JP3598990B2 - コネクタ - Google Patents

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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/64Means for preventing incorrect coupling
    • H01R13/641Means for preventing incorrect coupling by indicating incorrect coupling; by indicating correct or full engagement

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、嵌合検知機能を有するコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のコネクタとして、特開平11−185880号公報に記載されたものが知られている。これは、図16に示すように、互いに嵌合される雌雄のコネクタハウジング1,2のうちの雌ハウジング1にロックアーム3が設けられる一方、雄ハウジング2にスライダ4が装着されてその後面にコイルバネ5が配された構造となっている。そして、両ハウジング1,2が嵌合されると、撓み変形したロックアーム3がスライダ4をコイルバネ5の付勢力に抗して押し込み、両ハウジング1,2が正規嵌合に至ると、ロックアーム3が復元変形して両ハウジング1,2がロックされるとともに、ロックアーム3がスライダ4から解離することでスライダ4がコイルバネ5の付勢力で復動する。
また、両ハウジング1,2が半嵌合のままで嵌合操作が停止されると、コイルバネ5の付勢力によりスライダ4がロックアーム3を押し返して両ハウジング1,2を離間させ、この離間動作によって、両ハウジング1,2が半嵌合状態に留められていたことが検知できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
一方、メンテナンス等において雌雄のハウジング1,2を離脱させる場合は、ロックアーム3を強制的に撓み変形させることでロックを解除したのち、雌ハウジング1を引張するのであるが、雌ハウジング1の引張操作が何らかの事情で中断され、それを失念して放置されたような場合には、離脱時でも半嵌合状態に留められることがあり得る。
しかるに従来のものは、このような離脱時における半嵌合検知はできないため、その出現が切望されていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、嵌合時と離脱時の両方で半嵌合検知ができるようにするところにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、互いに嵌合可能な一対のコネクタハウジングのうち、一方のコネクタハウジングには、両コネクタハウジングの嵌合・離脱方向に沿って前後に移動可能なスライダが付勢手段を介して組み付けられる一方、他方のコネクタハウジングには、前記スライダに係合可能な係合姿勢と、スライダから解離する解離姿勢との間を前記嵌合・離脱方向と交差する向きに弾性変位可能な弾性係合部が設けられており、前記両コネクタハウジングが嵌合される途中と、離脱される途中との両方では、前記係合姿勢とされた弾性係合部に係合される前記スライダが前記付勢手段の付勢に抗しつつ後退した状態とされ、両コネクタハウジングが正規嵌合されたときには、前記弾性係合部が解離姿勢に弾性変位することで、前記スライダとの係合状態が解除されるとともに、前記付勢手段に蓄積された付勢力が解放されることで、スライダが前進移動されるようになっており、前記スライダが前記一方のコネクタハウジングの外周面を取り囲むように形成され、前記他方のコネクタハウジングには、フード部が設けられ、その内側に前記スライダと共に前記一方のコネクタハウジングが嵌合可能とされ、前記スライダには、前記付勢手段の付勢に抗しつつスライダを、前記弾性係合部が前記係合姿勢へ弾性変位するのを許容する位置まで後退移動させるための操作部が外部に露出して設けられ、この操作部が前記両コネクタハウジングが正規嵌合された状態で前記フード部の先端部よりも後方に離間した位置に配されている構成としたところに特徴を有する。
【0005】
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記スライダは、前記一方のコネクタハウジングの外周面を全周にわたって取り囲む枠状に形成されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記操作部は、前記スライダの外側面における対称位置に一対配設されているところに特徴を有する。
【0006】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
両コネクタハウジングが嵌合される途中では、係合姿勢とされた弾性係合部によってスライダが押圧されることで、スライダは付勢手段の付勢に抗しつつ後退移動される。このとき嵌合作業が中断されると、付勢手段に蓄積された付勢力が解放されることで前方へ付勢されたスライダが弾性係合部を押圧して、両コネクタハウジングが強制的に離脱され、もって半嵌合が検知される。両コネクタハウジングが正規に嵌合されると、弾性係合部がスライダから解離して、スライダに対する押圧状態が解除されるとともに付勢手段に蓄積された付勢力が解放されることで、スライダが前進移動される。
嵌合した両コネクタハウジングを離脱させるには、外部に露出した操作部を操作することでスライダを付勢手段の付勢に抗しつつ後退移動させた状態としてから、両コネクタハウジングを離間させる。離脱作業を途中で中断すると、解離姿勢から係合姿勢に弾性変位された弾性係合部に対して、付勢手段に蓄積された付勢力が解放されて前方へ付勢されたスライダが係合することで、両コネクタハウジングが強制的に離脱され、もって半嵌合が検知される。
【0007】
以上のように嵌合時、離脱時のいずれのときでも半嵌合検知を行うことができる。しかも、操作部がフード部の先端部から後方に離間した位置に配されており、言い換えると、操作部とフード部との間に操作用のスペースを確保することができるから、離脱時におけるスライダの操作性を良好なものとすることができる。さらには、スライダが一方のコネクタハウジングを取り囲むように形成されているから、スライダの移動動作が円滑なものとなり、スライダの操作性の向上に寄与できる。
【0008】
<請求項2の発明>
スライダが移動される際には、一方のコネクタハウジングの外周面が全周にわたってスライダの内周面に摺接されるから、スライダの移動動作が円滑なものとなり、スライダの操作性を一層向上させることができる。しかも、スライダの強度を向上させることができる。
<請求項3の発明>
一対の操作部を摘んでスライダを操作することができるから、一層の操作性の向上に寄与することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図1ないし図15によって説明する。この実施形態に示すコネクタは、図8に示すように、互いに嵌合可能な雄コネクタハウジング10(以下、単に雄ハウジング10という)と、雌コネクタハウジング30(以下、単に雌ハウジング30という)とを備え、雄ハウジング10側にロックアーム18が設けられる一方、雌ハウジング30側に圧縮コイルばね61と共にスライダ60が組み付けられている。なお、以下では両ハウジング10,30における嵌合面側を前方として説明する。
【0010】
雄ハウジング10は、図1及び図8に示すように、合成樹脂により機器の壁面に一体成形されるとともに、前方へ突出する略角筒状のフード部11を備えており、このフード部11内に前方からスライダ60を組み付けた雌ハウジング30が嵌合可能とされている。雄ハウジング10の奥壁からは、幅方向に並んで配された4本の雄タブ端子12が突設されており、これら雄タブ端子12は、フード部11により取り囲まれるとともに、雌ハウジング30側の各雌端子金具31に導通接続可能とされている。雄ハウジング10の奥壁における雄タブ端子12の下方には、ショート端子13が収容されている。このショート端子13は、雄ハウジング10の奥壁に形成された取付溝16内に圧入により取り付けられる板状の本体部14を備え、本体部14の後端から前方へ向けて4本の弾性接触片15が折り返して形成されている。各弾性接触片15が各雄タブ端子12に臨んで形成された収容凹部17内に収容されて、各雄タブ端子12に弾性接触されることで、4本の雄タブ端子12が短絡され、各雄タブ端子12間に電位差が生じないようになっている。各弾性接触片15は、フード部11内に突出する前端部が下方へ屈曲して形成されており、この前端部がフード部11内に嵌合される雌ハウジング30により押圧されることで雄タブ端子12から離間するように弾性変形可能とされている。
【0011】
雄ハウジング10の奥壁における雄タブ端子12の上方位置で、且つ幅方向の中央位置からは、片持ち状のロックアーム18が上記雄タブ端子12よりもやや前方位置まで突出して設けられている。このロックアーム18は、基端側を中心として図示上下方向(嵌合・離脱方向と交差する向き)に沿って弾性変形可能とされている。ロックアーム18の自由端(前端)には、下方へ突出する鈎部19が形成され、この鈎部19の後端面20が後記する雌ハウジング30側のロック部43に係止されることで、両ハウジング10,30を嵌合状態から離間不能に保持できるようになっている。また、フード部11の下部両側端には、雌ハウジング30側のスライダ60のガイドリブ62を受け入れ可能な一対のガイド凹部21が下方へ膨出して設けられている。
【0012】
雌ハウジング30は、図2及び図5(A)に示すように、合成樹脂により略ブロック状に形成されるとともに、内部には、電線Wの端末に接続された雌端子金具31を収容可能なキャビティ32が前後に貫通して設けられている。キャビティ32は、相手側の雄タブ端子12と整合する位置に4室幅方向に並んで設けられている。雌端子金具31は、雄タブ端子12に弾性接触可能な弾性接触片33と、電線Wに圧着接続されるバレル部34とを前後に備えた端子本体35の前部の周りを箱部36により取り囲んだ構成とされており、箱部36の上下面からは金属ランス37が突設されている。各キャビティ32の上下内側面には、雌端子金具31の両金属ランス37が係止可能な係止溝部38が一対ずつ前方へ開口して設けられている。雌ハウジング30の下面前端側には、雄ハウジング10側のショート端子13の各弾性接触片15に係合可能な係合凹部39が幅方向に沿って設けられており、弾性接触片15に対する係合面は、弾性接触片15が円滑に下方へ撓むように図5の右下がり状のテーパ面として形成されている。一方、雌ハウジング30の下面後端側には、幅方向に沿って延出するリブ40が突設されており、両ハウジング10,30の嵌合時にこのリブ40の後端面近辺を押圧することで嵌合作業が行われるようになっている。
【0013】
雌ハウジング30における長さ方向の略中央位置には、図3及び図5(B)に示すように、リテーナ50を取り付けるためのリテーナ取付孔41が側方へ開口して設けられている。リテーナ取付孔41は、各キャビティ32に連通して形成されてリテーナ50の基部51を挿入可能な基部挿入部41aと、雌ハウジング30の上下面に凹み形成されてリテーナ50の保持アーム52を挿入可能な保持アーム挿入部41bとから構成されている。リテーナ50は、図6に示すように、雌ハウジング30の幅寸法とほぼ同じ長さを有する平板状の基部51を備えるとともに、基部51の上下面から一対の保持アーム52が基部51と平行に延びて形成されている。基部51には、各キャビティ32に整合する形状の挿通孔53が4つ穿設されており、各挿通孔53の孔縁部のうちリテーナ50の組付方向手前側には、雌端子金具31の箱部36の後端部に係止可能な係止部54が上下に一対ずつ形成されている(図9参照)。両保持アーム52の内面には、保持凹部55,56が幅方向(リテーナ50の組付方向)に2つずつ並んで設けられている。これら保持凹部55,56がリテーナ取付孔41の保持アーム挿入部41bの周面に突設された一対の保持突部42に係止されることで、リテーナ50は、続いて説明する仮係止位置と本係止位置の2位置に保持可能とされ、2位置間を幅方向に沿って移動可能とされている。
【0014】
詳しくは、リテーナ50は、リテーナ50の組付方向奥側の保持凹部55が保持突部42に係止されることで仮係止位置に保持される。この仮係止位置では、図5及び図6に示すように、キャビティ32に挿通孔53が連通して、係止部54がキャビティ32から退避して配されることで、雌端子金具31のキャビティ32への挿抜が許容される。このとき、図6に示すように、リテーナ50の組付方向手前側端部が雌ハウジング30の外側面から突出している。リテーナ50は、リテーナ50の組付方向手前側の保持凹部56が保持突部42に係止されることで本係止位置に保持される。この本係止位置では、図8及び図9に示すように、キャビティ32内に係止部54が突入するとともに雌端子金具31の箱部36の後端部に係止されることで、雌端子金具31を抜け止め保持できるようになっている。このとき、図9に示すように、リテーナ50の組付方向手前側端部がリテーナ取付孔41内に収容されるとともに、その外側面が雌ハウジング30の外側面とほぼ面一とされている。
【0015】
雌ハウジング30の上面における幅方向の略中央位置には、図5(A)に示すように、前端側にロック部43を残しつつロック溝部44が後方へ開放して形成されている。ロック部43には、両ハウジング10,30が嵌合されるのに伴って、雄ハウジング10側のロックアーム18が弾性変形しつつ乗り上げ可能とされ、嵌合深さが正規に至ると、ロックアーム18の鈎部19がロック溝部44内に進入するとともに、その後端面20がロック部43の後端面45(ロック溝部44の前端面)に係止されるようになっている。ロック部43は、その前端面にロックアーム18の乗り上げ動作を案内するテーパ面が形成されるとともに、その上面とロックアーム18のうちアーム部分の下面とがほぼ同じ高さ位置に揃えられている。互いに係止される鈎部19の後端面20とロック部43の後端面45は、共に図示左側へ向けて緩やかな上がり勾配となるテーパ状に形成されることで、セミロック構造をなしている。すなわち、鈎部19がロック部43に係止した状態から、両ハウジング10,30に対して離脱方向に所定以上の引張力が作用した場合に、テーパ状の後端面20,45によって案内されることで、ロックアーム18が係止状態を解除しつつ自動的に弾性変形されるようになっている。また、ロック溝部44には、図9に示すように、リテーナ取付孔41の保持アーム挿入部41bが連通して形成されている。本係止位置とされてロック溝部44内に進入するリテーナ50の保持アーム52に対して、正規嵌合時にロック溝部44内に進入するロックアーム18の鈎部19は非干渉とされている(図12参照)。
【0016】
雌ハウジング30の上面のうち、幅方向の両側端には、図2及び図5に示すように、全長にわたって前後に延出する一対の側壁46が突設され、後端には、図4及び図5に示すように、両側壁46に連結される後壁47が突設されている。そして、この雌ハウジング30には、その周りを取り囲むスライダ60が一対の圧縮コイルばね61と共に前方から組み付けられている。このスライダ60は、合成樹脂からなり、図2に示すように、雌ハウジング30の外周面を全周にわたって取り囲む略四角形の枠状に形成されるとともに、図3に示すように、長さ寸法が雌ハウジング30とほぼ同じ大きさとされている。このスライダ60は、両ハウジング10,30の嵌合・離脱方向に沿って前後に移動可能され、移動過程ではその内周面が全域にわたって雌ハウジング30の外周面に摺接されるようになっている。スライダ60の下端両側縁には、雄ハウジング10側のガイド凹部21に進入してスライダ60の移動動作を案内可能な一対のガイドリブ62が突設されている。また、スライダ60の下部のうちリテーナ50よりも後側の部分は切り欠いて形成されており、スライダ60が移動過程で雌ハウジング30のリブ40に干渉するのが回避されるようになっている。
【0017】
スライダ60の上部には、図2に示すように、両側壁46間に挟まれるように張出部分が突設されており、この張出部分のうち両側壁46に隣接する両端部が一対のばね押さえ部63とされ、中央部が被係合部64とされている。このうち両ばね押さえ部63は、図5(B)に示すように、後端面が凹んで形成されることで、圧縮コイルばね61を前止まり状態に支持している。圧縮コイルばね61は、後端部が雌ハウジング30の後壁47に凹んで形成されたばね収容凹部48内に収容されることで、ばね押さえ部63と後壁47との間に挟まれてやや弾縮された状態で保持される。また、ばね押さえ部63の側面及び下面は、図2に示すように、両側壁46の内側面及び雌ハウジング30の上面に近接または当接して配されている。ばね押さえ部63の両側面には、図7に示すように、一対のストッパ突部65が突設され、これらストッパ突部65が側壁46の内面に形成されたストッパ溝部49内に進入されるとともに、ストッパ溝部49の前端面に係合することで、スライダ60の前止まりが図られている。
【0018】
被係合部64は、図5(A)に示すように、前端面がばね押さえ部63(雌ハウジング30)の前端面よりも凹んで形成され、両ハウジング10,30を嵌合させる途中でロックアーム18の前端面が係合可能とされている。この被係合部64の下端には、雌ハウジング30の上面との間に所定の空間を空けるように逃がし凹部66が形成されており、図8(A)に示すように、この逃がし凹部66の上面の高さ位置が自然状態のロックアーム18の上面よりもやや高く設定されている。従って被係合部64は、嵌合途中にロック部43に乗り上げて弾性変形して係合姿勢とされたロックアーム18の鈎部19の前端面が係合されるのに対し(図10(A)参照)、両ハウジング10,30が正規嵌合に至って自然状態に弾性復帰して解離姿勢とされたロックアーム18からは解離されるようになっている(図12(A)参照)。また、図2に示すように、被係合部64と両ばね押さえ部63との前端面の中央には、それぞれ肉抜き部が前方へ開放して形成されている。
【0019】
スライダ60の両外側面後端には、図2、図3及び図4に示すように、スライダ60を強制的に後退移動させる際に操作が可能な一対の操作部67が側方へ突出して設けられている。両操作部67は、キャビティ32とほぼ同じ高さ位置に配されるとともに、スライダ60の外側面における対称位置(略180度の角度間隔を空けた位置)に配設されることで、作業者が片手の指で摘んで操作できるようになっている。両操作部67は、後側へ行くほど外方へ段付き状に突出して形成され、3段の階段状に形成されている。両操作部67は、スライダ60の後端位置に形成されることで、両ハウジング10,30が正規に嵌合した状態で、図13に示すように、雄ハウジング10の前端面から所定長さ分後方に離れた位置に配される。これにより、操作部67と雄ハウジング10との間には、操作部67を操作する際に指を引っ掛けやすいように空間が確保される。
【0020】
スライダ60のうちで、雌ハウジング30におけるリテーナ取付孔41が開口する側面を覆う部分には、図3に示すように、リテーナ取付孔41を側方外部へ開放するとともにリテーナ50を挿通可能なリテーナ挿通孔68が貫通して設けられている。これにより、スライダ60を雌ハウジング30に組み付けた状態で、リテーナ50をリテーナ取付孔41に組み付けることができる。このリテーナ挿通孔68は、側方から視て長方形の窓状に形成され、リテーナ取付孔41よりも僅かに広く形成されている。リテーナ50が仮係止位置に組み付けられた状態では、図6に示すように、雌ハウジング30の側面から突出したリテーナ50の組付方向手前側端部がスライダ60のリテーナ挿通孔68内に進入した状態とされている。従ってこの状態でスライダ60が後退しようとした場合は、リテーナ挿通孔68の孔縁の前部がリテーナ50の突出部分に干渉することで、スライダ60の移動動作が規制されるようになっている。一方、リテーナ50が本係止位置に組み付けられると、図9に示すように、リテーナ50が完全にリテーナ取付孔41内に収容されて、リテーナ挿通孔68からは退避される。従って、リテーナ挿通孔68の孔縁の前部はリテーナ50とは非干渉とされるから、スライダ60の後退移動が許容される。すなわち、スライダ60の後退動作が許容されるか否かによって、リテーナ50の組付状態を検知することができ、リテーナ挿通孔68の孔縁の前部が検知部69とされている。
【0021】
本実施形態は以上のような構造であり、続いてその作用について説明する。先に雌ハウジング30に関する組付作業を説明する。まず、2つの圧縮コイルばね61をそれぞれ雌ハウジング30のばね収容凹部48内に挿入しつつ、雌ハウジング30に対して前方からスライダ60を組み付ける(図5(B)参照)。スライダ60が雌ハウジング30に対して前後端面が揃えられる正規位置に至ると、一旦側壁46の内側面を摺接されたストッパ突部65がストッパ溝部49内に進入するとともにその前端面に係合することで、スライダ60が前止まり状態に保たれる。このとき、リテーナ挿通孔68がリテーナ取付孔41に整合している(図3参照)。
【0022】
スライダ60を組み付けた後に、リテーナ50をリテーナ挿通孔68を通過させつつリテーナ取付孔41内に組み付けて、図5及び図6に示すように、仮係止位置とする。その後、電線Wに接続した雌端子金具31を後方からキャビティ32内に挿入すると、金属ランス37が係止溝部38の後端面に係止することで、雌端子金具31が一次係止される(図8参照)。全ての雌端子金具31を挿入したら、リテーナ挿通孔68内に指または治具を突っ込んでリテーナ50を本係止位置へ押し込むと、図8及び図9に示すように、係止部54が雌端子金具31の箱部36の後端面に直接に係止されることで、雌端子金具31の二次係止がなされて、その抜け止めが図られる。ここで、例えばリテーナ50の押し込みが不足したり、あるいはリテーナ50の押し込み操作そのものを失念した場合には、リテーナ50が本係止位置よりも手前の半挿入状態とされ、係止部54の箱部36に対する係止状態が不完全なものとなってしまう。
【0023】
雌ハウジング30に関する組み付けが完了したら、続いて両ハウジング10,30の嵌合作業を行う。雌ハウジング30のリブ40の後端面近辺を押圧することで、雄ハウジング10のフード部11内に前方からスライダ60と共に雌ハウジング30が嵌合されると、スライダ60のガイドリブ62がフード部11のガイド凹部21内に進入されることで、嵌合動作が案内される。雄タブ端子12が雌ハウジング30のキャビティ32内に突入する前の段階で、ロックアーム18がロック部43のテーパ状の前端面に係合して、図10に示すように、ロック部43に乗り上げつつ係合姿勢へと弾性変形される。係合姿勢とされたロックアーム18がスライダ60の被係合部64に係合した状態で、さらに嵌合が進行すると、スライダ60はロックアーム18により後方へと押圧される。
【0024】
ここで、仮にリテーナ50が半挿入状態に留められていた場合には、スライダ60がロックアーム18により押圧される段階で、スライダ60のうちリテーナ挿通孔68の孔縁の前部である検知部69が、リテーナ挿通孔68内に進入した状態のリテーナ50の組付方向手前側端部に干渉することで、スライダ60の後退移動が規制され、もって両ハウジング10,30の嵌合作業が阻止される。嵌合が停止されたら、一旦雄ハウジング10から雌ハウジング30を引き抜いて、リテーナ50を本係止位置まで押し込み、雌端子金具31の抜け止めを確実ならしめた上で、再度嵌合作業を行うようにする。なお、この実施形態では、嵌合途中でリテーナ50の半挿入を検知する場合を例示しているが、例えば嵌合作業を行う前の段階で、スライダ60の後退移動の可否を検査することでリテーナ50の半挿入検知作業を行うようにしてもよく、このようにすれば嵌合作業が中断されるのを回避することができる。
【0025】
リテーナ50が本係止位置に組み付けられていれば、ロックアーム18により押圧されたスライダ60は、図11に示すように、圧縮コイルばね61の付勢に抗しつつ後退移動される。この嵌合途中の段階において、何らかの事情によって嵌合作業を中断した場合には、弾縮された圧縮コイルばね61にそれまでに蓄積されたばね力が解放されて、前方へ付勢されたスライダ60がロックアーム18を押圧することで、両ハウジング10,30が強制的に離脱される。これにより、両ハウジング10,30が半嵌合状態に留め置かれることが回避される。
【0026】
嵌合が継続されると、ショート端子13の各弾性接触片15に雌ハウジング30の係合凹部39が係合して、各弾性接触片15が雄タブ端子12から解離しつつ下方へ弾性変形されることで、各雄タブ端子12の短絡状態が解除される(図12参照)。そして、両ハウジング10,30が正規深さまで嵌合されると、図12に示すように、両端子金具12,31が導通接続され、ロックアーム18の鈎部19がロック溝部44内に進入するとともに、ロックアーム18が解離姿勢へと弾性復帰して、鈎部19の後端面20とロック部43の後端面45とが係止される。これと同時にロックアーム18から解離されたスライダ60は、圧縮コイルばね61に蓄積されたばね力が解放されることで前進移動し、ストッパ突部65がストッパ溝部49の前端面に突き当たることで嵌合前と同じ位置で前止まりされる。このとき、ロックアーム18が逃がし凹部66内に逃がされて、ロックアーム18の全長にわたってその上方に被係合部64が配されることで、解離姿勢とされたロックアーム18が上方へ弾性変形するのが規制される。これにより、両ハウジング10,30は、ロックアーム18がロック部43に係止され、且つそのロックアーム18がスライダ60により係止解除方向へ弾性変形するのが規制されているから、離脱不能状態に強固に保持される。このとき、図13に示すように、スライダ60の両操作部67が雄ハウジング10の前端面から後方(離脱方向)に所定長さ分離間した位置に配されている。
【0027】
一方、メンテナンスなどの事情により両ハウジング10,30を離脱させる場合がある。その場合には、外部に露出した状態のスライダ60の両操作部67を片手の指で摘んでこれを後方へ引っ張ることで、スライダ60を圧縮コイルばね61の付勢に抗しつつ後退移動させる。このとき、操作部67と雄ハウジング10との間には、操作部67に指を引っ掛け易くできるよう所定のスペースが確保されているから、スライダ60の操作性に優れる。そして、図14に示すように、被係合部64がロックアーム18の上方から完全に退避する位置(ロックアーム18が係合姿勢へ弾性変位するのを許容する位置)にスライダ60が至ると、スライダ60に加えていた離脱方向への引張力により、ロックアーム18が、互いに係止した鈎部19とロック部43のテーパ状の後端面20,45によって案内されて自動的に係合姿勢へと弾性変形される(図15参照)。そのままスライダ60を後方へ引っ張ることで、雌ハウジング30は雄ハウジング10のフード部11内から引き抜かれる。この過程でショート端子13の各弾性接触片15が係合凹部39との係合を解除されて、再び各雄タブ端子12と弾性接触される。このようにスライダ60の操作部67を引っ張り操作するだけで簡単に両ハウジング10,30を離脱させることができる。
【0028】
ここでも、何らかの事情により雌ハウジング30が離脱途中であるにも拘わらず、離脱作業が中断されることがあり得る。その場合は、圧縮コイルばね61に蓄積されたばね力が解放されることで、図15に示すように、スライダ60が前進移動するとともに、係合姿勢とされたロックアーム18の前端面に被係合部64が突き当たって、両ハウジング10,30が強制的に離脱される。一方、嵌合状態から雌ハウジング30が僅かに後方へ移動し、ロックアーム18が僅かに弾性変形した状態で離脱作業を中断した場合には、圧縮コイルばね61により付勢されたスライダ60がロックアーム18の前端上部に形成された面取り部分に突き当たることで、ロックアーム18が解離姿勢に戻るように案内されるとともに、両ハウジング10,30は嵌合状態に戻される。その場合は、再度離脱作業を行うようにする。このように、離脱時にも両ハウジング10,30が半嵌合状態に留め置かれることが回避される。
【0029】
以上説明したように本実施形態によれば、嵌合時のみならず、離脱時においても両ハウジング10,30の半嵌合検知を行うことができる。しかも、離脱作業時に、操作部67が雄ハウジング10の前端面から後方に離間した位置に配され、言い換えると操作部67と雄ハウジング10との間に指掛け操作用のスペースを確保することができるから、離脱時におけるスライダ60の操作性を良好なものとすることができる。
【0030】
さらには、スライダ60が雌ハウジング30の周りをほぼ全周にわたって取り囲む枠状に形成されることで、スライダ60の移動時にスライダ60の内周面が雌ハウジング30の外周面のほぼ全域に摺接されるから、スライダ60の移動動作が円滑なものとなり、もってスライダ60の操作性を一層向上させることができる。また、枠状とすることでスライダ60の強度を高くすることができる。
さらには、一対の操作部67がスライダ60の外側面のうち対称位置に配設されているから、両操作部67を摘んで簡単にスライダ60を操作することができ、一層のスライダ60の操作性の向上を図ることができる。
【0031】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記した実施形態では、一対の操作部がスライダの外側面における対称位置に配された場合を示したが、操作部の配設位置は、要は両ハウジングが正規嵌合した状態において雄ハウジングの前端面から後方へ離間した位置であれば任意に変更することができる。また、操作部の数は、1つでもよく、また3つ以上設けるようにしてもよい。
【0032】
(2)上記した実施形態では、スライダが雌ハウジングの全周を取り囲む枠状に形成された場合を示したが、例えばスライダが雌ハウジングの3つの側面を取り囲むチャンネル型や、雌ハウジングの2つの側面を取り囲むL字型であってもよく、そのようなものも本発明に含まれる。
(3)上記した実施形態では、スライダの後に圧縮コイルばねを組み付けるものについて示したが、スライダの前側に引っ張りコイルばねを組み付けるようにしたものも本発明に含まれる。
【0033】
(4)上記した実施形態とは逆に、スライダ及び圧縮コイルばねを雄ハウジング側に組み付けて、ロックアームを雌ハウジング側に設けるようにしたものも本発明に含まれる。
(5)上記した実施形態では、雄ハウジングが機器と一体的に形成されたものについて示したが、例えば雄ハウジングが機器から導出した電線の端末部分に設けられるタイプのものであったり、また雄ハウジングが中継コネクタであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るコネクタのうち雄ハウジングの正面図
【図2】雌ハウジングの正面図
【図3】雌ハウジングの側面図
【図4】雌ハウジングの背面図
【図5】(A)雌ハウジングにリテーナを仮係止位置に組み付けた状態を示す図2のA−A線断面図
(B)雌ハウジングにリテーナを仮係止位置に組み付けた状態を示す図2のB−B線断面図
【図6】図5のC−C線断面図
【図7】図5のD−D線断面図
【図8】(A)リテーナを本係止位置に組み付けた雌ハウジングと雄ハウジングのA−A線断面図
(B)リテーナを本係止位置に組み付けた雌ハウジングと雄ハウジングのB−B線断面図
【図9】図8のC−C線断面図
【図10】(A)ロックアームが弾性変形され、スライダに係合した状態を示すA−A線断面図
(B)両ハウジングの嵌合初期の状態を示すB−B線断面図
【図11】(A)ロックアームにより押圧されてスライダが後退移動した状態を示すA−A線断面図
(B)圧縮コイルばねが弾縮した状態を示すB−B線断面図
【図12】(A)両ハウジングが正規に嵌合した状態を示すA−A線断面図
(B)両ハウジングが正規に嵌合した状態を示すB−B線断面図
【図13】図12の側面図
【図14】(A)スライダを後退移動させた状態を示すA−A線断面図
(B)圧縮コイルばねが弾縮した状態を示すB−B線断面図
【図15】(A)両ハウジングを離脱させる途中の状態を示すA−A線断面図
(B)両ハウジングを離脱させる途中の状態を示すB−B線断面図
【図16】従来例の側断面図
【符号の説明】
10…雄ハウジング(他方のコネクタハウジング)
18…ロックアーム(弾性係合部)
30…雌ハウジング(一方のコネクタハウジング)
60…スライダ
61…圧縮コイルばね(付勢手段)
67…操作部

Claims (3)

  1. 互いに嵌合可能な一対のコネクタハウジングのうち、一方のコネクタハウジングには、両コネクタハウジングの嵌合・離脱方向に沿って前後に移動可能なスライダが付勢手段を介して組み付けられる一方、他方のコネクタハウジングには、前記スライダに係合可能な係合姿勢と、スライダから解離する解離姿勢との間を前記嵌合・離脱方向と交差する向きに弾性変位可能な弾性係合部が設けられており、
    前記両コネクタハウジングが嵌合される途中と、離脱される途中との両方では、前記係合姿勢とされた弾性係合部に係合される前記スライダが前記付勢手段の付勢に抗しつつ後退した状態とされ、
    両コネクタハウジングが正規嵌合されたときには、前記弾性係合部が解離姿勢に弾性変位することで、前記スライダとの係合状態が解除されるとともに、前記付勢手段に蓄積された付勢力が解放されることで、スライダが前進移動されるようになっており、
    前記スライダが前記一方のコネクタハウジングの外周面を取り囲むように形成され、
    前記他方のコネクタハウジングには、フード部が設けられ、その内側に前記スライダと共に前記一方のコネクタハウジングが嵌合可能とされ、
    前記スライダには、前記付勢手段の付勢に抗しつつスライダを、前記弾性係合部が前記係合姿勢へ弾性変位するのを許容する位置まで後退移動させるための操作部が外部に露出して設けられ、この操作部が前記両コネクタハウジングが正規嵌合された状態で前記フード部の先端部よりも後方に離間した位置に配されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記スライダは、前記一方のコネクタハウジングの外周面を全周にわたって取り囲む枠状に形成されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記操作部は、前記スライダの外側面における対称位置に一対配設されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のコネクタ。
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