JP3870088B2 - 固体撮像装置及びシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、固体撮像装置及びシステムに関し、特に、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、イメージスキャナ用のイメージ入力装置に広範に用いられる固体撮像装置及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、高解像化のため、微細化プロセスを用いた光電変換素子のセルサイズ縮小が精力的に行われる一方、光電変換信号出力が低下することなどから、光電変換信号を増幅して出力することが可能な増幅型の固体撮像装置が注目されている。
【0003】
このような増幅型固体撮像装置には、MOS型、AMI型、CMD型、BASIS型等がある。このうち、MOS型はフォトダイオードで発生した光キャリアをMOSトランジスタのゲート電極に蓄積し、走査回路からの駆動タイミングに従って、その電位変化を出力部へ電荷増幅して出力するものである。
【0004】
このMOS型のうち、光電変換部や、その周辺回路部を含め全てCMOSプロセスで実現するCMOS型固体撮像装置が特に注目されてきている。
【0005】
図5は、従来のCMOS型固体撮像装置の等価回路図である。図7は、図5の水平転送スイッチN511〜N513、リセットスイッチN514、水平走査回路ブロック5、差動増幅回路51の模式的な実装平面図である。なお、図7には、第一の配線層及び第二の配線層の二つの配線層で上記各部を接続している様子を示している。
【0006】
図5には、以下説明する画素部1と、垂直走査回路ブロック2と、水平走査回路ブロック5と、入力MOSトランジスタN51と、負荷MOSトランジスタN52〜N54と、クランプ容量C01〜C03と、クランプスイッチN55〜N57と、転送スイッチN58〜N510と、信号保持容量CT1〜CT3と、水平転送スイッチN511〜513と、リセットスイッチN514と、差動増幅回路51とを備えている。
【0007】
画素部1に備えられているフォトダイオードD11〜D33は、光信号電荷を発生する。こでではアノード側が接地されている。フォトダイオードD11〜D33のカソード側は、転送MOSトランジスタM111〜M133を介して増幅MOSトランジスタM311〜M333のゲートに接続されている。
【0008】
また、増幅MOSトランジスタM311〜M333のゲートには、これをリセットするためのリセットMOSトランジスタM211〜M233のソースが接続され、リセットMOSトランジスタM211〜M233のドレインは、リセット電源に接続されている。
【0009】
さらに、増幅MOSトランジスタM311〜M333のドレインは電源に接続され、ソースは選択MOSトランジスタM411〜M433のドレインに接続されている。転送MOSトランジスタM111のゲートは、横方向に延長して配置される第1の行選択線(垂直走査線)PTX1に接続される。
【0010】
同じ行に配置された他の画素セルの同様な転送MOSトランジスタM121,M131のゲートも第1の行選択線PTX1に共通に接続される。リセットMOSトランジスタM211のゲートは、横方向に延長して配置される第2の行選択線(垂直走査線)PRES1に接続される。
【0011】
同じ行に配置された他の画素セルの同様なリセットMOSトランジスタM221,M231のゲートも第2の行選択線PRES1に共通に接続される。選択MOSトランジスタM411のゲートは、横方向に延長して配置される第3の行選択線(垂直走査線)PSEL1に接続される。
【0012】
同じ行に配置された他の画素セルの同様な選択MOSトランジスタM421,M431のゲートも第3の行選択線PSEL1に共通に接続される。これら第1〜第3の行選択線は、垂直走査回路ブロック2に接続され、後述する動作タイミングに基づいて信号電圧が供給される。
【0013】
図5に示されている残りの行においても同様な構成の画素セルと、行選択線が設けられる。これらの行選択線には、垂直走査回路ブロック2により形成されたPTX2〜PTX3、PRES2〜PRES3、PSEL2〜PSEL3が供給される。選択MOSトランジスタM411のソースは、縦方向に延長して配置される垂直信号線V1に接続される。
【0014】
同じ列に配置される画素セルの同様な選択MOSトランジスタM412,M413のソースも垂直信号線V1に接続される。垂直信号線V1は負荷手段である負荷MOSトランジスタN52に接続される。
【0015】
図5に示されている残りの垂直信号線V2〜V3においても同様に選択MOSトランジスタ、負荷MOSトランジスタが接続される。
【0016】
さらに、負荷MOSトランジスタN52〜N54のソースは共通のGNDライン4に、ゲートは入力MOSトランジスタN51のゲート及びドレインに共通に接続されるとともに電圧入力端子Vbiasに接続される。
【0017】
垂直信号線V1は、クランプ容量C01と転送スイッチN58を介して信号を一時保持するための容量CT1に接続され、水平転送スイッチN511を介して差動増幅回路51の反転入力端子(水平出力線)に接続される。
【0018】
差動増幅回路51の正転入力端子は水平出力線のリセット電圧Vresに、反転入力端子はリセットスイッチN514を介して水平出力線のリセット電圧Vresにそれぞれ接続される。信号保持容量CT1の逆側の端子は接地されている。
【0019】
クランプ容量C01と転送スイッチN58との接続点はクランプスイッチN55を介してクランプ電源に接続される。水平転送スイッチN511のゲートは信号線H1に接続され、水平走査回路ブロック5に接続される。
【0020】
図5に示されている残りの列V2〜V3においても同様な構成の読み出し回路が設けられる。また、各列に接続されたクランプスイッチN55〜N57のゲート及び転送スイッチN58〜N510のゲートは、クランプ信号入力端子PC0R及び転送信号入力端子PTにそれぞれ共通に接続され、後述する動作タイミングに基づいてそれぞれ信号電圧が供給される。
【0021】
図6は、図5に示すCMOS型固体撮像装置の動作を示すタイミングチャートである。フォトダイオードD11〜D33からの光信号電荷の読み出しに先立って、リセットMOSトランジスタM211〜M231のゲートPRES1がハイレベルとなる。
【0022】
これによって、増幅MOSトランジスタM311〜M331のゲートがリセット電源にリセットされる。リセットMOSトランジスタM211〜M231のゲートPRES1がローレベルに復帰すると同時にクランプスイッチN55〜N57のゲートPC0Rがハイレベルになった後に、選択MOSトランジスタM411〜M431のゲートPSEL1がハイレベルとなる。
【0023】
これによって、リセットノイズが重畳されたリセット信号(ノイズ信号)が垂直信号線V1〜V3に読み出されクランプ容量C01〜C03にクランプされる。同時に転送スイッチN58〜N510のゲートPTがハイレベルとなり、信号保持容量CT1〜CT3がクランプ電圧にリセットされる。
【0024】
つぎに、クランプスイッチN55〜N57のゲートPC0Rがローレベルに復帰する。つぎに、転送MOSトランジスタM111〜M131のゲートPTX1がハイレベルとなり、フォトダイオードD11〜D31の光信号電荷が、増幅MOSトランジスタM311〜M331のゲートに転送されると同時に光信号が垂直信号線V1〜V3に読み出される。
【0025】
つぎに、転送MOSトランジスタM111〜M131のゲートPTX1がローレベルに復帰した後、転送スイッチN58〜N510のゲートPTがローレベルとなる。これによって、リセット信号からの変化分(光信号)が信号保持容量CT1〜CT3に読み出される。
【0026】
ここまでの動作で、第1行目に接続された画素セルの光信号が、それぞれの列に接続された信号保持容量CT1〜CT3に保持される。
【0027】
つぎに、リセットMOSトランジスタM211〜M231のゲートPRES1及び転送MOSトランジスタM111〜M131のゲートPTX1がハイレベルとなり、フォトダイオードD11〜D31の光信号電荷がリセットされる。
【0028】
この後、水平走査回路ブロック5から供給され信号線H1〜H3を伝送する信号によって、各列の水平転送スイッチN511〜N513のゲートが順次ハイレベルとなり、信号保持容量CT1〜CT3に保持されていた電圧が、順次水平出力線に読み出され、出力端子OUTに順次出力される。
【0029】
各列の信号読み出しの合間でリセットスイッチN514によって水平出力線がリセット電圧Vresにリセットされる。以上で、第1行目に接続された画素セルの読み出しが完了する。以下同様に、垂直走査回路ブロックからの信号によって第2行目以降に接続された画素セルの信号が順次読み出され、全画素セルの読み出しが完了する。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の技術は、水平転送スイッチN511〜N513のソースが共通に接続された水平出力線が、水平転送スイッチN511〜N513のゲート・ソース間容量を介してゲート端子を駆動する信号線H1〜H3に容量結合されている。
【0031】
また、水平出力線は、水平走査回路ブロック5からの信号線H1〜H3の配線と重なっており容量結合している。信号線H1〜H3を通る信号は水平走査回路ブロック5の電源及びGNDから供給されており、結果的に水平走査回路ブロック5の電源及びGNDに容量結合している。
【0032】
さらに、水平出力線の配線は半導体基板上に設けられており、半導体基板とも容量結合している。図6を用いて説明した駆動方法のように、水平出力線に信号が読み出されるタイミングでは入力端子はハイインピーダンス(フローティング)の状態であり、容量結合による外乱ノイズの影響を受けやすい。
【0033】
水平走査回路ブロック5の電源及びGNDは一般的に、デジタル回路の貫通電流等の影響により、スパイク状のノイズが重畳していることが多く、このノイズが水平出力線に影響を与える。結果的に差動増幅回路51の出力波形(センサ出力波形)に影響を与え、本来の被写体の像が得られないという問題があった。
【0034】
そこで、本発明は、差動増幅回路の出力にノイズ等の影響を与えない固体撮像装置を提供することを課題とする。
【0035】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、被写体からの光を複数の光電変換素子で信号電荷に変換し、各光電変換素子で変換された信号電荷を、リファレンス信号が供給される差動増幅回路で増幅することによって、前記被写体の画像信号を生成する固体撮像装置において、前記複数の光電変換素子に共通に設けられた垂直信号線と、該垂直信号線に設けられた第1の容量とを有し、前記各光電変換素子からの信号を前記第1の容量に保持した後、前記差動増幅回路へ順次出力する第1の水平出力線と、前記差動増幅回路へ前記リファレンス信号を供給する第2の水平出力線とを有し、前記第1の水平出力線と予め決められた配線との間の結合容量と、前記第2の水平出力線と前記配線との間の結合容量とを合わせている。
【0036】
すなわち、本発明は、差動増幅回路への入力信号に同じようにノイズ等を重畳させることで、差動増幅回路でノイズ等を差分して、差動増幅回路の出力信号からノイズ等を除去するようにしている。
【0037】
また、本発明のビデオカメラ、ビデオスチルカメラ、原稿画像読取システムなどを含む固体撮像システムは、固体撮像装置を備えている。
【0038】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態の固体撮像装置の等価回路図である。図1の画素部1、入力MOSトランジスタN51、負荷MOSトランジスタN52〜N54、クランプ容量C01〜C03、クランプスイッチN55〜N57、転送スイッチN58〜N510、信号保持容量CT1〜CT3は、図5と同様の構成である。なお、図1において、図5に示した部分と同様の部分には同一符号を付している。
【0039】
信号を一時保持するための容量CT1〜CT3は、水平転送スイッチN511〜N513を介して差動増幅回路51の反転入力端子(水平出力線)に接続され、水平出力線はリセットスイッチN514を介してリセット電圧Vresに接続される。
【0040】
水平転送スイッチN511〜N513のゲートは信号線H1〜H3に接続され、水平走査回路ブロック5に接続される。
【0041】
差動増幅回路51の正転入力端子には、ドレインがリセット電圧Vresに接続されたスイッチN11〜N13が接続され、スイッチN11〜N13のゲートは水平転送スイッチN511〜N513と同様、信号線H1〜H3に接続される。
【0042】
さらに、正転入力端子はリセットスイッチN14を介してリセット電圧Vresに接続される。
【0043】
特に限定はしないが、水平転送スイッチN511〜N513とスイッチN11〜N13、リセットスイッチN514とN14は同一形状のスイッチである方が望ましい。
【0044】
また、図1では簡単のため3行3列の2次元画素アレイとしているが、このサイズに限定したものではなく、さらに、1次元のリニアセンサについても同様の構成が採れることはいうまでもない。
【0045】
つぎに、本実施形態の固体撮像装置の動作について説明する。信号保持容量CT1〜CT3に保持するまでの動作は、図6に基づく説明と同様である。
【0046】
信号保持容量CT1〜CT3に保持された信号は、水平走査回路ブロック5から供給され信号線H1〜H3を伝送する信号によって、各列の水平転送スイッチN511〜N513のゲートが順次ハイレベルとなり、水平出力線に読み出される。
【0047】
また、水平走査回路ブロック5から供給され信号線H1〜H3を伝送する信号によって、スイッチN11〜N13のゲートも順次ハイレベルとなり、差動増幅回路51の正転入力端子には、水平出力線に信号が読み出されるタイミングに同期してリセット電圧Vresが読み出される。
【0048】
各列の信号読み出しの合間でリセットスイッチN514,N14によって水平出力線及び差動増幅回路51の正転入力端子が水平出力線のリセット電圧Vresにリセットされる。出力端子OUTには、正転入力信号と反転入力信号との差信号が所望のゲインで増幅されて出力される。
【0049】
このような動作において、水平出力線には例えば、水平走査回路ブロック5から供給され信号線H1〜H3を伝送する信号や水平出力線のリセット信号PCHRESのクロックリークが発生する。また、水平出力線は水平転送スイッチN511〜N513のゲート・ソース間容量によって信号線H1〜H3と容量結合している。
【0050】
水平走査回路ブロック5から供給され信号線H1〜H3を伝送する信号は順次ハイレベルとなるため、ほとんどの期間、水平走査回路ブロック5のGNDから供給されるローレベルを出力している。
【0051】
ところで、本実施形態では差動増幅回路51の正転入力端子にも水平出力線と同様、リセットスイッチN14と、水平転送スイッチと同一の信号がゲートに入力されたスイッチN11〜N13が接続されているため、正転入力端子も反転入力端子と同様にクロックリークやスパイク状のノイズの影響を受ける。
【0052】
これらのノイズ成分は反転入力端子と正転入力端子間で同相の成分であり、差動増幅回路51で除去されるので、出力端子OUTに影響を与えることはない。
【0053】
(第2実施形態)
図2(a)は、本発明の第2実施形態の固体撮像装置の一部の等価回路図である。図2(a)には、図1の信号保持容量CT1〜CT3よりも図面の下側の部分を示しており、他の部分は図1と同様である。なお、図2(a)において、図1に示した部分と同様の部分には同一符号を付している。
【0054】
信号を一時保持するための容量CT1〜CT3は、図1と同様に水平転送スイッチN511〜N513を介して差動増幅回路51の反転入力端子(水平出力線)に接続され、水平出力線はリセットスイッチN514を介してリセット電圧Vresに接続される。
【0055】
水平転送スイッチN511〜N513のゲートは信号線H1〜H3に接続され、水平走査回路ブロック5に接続される。
【0056】
差動増幅回路51の正転入力端子には、ソースとドレインが共通に接続されたダミースイッチN21〜N23に接続され、ダミースイッチN21〜N23のゲートは水平転送スイッチN511〜N513と同様、信号線H1〜H3に接続される。
【0057】
さらに、正転入力端子はリセットスイッチN14を介してリセット電圧Vresに接続される。
【0058】
つぎに、本実施形態の固体撮像装置の動作について説明する。信号保持容量CT1〜CT3に保持するまでの動作は、図6に基づく説明と同様である。
【0059】
信号保持容量CT1〜CT3に保持された信号は、水平走査回路ブロック5から供給され信号線H1〜H3を伝送する信号によって、各列の水平転送スイッチN511〜N513のゲートが順次ハイレベルとなり、水平出力線に読み出される。
【0060】
また、同じ信号線H1〜H3を伝送する信号によりダミースイッチN21〜N23のゲートも順次ハイレベルとなる。
【0061】
各列の信号読み出しの合間でリセットスイッチN514,N14によって差動増幅回路51の反転入力端子及び正転入力端子が水平出力線のリセット電圧Vresにリセットされる。
【0062】
出力端子OUTには、正転入力信号と反転入力信号との差信号が所望のゲインで増幅されて出力される。
【0063】
このような動作において、第1実施形態と同様に、水平出力線はクロックリークやスパイク状のノイズ等の外乱ノイズの影響を受けるが、差動増幅回路51の正転入力端子にも水平出力線と同様、リセットスイッチN14と、水平転送スイッチと同一の信号がゲートに入力されたダミースイッチN21〜N23が接続されているため、正転入力端子も同様にクロックリークやスパイク状のノイズの影響を受ける。
【0064】
これらのノイズ成分は反転入力端子と正転入力端子間で同相の成分であり、差動増幅回路51で除去されるので、出力端子OUTに影響を与えることはない。
【0065】
図2(c)は、本発明の第2実施形態の他の固体撮像装置の一部の等価回路図であり、第1実施形態とはダミースイッチN21〜N23の接続が異なる。
【0066】
本実施形態ではダミースイッチN21〜N23のゲートが水平走査回路ブロック5と同一のGNDに接続されている。
【0067】
水平走査回路ブロック5から供給され信号線H1〜H3を伝送する信号は順次ハイレベルとなるため、ほとんどの期間、水平走査回路ブロック5のGNDから供給されるローレベルを出力している。
【0068】
従って、本実施形態のようにダミースイッチN21〜N23のゲートが水平走査回路ブロック5と同一のGNDに固定されている場合においても、前記実施形態と同様の効果がある。
【0069】
図2(b)は、本発明の第2実施形態の他の固体撮像装置の一部の等価回路図である。図2(b)には、図1の信号保持容量CT1〜CT3よりも図面の下側の部分を示しており、他の部分は図1と同様である。なお、図2(b)において、図1に示した部分と同様の部分には同一符号を付している。
【0070】
信号を一時保持するための容量CT1〜CT3は、図1と同様に水平転送スイッチN511〜N513を介して差動増幅回路51の反転入力端子(水平出力線)に接続され、水平出力線はリセットスイッチN514を介してリセット電圧Vresに接続される。
【0071】
水平転送スイッチN511〜N513のゲートは信号線H1〜H3に接続され、水平走査回路ブロック5に接続される。
【0072】
差動増幅回路51の正転入力端子には、ドレインがリセット電圧Vresに接続されたスイッチN11〜N13に接続され、スイッチN11〜N13のゲートは水平転送スイッチN511〜N513と同様、信号線H1〜H3に接続される。
【0073】
また、正転入力端子にはドレインがダミーの保持容量CT4に接続されたスイッチN15のソースが接続され、スイッチN15のゲートは水平走査回路ブロック5からの信号線H0に接続される。
【0074】
ダミーの保持容量CT4の容量値は信号保持容量CT1〜CT3の容量値とできる限り等しいことが望ましい。
【0075】
また、特に図示しないが、信号線H0には信号線H1〜H3を伝送する信号のOR処理されたものが供給される。
【0076】
さらに、正転入力端子はリセットスイッチN14を介してリセット電圧Vresに接続される。
【0077】
つぎに、本実施形態の固体撮像装置の動作について説明する。信号保持容量CT1〜CT3に保持するまでの動作は、図6に基づく説明と同様である。
【0078】
信号保持容量CT1〜CT3に保持された信号は、水平走査回路ブロック5から供給され信号線H1〜H3を伝送する信号によって、各列の水平転送スイッチN511〜N513のゲートが順次ハイレベルとなり、水平出力線に読み出される。
【0079】
また、同じ信号線H1〜H3を伝送される信号によって、スイッチN11〜N13のゲートが順次ハイレベルとなる。差動増幅回路51の正転入力端子には、水平出力線に信号が読み出されるタイミングに同期してリセット電圧Vresが読み出され、さらに水平走査回路ブロック5から供給され信号線H1〜H3を伝送する信号が順次ハイレベルとなるタイミングで、スイッチN15のゲートもハイレベルとなりダミーの保持容量CT4が接続される。
【0080】
各列の信号読み出しの合間でリセットスイッチN514,N14によって水平出力線及び差動増幅回路51の正転入力端子が水平出力線のリセット電圧Vresにリセットされる。
【0081】
出力端子OUTには、正転入力信号と反転入力信号との差信号が所望のゲインで増幅されて出力される。
【0082】
このような動作において、水平出力線はクロックリークやスパイク状のノイズ等の外乱ノイズの影響を受けるが、差動増幅回路51の正転入力端子にも水平出力線と同様、リセットスイッチN14と、水平転送スイッチと同一の信号がゲートに入力されたスイッチN11〜N13が接続されているため、正転入力端子も同様に上記の例で示したようなクロックリークやスパイク状のノイズの影響を受ける。
【0083】
さらに水平出力線に信号が読み出されるタイミングにおいて、正転入力端子はスイッチN15を介してダミーの保持容量CT4に接続されるため、水平出力線と正転入力端子のGNDに対する容量が等しい。
【0084】
これらのノイズ成分は反転入力端子と正転入力端子間で同相の成分であり、大きさも等しいため、差動増幅回路51で除去され出力端子OUTに影響を与えることはない。
【0085】
(第3実施形態)
図3は、本発明の第3実施形態の固体撮像装置の一部の等価回路図である。図3には、図1の信号保持容量CT1〜CT3よりも図面の下側の部分を示しており、他の部分は図1と同様である。なお、図3において、図1に示した部分と同様の部分には同一符号を付している。
【0086】
信号を一時保持するための容量CT1〜CT3は、水平転送スイッチN511〜N513を介して差動増幅回路51の反転入力端子(水平出力線)に接続され、水平出力線はリセットスイッチN514を介してリセット電圧Vresに接続される。
【0087】
水平転送スイッチN511〜N513のゲートは信号線H1〜H3に接続され、水平走査回路ブロック5に接続される。
【0088】
差動増幅回路51の正転入力端子には、水平転送スイッチN511〜N513のソース領域と同等の接合容量を有するダイオードD31〜D33が接続される。
【0089】
さらに、正転入力端子はリセットスイッチN14を介してリセット電圧Vresに接続される。
【0090】
つぎに、本実施形態の固体撮像装置の動作について説明する。信号保持容量CT1〜CT3に保持するまでの動作は、図6に基づく説明と同様である。
【0091】
信号保持容量CT1〜CT3に保持された信号は、水平走査回路ブロック5から供給され信号線H1〜H3を伝送する信号によって、各列の水平転送スイッチN511〜N513のゲートが順次ハイレベルとなり、水平出力線に読み出される。
【0092】
各列の信号読み出しの合間でリセットスイッチN514,N14によって差動増幅回路51の反転入力端子及び正転入力端子が水平出力線のリセット電圧Vresにリセットされる。
【0093】
出力端子OUTには、正転入力信号と反転入力信号との差信号が所望のゲインで増幅されて出力される。
【0094】
このような動作において、第1実施形態と同様に、水平出力線はクロックリークやスパイク状のノイズ等の外乱ノイズの影響を受けるが、差動増幅回路51の正転入力端子にも水平出力線と同様、リセットスイッチN14が接続されているため、正転入力端子も同様にクロックリークの影響を受ける。
【0095】
このクロックリークは反転入力端子と正転入力端子間で同相の成分であり、差動増幅回路51で除去されるので、出力端子OUTには影響を与えることはない。
【0096】
(第4実施形態)
図4(a)は、本発明の第4実施形態の固体撮像装置の一部の等価回路図である。図4(a)には、図1の信号保持容量CT1〜CT3よりも図面の下側の部分を示しており、他の部分は図1と同様である。なお、図4(a)において、図1に示した部分と同様の部分には同一符号を付している。
【0097】
図4(b)は、図4(a)の水平転送スイッチN511〜N513、リセットスイッチN514,N41、水平走査回路ブロック5、差動増幅回路51の実装平面図である。なお、図4(b)には、第一の配線層、第二の配線層及び第三の配線層の三つの配線層で上記各部を接続している様子を示している。
【0098】
差動増幅回路51の正転入力端子の配線は反転入力端子の配線(水平出力線)と並行して延長され、水平走査回路ブロック5からの信号線H1〜H3の配線との重なり関係が水平出力線と同様になるように構成されている。
【0099】
また、正転入力端子の配線と水平出力線の配線との間はGND配線でシールドされており、両配線間のクロストークが抑圧される。
【0100】
図4(b)に示すように、水平出力線は、水平走査回路ブロック5からの信号線H1〜H3と重なっており容量結合している。
【0101】
さらに、水平出力線は半導体基板上に配置されており、半導体基板とも容量結合している。本実施形態においても第1実施形態と同様に水平出力線は外乱ノイズの影響を受ける。
【0102】
例えば、水平走査回路ブロック5から供給され信号線H1〜H3を伝送する信号は順次ハイレベルとなるため、ほとんどの期間、水平走査回路ブロックのGNDから供給されるローレベルを出力している。
【0103】
また、水平出力線は、半導体基板とも容量結合しており、水平走査回路ブロックのGNDや半導体基板に接続された電源又はGNDにノイズがのった場合、その影響を受ける。しかし、差動増幅回路51の正転入力端子の配線と水平走査回路ブロック5からの信号線H1〜H3の配線との重なり関係が水平出力線と同様になるように構成されている。
【0104】
従って、正転入力端子も同様に上記に示したような外乱ノイズの影響を受ける。これらのノイズ成分は反転入力端子と正転入力端子間で同相の成分であり、差動増幅回路51で除去されるので、出力端子OUTに影響を与えることはない。
【0105】
以上の第1から第4の実施形態のように、光電変換素子からの信号を差動増幅回路へ順次出力する水平出力線と電源、GND、又は信号線H1〜H3等の所望の信号線との間の結合容量と、差動増幅回路へ前記リファレンス信号を供給する出力線と上記の所望の信号線との間の結合容量とを合せることにより、高画質な画像を得ることが出来る。
【0106】
(第5実施形態)
図8は、本発明の第5実施形態の固体撮像装置を含むビデオカメラの模式的な内部構成図である。
【0107】
図8において、31は焦点調節を行うためのフォーカスレンズ1A、ズーム動作を行うズームレンズ1B、結像用のレンズ1Cを備えている撮影レンズ、32は絞り、33は撮像面に結像された被写体像を光電変換して電気的な撮像信号に変換する固体撮像装置、34は固体撮像装置33より出力された撮像信号をサンプルホールドして更にレベルを増幅して映像信号を出力するサンプルホールド回路(S/H回路)である。
【0108】
また、35はサンプルホールド回路34から出力された映像信号にガンマ補正,色分離,ブランキング処理等の所定の処理を施して輝度信号Y及びクロマ信号Cを出力するプロセス回路、21はプロセス回路35から出力されたクロマ信号Cのホワイトバランス及び色バランスの補正を行い色差信号R−Y,B−Yとして出力する色信号補正回路、24はプロセス回路5から出力された輝度信号Yと色信号補正回路21から出力された色差信号R−Y,B−Yを変調して標準テレビジョン信号として図示しないビデオレコーダ、あるいは電子ビューファインダ等のモニタEVFへ出力するエンコーダ回路(ENC回路)である。
【0109】
次いで、36はサンプルホールド回路34から供給される映像信号に基づいてアイリス駆動回路37を制御し、映像信号のレベルが所定レベルの一定値となるように、絞り32の開口量を制御すべくigメータを自動制御するアイリス制御回路である。
【0110】
さらに、13,14はサンプルホールド回路4から出力された映像信号中より合焦検出を行うために必要な高周波成分を抽出する異なった帯域制限のバンドパスフィルタである。第一のバンドパスフィルタ13(BPF1)及び第二のバンドパスフィルタ14(BPF2)から出力された信号は、ゲート回路15及びフォーカスゲート枠信号で各々でゲートされ、ピーク検出回路16でピーク値が検出されてホールドされるとともに、論理制御回路17に入力される。この信号を焦点電圧と呼び、この焦点電圧によってフォーカスを合せている。
【0111】
また、18はフォーカスレンズ1Aの移動位置を検出するフォーカスエンコーダ、19はズームレンズ1Bの焦点距離を検出するズームエンコーダ、20は絞り32の開口量を検出するアイリスエンコーダである。
【0112】
さらに、17はアイリスエンコーダ18の検出値に基づいて被写体に対する合焦検出を行い焦点調節を行ったり、システムコントロールを行う論理制御回路17である。論理制御回路17は、バンドパスフィルタ13,14より供給された高周波成分のピーク値情報を取り込み、高周波成分のピーク値が最大となる位置へとフォーカスレンズ1Aを駆動すべくフォーカス駆動回路39にフォーカスモータ10の回転方向、回転速度、回転/停止等の制御信号を供給し、これを制御する。
【0113】
(第6実施形態)
図9は、本発明の第6実施形態の固体撮像装置を含むスチルビデオカメラの模式的な内部構成を示すブロック図である。図9において、1051はレンズのプロテクトとメインスイッチを兼ねるバリア、1052は被写体の光学像を実施形態1等で説明したデジタルスチルカメラである撮像装置1054に結像させるレンズ、1053はレンズ1052を通った光量を可変するための絞り、1054はレンズ1052で結像された被写体を画像信号として取り込むための撮像装置、1055は撮像装置1054から出力される画像信号に各種の補正、クランプ等の処理を行う撮像信号処理回路、1056は撮像装置1054より出力される画像信号のアナログ−ディジタル変換を行うA/D変換器、1057はA/D変換器1056より出力された画像データに各種の補正を行ったりデータを圧縮する信号処理部、1058は撮像装置1054,撮像信号処理回路1055,A/D変換器1056,信号処理部1057に各種タイミング信号を出力するタイミング発生部、1059は各種演算とスチルビデオカメラ全体を制御する全体制御・演算部、1060は画像データを一時的に記憶するためのメモリ部、1061は記録媒体に記録又は読み出しを行うための記録媒体制御インターフェース部、1062は画像データの記録又は読み出しを行うための半導体メモリ等の着脱可能な記録媒体、1063は外部コンピュータ等と通信するための外部インターフェース(I/F)部である。
【0114】
つぎに、前述の構成における撮影時のデジタルスチルカメラの動作について、説明する。バリア1051がオープンされるとメイン電源がオンされ、次にコントロール系の電源がオンし、さらに、A/D変換器1056などの撮像系回路の電源がオンされる。
【0115】
それから、露光量を制御するために、全体制御・演算部1059は絞り1053を開放にし、固体撮像装置1054から出力された信号は、撮像信号処理回路1055をスルーしてA/D変換器1056へ出力される。A/D変換器1056は、その信号をA/D変換して、信号処理部1057に出力する。信号処理部1057は、そのデータを基に露出の演算を全体制御・演算部1059で行う。
【0116】
この測光を行った結果により明るさを判断し、その結果に応じて全体制御・演算部59は絞りを制御する。
【0117】
つぎに、固体撮像装置1054から出力された信号をもとに、高周波成分を取り出し被写体までの距離の演算を全体制御・演算部1059で行う。その後、レンズ1052を駆動して合焦か否かを判断し、合焦していないと判断したときは、再びレンズ1052を駆動し測距を行う。
【0118】
そして、合焦が確認された後に本露光が始まる。露光が終了すると、撮像装置1054から出力された画像信号は、撮像信号処理回路1055において補正等がされ、さらにA/D変換器1056でA/D変換され、信号処理部1057を通り全体制御・演算部1059によりメモリ部1060に蓄積される。
【0119】
その後、メモリ部1060に蓄積されたデータは、全体制御・演算部1059の制御により記録媒体制御I/F部1061を通り半導体メモリ等の着脱可能な記録媒体1062に記録される。また外部I/F部1063を通り直接コンピュータ等に入力して画像の加工を行ってもよい。
【0120】
(第7実施形態)
図10は、本発明の第7実施形態の固体撮像装置で撮像された原稿画像を読み取るシートフィード式の原稿画像読取システムの概略図である。図10において、301は密着型のイメージセンサ(以下、「CIS」と称する。)であり、第1実施形態等で説明した固体撮像装置302と、固体撮像装置302に原稿からの光を集めるセルフォックレンズ303と、原稿に光を照射するLEDアレイ304と、原稿が載置されるコンタクトガラス305とを備えている。
【0121】
なお、LEDアレイ304はR,G,BのLEDが配列されている。また、LEDアレイ304はLEDドライブ回路が内蔵されており、1ライン毎に各色LEDを切り替えて点灯させることにより、R,G,B線順次のカラー画像を読み取れるようにしている。
【0122】
また、306は原稿をコンタクトガラス305に載置させるためにCIS301の前後に配置されている搬送ローラ、307は原稿をCIS301に接触させるために使用されるコンタクトシートである。
【0123】
さらに、308は原稿が差し込まれたことを検知するための原稿検知レバー、309は原稿が差し込まれたときに傾いた原稿検知レバー308に押下されたときに原稿検知信号を出力する原稿検知センサ309、310はCIS301からの信号にシェーディング補正などの処理を施したり原稿検知センサ309からの出力に基づいて原稿搬送ローラ306の駆動用モータ(図示せず)の駆動を制御する制御回路、313は制御回路310で処理が施された信号を例えばモニタなどに表示するパーソナルコンピュータ等の外部装置である。
【0124】
図11は、図10の制御回路310の模式的な内部構成を示すブロック図である。図11において、205は固体撮像装置302からの増幅信号をアナログ信号から例えば8ビットのディジタル信号に変換するA/D変換器、206はキャリブレーション用のシートを予め読み取ることによりシェーディング補正用のデータが記憶されているシェーディングRAM、207はシェーディングRAM206のデータに基づいて読み取られた画像信号のシェーディング補正を行うシェーディング補正回路、208は原稿の先端を検知するために読み取られた画像データにおけるピーク値をライン毎に検知するピーク検知回路である。
【0125】
また、209はホストコンピュータより予め設定されたガンマーカーブに従って読み取られた画像データのガンマ変換を行うガンマ変換回路、210は実際の読み取り動作とホストコンピュータとの通信におけるタイミングを合せるために画像データが1次的に記憶されるバッファRAM、211はホストコンピュータより予め設定された画像出力モード(2値、4ビット多値、8ビット多値、24ビット多値)に従ったパッキング処理を行ったデータをバッファRAM210に書き込んだりインターフェース回路212にバッファRAM210から画像データを読み込んで出力させるパッキング/バッファRAM制御回路である。
【0126】
さらに、212はパーソナルコンピュータなどの本実施形態に係る画像読み取り装置のホスト装置となる外部装置との間でコントロール信号の受容や画像信号の出力を行うインターフェース回路、215は処理手順を格納したROM215A及び作業用のRAM215Bを有しておりROM215Aに格納された手順に従って各部の制御を行うマイクロコンピュータ形態などのCPUである。
【0127】
また、216はCPU215に供給するタイミング信号を生成するための例えば水晶発振器、214はCPU215の設定に応じて発振器216の出力を分周して動作の基準となる各種タイミング信号を発生するタイミング信号発生回路である。
【0128】
つぎに、本実施形態の原稿画像読取システムの動作について説明する。まず、CIS301のメイン電源がオンされると、タイミング信号発生回路214で、水晶発振器216の出力を発生する分周して動作の基準となる各種タイミング信号をCPU215へ出力する。
【0129】
この状態で、原稿画像読取システムに原稿が差し込まれると、原稿検知レバー308が原稿に押されて傾く。すると、原稿検知レバー308によって原稿検知センサ309が押下され、原稿検知センサ309から原稿検知信号がCPU215へ出力される。
【0130】
CPU215は、原稿検知センサ309からの原稿検知信号を入力すると、ROM215Aに格納されている処理手順に従って外部装置313との間でコントロール信号の入出力を行い、外部装置313からのコントロール信号に基づいて原稿搬送ローラ306の駆動用モータ(図示せず)を駆動することで、原稿搬送ローラ306を回転させ、原稿をコンタクトガラス305に載置させる。原稿は、コンタクトシート307によってCIS301に接触される。
【0131】
つぎに、CPU215はLEDアレイ304のLEDドライブ回路を駆動して、1ライン毎に各色LEDを切り替えて点灯させる。LEDアレイ304からの光は、原稿に照射され、原稿からの反射光をセルフフォックレンズ303で固体撮像装置302に集めることで、順次、原稿のカラー画像を読み取り、増幅信号を制御回路310へ出力する。
【0132】
制御回路310では、A/D変換器205において固体撮像装置302から出力された増幅信号をアナログ信号から例えば8ビットのディジタル信号に変換してシェーディング補正回路207へ出力する。
【0133】
シェーディング補正回路207は、A/D変換器205から出力されるディジタル信号を入力すると、シェーディングRAM206に記憶されているシェーディング補正用のデータを読み出して、このデータに基づいてディジタル信号のシェーディング補正を行ってからピーク検知回路208とガンマ変換回路209とへ出力する。
【0134】
ピーク検知回路208は、シェーディング補正回路207から出力されるディジタル信号のピーク値をライン毎に検知することによって原稿の先端を検知して、検知結果をCPU215へ出力する。
【0135】
CPU215は、ピーク検知回路208の検知結果に基づいてLEDアレイ304のLEDドライブ回路を駆動する。
【0136】
ガンマ変換回路209は、シェーディング補正回路207から出力されるディジタル信号を、ホストコンピュータより予め設定されたガンマーカーブに従ってガンマ変換を行ってから、パッキング/バッファRAM制御回路211へ出力する。
【0137】
パッキング/バッファRAM制御回路211は、ガンマ変換回路209でガンマ変換されたディジタル信号を、ホストコンピュータより予め設定された画像出力モード(2値、4ビット多値、8ビット多値、24ビット多値)に従ったパッキング処理を行い、データ実際の読み取り動作とホストコンピュータとの通信におけるタイミングを合せるために、パッキング処理後のディジタル信号を1次的にバッファRAM210に記憶した後に、インターフェース回路212に出力する。
【0138】
インターフェース回路212は、パッキング/バッファRAM制御回路211から出力されるディジタル信号を、外部装置313へ出力する。
【0139】
外部装置313は、制御回路310で各種処理が施された信号を例えばモニタなどに表示する。
【0140】
(第8実施形態)
図12は、本発明の第8実施形態の固体撮像装置を含む原稿画像読取システムの模式的な構成を示すブロック図である。図13は、図12のリーダ部401及びプリンタ部402の断面構成図である。
【0141】
図12に示すリーダ部401は、図示しない原稿画像を読み取り、その原稿画像に応じた画像データをプリンタ部402及び画像入出力制御部403へ出力する。
【0142】
プリンタ部402は、リーダ部401及び画像入出力制御部403からの画像データに応じた画像を記録紙上に記録する。
【0143】
画像入出力制御部403は、リーダ部401に接続されており、ファクシミリ部404、ファイル部405、コンピュータインターフェース部407、フォーマッタ部408、イメージメモリ部409、コア部410等を備えている。
【0144】
ファクシミリ部404は、図示しない画像入出力制御部から送信された圧縮画像データを電話回線413を介して受信して伸長した画像データをコア部410へ転送し、またコア部410から転送された画像データを圧縮した圧縮画像データを電話回線413を介して図示しない画像入出力制御部へ送信する。ファクシミリ部404にはハードディスク412が接続されており、受信した圧縮画像データを一時的に保存することができる。
【0145】
ファイル部405には光磁気ディスクドライブユニット406が接続されており、ファイル部405は、コア部410から転送された画像データを圧縮し、その画像データをそれを検索するためのキーワードとともに光磁気ディスクドライブユニット6にセットされた光磁気ディスクに記憶させる。ファイル部405は、コア部410を介して転送されたキーワードに基づいて、光磁気ディスクに記憶されている圧縮画像データを検索し、検索した圧縮画像データを読み出して伸長し、伸長された画像データをコア部410へ転送する。
【0146】
コンピュータインターフェース部407は、パーソナルコンピュータ又はワークステーション(PC/WS)411とコア部410との間のインターフェースである。
【0147】
また、フォーマッタ部408は、PC/WS411から転送された画像を表わすコードデータをプリンタ部402で記録できる画像データに展開する。
【0148】
イメージメモリ部409は、PC/WS411から転送されたデータを一時的に記憶する。
【0149】
コア部410は、リーダ部401、ファクシミリ部404、ファイル部405、コンピュータインターフェース部407、フォーマッタ部408、イメージメモリ部409の相互におけるデータの流れを制御する。
【0150】
図13に示す原稿給送装置101は、図示しない原稿を最終ページから順に1枚ずつプラテンガラス102上ヘ給送し、原稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス102上の原稿を排出する。原稿給送装置101は、原稿がプラテンガラス102上ヘ搬送されると、ランプ103を点灯し、スキャナユニット104の移動を開始させて、原稿を露光走査する。
【0151】
この露光走査による原稿からの反射光は、ミラー105〜107及びレンズ108によって、第1実施形態等の固体撮像装置109へ導かれ、固体撮像装置109で読み取られる。固体撮像装置109から出力される画像データは、A/D変換、シェーディング補正等の処理が施された後、プリンタ部402又はコア部410へ転送される。
【0152】
プリンタ部402のレーザドライバ221は、レーザ発光部201を駆動し、リーダ部401から出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発光部201により発光させる。このレーザ光は感光ドラム202の異なる位置に照射され、感光ドラム202にはこれらのレーザ光に応じた潜像が形成される。
【0153】
感光ドラム202の潜像の部分には、現像機203によって現像剤が付着される。
【0154】
そして、レーザ光照射開始と同期したタイミングで、カセット204及びカセット205のいずれかから記録しを給紙し、それを転写部206へ搬送し、感光ドラム202に付着現像材をこの記録紙上に転写する。
【0155】
現像材の乗った記録紙は定着部207に搬送され、定着部207における熱と圧力により現像材が記録紙上に定着される。
【0156】
定着部207を通過した記録紙は排出ローラ208によって排出され、ソータ220は排出された記録紙をそれぞれのピンに収納して記録紙の仕分けを行う。
【0157】
なお、ソータ220は、仕分けが設定されていない場合には、排出ローラ208まで記録紙を搬送した後、排出ローラ208の回転方向を逆転させ、フラッパ209によってそれを再給紙搬送路210へ導く。
【0158】
また、多重記録が設定されていない場合には、記録紙を排出ローラ208まで搬送しないように、フラッパ209によってそれを再給紙搬送路210へ導く。再給紙搬送路210へ導かれた記録紙は上述したタイミングと同じタイミングで転写部206へ給紙される。
【0159】
(第9実施形態)
図14は、本発明の第9実施形態の固体撮像装置を含むビデオカメラを制御するカメラ制御システムの概略構成を示すブロック図である。
【0160】
図14において、10は映像データ及びカメラ制御情報(ステータス情報も含む)をデジタル伝送するネットワーク、12(12―1〜12―n)はネットワーク10に接続されているn台の映像送信端末、16(16―1〜16―n)は各映像送信端末12(12―1〜12―n)に接続されている第5実施形態等で説明したビデオカメラ、14(14―1〜14―n)は映像送信端末12(12―1〜12―n)からの制御信号に従ってビデオカメラ16(16―1〜16―n)のパン、チルト、ズーム、フォーカス及び絞りなどを制御するカメラ制御装置である。
【0161】
なお、ビデオカメラ16(16―1〜16―n)は、カメラ制御装置14(14―1〜14―n)から電源が供給されており、カメラ制御装置14(14―1〜14―n)は、外部からの制御信号に従い、ビデオカメラ16(16―1〜16―n)の電源のON/OFFが制御される。
【0162】
また、図14において、18(18―1〜18―m)は映像送信端末12(12―1〜12―n)からネットワーク10に送出された映像情報を受信する映像受信端末、20(20―1〜20―m)は各映像受信端末18(18―1〜18―m)に接続されているビットマップディスプレイあるいはCRTなどで構成されるモニタである。
【0163】
ここで、ネットワーク10は、有線である必要はなく、無線LAN装置などを利用した無線ネットワークでもよい。この場合、映像受信端末18は、モニタ200と一体化して携帯型の映像受信端末装置とすることができる。
【0164】
つぎに、図14に示すカメラ制御システムの動作について説明する。映像送信端末12(12―1〜12―n)は、接続するカメラ16(16―1〜16―n)の出力映像信号をH.261などの所定の圧縮方式で圧縮し、ネットワーク10を介して、映像要求元の映像受信端末18又はすべての映像受信端末18に送信する。
【0165】
映像受信端末18は、ネットワーク10、映像送信端末12及びカメラ制御装置14を介して任意のカメラ16の種々のパラメータ(撮影方位、撮影倍率、フォーカス及び絞りなど)とともに、電力供給のON/OFF制御を行う。
【0166】
ここで、映像送信端末12は、モニタ20を直接接続して、圧縮映像を伸長する映像伸長装置を設けることで、映像受信端末18と兼用することができる。一方、映像受信端末18は、カメラ制御装置14及びビデオカメラ16を直接接続して、映像圧縮装置を設けることで、映像送信端末として兼用することができる。
【0167】
これらの端末12,18には、映像送信又は映像受信に必要なソフトウエアを記録するROMが備えられている。
【0168】
以上の構成によって、映像送信端末12は、ネットワーク10を経由して遠隔地の映像受信端末18に映像信号を伝送するとともに、映像受信端末18から伝送されるカメラ制御信号を受けて、カメラ16のパン、チルトなどの制御を実行する。
【0169】
また、映像受信端末18は、映像送信端末12にカメラ制御信号を発信し、カメラ制御信号を受信した映像送信端末12は、そのカメラ制御信号の内容に応じてカメラ16を制御するとともに、そのカメラ16の現在の状態を返送する。
【0170】
映像受信端末18は、映像送信端末12から送られてくる映像データを受信し、所定の処理を施してモニタ20の表示画面上に撮影映像をリアルタイムに表示する。
【0171】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、各光電変換素子で変換された信号電荷を増幅する差動増幅回路への入力信号に、同じようにノイズ等を重畳させているので、差動増幅回路でノイズ等が差分され、出力信号からノイズ等を除去するようにしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の固体撮像装置の等価回路図である。
【図2】本発明の第2実施形態の固体撮像装置の一部の等価回路図である。
【図3】本発明の第3実施形態の固体撮像装置の一部の等価回路図である。
【図4】本発明の第4実施形態の固体撮像装置の一部の等価回路図及びその一部の実装平面図である。
【図5】従来のCMOS型固体撮像装置の等価回路図である。
【図6】図5に示すCMOS型固体撮像装置の動作を示すタイミングチャートである。
【図7】図5の水平転送スイッチN511〜N513、リセットスイッチN514、水平走査回路ブロック5、差動増幅回路51の模式的な実装平面図である。
【図8】本発明の第5実施形態の固体撮像装置を含むビデオカメラの模式的な内部構成図である。
【図9】本発明の第6実施形態の固体撮像装置を含むスチルビデオカメラの模式的な内部構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の第7実施形態の固体撮像装置で撮像された原稿画像を読み取るシートフィード式の原稿画像読取システムの概略図である。
【図11】図10の制御回路310の模式的な内部構成を示すブロック図である。
【図12】本発明の第8実施形態の固体撮像装置を含む原稿画像読取システムの模式的な構成を示すブロック図である。
【図13】図12のリーダ部401及びプリンタ部402の断面構成図である。
【図14】本発明の第9実施形態の固体撮像装置を含むビデオカメラを制御するカメラ制御システムの概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 画素部
2 垂直走査回路ブロック
4 GNDライン
5 水平走査回路ブロック
51 差動増幅回路
C01〜C03 クランプ容量
CT1〜CT3 信号保持容量
N51 入力MOSトランジスタ
N52〜N54 負荷MOSトランジスタ
N55〜N57 クランプスイッチ
N58〜N510 転送スイッチ
N511〜513 水平転送スイッチ
N514 リセットスイッチ

Claims (7)

  1. 被写体からの光を光電変換する複数の光電変換素子と、
    前記複数の光電変換素子に共通に設けられた複数の垂直信号線と、
    該垂直信号線に設けられた第1の容量と、
    各垂直信号線を通して送られる複数の光電変換素子からの信号が、前記第1の容量に保持された後、順次出力される第1の水平出力線と、
    前記複数の光電変換素子からの信号を前記第1の水平出力線へ出力するために、複数の前記垂直信号線と前記第1の水平出力線の導通を制御する複数の第1スイッチと、リファレンス信号を供給する第2の水平出力線と、
    前記第2の水平出力線へリファレンス信号を供給するために前記第2の水平出力線に接続された複数の第2スイッチと、
    前記複数の第1スイッチと前記複数の第2スイッチを制御するための走査手段と、
    前記第1の水平出力線からの信号と前記第2の水平出力線からの信号の差分を行う差分手段と、
    を有し、前記第2のスイッチはMOSトランジスタであり、ソースもしくはドレイン領域の一方が前記第1の水平出力線に接続され、ソースまたはドレイン領域の他方が基準電位もしくは、前記ソースまたはドレイン領域の一方と接続されていることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 被写体からの光を光電変換する複数の光電変換素子と、
    前記複数の光電変換素子に共通に設けられた垂直信号線を複数有し、
    該垂直信号線に設けられた第1の容量と、
    各垂直信号線を通して送られる複数の光電変換素子からの信号が、前記第1の容量に保持された後、順次出力される第1の水平出力線と、
    前記複数の光電変換素子からの信号を前記第1の水平出力線へ出力するために、複数の前記垂直信号線と前記第1の水平出力線の導通を制御する複数の第1スイッチと、
    リファレンス信号を供給する第2の水平出力線と、
    前期第2の水平出力線に接続された複数の入出力がショートされた複数のダミースイッチと、
    前記複数の第1スイッチと前記複数の第2スイッチを制御するための走査手段と、
    前記第1の水平出力線からの信号と前記第2の水平出力線からの信号の差分を行う差分手段と、
    を有することを特徴とする固体撮像装置。
  3. 被写体からの光を光電変換する複数の光電変換素子と、
    前記複数の光電変換素子に共通に設けられた複数の垂直信号線と、
    該垂直信号線に設けられた第1の容量と、
    各垂直信号線を通して送られる複数の光電変換素子からの信号が、前記第1の容量に保持された後、順次出力される第1の水平出力線と、
    前記複数の光電変換素子からの信号を前記第1の水平出力線へ出力するために、複数の前記垂直信号線と前記第1の水平出力線の導通を制御する複数の第1スイッチと、
    リファレンス信号を供給する第2の水平出力線と、
    前記第2の水平出力線に接続された制御端子がGNDに固定された複数のダミースイッチと、
    前記複数の第1スイッチを制御する走査手段と、前記第1の水平出力線からの信号と前記第2の水平出力線からの信号の差分を行う差分手段と、
    を有することを特徴とする固体撮像装置。
  4. 被写体からの光を光電変換する複数の光電変換素子と、
    前記複数の光電変換素子に共通に設けられた複数の垂直信号線と、
    該垂直信号線に設けられた第1の容量と、
    各垂直信号線を通して送られる複数の光電変換素子からの信号が、前記第1の容量に保持された後、順次出力される第1の水平出力線と、
    前記複数の光電変換素子からの信号を前記第1の水平出力線へ出力するために、複数の前記垂直信号線と前記第1の水平出力線の導通を制御する複数の第1スイッチと、
    リファレンス信号を供給する第2の水平出力線と、
    前記第2の水平出力線に接続された複数のダイオードと、前記複数の第1スイッチを制御するための走査手段と、
    前記第1の水平出力線からの信号と前記第2の水平出力線からの信号の差分を行う差分手段と、
    を有することを特徴とする固体撮像装置。
  5. 前記第2の水平出力線に第3スイッチを介してダミー容量が接続されていることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  6. 前記第3スイッチは、前記各第1のスイッチが導通し前記第1の水平出力線へ信号を読み出すタイミングにおいて、導通していることを特徴とする請求項に記載の固体撮像装置。
  7. 請求項1からのいずれか1項記載の固体撮像装置と、前記固体撮像装置へ光を結像するレンズと、前記固体撮像装置からの信号を処理する信号処理回路とを備えることを特徴とする固体撮像システム。
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