JPH08178159A - 管継手 - Google Patents
管継手Info
- Publication number
- JPH08178159A JPH08178159A JP6338544A JP33854494A JPH08178159A JP H08178159 A JPH08178159 A JP H08178159A JP 6338544 A JP6338544 A JP 6338544A JP 33854494 A JP33854494 A JP 33854494A JP H08178159 A JPH08178159 A JP H08178159A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- cylinder body
- holes
- protrusion
- female
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 迅速作動形カップリングに外れ止めを設け
る。 【構成】 雄側カップリングＭは、ホース接続部２の先
に筒体３が延びており、筒体の外周には溝を形成する。
雌側カップリングＦは、ホース接続部６から筒体７が延
びており、これに４つの貫通孔を９０度間隔であけ、そ
れぞれにスチールボールを収める。雌側筒体７には、孔
を開閉するためのスリーブ１１をスライドおよび回転自
在に被せる。雌側筒体Ｆとスリーブ１１の間にコイルス
プリング１２を縮設し、これでスリーブ１１を前方に付
勢する。前方に付勢されたスリーブ１１は、雌側筒体７
の前部に取り付けたリングに突き当たり、この位置にあ
って孔８を塞ぐ。雌側筒体７の外周面には突起１５を形
成し、スリーブ１１の後縁には、この突起をかわすため
のＵの字形のノッチ１６を形成する。
る。 【構成】 雄側カップリングＭは、ホース接続部２の先
に筒体３が延びており、筒体の外周には溝を形成する。
雌側カップリングＦは、ホース接続部６から筒体７が延
びており、これに４つの貫通孔を９０度間隔であけ、そ
れぞれにスチールボールを収める。雌側筒体７には、孔
を開閉するためのスリーブ１１をスライドおよび回転自
在に被せる。雌側筒体Ｆとスリーブ１１の間にコイルス
プリング１２を縮設し、これでスリーブ１１を前方に付
勢する。前方に付勢されたスリーブ１１は、雌側筒体７
の前部に取り付けたリングに突き当たり、この位置にあ
って孔８を塞ぐ。雌側筒体７の外周面には突起１５を形
成し、スリーブ１１の後縁には、この突起をかわすため
のＵの字形のノッチ１６を形成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、気体や液体を通す管
同士を迅速に繋ぐための管継手に関する。
同士を迅速に繋ぐための管継手に関する。
【０００２】
【従来の技術】雌側カップリングの内周面に複数のボー
ルを配置し、このボールで雄側カップリングをまわりか
ら挟み付けるようにしたホースカップリングが従来広く
使われている。このものでは、スリーブをスライドさせ
ると、ボールが雌側カップリングの内側に出没するよう
になっており、接続、切り離しが簡単にできる。しか
し、何かが触れたりしてスリーブが動くと、カップリン
グが外れてしまうことがある。
ルを配置し、このボールで雄側カップリングをまわりか
ら挟み付けるようにしたホースカップリングが従来広く
使われている。このものでは、スリーブをスライドさせ
ると、ボールが雌側カップリングの内側に出没するよう
になっており、接続、切り離しが簡単にできる。しか
し、何かが触れたりしてスリーブが動くと、カップリン
グが外れてしまうことがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、このよう
な迅速作動形カップリングにロック手段を設けることを
目的とする。
な迅速作動形カップリングにロック手段を設けることを
目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】雄側筒体を受け入れる雌
側筒体に複数の貫通孔を周設し、これらの孔を開閉する
スリーブを雌側筒体の周りにスライドおよび回転自在に
支持する。孔を閉じるためにスリーブを前方に付勢する
ためのスプリングを設ける。貫通孔の各々にはボールを
収める。スリーブの内面に当接して雌側筒体の内面から
突出した状態のボールが係合する溝を雄側筒体に周設す
る。さらに、雌側筒体の外面に、スリーブが後退するの
を妨げる突起を設け、スリーブの後縁に突起をかわして
スリーブが後退することを許すノッチを形成する。
側筒体に複数の貫通孔を周設し、これらの孔を開閉する
スリーブを雌側筒体の周りにスライドおよび回転自在に
支持する。孔を閉じるためにスリーブを前方に付勢する
ためのスプリングを設ける。貫通孔の各々にはボールを
収める。スリーブの内面に当接して雌側筒体の内面から
突出した状態のボールが係合する溝を雄側筒体に周設す
る。さらに、雌側筒体の外面に、スリーブが後退するの
を妨げる突起を設け、スリーブの後縁に突起をかわして
スリーブが後退することを許すノッチを形成する。
【０００５】
【実施例】この発明の実施例を図面に基づいて説明する
と、管継手は雄側カップリングＭと雌側カップリングＦ
からなり、接続すべきホース１（例えば、圧縮空気ホー
ス）の各端に取り付けられている。雄側カップリングＭ
は、ホース接続部２の先に筒体３が延びており、筒体の
外周には溝４を形成する。
と、管継手は雄側カップリングＭと雌側カップリングＦ
からなり、接続すべきホース１（例えば、圧縮空気ホー
ス）の各端に取り付けられている。雄側カップリングＭ
は、ホース接続部２の先に筒体３が延びており、筒体の
外周には溝４を形成する。
【０００６】雌側カップリングＦは、ホース接続部６か
ら筒体７が延びており、これに４つの貫通孔８を９０度
間隔であけ、それぞれにスチールボール９を収める。孔
８は円錐形で、ボールが内側に落ちないようにする。
ら筒体７が延びており、これに４つの貫通孔８を９０度
間隔であけ、それぞれにスチールボール９を収める。孔
８は円錐形で、ボールが内側に落ちないようにする。
【０００７】雌側筒体７には、孔８の口を開閉するため
のスリーブ１１をスライドおよび回転自在に被せる。雌
側筒体Ｆとスリーブ１１の間にコイルスプリング１２を
縮設し、これでスリーブ１１を前方に付勢する。前方に
付勢されたスリーブ１１は、雌側筒体７の前部に取り付
けたリング１３に突き当たり、この位置にあって孔８を
塞ぐ。
のスリーブ１１をスライドおよび回転自在に被せる。雌
側筒体Ｆとスリーブ１１の間にコイルスプリング１２を
縮設し、これでスリーブ１１を前方に付勢する。前方に
付勢されたスリーブ１１は、雌側筒体７の前部に取り付
けたリング１３に突き当たり、この位置にあって孔８を
塞ぐ。
【０００８】雌側筒体７の外周面には突起１５を形成
し、スリーブ１１の後縁には、この突起をかわすための
Ｕの字形のノッチ１６を形成する。
し、スリーブ１１の後縁には、この突起をかわすための
Ｕの字形のノッチ１６を形成する。
【０００９】雄雌カップリングを接続するときは、スリ
ーブ１１を回してノッチ１６の位置を突起１５に合せ、
スプリング１２の力に抗して、スリーブ１１を後退させ
る（この状態を図１、図２に１点鎖線で示す。）。こう
しておいて、雌側筒体７の中に雄側筒体３を差し込む。
すると、雄側筒体３はボール９を押し退けて、雌側筒体
７の奥まで入っていくことができる。雄側Ｍを奥まで差
し込んでスリーブ１１を離すと、スリーブ１１はスプリ
ングの１２力で前方に移動し、リング１３に突き当たっ
て止る。すると、スリーブ１１で孔８が塞がれ、ボール
９は雌側筒体７の内面より突出する。突出したボール９
は、雄側筒体３の溝４の中に嵌合し、雄側Ｍが抜けなく
なる。この状態では、雄側筒体３の先は環状のゴムパッ
キン１７に押し当てられ、気密を保つ。外すときは、同
じようにスリーブ１１を後退させ、ボール９を自由にし
てから雄側Ｍを引く抜く。
ーブ１１を回してノッチ１６の位置を突起１５に合せ、
スプリング１２の力に抗して、スリーブ１１を後退させ
る（この状態を図１、図２に１点鎖線で示す。）。こう
しておいて、雌側筒体７の中に雄側筒体３を差し込む。
すると、雄側筒体３はボール９を押し退けて、雌側筒体
７の奥まで入っていくことができる。雄側Ｍを奥まで差
し込んでスリーブ１１を離すと、スリーブ１１はスプリ
ングの１２力で前方に移動し、リング１３に突き当たっ
て止る。すると、スリーブ１１で孔８が塞がれ、ボール
９は雌側筒体７の内面より突出する。突出したボール９
は、雄側筒体３の溝４の中に嵌合し、雄側Ｍが抜けなく
なる。この状態では、雄側筒体３の先は環状のゴムパッ
キン１７に押し当てられ、気密を保つ。外すときは、同
じようにスリーブ１１を後退させ、ボール９を自由にし
てから雄側Ｍを引く抜く。
【００１０】使用中、スリーブ１１が何かに引っ掛かっ
て後退すると、カップリングが外れるおそれがある。こ
れを防止するために、結合し終わったら、スリーブ１１
を回してノッチ１６を突起１５から離しておく。この状
態のノッチを図１に２点鎖線で示す。こうすれば、スリ
ーブ１１に後ろ向きの力が加わっても、スリーブ１１の
後縁が突起１５に突き当たって動けない、したがってカ
ップリングが外れることがない。
て後退すると、カップリングが外れるおそれがある。こ
れを防止するために、結合し終わったら、スリーブ１１
を回してノッチ１６を突起１５から離しておく。この状
態のノッチを図１に２点鎖線で示す。こうすれば、スリ
ーブ１１に後ろ向きの力が加わっても、スリーブ１１の
後縁が突起１５に突き当たって動けない、したがってカ
ップリングが外れることがない。
【００１１】
【発明の効果】この発明の管継手は、雌側筒体の外面
に、スリーブが後退するのを妨げる突起を設け、スリー
ブの後縁に突起をかわしてスリーブが後退することを許
すノッチを形成したものであり、結合後、スリーブを回
してノッチと突起をずらしておけば、スリーブが後退す
ることがないので、外れるおそれがない。
に、スリーブが後退するのを妨げる突起を設け、スリー
ブの後縁に突起をかわしてスリーブが後退することを許
すノッチを形成したものであり、結合後、スリーブを回
してノッチと突起をずらしておけば、スリーブが後退す
ることがないので、外れるおそれがない。
【図１】管継手の側面図である。
【図２】管継手の結合状態における要部断面図である。
３ 雄側筒体 ４ 溝 ７ 雌側筒体 ８ 孔 ９ ボール １１ スリーブ １６ ノッチ
Claims (1)
- 【請求項１】 雄側筒体（３）を受け入れる雌側筒体
（７）に複数の貫通孔（８）を周設し、これらの孔を開
閉するスリーブ（１１）を該雌側筒体の周りにスライド
および回転自在に支持し、該孔を閉じるために該スリー
ブを前方に付勢するスプリング（１２）を設け、該孔の
各々にボール（９）を収め、該スリーブの内面に当接し
て該雌側筒体の内面から突出した状態の該ボールが係合
する溝（４）を該雄側筒体に周設した管継手において、
該雌側筒体の外面に、該スリーブが後退するのを妨げる
突起（１５）を設け、該スリーブの後縁に該突起をかわ
して該スリーブが後退することを許すノッチ（１６）を
形成したことを特徴とする管継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6338544A JPH08178159A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6338544A JPH08178159A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 管継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08178159A true JPH08178159A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18319170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6338544A Pending JPH08178159A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 管継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08178159A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013025263A (ja) * | 2011-07-25 | 2013-02-04 | Toshiba Teli Corp | 自走式管内検査カメラ装置および管径変換ユニット |
| CN103307391A (zh) * | 2012-03-09 | 2013-09-18 | 珠海格力电器股份有限公司 | 快速管接头 |
| JP2013217389A (ja) * | 2012-04-04 | 2013-10-24 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 管継手 |
| JP5501521B1 (ja) * | 2013-11-01 | 2014-05-21 | ナスコフィッティング株式会社 | 継手装置 |
| CN117027681A (zh) * | 2023-10-07 | 2023-11-10 | 山东巨辉石油科技有限公司 | 一种具有自锁功能的油田用安全接头 |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP6338544A patent/JPH08178159A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013025263A (ja) * | 2011-07-25 | 2013-02-04 | Toshiba Teli Corp | 自走式管内検査カメラ装置および管径変換ユニット |
| CN103307391A (zh) * | 2012-03-09 | 2013-09-18 | 珠海格力电器股份有限公司 | 快速管接头 |
| JP2013217389A (ja) * | 2012-04-04 | 2013-10-24 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 管継手 |
| JP5501521B1 (ja) * | 2013-11-01 | 2014-05-21 | ナスコフィッティング株式会社 | 継手装置 |
| CN117027681A (zh) * | 2023-10-07 | 2023-11-10 | 山东巨辉石油科技有限公司 | 一种具有自锁功能的油田用安全接头 |
| CN117027681B (zh) * | 2023-10-07 | 2023-12-12 | 山东巨辉石油科技有限公司 | 一种具有自锁功能的油田用安全接头 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6279874B1 (en) | Coupling for hoses or the like | |
| EP1666783B1 (en) | Pipe joint and socket for pipe joint | |
| JPH04136393U (ja) | 管継手 | |
| JP3677491B2 (ja) | 管継手 | |
| WO2002068855A1 (fr) | Joint de tuyaux | |
| JPH08178159A (ja) | 管継手 | |
| EP0016224A4 (en) | QUICK ACTING COUPLING. | |
| KR100235820B1 (ko) | 관이음장치 및 관이음용 잠금장치 | |
| JP4036501B2 (ja) | 管継手 | |
| JP7017441B2 (ja) | 管継手 | |
| JP2004100911A (ja) | 管継手用ソケット | |
| JP2002327885A (ja) | 管継手のソケット | |
| JPS6034859Y2 (ja) | 管継手 | |
| JP3017586B2 (ja) | クイックカップリング | |
| JPH0726636Y2 (ja) | 流体配管用ソケット | |
| JP2602289Y2 (ja) | 急速継手 | |
| JP4090673B2 (ja) | 管継手 | |
| JPS6330872Y2 (ja) | ||
| JPS605182Y2 (ja) | 管継手 | |
| JP4369564B2 (ja) | 管継手 | |
| JPH0643598Y2 (ja) | ボールロック式の管継手 | |
| JP2001289382A (ja) | 管継手 | |
| JPH0237356Y2 (ja) | ||
| JP2686725B2 (ja) | 継 手 | |
| JPS5833357Y2 (ja) | 管継手 |