JP3849979B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車の操舵装置に電動機の動力を付与して運転者の操舵力負担を軽減する電動パワーステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電動パワーステアリング装置は、電動機で操舵トルクに応じた補助トルクを発生させ、この補助トルクをステアリング系に伝達して操舵トルクの軽減を図っている。例えば、図1に電動パワーステアリング装置の構成図を示す。
図1に示されている通り、ステアリングホイール3に一体的に設けられたステアリング軸4は、自在継ぎ手5a、5bを有する連結軸5を介して、ステアリングギヤボックス内にあるラック&ピニオン機構7のピニオン7aと連結され、手動操舵力発生手段2を構成し、ピニオン7aにかみ合うラック歯7bと、これらのかみ合いにより往復運動するラック軸9は、その両端にタイロッド10、10を介して転動輪としての左右前輪W、Wに連結されて、操舵時にはラック&ピニオン式のステアリング系を介して前輪を転動させて車両の方向を変えている。この手動操舵力発生手段2による操舵力を軽減するために補助操舵力を供給する電動機8を設け、操舵トルクTに応じた補助トルクを制御装置12の制御によって発生させ、この補助トルクをラック軸9に伝達してステアリングホイール3の操舵力を軽減する。
【0003】
電動機8の出力特性は、図7、図8に示すように、出力トルクTmが小さい時には回転速度Nmが高く、かつ、電流Imが小さく、出力トルクTmが大きい時には回転速度Nmが低く、かつ、電流Imが大きい。ここで、図7はトルクを重視した電動機の出力特性であり、図8は回転速度を重視した電動機の出力特性である。
このため、停止時のステアリング操作(ハンドル据切り)時に良好な操舵力軽減効果を得ようとすると、走行中などでステアリング操作ハンドルを早く(素早く)した場合に、ステアリングホイールの動きハンドルが重くなり、操舵フィーリングが低下する場合がある。停止時のハンドル据切り時の電動機出力は、図7の点A1で示すように、出力トルクTmが大きいが回転速度Nmが小さい。これに対して、走行中などでステアリング操作を早く操舵した場合の電動機に要求される出力は、図7の点A2に示すように、出力トルクTmは小さいが回転速度Nmは高く、図7の特性を有する電動機では出力不足でこのためにステアリングホイールの動きハンドルが重くなってしまう。
【0004】
一方、図8に示す特性を有する電動機を用いた場合、走行中などでステアリング操作ハンドルを早く操舵した場合には、図8の点A2に示すように良好な操舵力軽減効果が得られるが、停止時のハンドル据切り時には図8の点A1で示すように、電動機の出力不足により、ステアリングホイールの動きハンドルが重くなって操舵フィーリングが低下してしまう。
電動パワーステアリング装置において、この点A1と点A2の2つの条件を満たすように考えると、図9のような出力特性を有する大型の電動機が必要になる。電動機が大型化すると、装置の大きさと重量が増加し、省燃費効果を低下させたり、電動機の慣性モーメントが増加し操舵フィーリングを低下させる原因になる。
【0005】
このような問題を電動機の制御によって解決しようとする公知例として特開2000−279000号公報が知られている。この例では、図10に示すように、電動機に要求される要求出力トルクTmが小さい時には、界磁弱め電流(界磁を弱める電流)を流して電動機の界磁を弱め、回転速度Nmを上昇させるようにして、点A1と点A2との要求条件を満たすようにしている。
【0006】
図12に特開2000−279000号公報の制御装置12のブロック図を示す。この制御装置12は、トルク電流変換ブロック131で指令トルクToに基づくq軸電流指令値iqoの演算、電動機電流検出手段114によるモータの各相(例えばu、v相)の電流検出(例えばu、v相の電流iu、iv)、加算器133によるu、v相の電流iu、ivに基づくw相電流の計算、dq変換ブロック134による電流値のdq変換、加算器122および加算器124による電流偏差演算、PI制御ブロック125および126による指令電圧値演算、dq逆変換ブロック129によるdq逆変換、PWM変換ブロック130によるPWM制御パターン出力演算、駆動回路113による電動機駆動出力電流の出力、回転センサ132と角度検出ブロック135による回転角度演算を行うようになっている。
【0007】
通常、目標値とフィードバック値の偏差演算をCPUで行い、その偏差量に応じた指令値に基づいて制御量を制御している。電流フィードバックループでは、電流は電動機電流検出手段114のカレントトランスフォーマで検出され、その出力は増幅された後、所定の周期でサンプリングされる。そうして、このようにして得られた各相の電流検出値iu、ivおよびこれらから計算で求められるiwはdq変換ブロック134でdq変換されて、そのd軸成分およびq軸成分がそれぞれ各軸の目標値になるように制御される。
【0008】
負荷電流のd軸成分は界磁電流を意味し、負荷電流のq軸成分はトルク電流を意味する。したがって、出力トルクを制御するために、電流のフィードバック制御は、q軸成分が出力トルクの目標値に等しくなるように制御される。
さらに、この例では、d軸補正電流設定手段138を設けて、図10に示すように、電動機の指令トルクToが小さい時には、d軸補正電流idをd軸電流指令値idoに加算するようにして電動機8に界磁弱め電流を流して電動機8の界磁を弱め、これによって回転速度Nmを上昇させるようにして、点A1と点A2との要求条件を満たすようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような特開2000−279000号公報の方法で図10に示すように電動機8を制御した場合、走行中で出力トルクTmと回転速度Nmが共に小さく電動機8に対する要求出力が小さい点A3でも、界磁弱め電流が通電されるため、電動機の電流Imが増加して省燃費効果を低下させることになってしまう。
また、特開2000−279000号公報の方法では、電動機の指令トルクToが小さい時に電動機の界磁を弱め回転速度Nmを上昇させるように界磁弱め電流を通電するようになっているので、図11の点A4のように電動機が回転速度Nmの上限で動作している時、さらに早くステアリング操作を操舵しようとすると、電動機の回転速度Nmはこれ以上増加できないので、運転者の操作をアシストすることができない。このような場合には、電動機8が抵抗になってしまい、転舵に必要とされるトルクと実際に出力されているトルクとの間の差が大きくなる。このような場合に電動機8は、指令トルクToを増加させるように制御されるので、界磁弱め電流が減少し、結果的に回転速度Nmを下げて出力トルクTmを確保しようとする。すなわち、電動機出力は点A4´に移るので、運転者はさらにステアリングホイールの動きが重たく感じるという現象が起きる。
【0010】
前記のごとく、従来の電動パワーステアリング装置では、停止時のハンドル据切り時に電動機8に要求される出力は、出力トルクTmが大きいが回転速度Nmが小さく、走行中などでステアリング操作ハンドルを早くした場合の電動機8に要求される出力は、出力トルクTmは小さいが回転速度Nmは高い。この条件が満たされないとステアリングホイールの動きハンドルが重くなって操作性が悪くなるし、この条件を満たすために大型の電動機を採用すると省燃費効果を低下させることになる。この現象を避けるために出力トルクTmが小さい領域では界磁弱め電流を流して回転速度Nmを上げる方法が用いられる例があるが、出力トルクTmと回転速度Nmが共に小さく、電動機8に対する要求出力が小さい場合でも界磁弱め電流が通電されて省燃費効果が低下するという問題がある。また、電動機8の回転速度Nmがこれ以上上昇できない上限にある時に、さらに早くステアリング操作をしようとすると、回転速度Nmの上限がさらに低下して一層ステアリングホイールの動きが重たくなるという問題がある。
本発明はこの点を解決して、省燃費効果を低下させることなく、また、電動機を大型にすることなく、滑らかな操舵フィーリングが得られる電動パワーステアリング装置の実現を課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するため、本発明の電動パワーステアリング装置は、ステアリング系の操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段と、前記ステアリング系に操舵補助力を与える電動機と、少なくとも前記操舵トルク検出手段からの操舵トルク検出値に基づいて前記電動機への目標信号のトルク軸成分であるq軸指令電圧を設定する目標信号設定手段と、前記電動機に流れる電動機電流を検出する電動機電流検出手段と、前記電動機電流の前記トルク軸成分であるq軸電動機電流と前記q軸指令電圧との偏差に基づいて前記電動機を駆動制御する電動機駆動制御手段とを有し、前記電動機の働きで前記操舵トルクを補助する電動パワーステアリング装置において、q軸指令電圧が所定値よりも大きいときに、前記電動機電流の界磁軸成分であるd軸電流を変化させることにより界磁を弱める界磁弱め手段を具備することを特徴とする。
【0012】
これにより、後記する実施の形態のようにq軸指令電圧が所定値よりも大きく電動機への要求出力が高いときのみ、電動機のd軸電流を変化させ界磁を減少させ、電動機の回転速度を高めるようにする。これにより、走行中にゆっくり小さくステアリングホイールを切る場合などの要求出力が小さいときには、電動機に弱め界磁電流が流れることを防ぎ、無駄に電流を流すことがない。すなわち、省燃費効果を低下させることなく、電動機を大型にすることなく、必要な場合には電動機の回転速度を高め、滑らかな操舵フィーリングが得られる電動パワーステアリング装置を実現することができる。
【0013】
また、ステアリング系の操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段と、前記ステアリング系に操舵補助力を与える電動機と、少なくとも前記操舵トルク検出手段からの操舵トルク検出値に基づいて前記電動機への目標電流値を設定する目標電流設定手段と、前記電動機に流れる電動機電流を検出する電動機電流検出手段と、少なくとも前記目標電流と前記電動機電流との偏差に基づいて電動機駆動信号を生成し、この電動機駆動信号を前記電動機に送信する電動機駆動制御手段とを有し前記電動機の働きで操舵トルクを補助する電動パワーステアリング装置において、前記電動機電流に応じて、前記電動機の界磁を弱める界磁弱め手段を具備することを特徴とする。
【0014】
これにより、後記する実施の形態のように実電流が小さいときにのみ、界磁弱め電流を流して、電動機の界磁を減少させ、電動機の回転速度を高めるようにすることができ、これ以上回転速度が上昇しないような場合に、さらに要求トルクを高め、回転速度限を逆に下げるような矛盾した動きを無くして、電動機を大型にすることなく、必要な場合には電動機の回転速度を高め、滑らかな操舵フィーリングが得られる電動パワーステアリング装置を実現することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる電動パワーステアリング装置の実施の形態を添付図面を参照にして詳細に説明する。
【0018】
まず、図1を参照して、電動パワーステアリング装置1の全体構成について説明する。
【0019】
本実施の形態の電動パワーステアリング装置1は、ステアリングホイール3から操舵輪W、Wに至るステアリング系Sを備えられ、手動操舵力発生手段2による操舵力をアシストする。そのために、電動パワーステアリング装置1は、制御装置12からの電動機制御信号VOに基づいて電動機駆動手段13で電動機電圧VMを発生し、この電動機電圧VMによって電動機8を駆動して補助トルク(補助操舵力)を発生させ、手動操舵力発生手段2による手動操舵力をアシストする。
なお、本実施の形態では、電動機8として、3相ブラシレスモータを、その駆動制御にはdq制御を用いた場合で説明し、この電動機8が特許請求の範囲に記載の電動機に相当し、制御装置12が特許請求の範囲に記載の電動機駆動制御手段に相当する。
【0020】
手動操舵力発生手段2は、ステアリングホイール3に一体に設けられたステアリング軸4に連結軸5を介してステアリング・ギアボックス6内に設けたラック&ピニオン機構7のピニオン7aが連結される。なお、連結軸5は、その両端に自在継ぎ手5a、5bを備える。ラック&ピニオン機構7は、ピニオン7aに噛み合うラック歯7bがラック軸9に形成され、ピニオン7aとラック歯7bの噛み合いにより、ピニオン7aの回転運動をラック軸9の横方向(車両幅方向)の往復運動とする。さらに、ラック軸9には、その両端にタイロッド10、10を介して、操舵輪としての左右の前輪W、Wが連結される。
【0021】
また、電動パワーステアリング装置1は、補助操舵力(補助トルク)を発生させるために、電動機8がラック軸9と同軸上に配設される。そして、電動パワーステアリング装置1は、電動機8の回転をラック軸9と同軸に設けられたボールねじ機構11を介して推力に変換し、この推力をラック軸9(ボールねじ軸11a)に作用させる。
【0022】
制御装置12は、車速センサVS、操舵トルクセンサTS、電動機電流検出手段14の各検出信号V、T、IMOが入力される。そして、制御装置12は、これらの検出信号V、T、IMOに基づいて電動機8にかける電動機電流IMの大きさおよび方向を決定し、電動機駆動手段13に電動機制御信号VOを出力する。さらに、制御装置12は、操舵トルク信号Tと電動機電流信号IMOに基づいて、電動パワーステアリング装置1でのアシストを判定し、電動機8の駆動を制御する。なお、制御装置12は、各種演算や処理等を行うCPU、入力信号変換手段、信号発生手段、記憶手段等で構成される。ちなみに、制御装置12は、CPUを備え、CPUは電動パワーステアリング装置1での主な制御を行う。
なお、本実施の形態では、操舵トルクセンサTSが特許請求の範囲に記載の操舵トルク検出手段に相当し、電動機電流検出手段14が特許請求の範囲に記載の電動機電流検出手段に相当する。
【0023】
車速センサVSは、車速を単位時間当たりのパルス数として検出し、検出したパルス数に対応したアナログ電気信号を車速信号Vとして制御装置12に送信する。なお、車速センサVSは、電動パワーステアリング装置1の専用センサであってもよいし、他のシステムの車速センサを利用してもよい。
【0024】
操舵トルクセンサTSは、ステアリング・ギアボックス6内に配設され、ドライバによる手動の操舵トルクの大きさおよび方向を検出する。そして、操舵トルクセンサTSは、検出した操舵トルクに対応したアナログ電気信号を操舵トルク信号Tとして制御装置12に送信する。なお、操舵トルク信号Tは、大きさを示す操舵トルクとトルクの向きを示すトルク方向の情報を含む。トルク方向は操舵トルクのプラス値/マイナス値で表され、プラス値は操舵トルク方向が右方向であり、マイナス値は操舵トルク方向が左方向である。
【0025】
電動機電流検出手段14は、例えば、電動機8の各巻線ごとに設けられたカレントトランスフォーマで形成され、電動機8に実際に流れる電動機電流IMの大きさおよび方向を検出する。そして、電動機電流検出手段14は、電動機電流IMに対応した電動機電流信号IMOを制御装置12にフィードバック(負帰還)する。
【0026】
電動機駆動手段13は、電動機制御信号VOに基づいて電動機電圧VMを電動機8に印加し、電動機8を駆動する。電動機駆動手段13は、例えば、PWM(Pulse Width Modulation)信号のデューティに応じて電動機駆動手段13内のプリドライブ回路、FETブリッジを介して電動機8の各巻線に正弦波を通電してベクトル制御を行う。
【0027】
続いて制御装置12の動作について図2のブロック図に沿って説明する。制御装置12は2相回転磁束座標系(dq座標系)で記述されるベクトル制御によって、指令トルクToに応じた電動機8の制御を行っている。すなわち、ステアリング系Sハンドルに加わる操舵トルクを操舵トルクセンサTSにより検出し、この検出した操舵トルクTに応じたアシストトルクが得られるように、電動機8をベクトル制御することにより、操舵のアシストを行っている。
【0028】
制御装置12は、まず、q軸目標電流設定手段21内で、操舵トルクセンサTSが検出して出力する操舵トルクT、操舵角速度dφ/dt、車速センサVSが検出して出力する車速信号Vなどから指令トルクToを求める。
【0029】
【数1】
Figure 0003849979
【0030】
ここで、fは所定の指令トルクToを求める関数である。
【0031】
この指令トルクToは、さらに、q軸目標電流設定手段21内でのトルク電流変換によって、q軸電流指令値iqoに変換される。
【0032】
【数2】
Figure 0003849979
【0033】
ここで、gは所定のトルク電流変換を実行する関数である。一方、d軸電流指令値idoは基本的には0とする。
【0034】
さらに、電動機電流検出手段14からの電動機電流信号IMO、ここではモータの各相(例えばu、v相)の電流検出値(例えばu、v相の電流iu、iv)はカレントトランスフォーマで検出され、その出力は増幅された後、所定の周期でサンプリングされる。このようにして得られた各相の電流検出値は、VRレゾルバ32およびRDコンバータ35からなる電動機回転検出手段によって検出された回転信号θに基づいてdq変換ブロック34で変換され、その後、減衰手段3637を経て、d軸およびq軸の実電流(フィードバック電流)idrとiqrが求められる。ここでの減衰手段36,37はこのフィードバックループに外部から混入される高周波の雑音を除去する働きを持っている。エンジンルーム内で雑音はON/OFF動作を行う機械的、電気的スイッチ手段から発生し、後述するPI制御ブロック2526は高周波雑音の影響をうけやすく、雑音混入によって操舵感覚が悪化するという問題が発生する。高周波雑音の除去によってこの問題が解決する。
【0035】
加算器22ではq軸電流の指令電流目標値iqoとq軸フィードバック実電流値iqrの偏差演算を行う。また、加算器23ではd軸電流の指令電流目標値ido(=0)に対して後述のd軸電流補正処理を行い、加算器24ではd軸電流補正後のd軸補正電流目標値idcとd軸フィードバック実電流値idrの偏差演算を行う。すなわち、加算器22および24で
【0036】
【数3】
Figure 0003849979
【0037】
が演算される。ここで、Δidはd軸の電流偏差、Δiqはq軸の電流偏差である。なお、本実施の形態では、q軸目標電流設定手段21が特許請求範囲に記載の目標電流制定手段に相当する。また、目標電流値はidc、iqoに相当する。
【0038】
次に、PI制御ブロック25およびPI制御ブロック26でd軸電流偏差Δidおよびq軸電流偏差Δiqに対してP(Proportional)制御処理およびI(Integral)制御処理を実行し、その結果としてd軸およびq軸に対してのそれぞれの指令電圧Vdo、Vqoを得る。そうして、dq逆変換ブロック29では、これらの指令電圧Vdo、Vqoに対してdq逆変換を行って電動機8のU、V、Wの各相に対するそれぞれの指令電圧Vu、Vv、Vwに変換される。この指令電圧Vu、Vv、VwはPWM変換ブロック30でPWMデュ−ティ信号とされ、このPWMデューティ信号が電動機駆動手段13内のプリドライブ回路、FETブリッジ回路を介して電動機8(ブラシレスモータ)の各相巻線に正弦波電流を通電してベクトル制御を行う。
【0039】
ところで、本実施の形態でのd軸電流補正処理では、d軸補正電流設定手段38によってd軸補正電流idが決定され、加算器23は次式(4)にしたがってd軸補正電流目標値idcを演算する。
【0040】
【数4】
Figure 0003849979
【0041】
ここでidはd軸補正電流設定手段38からの補正電流であり、本実施形態では指令電流目標値ido=0である。補正電流id(負の値)に基づいてd軸電流を通電することによって、電動機8に界磁弱め電流が流れ、電動機8の界磁を減少させることができ、電動機8の回転速度Nmを高めることができる。
【0042】
ここでd軸補正電流設定手段38での処理内容を説明する。
図3にd軸補正電流設定手段38の機能ブロック図を示す。また、図4に、q軸指令電圧対応マップ処理部40での処理マップ、図5にq軸実電流対応マップ処理部41での処理マップ、図6に電動機回転速度対応マップ処理部43での処理マップを示す。
【0043】
d軸補正電流設定手段38のq軸指令電圧対応マップ処理部40では、q軸指令電圧Vqoをアドレスとしてマップ検索して補正電流要素である出力C1が得られる。すなわち次式(5)で表される変換処理を行う。
【0044】
【数5】
Figure 0003849979
【0045】
ここでq軸指令電圧対応マップg1(Vqo)は図4に示すように、q軸指令電圧Vqoが小さい、すなわちq軸電流偏差が小さい部分では0であり、q軸指令電圧Vqoが大きい部分、すなわちq軸電流偏差が大きい部分ではほぼ一定の値を示す。この処理によって、q軸指令電圧Vqoが大きい部分、すなわち、q軸の電流偏差Δiqが大きい部分でのみ、d軸補正電流idを流し、電動機8の界磁を減少させ、電動機8の回転速度Nmを高めるようにしている。これにより、図10の点A3のように走行中にゆっくり小さくステアリングホイール3をきった場合などで、電動機8に弱め界磁電流が流れることを防ぎ、無駄に電流を流すことがなくなる。
なお、本実施の形態では、q軸指令電圧対応マップ処理部40が特許請求範囲に記載の界磁弱め手段に相当する。
【0046】
q軸実電流対応マップ処理部41ではq軸実電流iqrをアドレスとしてマップ検索して補正電流要素である出力C2が得られる。すなわち次式(6)で表される変換処理を行う。
【0047】
【数6】
Figure 0003849979
【0048】
ここでq軸実電流対応マップg2(iqr)は図5に示すように、q軸実電流iqrが小さい部分ではほぼ一定の値を示し、q軸実電流iqrが大きい部分では0になる。この処理によって、q軸実電流iqrが小さい部分でのみ、d軸補正電流idを流し、電動機8の界磁を減少させ、電動機8の回転速度Nmを高めるようにしている。これにより、図11の点A4のようにこれ以上回転速度Nmが上昇しない時にさらに早くステアリング操作をしようとすると、ハンドルトルクがさらに増加し、電動機出力は点A4´に移り一層ステアリングホイールの動きが重たくなるという矛盾した現象に進むことを防止することができる。
なお、本実施の形態では、q軸実電流対応マップ処理部41が特許請求範囲に記載の界磁弱め手段に相当する。
【0049】
電動機回転速度対応マップ処理部43では電動機回転速度Nmをアドレスとしてマップ検索して補正電流要素である出力C3が得られる。すなわち次式(7)で表される変換処理を行う。
【0050】
【数7】
Figure 0003849979
【0051】
ここで回転速度対応マップg3(Nm)は図6に示すように、電動機回転速度Nmが小さい部分では0であり、電動機回転速度Nmが大きい部分でほぼ一定の値を示す。これにより、図10の点A3など、ゆっくりステアリングホイール3をきった場合は、電動機8に弱め界磁電流が流れることを防ぐことができ、無駄に電流を流すことがなくなる。
なお、本実施の形態では、電動機回転速度対応マップ処理部43が特許請求範囲に記載の界磁弱め手段に相当する。
【0052】
ここで、電動機回転速度Nmは、VRレゾルバ32およびRD変換35からなる電動機回転検出手段によって検出された値を用いる。電動機回転検出手段によって検出した検出値は、直接にd軸補正電流設定手段38の電動機回転速度対応マップ処理部43に入力される。
【0053】
q軸指令電圧対応マップ処理部40の出力C1、q軸実電流対応マップ処理部41の出力C2、電動機回転速度対応マップ処理部43の出力C3は相乗積演算部44ですべて掛け算され、式(8)で示されるこの相乗積に比例するd軸補正電流idがd軸補正電流設定手段38の出力として加算器23に入力される。
【0054】
【数8】
Figure 0003849979
【0055】
これにより、d軸電流補正を行う各要素がそれぞれ独立に作用して、q軸電流偏差Δiqすなわちこのq軸電流偏差Δiqを基に演算されるq軸指令電圧Vqoが大きい場合、q軸実電流iqrが小さい場合、電動機回転速度Nmが大きい場合にd軸補正電流idが流れて界磁弱めが行われる。
【0056】
なお、図2の非干渉化制御手段39とそれにつながる加算器2728は、複数の制御入力と、複数の制御量との間に相互干渉がある場合に、1つの制御入力の影響が、1つの制御量だけに及ぶよう相互干渉を絶つ働きをする。この場合は、角速度ωとモータ電流iqr、idrのフィードバックループを小さくする(フィードバックループの応答を早くする)ために用いられている。
【0057】
このように、本発明では、d軸補正電流設定手段38を設けて、q軸指令電圧が大きい場合、q軸実電流が小さい場合、電動機回転速度が大きい場合に、電動機8のd軸成分であるd軸電流を電動機8の界磁を弱めるように補正しているので、電動機8の定格電流を大きくすることなく、電動機回転速度を増加させることができ、指令トルクが急激に変化する場合でも、電動機8の応答性を高めて、ステアリング系Sに最適な操舵補助力を与えることができ、省燃費効果を低下させることなく、また、電動機8を大型にすることなく、滑らかな操舵フィーリングが得られる電動パワーステアリング装置1を実現することができる。
【0058】
以上説明した本発明は、前記した実施の形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。
例えば、本実施の形態では、電動パワーステアリング装置の操舵補助力を付与する電動機として、ブラシレスモータを、その駆動制御にはdq制御を用いてブラシレスモータの相間に正弦波電流を通電するベクトル制御を採用したものについて述べたが、例えば、ブラシレスモータの各相毎の正弦波電流を制御する場合や、ブラシレスモータの相間に矩形波を通電させるものや、矩形波の合成による疑似的な正弦波を通電させるもの、あるいは、他のモータを用いる場合などの構成も実現できる。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に係る発明は、q軸指令電圧に応じて、電動機の界磁を弱めて電動機の回転速度を上昇させる回転速度制御手段を設けたので、電動機への要求出力が高いときにのみ、電動機の界磁を減少させ、電動機の回転速度を高めるようにすることができる。これにより、走行中にゆっくり小さくステアリングホイールを切る場合などでは、電動機に弱め界磁電流が流れることを防ぎ、無駄に電流を流すことがなく、省燃費効果を低下させることなく、電動機を大型にすることなく、必要な場合には電動機の回転速度を高め、滑らかな操舵フィーリングが得られる電動パワーステアリング装置を実現することができる。
【0060】
本発明の請求項2の発明は、電動機電流が小さい時のみ電動機の界磁を減少させ、電動機の回転速度を高めるようにしたので、これ以上回転速度が上昇しない場合に、さらに要求トルクを高めて回転速度上限を逆に下げるような矛盾した動作の発生を防止して、電動機を大型にすることなく、必要な場合には電動機の回転速度を高め、滑らかな操舵フィーリングが得られる電動パワーステアリング装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の形態の電動パワーステアリング装置の構成図。
【図2】本発明に係る実施の形態の制御装置のブロック図。
【図3】本発明に係る実施の形態のd軸補正電流設定手段の機能ブロック図。
【図4】本発明に係る実施の形態のq軸指令電圧対応マップ処理部の処理マップを示す図。
【図5】本発明に係る実施の形態のq軸実電流対応マップ処理部の処理マップを示す図。
【図6】本発明に係る実施の形態の電動機回転速度対応マップ処理部の処理マップを示す図。
【図7】従来の電動機の特性を示すグラフ。
【図8】従来の電動機の特性を示すグラフ。
【図9】従来の電動機の特性を示すグラフ。
【図10】従来例での電動機の特性を示すグラフ。
【図11】従来例での電動機の特性を示すグラフ。
【図12】従来例での制御装置のブロック図。
【符号の説明】
1…電動パワーステアリング装置、2…手動操舵力発生手段、3…ステアリングホイール、4…ステアリング軸、5…連結軸、5a、5b…自在継ぎ手、6…ステアリング・ギアボックス、7…ラック&ピニオン機構、7a…ピニオン、8…電動機、9…ラック軸、10…タイロッド、11…ボールねじ機構、12…制御装置、13…電動機駆動手段、14…電動機電流検出手段、15…電動機電圧検出手段、21…q軸目標電流設定手段、22、23、24、27、28、33…加算器、25、26…PI制御ブロック、29…dq逆変換ブロック、30…PWM変換ブロック、32…VRレゾルバ、34…dq変換ブロック、35…RD変換ブロック、36、37…減衰手段、38…d軸補正電流設定手段、S…ステアリング系、TS…操舵トルクセンサ、VS…車速センサ、W…前輪

Claims (2)

  1. ステアリング系の操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段と、
    前記ステアリング系に操舵補助力を与える電動機と、
    少なくとも前記操舵トルク検出手段からの操舵トルク検出値に基づいて前記電動機への 目標信号のトルク軸成分であるq軸指令電圧を設定する目標信号設定手段と、
    前記電動機に流れる電動機電流を検出する電動機電流検出手段と、
    前記電動機電流の前記トルク軸成分であるq軸電動機電流前記q軸指令電圧との偏差 に基づいて前記電動機を駆動制御する電動機駆動制御手段とを有し
    前記電動機の働きで前記操舵トルクを補助する電動パワーステアリング装置において、
    q軸指令電圧が所定値よりも大きいときに、前記電動機電流の界磁軸成分であるd軸電流を変化させることにより界磁を弱める界磁弱め手段を具備することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. ステアリング系の操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段と、
    前記ステアリング系に操舵補助力を与える電動機と、
    少なくとも前記操舵トルク検出手段からの操舵トルク検出値に基づいて前記電動機への目標電流値を設定する目標電流設定手段と、
    前記電動機に流れる電動機電流を検出する電動機電流検出手段と、
    少なくとも前記目標電流と前記電動機電流との偏差に基づいて電動機駆動信号を生成し、
    この電動機駆動信号を前記電動機に送信する電動機駆動制御手段と
    を有し前記電動機の働きで操舵トルクを補助する電動パワーステアリング装置において、
    前記電動機電流に応じて、前記電動機の界磁を弱める界磁弱め手段を具備することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
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