけ重なっている。
第2のインパクトハンマ33−2のハンマ33bと第3のインパクトハンマ33−3のハンマ33bの最小間隔H−3は中位である。例えば15mmである。
【0059】
10と図11と図12と図13に示すように、回転軸33aはケース31の左右の側壁31b,31b間に亘って回転自在に支承される。各回転軸33aはモータMでそれぞれ回転駆動される。
前記回転軸33aには第1・第2・第3ブラケット対52,53,54が軸方向に間隔を置いて固着され、その第1ブラケット対52に4つの第1ハンマ55の基部がピン56で揺動自在に取付けてある。
第2ブラケット対53に4つの第2ハンマ57の基部がピン58で揺動自在に取付けてある。
第3ブラケット54に4つの第3ハンマ59の基部がピン60で揺動自在に取付けてある。
【0060】
前記第1ハンマ55と第3ハンマ59は幅狭い基部55a,59aと幅広い先部55b,59bを有する板状で、その先端面55c,59cは波形状である。
前記第2ハンマ57は第1・第3ハンマ55,59よりも幅狭い板状である。
第1インパクトハンマ33−1の第2ハンマ57は基部57aと先部57bが同一幅で、先端面57cはほぼV字形状で、第1ハンマ55、第2ハンマ57、第3ハンマ59の先端面55c,57c,59cがほぼ波形状に連続する。
前記第2インパクトハンマ33−2の第2ハンマ57と第3インパクトハンマ33−3の第2ハンマ57は、基部57aよりも先部57bが若干狭く、先端面57cはほぼ山形状で、第1ハンマ55、第2ハンマ57、第3ハンマ59の先端面55a,57a,59aがほぼ波形状に連続する。
【0061】
前記第1ハンマ55、第2ハンマ57、第3ハンマ59の回転方向前方側の面(つまり、ハンマ33bのたたき面33c)は平坦面で、回転中心から先端面までの距離が従来のハンマよりも長いと共に、幅が従来のハンマよりも大きく面積が従来のハンマよりも大きい。
【0062】
前記第1インパクトハンマ33−1の第1・第2・第3ハンマ55,57,59と第2インパクトハンマ33−2の第1・第2・第3ハンマ55,57,59は、図11に示すように波形状の頂部と底部が相対向している。つまり、波形状が1/2ピッチずれて相対向している。
また、波形状の頂部間の距離が前述の最小間隔H−1に相当する。
【0063】
前記第2インパクトハンマ33−2の第1・第2・第3ハンマ55,57,59と第3インパクトハンマ33−3の第1・第2・第3ハンマ55,57,59は、図12に示すように波形状の頂部が相対向している。
この波形状の頂部間の距離が前述の最小間隔H−3に相当する。
【0064】
前記第1インパクトハンマ33−1の第1・第2・第3ハンマ55,57,59と第3インパクトハンマ33−3の第1・第2・第3ハンマ55,57,59は、図13に示すように、波形状の頂部と底部が相対向し、かつ頂部が底部に若干入り込み、この波形状の頂部間の距離はマイナス、つまり重なり合っている。
これによって、前述の最小間隔H−2はマイナスで、第1インパクトハンマ33−1の各ハンマと第3インパクトハンマ33−3の各ハンマ相互間の空間部の面積が小さく、素通りする原料土の量が少ない。
【0065】
前記ソイルカッタ32で切り落としされた原料土は、インパクトハンマ33の各ハンマで打撃されて原料土を土質改良材を混合して改良土とする。
前記ハンマのたたき面が平坦面であるあること、及びそのたたき面の面積が大であることで、原料土と衝突した際の衝突効率が向上し衝撃による解砕性が良く、原料土が細粒化される。
したがって、原料土への土質改良材浸透性が向上する。
【0066】
このようであるから、原料土中にソイルカッタ32で切断できない粘土の塊がある場合に、その粘土の塊がインパクトハンマ33で小さな塊に解砕される。
したがって、前述のインパクトハンマ33と、従来と同様なソイルカッタ32を備えた混合機22を用いて、脱水ケーキに土質改良材としてセメントを混合した改良土は、埋め戻し材や路盤材として再利用できる土質である。
例えば、粒径20mm以上の大きな粒子の混入割合が5〜10%の改良土で、埋め戻し材や路盤改良材として再利用できる。
【0067】
また、各ハンマは板状であるので、板材を切断することでハンマを製作できるので、安価に容易に製作できる。なお、ハンマは鍛造品でも良い。
【0068】
また、各ハンマの先端面が波形状であるので、このハンマの先端部分に大きな粒径の原料土が当たった時に、頂部が原料土に当たり底部は当たらないので当たる面積が少なく、そこにぶつかる面圧が高い。
このために、原料土がせん断破壊し易く、原料土が解砕されずに周囲に跳ね飛ばされることがないので、効率良く解砕できる。
つまり、原料土が解砕されずに周囲に跳ね飛ばされると、その跳ね飛ばされた原料土がハンマに向けて移動してくる原料土とぶつかり、その原料土がハンマまで移動しなくなってしまう。
【0069】
また、隣接した2つのインパクトハンマのハンマ相互は、波形状の空間部を形成して対向するので、そのハンマ相互の間隔を小さくすることができる。
したがって、ハンマ相互間を素通りする原料土の量が減少し解砕性及び混合性が向上する。
【0070】
14に示すように、第1インパクトハンマ33−1の各ハンマ33bと第2インパクトハンマ33−2の各ハンマ33b及び、第1インパクトハンマ33−1の各ハンマ33bと第3インパクトハンマ33−3の各ハンマ33b並びに、第2インパクトハンマ33−2の各ハンマ33bと第3インパクトハンマ33−3の各ハンマ33bが、その先端部分が相互に重なり合うようにしても良い。
【0071】
このようにすれば、回転中心からハンマ33b先端面までの距離が長くなり、その分だけハンマ33bのたたき面33cの面積が大きくなるので、解砕性がより一層良くなる。
したがって、原料土がより一層小粒度となるので、土質改良材の浸透性がより一層向上する。
【0072】
また、各ハンマ33bの先端面を直線形状としても良いし、各ハンマ33bを回転軸33aに揺動しないように取付けても良い。
【0073】
に示すように、前記改良土搬送装置30の搬出部分に後混合機60を取付ける。混合機22で土質改良されて改良土搬送装置30で搬送され排出される改良土を前述の後混合機60で再度解砕混合する。この後混合機60は図1では図示が省略してある。
【0074】
このようにすることで、混合機22で十分に土質改良されずに粒径の大きな塊の混入割合が多い、例えば混入割合が20%以上の改良土が、後混合機60で再度解砕混合されて粒径の大きな塊の混入割合が少ない、例えば5〜10%の改良土となる。
したがって、土質改良材の原料土への浸透性が向上し十分に土質改良され、埋め戻し材や路盤材として再利用できる改良土が得られる。
【0075】
次に後混合機60の具体形状を説明する。
前記改良土搬送装置30は図に示すように、駆動プーリ61と従動プーリ62にベルト63を巻掛けたベルトコンベアである。
【0076】
15と図16に示すように、前記駆動プーリ61は一対のコンベアフレーム64の長手方向一端部分間に回転自在に取付けてあり、この駆動プーリ61は一方のコンベアフレーム64に取付けたコンベア用モータ65で回転される。
一対のコンベアフレーム64間に跨って断面略下向コ字形状のコンベア用カバー体66が取付けてある。
【0077】
前記一対のコンベアフレーム64の長手方向一端部分に後混合機取付用ブラケット67がそれぞれボルト68で取付けてある。
この後混合機取付用ブラケット67は縦板状で、駆動プーリ61よりも下方に突出した部分を取付部69としてある。
この取付部69に後混合機60のフレーム本体70が取付けてある。
このフレーム本体70は一対の長尺な横部材71と、この横部材71の長手方向一端部間に固着した連結部材72で平面形状略コ字形で、その一対の横部材71が前記一対の後混合機取付用ブラケット67の取付部69にそれぞれ固着してある。
【0078】
前記フレーム本体70の一対の横部材71の長手方向他端部間に図19に示すように回転軸73が回転自在に横架支承してある。この回転軸73は一方の横部材71に取付けたモータ74で回転される。
前記回転軸73には図17と図18に示すように複数のブラケット75が軸方向に間隔を置いて固着してある。この各ブラケット75は取付け部75aを放射状に複数備えている。
前記各ブラケット75の各取付部75aには複数のカッタ76がカラー77を介して軸方向に間隔を置いて取付けてある。
【0079】
このカッタ76と回転軸73で、複数のカッタ76を軸方向に間隔を置いて、かつ放射状に備えた回転カッタ78を形成している。
前記カッタ76は厚さ4.5mmのプレートで、軸方向に隣接したカッタ76の間隔は22mmである。
【0080】
前記フレーム本体70に回転カッタ78を囲むカバー体80が取付けてある。
このカバー体80は前面板81と後面板82と一対の側面板83で上部と下部が開口した箱形状で、その一対の側板83がフレーム本体70の一対の横部材71における回転軸支承部分の周囲に、略リング形状のスペーサ84を介して取付けてある。
【0081】
前記カバー体80の上部開口80aはコンベア用カバー体66と連続し、下部開口80bは下方に向けて開口している。
前記回転カッタ78の回転軸73(回転中心)は駆動プーリ61(つまり改良土搬送装置30の排出部)よりも搬送方向側に位置がずれ、コンベア63で搬送された改良土は回転カッタ78の回転軸73よりも駆動プーリ61寄り部分に落下する。
【0082】
混合機22で解砕混合された改良土は改良土搬送装置30のベルト63で搬送され、その改良土は後混合機60の回転カッタ78における回転軸73よりも駆動プーリ61寄りに落下し、矢印方向に回転しているカッタ76に衝突する。
改良土がカッタ76に衝突することで解砕混合される。
この時、隣接したカッタ76の間隔よりも小さい粒径の塊は、隣接したカッタ76間を通過して落下する。
前述のようにしてカッタ76に衝突した改良土は、カッタ76の回転によって跳ね飛ばされカバー体80の後面板82に衝突し、再度解砕混合される。
前述のようにカバー体80の後面板82に衝突した改良土は再びカッタ76上に衝突し、さらに解砕混合され、カバー体80の下部開口80bから落下排出される。
なお、カバー体80の後面板82とカッタ76との最小間隔は粒径の大きな塊が通過しない値、例えば20mm以下で、粒径の大きな塊がカッタ76に衝突せずに落下しないようにしてある。
【0083】
このように、改良土は後混合機60で再び解砕混合されるので、その改良土中の粒径が大きい塊が解砕されて粒径の大きな塊の混入割合が少なくなる。これによって原料土と土質改良材が十分に混合して埋め戻し材や路盤材として利用できる改良土が得られる。
【0084】
したがって、脱水ケーキと土質改良材を混合機22で解砕混合して土質改良した改良土が、粒径の大きい塊の混入割合が多く、埋め戻し材や路盤材として再利用できない改良土であっても、その改良土を後混合機60で再度解砕混合することによって粒径の大きな塊の混入割合が少ない、例えば20mm以上の塊の混入割合が5%以下の改良土となる。
この改良土は埋め戻し材や路盤材として再利用できる。
【0085】
前述の実施の形態では後混合機60の回転カッタ78をモータ74で回転したが、改良土搬送装置30のコンベア用モータ65で回転するようにしても良い。
例えば図19と図20に示すように、駆動プーリ61の軸61aにプーリ85を固着し、回転カッタ68の回転軸73にプーリ86を固着し、両プーリ85,86にベルト87を巻掛け、コンベア用モータ65で回転カッタ78を回転する。
【0086】
前記後混合機60は、その回転カッタ78の代わりに混合機22に設けられているインパクトハンマ33を用いても良い。
【0087】
前記後混合機60は改良土が落下衝突するだけの形状でも良い。
例えば、図21に示すようにコンベアフレーム64に取付けブラケット88を固着し、この取付けブラケット88にプレート89を水平に対して斜めの姿勢で固着する。
ベルト63から落下する改良土cがプレート89に落下衝突し、その衝突で改良土Cが解砕混合されてプレート89に沿って落下する。
【0088】
この場合には、前述のカバー体80内に回転カッタ78を設けた後混合機60の場合よりも解砕混合性が低下するが、粒径の大きな塊、例えば20mm以上の塊の混入割合が10%程度の改良土を得ることが可能である。
【0089】
前記プレート89は、図22に示すように台形状の底板89aの両側縁に立上がり片89bを設けた形状としても良い。
このようにすれば、落下衝突した改良土が周囲に飛散せずに底板89aに沿って落下する。
【0090】
以上の説明では後混合機60を改良土搬送装置30に取付けたが、改良土搬送装置30とは別体として設置しても良い。
例えば、図23に示すように2次ベルトコンベア90のコンベアフレーム91にハウジング92をブラケット93で取付け、そのハウジング92内に前述の回転カッタ78を取付けて後混合機60とする。
【0091】
原料土搬送装置30で搬送された改良土Cはハウジング92内に落下し、回転軸73よりも原料土搬送装置30寄りのカッタ76と衝突する。
カッタ76で跳ね飛ばされた改良土はハウジング92の後壁92aに衝突し、再びカッタ76に衝突して排出される。
【0092】
24に示すように、架台94にハウジング92をブラケット95で取付け、その架台24に車輪96を取付けて可搬式とする。
このようにすれば、架台94を移動して改良土搬送装置30の排出部の下方に後混合機60を設置し、排出される改良土を再び解砕混合することができる。
【0093】
なお、図23、図24においてハウジング92内に、回転カッタ78の代わりに混合機22に用いるインパクトハンマ33を回転自在に取付けて後混合機60としても良い。
【0094】
【0095】
【0096】
【0097】
【0098】
【0099】
本発明の第の実施の形態を説明する。
25に示すように、原料土搬送装置27をプレートとして原料土が自重で滑り落ちるようにする。
この原料土搬送装置27は前述の第1の実施の形態に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 自走式の土質改良機の全体側面図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態を示す土質改良機の概略説明図である。
【図3】 混合機のソイルカッタ部分の縦断面図である。
【図4】 混合機のソイルカッタ部分の横断面図である。
【図5】 カッタの配列の第1の実施の形態を示すドラムの展開図である。
【図6】 カッタの配列の第2の実施の形態を示すドラムの展開図である。
【図7】 カッタの配列の第3の実施の形態を示すドラムの展開図である。
【図8】 カッタの配列の第4の実施の形態を示すドラムの展開図である。
【図9】 カッタの配列の第5の実施の形態を示すドラムの展開図である。
【図10】 混合機のインパクトハンマ部分の縦断面図である。
【図11】 図10のA−A断面図である。
【図12】 図10のB−B断面図である。
【図13】 図10のC−C断面図である。
【図14】 ソイルカッタの第2の実施の形態を示す縦断面図である。
【図15】 後混合機部分の側面図である。
【図16】 図15の平面図である。
【図17】 図15のD−D断面図である。
【図18】 回転カッタの側面図である。
【図19】 後混合機の第2の実施の形態を示す側面図である。
【図20】 図19の平面図である。
【図21】 後混合機の第3の実施の形態を示す側面図である。
【図22】 プレートの斜視図である。
【図23】 後混合機の第4の実施の形態を示す側面図である。
【図24】 後混合機の第5の実施の形態を示す側面図である。
【図25】 原料土搬送装置の第2の実施の形態を示す混合機部分の断面図である。
【図26】 従来の土質改良機の概略説明図である。
【符号の説明】
1…混合機
2…改良土搬送装置
3…原料土搬送装置
4…土質改良材供給装置
5…原料土ホッパ
6…原料土
11…ソイルカッタ
12…インパクトハンマ
14…カッタ
16…粘土の塊
17…回転軸
18…ハンマ
20…機体
22…混合機
27…原料土搬送装置
28…原料土ホッパ
29…土質改良材供給装置
30…改良土搬送装置
31…ハウジング
32…ソイルカッタ
33…インパクトハンマ
33a…回転軸
33b…ハンマ
33c…たたき面
34…駆動プーリ
36…無端帯状体
43…円筒体
44…端板
45…ドラム
46…カッタ
47…回転軸
49…モータ
50…一側カッタ列
51…他側カッタ列
55…第1ハンマ
57…第2ハンマ
59…第3ハンマ
60…後混合機
61…駆動プーリ
64…コンベアフレーム
65…コンベア用モータ
67…後混合機取付用ブラケット
70…フレーム本体
73…回転軸
76…カッタ
78…回転カッタ
80…カバー体
82…後壁
85…プーリ
86…プーリ
87…ベルト
89…プレート
89a…底板
89b…立上がり板
90…2次ベルトコンベア
92…ハウジング
94…架台
100…ノズル

Claims (2)

  1. 機体(20)に、原料土ホッパ(28)と、この原料土ホッパ(28)内の原料土を搬送する原料土搬送装置(27)と、改良材供給装置(29)と、搬送された原料土と供給された土質改良材を解砕混合攪拌して土質改良土とする混合機(22)を取付けた土質改良機において、
    前記混合機(22)は、前記原料土搬送装置(27)で搬送された原料土を切り落してケース(31)内に落下するソイルカッタ(32)と、
    前記ケース(31)内におけるソイルカッタ(32)よりも下方に設けられ、前記切り落し落下した原料土と土質改良材を解砕混合撹拌する複数のインパクトハンマ(33)を備え
    前記各インパクトハンマ(33)は、回転駆動される回転軸(33a)に、複数のハンマ(33b)を揺動自在で、かつ放射状に取付けたもので、
    その各ハンマ(33b)は、幅狭い基部と幅広い先部を有してたたき面(33c)が平坦面である板状で、その基部が前記回転軸(33a)に揺動自在に取付けてあることを特徴とする土質改良機。
  2. 各インパクトハンマ(33)の各ハンマ(33b)における幅広い先部の先端面は、略波形状である請求項1記載の土質改良機。
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