JP3330518B2 - レバー嵌合式コネクタ - Google Patents

レバー嵌合式コネクタ

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JP3330518B2
JP3330518B2 JP17584897A JP17584897A JP3330518B2 JP 3330518 B2 JP3330518 B2 JP 3330518B2 JP 17584897 A JP17584897 A JP 17584897A JP 17584897 A JP17584897 A JP 17584897A JP 3330518 B2 JP3330518 B2 JP 3330518B2
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lever
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wire
hood
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敏明 岡部
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/516Means for holding or embracing insulating body, e.g. casing, hoods
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/62933Comprising exclusively pivoting lever

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雌雄のコネクタど
うしの嵌合を、レバーを操作することで容易に行うこと
ができるレバー嵌合式コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、特開平6−251826号公報
に記載されたフレーム結合式のコネクタ1を示す。この
コネクタ1は、電気接続箱等の接続箱本体2に設けた雌
コネクタ部3と、この雌コネクタ部3のフード部4内に
挿入・嵌合される雄コネクタ5と、雄コネクタ5を雌コ
ネクタ部3内に挿入・嵌合させるフレーム6とからな
る。雄コネクタ5には、図7および図8に示すように、
複数の電線13が装着され、この雄コネクタ5の後端側
から引き出されている。なお、図7には、一方の雄コネ
クタ5のみに電線13が装着された状態を示している
が、実際は両方の雄コネクタ5に電線13が装着されて
いる。また、フレーム6は、内部に雄コネクタ5が回動
自在に内包された本体7と、本体7の一側から突設され
た回動足部8と、他側から突設された操作凸部9とで形
成されている。回動足部8の先端部には摺動軸10が形
成されている。この摺動軸10は、雌コネクタ部3の周
囲に設けられたフレーム支持部11のスライド溝12内
に挿入・係止される。
【0003】そして、図8に示すように、摺動軸10を
スライド溝12内に係止し、操作凸部9を押圧して、フ
レーム6を摺動軸10を中心に矢印a方向へ回動させる
ことにより、雄コネクタ5が雌コネクタ部3内に挿入・
嵌合される。また、雄コネクタ5を雌コネクタ部3に嵌
合されている状態から抜き取るには、操作凸部9を逆方
向へ押圧してフレーム6を矢印a方向と逆方向へ回動さ
せることにより雌コネクタ部3のフード部4内から雄コ
ネクタ5を抜き出すことができる。
【0004】この場合、摺動軸10が支点となり、操作
凸部9が力点となることで雄コネクタ5がフレーム6に
回動自在に支持された支持部分が作用点となり、小さな
力で雄コネクタ5を雌コネクタ部3に嵌合させることが
できる。従って、雄コネクタ5と雌コネクタ部3とを嵌
合させる際の操作力を低減することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したフ
レーム結合式のコネクタ1では、図7および図8に示す
ように電線13が雄コネクタ5の後端側から引き出され
た状態にあり、雄コネクタ5から引き出され電線13は
何ら保護されていないものであった。このため、雄コネ
クタ5が装着されたワイヤハーネスを梱包したり運搬す
る場合や、電線引き回しの場合に、電線13を損傷させ
る虞れがあった。
【0006】そこで、本発明は、レバー嵌合式コネクタ
において、レバーを仮止めした状態および嵌合した状態
での電線の損傷を抑制でき、しかも確実にレバー操作が
行えるレバー嵌合式コネクタの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は端子が収容されたハウジン
グ部と一体に設けられたフード部を有する雌コネクタ部
と、前記端子と接続される相手端子が収容されると共
に、該相手端子が端末に接続された電線が後端側から引
き出され、且つ前記フード部と嵌合するコネクタ本体を
有する雄コネクタと、前記雄コネクタに回動自在に取り
付けられて前記コネクタ本体をフード部内へ挿入・嵌合
させるレバーとを備えたレバー嵌合式コネクタであっ
て、前記レバーに、前記コネクタ本体の後端側から引き
出された前記電線を覆う電線保護壁部が設けられ、前記
電線保護壁部と前記コネクタ本体との間に前記電線を収
容する電線収容空隙が形成されることを特徴とする。
【0008】このレバー嵌合式コネクタでは、雄コネク
タ側に取り付けられたレバーを操作することにより、雌
コネクタ部のフード部に雄コネクタのコネクタ本体を嵌
合させることができる。レバーには、電線保護壁部が、
後端側から引き出された電線を覆うように形成されてい
るため、例えば、雄コネクタが装着された電線を梱包し
たり、搬送する場合や、雄コネクタが装着された電線の
引き回しを行う場合に、電線(特に、コネクタ本体近傍
に位置する部分)が損傷されるのを電線保護壁部で防止
することができる。また、コネクタ本体と電線保護壁部
との間の電線収容空隙へ収容できるため、電線が過度に
屈曲されることがなく、より有効に電線を保護すること
ができる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載のレ
バー嵌合式コネクタであって、前記レバーが、前記コネ
クタ本体の両側壁にそれぞれ壁面上で回動自在に支持さ
れた一対のレバー壁からなるレバー本体と、前記レバー
壁の一側にそれぞれ設けられてフード部に係止する突起
部と、他側に設けられて前記レバー壁を連結するように
形成され、前記コネクタ本体に前記支持された部分を中
心にして回動操作を行うことで前記フード部へ前記コネ
クタ本体を嵌合させる操作部と、からなり、前記電線保
護壁部が前記レバー壁を連結するように前記操作部から
延設されていることを特徴としている。
【0010】このレバー嵌合式コネクタでは、請求項1
記載の作用に加えて、コネクタ本体の両側壁に回動自在
に支持されたレバーの操作部を回動操作することによ
り、雌コネクタ部のフード部に雄コネクタのコネクタ本
体を容易に嵌合させることができる。また、電線保護壁
部がレバー壁を連結するように架設され、かつ操作部か
ら延設されているため、電線保護壁部を操作してレバー
を回動させることも可能なり、操作部を前記他側方に
突出して形成しなくてもレバーの回動操作を行うことが
できる。
【0011】
【0012】
【0013】請求項記載の発明は、請求項1または請
求項2に記載のレバー嵌合式コネクタであって、前記コ
ネクタ本体を前記フード部内へ完全嵌合させる前の位置
に仮止めする仮止め手段を備えると共に、前記仮止め状
態で前記電線保護壁部と前記コネクタ本体との間に前記
電線が収容されることを特徴とする。
【0014】このレバー嵌合式コネクタでは、レバー本
体がコネクタ本体の仮止め位置に仮止めされるため、フ
ード部内にコネクタ本体を挿入する際にレバー本体が邪
魔になることがない。また、電線保護壁部は、レバー本
体が仮止めされた状態で電線を覆うため電線を保護する
ことができる。特に、雄コネクタが装着されたワイヤハ
ーネスを梱包したり運搬する場合や、電線引き回しの場
合に、レバー本体が仮止めされていれば、電線保護壁部
とコネクタ本体との間に電線を収容する空隙を確保する
と共に電線を電線保護壁部で守るため、電線に外部から
負荷が及ぶのを防止することができる。
【0015】請求項記載の発明は、請求項記載のレ
バー嵌合式コネクタであって、前記仮止め手段が、前記
コネクタ本体から突設された仮止め突起と、前記レバー
本体に設けられて前記仮止め突起が挿入・係止される仮
止め孔と、からなることを特徴としている。
【0016】このレバー嵌合式コネクタでは、レバー本
体をコネクタ本体に対して仮止め位置に回動させると、
レバー本体の仮止め孔内に、コネクタ本体の仮止め突起
が挿入・係止されてレバー本体がコネクタ本体の仮止め
位置に保持される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係るレバー嵌合
式コネクタの詳細を図面に示す実施形態に基づいて説明
する。
【0018】図1〜図6に示す第1実施形態のレバー嵌
合式コネクタ(以下、コネクタという)15について説
明する。このコネクタ15は、図2に示す電気接続箱1
6の上カバー17に用いられて、上カバー17と下カバ
ー18との間に積層される配線基板19上のブスバー2
0と、ワイヤハーネスの端末部分とを接続する。図1お
よび図3に示すように、コネクタ15は、上カバー17
のハウジング部21と一体にフード部22が形成された
雌コネクタ部23と、この雌コネクタ部23のフード部
22内に挿入・嵌合されるコネクタ本体24を有する雄
コネクタ25と、この雄コネクタ25のコネクタ本体2
4に外装されてコネクタ本体24を雌コネクタ部23の
フード部22内に挿入・嵌合させるレバー26とからな
る。
【0019】雌コネクタ部23は、図2に示すように、
ハウジング部21内に上記ブスバー20の端末部分が収
容され、端末部分の雄端末部20aはフード部22内に
突設されている。フード部22には、図1に示すよう
に、一側の壁部27に内外を連通して切欠部28、28
がそれぞれ2つずつ形成され、他側の壁部27のには、
後述するレバー26に一体的に形成されたロック片26
aの係止突起26bが入ることにより係止される係止孔
27aが形成されている。また、前記壁部27、27と
ともにフード部22を構成する、一対の対向する壁部2
9、29の内壁面の中間部には、コネクタ本体24の嵌
合方向に沿って凹溝30、30がそれぞれ形成されてい
る。また、壁部29、29には、後述するコネクタ本体
24の他側の側壁34の下部両側に突設されたガイドリ
ブ39aが案内されるガイド溝29a、29aが形成さ
れている。このような構成のフード部22内には、雄コ
ネクタ25のコネクタ本体24が挿入され、コネクタ本
体24内に収容された雌端子(図示省略する)が雄端子
部20aと導通接触するようになっている。
【0020】雄コネクタ25は、コネクタ本体24内に
複数の端子収容室が設けられ、この端子収容室内に雌端
子がそれぞれ収容されている。端子収容室の一側(図中
下側)からは、相手端子20aが挿入され、他側(図中
上側)からは雌端子が端末に接続された電線Lがそれぞ
れ引き出されている。また、コネクタ本体24の両側壁
31、31(ただし、図1には一方の側壁のみ示す)の
中央部分には、円柱状のボス部32が突設され、このボ
ス部32に対して図1において右上位置には、ボス部3
2より小型の仮止め突起としての位置決め突起33が突
設されている。ボス部32は、後述するレバー壁38に
設けた回転孔38a内に挿入され、回転孔38a内から
突出した先端部は、上記したように、フード部22に設
けられた凹溝30内に挿入される。また、位置決め突起
33は、後述するレバー壁38に設けた仮止め孔として
の位置決め孔38b、および係止孔38c内に挿入・係
止される。
【0021】さらに、コネクタ本体24の側壁34、3
4には、嵌合面側の両側部に、仮止め突起39、39が
突設されている。これらの仮止め突起39、39は、コ
ネクタ本体24をフード部22内に挿入したとき(レバ
ーを用いて嵌合させる前)フード部22の切欠部28、
28にそれぞれ挿入・係止してフード部22に対してコ
ネクタ本体24を仮止め状態に保持する。そして、この
コネクタ本体24にレバー26が外装されている。
【0022】レバー26は、雄コネクタ25のコネクタ
本体24に回動自在に支持される、対向する一対のレバ
ー壁38、38でなるレバー本体35と、このレバー本
体35の一側に設けられてフード部22へのコネクタ本
体24の嵌合時にフード部22に係止する突起部36
と、他側に設けられて突起部36のフード部22への係
止部分を中心にレバー本体35を回動させることでコネ
クタ本体24をフード部22内に嵌合させる操作部37
と、レバー壁38、38の他側上部どうしに架設され、
且つ操作部37から延設されてなる電線保護部37a
と、で構成されている。なお、レバー壁38、38は、
他側部が上に向けて膨出する形状を有し、この膨出した
部分の上縁どうしを連結するように電線保護壁部37a
が形成されている。さらに、レバー壁38の中央には、
コネクタ本体24に形成されたボス部32を回動自在に
嵌合する回転孔38aが形成されている。また、レバー
壁38の他側部には、仮止め状態でコネクタ本体24に
形成された位置決め突起33が挿入される位置決め孔3
8bと、この位置決め孔38bよりやや上方に位置し、
完全嵌合状態で位置決め突起33が挿入される係止孔3
8cと、が形成されている。また、レバー26の他側面
は、図3に示すように操作部37の下部より垂下するロ
ック片26aが操作部37に一体的に形成され、このロ
ック片26aの下部には、上記したフード部22の係止
孔27aに係止される係止突起26bが突設されてい
る。なお、同図中26cは、ロック片26aの両側に形
成されたスリットである。
【0023】図4は、本実施形態において、レバー26
とコネクタ本体24に組み付け、位置決め孔38bに位
置決め突起33を挿入して係止した仮止め状態を示して
いる。通常、電線Lの端部が接続されたコネクタ本体2
4にレバー26を仮止めした状態で、ワイヤハーネスの
梱包、運搬を行ったり、取付現場での電線の引き回しを
行っている。本実施形態では、仮止め状態において、レ
バー26に形成されている電線保護壁部37aとコネク
タ本体24の電線取り付け面との間に、電線Lを収容す
る空隙が確保され、電線Lを過分に折り曲げることがな
い。また、この状態でワイヤハーネスの梱包、運搬を行
ったり、取付現場での電線の引き回しを行っても、電線
Lが電線保護壁部37aで保護されるため、電線Lが損
傷を受けるのを抑制することができる。
【0024】図5(a)、(b)、(c)は、雄コネク
タ25を雌コネクタ部23のフード部22へ完全に嵌合
させた状態を示している。同図に示すように、レバー2
6はフード部22へのコネクタ本体24の嵌合状態でレ
バー本体35およびロック片26aがフード部22の内
側に位置している。上記したように、レバー本体35
は、コネクタ本体24の両側壁31、31に、該両側壁
31、31の壁面上で回転自在にそれぞれ支持された薄
板状の一対のレバー壁38、38からなり、突起部3
6、36がこのレバー壁38、38の一側にそれぞれ設
けられ、操作部37が一対のレバー壁38、38の他側
を連結して形成されている。また、レバー壁38の略中
心部には、回転孔38aが形成されている。この回転孔
38a内にボス部32を挿入することでレバー壁38が
コネクタ本体24の側壁31の壁面上で回転自在となっ
ている。さらに、レバー壁38には、操作部37側に位
置決め孔38bが設けられている。この位置決め孔38
bは、コネクタ本体24の側壁31から突設された位置
決め突起33が挿入・係止され、レバー本体35をコネ
クタ本体24に対して仮止め位置に保持する。この位置
決め突起33と位置決め孔38bとで仮止め手段が構成
されている。また、レバー壁38、38は、フード部2
2へのコネクタ本体24の完全嵌合状態で、図5(a)
に示すようにフード部22の内壁29、29とコネクタ
本体24の両側壁31、31との間に挟み込まれる。こ
のため、レバー26が雌コネクタ部23から外側へ突出
することがなく、コネクタ全体として小型化を図ること
ができる。また、レバー本体35がフード部22の内側
に位置しているので、レバー本体35がコネクタ本体2
4の外側に撓んでもフード部22の内壁部分で押さえら
れるので、コネクタ本体24からのレバー本体35のは
ずれを防止することができる。
【0025】次に、本実施形態のコネクタにおいて、雄
コネクタ25を雌コネクタ部23に嵌合する手順につい
て説明する。
【0026】位置決め突起33が位置決め孔38a内に
挿入・係止されてレバー26が、コネクタ本体24の仮
止め位置に位置決めされた状態から、図6(a)に示す
ように、コネクタ本体24をフード部22内に挿入す
る。この状態では、雌コネクタ部23の端子と、雄コネ
クタ25の端子とは接続されていない。
【0027】その後、コネクタ本体24をフード部22
内に挿入すると、コネクタ本体24の仮止め突起39が
切欠部28に係止すると共に、レバー26の突起部36
が切欠部28内に挿入・係止する。そして、図6(a)
に示すように、操作部37を操作することにより、突起
部36が切欠部28に挿入・係止した部分を中心にレバ
ー26を回動させる。レバー26を回動させると、コネ
クタ本体24がフード部22の奥方に挿入され、図6
(b)に示すように、最終的にフード部22に完全に嵌
合され、雌コネクタ部23の端子と、雄コネクタ25の
端子とが接続される。このとき、位置決め突起33はレ
バー壁38に形成された係止孔38cに挿入・係止さ
れ、ロック片26aの係止突起26bはフード部22に
形成された係止孔27aに挿入・係止される。本実施形
態では、図6(b)に示すように、雄コネクタ25と雌
コネクタ部23とが完全嵌合状態にある場合でも、電線
保護壁部37aとコネクタ本体24の電線取り付け面と
の間に電線Lを収容する空隙Sを形成することができる
ため電線Lを過分に押し曲げることがなく、しかも電線
保護壁部37aで電線Lを保護することができる。な
お、フード部22から雄コネクタ25を取り外す場合
は、係止突起26bをフード部22の内側へ押して係止
孔27aから外した状態でレバー26を上記方向と逆方
向に回動させることにより、嵌合を解除することができ
る。
【0028】以上、実施形態について説明したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、構成の要旨に付随
する各種の設計変更が可能である。例えば、上記した実
施形態では、仮止め手段を位置決め突起33と位置決め
孔38bで構成したが、一時的に係止できる係止構造で
あればこれに限定されるものではない。
【0029】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1記載の
発明によれば、レバーに電線保護壁部が、後端側から引
き出された電線を覆うように形成されているため、例え
ば、雄コネクタが装着された電線を梱包したり、搬送す
る場合や、雄コネクタが装着された電線の引き回しを行
う場合に、電線(特に、コネクタ本体近傍に位置する部
分)が損傷されるのを電線保護壁部で防止する効果を奏
する。コネクタ本体と電線保護壁部との間の電線収容空
隙へ収容できるため、電線が過度に屈曲されることがな
く、より有効に電線を保護することができる。
【0030】請求項2記載の発明によれば、電線保護壁
部がレバー壁を連結するように架設され、かつ操作部か
ら延設されているため、電線保護壁部を操作してレバー
を回動させることも可能となり、操作部の実質的な操作
面積を大きくするという効果がある。また、雄コネクタ
と雌コネクタ部とが完全嵌合状態にある場合でも、コネ
クタ本体と電線保護壁部との間の電線収容空隙へ収容で
きるため、電線が過度に屈曲されることがなく、より有
効に電線を保護することができる。
【0031】
【0032】請求項記載の発明によれば、レバー本体
がコネクタ本体の仮止め位置に仮止めされるため、フー
ド部内にコネクタ本体を挿入する際にレバー本体が邪魔
になることがない。また、電線保護壁部は、レバー本体
が仮止めされた状態で電線を覆うため電線を保護する効
果がある。特に、雄コネクタが装着されたワイヤハーネ
スを梱包したり運搬する場合や、電線引き回しの場合
に、レバー本体が仮止めされていれば、電線保護壁部と
コネクタ本体との間に電線を収容する空隙を確保する共
に電線を電線保護壁部で守るため、電線に外部から負荷
が及ぶのを防止することができるという効果を奏する。
【0033】請求項記載の発明によれば、レバー本体
をコネクタ本体に対して仮止め位置に係止して保持する
ことができるため、雄コネクタと雌コネクタ部とが嵌合
していない状態において、レバーに形成されている電線
保護壁部が電線を覆う状態で保持でき、電線が保護でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクタの実施形態を示す分解斜
視図である。
【図2】本実施形態における雌コネクタ部側の構造を示
す分解斜視図である。
【図3】本実施形態におけるレバーの他側部を示す正面
図である。
【図4】本実施形態のコネクタの仮止め状態を示す斜視
図である。
【図5】(a)は本実施形態のコネクタの完全嵌合状態
を示す平面図、(b)は同側面図、(c)は左側面図で
ある。
【図6】(a)および(b)は本実施形態のコネクタの
嵌合方法を示す側面図である。
【図7】従来のコネクタを示す斜視図である。
【図8】従来のコネクタを示す側面図である。
【符号の説明】
L 電線 S 空隙(電線収容空隙) 15 コネクタ 22 フード部 23 雌コネクタ部 24 コネクタ本体 25 雄コネクタ 26 レバー 33 位置決め突起 35 レバー本体 37 操作部 37a 電線保護壁部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子が収容されたハウジング部と一体に
    設けられたフード部を有する雌コネクタ部と、前記端子
    と接続される相手端子が収容されると共に、該相手端子
    が端末に接続された電線が後端側から引き出され、且つ
    前記フード部と嵌合するコネクタ本体を有する雄コネク
    タと、前記雄コネクタに回動自在に取り付けられて前記
    コネクタ本体をフード部内へ挿入・嵌合させるレバーと
    を備えたレバー嵌合式コネクタであって、前記レバー
    に、前記コネクタ本体の後端側から引き出された前記電
    線を覆う電線保護壁部が設けられ、前記電線保護壁部と
    前記コネクタ本体との間に前記電線を収容する電線収容
    空隙が形成されることを特徴とするレバー嵌合式コネク
    タ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のレバー嵌合式コネクタで
    あって、 前記レバーが、前記コネクタ本体の両側壁にそれぞれ壁
    面上で回動自在に支持された一対のレバー壁からなるレ
    バー本体と、前記レバー壁の一側にそれぞれ設けられて
    前記フード部に係止する突起部と、他側に設けられて前
    記レバー壁を連結するように形成され、前記コネクタ本
    体に前記支持された部分を中心にして回動操作を行うこ
    とで前記フード部へ前記コネクタ本体を嵌合させる操作
    部と、からなり、前記電線保護壁部が前記レバー壁を連
    結するように前記操作部から延設されていることを特徴
    とするレバー嵌合式コネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のレバー
    嵌合式コネクタであって、前記コネクタ本体を前記フー
    ド部内へ完全嵌合させる前の位置に仮止めする仮止め手
    段を備えると共に、前記仮止め状態で前記電線保護壁部
    と前記コネクタ本体との間に前記電線が収容されること
    を特徴とするレバー嵌合式コネクタ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のレバー嵌合式コネクタで
    あって、前記仮止め手段が、前記コネクタ本体から突設
    された仮止め突起と、前記レバー本体に設けられて前記
    仮止め突起が挿入・係止される仮止め孔と、からなる
    とを特徴とするレバー嵌合式コネクタ。
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