JP3789610B2 - 画像記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル画像データに応じて感光材料をデジタル的に露光する画像記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば写真フィルム(以下、フィルムという)等に撮影された画像の感光材料への焼き付けは、フィルムの画像を感光材料に投影して感光材料を面露光する直接露光によって行われてきた。これに対し、現在では、例えばフィルムに撮影された画像情報を光電的に読み取り、これをデジタルデータ化して種々の画像処理を施した後、感光材料を露光するデジタル露光を利用した画像記録装置を適用するデジタルフォトプリンタが実用化されている。
【0003】
上述するデジタルフォトプリンタは、基本的に、透過原稿や反射原稿等の原稿に記録された画像データを読み取るスキャナ(画像読取装置)、デジタルフォトプリンタ全体を制御し管理するとともに、入力された画像データに各種の画像処理を施す制御装置等を有する入力機と、画像処理後の画像データに応じて感光材料をデジタル露光するプリンタ(画像記録装置)、露光済みの感光材料を現像するプロセサ(現像機)等を有する出力機とを備える。
【0004】
入力機では、まず、スキャナにおいて、例えばフィルムに撮影された画像データを読み取る場合であれば、光源から射出される読取光がフィルムに入射され、フィルムに撮影された画像を担持する投影光が、結像レンズによってCCDセンサ等のイメージセンサに結像され、イメージセンサにより光電変換されて画像が読み取られ、必要に応じて各種の画像処理が施された後、フィルムに撮影された画像に対応する入力画像データとして制御装置に供給される。
【0005】
続いて、制御装置では、オペレータの指示に従ってデジタルフォトプリンタ全体が制御されつつ、スキャナから供給される入力画像データがデジタルデータ化された後、あるいは、予めデジタルデータ化された画像データが制御装置に供給された後、この画像データに応じて各種の画像処理条件が設定され、画像データに各種の画像処理が施されるとともに露光条件が決定され、出力画像データとして出力機のプリンタに転送される。
【0006】
一方、出力機では、プリンタにおいて、例えば光ビーム走査露光を利用する装置であれば、制御装置から転送された画像データに応じて光ビームが変調され、この光ビームが主走査方向に偏向されつつ、感光材料が主走査方向とほぼ直交する副走査方向に搬送され、感光材料が2次元的に走査露光されて潜像が記録された後、プロセサにおいて、感光材料に応じた現像処理が施されて、フィルムに撮影された画像が再生された仕上りプリントとされる。
【0007】
デジタル露光を利用する画像記録装置では、画像処理によって色濃度補正が行われ、露光条件も決定されるため、1画像当たりの露光にかかる時間が短時間で済み、露光時間も画像サイズに応じて一定であるため、従来の直接露光の場合と比較して迅速な露光を行うことができる。また、画像合成や画像分割等の編集や、色/濃度調整等の画像処理も自由に行うことができ、用途に応じて自由に編集、画像処理を施した仕上りプリントを出力することができる。
【0008】
しかも、仕上りプリントの画像情報を光磁気ディスク等の記録媒体に保存できるため、例えばフィルムを再読み取りしたり、露光条件を再度決定したりする必要もなく、焼増し等の作業が迅速かつ容易である。さらに、従来の直接露光によるプリントでは困難であったが、デジタル露光を利用する画像記録装置では、分解能、色/濃度再現性等の点で、フィルム等に記録されている画像情報をほぼ完全に再生したプリントの出力が可能である等の利点がある。
【0009】
ところで、感光材料の裏面(非乳剤面)の所定領域には、例えば写真の撮影日、プリント焼付日、コマ番号、フィルムID番号、撮影に使用したカメラのID番号、デジタルフォトプリンタのID番号等、感光材料の記録面(乳剤面)に再生される画像に関する各種の情報である裏印字情報が記録される。従って、裏印字情報が記録された後の搬送手段には、裏印字情報が転写して感光材料の裏面が汚れるのを防止するための裏印字逃げ部を設ける必要がある。
【0010】
従来の画像記録装置では、感光材料を露光した後に、感光材料の裏面に裏印字情報を記録し、感光材料の裏面に裏印字情報が記録された後の全ての搬送手段、例えば感光材料を搬送する搬送ローラ対等の搬送手段に対して裏印字逃げ部を設けている。しかしながら、感光材料を露光する前に、感光材料の裏面に裏印字情報を記録し、感光材料を露光する画像記録部の走査搬送手段に対して裏印字逃げ部を設けるということは全く考えられていなかった。
【0011】
また、従来の画像記録装置において、感光材料を露光し、感光材料の裏面に裏印字情報を記録した後、処理能力を向上させるために、例えば2列に感光材料を振り分けて処理する場合にも、裏印字後の感光材料の振り分け部の全ての搬送手段に対して裏印字逃げ部を設けている。しかし、3列以上の複数列に感光材料を振り分ける場合、振り分け部の搬送手段に裏印字逃げ部を設けることは困難であり、現実的にはまだ実現されていなかった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、前記従来技術に基づく問題点をかえりみて、露光前に感光材料の裏面に裏印字情報を記録した場合であっても、裏印字情報が転写して感光材料の裏面を汚すことがない画像記録装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、感光材料を3列以上の複数列に振り分けた場合であっても、裏印字情報が転写して感光材料の裏面を汚すことがない画像記録装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、長尺の感光材料から切断されたシート状感光材料を露光する前に、露光される画像に関する情報である裏印字情報を前記シート状感光材料の裏面に記録する画像記録装置であって、前記シート状感光材料の露光位置を挟む前後の位置に配置された2組の、前記シート状感光材料を挟持搬送する搬送ローラ対と、前記シート状感光材料を前記シート状感光材料の裏面側から前記露光位置に保持するための露光ガイドとを有する走査搬送手段を備え、前記搬送ローラ対の内、前記シート状感光材料の裏面に接触する搬送ローラは、前記裏印字情報とこの搬送ローラの表面とが接触しないように、少なくとも前記裏印字情報に対応する部分に裏印字逃げ部を有し、前記露光ガイドは、前記裏印字情報と前記露光ガイドの表面とが接触しないように、前記裏印字情報に対応する位置に溝が形成されていることを特徴とする画像記録装置を提供するものである。
【0014】
ここで、前記シート状感光材料の裏面に接触する搬送ローラは、前記裏印字逃げ部で分割された複数のローラ片からなる分割ローラであるのが好ましい。
また、前記シート状感光材料の裏面に接触する搬送ローラは、前記シート状感光材料の裏面に2行以上にわたって記録される前記裏印字情報の行間に前記感光材料の裏面と接触するローラ片を有するのが好ましい。
【0015】
また、上記画像記録装置であって、前記走査搬送手段の上流側に、前記裏印字情報を前記シート状感光材料の裏面に記録する裏印字部と、前記裏印字部の更に上流側に感光材料供給部とを備え、前記感光材料供給部は、前記長尺の感光材料を収納するマガジンと、前記マガジンが前記画像記録装置内に装填される装填部と、前記マガジンから引き出された前記長尺の感光材料を所定長の前記シート状感光材料に切断するカッタとを有するのが好ましい。
【0016】
ここで、マガジンは前記画像記録装置内に2個以上装填可能であるのが好ましい。
【0017】
また、上記画像記録装置であって、さらに、前記走査搬送手段の下流側に設けられ、前記シート状感光材料のサイズに応じて、該シート状感光材料を所定の列数に振り分ける振り分け手段と、所定の列数に振り分けられた前記シート状感光材料を挟持搬送する搬送ローラ対とを有し、前記搬送ローラ対の内、前記シート状感光材料の裏面に接触する搬送ローラは、前記裏印字情報と前記搬送ローラの表面とが接触しないように、振り分けられる前記シート状感光材料の列数に対応する個数の裏印字逃げ部を一定の間隔で有し、前記振り分け手段は、前記裏印字情報と前記搬送ローラの表面とが接触しないように、前記裏印字情報が記録された位置が、前記搬送ローラの裏印字逃げ部の位置と一致する位置に前記シート状感光材料を振り分けるのが好ましい。
【0018】
また、上記画像記録装置であって、前記裏印字情報の記録は、前記長尺の感光材料から前記シート状感光材料への切断前、切断後又は切断の前後に渡ってなされるのが好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に、添付の図面に示す好適実施例に基づいて、本発明の画像記録装置を詳細に説明する。
【0020】
図1は、本発明の画像記録装置の一実施例の概略図である。
画像記録装置10は、長尺の感光材料Aを、作成する仕上がりプリントに応じた所定長に切断してカットシートとした後、裏印字情報の記録およびデジタル露光(焼付)を行い、露光済の感光材料Aをプロセサ(現像機)20に供給するもので、図示例においては、感光材料供給部12、裏印字部14、画像記録部16、振り分け部18等を有する。
【0021】
なお、画像記録装置10には、感光材料供給部12から画像記録部16まで感光材料Aを搬送し、露光が終了した感光材料Aをプロセサ20に搬送する搬送手段として複数の搬送ローラ対が配置されており、感光材料Aの搬送ガイドや各種のセンサ等も必要に応じて配置される。なお、感光材料Aの搬送手段には特に限定はなく、搬送ローラ対の他、ベルトコンベア、ニップベルト、吸着等を用いたリフト搬送等、公知のシート材の搬送方法がすべて利用可能である。
【0022】
画像記録装置10において、感光材料供給部12は、装填部22および24、マガジン34、カッタ30および32等を有する。
装填部22および24は、感光材料Aを収納したマガジン34が装填される部位である。両装填部22および24には、通常、サイズ(幅)、面種(シルクやマット等)、仕様(厚さやベースの種類等)等、互いに種類の異なる感光材料Aが収納されたマガジン34が装填される。
【0023】
マガジン34は、記録面(乳剤面)を外側にして巻回された長尺の感光材料Aを収納した遮光性の筺体である。図示例においては、引き出しローラ対26および28がマガジン34の内部に設けられており、例えば図中上側の駆動ローラは、マガジン34が装填部22および24の所定位置に装填されることにより、各装填部22および24に各々配置された、引き出しローラ対26および28の駆動源(図示せず)に係合される。
【0024】
なお、図示例の画像記録装置10は、2個のマガジン34を装填可能なものであるが、本発明はこれに限定されず、装填可能なマガジン数が1個でもよいし、あるいは、3個以上のマガジンを装填可能としてもよい。また、図示例の画像記録装置10では、装填部22および24の各々に対応してカッタ30および32が設けられているが、1つのカッタで両装填部22および24から供給される感光材料Aを切断する構成としてもよい。
【0025】
感光材料供給部12においては、引き出しローラ対26および28によって、感光材料Aがマガジン34から引き出され、搬送手段によって、感光材料Aの搬送方向下流側(以下、下流側とする)の裏印字部14に搬送される。この搬送は、下流側に搬送された感光材料Aが仕上がりプリントの長さになった時点で停止され、感光材料Aは、マガジン34と裏印字部14との間に配置されたカッタ30および32により切断され、カットシートとされる。
【0026】
感光材料供給部12の下流側には、図示例では、裏印字部14が配置されている。裏印字部14は、感光材料Aの裏面(非乳剤面)の所定領域に、写真の撮影日、プリント焼付日、コマ番号、フィルムID番号、撮影に使用したカメラのID番号、デジタルフォトプリンタのID番号等の各種の情報である裏印字情報(バックプリント)を記録するもので、カットシートとされた感光材料Aは、裏印字部14によって裏印字情報が記録される。
【0027】
裏印字部14は特に制限されず、例えばドットインパクトプリンタ、熱転写プリンタ、インクジェットプリンタ等で、インクジェットプリンタのような非接触型の記録方法は好適に利用可能であり、特に、非水溶性で常温で固体の熱溶融性インクを用いたインクジェットプリンタは好ましく例示される。また、裏印字部14は、新規格の新写真システム(Advanced Photo System )に対応して、2行以上の印字を可能に構成するのが好ましい。
【0028】
また、図示例においては、感光材料Aを切断した後に裏印字情報を記録しているが、これに限定されず、裏印字情報をカッタ30および32による感光材料Aの切断前に記録してもよいし、切断後あるいは切断の前後にわたって記録してもよい。また、裏印字情報を露光前に記録しているが、これに限定されず、裏印字部14を露光位置よりも下流側に配置して、露光後に裏印字情報を記録する構成としてもよい。
【0029】
裏印字部14の下流側には、画像記録部16が配置されている。
画像記録部16は、デジタルフォトプリンタの入力機(図示せず)から供給される出力画像データに応じて、感光材料Aを主走査方向(図中紙面に対して垂直方向)に走査露光する露光ユニット36、および、主走査方向に対してほぼ直交する副走査方向(図中矢印b方向)に感光材料Aを一定の速度で搬送する走査搬送手段38を有する。
【0030】
露光ユニット36は、感光材料AのR,G,Bの各露光に対応する光ビームLを射出する3つの光源、光源から射出された光ビームLを画像データに応じて変調するAOM(音響光学変調器)等の変調手段、変調された光ビームを主走査方向に偏向するポリゴンミラー等の光偏向器、主走査方向に偏向された光ビームLを露光位置(走査線)X上の所定位置に所定のビーム径で結像させるfθ(走査)レンズ等からなる光ビーム走査装置である。
【0031】
なお、露光ユニット36としては、上記光ビーム走査装置の他、PDP(プラズマディスプレイ)アレイ、ELD(エレクトロルミネセントディスプレイ)アレイ、LED(発光ダイオード)アレイ、LCD(液晶ディスプレイ)アレイ、DMD(デジタルマイクロミラーデバイス)アレイ、レーザアレイ等の走査搬送方向と直交する方向に延在する各種の発光アレイや空間変調素子アレイ等を用いるデジタルのラスター露光手段が各種利用可能である。
【0032】
また、走査搬送手段38は、露光位置Xを挟んだ前後に配置される一対の搬送ローラ対40および42、ならびに、感光材料Aをより高精度に露光位置Xに保持するための露光ガイド44等から構成される。
なお、走査搬送手段38は、上記構成に限定されず、感光材料Aを露光位置Xに保持しつつ搬送する露光ドラム、および、露光位置Xを挟んで露光ドラムに当接する2本のニップローラを用いる走査搬送手段等も好適に例示される。
【0033】
画像記録部16では、露光ユニット36により、デジタル画像データに応じて変調した光ビームLを主走査方向に偏光しつつ、走査搬送手段38の搬送ローラ対40および42により、感光材料Aを露光ガイド44に沿って露光位置Xに保持しながら、主走査方向とほぼ直交する副走査方向に搬送し、感光材料Aを2次元的に走査露光して潜像を記録する、いわゆるラスター走査露光によって感光材料Aに画像記録が行われる。
【0034】
ここで、図2に、本発明の画像記録装置の具体的な特徴部分である走査搬送手段の一実施例の詳細斜視図を示す。
この図は、図1に示される画像記録装置10の画像記録部16における走査搬送手段38の一例を示したもので、ここでは、感光材料Aの裏面には、例えば感光材料Aの幅方向の中央位置を挟む左右の対称位置に所定の間隔離れて各々1行ずつ、合計2行の裏印字情報が記録されるものとする。
【0035】
同図において、搬送ローラ対40は、各々感光材料Aの裏面および記録面に接触する搬送ローラ40a,40bを有し、搬送ローラ対42は、各々感光材料Aの裏面および記録面に接触する搬送ローラ42a,42bを有する。また、搬送ローラ40a,42aは、感光材料Aの裏面に記録された2行の裏印字情報に対応して3つのローラ片に分割され、その表面と裏印字情報とが接触しないように裏印字逃げ部58が構成されている。
【0036】
また、露光ガイド44には、裏印字逃げ部として、感光材料Aの裏面に記録された2行の裏印字情報に対応して2本の溝60が形成されており、露光ガイド44の表面と裏印字情報とが接触しないように構成されている。
【0037】
なお、搬送ローラ40a,42aの裏印字逃げ部58は、搬送ローラ40a,42aを分割して構成してもよいし、その表面の全周にわたって溝を形成して構成してもよい。また、搬送ローラ40a,42aの分割数(溝の数)、分割位置(形成位置)、ローラ片間の間隔(溝の幅)や、露光ガイド44に形成される溝の数、溝の形成位置、溝の幅等は、裏印字情報の印字行数、印字位置、印字サイズ等に応じて適宜決定すればよい。
【0038】
本発明の画像記録装置10では、画像記録部16の走査搬送手段38において、裏印字情報に対応する部分に裏印字逃げ部を設けているため、露光前に感光材料Aの裏面に裏印字情報を記録した場合であっても、裏印字情報と搬送ローラ40a,42aの表面および露光ガイド44の表面とが接触することがなく、裏印字情報が搬送ローラ40a,42aや露光ガイド44の表面等に転写して感光材料Aの裏面が汚れるのを防止することができる。
【0039】
なお、2行記録された裏印字情報の行間には、必ずしもローラ片を設けなくてもよいが、感光材料Aを高精度に搬送するためには、裏印字情報の行間にもローラ片を設けるのが好ましい。また、感光材料Aを高精度に搬送するためには、分割された搬送ローラ40a,42aのローラ片の端部と裏印字情報との間隔や、露光ガイド44の溝と裏印字情報との間隔をできる限り短く、例えば1〜2mm程度とするのが好ましい。
【0040】
また、本発明は上記実施例に限定されず、例えば図3に示されるように、露光ドラム62およびこれに当接する2本のニップローラ64,66を用いる走査搬送手段に対しても適用可能である。この場合、裏印字情報と露光ドラム62の表面とが接触しないように、裏印字情報に対応する部分に、露光ドラム62の表面の全周にわたって溝を形成する、あるいは、露光ドラム62を裏印字情報に対応して複数のドラム片に分割する等して裏印字逃げ部68を構成する。
【0041】
画像記録部16のさらに下流側には、振り分け部18が配置されている。
現在、一般的な写真として利用されている銀塩写真感光材料の露光・現像の工程では、露光よりも現像のほうが多くの時間を必要とする。従って、複数の感光材料を連続的に露光・現像すると、露光に対して現像が間に合わなくなるため、露光済の感光材料をストッカ等に一時的に収容する必要が生じる。すなわち、露光・現像の工程は、一般的に現像処理によって律速される。
【0042】
振り分け部18は、必要に応じて、通常単列で搬送される感光材料Aを搬送方向に対して複数列に振り分け、プロセサ20に対して複数列の感光材料Aを並列に供給し、プロセサ20における処理能力を向上させることにより、露光と現像との処理時間の差を吸収するためのもので、図示例においては、ベルトコンベア46、補助ベルトコンベア48、図示していない吸引手段に接続される2つの吸盤を各々有する2つの吸着ユニット50および52等を有する。
【0043】
露光が終了した感光材料Aは、ベルトコンベア46および補助ベルトコンベア48によって挟持搬送されるのではなく、ベルトコンベア46上に載置されて下流側に搬送される。なお、ベルトコンベア46および補助ベルトコンベア48による感光材料Aの搬送速度は、走査搬送速度よりも若干高速に設定されている。これにより、ベルトコンベア46および補助ベルトコンベア48の駆動が感光材料Aの走査搬送に与える影響をより確実に排除することができる。
【0044】
補助ベルトコンベア48は、ベルトコンベア46の幅方向の中心線上に、ベルトコンベア46に対して若干間隔を開けて配置されている。補助ベルトコンベア48は、感光材料Aのカール(湾曲)を押さえ、ベルトコンベア46による搬送および吸着ユニット50および52による感光材料Aの吸着保持を補助するもので、幅方向の最小サイズの感光材料Aであっても、吸着ユニット50および52による吸着保持が可能である細幅のエンドレスベルトを用いる。
【0045】
吸着ユニット50および52は、補助ベルトコンベア48の幅方向の両側に各々配置されている。図中手前側の吸着ユニット50は、感光材料Aが走査搬送手段38から開放され、ベルトコンベア46によって所定位置まで搬送された後、感光材料Aを吸着保持して若干持ち上げ、感光材料Aの搬送方向に対して右(図中手前)斜め下流側に移動し、吸着を開放して感光材料Aを右側に振り分ける。同様に、図中奥手側の吸着ユニット52は、感光材料Aを左側に振り分ける。
【0046】
例えば、吸着ユニット50による右方向への振り分け、吸着ユニット52による左方向への振り分け、振り分けを行わない直線的な搬送を順次繰り返し行うことにより、感光材料Aを3列に振り分けることができるし、吸着ユニット50および52による左右方向の振り分けを交互に行うことにより、感光材料Aを2列に振り分けることもできる。また、振り分けを行わない直線的な搬送のみを行うことにより、感光材料Aを単列でプロセサ20に供給することもできる。
【0047】
なお、吸着ユニット50および52の移動手段は特に限定されず、例えばリンクを利用する移動手段、カムを利用する移動手段、ガイドレールやガイド孔を利用する移動手段、ならびに、これらの移動手段を適宜組み合わせた移動手段等、公知の方法が各種利用可能である。また、上記実施例では、感光材料Aを1〜3列に振り分ける場合を例示したが、本発明はこれに限定されず、感光材料Aを4列以上に振り分けるようにしてもよい。
【0048】
また、振り分け部18も特に限定されず、シート材を複数列に振り分ける方法が各種利用可能であり、例えば軸を中心に回転する円形のターレットを用いて振り分けるものや、感光材料Aの搬送手段を搬送方向に複数のブロック、例えば3ブロックに分けて、その内の中央のブロックを横方向に移動して振り分けるもの等が例示される。また、振り分け部18を備えず、感光材料Aを単列でプロセサ20に供給するようにしてもよい。
【0049】
また、画像記録装置10においては、必ずしも全サイズの感光材料Aを複数列にするわけではなく、複数列での処理ができない大きなサイズの感光材料Aは、振り分けを行わないで単列のままプロセサ20に搬入してもよい。また、振り分けを行う際には、全サイズを同数列に振り分けるのではなく、感光材料Aのサイズに応じて、例えばLサイズは3列に振り分け、6ツ切は2列に振り分ける等、異なる列数に振り分けを行ってもよい。
【0050】
振り分け部18において横方向に振り分けられて複数列とされた感光材料Aは、搬送ローラ対54によって、排出口56を経てプロセサ20に供給される。プロセサ20においては、例えば銀塩写真感光材料の現像の場合、発色現像槽、漂白定着槽、水洗槽等の感光材料Aに応じた所定の現像処理を施されて潜像が顕像化された後、乾燥されて仕上りプリントとされ、再度、プリント作成順(露光順)の単列に集積され、ソータ等に排出される。
【0051】
ここで、図4に、本発明の画像記録装置の具体的な特徴部分である振り分け後の感光材料の搬送手段の一実施例の詳細概念図を示す。
この図は、図1に示される画像記録装置10において、振り分け後の感光材料Aの搬送手段である搬送ローラ対54の内、感光材料Aの裏面に接触する搬送ローラ54aの一例を示すものである。また、同図には、振り分け部18によって振り分けられた感光材料Aの一例も示されている。
【0052】
ここで、感光材料Aの裏面には、例えば感光材料Aの幅方向の中央位置を挟む左右の対称位置に所定の間隔離れて各々1行ずつ、合計2行の裏印字情報が記録されるものとする。なお、裏印字情報の各行の印字幅は3mmであり、各行のセンター間の間隔は46mmである。すなわち、2行の裏印字情報の行間の裏印字情報が記録されていない領域の幅は43mmであり、2行の裏印字情報が記録されている全体の幅は49mmとなる。
【0053】
同図において、感光材料Aの裏面に接触する搬送ローラ54aは、所定の複数列に振り分けられて搬送される各々の感光材料Aの裏面に記録された2行の裏印字情報と搬送ローラ54aの表面とが接触しないように、振り分けられる感光材料Aの列数に対応する個数のローラ片に一定の間隔で分割されており、感光材料Aが何列に振り分けられた場合であっても、搬送ローラ54aの表面と裏印字情報とが接触しないように裏印字逃げ部が構成されている。
【0054】
図示例は、振り分け部18によって、感光材料Aが1〜3列に振り分けられる場合の一例を示すもので、搬送ローラ54aは、最大3列に振り分けられる感光材料Aの列数に対応して4つのローラ片に等間隔で分割されている。同図に示されるように、搬送ローラ54aの各々のローラ片の長さは49mmであり、裏印字逃げ部を構成するローラ片の間の間隔は、裏印字情報全体の幅である49mm以上である60mmである。
【0055】
感光材料Aは、振り分け部18によって、裏印字情報が記録された位置が、搬送ローラ54aが分割された位置(裏印字逃げ部)と一致する位置に適宜振り分けられる。図4に示されるように、感光材料Aは、本実施例では89mm幅以下のものは、20mmの間隔を隔てて3列に振り分けられる。また、102〜152mm幅の感光材料Aは2列に振り分けられ、203mm幅以上の感光材料Aは単列とされる。
【0056】
本発明の画像記録装置10では、感光材料Aを複数列に振り分けた後の搬送手段において、感光材料Aの振り分けの列数に対応する個数の裏印字逃げ部を一定の間隔で設け、裏印字情報が記録された位置が、搬送ローラ54aの裏印字逃げ部と一致する位置に感光材料Aを振り分けているため、感光材料Aの振り分けの列数に係わらず、裏印字情報と搬送ローラ54aの表面とが接触することがなく、裏印字情報が搬送ローラ54aの表面等に転写して感光材料Aの裏面が汚れるのを防止することができる。
【0057】
なお、搬送ローラ54aの裏印字逃げ部は、搬送ローラ54aを分割して構成してもよいし、裏印字情報に対応する部分に溝を形成して構成してもよい。また、搬送ローラ54aの分割数(溝の数)、分割位置(溝の形成位置)、ローラ間の間隔(溝の幅)等は、感光材料Aの振り分け列数、裏印字情報の印字行数、印字位置、印字サイズ等に応じて適宜決定すればよい。また、感光材料Aを高精度に搬送するためには、2行記録された裏印字情報の行間にもローラ片を設けるのが好ましい。
【0058】
また、本実施例では、裏印字情報は、感光材料Aの幅方向の中央位置を挟む左右の対称位置に所定の間隔離れて各々1行ずつ、合計2行の裏印字情報が記録され、感光材料Aの振り分け列数を1〜3列としたが、本発明はこれに限定されず、裏印字情報の印字行数、印字位置、印字サイズ等は何ら限定されないし、同様に、感光材料Aの振り分け列数についても特に限定はなく、感光材料Aを4列以上に振り分けるようにしてもよい。
【0059】
以上、本発明の画像記録装置について詳細に説明したが、本発明は上記実施例に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
【0060】
【発明の効果】
以上詳細に説明した様に、本発明の画像記録装置によれば、画像記録部の走査搬送手段において、裏印字情報に対応する部分に裏印字逃げ部を設けているため、露光前に感光材料の裏面に裏印字情報を記録した場合であっても、裏印字情報と搬送ローラの表面および露光ガイドの表面とが接触することがなく、裏印字情報が搬送ローラや露光ガイドまたは露光ドラムの表面等に転写して感光材料の裏面が汚れるのを防止することができる。また、本発明の画像記録装置によれば、感光材料を複数列に振り分けた後の搬送手段において、感光材料の振り分けの列数に対応する個数の裏印字逃げ部を一定の間隔で設け、裏印字情報が記録された位置が、裏印字逃げ部と一致する位置に感光材料を振り分けているため、感光材料の振り分けの列数に係わらず、裏印字情報と搬送ローラの表面とが接触することがなく、裏印字情報が搬送ローラの表面等に転写して感光材料の裏面が汚れるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像記録装置の一実施例の概略図である。
【図2】 本発明の画像記録装置の具体的な特徴部分である走査搬送手段の一実施例の詳細斜視図である。
【図3】 本発明の画像記録装置の具体的な特徴部分である走査搬送手段の別の実施例の詳細斜視図である。
【図4】 本発明の画像記録装置の具体的な特徴部分である振り分け後の感光材料の搬送手段の一実施例の詳細概念図である。
【符号の説明】
10 画像記録装置
12 感光材料供給部
14 裏印字部
16 画像記録部
18 振り分け部
20 プロセサ(現像機)
22,24 装填部
26,28 引き出しローラ対
30,32 カッタ
34 マガジン
36 露光ユニット
38 走査搬送手段
40,42,54 搬送ローラ対
40a,40b,42a,42b,54a 搬送ローラ
44 露光ガイド
46 ベルトコンベア
48 補助ベルトコンベア
50,52 吸着ユニット
56 排出口
58,68 裏印字逃げ部
60 溝
62 露光ドラム
64,66 ニップローラ
A 感光材料
L 光ビーム
X 露光位置

Claims (7)

  1. 長尺の感光材料から切断されたシート状感光材料を露光する前に、露光される画像に関する情報である裏印字情報を前記シート状感光材料の裏面に記録する画像記録装置であって、
    前記シート状感光材料の露光位置を挟む前後の位置に配置された2組の、前記シート状感光材料を挟持搬送する搬送ローラ対と、前記シート状感光材料を前記シート状感光材料の裏面側から前記露光位置に保持するための露光ガイドとを有する走査搬送手段を備え、
    前記搬送ローラ対の内、前記シート状感光材料の裏面に接触する搬送ローラは、前記裏印字情報とこの搬送ローラの表面とが接触しないように、少なくとも前記裏印字情報に対応する部分に裏印字逃げ部を有し、
    前記露光ガイドは、前記裏印字情報と前記露光ガイドの表面とが接触しないように、前記裏印字情報に対応する位置に溝が形成されていることを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記シート状感光材料の裏面に接触する搬送ローラは、前記裏印字逃げ部で分割された複数のローラ片からなる分割ローラである請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 前記シート状感光材料の裏面に接触する搬送ローラは、前記シート状感光材料の裏面に2行以上にわたって記録される前記裏印字情報の行間に前記シート状感光材料の裏面と接触するローラ片を有する請求項2に記載の画像記録装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の画像記録装置であって、
    前記走査搬送手段の上流側に、前記裏印字情報を前記シート状感光材料の裏面に記録する裏印字部と、
    前記裏印字部の更に上流側に感光材料供給部とを備え、
    前記感光材料供給部は、前記長尺の感光材料を収納するマガジンと、前記マガジンが前記画像記録装置内に装填される装填部と、前記マガジンから引き出された前記長尺の感光材料を所定長の前記シート状感光材料に切断するカッタとを有することを特徴とする画像記録装置。
  5. 前記マガジンは前記画像記録装置内に2個以上装填可能であることを特徴とする請求項4記載の画像記録装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の画像記録装置であって、
    さらに、前記走査搬送手段の下流側に設けられ、前記シート状感光材料のサイズに応じて、該シート状感光材料を所定の列数に振り分ける振り分け手段と、所定の列数に振り分けられた前記シート状感光材料を挟持搬送する搬送ローラ対とを有し、
    前記搬送ローラ対の内、前記シート状感光材料の裏面に接触する搬送ローラは、前記裏印字情報と前記搬送ローラの表面とが接触しないように、振り分けられる前記シート状感光材料の列数に対応する個数の裏印字逃げ部を一定の間隔で有し、
    前記振り分け手段は、前記裏印字情報と前記搬送ローラの表面とが接触しないように、前記裏印字情報が記録された位置が、前記搬送ローラの裏印字逃げ部の位置と一致する位置に前記シート状感光材料を振り分けることを特徴とする画像記録装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の画像記録装置であって、
    前記裏印字情報の記録は、前記長尺の感光材料から前記シート状感光材料への切断前、切断後又は切断の前後に渡ってなされることを特徴とする画像記録装置。
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