JP2579048Y2 - 消防自動車 - Google Patents

消防自動車

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JP2579048Y2
JP2579048Y2 JP1992007265U JP726592U JP2579048Y2 JP 2579048 Y2 JP2579048 Y2 JP 2579048Y2 JP 1992007265 U JP1992007265 U JP 1992007265U JP 726592 U JP726592 U JP 726592U JP 2579048 Y2 JP2579048 Y2 JP 2579048Y2
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JP
Japan
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cab
floor
engine
chassis frame
front wheel
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JP1992007265U
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壽男 八木
政行 吉岡
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Hino Motors Ltd
J Morita Corp
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Hino Motors Ltd
J Morita Corp
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、ポンプ等を搭載した消
防自動車に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来一般の消防自動車は図３で示すよう
に、前輪３の車軸上のシャシフレーム４にエンジン２を
搭載し、このエンジン２を囲むようにして前後席を備え
たキャブ１がシャシフレーム４上に搭載されている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の構造では、
エンジン２がキャブ１の室内中央に位置されるため、キ
ャブ１の床は、車両中央部の上段床５ａと車両サイドの
下段床５ｂとによる２段床面構成となり、上段床５ａ上
にエンジン２を中央にして前方に前席１０ａを、また後
方に後席１０ｂが設置される。従って、キャブ１の前後
方向の長さが長くなるばかりでなく、前席１０ａと後席
１０ｂとの前後方向の配置間隔が大きくなり、また、地
上６から前後席１０ａ、１０ｂが設置されている上段床
５ａ上まではかなりの高さであるため、下段ステップ７
と上段ステップ８との２段ステップを必要とし、車両サ
イドの下段床５ｂを含めて３段ステップとなっている。
【０００４】消防自動車に搭乗する消防員は機敏迅速な
乗降行動が要求されるが、前記２段上下段ステップ７、
８や、中央にエンジン２の上面凸部が存在し前後の配置
間隔が大きな前後席１０ａ、１０ｂの配置では機敏迅速
な乗降行動をとることに困難性がある。
【０００５】本考案の目的は、このような従来の問題点
を解消した消防自動車を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本考案の特徴とする構成は、前輪車軸の直後のシャ
シフレームにエンジンを搭載し、前輪車軸の前方のシャ
シフレーム上に、フラットな床と、この床面上に設置し
た前後席と、前後ドアとを備えたキャブを搭載して成る
ものである。
【０００７】
【作用】上記の構成により、キャブの床面は前後席全面
に渡ってフラットになり、かつ地上に近い低床化され、
ステップも１段で乗降を可能とし、前後席の前後方向の
間隔を接近可能とする。
【０００８】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。図１において、３は前輪であり、０は前輪３の車軸
線である。この車軸線０より後方Ｒのシャシフレーム４
にエンジン２を搭載する。
【０００９】また、前記車軸線０より前方Ｆのシャシフ
レーム４上にキャブ１が搭載される。このキャブ１は、
前記シャシフレーム４上にフラットな床５が設置され、
このフラットな床５上に前席１０ａと後席１０ｂとが設
置される。９ａは前方ドア、９ｂは後方ドアを示す。７
は１段のステップである。
【００１０】本考案は上記の通りの構造であるから、エ
ンジン２はキャブ１の後方のキャブ１の外に配置される
ため、キャブ１の室内にはエンジン２による障害的な構
造物がなくなり、キャブ１の室内全面に渡ってフラット
な床５の設置が可能となり、この床５の面も地上６に接
近した低床となる。
【００１１】従って、ステップ７は１段で十分にキャブ
１の室内に乗降が可能となり、前後席１０ａ、１０ｂの
前後方向の間隔を小さくすることができ、キャブ１の前
後方向の長さを短縮することが可能となる。
【００１２】
【考案の効果】以上のように本考案は、前輪車軸の直後
のシャシフレームにエンジンを搭載し、前輪車軸の前方
のシャシフレーム上に、フラットな床と、この床面上に
設置した前後席と、前後ドアとを備えたキャブを搭載し
た構成であるから、キャブ室内の床面のフラット化、低
床化が可能となり、このキャブ室内に乗降するためのス
テップ段数は床を含めると２段となり、機敏迅速な乗降
行動が要求される消防員の乗降性の向上が得られる。
【００１３】また、キャブの前後方向の長さを従来に比
較して短縮することができるので、その短縮分だけキャ
ブ後方に搭載される消防自動車の必要構造物の搭載スパ
ンに余裕ができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の側面図
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図
【図３】従来の側面図
【符号の説明】
１ キャブ ２ エンジン ３ 前輪 ４ シャシフレーム ５ 床 ６ 地上 ７ ステップ １０ａ 前席 １０ｂ 後席
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−8064（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A62C 27/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 前輪車軸の直後のシャシフレームにエン
    ジンを搭載し、前輪車軸の前方のシャシフレーム上に、
    フラットな床と、この床面上に設置した前後席と、前後
    ドアとを備えたキャブを搭載して成る消防自動車。
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