JP3710905B2 - 低床型キャブ用シャシ - Google Patents

低床型キャブ用シャシ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、キャブの床面を低くした低床型キャブ用シャシに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、乗員の乗降性や居住性の向上のため、フレームに搭載されるキャブの床面を低くすることが要求されている。
キャブの床面を低くしたシャシとして、例えば、実開平5−62272号公報に示すものが図8に示すように知られている。
【0003】
図において、符号101は低床型キャブ用シャシで、低床型キャブ用シャシ101は、フレーム102と、フレーム102に懸架された前軸103と、フレーム102に懸架された後軸(図示せず)と、フレーム102上に前軸103の後方に位置して搭載されたエンジン104と、前軸103の両側にそれぞれ装着された左右の前軸側タイヤ105,105と、後軸の両側にそれぞれ装着された左右の後軸側タイヤ(図示せず)と、フレーム102の前軸より前方に搭載されたダブルキャブ106とを備えている。
【0004】
そして、フレーム102は、前軸103の後側の積載物(架装物或いは荷物)を支持する部分から前軸103の前方にかけて伸びており、フレーム102の前軸103の前方の部分にダブルキャブ106が搭載されている。
フレーム102は、一般に、実開平3−102308号公報に示すように2つのサイドメンバを平行に並べて配置して構成され、サイドメンバは、積載物に耐える強度に設計されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、低床型キャブ用シャシ101では、フレーム102の前軸103の前方の部分にダブルキャブ106が搭載されており、ダブルキャブ106の床面の高さはフレーム102のサイドメンバの上面で決まる。ダブルキャブ106の床面はフレーム102のサイドメンバのフレームの高さが高いと、低くできない。そして、1本のサイドメンバでは、ダブルキャブ106を搭載する部分の高さを低くしようとしても、フレーム102は積載物の重量に耐える強度に設計されており、従って、サイドメンバの断面の高さ寸法も大きく、板厚が厚くなっている。サイドメンバのダブルキャブ106を搭載する部分における断面の高さ寸法を小さくしてダブルキャブ106の床面を低くしようとしても、プレス成形上制限があり、ダブルキャブ106の床面を低くすることは困難である。
【0006】
また、サイドメンバの前軸103より前側部分は、ダブルキャブ106を支持するためだけの強度で良いが、積載物の重量に耐える強度に設計されたサイドメンバの断面の高さ寸法を低くしても、ダブルキャブ106を支持するにしては過剰強度となり、強度的に無駄となる。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、キャブの床面を低くすることができる低床型キャブ用シャシを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、フレームと、フレームに懸架された前軸と、フレームに懸架された後軸と、フレーム上に搭載されたエンジンと、前軸の両側にそれぞれ装着された左右の前軸側タイヤと、後軸の両側にそれぞれ装着された左右の後軸側タイヤと、フレームの前軸より前方に搭載されたキャブとを備えてなる低床型キャブ用シャシにおいて、前記フレームは、断面4角形状に構成された2つのメインサイドメンバを並べて配置してなり、積載物の重量に耐える強度のメインフレームと、各メインサイドメンバの前端にそれぞれ連結されて該各メインサイドメンバの高さより低い高さの断面コ字状に構成された2つのフロントサイドメンバを並べて配置してなり、キャブの重量に耐える強度より強くメインフレームの強度より弱いフロントフレームとで構成され、フロントサイドメンバは、メインサイドメンバの前端に連結されて該メインサイドメンバの前端から前方に行くに従って低くなる傾斜部と、傾斜部に連続するフラット部とで構成され、フロントサイドメンバの傾斜部の後端とメインサイドメンバの前端との間に、メインサイドメンバの断面の輪郭より大きい断面の輪郭を有する連結板が配置され、メインサイドメンバの前端は連結板の後面にアーク溶接で突合せ接合され、フロントサイドメンバの傾斜部の後端は連結板の前面にアーク溶接で突合せ接合され、側面に折戸を有してなるバス用ボディの運転席から第2列目の席までの部分からなるダブルキャブが、2列目の座席のシート部をメインサイドメンバの前端の上面に支持されるとともに後端をメインサイドメンバの前端に支持することによって搭載されていることを特徴とする。
【0010】
(作用)
請求項1記載の発明においては、フロントサイドメンバの高さがメインサイドメンバの高さとは別に自由に選ばれ、また、フロントサイドメンバは、メインサイドメンバの前端に連結されて該メインサイドメンバの前端から前方に行くに従って低くなる傾斜部を有しているので、メインサイドメンバの構造で制限を受けずに、フラット部はメインサイドメンバの上面より低くなる。
【0011】
また、請求項1記載の発明においては、フロントサイドメンバとメインサイドメンバは連結板にアーク溶接で突合せ接合されることにより、4角形状の閉断面で捻り剛性の強いメインサイドメンバとフロントサイドメンバの接合を可能にする。
【0012】
また、突合せアーク溶接の際、連結板によりメインサイドメンバとフロントサイドメンバは熱影響を受けない。
さらに、請求項1記載の発明においては、メインサイドメンバの上面に座席のシート部が支持されているので、座席のシート部からフロントサイドメンバのフラット部までの高さが、キャブの床面から座席のシート部までの高さになる。
【0013】
また、フレームの前軸より前方の部分に、バス用ボディの運転席から第2列目の席までの部分がダブルキャブとして搭載されているので、ダブルキャブとして、バス用ボディの特質が具現され、従って、床面が低くなり、乗員の乗降性が良くなる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の実施の形態について説明する。
【0015】
図1ないし図7により、請求項1記載の発明の実施の形態に係わる低床型キャブ用シャシを説明する。
図1,図2において、符号1は本実施の形態に係わる低床型キャブ用シャシで、低床型キャブ用シャシ1はフレーム2と、フレーム2に懸架された前軸3と、フレーム2に懸架された後軸4と、フレーム2上に搭載されたエンジン5と、前軸3の両側にそれぞれ装着された前軸側タイヤ6,6と、後軸4の両側にそれぞれ装着された後軸側タイヤ7,7と、フレーム2の前軸3より前方の部分に搭載されたダブルキャブ8とを備えている。
【0016】
フレーム2は、メインフレーム9と、フロントフレーム10とで構成されている。
メインフレーム9は、平行に配置された2つのメインサイドメンバ11,11と、2つのメインサイドメンバ11,11に架け渡されたクロスメンバ13A,13B,13C,13Dとで構成され、積載物(架装物或いは荷物)の重量に耐える強度になっている。
【0017】
メインサイドメンバ11は、図3,図4,図7に示すように、上側の横長尺板材11A,下側の横長尺板材11Bと縦長尺板材11C,11Dをアーク溶接で接合してなる4角形状の閉断面骨材で、断面コ字状のサイドメンバに比して、捻り剛性が強いとされている。材料として例えば高張力鋼板が用いられる。
フロントフレーム10は、平行に配置された2つのフロントサイドメンバ12,12と、2つのフロントサイドメンバ12,12に架け渡されたクロスメンバ10A,10B,10Cとで構成され、ダブルキャブ8の重量に耐える強度より強くメインフレーム9の強度より弱くなっている。例えば、メインフレーム9の強度が8000kgの重量に対して耐える強度で、ダブルキャブ8の重量が600kgとされている場合、フロントフレーム10は、600kgに耐えれば良い。
【0018】
フロントサイドメンバ12は、図3,図4,図6に示すように、断面は上側の横長尺板材12A,縦長尺板材12B,下側の横長尺板材12Cからなり、メインサイドメンバ11,11の高さ寸法より低い高さのコ字状の断面に構成され、材料として例えば高張力鋼板が用いられている。フロントサイドメンバ12は、メインサイドメンバ11の前端11Eに連結されて該メインサイドメンバ11の前端11Eから前方に行くに従って低くなる傾斜部13と、傾斜部13に連続するフラット部14とを有している。
【0019】
フロントサイドメンバ12の傾斜部13の後端13Aとメインサイドメンバ11の前端11Eの間にメインサイドメンバ11の断面の輪郭より大きい断面の輪郭の連結板15が配置されており、フロントサイドメンバ12の傾斜部13の後端13Aは連結板15の前面15Aにアーク溶接で突合せ接合されている。アーク溶接として、例えば、被覆アーク溶接,サブマージアーク溶接,炭酸ガスアーク溶接等が挙げられる。
【0020】
メインサイドメンバ11の前端11Eは連結板15の後面15Bにアーク溶接で突合せ接合されている。
このようにして、フロントサイドメンバ12はメインサイドメンバ11に連結板15を介して連結されている。
そして、ダブルキャブ8として、側面に折戸を有してなるバス用ボディの運転席から第2列目の席までの部分が利用されている(従って、ダブルキャブ8は通常トラックに使用されているダブルキャブではない)。すなわち、ダブルキャブ8は、キャブ本体8Aと、キャブ本体8Aの側面に装着された折戸16,17と、フロントサイドメンバ12の上に敷設された床材18と、1列目の座席19と、2列目の座席20とを備えている。2列目の座席20のシート部20Aはメインサイドメンバ11の前端11Eの上面11Fに支持されている。また、図1に示すように、ダブルキャブ8の後端は、メインサイドメンバ11の前端11Eに支持され、フロントサイドメンバ12の負担を軽くしている。
【0021】
そして、図5に示すように、低床型キャブ用シャシ1には、架装物として、伸縮自在の回転式梯子21が搭載されており、低床型キャブ用シャシ1と回転式梯子21とで梯子車22が構成されている。
しかして、本実施の形態においては、フロントサイドメンバ12の高さがメインサイドメンバ11とは独立に選ばれ、また、フロントサイドメンバ12は、前方に行くに従って低くなる傾斜部13を有しているので、メインサイドメンバ11の構造で制限を受けずに、フラット部14はメインサイドメンバ11の前端11Eの上面11Fより低くなる。
【0022】
また、フロントサイドメンバ12の傾斜部13の後端13Aとメインサイドメンバ11の前端11Eは連結板15にアーク溶接で突合せ接合され、4角形状の断面で捻り剛性の強いメインサイドメンバ11とフロントサイドメンバ12の接合を可能にする。
そして、アーク溶接で突合せ接合する際、連結板15によりメインサイドメンバ11とフロントサイドメンバ12は熱影響を受けない。
【0023】
さらに、メインサイドメンバ11の前端11Eの上面11Fに座席20のシート部20Aが支持されているので、座席20のシート部20Aからフロントサイドメンバ12のフラット部14までの高さが、ダブルキャブ8の床面18Aから座席20のシート部20Aまでの高さになる。
以上の如き構成によれば、次の効果を奏する。
【0024】
第1に、従来例のように1本のサイドメンバでは、サイドメンバのキャブの搭載される部分の高さを低くしようとしても、プレス成形上制限があるが、フレーム2をメインサイドメンバ11,フロントサイドメンバ12とに分割した構造となっているので、ダブルキャブ8の床面18Aが低くても、メインサイドメンバ11とは別にフロントサイドメンバ12の高さを独立に選び、フロントフレーム10の上に搭載されるダブルキャブ8の低い床面の高さに合わせてフロントサイドメンバ12の高さをメインサイドメンバ11の上面の高さより低くできる。
【0025】
また、フロントサイドメンバ12は、メインサイドメンバ11の前端11Eに連結されて該メインサイドメンバ11の前端11Eから前方に行くに従って低くなる傾斜部13を有しているので、ダブルキャブ8の床面18Aが低くても、メインサイドメンバ11の構造で制限を受けずに、ダブルキャブ8の低い床面18Aの高さに合わせてフラット部14をメインサイドメンバ11の上面より低くできる。
【0026】
この結果、ダブルキャブ8の床面18Aを低くし、ダブルキャブ8における乗員の乗降性を良くし、ダブルキャブ8のスペースを広くし、低床型キャブ用シャシ1の重心を下げることができる。
第2に、フロントサイドメンバ12の傾斜部13の後端13Aとメインサイドメンバ11の前端11Eは連結板15に突合せアーク溶接で接合されているので、4角形状の閉断面で捻り剛性の強いメインサイドメンバ11とフロントサイドメンバ12の接合を可能にする。
【0027】
また、突合せアーク溶接の際、連結板15によりメインサイドメンバ11とフロントサイドメンバ12に熱影響を受けないようにすることができ、溶接による強度低下を防止できる。
第3に、メインサイドメンバ11の前端11Eの上面11Fを座席20のシート部20Aを支持するために利用できるので、座席20のシート部20Aを支持するためのシート支持部材を省くことができる。
【0028】
第4に、ダブルキャブ8として、バス用ボディを利用しているので、通常トラックに使用されているダブルキャブに比して、バス用ボディの低床を利用することができ、ダブルキャブ8の床面18Aを低くすることができ、また、低床型キャブ用シャシ1の重心を下げることができる。
また、バス用ボディの折戸を利用することにより、ダブルキャブ8の床面18Aの低床化と相まって乗員の乗降性を良くすることができる。
【0029】
さらに、ダブルキャブ8として、既存のバス用ボディを利用することができるので、低床のために新たにダブルキャブ8の設計をすることなく、コストを削減できる。
第5に、ダブルキャブ8としてバス用ボディを利用しており、フロントフレーム10の位置が低いことから、ダブルキャブ8の搭載位置を低くでき、ダブルキャブ8の屋根面8Bを低くできる。従って、梯子車22の回転式梯子21の搭載位置を下げ、梯子車22の重心を下げ、走行安定性を良くできる。
【0030】
なお、本実施の形態においては、低床型キャブ用シャシ1に架装物として、回転式梯子21が搭載されているが、これに限定されることなく、例えば、消防車,コンクリートポンプ車等に適用することもできる。
【0031】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、従来例のように1本のサイドメンバでは、サイドメンバのキャブの搭載される部分の高さを低くしようとしても、プレス成形上制限があるが、1本のサイドメンバをメインサイドメンバとフロントサイドメンバとに分割した構造となっているので、フロントサイドメンバの高さをメインサイドメンバの高さと独立に選び、キャブの床面が低くても、キャブの床面の高さに合わせてフロントサイドメンバの高さをメインサイドメンバの上面の高さより低くできる。
【0032】
また、フロントサイドメンバは、メインサイドメンバの前端に連結されて該メインサイドメンバの前端から前方に行くに従って低くなる傾斜部を有しているので、メインサイドメンバの構造で制限を受けずに、キャブの床面が低くても、キャブの低い床面の高さに合わせてフラット部をメインサイドメンバの上面より低くできる。
【0033】
この結果、キャブの床面を低くし、キャブにおける乗員の乗降性を良くし、キャブのスペースを広くし、低床型キャブ用シャシの重心を下げることができる。
また、請求項記載の発明によれば、フロントサイドメンバの傾斜部の後端とメインサイドメンバの前端は連結板にアーク溶接で突合せ接合されているので、断面4角形状の断面で捻り剛性の強いメインサイドメンバとフロントサイドメンバの接合を可能にする。
【0034】
また、アーク溶接で突合せ接合する際、連結板によりメインサイドメンバとフロントサイドメンバに熱影響を受けないようにすることができ、アーク溶接による強度低下を防止できる。
さらに、請求項記載の発明によれば、メインサイドメンバの上面を座席のシート部を支持するために利用できるので、座席のシート部を支持するためのシート支持部材を省くことができる。
【0035】
また、フレームの前軸より前方の部分に、バス用ボディの運転席から第2列目の席までの部分がダブルキャブとして搭載されているので、ダブルキャブとして、バス用ボディの特質を利用することができる。
【0036】
従って、通常トラックに使用されているダブルキャブに比して、バス用ボディの低床を利用することができ、ダブルキャブの床面を低くすることができ、また、低床型キャブ用シャシの重心を下げることができる。
また、バス用ボディの折戸を利用することにより、ダブルキャブの床面の低床化と相まって乗員の乗降性を良くすることができる。
さらに、ダブルキャブとして、既存のバス用ボディを利用することができるので、低床のために新たにダブルキャブの設計をすることなく、コストを削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1記載の発明の実施の形態に係わる低床型キャブ用シャシの側面図である。
【図2】同低床型キャブ用シャシの平面図である。
【図3】低床運転席用フレームの側面図である。
【図4】低床運転席用フレームの平面図である。
【図5】梯子車の側面図である。
【図6】図3のI-I断面図である。
【図7】図3のII-II断面図である。
【図8】従来における低床型キャブ用シャシを示す側面図である。
【符号の説明】
1 低床型キャブ用シャシ
2 フレーム
3 前軸
4 後軸
5 エンジン
6 前軸側タイヤ
7 後軸側タイヤ
8 ダブルキャブ
9 メインフレーム
10 フロントフレーム
11 メインサイドメンバ
12 フロントサイドメンバ
13 傾斜部
14 フラット部
15 連結板

Claims (1)

  1. フレームと、
    フレームに懸架された前軸と、
    フレームに懸架された後軸と、
    フレーム上に搭載されたエンジンと、
    前軸の両側にそれぞれ装着された左右の前軸側タイヤと、
    後軸の両側にそれぞれ装着された左右の後軸側タイヤと、
    フレームの前軸より前方に搭載されたキャブとを備えてなる低床型キャブ用シャシにおいて、
    前記フレームは、
    断面4角形状に構成された2つのメインサイドメンバを並べて配置してなり、積載物の重量に耐える強度のメインフレームと、
    各メインサイドメンバの前端にそれぞれ連結されて該各メインサイドメンバの高さより低い高さの断面コ字状に構成された2つのフロントサイドメンバを並べて配置してなり、キャブの重量に耐える強度より強くメインフレームの強度より弱いフロントフレームとで構成され、
    フロントサイドメンバは、メインサイドメンバの前端に連結されて該メインサイドメンバの前端から前方に行くに従って低くなる傾斜部と、傾斜部に連続するフラット部とで構成され、
    フロントサイドメンバの傾斜部の後端とメインサイドメンバの前端との間に、メインサイドメンバの断面の輪郭より大きい断面の輪郭を有する連結板が配置され、
    メインサイドメンバの前端は連結板の後面にアーク溶接で突合せ接合され、
    フロントサイドメンバの傾斜部の後端は連結板の前面にアーク溶接で突合せ接合され、
    側面に折戸を有してなるバス用ボディの運転席から第2列目の席までの部分からなるダブルキャブが、2列目の座席のシート部をメインサイドメンバの前端の上面に支持されるとともに後端をメインサイドメンバの前端に支持することによって搭載されている
    ことを特徴とする低床型キャブ用シャシ。
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