JP3932833B2 - コンデンサ付き電気光学装置および電子機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気光学装置その他各種電子機器に用いて好適なコンデンサシート、コンデンサ付き電気光学装置、フレキシブル基板、複合ビルドアップ基板および電子機器に関する。
【0002】
【背景技術】
電気光学装置、例えば、電気光学材料として液晶を用いた液晶パネルは、陰極線管(CRT)に代わるディスプレイデバイスとして、各種情報処理機器の表示部や液晶テレビなどに広く用いられている。ここで、従来の電気光学装置は、例えば、次のように構成されている。すなわち、従来の電気光学装置は、マトリクス状に配列した画素電極と、この画素電極に接続されたTFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)のようなスイッチング素子などが設けられた素子基板と、画素電極に対向する対向電極が形成された対向基板と、これら両基板との問に充填された電気光学材料たる液晶とから構成される。
【0003】
そして、このような構成において、走査線を介してスイッチング素子に走査信号を印加すると、当該スイッチング素子が導通状態となる。この導通状態の際に、データ線を介して画素電極に、階調に応じた電圧の画像信号を印加すると、当該画素電極および対向電極の間の液晶層に画像信号の電圧に応じた電荷が蓄積される。電荷蓄積後、当該スイッチング素子をオフ状態としても、当該液晶層における電荷の蓄積は、画素電極および対向電極の容量性や蓄積容量などによって維持される。このように、各スイッチング素子を駆動させ、蓄積させる電荷量を階調に応じて制御すると、画素毎に光が変調され表示される濃度が変化することになる。このため、階調を表示することが可能となるのである。
【0004】
この際、各画素の電極に電荷を蓄積させるのは1画面を表示するための期間に対して、その一部の期間で良いため、第1に、走査線駆動回路によって、各走査線を順次選択するとともに、第2に、その走査線の選択期間においてデータ線駆動回路によってデータ線を順次選択し、第3に、選択されたデータ線に、階調に応じた電圧の画像信号をサンプリングする構成により、走査線およびデータ線を複数の画素について共通化した時分割マルチプレックス駆動が可能となる。
【0005】
ここで、液晶パネルは、画素電極などが形成された素子基板と、対向電極などが形成された対向基板とを一定の間隙を保って貼り合わせ、この間隙に電気光学材料としての液晶を挟持させた構造を有している。素子基板および対向基板はガラスや石英などの非晶質基板である。近年、駆動回路を搭載した集積回路を素子基板等の上にCOG(チップオングラス)またはTABによって実装し、液晶パネルと駆動回路を一体に構成する技術が開発されている。なお、この集積回路は、主として単結晶シリコンによって構成されたチップ上に駆動回路を形成し、さらに該チップを樹脂で封入して成るものである。また、素子基板等の上には、外部装置からの画像信号等を入力するためのパターンも形成され、ここにフレキシブルテープ電線等が接続される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、液晶パネルの駆動回路には、電源電圧の平滑化や、チャージポンプ方式による昇圧のためにコンデンサが必要である。このコンデンサを如何に実装するかが従来より問題になっていた。まず、コンデンサを集積回路内の半導体チップ内に形成することが考えられる。しかし、コンデンサは集積回路内で比較的広い面積を占有するため、半導体チップが大型化し高価になるという問題があった。
【0007】
コンデンサを外付けする技術としては、コンデンサをセラミック型のチップコンデンサによって構成し、フレキシブルテープ電線上に実装することが考えられる。しかし、フレキシブルテープ電線が自在に撓むのに対して、チップコンデンサが固いことから、両者の接合部分に金属疲労が発生し、チップコンデンサがフレキシブルテープ電線から剥がれ落ち易くなるという問題が生じた。また、チップコンデンサを素子基板等の上に素子基板等の上に実装することも考えられる。
【0008】
しかし、チップコンデンサは集積回路等と比較して厚みが大きく、ガラスや石英などによって構成された素子基板等に実装することが困難である。また、チップコンデンサを無理に素子基板等に実装したとしても、振動や熱膨張係数の違い等により、やはりチップコンデンサが剥がれ落ち易くなるという問題が生じる。この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、安価でありながら安定して実装できるコンデンサシート、コンデンサ付き電気光学装置、フレキシブル基板、複合ビルドアップ基板および電子機器を提供することを第1の目的としている。また、電気光学装置の非表示領域における遮光効果を高めることを第2の目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明にあっては、下記構成を具備することを特徴とする。なお、括弧内は例示である。
本発明のコンデンサ付き電気光学装置は、複数の走査線と、複数のデータ線と、これら走査線およびデータ線の各交差に対応して配設される画素とを有する電気光学装置と、該電気光学装置に固着されたコンデンサシートとを有し、当該電気光学装置は、外部から照射光が照射されることによって情報を表示する表示領域を有するものであり、前記コンデンサシートは、誘電体材料の粉末を高分子材料に混合し可撓性を有するシート状に形成された誘電層と、該誘電層を挟むように形成され可撓性を有する導体層とを有し、単層または積層構造を有するコンデンサを形成しており、前記コンデンサシートは平面的に配列された複数のコンデンサを有し、当該複数のコンデンサは、前記表示領域の周縁部に沿って実装されて前記表示領域を取り囲んでおり、当該実装部分における照射光を遮光することを特徴とする。
本発明のコンデンサ付き電気光学装置は、前記コンデンサシートが、前記表示領域に対応する開口部を有して前記複数のコンデンサを覆う皮膜を備えることを特徴とする。
本発明のコンデンサ付き電気光学装置は、前記コンデンサシートが、当該電気光学装置の前記表示領域以外の部分全体を平面視で覆っていることを特徴とする。
本発明のコンデンサ付き電気光学装置は、前記コンデンサシートを構成する複数の前記導電層から延出されたリード線が、当該電気光学装置の端縁から外側に延出されており、前記リード線が当該電気光学装置の側端面を経由して当該コンデンサシートと反対側の面に引き回され、当該面に形成された端子と電気的に接続されていることを特徴とする。
本発明のコンデンサ付き電気光学装置は、当該電気光学装置が、素子基板と、該素子基板よりも小さい対向基板とを貼り合わせてなる構成を備えるとともに、前記対向基板の外側に張り出した前記素子基板の前記対向基板側の面に形成された端子を有しており、前記コンデンサシートが前記素子基板の前記対向基板と反対側の面に実装され、前記コンデンサシートのリード線が、前記素子基板の側端面を経由して前記コンデンサシートと反対側の素子基板面に引き回され、前記端子と電気的に接続されていることを特徴とする。
本発明のコンデンサ付き電気光学装置は、複数の前記リード線が、前記素子基板のうち、対向基板の外側に張り出した領域の辺端部に沿って配列されていることを特徴とする。
本発明のコンデンサ付き電気光学装置は、前記対向基板の外側に張り出した前記素子基板上の領域に駆動回路が実装されており、前記コンデンサシートが、前記駆動回路に光が入射するのを防止する遮光膜を兼ねていることを特徴とする。
本発明の電子機器は、請求項1から6のいずれか1項記載の電気光学装置を備えることを特徴とする。
コンデンサシート(400)にあっては、誘電体材料(チタン酸バリウム)の粉末を高分子材料(ポリエチレン、レジスト等)に混合し可撓性を有するシート状に形成された誘電層(誘電体フィルム416)と、該誘電層を挟むように形成され可撓性を有する導体層(導体板414)とを有し、単層または積層構造を有するコンデンサを形成することを特徴とする。
また、本発明に係るコンデンサ付き電気光学装置にあっては、複数の走査線(112)と、複数のデータ線(114)と、これら走査線およびデータ線の各交差に対応して配設される画素(画素電極118)とを有する電気光学装置と、該電気光学装置に固着された、本発明に係るコンデンサシート(400)とを有することを特徴とする。
さらに、本発明に係るコンデンサ付き電気光学装置において、前記電気光学装置は、外部から照射光が照射されることによって情報を表示する表示領域(101a)を有するものであり、前記コンデンサシート(400)は前記表示領域(101a)の周縁部に沿って実装され、当該実装部分における照射光を遮光することを特徴とする。
さらに、本発明に係るコンデンサ付き電気光学装置において、前記コンデンサシートは、耐衝撃性を有することを特徴とする。
さらに、本発明に係るコンデンサシートにおいて、前記コンデンサシートは、シート面上の領域毎に形成された複数のコンデンサ(410,420,430,440)から成ることを特徴とする。
また、フレキシブル基板にあっては、上記コンデンサシート(400)を表面に実装し、あるいは該コンデンサシート(400)を一つの層として内蔵したことを特徴とする。
また、複合ビルドアップ基板にあっては、上記コンデンサシート(400)を表面に実装し、あるいは該コンデンサシート(400)を一つの層として内蔵したことを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器にあっては、上記本発明の電気光学装置を備えることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
1.実施形態の構成
1.1.全体構成
次に、本発明の一実施形態の電気光学装置の構成を図1を参照し説明する。
図において、タイミング信号生成回路200には、図示せぬ上位装置から垂直同期信号Vs、水平同期信号Hsおよび入力階調データD0〜D2のドットクロック信号DCLKが供給される。また、発振回路150は、読み出しタイミングの基本クロックRCLKをタイミング信号生成回路200に供給する。タイミング信号生成回路200は、これらの信号にしたがって、次に説明する各種のタイミング信号やクロック信号などを生成するものである。まず、交流化信号FRは、1フレーム毎に極性反転する信号である。
【0011】
駆動信号LCOMは、対向基板の対向電極に印加される信号であり、本実施形態においては一定電位(零電位)になる。スタートパルスDYは、各フレームにおいて最初に出力されるパルス信号である。クロック信号CLYは、走査側(Y側)の水平走査期間を規定する信号である。ラッチパルスLPは、水平走査期間の最初に出力されるパルス信号であって、クロック信号CLYのレベル遷移(すなわち、立ち上がりおよび立ち下がり)時に出力されるものである。クロック信号CLXは、表示用のドットクロック信号である。
【0012】
一方、素子基板101上における表示領域101aには、図においてX(行)方向に延在して複数本の走査線112が形成されている。また、複数本のデータ線114が、Y(列)方向に沿って延在して形成されている。そして、画素110は、走査線112とデータ線114との各交差に対応して設けられて、マトリクス状に配列されている。ここで、説明の便宜上、本実施形態では、走査線112の総本数をm本とし、データ線114の総本数をn本として(m、nはそれぞれ2以上の整数)、m行×n列のマトリクス型表示装置として説明する。
【0013】
走査線駆動回路130は、フレームの最初に供給されるスタートパルスDYをクロック信号CLYにしたがって転送し、走査信号G1, G2, G3, … ,Gmとして走査線112の各々の一端に順次排他的に供給するものである。走査線駆動回路160もこれと同様に構成されており、走査線駆動回路130と同タイミングで走査線112の他端に走査信号G1, G2, G3, … ,Gmを順次排他的に供給する。なお、走査線駆動回路130,160の双方から走査信号を供給する理由は走査線112上の電圧降下を抑制して動作を安定させるためである。
【0014】
次に、データ変換回路300は、ドットクロック信号DCLKに同期して入力される入力階調データD0〜D2を、クロック信号CLXに同期するアナログ信号であるデータ信号Dsに変換し出力するものである。なお、データ信号Dsのレベルは階調データD0〜D2に比例し、フルスケールの時(階調データD0〜D2が“111”の時)電圧V1になるように設定される。
【0015】
次に、データ線駆動回路140は、ある水平走査期間においてデータ信号Dsをデータ線114の本数に相当するn個順次サンプルホールドした後、サンプルホールドしたn個のデータ信号Dsを、次の水平走査期間において、バッファ回路を介して、それぞれ対応するデータ線114にデータ信号d1, d2, d3, …dnとして一斉に供給するものである。
【0016】
1.2.電気光学装置の構造
上述した電気光学装置の構造について、図2(a),(b)を参照して説明する。ここで、同図(a)は、電気光学装置100の構成を示す平面図であり、同図(b)は、同図(a)におけるA−A´線の断面図である。これらの図に示されるように、電気光学装置100は、画素電極118などが形成された素子基板101と、対向電極108などが形成された対向基板102とが、互いにシール材104によって一定の間隙を保って貼り合わせられるとともに、この間隙に電気光学材料としての液晶105が挟持された構造となっている。
【0017】
なお、実際には、シール材104には切欠部分があって、ここを介して液晶105が封入された後、封止材により封止されるが、これらの図においては省略されている。ここで、素子基板101および対向基板102はガラスや石英などの非晶質基板である。そして、画素電極118等は、素子基板101に低温ポリシリコンを堆積して成るTFTによって形成されている。すなわち、電気光学装置100は、透過型として用いられることになる。
【0018】
さて、素子基板101の背面において、表示領域101aの外側領域には、フィルムコンデンサ・シート400が設けられている。このそして、表示領域101aの外側であってシール材104の内側の領域のうち、図上の左辺101bおよび右辺101cに沿った長方形領域130a,160aには、走査線駆動回路130,160が画素トランジスタ116と同様に基板上に薄膜トランジスタによって形成される。また、フィルムコンデンサ・シート400は、これら走査線駆動回路130,160に対する遮光膜を兼ねており、この領域に形成される駆動回路に光が入射することを防止している。
【0019】
また、素子基板101の下辺101dは、他の辺と比較して、表示領域101aからの距離が広く確保されている。そして、シール材104と下辺101dとの間にはICチップである集積回路170がCOG(チップオングラス)またはTABによって実装されている。また、素子基板101のうち対向基板102よりも突出している部分には、略「コ」字状の端子領域107が設けられている。端子領域107には、複数の接続端子が形成され、フレキシブルテープ電線180を介して外側からの制御信号や電源などが入力される。また、フィルムコンデンサ・シート400の接続端子もこの端子領域107に接続される。なお、その構造については後述する。
【0020】
一方、対向基板102の対向電極108は、基板貼合部分における4隅のうち、少なくとも1箇所において設けられた導通材(図示省略)によって、素子基板101における接続端子と電気的な導通が図られている。すなわち、駆動信号LCOMは、素子基板101に設けられた接続端子および導通材を介して対向電極108に印加される。
【0021】
ここで、集積回路170は、主として単結晶シリコンによって構成されたチップ上に上記データ線駆動回路140、発振回路150、タイミング信号生成回路200およびデータ変換回路300を形成し、さらに該チップを樹脂で封入して成るものである。図1において説明したように、タイミング信号生成回路200から走査線駆動回路130,160に対しては、スタートパルスDYおよびクロック信号CLYが供給される。これらの信号は、集積回路170から左右に突出し、領域130a,160aに向かうL字状のパターン171,172を介して伝送される。ここで、集積回路170内の回路は、通常のデジタル集積回路と同様に、3V程度の低い電源電圧によって動作させることができるから、タイミング信号生成回路200およびデータ線駆動回路140の消費電力を低く抑えることが可能である。
【0022】
他に、対向基板102には、電気光学装置100の用途に応じて、例えば、直視型であれば、第1に、ストライプ状や、モザイク状、トライアングル状等に配列したカラーフィルタが設けられ、第2に、例えば、金属材料や樹脂などからなる遮光膜(ブラックマトリクス)が設けられる。また、直視型の場合、電気光学装置100に光を対向基板102側から照射するフロントライト、もしくは素子基板101側から光を照射するバックライトが必要に応じて設けられる。くわえて、素子基板101および対向基板102の電極形成面には、それぞれ所定の方向にラビング処理された配向膜(図示省略)など設けられて、電圧無印加状態における液晶分子の配向方向を規定する一方、対向基板102の側には、配向方向に応じた偏光子(図示省略)が設けられる。ただし、液晶105として、高分子中に微小粒として分散させた高分子分散型液晶を用いれば、前述の配向膜や偏光子などが不要となる結果、光利用効率が高まるので、高輝度化や低消費電力化などの点において有効である。
【0023】
1.3.フィルムコンデンサ・シート400の構造
次に、フィルムコンデンサ・シート400の構造を図3(a)〜(c)を参照して説明する。ここで、同図(a)は、電気光学装置100の背面図であり、フィルムコンデンサ・シート400を実装しようとする途中段階の状態を図示したものである。図においてフィルムコンデンサ・シート400は、素子基板101にほぼ等しい外形寸法を有し、表示領域101aの部分だけ打ち抜いた中空長方形状に形成されている。このフィルムコンデンサ・シート400は、図示のように素子基板101の裏面に接着等の方法で固着される。
【0024】
かかる実装方法により、フィルムコンデンサ・シート400は走査線駆動回路130,160に対してバックライトが照射されることを防止する遮光膜としても機能する。また、フィルムコンデンサ・シート400は、特に回路が形成されている長方形領域130a,160aを覆うのみならず表示領域101a以外の部分全体を覆うように構成されているから、表示領域101a以外の部分から光が見えることを防止する、いわゆる「見切り」としても機能する。
【0025】
フィルムコンデンサ・シート400の内部は、複数のフィルムコンデンサ410,420,430,440に分割されている。ここで、フィルムコンデンサ410,420はL字状に、フィルムコンデンサ430,440は長方形状に各々形成されている。また、各フィルムコンデンサからはリード線412,422,432,433,442,443が外方向に向かって突出している。これらリード線は、素子基板101の表面(図2(a))に向かって折り曲げられ、端子領域107内の対応する端子に接合される。これにより、素子基板101上のパターンを介して、集積回路170内の各部の回路に対応するリード線が接続されることになる。
【0026】
次に、フィルムコンデンサ410の構造を図3(b)を参照し説明する。図において414,……,414は凸字状に打ち抜かれ、可撓性を有する5枚の導体板であり、これらの間に4枚の誘電体フィルム416,……,416が1枚づつ挟まれる。各導体板414,……,414の突出部分は上記リード線412である。リード線412の形成位置は、水平方向に沿って若干づつずらされている。これにより、これら導体板414,……,414および誘電体フィルム416,……,416を重ねてフィルムコンデンサ・シート400を形成した時に、同図(a)に示すように各リード線412は別々のリード線としてフィルムコンデンサ・シート400から突出することになる。
【0027】
フィルムコンデンサ410は、4個のコンデンサを直列に接続した回路と等価であり、この直列回路の両端および各コンデンサの接続位置にリード線412が設けられることになる。この構造によれば、4個のコンデンサを形成することができ、導体板414,……,414の面積を有効利用することができる。なお、フィルムコンデンサ420もフィルムコンデンサ410と同様に構成されている。
【0028】
次に、フィルムコンデンサ430の構造を図3(c)を参照し説明する。図において434,……,434は凸字状に打ち抜かれた5枚の導体板であり、これらの間に4枚の誘電体フィルム436,……,436が誘電体として挟まれる。各導体板434,……,434のうち、上から1枚目、3枚目および5枚目の突出部433a,433b,433cは突出位置が共通であり、これらが接合されて上記リード線433が形成される。同様に、各導体板434,……,434のうち、上から2枚目および4枚目の突出部432a,432bは突出位置が共通であり、これらが接合されてリード線432が形成される。
【0029】
これにより、同図(a)に示すように、フィルムコンデンサ430からは2本のリード線432,433が突出することになる。フィルムコンデンサ430は、積層構造を有する1個のコンデンサであり、その電位を他のコンデンサから独立させることができる。従って、フィルムコンデンサ430は、チャージポンプ方式の昇圧回路に使用されるポンピングコンデンサとして用いることができる。
【0030】
このように、目的および所要静電容量に応じて同図(b)または(c)に示すタイプのフィルムコンデンサ410,420,430,440を形成した後、リード線の部分を除いて全体を共通の皮膜で覆うことによって、フィルムコンデンサ・シート400が形成されるのである。なお、同一領域に積層される導体板414,……,414および誘電体フィルム416,……,416の枚数、これらの表面積、誘電体フィルムの種別、誘電体フィルムの厚さ等は、各フィルムコンデンサの所要静電容量、所要耐圧等に応じて決定される。
【0031】
ここで、誘電体フィルム436,……,436の構成方法の一例を説明しておく。まず、周知のチタン酸バリウムを焼成した後に粉砕し、その粉末をポリエチレン、レジストなどの高分子材料のバインダとともに混合する。そして、この混合物を、厚さ数十μm程度の薄いシート状に形成することによって誘電体フィルム436が得られる。コンデンサの構造として、通常のフィルムコンデンサでは誘電率が低すぎる欠点があり、セラミックコンデンサに使用されているチタン酸バリウム等のセラミックスは固すぎるため液晶パネル等に直接実装することが困難である。
【0032】
これに対して、本実施形態のフィルムコンデンサ・シート400においては、チタン酸バリウムの粉末を可塑性のある材料に混合しフィルム状にしたものを誘電体として用いるから、高い誘電率を確保することができる。しかも、該フィルムコンデンサ・シート400はフィルム状にしなやかに形成することができるから、取り付けられた場所の撓み、捻れ等の変形に対して自在に追従し、金属疲労等による離脱を未然に防止することができ、衝撃が加えられた場合の耐性も高い。
【0033】
2.電子機器の具体例
2.1.プロジェクタ
次に、上述したフィルムコンデンサ・シート400あるいは電気光学装置を具体的な電子機器に用いた例のいくつかについて説明する。
まず、上記実施形態に係る電気光学装置をライトバルブとして用いた投射型表示装置であるプロジェクタ5400について説明する。
図4(a)は、投射型表示装置の要部を示す概略構成図である。図中、5431は光源、5442,5444はダイクロイックミラー、5443,5448,5449は反射ミラー、5445は入射レンズ、5446はリレーレンズ、5447は出射レンズ、100R,100G,100Bは上記フィルムコンデンサ・シート400を備えた電気光学装置による液晶光変調装置であり、5451はクロスダイクロイックプリズム、5437は投射レンズを示す。光源5431はメタルハライド等のランプ5440とランプの光を反射するリフレクタ5441とからなる。青色光・緑色光反射のダイクロイックミラー5442は、光源5431からの光束のうちの赤色光を透過させるとともに、青色光と緑色光とを反射する。透過した赤色光は反射ミラー5443で反射されて、赤色光用液晶光変調装置100Rに入射される。一方、ダイクロイックミラー5442で反射された色光のうち緑色光は緑色光反射のダイクロイックミラー5444によって反射され、緑色光用液晶光変調装置100Gに入射される。
【0034】
一方、青色光は第2のダイクロイックミラー5444も透過する。青色光に対しては、長い光路による光損失を防ぐため、入射レンズ5445、リレーレンズ5446、出射レンズ5447を含むリレーレンズ系からなる導光手段が設けられ、これを介して青色光が青色光用液晶光変調装置100Bに入射される。各光変調装置により変調された3つの色光はクロスダイクロイックプリズム5451に入射する。このプリズムは4つの直角プリズムが貼り合わされ、その内面に赤光を反射する誘電体多層膜と青光を反射する誘電体多層膜とが十字状に形成されている。これらの誘電体多層膜によって3つの色光が合成されて、カラー画像を表す光が形成される。合成された光は、投射光学系である投射レンズ5437によってスクリーン5452上に投射され、画像が拡大されて表示される。
【0035】
2.2.モバイル型コンピュータ
次に、上記フィルムコンデンサ・シート400および電気光学装置を、モバイル型のパーソナルコンピュータに適用した例について説明する。図4(b)は、このパーソナルコンピュータの構成を示す正面図である。図において、モバイル型コンピュータ5200は、キーボード5202を備えた本体部5204と、表示ユニット5206とから構成されている。この表示ユニット5206は、先に述べた電気光学装置100の後方にバックライトを付加することにより構成されている。このバックライトの裏面にはフィルムコンデンサ・シート400が貼付される。
【0036】
2.3.携帯電話器
さらに、上記電気光学装置を、携帯電話器に適用した例について説明する。図4(c)は、この携帯電話器の構成を示す斜視図である。図において、携帯電話器5300は、複数の操作ボタン5302のほか、受話口5304、送話口5306とともに、電気光学装置100を備えるものである。この電気光学装置100にも、その後方にバックライトが設けられ、その裏面にはフィルムコンデンサ・シート400が貼付される。
【0037】
2.4.その他
電子機器としては、以上説明した他にも、液晶テレビや、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた機器等などが挙げられる。そして、これらの各種電子機器に対して、上述した電気光学装置あるいはフィルムコンデンサ・シート400が適用可能な事は言うまでもない。
【0038】
3.変形例
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように種々の変形が可能である。
(1)上記実施形態は、電気光学装置の一例として本発明をサブフィールド駆動型の液晶パネルに適用した例を説明したが、他のパッシブ型液晶パネルにも適用可能である。さらに、本発明は、その他電気光学装置のすべてに適用可能である。このような電気光学装置としてはエレクトロルミネッセンス装置やプラズマディスプレイなどが考えられる。
【0039】
(2)また、上記実施形態においては、フィルムコンデンサ・シート400を素子基板101の裏面に固着した例を説明したが、これに代えて(あるいはこれに加えて)、フィルムコンデンサ・シート400を電気光学装置の他の部分に固着してもよい。例えば、図5(a)に示すように、フィルムコンデンサ・シート400をフレキシブルテープ電線180と同等の幅を有する長方形状に形成し、フレキシブルテープ電線180に貼付してもよい。これは、フィルムコンデンサ・シート400が可撓性を有するため、フレキシブルテープ電線180の撓みに追従可能だからである。
【0040】
図5(a)において、フィルムコンデンサ・シート400はフレキシブルテープ電線180に貼付された後、リード線452,……,452はフレキシブルテープ電線180の裏面に向かって折り曲げられる。ここで、フレキシブルテープ電線180の裏面においては一部のパターンが露出しており、ここにリード線452,……,452が接合される。また、フィルムコンデンサ・シート400をフレキシブルテープ電線180とが一体になるように構成してもよい。また、図5(b)に示すように、フィルムコンデンサ・シート400を硬質配線板(PWB)あるいはフレキシブル基板(FPC)190上に実装してもよい。また、特に図示していないが、硬質配線板(PWB)あるいはフレキシブル基板(FPC)190が多層基板である場合には、そのうちの一層としてフィルムコンデンサ・シート400を内蔵させてもよい。
【0041】
(3)上記実施形態におけるフィルムコンデンサ・シート400は、複合ビルドアップ基板の中に埋設してもよい。複合ビルドアップ基板は、プリント配線板のコア層(コアとなる多層基板)の上下に、ビルドアップ層と呼ばれる新しい層を積み上げる方式で製造され、携帯電話、携帯情報端末などに多用されている。このビルドアップ層の一つとして上記フィルムコンデンサ・シート400を適用するとよい。
【0042】
(4)また、上記実施形態において、素子基板101の裏面にバックライトを設ける場合には、このバックライトの裏面にフィルムコンデンサ・シート400を貼付することもできる。バックライトは、例えば表示領域101aと同等の寸法を有する長方形板状に形成され、素子基板101の裏面から表示領域101aを覆うように固着される。従って、バックライトの裏面は、表示領域101aと同等の比較的広い面積を有するから、フィルムコンデンサ・シート400において実現できる静電容量の総計を増加させることができる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、シート状に形成された可撓性のコンデンサ・シート内に一または複数のコンデンサを設けたから、電気光学装置等の撓みや衝撃に対してコンデンサを安定して実装することができる。さらに、該コンデンサ・シートを表示領域の周辺に実装し、あるいは駆動回路領域を照射光から遮光するように実装する構成においては、電気光学装置の非表示領域における遮光効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の電気光学装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】 上記実施形態における電気光学装置の構造図である。
【図3】 上記実施形態におけるフィルムコンデンサ・シート400の詳細を示す図である。
【図4】 同電気光学装置を適用した各種電子機器の例を示す図である。
【図5】 フィルムコンデンサ・シート400の変形例を示す図である。
【符号の説明】
100…電気光学装置
101…素子基板
101a…表示領域
101b…左辺
101c…右辺
101d…下辺
102…対向基板
104…シール材
105…液晶
107…端子領域
108…対向電極
118…画素電極
130,160…走査線駆動回路
130a,160a…長方形領域
140…データ線駆動回路
170…集積回路
171,172…パターン
180…フレキシブルテープ電線
181…チップコンデンサ
190…硬質配線板(PWB)あるいはフレキシブル基板(FPC)
300…データ変換回路
400…フィルムコンデンサ・シート
410,420,430,440…フィルムコンデンサ
412,422,432,433,442,443,452…リード線
414,434…導体板
416,436…誘電体フィルム

Claims (8)

  1. 複数の走査線と、複数のデータ線と、これら走査線およびデータ線の各交差に対応して配設される画素とを有する電気光学装置と、該電気光学装置に固着されたコンデンサシートとを有し、
    当該電気光学装置は、外部から照射光が照射されることによって情報を表示する表示領域を有するものであり、
    前記コンデンサシートは、誘電体材料の粉末を高分子材料に混合し可撓性を有するシート状に形成された誘電層と、該誘電層を挟むように形成され可撓性を有する導体層とを有し、単層または積層構造を有するコンデンサを形成しており、
    前記コンデンサシートは平面的に配列された複数のコンデンサを有し、当該複数のコンデンサは、前記表示領域の周縁部に沿って実装されて前記表示領域を取り囲んでおり、当該実装部分における照射光を遮光することを特徴とするコンデンサ付き電気光学装置。
  2. 前記コンデンサシートが、前記表示領域に対応する開口部を有して前記複数のコンデンサを覆う皮膜を備えることを特徴とする請求項1記載のコンデンサ付き電気光学装置。
  3. 前記コンデンサシートが、当該電気光学装置の前記表示領域以外の部分全体を平面視で覆っていることを特徴とする請求項1又は2記載のコンデンサ付き電気光学装置。
  4. 前記コンデンサシートを構成する複数の前記導電層から延出されたリード線が、当該電気光学装置の端縁から外側に延出されており、
    前記リード線が当該電気光学装置の側端面を経由して当該コンデンサシートと反対側の面に引き回され、当該面に形成された端子と電気的に接続されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載のコンデンサ付き電気光学装置。
  5. 当該電気光学装置が、素子基板と、該素子基板よりも小さい対向基板とを貼り合わせてなる構成を備えるとともに、前記対向基板の外側に張り出した前記素子基板の前記対向基板側の面に形成された端子を有しており、
    前記コンデンサシートが前記素子基板の前記対向基板と反対側の面に実装され、前記コンデンサシートのリード線が、前記素子基板の側端面を経由して前記コンデンサシートと反対側の素子基板面に引き回され、前記端子と電気的に接続されていることを特徴とする請求項4に記載のコンデンサ付き電気光学装置。
  6. 複数の前記リード線が、前記素子基板のうち、対向基板の外側に張り出した領域の辺端部に沿って配列されていることを特徴とする請求項5に記載のコンデンサ付き電気光学装置。
  7. 前記対向基板の外側に張り出した前記素子基板上の領域に駆動回路が実装されており、前記コンデンサシートが、前記駆動回路に光が入射するのを防止する遮光膜を兼ねていることを特徴とする請求項5又は6に記載のコンデンサ付き電気光学装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項記載の電気光学装置を備えることを特徴とする電子機器。
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