JP4752655B2 - コネクタ - Google Patents

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    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/436Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
    • H01R13/4361Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

本発明は、コネクタに関する。
従来、ハウジングの側面から差し込まれて端子金具に直接に係止し、この端子金具の抜止めを図るサイドリテーナを備えたコネクタとして、特許文献1に記載のものが知られている。このコネクタのハウジングには、端子金具を収容するための複数のキャビティが上下2段に分かれて形成され、また、リテーナを装着可能なリテーナ装着溝がハウジングの上面から内部へ向かってキャビティを貫通して形成されている。
リテーナは、格子状をなすリテーナ本体部を備えている。このリテーナ本体部は、上下一対の上板部および下板部と、この上板部と下板部とを連結する仕切壁とを備え、前後方向に貫通する複数の貫通孔が一列に並んで形成されている。各貫通孔は、リテーナがリテーナ装着溝に対して本係止位置に装着されると、ハウジングに設けられたキャビティのうち、上段の各キャビティとそれぞれ連通するように形成され、また下板部の下方の空間は、ハウジングの下段のキャビティと対応している。そして、この上板部と下板部とには、それぞれ端子金具に係止してその抜け止めを図る抜止め部が形成され、リテーナは、この抜止め部がキャビティの上方に退避してキャビティ内への端子金具の挿抜を許容する仮係止位置と、抜止め部がキャビティ内に進入して端子金具に係止する本係止位置との間で移動可能とされている。
また、リテーナ本体部の左右両端には一対の側板が垂下され、この側板の前後には、下向きに延出する仮保持アームと本保持アームとがそれぞれ一対ずつ形成されている。そして、リテーナが仮係止位置に至ったときには、仮係止アームがリテーナ装着溝の所定位置に設けられた仮係止突起に係止し、リテーナが本係止位置に至ったときには、本係止アームが同じくリテーナ装着溝に設けられた本係止突起に係止して、リテーナがそれぞれの位置で保持されるようになっている。
特開2001−332335公報
しかしながら、上記のようなリテーナを備えたコネクタにおいては、リテーナの押し込みを円滑に行うために、リテーナ装着溝とリテーナとの間に所定のクリアランスが設定されている。このため、リテーナが本係止位置に保持されている状態で、電線が引っ張られる等により端子金具に強い引き抜き力が作用すると、リテーナの抜止め部が後方に押され、リテーナが斜めに傾こうとする。ここで、上記のようにリテーナ本体部が格子状をなしている場合には、リテーナ本体部の下板部がハウジングに当接し、比較的早い段階でリテーナの傾きが規制されるから、傾きの程度が小さく抑えられる。しかし、上記と異なり、キャビティが一列に並べられたコネクタにおいて、そのリテーナ本体部が、上記のリテーナ本体部で言うところの上板部のみを備えるだけの構造とされている場合には、そのような効果を得られずリテーナの傾きが大きくなる傾向にある。そして、リテーナの傾きが大きくなると、抜止め部と端子金具との係止代が減少し、ひいては端子金具の抜け止め状態が解除されてしまうおそれがあるためその対策が望まれる。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、キャビティが一列に並んで配されたコネクタであっても、リテーナの傾きを抑制し、端子金具の抜け止め状態を確実に保持できるコネクタを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、後方から端子金具を挿抜可能な複数のキャビティが横一列に並べられたハウジングと、前記キャビティの並列方向に延びるリテーナ本体部と、同リテーナ本体部の両端において板面を同リテーナ本体部の長さ方向と交差する向きにしかつ同リテーナ本体部の前側と後側とに突出させた幅広の形態で立ち上がり形成された側板部とからなり、前記ハウジングにおける前記並列方向に沿う側面から縦方向に差し込まれて前記端子金具の挿抜を許容する仮係止位置と前記端子金具を抜け止め状態に係止する本係止位置との間を移動可能なリテーナと、前記ハウジングの前記側面に開口され、前記リテーナにおける前記リテーナ本体部が差し込み可能な本体装着部と、同本体装着部の両端において同本体装着部よりも前側と後側とにそれぞれ突出した溝状に形成されて前記側板部が差し込み可能な側板装着部とからなるリテーナ装着部と、前記リテーナ本体部における前記各キャビティに対応する位置に設けられ、前記リテーナが前記仮係止位置にあるときには前記各キャビティから退避するとともに前記本係止位置にあるときには前記各端子金具に係止してその抜け止めを図る抜止め部と、前記側板部の前部および後部に形成され、それぞれ片持ち状をなして前記リテーナの差し込み方向に延出し、同リテーナが前記仮係止位置または前記本係止位置に至ったときにそれぞれ前記側板装着部の前後の側縁に係止可能な一対の係止アームと、が備えられており、前記一対の係止アームの間に補強部が突出形成されているとともに、前記リテーナが前記本係止位置にあるときの前記補強部の直後位置には、前記側板装着部の対向した両壁面のうち一方の壁面から突出して他方の壁面に連設さける形態でリブが設けられているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記リテーナ装着部の前記側板装着部における対向した前記壁面の間には、前記補強部の直後位置に配されるリブとは別に同補強部の前側に配されるリブも設けられ、前記リテーナを前記リテーナ装着部に差し込む際には、前記補強部がこの前後一対のリブの間に差し込まれる構造となっているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記一対のリブは、前記補強部の前縁および後縁に沿って延びる形状とされているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
リテーナが本係止位置にあるときには、リブが補強部の直後位置に配されるから、端子金具に引き抜き力が作用し、抜止め部が後方に押されてリテーナが傾こうとすると、補強部がリブに当接してリテーナがそれ以上傾いてしまうことが防がれる。これにより、キャビティが一列に並んで配されたコネクタであっても、リテーナの傾きを抑制し、端子金具の抜け止め状態を確実に保持することができる。また、リブをハウジング側に設けるだけでよいから、少なくともリテーナの形状を変更しなくて済む。
<請求項2の発明>
補強部の直後位置に配されるリブとは別に補強部の前側にもリブが設けられ、リテーナをリテーナ装着部に差し込む際には、補強部がこの前後一対のリブの間に差し込まれる構造となっている。これにより、補強部が一対のリブによってガイドされるから、リテーナが差し込まれる際の姿勢が安定し、リテーナの円滑な組み付けが可能となる。
<請求項3の発明>
一対のリブは、補強部の前縁および後縁に沿って延びる形状とされているから、リテーナが差し込まれる際の姿勢がより安定する。
<実施形態1>
以下、本発明の実施形態を図1〜図8によって説明する。
本実施形態におけるコネクタ1は、端子金具10を収容可能なハウジング20と、このハウジング20に組み付けられて端子金具10の抜止めを図るリテーナ30とを備えて構成されている。
以下、各構成部材において、ハウジング20に対する端子金具10の挿入方向を前方とし、また図1の上側を上方、下側を下方として説明する。
ハウジング20は合成樹脂材からなり、図1および図3に示すように、その内部には後方から端子金具10を挿抜可能な4室のキャビティ21が横一列に並んだ状態で形成されている。各キャビティ21内には、正規位置に挿入された端子金具10を一次係止するためのランス22が形成されている。
このハウジング20には、その下面からキャビティ21に貫通形成されて、リテーナ30が挿抜可能とされたリテーナ装着部23が設けられている。リテーナ装着部23は、図2に示すように、ハウジング20の下面に横方向に長い略長方形をなして開口する本体装着部24と、この本体装着部24の長さ方向両端縁に沿うとともにこの本体装着部24よりも前側と後側とにそれぞれ突出する細長い溝状をなして開口する一対の側板装着部25とを備えている。なお、本体装着部24は、4室全てのキャビティ21の前後方向略中央部に連通している。
また、本体装着部24の下端部は、この本体装着部24の上側部分よりも後方に広く開口する開口縁部24Aとされている。開口縁部24Aの後側部分は、図3に示すように、ハウジング20の下面を上方に凹ませることにより形成されている。この開口縁部24Aには、後述するリテーナ本体部31の底板部31Aが嵌まるようになっている。
そして、両側板装着部25における後側の側縁には、図2および図7に示すように、それぞれ前方に向かって仮係止突起25Aが突設されるとともに、前側の側縁における仮係止突起25Aより少し上方の位置には、後方に向かって本係止突起25Bが突設されている。
また、各側板装着部25の壁面26(リテーナ装着部23の幅方向における両端面)には、それぞれリブ40,41が一対ずつ形成されている。このリブ40,41については後ほど詳しく説明する。
端子金具10は、所定形状に打ち抜いた金属板を曲げ加工し、図3に示すように、全体として前後方向に細長い形状に形成され、その前側は相手側の端子金具(図示せず)と接続可能な略角筒状をなす角筒部11、後側は電線を圧着するバレル部12とされている。角筒部11の下面には、ランス22に対して係止可能な一次係止部(図示せず)が設けられ、また、角筒部11の後端縁は、後述するリテーナ30に対して係止可能な二次係止部13とされている。
リテーナ30は、ハウジング20の下面(キャビティ21の並列方向に沿う側面)から上方(縦方向)に差し込まれて端子金具10の挿抜を許容する仮係止位置(図3参照)と端子金具10を抜け止め状態に係止する本係止位置(図4参照)との間を移動可能とされている。
このリテーナ30は合成樹脂材により成形され、図5に示すように、キャビティ21の並列方向に延びる横長のリテーナ本体部31を備えている。リテーナ本体部31は、リテーナ30が本係止位置に保持されるとリテーナ装着部23の開口縁部24Aに嵌まって開口を塞ぐ底板部31Aと、本体装着部24の上側まで差し込まれる差込部31Bとを備えている。底板部31Aは、図6に示すように、開口縁部24Aに沿った横方向に長い略長方形の平板状をなし、リテーナ30が本係止位置に保持された状態では、その下面がハウジング20の下面と面一となる。
差込部31Bは底板部31Aの前側部分に形成され、図4に示すように、その上端面は、リテーナ30が本係止位置に保持されている状態で各キャビティ21の下面を構成するようになっている。この上端面には、各キャビティ21と対応した位置ごとに抜止め部32が形成されている。各抜止め部32は、リテーナ30が仮係止位置にあるときには各キャビティ21から退避し、リテーナ30が本係止位置にあるときには各キャビティ21に進入して各端子金具10の二次係止部13に係止し抜け止めを図る。また、差込部31Bの上端面には、リテーナ30が本係止位置に保持されると、ハウジング20側の仕切壁とともにキャビティ21の隔壁を構成する仕切壁33が設けられている。
リテーナ本体部31の幅方向における両端部には、図5に示すように、板面をこのリテーナ本体部31の長さ方向に交差する向きにして上方(リテーナ30の差し込み方向)に立ち上がる一対の側板部34が設けられている。一対の側板部34は、リテーナ装着部23の側板装着部25に挿入されると、その外側面35(互いに向き合う側とは反対側の板面)が、それぞれ側板装着部25の壁面26に非常に近接してほぼ平行に対向する(図2を併せて参照)。
各側板部34の前部および後部には、図7に示すように、本保持アーム36と仮保持アーム37(本発明における一対の係止アームに該当する)とが設けられている。前後一対の本保持アーム36および仮保持アーム37は、それぞれ片持ち状をなして上方(リテーナ30の差し込み方向)に延出し、互いに接近方向に弾性撓み可能とされている。なお、この本保持アーム36と仮保持アーム37とは、ほぼ同じ高さまで延出している。
そして、後側に設けられた仮保持アーム37の上端部には、後方に向かって仮保持突部37Aが突出形成され、一方前側に設けられた本保持アーム36の上端部には、前方に向かって本保持突部36Aが突出形成されている。そして、リテーナ30が仮係止位置に至ったときには、仮保持突部37Aが仮係止突起25Aに係止し(図7参照)、リテーナ30が本係止位置に至ったときには本保持突部36Aが本係止突起25Bにそれぞれ係止する(図8参照)。
各側板部34における本保持アーム36と仮保持アーム37との間には、それぞれ両アーム36,37とほぼ同じ高さまで突出する補強部38が設けられている。そして、補強部38と両アーム36,37との間には、前後一対のスリット(前側スリット39Fおよび後側スリット39B)が形成されている。
各補強部38は、側方から見ると上下方向(縦方向)に長い長方形状をなし、その上端部の前後両角部には丸みが付けられている。そして、各補強部38における前後両面38A,38Bは、リテーナ30の底板部31Aにおける板面方向に対してほぼ垂直方向に立ち上げられ、一方、両アーム36,37における互いに向き合う側の面(補強部38と対向する側の面)は、上側から下側に向かって徐々に近付く向きの傾斜をなしており、各スリット39F,39Bは、下方に向かって前後方向の幅寸法が徐々に狭められている。また、前側スリット39Fは、後側スリット39Bよりも切り込み深さが深く、各補強部38の前面38Aは後面38Bに比べて上下方向の長さ寸法が大きい。なお、各スリット39F,39Bの下端部は円弧状をなしている。
さて、各側板装着部25の壁面26には、前後一対のリブ(前側リブ40および後側リブ41)がそれぞれ設けられている。前側リブ40および後側リブ41は、リテーナ装着部23における上下方向ほぼ中央位置よりも上側(リテーナ30の差し込み方向奥側)に配されている。各リブ40,41は、図2に示すように、側板装着部25の壁面26から、それぞれ内側に向かって突出するとともに、その突出端は、側板装着部25における壁面26と対向する面に連設されている。
各リブ40,41を側方から見た断面形状は、図7に示すように、上下方向に細長い略長方形状とされ、前側リブ40の前面40Aと後面40B、後側リブ41の前面41Aと後面41Bは、それぞれほぼ平行をなしている。また、各リブ40,41の上下方向の寸法は、図8に示すように、補強部38の後面38Bにおける丸み部分を除いた直線部分の上下方向寸法とほぼ同じ寸法とされている。なお、各リブ40,41の下端部には丸みが付けられており、リテーナ30が若干傾いた姿勢でリテーナ装着部23に挿入され、補強部38の上端部の角部がリブ40,41の下端部に接触した場合には、ともに丸みが付けられているから互いに引っ掛かりにくく、リテーナ30の挿入が円滑になされる。
また、前側リブ40および後側リブ41の前後方向の間隔は、補強部38の前後方向の幅寸法よりもわずかに大きく空けられ、前側リブ40の後面40Bと補強部38の前面38A、後側リブ41の前面41Aと補強部38の後面38Bとの間には、それぞれわずかなクリアランスが設けられている。この前側リブ40の後面40Bと補強部38の前面38A、後側リブ41の前面41Aと補強部38の後面38Bとは、それぞれほぼ平行に近接し、補強部38はこのリブ40,41間に緊密に嵌合されるとともに上下方向の移動が許容されるようになっている。
また、前側リブ40および後側リブ41は、それぞれ前側スリット39Fおよび後側スリット39Bにおける補強部38側に寄った位置に配され、前側リブ40と本保持アーム36、後側リブ41と仮保持アーム37との間には、各本保持突部36Aおよび仮保持突部37Aがそれぞれ本係止突起25Bおよび仮係止突起25Aに乗り上げ可能な分だけ各アーム36,37が弾性撓み可能な空間が確保されている。
次に、上記のように構成された本実施形態の作用および効果について説明する。
まず、リテーナ30を仮係止位置に保持し、各キャビティ21に端子金具10を挿入する。ハウジング20の下方からリテーナ30をリテーナ装着部23に挿入すると、各補強部38の上端部がそれぞれ前後一対のリブ40,41間に差し込まれていく。補強部38は、その前面38Aおよび後面38Bが、前側リブ40の後面40Bおよび後側リブ41の前面41Aと、それぞれほぼ平行に向き合った状態となって一対のリブ40,41間を案内される。そして、リテーナ30が仮係止位置に至ると、図7に示すように、補強部38、本保持アーム36および仮保持アーム37の上端の位置がリブ40,41の上端寄り位置に達し、前側リブ40および後側リブ41は補強部38における略上半部分の直前位置および直後位置にそれぞれ配された状態となる。また、仮保持突部37Aが仮係止突起25Aに係止してリテーナ30が仮係止位置に保持される。その後、4本の端子金具10を各キャビティ21に順番に挿入する。
次に、仮係止位置に保持されているリテーナ30を本係止位置まで押し込む。リテーナ30の底板部31Aの下面をリテーナ30の差し込み方向に押圧すると、一対のリブ40,41間にその上端部を差し込まれた補強部38が、再び前側リブ40の後面40Bと後側リブ41の前面41Aとに案内されつつ、リテーナ30がさらに奥方に差し込まれる。そして、リテーナ30は、図8に示すように、補強部38の上端部(角部に丸みが付けられている部分)が、一対のリブ40,41を上方に越えて突出する位置まで移動し、補強部38の前面38Aの直前位置に前側リブ40が、補強部38の後面38Bの直後位置に後側リブ41が、それぞれ丸みが付けられた部分を除く直線部分同士を対向させた状態で配される。こうしてリテーナ30は、各補強部38がそれぞれ一対のリブ40,41間を案内されて本係止位置に至るから、その移動の途中で傾いたりすることなく安定姿勢が保たれる。また、この案内がリテーナ30の幅方向両端部において行われるからバランスがよい。そして、リテーナ30は、本保持突部36Aが本係止突起25Bに係止することにより本係止位置に保持され、端子金具10は抜止め部32に二次係止されて抜止めされる。
こうして、リテーナ30が本係止位置に組み付けられた状態で、端子金具10が強く引っ張られることがある。すると、端子金具10に二次係止している抜止め部32が後方へ押圧され、リテーナ30は、その後端部がリテーナ装着部23から抜け出す向きに傾こうとする。このとき、補強部38の後面38Bがその直後位置に配されている後側リブ41の前面41Aに当接するから、リテーナ30がそれ以上傾くことが防がれる。
また、前後一対のリブ40,41をリテーナ装着部23の壁面26にそれぞれ設けるだけで、リテーナ30の傾きが抑制され、かつリテーナ30の差し込みが案内されるようになっており、リテーナ30の形状を変更することなくそのままの形状で使用することができる。したがって、例えばハウジング側とリテーナ側とに互いに係合し合う部分を形成する等、両部材の形状の変更が必要な場合に比べて経済性に優れる。
また、リテーナ装着部23の両壁面26、言い換えるとハウジング20の両側壁部の内側面にそれぞれリブ40,41を設けることにより、このリブ40,41が両側壁部の補強を兼ねることになるから、側壁部に同じ強度をもたせるのであれば、リブ40,41が設けられないものに比べてその壁厚を薄くできるという効果も得られ、もってハウジング20の小型化が図れる。
なお、端子金具10を取り外す際には、上記とは逆に、リテーナ30を本係止位置から仮係止位置へと移動させた後、ランス22の係合を解除して端子金具10を抜き取る。このリテーナ30の移動の際にも、補強部38とリブ40との嵌合によりリテーナ30に対するガイド機能が発揮され、リテーナ30は所定の姿勢を保ちつつ、かつ所定の経路から外れることなく移動することができる。したがって、リテーナ30をリテーナ装着部23に対して抜き挿しする際の操作性が優れている。
以上説明したように本実施形態によれば、リテーナ30が本係止位置にあるときには、後側リブ41が補強部38の直後位置に配されるから、端子金具10に引き抜き力が作用し、抜止め部32が後方に押されてリテーナ30が傾こうとすると、補強部38がこの後側リブ41に当接してリテーナ30がそれ以上傾いてしまうことが防がれる。これにより、キャビティ21が一列に並んで配されたコネクタ1であっても、リテーナ30の傾きを抑制し、端子金具10の抜け止め状態を確実に保持することができる。また、後側リブ41をハウジング20側に設けるだけでよいから、少なくともリテーナ30の形状を変更しなくて済む。
そして、補強部38の直後位置に配される後側リブ41とは別に、補強部38の前側には前側リブ40Fが設けられ、リテーナ30をリテーナ装着部23に差し込む際には、補強部38がこの前後一対のリブ40,41の間に差し込まれる構造となっている。これにより、補強部38が一対のリブ40,41によってガイドされるから、リテーナ30が差し込まれる際の姿勢が安定し、リテーナ30の円滑な組み付けが可能となる。加えて、一対のリブ40,41は、補強部38の前面38Aおよび後面38Bに沿って延びる形状とされているから、リテーナ30が差し込まれる際の姿勢がより安定する。
<関連技術>
以下、関連技術を図9〜図13によって説明する。
関連技術に係るコネクタ60は、ハウジング63にリブを設ける替わりに、リテーナ64に左右一対の係止片61を設けたものである。なお、実施形態1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
このコネクタ60は、図9に示すように、実施形態1と同様、キャビティ62が一列に配されたハウジング63と、このハウジング63に対して下方から差し込まれるリテーナ64とを備えている。
リテーナ64は、図10に示すように、実施形態1と同様、横方向に長いリテーナ本体部65と、このリテーナ本体部65の長手方向両端部に設けられた一対の側板部66とを備えている。
そして、一対の係止片61は、側板部66の直内側位置にそれぞれ配されている。各係止片61は、それぞれリテーナ本体部65の底板部65Aの前端面および側板部66の内側面における下端部から略長方形の平板状をなして張り出す形態とされている。各係止片61は、図9に示すように、底板部65Aとほぼ同じ板厚をなして前方へ張り出しており、その前端縁位置は側板部66の前端縁位置とほぼ同じ位置に至っている。また、各係止片61の内側縁(側板部66の板面とほぼ平行をなす側縁)は、並列する抜止め部67のうち両端位置に配された抜止め部67における幅方向外側縁とほぼ同じ位置に至っている。
そして、リテーナ装着部68における両側板装着部70の内側には、図11に示すように、各係止片61が装着可能な係止片装着部71が一対設けられている。各係止片装着部71は、図11および図12に示すように、本体部装着部69と側板装着部70の下端部とを前方および内方へそれぞれ広げた形態をなしている。各係止片装着部71は、ハウジング63の下面を上方に凹ませて形成され、下方から見るとそれぞれ係止片61が嵌合可能な略長方形状をなしている。そして、リテーナ64が本係止位置に保持されている状態においては、図13に示すように、各係止片61が各係止片装着部71に嵌まり、その上面61Aと係止片装着部71の天井面71Aとが対向するとともに、係止片61の下面はハウジング63の下面と面一となる。
そして、端子金具10に引き抜き力が作用し、抜止め部67が後方に押されてリテーナ64が傾こうとすると、各係止片61の上面61Aにおける前端縁が、係止片装着部71の天井面71Aにおける前端縁に当接し、それ以上リテーナ64が傾いてしまうことが防がれる。したがって、このような係止片61を設けた構造のものであれば、リテーナ64の傾動を抑制可能である。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)実施形態1においては、リテーナ装着部23の幅方向両端面に前後一対ずつリブ40,41を設けたが、これに限らず、補強部の後側に配されるリブのみを設けてリテーナの傾きを抑制するようにしてもよい。
(2)実施形態1においては、リテーナ30の両端部に側板部34が一対設けられたものに対して本発明を適用した場合について説明したが、これに限らず、例えば多極化のため非常に横方向に長くされたリテーナにおいて、その両端部に加えて中央部に側板部が設けられたものにも本発明を適用することができる。この場合には、リテーナ装着部の両端部の壁面だけでなく、中央部に形成された側板装着部の壁面にもリブを設ければよい。すると、リテーナは、その両端部に加えて中央部においても傾きが抑えられ、もって多極化されたリテーナにおいても確実に傾きが抑制される。なお、必ずしもすべての側板装着部の壁面にリブを形成する必要はなく、リテーナの傾きを抑制できるのであれば、例えば、両端部の側板装着部のうち一方の側板装着部の壁面のみ、もしくは、中央部の側板装着部の壁面のみに形成するようにしてもよい。
(3)実施形態1においては、各リブ40,41を側方から見た断面形状は、上下方向に細長い略長方形状とされているが、リブはどのような形状であってもよく、例えば、側方から見た断面形状が円形状もしくは三角形状であってもよい。
(4)実施形態1においては、各リブ40,41の突出端は、側板装着部25における壁面26と対向する面に達して連設されているが、関連技術としては、リブは、補強部の後面に当接してリテーナの傾動を抑制可能な突出寸法を備えていれば、その突出端が対向面に達していないものも考えられる。
(5)実施形態1においては、補強部38を挟んで後側に仮保持アーム37が、前側に本保持アーム36が設けられているが、両アームは前後が逆に配されていてもよい。
(6)実施形態1においては、両アーム36,37と補強部38とがほぼ同じ高さまで突出する形態とされているが、これに限らず、例えば、補強部の高さが両アームより高くても低くてもよく、またそれぞれの高さが全て異なっていてもよい。
実施形態1におけるハウジングの正面図 ハウジングの下面図 リテーナが仮係止位置に保持されている状態を表すコネクタの縦断面図 リテーナが本係止位置に保持されている状態を表すコネクタの縦断面図 リテーナの正面図 リテーナの下面図 リテーナが仮係止位置に保持されている際の側板装着部位置における縦断面図 リテーナが本係止位置に保持されている際の側板装着部位置における縦断面図 関連技術におけるリテーナがハウジングに差し込まれる前の状態を表すコネクタの縦断面図 リテーナの上面図 ハウジングの下面図 ハウジングの横断面図 リテーナが本係止位置に保持されている状態を表すコネクタの縦断面図
符号の説明
1…コネクタ
10…端子金具
20…ハウジング
21…キャビティ
23…リテーナ装着部
26…壁面
30…リテーナ
31…リテーナ本体部
32…抜止め部
34…側板部
35…側板部の外側面(板面)
36…本保持アーム(係止アーム)
37…仮保持アーム(係止アーム)
38…補強部
38A…補強部の前面(前縁)
38B…補強部の後面(後縁)
40…前側リブ
41…後側リブ

Claims (3)

  1. 後方から端子金具を挿抜可能な複数のキャビティが横一列に並べられたハウジングと、
    前記キャビティの並列方向に延びるリテーナ本体部と、同リテーナ本体部の両端において板面を同リテーナ本体部の長さ方向と交差する向きにしかつ同リテーナ本体部の前側と後側とに突出させた幅広の形態で立ち上がり形成された側板部とからなり、前記ハウジングにおける前記並列方向に沿う側面から縦方向に差し込まれて前記端子金具の挿抜を許容する仮係止位置と前記端子金具を抜け止め状態に係止する本係止位置との間を移動可能なリテーナと、
    前記ハウジングの前記側面に開口され、前記リテーナにおける前記リテーナ本体部が差し込み可能な本体装着部と、同本体装着部の両端において同本体装着部よりも前側と後側とにそれぞれ突出した溝状に形成されて前記側板部が差し込み可能な側板装着部とからなるリテーナ装着部と、
    前記リテーナ本体部における前記各キャビティに対応する位置に設けられ、前記リテーナが前記仮係止位置にあるときには前記各キャビティから退避するとともに前記本係止位置にあるときには前記各端子金具に係止してその抜け止めを図る抜止め部と、
    前記側板部の前部および後部に形成され、それぞれ片持ち状をなして前記リテーナの差し込み方向に延出し、同リテーナが前記仮係止位置または前記本係止位置に至ったときにそれぞれ前記側板装着部の前後の側縁に係止可能な一対の係止アームと、が備えられており、
    前記一対の係止アームの間に補強部が突出形成されているとともに、
    前記リテーナが前記本係止位置にあるときの前記補強部の直後位置には、前記側板装着部の対向した両壁面のうち一方の壁面から突出して他方の壁面に連設さける形態でリブが設けられていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記リテーナ装着部の前記側板装着部における対向した前記壁面の間には、前記補強部の直後位置に配されるリブとは別に同補強部の前側に配されるリブも設けられ、
    前記リテーナを前記リテーナ装着部に差し込む際には、前記補強部がこの前後一対のリブの間に差し込まれる構造となっていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記一対のリブは、前記補強部の前縁および後縁に沿って延びる形状とされていることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
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