JP3922853B2 - 固体撮像装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、マルチプル・フレーム・インターライン・トランスファー型CCDを用いた固体撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
フレーム・インターライン・トランスファー型チャージ・カップルド・デバイス(以下、FIT型CCDという)は、スミアが少ないという理由から、従来より放送業務用カメラ等に使用されてきた。また新しい画像フォーマットとして、プログレス(順次)走査が注目されており、これを実現するデバイスとして、マルチプル・フレーム・インターライン・トランスファー型CCD(以下、MFIT型CCDという)が開発されている。
【0003】
MFIT型CCDについては、アイ・エス・エス・シー・シー、ダイジェスト・オブ・テクニカルペーパーズ(ISSCC Digest of Technical Papers)1993年の190 頁−191 頁に発表されている。なおMFIT型CCDはプログレス走査だけではなく、従来のインターレース走査も可能である。
【0004】
図9はMFIT型CCDの内部構成を示すブロック図である。このMFIT型CCD60は半導体基板上に、光電素子の集合体であるフォトダイオード群(以下、PD群という)61と垂直CCD(以下、VCCDという)62とで構成される画素部65、水平CCD(以下、HCCDという)63、出力アンプ64、ダミー部70が2次元的に形成された撮像素子である。第1の蓄積部66、第2の蓄積部67はPD群が形成されず、VCCD62が遮光されたものと等価である。
【0005】
画素部65において、光電変換部であるPD群61で光電変換された信号電荷は、垂直転送部であるVCCD62へ読み出され、垂直転送パルスφV1〜φV4によって蓄積部66、67に転送される。また蓄積部66、67に保持された信号電荷は垂直転送パルスφS1〜φS4によって水平転送部であるHCCD63に転送される。HCCD63の信号電荷は水平転送パルスφH1、φH2によって出力アンプ64に転送される。ポリシリコンで構成されるVCCD62の電極(ゲート)は、垂直転送パルスφV1〜φV4、φS1〜φS4が供給されることで、ゲート下のポテンシャルが変化し、信号電荷を転送する。HCCD63も同様である。
【0006】
MFIT型CCDの画素部65での動作は、まずPD群61のうち、奇数画素を最初の第1の転送時にVCCD62へ転送する。そして垂直転送パルスφV1〜φV4によって奇数画素の信号電荷を蓄積部66へ垂直転送する。次に、同じくPD61の偶数画素を第2の転送時にVCCD62へ転送する。その後は、蓄積部66に保持された奇数画素の信号電荷を蓄積部67へ垂直転送し、VCCD62に保持された偶数画素の信号電荷を蓄積部66に垂直転送する。
【0007】
蓄積部67に保持された奇数画素の信号電荷は、垂直転送パルスφS1〜φS4よってHCCD63に垂直転送され、水平転送パルスφH1、φH2によって出力アンプ64に水平転送される。また蓄積部66に保持された偶数画素の信号電荷は、垂直転送パルスφS1〜φS4よって蓄積部67に垂直転送され、更に垂直転送パルスφS1〜φS4よってHCCD63に垂直転送される。HCCD63に保持された偶数画素の信号電荷は、次の周期の水平転送パルスφH1、φH2によって出力アンプ64に水平転送される。
【0008】
従って出力アンプ64へは奇数画素がすべて転送された後、偶数画素が転送されることになる。なお、奇数画素、偶数画素の転送順は逆でも問題ない。出力アンプ64は信号電荷を電圧信号に変換し、外部に設けられたプリアンプ68に供給する。プリアンプ68は入力信号を増幅してノイズ除去等を行い、更にA/D変換する。その後、並べ換え回路69は奇数画素(n−1,・・・3,1)と偶数画素(n,・・・4,2)を並べ換え、正規の順序(n,n−1,・・・4,3,2,1)で図示しない信号処理回路に供給する。信号処理回路はガンマ処理やニー処理等を行い、画素信号を出力する。
【0009】
図10はMFIT型CCDの駆動タイミング図である。図10(a)に示す垂直ブランク(V期間)中の最初の期間において、不要電荷の掃出し動作の後、図10(b)に示すように電圧VHの転送パルスを用いて奇数画素群と偶数画素群に分けてVCCD62に一斉転送する。そして電圧VM(VM<VH)の垂直転送パルスを用いて蓄積部66、67へ信号電荷を高速転送する。
【0010】
図11及び図12はMFIT型CCDの読み出しタイミング図であり、図11はインターレース時、図12はプログレス時のタイミングを示す。図11及び図12において説明を容易にするため、PD群61のフォトダイオードの一部をP71,P72,P73とする。図11及び図12の(b)に示すVCCD62のゲートは前述したようにポリシリコンで構成され、隣接する2つのPDを単位として垂直転送パルスφV1〜φV4が供給される。図11(c)に示す電位変化は、期間t1〜t4におけるVCCD62の各ゲートのポテンシャルを示し、ハッチングは信号電荷を示している。一般的にフォトダイオードから信号電荷をVCCDへ読み出す(転送)場合、まずφV1のゲートに対して図10(b)に示すような電圧VHのパルスが印加される。図11(c)の期間t1はこのようにして信号電荷が、フォトダイオードP71、P73から、VCCD62のφV1のゲートに転送された状態を示している。またφV3のゲートに対して電圧VHのパルスが印加されると、図11(c)の期間t2で示すように、フォトダイオードP72、P74(図示せず)から、VCCD62のφV3のゲートに信号電荷が転送される。
【0011】
インターレース走査時は、図11(c)の期間t3で示すように、φV2のゲートがオン状態となって、フォトダイオードP71とP72の信号電荷が加算される。同様にフォトダイオードP73とP74の信号電荷も加算される。その後、図11(c)の期間t4で示すように、加算された信号電荷はφV2及びφV3のゲート下に集められる。その後のVCCD62内での転送は、尺取り虫のように期間t3の状態と期間t4の状態とを繰り返すことで行われる。
【0012】
また図12に示すプログレス時においては、(c)に示す期間t’1まではインターレース時と同じである。ただしプログレス時は、奇数画素のみを読み出した後、期間t’2を経て信号電荷を転送する。全ての奇数画素を転送した後、図12(c)に示す期間t”1のように、偶数画素(例えばフォトダイオードP72)の信号電荷を読み出し、期間t”2の状態を経て転送する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
以上のプログレス動作時には、いくつかの課題が存在する。図13は図12のような読み出しを行った場合のMFIT型CCDの出力信号のプロフィールを示している。図13(a)は低輝度被写体、図13(b)は高輝度被写体の場合の出力信号のレベルを示す。低輝度被写体の場合、CCDの出力信号には奇数画素も偶数画素も出力レベルに差は生じない。しかしながら高輝度被写体の場合、偶数画素の出力信号が先に飽和してしまい、奇数画素の出力信号の方が偶数画素より大きくなる。また奇数画素と偶数画素の読み出す順序を逆にした場合、上記の現象も逆になってしまう。つまり図13(b)に示すように、最初に読み出す画素の飽和電圧の方が高くなり、2回目に読み出す画素の飽和電圧が低くなる。
【0014】
これらの原因について、はっきりしたことは判っていない。あくまで推定ではあるが、最初の画素を読み出す場合は、次に読み出す画素(フォトダイオード)に蓄積されていた信号電荷の一部が基盤側に流れてしまったものと思われる。または最初に読み出すフォトダイオードに信号電荷の一部が流れ込んでしまったのではないかと思われる。その結果、最初に読み出す画素の飽和電圧の方が高くなり、2回目に読み出す画素の飽和電圧が低くなると推定される。
【0015】
さて、図9に示したように奇数画素及び偶数画素の出力信号は、並べ換え回路69で昇順に変換される。この結果、高輝度被写体を写した場合は、1画素毎に出力信号のレベルが異なるため、1フレームの画像に横筋が入り、画像が破綻した状態になる。
【0016】
またこの他に、図9のダミー部70の電荷読み出しにも課題が存在する。図14はMFIT型CCDの境界部における読み出しタイミングを示す説明図である。図14(a)はダミー部70と画素部65の境界部、及びVCCD62のポテンシャルの関係を示す。また図14(b)は画素部65と蓄積部66の境界部、及びVCCD62のポテンシャルの関係を示す。画素部65では、その端部と中央部での画素形成度合いが異なってくるので、その差異をなくす目的でダミー部70が形成される。一般的にダミー部70は5〜10画素程度の幅を有し、出力信号は必要がないために遮光されている。ダミー部70には図14(a)に示すように、遮光されたフォトダイオードD1〜D6が存在している。但しダミー部70の端ではフォトダイオードが形成されない場合が多い。
【0017】
従来の固体撮像装置においては、奇数画素に連続して偶数画素を出力する構成としていた。しかしながら図14(a)に示すように、ダミー部70からも僅かながら信号(不要電荷)が出力されてしまう。このため図14(b)のように偶数画素、例えばフォトダイオードP2,P4,P6の信号電荷を読み出そうとすると、期間t1で示すフォトダイオードD1,D3,D5の電荷と加算され、期間t2のような状態になる。当然ながらフォトダイオードP2,P4,P6の出力信号は正常値よりも大きくなり、奇数画素と並べ換えた場合は横筋となる。またダミー部70にフォトダイオードが形成されていない場合でも、若干の信号出力が観測され、横筋は解消できなかった。
【0018】
図15は蓄積部66、67の暗電流量の時間変化を示す説明図である。一般的なFIT型CCDも含めて、熱励起等により蓄積部での暗電流発生は避けられない現象と言える。しかしながら、MFIT型CCDのプログレス動作では、その影響度は更に大きくなる。暗電流は蓄積時間に依存して変動するため、画素部65に近い位置に蓄積されたものほど暗電流の数値は大きくなる。図15からも判るように、奇数画素は蓄積時間が短いので暗電流は少なくなり、偶数画素は蓄積時間が長いので暗電流が多くなる。従って前述した課題と同様に、並べ換えた後に横筋が発生するという問題点があった。
【0019】
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、MFIT型CCDを用いたプログレス動作時でも、横筋の発生しない、即ち画像破綻のない固体撮像装置を実現することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本願の請求項1の発明は、半導体基板上に複数の光電素子が2次元状に形成された光電変換部、及び前記光電変換部の信号電荷を第1の転送時及び第2の転送時に分割して垂直方向に転送する垂直転送部を有する画素部、前記画素部に隣接して遮光状態になるよう設けられ、前記光電変換部と同様の光電素子が形成されたダミー部、前記画素部から第1の転送時に垂直転送された奇数画素群又は偶数画素群の信号電荷を保持する第1の蓄積部、及び前記画素部から第2の転送時に垂直転送された偶数画素群又は奇数画素群の信号電荷を保持する第2の蓄積部を有する固体撮像素子と、前記固体撮像素子のダミー部、前記画素部、前記第1の蓄積部、及び前記第2の蓄積部に対して、信号電荷を垂直転送するための垂直転送パルスを夫々与える制御手段と、を具備する固体撮像装置であって、前記制御手段は、前記ダミー部で生じた不要電荷を前記第1の転送時に前記第1の蓄積部に転送するよう垂直転送パルスを前記ダミー部の画素数分更に追加して生成すると共に、前記固体撮像素子から前記不要電荷信号を出力するとき、前記不要電荷信号を廃棄するよう指示する制御信号を生成することを特徴とするものである。
【0022】
本願の請求項2の発明は、半導体基板上に複数の光電素子が2次元状に形成された光電変換部、及び前記光電変換部の信号電荷を第1の転送時及び第2の転送時に分割して垂直方向に転送する垂直転送部を有する画素部、前記画素部に隣接して遮光状態になるよう設けられ、前記光電変換部と同様の光電素子が形成されたダミー部、前記画素部から第1の転送時に垂直転送された奇数画素群又は偶数画素群の信号電荷を保持する第1の蓄積部、及び前記画素部から第2の転送時に垂直転送された偶数画素群又は奇数画素群の信号電荷を保持する第2の蓄積部を有する固体撮像素子と、前記固体撮像素子のダミー部、前記画素部、前記第1の蓄積部、及び前記第2の蓄積部に対して、信号電荷を垂直転送するための垂直転送パルスを夫々与える制御手段と、を具備する固体撮像装置であって、前記制御手段は、前記第1の蓄積部及び第2の蓄積部の信号電荷を転送終了後は、前記第1及び第2の蓄積部に対する垂直転送パルスの発生を一時中断させ、前記ダミー部の画素数分の不要電荷を前記第1の蓄積部の始端部ゲートに圧縮転送するよう、垂直転送パルスを更に生成すると共に、前記始端部ゲートに保持された不要電荷信号を前記固体撮像素子から出力するとき廃棄するよう指示する制御信号を生成することを特徴とするものである。
【0023】
本願の請求項3の発明は、半導体基板上に複数の光電素子が2次元状に形成された光電変換部、及び前記光電変換部の信号電荷を第1の転送時及び第2の転送時に分割して垂直方向に転送する垂直転送部を有する画素部、前記画素部に隣接して遮光状態になるよう設けられ、前記光電変換部と同様の光電素子が形成されたダミー部、前記画素部から第1の転送時に垂直転送された奇数画素群又は偶数画素群の信号電荷を保持する第1の蓄積部、前記画素部から第2の転送時に垂直転送された偶数画素群又は奇数画素群の信号電荷を保持する第2の蓄積部、及び前記第1の蓄積部及び第2の蓄積部から順次に垂直転送される信号電荷を水平方向に水平転送する水平転送部を有する固体撮像素子と、前記固体撮像素子の前記ダミー部、前記画素部、前記第1の蓄積部、及び前記第2の蓄積部に対して、信号電荷を垂直転送するための垂直転送パルスを夫々与えると共に、前記水平転送部に保持された信号電荷を水平転送するための水平転送パルスを前記水平転送部に与える制御手段と、を具備する固体撮像装置であって、前記制御手段は、前記ダミー部で生じた不要電荷を前記第1の転送時に前記第1の蓄積部に転送するよう垂直転送パルスを前記ダミー部の画素数分更に追加して生成すると共に、不要電荷の掃出し及び信号電荷の高速転送期間以外でも、一水平期間の特定時間内に前記第1及び第2の蓄積部に保持された不要電荷を前記水平転送部へ転送するための垂直転送パルスを更に生成し、前記固体撮像素子から前記不要電荷信号を出力するとき、前記不要電荷信号を廃棄するよう指示する制御信号を生成することを特徴とするものである。
【0026】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1における固体撮像装置とその駆動方法について図面を用いて説明する。図1は実施の形態1〜4の固体撮像装置の構成を示すブロック図である。この固体撮像装置は、固体撮像素子としてのMFIT型CCD1、プリアンプ2、並べ換え回路3、制御回路4(制御手段)を含んで構成される。MFIT型CCD1の構成は、図9に示すものと同一である。制御回路4からMFIT型CCD1に対して垂直転送パルスφV1〜φV4、垂直転送パルスφS1〜φS4、水平転送パルスφH1、φH2が夫々供給され、並べ換え回路3に対して切換信号5とイネーブル信号6とが供給される。
【0027】
MFIT型CCD1で生成された撮像信号は奇数画素、偶数画素の順で出力され、プリアンプ2でノイズ除去とA/D変換がなされる。並べ換え回路3はプリアンプ2から出力されたデジタルの撮像信号を入力し、奇数画素(n−1,n−3,・・・5,3,1)と、偶数画素(n,n−2,・・・6,4,2)を順番に切り換えることで、正規の順(n,n−1,n−2,・・・6,5,4,3,2,1)に並べ換えて画素信号を出力する。実施の形態1では、制御回路4から供給する垂直転送パルスφV1〜φV4を従来例の形態から後述する形態に変更する。また以降で述べる実施の形態2と実施の形態3では、垂直転送パルスφV1〜φV4と垂直転送パルスφS1〜φS4のタイミングをずらすことで所望の機能を実現している。
【0028】
図2及び図3は実施の形態1による固体撮像装置において、その駆動方法を示す読み出しタイミング図である。図2は第1の転送時における奇数画素の読み出しタイミングを示し、図3は第2の転送時における偶数画素の読み出しタイミングを示す。本実施の形態による駆動方法は、読み出し時、即ちPD群61からVCCD62への転送時の各ゲートのポテンシャル変化を、従来の形態から各種の実験結果により最適化したことが特徴である。
【0029】
図2及び図3の(a)において説明を容易にするため、PD群61のフォトダイオードの一部をP71,P72,P73とする。図2(c)の期間t1に示すように、奇数画素であるフォトダイオードP71,P73の信号電荷を読み出す場合は、φV2のゲート及びφV1のゲートをオン状態にする。これは図10で示した垂直ブランク期間Vに電圧VMの信号を印加することにより行う。その後φV1のゲートに電圧VHのパルスを印加することで、信号電荷をPD群61からVCCD62へ転送する。VCCD62内での垂直転送は、図2(c)の期間t2の状態と期間t3の状態とを繰り返すことで実行される。
【0030】
また偶数画素の場合には、図3(c)に示す期間t’1に示すように、奇数画素の場合と同様にφV4のゲート及びφV3のゲートに電圧VMの信号を印加し、続いてφV3のゲートに電圧VHのパルスを印加する。その結果、フォトダイオードP72,P74(図示せず)の信号電荷をVCCD62に転送する。この後、図3(c)の期間t’2の状態と期間t’3の状態とを繰り返すことで、信号電荷をVCCD62内で蓄積部の方向に垂直転送する。
【0031】
本実施の形態の駆動方法は、数多くの実験を繰り返して得られた結果であり、試行錯誤の結果ではあるが、奇数画素及び偶数画素の飽和電圧を揃える最良の対策である。上記の結果は、フォトダイオードからVCCDの読み出し前において、電圧VMの信号が加わったことによる各ポリシリコン・ゲートの待機状態が形成され、これによって基盤側への信号電荷の流れが変化したものと思われる。つまり奇数画素ではφV1、φV2のゲートに電圧VMの信号を印加し、偶数画素ではφV4、φV3のゲートに電圧VMの信号を印加して待機状態を作る。この後に、φV1、φV3のゲートに電圧VHのパルスを加える。
【0032】
以上の動作によって、高輝度被写体の撮像において偶数画素(2度目の読み出し群の画素)だけが先に飽和するという現象は解消された。
【0033】
(実施の形態2)
次に本発明の実施の形態2における固体撮像装置の駆動方法について、図4を用いて説明する。図4は実施の形態2におけるCCDの読み出しタイミング図であり、特に画素部65と蓄積部66との境界部分を示している。本実施の形態は、奇数画素の転送時にダミー部70の画素数分だけ余分に不要電荷を垂直転送することを特徴とするものである。図4に示すように、読み出すべき偶数番目のフォトダイオードP2,P4,P6の信号電荷と、ダミー部70のフォトダイオードD1,D3,D5の電荷とが蓄積部の始端部ゲートで重ならないよう制御回路4が垂直転送パルスを余分に発生させてVCCD62に与える。そして、不要電荷(ダミー部70の信号)を奇数画素の信号電荷に引き続いて垂直転送する。こうすると図14の期間t2に示す状態が避けられ、不要電荷が正規の信号電荷に混合しなくなる。
【0034】
その後プリアンプ2を介して撮像信号の読み出しを行うが、並べ換え回路3でダミー部70で生じた不要信号を削除(廃棄)することにより、正規の画素信号が得られる。こうすると、一部の偶数画素の信号電荷に、前述した不要電荷が混合されることにより発生する横筋が解消される。通常、蓄積部は若干の余裕があるようにゲートが形成されているため、本実施の形態のような転送手法を用いても問題ない。
【0035】
(実施の形態3)
次に本発明の実施の形態3における固体撮像装置の駆動方法について、図5を用いて説明する。図5は本実施の形態におけるCCDの読み出しタイミング図である。本実施の形態は、実施の形態2で示したダミー部70の複数の不要電荷を1つのゲートに蓄積することにある。図5(a)は画素部65と蓄積部66との境界部分を示し、特にPD群61とVCCD62との位置関係を示す説明図である。また図5(b)はVCCD62の各ゲートの電荷蓄積関係を示す状態説明図である。
【0036】
まず奇数画素の信号電荷を読み出した後、VCCD62内を転送する。そして図5(b)の期間t1で示すように、ダミー部70の最初のD1の電荷が、蓄積部66に入った時点で、蓄積部66及び蓄積部67内の電荷の転送を停止する。このとき、画素部65では転送が続行されるため、D3の電荷及びD5の電荷がD1の電荷に次々と加算され、期間t2及び期間t3のような状態に変化する。従ってD1、D3、D5の各電荷は1つのゲートで加算され、期間t3のような1つの信号となる。しかし、フォトダイオード(P1,P3,・・・Pn−1)による奇数画素の信号電荷と、フォトダイオード(P2,P4,・・・Pn)による偶数画素の信号電荷は互いに加算されることはない。これらの一連の動作は、画素部65、蓄積部66,67に印加されている垂直転送パルスφV1〜φV4、φS1〜φS4を夫々独立して動作又は停止させることで容易に実行できる。
【0037】
(実施の形態4)
次に本発明の実施の形態4における固体撮像装置の駆動方法について、図6を用いて説明する。図6は本実施の形態におけるCCDの駆動方法を示すタイミング図である。本実施の形態は、VCCD62内に存在するダミー部70の電荷をHCCD63内で加算圧縮することを特徴とする。図6(a)は実施の形態2の固体撮像装置に対して本駆動方法を適用した場合の説明図である。Hブランク期間はHCCD63の停止状態であり、このときに垂直転送パルスφS1〜φS4を3回動作させることで、3画素分の電荷をHCCD63内で加算する。こうすると3画素が1画素分に圧縮されたことになる。
【0038】
しかしながら圧縮された1画素分は無駄な信号であり、従来のままの動作では意味のない画素信号が出力されてしまう。そこで図6(a)に示すように、撮像信号の出力時に図1の制御回路4から並べ換え回路3に対して与えるイネーブル信号5の極性を反転させ、無駄な画素信号の記憶を停止させる。つまりイネーブル信号5は、通常状態ではHブランク期間の記憶を停止させるよう作用するのに加え、ダミー部70の信号が出力される期間についても記憶を停止させるように作用する。並べ換え回路3から画素信号を出力するには、切換信号5を用いるが、無駄な画素信号は記憶されていないため、切換信号5については従来通りの動作で問題はない。
【0039】
図6(b)はダミー部70の画素数が多い場合のCCDの駆動方法を示すタイミング図である。ダミー部70の画素数が多いと、Hブランク期間中に不要電荷を加算できなくなる。このためここではHブランク期間以外も含めて垂直転送パルスφS1〜φS4をn回動作させ加算する。その場合、複数回の水平期間が必要となる。並べ換え回路3は、イネーブル信号6がLレベルの期間に画素信号の記憶をストップする。またダミー部70にフォトダイオードが設けられている場合、光の不正規な反射により画素部65と大差ない電荷が現れる場合がある。その場合、実施の形態3の構成ではVCCD62内の特定のゲートで不要電荷が溢れてしまい、隣接画素まで影響することがある。実施の形態3はダミー部70にフォトダイオードがない場合や、十分に遮光される場合に適用し、VCCD62内の不要電荷の加算を最小限に留めるものとする。
【0040】
(実施の形態5)
次に本発明の実施の形態5における固体撮像装置の駆動方法について、図7及び図8を用いて説明する。図7は本実施の形態5における固体撮像装置の構成を示すブロック図である。この固体撮像装置は、CCD10、プリアンプ12、制御回路11を含んで構成される。ここではCCD10は図9に示すMFIT型CCD10、又はFIT型CCDのいずれの撮像素子であってもよい。また制御回路11とCCD10及びプリアンプ12との関係は図1と同様である。ただし、切換信号13を制御回路11に入力し、場合によって垂直転送パルスφS1〜φS4の駆動状態を変更する。
【0041】
図8は本実施の形態における蓄積部の駆動方法を示すタイミングである。図8(a)はCCD10の蓄積部において、ポリシリコンゲートの構造を示す半導体基板の垂直断面図である。図8(b)、(c)は各期間tにおけるゲート下のポテンシャルの状態を示す説明である。従来の蓄積部では、連続する異層の2つのポリシリコンゲートに信号電荷を蓄えていた。本実施の形態は、同層のポリシリコンゲート下に信号電荷を蓄積することである。つまり図8(b)の期間t1のように、垂直転送パルスφS1、φS3が印加されている第1層のポリシリコンゲート下に信号電荷を蓄える。転送する場合は期間t2のように、垂直転送パルスφS2がオン状態になってから、期間t3,・・・tn−2,tn−1のように、尺取り虫状の駆動を繰り返す。最後に垂直転送パルスφS2がオフすることで期間tnの状態となり、期間t1と同等の状態に戻る。
【0042】
また図8(c)に示す期間t’1は、垂直転送パルスφS2、φS4が印加される第2層のポリシリコンゲートに蓄積した場合であり、転送に関しては前述したものと同様である。なおこの蓄積動作に関しては、MFIT型CCDでもFIT型CCDでも同じであることは言うまでもない。
【0043】
数多くの実験によれば、蓄積部で発生する暗電流は蓄積部のゲート構造による依存性が高く、特に第1層のポリシリコンと第2層のポリシリコンとの差異が大きくなりやすい。但し製造方法によっては、暗電流の多いポリシリコン層が逆転する場合もある。そこで本実施の形態では、蓄積すべきポリシリコンの層を、切換信号13で変更できるようにしている。従って第1層でも、第2層でも、暗電流の少ない方のポリシリコンの層を選択して蓄積することで、蓄積部で発生する暗電流量を大幅に減少させることができる。
【0044】
なお、以上の実施の形態では、第1の転送時に奇数画素の電荷を垂直転送し、第1の転送時に続く第2の転送時に偶数画素の電荷を垂直転送した。しかし、第1の転送時に偶数画素の電荷を垂直転送し、第1の転送時に続く第2の転送時に奇数画素の電荷を垂直転送してもよい。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、MFIT型CCDを用いたプログレス動作時でも横筋の発生しない(画像破綻のない)固体撮像装置が得られ、且つその機能を付加するための構成を簡易な方法で実現できる。またMFIT型CCDの製造プロセスの変更や、CCDの光電変換部、各転送部、蓄積部のパターンを変更することなく実現できるので、実用上極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1〜4による固体撮像装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1による固体撮像装置において、奇数画素の読み出しタイミングを示す説明図である。
【図3】実施の形態1による固体撮像装置において、偶数画素の読み出しタイミングを示す説明図である。
【図4】本発明の実施の形態2による固体撮像装置において、画素部と蓄積部との境界の信号電荷を読み出す場合の説明図である。
【図5】本発明の実施の形態3による固体撮像装置において、画素部と蓄積部との境界の信号電荷を読み出す場合のタイミングを示す説明図である。
【図6】本発明の実施の形態4による固体撮像装置において、不要電荷の読み出しタイミングを示す説明図である。
【図7】本発明の実施の形態5による固体撮像装置の構成を示すブロック図である。
【図8】実施の形態5における蓄積部の駆動タイミングを示す説明図である。
【図9】MFIT型CCDの内部構成と、並べ替え回路の概略構成を示すブロック図である。
【図10】MFIT型CCDの駆動タイミングを示す説明図である。
【図11】MFIT型CCDをインターレース駆動する場合の読み出しタイミング図である。
【図12】MFIT型CCDをプログレス駆動する場合の読み出しタイミング図である。
【図13】従来のCCDの駆動方法において、低輝度と高輝度時の奇数画素と偶数画素の出力レベルを示す説明図である。
【図14】従来の駆動方法において、画素部と他の領域との境界部における電荷の分布を示す説明図である。
【図15】CCDにおいて、蓄積部の暗電流量の時間変化を示す説明図である。
【符号の説明】
1,60 MFIT型CCD
2,12 プリアンプ
3 並べ換え回路
4,11 制御回路
5,13 切換信号
6 イネーブル信号
10 CCD
61 PD群
62 VCCD
63 HCCD
65 画素部
66,67 蓄積部
70 ダミー部
Claims (3)
- 半導体基板上に複数の光電素子が2次元状に形成された光電変換部、及び前記光電変換部の信号電荷を第1の転送時及び第2の転送時に分割して垂直方向に転送する垂直転送部を有する画素部、前記画素部に隣接して遮光状態になるよう設けられ、前記光電変換部と同様の光電素子が形成されたダミー部、前記画素部から第1の転送時に垂直転送された奇数画素群又は偶数画素群の信号電荷を保持する第1の蓄積部、及び前記画素部から第2の転送時に垂直転送された偶数画素群又は奇数画素群の信号電荷を保持する第2の蓄積部を有する固体撮像素子と、
前記固体撮像素子のダミー部、前記画素部、前記第1の蓄積部、及び前記第2の蓄積部に対して、信号電荷を垂直転送するための垂直転送パルスを夫々与える制御手段と、を具備する固体撮像装置であって、
前記制御手段は、
前記ダミー部で生じた不要電荷を前記第1の転送時に前記第1の蓄積部に転送するよう垂直転送パルスを前記ダミー部の画素数分更に追加して生成すると共に、前記固体撮像素子から前記不要電荷信号を出力するとき、前記不要電荷信号を廃棄するよう指示する制御信号を生成することを特徴とする固体撮像装置。 - 半導体基板上に複数の光電素子が2次元状に形成された光電変換部、及び前記光電変換部の信号電荷を第1の転送時及び第2の転送時に分割して垂直方向に転送する垂直転送部を有する画素部、前記画素部に隣接して遮光状態になるよう設けられ、前記光電変換部と同様の光電素子が形成されたダミー部、前記画素部から第1の転送時に垂直転送された奇数画素群又は偶数画素群の信号電荷を保持する第1の蓄積部、及び前記画素部から第2の転送時に垂直転送された偶数画素群又は奇数画素群の信号電荷を保持する第2の蓄積部を有する固体撮像素子と、
前記固体撮像素子のダミー部、前記画素部、前記第1の蓄積部、及び前記第2の蓄積部に対して、信号電荷を垂直転送するための垂直転送パルスを夫々与える制御手段と、を具備する固体撮像装置であって、
前記制御手段は、
前記第1の蓄積部及び第2の蓄積部の信号電荷を転送終了後は、前記第1及び第2の蓄積部に対する垂直転送パルスの発生を一時中断させ、前記ダミー部の画素数分の不要電荷を前記第1の蓄積部の始端部ゲートに圧縮転送するよう、垂直転送パルスを更に生成すると共に、前記始端部ゲートに保持された不要電荷信号を前記固体撮像素子から出力するとき廃棄するよう指示する制御信号を生成することを特徴とする固体撮像装置。 - 半導体基板上に複数の光電素子が2次元状に形成された光電変換部、及び前記光電変換部の信号電荷を第1の転送時及び第2の転送時に分割して垂直方向に転送する垂直転送部を有する画素部、前記画素部に隣接して遮光状態になるよう設けられ、前記光電変換部と同様の光電素子が形成されたダミー部、前記画素部から第1の転送時に垂直転送された奇数画素群又は偶数画素群の信号電荷を保持する第1の蓄積部、前記画素部から第2の転送時に垂直転送された偶数画素群又は奇数画素群の信号電荷を保持する第2の蓄積部、及び前記第1の蓄積部及び第2の蓄積部から順次に垂直転送される信号電荷を水平方向に水平転送する水平転送部を有する固体撮像素子と、
前記固体撮像素子の前記ダミー部、前記画素部、前記第1の蓄積部、及び前記第2の蓄積部に対して、信号電荷を垂直転送するための垂直転送パルスを夫々与えると共に、前記水平転送部に保持された信号電荷を水平転送するための水平転送パルスを前記水平転送部に与える制御手段と、を具備する固体撮像装置であって、
前記制御手段は、
前記ダミー部で生じた不要電荷を前記第1の転送時に前記第1の蓄積部に転送するよう垂直転送パルスを前記ダミー部の画素数分更に追加して生成すると共に、不要電荷の掃出し及び信号電荷の高速転送期間以外でも、一水平期間の特定時間内に前記第1及び第2の蓄積部に保持された不要電荷を前記水平転送部へ転送するための垂直転送パルスを更に生成し、前記固体撮像素子から前記不要電荷信号を出力するとき、前記不要電荷信号を廃棄するよう指示する制御信号を生成することを特徴とする固体撮像装置。
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