JP3765390B2 - コネクタ - Google Patents

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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/436Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
    • H01R13/4361Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion
    • H01R13/4362Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion comprising a temporary and a final locking position

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、端子金具を抜け止めするリテーナを付設したコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、リテーナを斜め方向に差込可能に設けた形式のコネクタとして、図15ないし図17に示すものが知られている。このものは、端子金具3が後方から挿入されるキャビティ2を設けたコネクタハウジング1と、先端に係止部5を設けてコネクタハウジング1の開口された下面を跨ぐようにして装着された略コの字形のリテーナ4とを有している。このリテーナ4はまず、キャビティ2への端子金具3の挿抜を許容すべく係止部5がキャビティ2から退避した仮係止位置に保持され、端子金具3の挿入後に斜め方向に本係止位置に向けて押し込まれ、ここでは、係止部5がキャビティ2内に進入して端子金具3に挿入方向の後方から係止することで端子金具3を抜け止めするようになっている。
このような斜めの差込形式のものは、図15に示すように、端子金具3が半挿入であった場合に、リテーナ4を本係止位置に差し込むことに伴って端子金具3を正規の挿入位置まで押し込むことができるといった利点がある。
【0003】
一方、リテーナ4の両端に設けられた側板6がコネクタハウジング1の両側面に摺接するようになっていて、側面上には3個の突起7A,7B,7Cがリテーナ4の移動方向に沿って間隔を開けて設けられるとともに、側板6には、3個の突起7A〜7Cのうちの隣り合う2個を嵌めることのできる溝8が切られている。そしてリテーナ4は、図16に示すように、後端側の2個の突起7A,7Bが溝8に嵌まった状態で仮係止位置に、図17に示すように、前端側の2個の突起7B,7Cが溝8に嵌まった状態で本係止位置にそれぞれ保持されるとともに、主に真ん中の突起7Bと溝8との嵌合によって、リテーナ4の斜め方向の移動が案内されるようになっている。
なおこの種のコネクタは、例えば特開平6−151002号公報等に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに従来のものは、上記のように3個の突起7A〜7Cを一列に並べて設けて、前後2個ずつの突起7A,7Bと7B,7Cに溝8を交互に嵌めることで、リテーナ4の仮係止位置と本係止位置でのロックと、斜め方向の移動のガイドの機能を果たしており、言い換えるとガイドの経路の延長線上にロックが設けられていることになって、比較的長い溝8を切らねばならず、それだけリテーナ4の側板6は前方に張り出した形状とせざるを得ない。
【0005】
一方このコネクタは、リテーナ4が本係止位置に保持されたのち、図17に示すように、相手の雄コネクタのフード部9(同図の鎖線)内に嵌合されるが、上記のように側板6はフード部9の先端と干渉する位置まで張り出しているため、干渉を避けるためにはフード部9の径を大きくする必要があり、特に横幅方向においてコネクタの大型化を招くという問題があった。
【0006】
そこで、コネクタ全体の小型化を図るものとして、例えば図18ないし図20に示すようなコネクタが考えられる。このコネクタハウジング70の側面上には、リテーナ71の移動方向に沿ってガイド突部72が形成されており、リテーナ71の側板73に設けられたガイド溝74と嵌合してリテーナ71の移動を案内するようになっている。また、ガイド溝74の図示下方位置にロック突部75が設けられており、これがリテーナ71の側板73に設けられたロック孔77と嵌合することでリテーナ71が本係止位置にロックされる。このコネクタでは、前述のコネクタのように、ロック及びガイドの機能を果たす部位がリテーナ71の移動方向に並んでいないため、リテーナ71の側板73の奥行寸法を小さなものに留めることができる。従って、リテーナ71が本係止位置に至った場合も、側板73の前方への張り出し量が少なくて済み、例えばこのコネクタハウジング70を相手側のコネクタハウジングのフード部に嵌合する際には、リテーナ71をフード部の内側に嵌合する必要がなくなり、それだけコネクタ全体をコンパクトにすることが可能となる。
【0007】
上記コネクタでは、リテーナ71を図18に示す仮係止位置から図19に示す本係止位置へと移動する際には、側板73の一部がロック突部75に乗り上がった後、ロック突部75を乗り越えることでロック突部75がロック孔77に嵌合するが、側板73がロック突部75に乗り上がるときには、図20に示すように、ロック突部75がリテーナ71の基端付近に当接していることから、側板73は大きく外側へ撓まされることになる。そのため、リテーナ71の移動に対する抵抗力が大きくなってしまい、作業性が悪化することが予想される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、コネクタ全体の小型化を図るとともに、リテーナを移動させる際の抵抗力の低減を図るところにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、端子金具が前後方向に沿って挿入されるキャビティを設けたコネクタハウジングの外面には、端子金具の抜け止め用のリテーナが前記端子金具の挿入方向に対して斜めをなす方向の移動可能に装着され、このリテーナは、前記キャビティへの端子金具の挿抜を許容すべく前記キャビティから退避した仮係止位置と、前記キャビティ内に進入して前記端子金具に係止する本係止位置とで保持可能とされたコネクタにおいて、前記リテーナは、前記コネクタハウジングにおけるリテーナの装着面とは直交した側面に摺接する側板が両端に設けられて略コの字形をなしており、この側板と前記コネクタハウジングの側面のいずれか一方にはガイドリブが設けられ、他方には前記ガイドリブと嵌合可能なガイド溝が設けられて前記リテーナの斜め方向の移動を案内するようにされており、さらに、側板と前記コネクタハウジングの側面のいずれか一方には単一のロック突部が設けられ、他方には前記ロック突部に嵌合可能なロック孔が設けられて前記リテーナを前記仮係止位置あるいは前記本係止位置にロックするようにされているとともに、前記側板は前記仮係止位置から前記本係止位置への移動の過程で前記ロック突部に乗り上げて反対側の側板に対して離間する側へ撓み変形しつつ前記ロック突部を乗り越えるようにされ、かつ前記ロック突部は前記ガイドリブに対して、前記リテーナの移動方向と交差する方向における前記側板の先端寄りにずれて配されており、前記本係止位置においては、前記ロック突部が前記ロック孔に嵌合することで前記リテーナがロックされ、前記仮係止位置においては、前記ロック突部が前記ロック孔より離脱して前記側板の縁部に係止することで前記リテーナがロックされる構成としたところに特徴を有する。
【0010】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
リテーナを斜め方向に移動案内するガイドリブと、係止位置にロックするロック突部とを、リテーナの移動方向と交差する方向にずらして設けたから、リテーナの側板側にガイドリブ又はガイド溝を形成するに当たって側板の奥行寸法を小さなものに留められる。その結果、リテーナが本係止位置に至った場合も、側板の前方への張り出し量が少なくて済み、例えば当該コネクタハウジングを相手のコネクタハウジングのフード部内に嵌合した場合に、フード部の先端よりも先の位置に留められる。言い換えると、リテーナの側板についてはフード部の内側に嵌合する必要がないから、それだけフード部の横幅方向の寸法が小さくでき、コネクタ全体をコンパクトにまとめることができる。また、ロック突部をガイドリブに対して、リテーナの移動方向と交差する方向における側板の先端寄りにずらして設けたから、ロック突部を側板の基端寄りに設けた場合と比較して、側板の撓み変形量が減少し、リテーナの移動の際の抵抗力を低減できる。
【0011】
また、一つのロック突部がリテーナを本係止位置及び仮係止位置の双方の位置にロックするために作用をするから、ロックのための複数の突部をリテーナの移動方向へ並べて設けた場合よりも、側板の奥行寸法を小さくすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図1ないし図14に基づいて説明する。
この実施形態では、図1及び図2に示すように、雌側のコネクタハウジング20(以下、雌ハウジングという)に電線10の端末に固着された雌側端子金具11が収容され、リテーナ40により抜け止め状態に二重係止されるようになっている。
雌側端子金具11は、相手の雄側端子金具(図示せず)と接続される接続片13が収容された角筒部12の後方にバレル14が設けられた構造であって、バレル14をかしめることで電線10の端末に固着されるようになっており、角筒部12の上面にランス26に対する係止孔15が形成され、また同角筒部12の下面の後縁(アゴ部16)にリテーナ40が係止するようになっている。
【0013】
雌ハウジング20は合成樹脂材によって一体形成され、図3及び図4にも示すように、扁平なブロック状をなす本体部21を有している。この本体部21は、相手の雄側のコネクタハウジング60のフード部61(図10の鎖線参照)内に嵌合可能となっており、本体部21の上面には、雄ハウジング60との間を嵌合状態にロックするためのロックアーム22が設けられ、その両側に一対の保護壁23が立てられている。
本体部21の内部には、前後方向を向いた図示4個のキャビティ25が横方向に並んで形成され、上記した雌側端子金具11がキャビティ25内に後方から挿入されて正規位置まで挿入されると、キャビティ25の天井面に設けられたランス26が弾性的に係止孔15に嵌まることによって、抜け止め状態に一次係止されるようになっている。
【0014】
雌ハウジング20の下面側には、雌側端子金具11を二重係止するためのリテーナ40が装着されるようになっている。
まず雌ハウジング20の本体部21の下面には、長さ方向の中央部よりも少し後方の所定領域に、リテーナ装着凹部27が全幅にわたって凹み形成され、その天井面に、各キャビティ25の下面に連通する前後方向を向いた4本の挿入溝28が切られている。また、本体部21の後端側における左右の側面には、リテーナ40の側板45が摺接する摺接面29が若干凹んで形成されている。この摺接面29における上縁から後縁にわたっては、ストッパ壁30が外方に張り出して形成され、その上縁部の下面は後方に向けて下り勾配となったガイド面31となっている。
【0015】
リテーナ40は同じく合成樹脂材により形成されており、図5及び図6にも示すように、上記したリテーナ装着凹部27をほぼ覆う基板41の後端に、操作部42が連設された形状となっている。基板41の上面の先端には、前方に突出した図示4個の係止部43が幅方向に間隔を開けて形成されており、各係止部43は対応した挿入溝28を通してキャビティ25内に進入し、そのキャビティ25内に挿入された雌側端子金具11のアゴ部16に後方から係止可能とされている。
【0016】
リテーナ40の操作部42は、雌ハウジング20の本体部21の下面を横切るように配された摘み部44の両端から側板45を立ち上げた正面略コの字形に形成されている。側板45は、上記した摺接面29の奥行寸法のほぼ半分の横幅を持っており、その上縁がストッパ壁30のガイド面31と平行に斜めに形成されている。
摺接面29の下端付近には、ガイド面31と平行をなすガイドリブ33が形成されている。このガイドリブ33は、その後端部の上縁側が水平に向きを変えて次第に幅広に形成されているとともに、全長にわたる下縁の角にテーパ面34が形成された形状である。一方、リテーナ40の側板45の内面にはガイドリブ33が嵌まるガイド溝46が形成されている。詳細には、図2に示すように、ガイドリブ33の後端部の拡幅部分からその少し前方にわたって緊密に嵌まる形状に形成され、その下縁には、ガイドリブ33のテーパ面34と整合したテーパ面47が形成されている。なお、側板45の上縁における裏面の角にはC面48が形成されている。
【0017】
また、雌ハウジング20の摺接面29にはロック突部36が形成されている。このロック突部36は詳細には、上記したガイドリブ33の上方位置で、かつリテーナ40が仮係止位置(図7参照)に組み付けられた場合における側板45の前縁の直前位置に形成されている。ロック突部36は前後方向にやや細長い形状であって、ガイドリブ33と平行な斜め姿勢を取っており、また後半側は、上り勾配のテーパ面37となっている。また、図13に示すように、ロック突部36の摺接面29からの突出寸法は、ガイドリブ33の摺接面29からの突出寸法よりも小さく設定されている。
一方、リテーナ40の側板45の裏面におけるガイド溝46の上方位置には、上記のロック突部36が嵌まるロック孔50が開口されている。このロック孔50は詳細には、リテーナ40が、側板45の前縁が摺接面29の前縁に当接した本係止位置(図10参照)に至った場合に、ロック突部36が嵌合可能となっている。
【0018】
続いて、本実施形態の組付手順を説明する。
まず、リテーナ40を仮係止位置に組み付ける。その場合は、図1及び図2に示すように、側板45が摺接面29の後端側に来るように位置合わせし、同図の矢線に示すように、リテーナ40を雌ハウジング20の下面を跨ぐようにして差し込む。リテーナ40は、裏面の上縁のC面48がガイドリブ33のテーパ面34に乗り上げて左右の側板45が開きつつ押し込まれ、側板45の上縁がストッパ壁30のガイド面31に当たるまで押し込まれると、両側板45が閉じてガイド溝46内にガイドリブ33が嵌まる。
【0019】
このとき図7に示すように、側板45の前後両縁が、ロック突部36とストッパ壁30の後縁との間に挟まれた状態となり、すなわち仮係止位置で前後方向に移動が規制された状態に保持される。この仮係止位置では、図9に示すように、リテーナ40の各係止部43が挿入溝28内には臨むものの、キャビティ25の下面に退避した状態にある。
係る状態から既述したように、雌側端子金具11がキャビティ25内に後方から挿入され、正規位置まで挿入されると、ランス26により一次係止される。
【0020】
すべての雌側端子金具11の挿入が完了したら、摘み部44を持ってリテーナ40を前方に押し込む。リテーナ40は、ロック突部36のテーパ面37に乗り上げつつ、側板45の上面がガイド面31に、またガイド溝46がガイドリブ33に沿うようにして斜め上方に向けて押し込まれる。側板45がロック突部36に乗り上がるにつれて、図13に示すように、両側板45が互いに離間方向へ撓み変形する。このとき、ガイドリブ33は、基端側部分がガイド溝46から抜け出るが、ガイドリブ33の先端はガイド溝46内に保たれているため、リテーナ40に下方向に力が加わった場合でもリテーナ40が雌ハウジング20から外れにくくなっている。側板45の前縁が摺接面29の前縁に当たる本係止位置まで押し込まれると、側板45がロック突部36を乗り越えて元の姿勢に復帰変形するとともに、図10に示すように、ロック突部36が側板45のロック孔50に嵌合し、リテーナ40は本係止位置に保持される。この本係止位置では、図11に示すように、係止部43が対応するキャビティ25内に進入して雌側端子金具11のアゴ部16に後方から係止し、雌側端子金具11が抜け止め状態に二重係止される。
【0021】
なお、雌側端子金具11をキャビティ25に挿入した際、ランス26から抵抗を受ける等で雌側端子金具11が正規位置まで押し込まれない、すなわち半挿入状態に留められる場合がある。その場合は、リテーナ40が仮係止位置から本係止位置に押し込まれることに伴い、図14に示すように、係止部43がアゴ部16を押圧することによって雌側端子金具11が正規位置まで押し込まれる。
上記したようにリテーナ40が本係止位置に保持されたら、図10のように、雌ハウジング20は相手の雄ハウジング60のフード部61内に嵌合される。
【0022】
以上のように本実施形態では、リテーナ40を斜め方向に移動案内するガイドリブ33と、本係止位置にロックするロック突部36とを、リテーナ40の移動方向と交差する方向にずらして設けたから、ガイドリブ33とロック突部36とに係合するガイド溝46とロック孔50とをリテーナ40の側板45に設ける当たり、側板45の奥行寸法を小さなものに留められる。その結果、リテーナ40が本係止位置に至った場合も、側板45の前方への張り出し量が少なくて済み、相手の雄ハウジング60のフード部61内に嵌合した場合に、フード部61の先端よりも先の位置に留められる。言い換えると、リテーナ40の側板45についてはフード部61の内側に嵌合する必要がないから、それだけフード部61の横幅方向の寸法が小さくでき、コネクタ全体をコンパクトにまとめることができる。
また、ロック突部36をガイドリブ33に対して、リテーナの移動方向と交差する方向について側板45の先端寄りにずらして設けたから、ロック突部36を側板45の基端寄りに設けた場合と比較して、側板45の撓み変形量が減少し、リテーナ40の移動の際の抵抗力を低減できる。
【0023】
さらに、一つのロック突部36がリテーナ40を本係止位置及び仮係止位置の双方の位置にロックする作用をするから、ロックのための複数の突部をリテーナの移動方向へ並べて設けた場合よりも、側板45の奥行寸法を小さくすることができ、コネクタの小型化を図ることができる。
【0024】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)キャビティが上下2段に設けられ、上下一対のリテーナが上下両側から斜め方向に差し込まれる形式のコネクタにも同様に適用可能である。
(2)コネクタハウジングの形状によっては雄側のコネクタに適用しても有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の分解側面図
【図2】その分解断面図
【図3】雌ハウジングの正面図
【図4】その底面図
【図5】リテーナの正面図
【図6】その背面図
【図7】リテーナが仮係止位置に保持された状態の側面図
【図8】その正面図
【図9】その縦断面図
【図10】リテーナが本係止位置に保持された状態の側面図
【図11】その縦断面図
【図12】その横断面図
【図13】リテーナを本係止位置へ移動する過程を示す断面図
【図14】雌側端子金具の半挿入の矯正動作を示す断面図
【図15】従来例の縦断面図
【図16】そのリテーナが仮係止位置にある状態の側面図
【図17】そのリテーナが本係止位置にある状態の側面図
【図18】別のコネクタにおいてリテーナが仮係止位置にある状態の側面図
【図19】そのリテーナが本係止位置にある状態の側面図
【図20】そのリテーナを本係止位置に移動する過程を示す断面図
【符号の説明】
11…雌側端子金具(端子金具)
20…雌ハウジング(コネクタハウジング)
25…キャビティ
27…リテーナ装着凹部(リテーナ装着面)
28…挿入溝
29…摺接面(側面)
30…ストッパ壁
33…ガイドリブ
36…ロック突部
40…リテーナ
43…係止部
45…側板
46…ガイド溝
50…ロック孔

Claims (1)

  1. 端子金具が前後方向に沿って挿入されるキャビティを設けたコネクタハウジングの外面には、端子金具の抜け止め用のリテーナが前記端子金具の挿入方向に対して斜めをなす方向の移動可能に装着され、このリテーナは、前記キャビティへの端子金具の挿抜を許容すべく前記キャビティから退避した仮係止位置と、前記キャビティ内に進入して前記端子金具に係止する本係止位置とで保持可能とされたコネクタにおいて、
    前記リテーナは、前記コネクタハウジングにおけるリテーナの装着面とは直交した側面に摺接する側板が両端に設けられて略コの字形をなしており、この側板と前記コネクタハウジングの側面のいずれか一方にはガイドリブが設けられ、他方には前記ガイドリブと嵌合可能なガイド溝が設けられて前記リテーナの斜め方向の移動を案内するようにされており、さらに、側板と前記コネクタハウジングの側面のいずれか一方には単一のロック突部が設けられ、他方には前記ロック突部に嵌合可能なロック孔が設けられて前記リテーナを前記仮係止位置あるいは前記本係止位置にロックするようにされているとともに、前記側板は前記仮係止位置から前記本係止位置への移動の過程で前記ロック突部に乗り上げて反対側の側板に対して離間する側へ撓み変形しつつ前記ロック突部を乗り越えるようにされ、かつ前記ロック突部は前記ガイドリブに対して、前記リテーナの移動方向と交差する方向における前記側板の先端寄りにずれて配されており、
    前記本係止位置においては、前記ロック突部が前記ロック孔に嵌合することで前記リテーナがロックされ、前記仮係止位置においては、前記ロック突部が前記ロック孔より離脱して前記側板の縁部に係止することで前記リテーナがロックされることを特徴とするコネクタ。
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