JP4036501B2 - 管継手 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スリーブを操作してソケットとプラグとを接続させた際に離脱を防止するロック機構を備えた管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、かかる離脱を防止する手段を講じた管継手として、特開平6−249381号に開示されたものが知られている。この管継手は、ロックボールを備えたソケットの外周に、ロックボールを前進して押圧し、後退して解除する第2スリーブが摺動自在に嵌合し、同じくソケットの外周に前記第2スリーブの後退側に位置して、外周に前記第2スリーブの後端に当接するストッパを有する第1スリーブが摺動自在に嵌合し、該第1スリーブのストッパには第1スリーブの摺動方向に凹状の逃げ部が切欠形成されている。更に、ソケットの外周に、第1スリーブの後退側に位置して、筒状のロック部材が回転自在に嵌合しており、このロック部材の先端側には、前記ストッパに係止し且つ逃げ部に嵌合可能なロック片が設けられた構造となっている。
【0003】
かかる構造の管継手は、非接続時には、第1スリーブの逃げ部にロック部材のロック片を嵌合させることにより、第1スリーブ及び第2スリーブを後退させた状態におく。そして接続時には、第1スリーブと第2スリーブを前進させることにより第2スリーブの内周面でロックボールが押圧され、ソケットとプラグとが接続される。ソケットとプラグを接続したら、前記ロック部材を回転させロック片と第1スリーブの逃げ部との位置をずらしておく。これにより第1スリーブが後退しようとしたとき、第1スリーブのストッパが前記ロック片に当接して後退が阻止され、これにより第2スリーブの後退も阻止される。このようにして接続されたソケットとプラグとを分離する場合には、ロック部材を回転させ、ロック片と第1スリーブの逃げ部とを一致させることにより、第1スリーブの後退阻止を解除して行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記構造の管継手によれば、ロック時に第2スリーブとともに前進した第1スリーブの後退を阻止するためには、ロック部材を回転させるといった積極的な操作を必要とする。このため、ロック部材の操作を忘れる場合もあり得る。また、ソケットとプラグとの接続時に、第1スリーブがロック部材によりロック(後退阻止)されているか否かは、ロック部材のロック片の位置を注意して見ないと確認し難い。
【0005】
また、第1スリーブのロックの解除は、ロック部材を回転させるといった容易な操作で行えるため、誤操作に注意しなければならない。更には、ソケットに、第1スリーブ、第2スリーブとロック部材が嵌合されるため、いきおいソケットの軸方向の長さが長くなり、管継手の小型化を阻害している。
【0006】
本発明の目的は、前進した施錠子操作用のスリーブを自動的にロックし、操作性の向上が図れる管継手を提供することにある。
【0007】
本発明の他の目的は、スリーブがロック状態にあるか否かの確認を容易に行えるようにした管継手を提供することにある。
【0008】
本発明の他の目的は、小型化が図れる管継手を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前進して施錠子の遠心方向への移動を抑止し後退してその抑止を解除するスリーブを操作して、前記施錠子によりソケットとプラグとを着脱自在に接続する管継手であって、ソケット本体の外周に形成した環状溝に拡径縮径可能な略C状の構造をした弾性体の外周に係止部を突出して設けたストッパを拡径縮径自在に嵌合し、該ストッパにあっては、前記スリーブが前進位置にあるとき弾発力により拡径して後退しようとするスリーブの後端に係止し、且つスリーブの後退時に、ストッパを前記弾発力に抗して縮径させることにより、後退するスリーブの内側に収容されるようにし、更に、前記スリーブの内周には、スリーブが後退位置にあるときスリーブの内側に収容されている前記ストッパが嵌合する嵌合溝を形成し、該嵌合溝の後端側を先端側に向かって径大となるテーパ面とし、または前記ストッパの後端側を先端側に向かって径大となるテーパ面とし、または前記嵌合溝の後端側及びストッパの後端側をそれぞれ先端側に向かって径大となるテーパ面としたことを特徴とする。
【0010】
かかる構成から、スリーブを後退させる場合、ストッパを弾性体の弾発力に抗して押圧して縮径させることにより、ストッパは後退するスリーブの内側に収容可能となり、これによりスリーブの後退が可能となってストッパは後退したスリーブの内側に収容される。ソケットとプラグとの接続時に、スリーブが前進すると、スリーブから解放されたストッパは弾性体の弾発力により拡径し、スリーブが後退しようとしたとき係止部がその後端に係止するので、スリーブは前進位置にロックされ後退が阻止される。
【0011】
ソケットとプラグとを分離する場合は、前記ストッパを弾性体の弾発力に抗して、再びスリーブの内側に収容可能な位置まで縮径させることにより、スリーブを後退させることにより行える。前記スリーブがロックされた状態にあるか否かは、ストッパがスリーブの内側に収容された状態にあるか否かといったことを確認することにより行えるものであって、この確認は目視により容易に行える。また、ストッパはスリーブの後退時にスリーブの内側に収容されるので、ストッパの存在がソケット本体の長さを長くする原因にはならない。
【0012】
また、前記スリーブが後退位置にあり、ソケットとプラグが接続待機の状態にあるとき、スリーブの内側に収容されているストッパがスリーブの内周に形成した嵌合溝に嵌合するようにしたから、スリーブの後退によりストッパをスリーブの内側に収容させるときに弾発力に抗して縮径された弾性体は、ストッパがスリーブの内周に形成した嵌合溝に嵌合することによりこの縮径から解放され、弾性体は縮径方向への応力を受けないので弾性体のバネ性の保持が図れる。
【0013】
更に、ストッパが嵌合する嵌合溝の後端側を先端側に向かって径大となるテーパ面とすることにより、後退しているスリーブに前進方向への力が働いたとき、ストッパの後端側が嵌合溝のテーパ面により押圧を受け、この押圧によりストッパの後端側が前記テーパ面上をテーパー面の小径方向に摺動することにより弾性体が縮径し、スリーブは前進する。そして、スリーブの前進によりスリーブから解放されたストッパは弾性体の弾発力により拡径し、スリーブが後退しようとしたときその後端に係止するので、スリーブは前進位置にロックされ後退が阻止される。
【0014】
また、前記嵌合溝に嵌合するストッパの後端側を先端側に向かって径大となるテーパ面とすることにより、後退しているスリーブに前進方向への力が働いたとき、ストッパのテーパ面が嵌合溝の後端側により押圧を受け、この押圧により嵌合溝の後端側が前記ストッパのテーパ面上をテーパー面の大径方向に摺動することにより弾性体が縮径し、スリーブは前進する。
【0015】
また、前記嵌合溝の後端側及びストッパの後端側を先端側に向かって径大となるテーパ面とすることにより、後退しているスリーブに前進方向への力が働いたとき、ストッパのテーパ面が嵌合溝のテーパ面により押圧を受け、この押圧により嵌合溝のテーパ面が前記ストッパのテーパ面上をテーパー面の大径方向に摺動することにより弾性体が縮径し、スリーブは前進する。前記スリーブの前進による弾性体の縮径は、ストッパのテーパ面が嵌合溝のテーパ面により押圧を受けることにより行われるが、このときの弾性体の縮径は嵌合溝のテーパ面が前記ストッパのテーパ面上を摺動することにより行われるので、よりスムーズな縮径動作が得られる。
【0016】
また、前記弾性体の外周に、前記ストッパと前記スリーブの嵌合溝との円周方向の位置を決める位置決め用突起を形成し、そしてスリーブには前記位置決め用突起を軸方向にのみ移動自在に係合する位置決め用係合溝を形成するとよい。
【0017】
かかる構成から、スリーブの後退時に、弾性体に形成された位置決め用突起とスリーブの位置決め用係合溝によりスリーブの内側に収容されるストッパがスリーブの嵌合溝に案内され、ストッパがスリーブの内側に収容されたとき、ストッパはスリーブの嵌合溝に確実に嵌合する。
【0018】
【発明の実施の形態】
図は、本発明に係る管継手における実施の形態の一例を示すものであり、同図において、1はソケット、2は筒状のソケット本体、3はソケット本体2とともにソケット1を構成する筒状のアダプタである。前記ソケット本体2は、前部が小径部4、後部が大径部5となっており、小径部4の先端部には周方向に複数の孔6が形成され、この孔6には施錠子7が出没自在に嵌合している。この施錠子7にあっては、本例ではロック爪が使用されているが、これに限定されるものではなく、ロックボールまたはピンであってもよい。
【0019】
8はソケット本体2の先端側内周に摺動自在に嵌合し、前記施錠子7がソケット本体2の内周に突出しないように支えるカラーであり、このカラー8はスプリング9により先端方向に付勢されており、プラグの接続時に、プラグに押されてスプリング9の弾発力に抗して後退し、前記施錠子7から外れ、ソケット本体2内への施錠子7の突出を可能にするようになっている。
【0020】
10はソケット本体2の外周に摺動自在に嵌合し、施錠子7の遠心方向への移動を抑止、解除するスリーブである。このスリーブ10は、前側に前記ソケット本体2の小径部4に嵌合する小径内周筒部11を有し後側にソケット本体2の大径部5に嵌合する大径内周筒部12を有しており、小径内周筒部11の内周面が前記施錠子7を求心方向に押圧する施錠子抑止面13となっている。また、小径内周筒部11の先端側には、前記施錠子7の抑止を解除する凹部14が形成され、その側壁はスリーブ10の前進(先端方向への移動)時に施錠子7を求心方向に押圧移動させる傾斜面15となっている。
【0021】
16はスリーブ10の小径内周筒部11の段部とソケット本体2の大径部5の段部との間に介装され、スリーブ10を前進方向に付勢するスプリング、17はスプリング16に付勢されて前進したスリーブ10を係止し、スリーブ10を、その施錠子抑止面13が施錠子7を抑止する位置に位置させる規制部である。
【0022】
18は前記ソケット本体2の大径部5の外周に形成された環状溝であり、この環状溝18は、前記スリーブ10が後退位置にあるとき、ほとんどスリーブ10内に位置し、スリーブ10が前進位置にあるとき、環状溝18の軸方向概ね半分の部分が露出するように形成されている。
【0023】
21はストッパであり、このストッパ21は拡径縮径可能な略C状の構造をした弾性体19の外周に係止部20を突出させて設けた構成となっており、前記環状溝18の溝巾と概ね同一の巾に形成され、前記環状溝18内に拡径縮径自在に嵌合している。
【0024】
また、ストッパ21における弾性体19に係止部20を設けた部分の厚さは、環状溝18の溝の深さとの関係において、弾性体19をその弾発力に抗して縮径させ、弾性体19を縮径させたとき、前記スリーブ10の大径内周筒部12内に収まる厚さに設定されている。また、弾性体19はその弾発力により拡径状態にあるときは、弾性体19の外径がスリーブ10の大径内周筒部12の径とほぼ同じ径となるように設定されている。
【0025】
前記スリーブ10の大径内周筒部12の内周には、スリーブ10が後退位置にあるときスリーブの大径内周筒部12の内側に収容されている前記ストッパ2の係止部20が嵌合する嵌合溝が形成されている。この嵌合溝31にあっては前記ストッパ21の係止部20を完全に嵌合できる深さに形成されており、嵌合溝31に係止部20が嵌合しているときの弾性体19の径は前記スリーブ10の前進により、係止部20が解放されて拡径した弾性体19の径と変わらないものとなっている。
【0026】
また、前記嵌合溝31にあっては、その後端側が先端側に向かって順次径大となるテーパ面32となっている。同様に、弾性体19の外周に突出して設けられ、スリーブ10の内側に収容されているとき前記嵌合溝31に嵌合するストッパ21の係止部20にあっても、その後端側が先端側に向かって順次径大となるテーパ面33となっている。このテーパ面33の傾斜角度は前記嵌合溝31のテーパ面32と略同一に形成されている。
【0027】
前記弾性体19の外周に設けた係止部20は、本例では対称位置に2カ所設けられているが、これに限定されるものではなく、弾性体19の全周に渡って設けられていてもよく、この場合、前記嵌合溝31もスリーブ10の大径内周筒部12の内周面の全周に渡って設けられる。
【0028】
更に、本例では、前記弾性体19の外周に、前記係止部20と前記スリーブ10の嵌合溝31との円周方向の位置を決める位置決め用突起34が形成され、そしてスリーブ10の大径内周筒部12には前記位置決め用突起34を軸方向にのみ移動自在に係合する位置決め用係合溝35が形成されている。
【0029】
なお、係止部20が弾性体19の全周に渡って設けられている場合は、前記位置決め用突起34及び位置決め用係合溝35は必要ない。
【0030】
22はプラグ、23はプラグ22の外周に形成された係合溝である。24はソケット1に挿入したプラグ22の外周面に圧接してシールするOリング、25はプラグ22の先端に圧接してシールするシールリングである。
【0031】
次に上記のように構成された本例の作用を説明する。
先ず、ソケット1とプラグ22とを接続するに際して、ソケット1のスリーブ10を後退した状態に置く。この状態は、次のようにしてなされる。ストッパ21を構成する係止部20を設けた弾性体19を求心方向に押圧して縮径させ、スリーブ10をスプリング16の弾発力に抗して後退させてストッパ21をスリーブ10の大径内周筒部12の内側に収容させ、係止部20がスリーブ10の嵌合溝31の位置に達すると、スリーブ10の大径内周筒部12の内周面で縮径方向に押圧されていた弾性体19がその押圧から解放されて拡径し、係止部20が嵌合溝31に嵌合する。
【0032】
前記スリーブ10の後退時にあっては、スリーブ10の内側に収容されるストッパ21の係止部20は、弾性体19に形成された位置決め用突起34とスリーブ10の位置決め用係合溝35によりスリーブ10の嵌合溝31に案内され、スリーブ10の内側に収容されたとき、係止部20はスリーブ10の嵌合溝31に確実に嵌合する。
【0033】
そして、このスリーブ10の後退により、ソケット本体2の先端部の施錠子7は、スリーブ10の施錠子抑止面13から解放された状態となり、スプリング9の付勢により前進するカラー8により下部が支えられ、上部がソケット本体2の外周に突出し、スリーブ10の凹部14に入る。これにより、前記後退しているスリーブ10の傾斜面15が凹部14に入っている施錠子7に係止し、これによりスリーブ10の前進が阻止され、後退した状態に保持される。このように、ソケット1とプラグ22が接続待機の状態にあるとき、係止部20が嵌合溝31に嵌合することにより縮径方向への応力を受けないので弾性体19のバネ性の保持が図れる(図1)。
【0034】
このようにしてスリーブ10を後退した状態においたソケット1にプラグ22を挿入すると、挿入したプラグ22によりカラー8が後退して施錠子7の支えを解き、挿入したプラグ22の外周に形成した係合溝23が施錠子7と一致したとき、スリーブ10の傾斜面15により求心方向に押圧を受けている施錠子7は求心方向に移動しその下部がソケット1内に突出してプラグ22の係合溝23に係合する。これにより、傾斜面15と施錠子7との係止状態が解かれたスリーブ10は圧縮されたスプリング16の弾発力により前進方向に付勢され、この前進方向に付勢されたスリーブ10の嵌合溝31のテーパ面32により係止部20のテーパ面33が求心方向に押圧を受け、この押圧により嵌合溝31のテーパ面32が前記ストッパ21の係止部20のテーパ面33上をテーパー面33の大径方向に摺動することにより弾性体19が縮径し、スリーブ10は前進する。前記スリーブ10の前進による弾性体19の縮径は、ストッパ21の係止部20のテーパ面33が嵌合溝のテーパ面32により押圧を受けることにより行われるが、このときの弾性体19の縮径は嵌合溝31のテーパ面32が前記ストッパ21の係止部20のテーパ面33上を摺動することにより行われるので、よりスムーズな縮径動作が得られる。
【0035】
このようにして前進したスリーブ10により、施錠子抑止面13が前記施錠子7を抑止して係合溝23からの離脱を阻止し、ソケット1とプラグ22とが接続される。このとき、前記スリーブ10の前進により、後退していたスリーブ10内に収容されていたストッパ21がスリーブ10の抑止から解かれ、弾性体19の弾発力により拡径し、係止部20がスリーブ10の後端に係止してスリーブ10の後退を阻止する。(図3)。
【0036】
このようにして接続されたソケット1とプラグ22とを分離する場合は、スリーブ10の後端に係止している係止部20を弾性体19の弾発力に抗して求心方向に押圧して弾発体19を縮径させることにより、係止部20をスリーブ10の大径内周筒部12内に収容可能な位置まで移動させ、スリーブ10を後退させる。これにより施錠子7はスリーブ10の施錠子抑止面13から解放され、ソケット1からプラグ22を抜き取ることができ、ソケット1は図1に示す状態になる。
【0037】
【発明の効果】
以上のように本発明に係る管継手によれば、スリーブを前進させ、ソケットとプラグとを接続したとき、ストッパが自動的に拡径して、スリーブの後端に係止し、スリーブをロックするので、ソケットとプラグの接続後のスリーブのロック操作忘れの心配が無く、操作性に優れており、常時ストッパに無理な応力が働かない構造になっているので安定したロック機構が得られ耐久性の向上が図れる。更には、前記ストッパはソケット本体に求遠心方向にのみ拡径縮径可能に設けられ、スリーブの後退時にはスリーブ内に収容されるので、ストッパの存在がソケットの長さを長くする原因にはならず、コンパクトな管継手を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る管継手のソケットの実施の形態の一例を示す要部縦断側面図。
【図2】図1に示すソケットとプラグとを接続した状態を示す要部縦断側面図。
【図3】図1に示す実施の形態で、スリーブが後退し、ストッパがスリーブの内側に収容されている状態を示す一部省略斜視図。
【図4】図1に示す実施の形態で、スリーブが前進し、ストッパがスリーブの後端外側に出ている状態を示す一部省略斜視図。
【符号の説明】
1 ソケット
2 ソケット本体
3 アダプタ
4 小径部
5 大径部
6 孔
7 施錠子
8 カラー
9 スプリング
10 スリーブ
11 小径内周筒部
12 大径内周筒部
13 施錠子抑止面
14 凹部
15 傾斜面
16 スプリング
17 規制部
18 環状溝
19 弾性体
20 係止部
21 ストッパ
22 プラグ
23 係合溝
24 Oリング
25 パッキン
31 嵌合溝
32 テーパ面
33 テーパ面
34 位置決め用突起
35 位置決め用係合溝

Claims (4)

  1. 前進して施錠子の遠心方向への移動を抑止し後退してその抑止を解除するスリーブを操作して、前記施錠子によりソケットとプラグとを着脱自在に接続する管継手であって、ソケット本体の外周に形成した環状溝に拡径縮径可能な略C状の構造をした弾性体の外周に係止部を突出して設けたストッパを拡径縮径自在に嵌合し、該ストッパにあっては、前記スリーブが前進位置にあるとき弾発力により拡径して後退しようとするスリーブの後端に係止し、且つスリーブの後退時に、ストッパを前記弾発力に抗して縮径させることにより、後退するスリーブの内側に収容されるようにし、更に、前記スリーブの内周には、スリーブが後退位置にあるときスリーブの内側に収容されている前記ストッパが嵌合する嵌合溝を形成し、該嵌合溝の後端側を先端側に向かって径大となるテーパ面としたことを特徴とする管継手。
  2. 前進して施錠子の遠心方向への移動を抑止し後退してその抑止を解除するスリーブを操作して、前記施錠子によりソケットとプラグとを着脱自在に接続する管継手であって、ソケット本体の外周に形成した環状溝に拡径縮径可能な略C状の構造をした弾性体の外周に係止部を突出して設けたストッパを拡径縮径自在に嵌合し、該ストッパにあっては、前記スリーブが前進位置にあるとき弾発力により拡径して後退しようとするスリーブの後端に係止し、且つスリーブの後退時に、ストッパを前記弾発力に抗して縮径させることにより、後退するスリーブの内側に収容されるようにし、更に、前記スリーブの内周には、スリーブが後退位置にあるときスリーブの内側に収容されている前記ストッパが嵌合する嵌合溝を形成し、前記ストッパにあっては、その後端側を先端側に向かって径大となるテーパ面としたことを特徴とする管継手。
  3. 前進して施錠子の遠心方向への移動を抑止し後退してその抑止を解除するスリーブを操作して、前記施錠子によりソケットとプラグとを着脱自在に接続する管継手であって、ソケット本体の外周に形成した環状溝に拡径縮径可能な略C状の構造をした弾性体の外周に係止部を突出して設けたストッパを拡径縮径自在に嵌合し、該ストッパにあっては、前記スリーブが前進位置にあるとき弾発力により拡径して後退しようとするスリーブの後端に係止し、且つスリーブの後退時に、ストッパを前記弾発力に抗して縮径させることにより、後退するスリーブの内側に収容されるようにし、更に、前記スリーブの内周には、スリーブが後退位置にあるときスリーブの内側に収容されている前記ストッパが嵌合する嵌合溝を形成し、該嵌合溝の後端側及びストッパの後端側をそれぞれ先端側に向かって径大となるテーパ面としたことを特徴とする管継手。
  4. 前記弾性体の外周には前記係止部と前記スリーブの嵌合溝との円周方向の位置を決める位置決め用突起が形成され、そしてスリーブには前記位置決め用突起を軸方向にのみ移動自在に係合する位置決め用係合溝が形成されていることを特徴とする請求項1,2又は3記載の管継手。
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