JP3938669B2 - レバー式コネクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、雄ハウジングに取り付けたレバーを回動させることで雄ハウジングを雌ハウジングに嵌合させるレバー式コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のレバー式コネクタとしては、図7〜図9に示すようなものがある。このレバー式コネクタ1は、雄ハウジング3と、この雄ハウジング3に長手方向の一側と他側との間が接続されて回動自在なレバー5と、このレバー5を雄ハウジング3に接続するための接続部7と、雄ハウジング3が収容、嵌合される雌ハウジング9とを備えている。
【0003】
雄ハウジング3は、端子(不図示)がそれぞれ収容されている複数の端子収容室11を有している。この雄ハウジング3の幅方向の両側面には、それぞれ突設された突起部13が形成されていると共に、長手方向の一側の上下方向に沿って突設され、貫通穴15を有した案内リブ17が形成されている。
【0004】
また、レバー5は、雄ハウジング3を介して相互に対向配置されている一対の側壁19,19と、これらの側壁19,19を長手方向の他側上部で相互に連結している操作部20とを備えている。側壁19は、案内リブ17の貫通穴15内に収容される突出部21が長手方向の一側に設けられている。また、側壁19は、雄ハウジング3の突起部13に係合する係合穴23が設けられている。この側壁19は、突出部21と係合穴23との間の外側面の下部に係合突起25が突設されている。
【0005】
上述した接続部7は、雄ハウジング3に設けられた突起部13,13と、レバー5に設けられた係合穴23,23とからなる。接続部7は、突起部13,13と係合穴23,23とがそれぞれ係合して雄ハウジング3にレバー5の一側と他側との間を接続し、突起部13,13を軸にレバー5を回動させるようになっている。
【0006】
また、雌ハウジング9は、雄ハウジング3が嵌合されるフード部27を有している。このフード部27は、レバー5の係合突起25,25に対応した内周面に上下方向に沿って係合溝31が設けられている。このフード部27の係合溝31は、レバー5の回動時に係合突起25,25が係合してこれらの係合突起25,25と共に支点となる係合段部29を有している。また、フード部27の内周面には、雄ハウジング3の案内リブ17,17に対応した位置にこれらの案内リブ17,17が挿入される案内溝33,33を有している。また、フード部27は、雄ハウジング3の端子に接続される複数の相手端子35が底面から突設されている。
【0007】
このようなレバー式コネクタ1では、雄ハウジング3と雌ハウジング9とを嵌合させるとき、レバー5の係合突起25,25を雌ハウジング9の係合溝31,31の係合段部29,29に係合させて支点とし、レバー5の操作部20を雄ハウジング3と雌ハウジング9との嵌合方向の前端側である下方に押圧して回動させる。このとき、雄ハウジング3は、回動したレバー5のてこ作用と、操作部20を押圧する押圧力により突起部13,13に力がかかって直接押圧されることとにより全体として下方に移動する。この結果、雄ハウジング3は、雌ハウジング9のフード部27内に嵌合される。この状態では、雄ハウジング3と共にレバー5が雌ハウジング9のフード部27内に収容されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のレバー式コネクタ1では、レバー5が一側を支点として回動することによるてこ作用を利用して雌雄のハウジング3,9を嵌合させるため、レバー5を平常状態で長手方向の一側から他側にかけて上方に傾斜させておく必要がある。したがって、レバー5が上下方向に対して斜めに配置されており、レバー5を回動させるときに操作部20を押圧する押圧力により雄ハウジング3の突起部13,13にかかる力の方向が斜め下方となる。この結果、レバー式コネクタ1では、雄ハウジング3が突起部13,13にかかった力の上下方向の分力により直接下方に押圧され、突起部13,13にかかった力の上下方向に交差する方向の分力の分だけ雄ハウジング3を直接下方に押圧する力にロスが生じ、その分、雌雄のハウジング3,9の嵌合作業の作業性が低下するおそれがあった。
【0009】
逆に、レバー式コネクタ1では、雄ハウジング3の突起部13,13にかかった力のロスを補うために、レバー5の他側を延ばして操作部20とレバー5の回動の軸である突起部13,13との間の寸法を大きくし、回動したレバー5のてこ作用による力および押圧力により突起部13,13にかかる力を大きくすると、雌雄のハウジング3,9の嵌合状態で操作部20が雌ハウジング9から大きく突出し、全体として大型化するおそれがあった。
【0010】
そこで、本発明は、大型化することなく、雌雄のハウジングの嵌合作業の作業性を向上させることができるレバー式コネクタの提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、雄ハウジングと、この雄ハウジングに長手方向の一側と他側との間が接続されて回動自在なレバーと、このレバーを前記雄ハウジングに接続するための接続部と、前記雄ハウジングが収容、嵌合される雌ハウジングとを備え、前記レバーの接続部から一側を前記雌ハウジング側に係合させて支点とし、前記レバーの接続部から他側を雌ハウジング側に押圧して回動させることで前記雄ハウジングを前記雌ハウジングに嵌合させ、前記雄ハウジングと前記雌ハウジングとの嵌合状態で前記雄ハウジングと共に前記レバーが前記雌ハウジング内に収容されるレバー式コネクタにおいて、前記接続部が、前記雄ハウジングまたは前記レバーのいずれか一方に設けられた突起部と、前記雄ハウジングまたは前記レバーの他方に設けられて前記突起部に係合し、かつ前記突起部に対して前記レバーの一側に向けて長く形成された係合穴とからなり、前記雄ハウジングと前記雌ハウジングとの非嵌合状態における平常状態で前記雌雄のハウジングの嵌合状態での前記レバーと前記雌ハウジングとが嵌合する嵌合位置に対して他側に変位可能とし、前記係合穴が、前記レバーの一側から他側に向けて前記雄ハウジングの前記雌ハウジングへの嵌合方向の前側に次第に傾斜していることを特徴とする。
【0012】
このように構成された請求項1記載の発明では、雌雄のハウジングの嵌合時に、予め、レバーを嵌合位置に対して他側に変位させ、この状態でレバーの接続部から一側を雌ハウジング側に係合させて支点とし、レバーの接続部から他側を雌ハウジング側に押圧して回動させることができる。このとき、レバーを回動に応じて一側に変位させることで、雌雄のハウジングの嵌合状態で、レバーを嵌合位置に配置させて雄ハウジングと共に雌ハウジング内に収容させることができる。
【0014】
また、請求項1記載の発明は、雌雄のハウジングを嵌合するときに、レバーの回動によるてこ作用、およびレバーの接続部に対する他側を押圧する押圧力により突起部にかかった上下方向の分力に加え、一側へ変位しているレバーの係合穴が突起部を摺動することで雄ハウジングを雌ハウジングとの嵌合方向の前端側に移動させることができる。
【0015】
請求項2記載の発明は、雄ハウジングと、この雄ハウジングに長手方向の一側と他側との間が接続されて回動自在なレバーと、このレバーを前記雄ハウジングに接続するための接続部と、前記雄ハウジングが収容、嵌合される雌ハウジングとを備え、前記レバーの接続部から一側を前記雌ハウジング側に係合させて支点とし、前記レバーの接続部から他側を雌ハウジング側に押圧して回動させることで前記雄ハウジングを前記雌ハウジングに嵌合させ、前記雄ハウジングと前記雌ハウジングとの嵌合状態で前記雄ハウジングと共に前記レバーが前記雌ハウジング内に収容されるレバー式コネクタにおいて、前記接続部が、前記雄ハウジングまたは前記レバーのいずれか一方に設けられた突起部と、前記雄ハウジングまたは前記レバーの他方に設けられて前記突起部に係合し、かつ前記突起部に対して前記レバーの一側に向けて長く形成された係合穴とからなり、前記レバーを、前記雄ハウジングと前記雌ハウジングとの非嵌合状態における平常状態で前記雌雄のハウジングの嵌合状態での前記レバーと前記雌ハウジングとが嵌合する嵌合位置に対して他側に変位可能とし、前記係合穴が前記レバーの一側から他側に向けて前記雄ハウジングの前記雌ハウジングへの嵌合方向の後側に次第に傾斜していると共に、前記係合穴の一側と他側との中間部が前記嵌合方向の後側に向けて湾曲し、前記レバーの所定の回動位置で前記係合穴の中間部から他側が前記嵌合方向に交差することを特徴とする。
【0016】
このように構成された請求項2記載の発明は、レバーが一側へ変位するとき、係合穴の中間部から他側が突起部を摺動して嵌合方向の前端側に押圧し、嵌合方向に交差した方向への分力の発生を低減することができる。
【0017】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のレバー式コネクタであって、前記レバーおよび前記雄ハウジングにそれぞれ設けられ、前記レバーを前記平常状態で前記嵌合位置に対して他側に変位させたときに相互に係合して前記レバーの他側への変位状態を保持する保持段部を有していることを特徴とする。
【0018】
このように構成された請求項3記載の発明は、平常状態でレバーを嵌合位置に対して他側に変位させたとき、レバーおよび雄ハウジングに設けられた保持段部が相互に係合してレバーの他側への変位状態を保持することができる。
【0019】
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載のレバー式コネクタであって、前記レバーの他側に設けられ、前記レバーの回動時に前記雌ハウジング側に摺動して前記レバーを嵌合位置に案内する摺動案内部を備えたことを特徴とする。
【0020】
このように構成された請求項4記載の発明は、雌雄のハウジングの嵌合時に雄ハウジングが雌ハウジングとの嵌合方向の前端側に移動すると、予め嵌合位置に対して他側に変位させたレバーの摺動案内部が、雌ハウジング側に摺動してレバーを一側に変位させ、雄ハウジングと雌ハウジングとの嵌合状態で、レバーを嵌合位置に確実に配置させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、本発明にかかるレバー式コネクタの第1実施形態について説明する。図1は、本発明にかかるレバー式コネクタの第1実施形態を示す斜視図である。図2は、図1に示すレバー式コネクタの側面図である。
【0022】
本実施形態のレバー式コネクタ37は、図1に示すように、雄ハウジング39と、この雄ハウジング39に長手方向の一側と他側との間が接続されて回動自在なレバー41と、このレバー41を雄ハウジング39に接続するための接続部43と、雄ハウジング39が収容、嵌合される雌ハウジング45とを備えている。
【0023】
雄ハウジング39は、図1,図2に示すように、内部にそれぞれ端子(不図示)を収容した複数の端子収容室49を有している。この雄ハウジング39の幅方向の両側面には、それぞれ幅方向に向けて突設された突起部51と、長手方向の一側に雌雄のハウジング39,45の嵌合方向である上下方向に沿って突設され、貫通穴53を有した案内リブ55と、これらの案内リブ55に対して他側である一側下部に設けられた保持段部57を有している。
【0024】
保持段部57は、側面の一側下部の長手方向に沿って幅方向に突設されている。この保持段部57は、上面59が、上下方向に交差して形成され、一側に対して他側が雌雄のハウジング39,45の嵌合方向の前端側である下方に配置されている。また、保持段部57の上面59は、一側と他側との間が、一側から他側に向けて次第に下方に傾斜している斜面61により連結されている。
【0025】
このような雄ハウジング39に接続されているレバー41は、平常状態で、長手方向の一側から他側にかけて傾斜していると共に、雌雄のハウジング39,45の嵌合状態での嵌合位置に対して他側に変位している。このレバー41は、雄ハウジング39を介して相互に対向配置されている一対の側壁63,63と、これらの側壁63,63を長手方向の他側で連結している操作部65とを備えている。また、レバー41は、他側の端面に不図示の係止部が設けられている。
【0026】
側壁63は、複数の開口を有した板状体からなり、レバー41の平常状態で長手方向の一側の下面67が上下方向に交差するようになっている。この側壁63は、長手方向の一側に設けられた突出部69と、他側に設けられた摺動案内部71と、他側の上部に設けられたリブ73と、雄ハウジング39の突起部51に係合する係合穴75と、レバー41の平常状態で係合穴75の略真下に配置される側面突起77と、突出部69と係合穴75との間に設けられた係合突起79と、突出部69と係合突起79との間に設けられた保持段部81とを備えている。
【0027】
突出部69は、側壁63の長手方向の一側から長手方向に突設され、案内リブ55の貫通穴53内に収容されてレバー41の雄ハウジング39からの外れを防止する。この突出部69の下面83は、側壁63の一側の下面67と略平行に形成され、レバー41の平常状態で側壁63の下面67に対して上方に配置されると共に、上下方向に交差して雄ハウジング39の保持段部57の上面59の一側に接合する。また、突起部51の反対側には、摺動案内部71が設けられている。
【0028】
摺動案内部71は、曲面からなり、側壁63の他側に上下方向に沿って設けられている。この摺動案内部71は、上方から下方に向けて次第に一側に近づくように形成されている。
【0029】
また、リブ73は、側壁63の他側の上部に長手方向に沿って設けられ、雌雄のハウジング39,45の嵌合解除時に操作される。このリブ73に対する一側には、係合穴75が設けられている。
【0030】
係合穴75は、レバー41の一側に向けて長く形成された長穴からなり、側壁63の長手方向の一側と他側との中間部に対して一側に偏った位置に設けられている。この係合穴75は、レバー41の平常状態で、上下方向に交差する方向に対して一側から他側に向けて次第に下方に傾斜している。
【0031】
上述したようにレバー41の平常状態で係合穴75の略真下に配置される側面突起77は、側壁63の下部から幅方向に突設されている。この側面突起77に対する一側には、係合突起79が設けられている。
【0032】
係合突起79は、長手方向の一側下部から幅方向に突設され、突出部69に対して他側に配置されている。この係合突起79は、上面が、レバー41の平常状態で一側から他側にかけて次第に上方に傾斜しており、レバー41が所定位置まで回動したときに上下方向に交差するようになっている。
【0033】
この係合突起79と突出部69との間に設けられている保持段部81は、側壁63の一側の下面67と、上述した突出部69の下面83と、これらの下面67,83を連結する斜面85とからなる。斜面85は、レバー41の平常状態で、一側から他側にかけて次第に下方に傾斜した状態となって雄ハウジング39の保持段部57の斜面61に接合する。
【0034】
そして、保持段部81は、レバー41の平常状態で、下面83と斜面85とが雄ハウジング39の保持段部57の上面59の一側と斜面61とにそれぞれ当接することで保持段部57に係合し、レバー41の嵌合位置に対する他側への変位状態を保持する。
【0035】
上述した操作部65は、レバー41を回動させるときに上面が下方に押圧されて力点となる。
【0036】
このようなレバー41は、接続部43を介して雄ハウジング39に接続されている。接続部43は、図1,図2,図4に示すように、雄ハウジング39に設けられた突起部51,51と、レバー41に設けられた係合穴75,75とからなる。接続部43は、突起部51,51に係合穴75,75がそれぞれ係合することで雄ハウジング39にレバー41の一側と他側との間を接続し、突起部51,51を軸にレバー41を回動させるようになっている。また、接続部43は、レバー41の平常状態で係合穴75,75の突起部51,51に係合している係合位置をずらすことで嵌合位置に対してレバー41を他側に変位可能としている。
【0037】
上述した雌ハウジング45は、雄ハウジング39の端子に接続される複数の相手端子87が底面から突設され、雄ハウジング39が収容、嵌合されるフード部89を有している。このフード部89の内周面は、長手方向の一側に設けられて雄ハウジング39の案内リブ55,55が挿入される案内溝91,91と、他側に設けられて雌雄のハウジング39,45の嵌合状態で雄ハウジング39を係止するための係止突起93と、レバー41の係合突起79,79に対応した位置に設けられて係合突起79,79が挿入される係合溝95,95と、レバー41の側面突起77,77に対応した位置に設けられて側面突起77,77が挿入される側面溝97とを有している。
【0038】
案内溝91は、雄ハウジング39の案内リブ55,55に対応した位置に上下方向に沿って設けられている。この案内溝91の反対側には、係止突起93が設けられている。
【0039】
係止突起93は、フード部89の他側から内側に突設されてレバー41の不図示の係止部に係合するようになっている。
【0040】
また、係合溝95は、フード部89の上下方向に沿って形成されている。この係合溝95は、雌雄のハウジング39,45を嵌合するときのレバー41の回動時に係合突起79が係合してこの係合突起79と共に支点となる係合段部99が一側に設けられている。また、係合溝95は、雌雄のハウジング39,45の嵌合を解除するときのレバー41の回動時に係合突起79が係合してこの係合突起79と共に支点となる解除用段部101が他側に設けられている。この係合溝95に対する他側には、側面溝97が設けられている。
【0041】
側面溝97は、フード部89の上下方向に沿って設けられており、雌雄のハウジング39,45の嵌合時にレバー41の側面突起77が雄ハウジング39のフード部89への挿入状態に応じて当接する当接部103,105が設けられている。
【0042】
このように構成されたレバー式コネクタ37を用いる場合には、図1,図2に示すように、まず、雄ハウジング39を雌ハウジング45のフード部89内に所定位置まで挿入する。次に、レバー41を回動させる。雄ハウジング39を雌ハウジング45のフード部89内の所定位置まで挿入するときには、レバー41を嵌合位置に対して他側に変位させ、雄ハウジング39を雌ハウジング45のフード部89上に配置し、その後、雄ハウジング39を下方に移動させる。
【0043】
レバー41を嵌合位置に対して他側に変位させると、雄ハウジング39の保持段部57とレバー41の保持段部81とが相互に係合してレバー41の他側への変位状態が保持される。そこで、雄ハウジング39をフード部89上に配置する。
【0044】
このとき、雄ハウジング39の案内リブ55,55とフード部89の案内溝91,91とを一致させると共に、レバー41の係合突起79,79および側面突起77,77とフード部89の係合溝95,95および側面溝97,97とをそれぞれ一致させておく。
【0045】
この状態では、レバー41の摺動案内部71,71の下方側がフード部89の他側の開口縁上に配置されて摺動案内部71,71の上方側がフード部89に対して外側に配置されている。
【0046】
そこで、雄ハウジング39を下方に移動させると、雄ハウジング39が雌ハウジング45のフード部89内に挿入される。このとき、雄ハウジング39の案内リブ55,55がフード部89の案内溝91,91に挿入されると共に、レバー41の係合突起79,79および側面突起77,77が係合溝95,95および側面溝97,97内にそれぞれ挿入される。このため、雄ハウジング39の雌ハウジング45のフード部89への挿入が案内される。
【0047】
また、レバー41は、雄ハウジング39の雌ハウジング45のフード部89への挿入に応じて側面突起77,77がそれぞれ側面溝97,97内の当接部103,105に当接するため、不用意な回動が規制されている。このようにして雄ハウジング39をフード部89内の所定の挿入位置まで挿入した後、レバー41を回動させる。
【0048】
レバー41を回動させるときには、レバー41の操作部65を下方に押圧する。レバー41の操作部65を下方に押圧すると、レバー41の係合突起79,79がフード部89,89の係合溝95,95の係合段部99,99にそれぞれ係合して支点となる。この状態で、レバー41の操作部65を下方に押圧すると、レバー41が回動して係合突起79,79がフード部89の係合段部99,99を上方に押圧する。
【0049】
このとき、レバー41は、嵌合位置に対して他側に変位しているため、回動するときの軸である雄ハウジング39の突起部51,51と力点である操作部65との間の距離が大きくなっており、係合突起79,79がフード部89の係合段部99,99を押圧する力が大きくなっている。
【0050】
また、レバー41は、操作部65を下方に押圧する押圧力により自身に他側の斜め下方に向かう力が加わり、その力方向に全体として移動しようとする。このとき、レバー41の係合穴75,75は、雄ハウジング39の突起部51,51に係合しているため、内周面により突起部51,51の外周面を他側の斜め下方に向けて押圧する。
【0051】
この結果、雄ハウジング39は、回動したレバー41のてこ作用と、係合穴75,75の内周面に押圧されて突起部51,51にかかった力の上下方向の分力により直接下方に押圧されることとで下方に移動する。
【0052】
そして、雄ハウジング39が下方に移動すると、図3,図4に示すように、レバー41の摺動案内部71がフード部89(図示省略)の他側の開口縁を摺動して自信の曲率によりレバー41を一側に変位させる。このとき、レバー41の係合穴75,75は、雄ハウジング39の突起部51,51を摺動して突起部51,51との係合位置が他側から一側にずれると共に、一側から他側に向けて上下方向に対して次第に下方に傾斜しているため、突起部51,51を摺動することで下方に押圧する。この結果、レバー41は、一側への変位に応じて雄ハウジング39を下方に移動させる。
【0053】
このようにして、雄ハウジング39が雌ハウジング45のフード部89内に収容、嵌合されると、図示しないが、フード部89の係止突起93がレバー41の不図示の係止部に係合して雌雄のハウジング39,45の嵌合状態を保持する。
【0054】
また、レバー41は、図4に示すように、嵌合位置に完全に変位しており、フード部89内に雄ハウジング39と共に収容される。
【0055】
上述したように嵌合された雌雄のハウジング39,45の嵌合状態を解除するときには、図示しないが、レバー41のリブ73,73の下面を把持してこれらのリブ73,73を上方に引き上げる。このとき、レバー41は、係合突起79,79がフード部89の係合溝97,97の解除用段部101,101に係合して支点となり、回動する。
【0056】
この結果、レバー41の回動によるてこ作用により雌雄のハウジング39,45の嵌合状態を解除することができる。
【0057】
上記本実施形態のレバー式コネクタ37では、雌雄のハウジング39,45の嵌合時に、予め、レバー41を嵌合位置に対して他側に変位させて回動の軸である雄ハウジング39の突起部51,51と力点である操作部65との間の距離を大きくし、回動したレバー41のてこ作用により係合突起79,79がフード部89の係合段部99,99を押圧する力を大きくすることができる。
【0058】
また、予め嵌合位置に対して他側に変位させたレバー41を、雌雄のハウジング39,45の嵌合時に一側に変位させることで、雌雄のハウジング39,45が嵌合した状態で嵌合位置に配置させることができる。
【0059】
したがって、雌雄のハウジング39,45の嵌合時に、雄ハウジング39を下方に移動させる力を大きくして、突起部51,51にかかった力の上下方向に交差する方向の分力分のロスを補うことができ、かつ雌雄のハウジング39,45が嵌合した状態でレバー41を雄ハウジング39と共に雌ハウジング45のフード部89内に確実に収容させることができる。
【0060】
この結果、レバー式コネクタ37では、大型化することなく、雌雄のハウジング39,45の嵌合作業の作業性を向上させることができる。
【0061】
また、上記本実施形態のレバー式コネクタ37では、雌雄のハウジング39,45を嵌合するときに、レバー41の回動によるてこ作用、および操作部65を押圧する押圧力により突起部51,51にかかった上下方向の分力に加え、一側へ変位しているレバー41の係合穴75,75が突起部51,51を摺動することで雄ハウジング39を下方に移動させることができる。
【0062】
このため、レバー式コネクタ37では、雌雄のハウジング39,45の嵌合時に、雄ハウジング39を下方に移動させる力を、より大きくすることができ、雌雄のハウジング39,45の嵌合作業の作業性を、より向上させることができる。
【0063】
さらに、レバー式コネクタ37では、平常状態でレバー41を嵌合位置に対して他側に変位させたとき、レバー41の保持段部81と雄ハウジング39の保持段部57とが相互に係合してレバー41の他側への変位状態を保持するため、雌雄のハウジング39,45の嵌合作業の作業性をより向上することができる。
【0064】
また、レバー式コネクタ37では、雌雄のハウジング39,45の嵌合時に雄ハウジング39が下方に移動すると、予め嵌合位置に対して他側に変位させたレバー41の摺動案内部71が、フード部89の他側の開口縁を摺動してレバー41を一側に変位させることができる。このため、レバー式コネクタ37では、嵌合作業の作業性を、より向上させることができる。
【0065】
なお、上記実施形態のレバー式コネクタ37では、レバー41の係合穴75,75が上下方向に交差した方向に対して一側から他側に向けて次第に下方に傾斜していたが、一側から他側に向けて次第に上方に傾斜、または上下方向に交差した方向に沿った方向、レバー41の長手方向に沿った方向に形成してもよい。
【0066】
なお、レバー式コネクタ37では、係合穴75,75をレバー41に設け、突起部51,51を雄ハウジング39に設けたが、係合穴75,75を雄ハウジングに設け、突起部51,51をレバーに設けてもよい。
【0067】
また、レバー式コネクタ37は、保持段部57,81および摺動案内部71を備えていたが、双方またはいずれか一方を省略してもよい。
【0068】
(第2実施形態)
以下、本発明にかかるレバー式コネクタの第2実施形態について図5を参照して説明する。なお、上記実施形態と同一構成部分には、同一符号を付して詳細な説明を省略する。図5は、本発明にかかるレバー式コネクタの第2実施形態のレバーが一側に変位するときの側面図、図6は、図5に示すレバーが所定の回動位置まで回動したときの接続部を示す側面図である。
【0069】
上記第1実施形態のレバー式コネクタ37では、接続部43の係合穴75,75が略真直の長穴により形成されていたが、本実施形態のレバー式コネクタ107では、接続部109の係合穴111,111が中間部を湾曲させた長穴により形成されている。
【0070】
すなわち、係合穴111,111は、図5,図6に示すように、一側から他側に向けて雌雄のハウジング39,45(いずれも不図示)の嵌合方向である上下方向に交差した方向に沿って次第に上方に傾斜していると共に、一側と他側との中間部が雌雄のハウジング39,45の嵌合方向の後端側である上方に湾曲している。
【0071】
この係合穴111,111は、レバー113の一側に向けて長く形成された長穴からなり、レバー113の平常状態で、図5,図6の二点鎖線に示すように、一側から中間部が上下方向に略沿って上方に向けて次第に若干他側に傾斜し、中間部から他側がレバー113の他側に向けて次第に若干上方に傾斜しており、図6に示すように、レバー113が所定の回動位置で中間部から他側にかけて上下方向に略交差するように形成されている。
【0072】
このような本実施形態のレバー式コネクタ107では、上記第1実施形態と同様に、雌雄のハウジング39,45を嵌合するときに、レバー113の回動によるてこ作用、および操作部65を押圧する押圧力により突起部51,51にかかった上下方向の分力に加え、一側へ変位しているレバー113の係合穴111,111が突起部51,51を摺動することで雄ハウジング39を下方に移動させることができる。
【0073】
また、レバー式コネクタ107では、レバー113の回動に応じて接続部113の係合穴111,111が突起部51,51を摺動してその突起部51,51との係合位置を一側から中間部側にずらし、図6に示すように、レバー113が一側に変位する所定の回動位置となると、係合穴111,111の中間部から他側が上下方向に略交差した状態となると共に、その係合穴111,111の中間部が突起部51,51に係合する。
【0074】
このため、レバー式コネクタ107では、レバー113が一側へ変位するとき、図5に示すように、係合穴111,111の中間部から他側が突起部51,51を摺動して上下方向に略沿った下方に押圧し、上下方向に交差した方向への分力の発生を低減することができる。
【0075】
この結果、レバー式コネクタ107では、雌雄のハウジング39,45の嵌合時に、雄ハウジング39を下方に移動させる力を、より大きくすることができ、雌雄のハウジング39,45の嵌合作業の作業性を、より向上させることができる。
【0076】
さらに、レバー式コネクタ107では、レバー113を嵌合位置に対して他側に変位させた状態で、接続部113の突起部51,51が係合穴111,111の上下方向に略沿っている中間部に対する一側に係合する。このため、雌雄のハウジング39,45の嵌合の際に雄ハウジング39を雌ハウジング45のフード部89内に挿入するときなどには、レバー113が雄ハウジング39に対して上下方向に交差した方向にがたつくことを防止できる。
【0077】
なお、本実施形態のレバー式コネクタ107では、係合穴109の中間部から他側にかけて、レバー113の所定の回動位置で上下方向に略交差するように形成したが、レバー113の所定の回動位置で上下方向に交差した方向に若干傾斜するように形成してもよい。
【0078】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1記載の発明は、雌雄のハウジングの嵌合時に、予め、レバーを嵌合位置に対して他側に変位させ、回動したレバーのてこ作用により雄ハウジングを雌ハウジングとの嵌合方向の前端側に移動させる力を大きくすることができる。
【0079】
また、予め嵌合位置に対して他側に変位させたレバーを、雌雄のハウジングの嵌合時に一側に変位させることで、雌雄のハウジングが嵌合した状態で嵌合位置に配置させてレバーを雄ハウジングと共に雌ハウジング内に確実に収容させることができる。
【0080】
この結果、レバー式コネクタでは、大型化することなく、雌雄のハウジングの嵌合作業の作業性を向上させることができる。
【0081】
また、請求項1記載の発明は、雌雄のハウジングを嵌合するときに、レバーの回動によるてこ作用、およびレバーの接続部に対する他側を押圧する押圧力により突起部にかかった嵌合方向の分力に加え、一側へ変位しているレバーの係合穴が突起部を摺動することで雄ハウジングを雌ハウジングとの嵌合方向の前端側に移動させることができる。
【0082】
このため、レバー式コネクタでは、雌雄のハウジングの嵌合時に、雄ハウジングを雌ハウジングとの嵌合方向の前端側に移動させる力を、より大きくすることができ、雌雄のハウジングの嵌合作業の作業性を、より向上させることができる。
【0083】
請求項2記載の発明は、レバーが一側へ変位するとき、係合穴の中間部から他側が突起部を摺動して嵌合方向の前端側に押圧し、嵌合方向に交差した方向への分力の発生を低減することができる。
【0084】
このため、レバー式コネクタでは、雌雄のハウジングの嵌合時に、雄ハウジングを雌ハウジングとの嵌合方向の前端側に移動させる力を、より大きくすることができ、雌雄のハウジングの嵌合作業の作業性を、より向上させることができる。
【0085】
請求項3記載の発明は、平常状態でレバーを嵌合位置に対して他側に変位させたとき、レバーの保持段部と雄ハウジングの保持段部とが相互に係合してレバーの他側への変位状態を保持するため、雌雄のハウジングの嵌合作業の作業性を、より向上することができる。
【0086】
請求項4記載の発明は、雌雄のハウジングの嵌合時に雄ハウジングが雌ハウジングとの嵌合方向の前端側に移動すると、予め嵌合位置に対して他側に変位させたレバーの摺動案内部が、雌ハウジング側に摺動してレバーを一側に変位させることができるため、嵌合作業の作業性を、より向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明にかかるレバー式コネクタの第1実施形態を示す斜視図である。
【図2】図2は、図1に示すレバー式コネクタの側面図である。
【図3】図3は、図1に示すレバー式コネクタの雄ハウジングを雌ハウジングに嵌合した状態の雄ハウジングの側面図である。
【図4】図4は、図3に示すレバー式コネクタの接続部を示す側面図である。
【図5】図5は、本発明にかかるレバー式コネクタの第2実施形態のレバーが一側に変位するときの側面図である。
【図6】図6は、図5に示すレバーが所定の回動位置まで回動したときの接続部を示す側面図である。
【図7】図7は、従来のレバー式コネクタを示す斜視図である。
【図8】図8は、図7に示すレバー式コネクタの側面図である。
【図9】図9は、図7に示すレバー式コネクタの雄ハウジングを雌ハウジングに嵌合するときの断面図である。
【符号の説明】
37 レバー式コネクタ
39 雄ハウジング
41 レバー
43 接続部
45 雌ハウジング
51 突起部
57,81 保持段部
71 摺動案内部
75 係合穴
Claims (4)
- 雄ハウジングと、この雄ハウジングに長手方向の一側と他側との間が接続されて回動自在なレバーと、このレバーを前記雄ハウジングに接続するための接続部と、前記雄ハウジングが収容、嵌合される雌ハウジングとを備え、前記レバーの接続部から一側を前記雌ハウジング側に係合させて支点とし、前記レバーの接続部から他側を雌ハウジング側に押圧して回動させることで前記雄ハウジングを前記雌ハウジングに嵌合させ、前記雄ハウジングと前記雌ハウジングとの嵌合状態で前記雄ハウジングと共に前記レバーが前記雌ハウジング内に収容されるレバー式コネクタにおいて、
前記接続部が、前記雄ハウジングまたは前記レバーのいずれか一方に設けられた突起部と、前記雄ハウジングまたは前記レバーの他方に設けられて前記突起部に係合し、かつ前記突起部に対して前記レバーの一側に向けて長く形成された係合穴とからなり、前記レバーを、前記雄ハウジングと前記雌ハウジングとの非嵌合状態における平常状態で前記雌雄のハウジングの嵌合状態での前記レバーと前記雌ハウジングとが嵌合する嵌合位置に対して他側に変位可能とし、
前記係合穴が、前記レバーの一側から他側に向けて前記雄ハウジングの前記雌ハウジングへの嵌合方向の前側に次第に傾斜していることを特徴とするレバー式コネクタ。 - 雄ハウジングと、この雄ハウジングに長手方向の一側と他側との間が接続されて回動自在なレバーと、このレバーを前記雄ハウジングに接続するための接続部と、前記雄ハウジングが収容、嵌合される雌ハウジングとを備え、前記レバーの接続部から一側を前記雌ハウジング側に係合させて支点とし、前記レバーの接続部から他側を雌ハウジング側に押圧して回動させることで前記雄ハウジングを前記雌ハウジングに嵌合させ、前記雄ハウジングと前記雌ハウジングとの嵌合状態で前記雄ハウジングと共に前記レバーが前記雌ハウジング内に収容されるレバー式コネクタにおいて、
前記接続部が、前記雄ハウジングまたは前記レバーのいずれか一方に設けられた突起部と、前記雄ハウジングまたは前記レバーの他方に設けられて前記突起部に係合し、かつ前記突起部に対して前記レバーの一側に向けて長く形成された係合穴とからなり、前記レバーを、前記雄ハウジングと前記雌ハウジングとの非嵌合状態における平常状態で前記雌雄のハウジングの嵌合状態での前記レバーと前記雌ハウジングとが嵌合する嵌合位置に対して他側に変位可能とし、
前記係合穴が前記レバーの一側から他側に向けて前記雄ハウジングの前記雌ハウジングへの嵌合方向の後側に次第に傾斜していると共に、前記係合穴の一側と他側との中間部が前記嵌合方向の後側に向けて湾曲し、前記レバーの所定の回動位置で前記係合穴の中間部から他側が前記嵌合方向に交差することを特徴とするレバー式コネクタ。 - 請求項1又は2記載のレバー式コネクタであって、
前記レバーおよび前記雄ハウジングにそれぞれ設けられ、前記レバーを前記平常状態で前記嵌合位置に対して他側に変位させたときに相互に係合して前記レバーの他側への変位状態を保持する保持段部を有していることを特徴とするレバー式コネクタ。 - 請求項1〜3のいずれかに記載のレバー式コネクタであって、
前記レバーの他側に設けられ、前記レバーの回動時に前記雌ハウジング側に摺動して前記レバーを嵌合位置に案内する摺動案内部を備えたことを特徴とするレバー式コネクタ。
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