JP3666139B2 - 印字装置 - Google Patents

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  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印字装置に関し、特に、送りローラおよび押さえローラで送り出された用紙を印字機構に導くための構成に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
従来図7に示すように、印字ヘッド99の上流側に送りローラ94および押さえローラ96を、下流側に排出ローラ98対をそれぞれ配置し、押さえローラ96をレバー部材97の先端に支持して送りローラ94に接触させたものが知られている。
【0003】
用紙の後端近くまで正確に印字するには、押さえローラ96を印字ヘッド99のすぐ近くに配置する必要があり、そのために、印字ヘッドとの干渉を避けるために押さえローラ96をできるだけ小径にしている。また、押さえローラ96を支持するレバー部材97の先端97aを印字ヘッド側へ延長して、用紙後端が押さえローラ96を通過した後も、その先端97aにより用紙を押さえることで、用紙の後端が浮き上がることなく、少しでも長く正確な用紙送りを維持するようにしている。
【0004】
しかし、レバー部材97の先端97aを印字ヘッド側へ延長するにしても、その先端97aと印字ヘッド99、およびそれと対向する通路壁92との間隔を、組み付け誤差等を考慮して所定値以上確保しなければならないから、先端97aを延長するには限度があり、用紙の後端が浮き上がることなく正確な用紙送りを維持する距離を十分に短くすることができない。つまり後端のごく近くまで正確に印字することができない。
【0005】
米国特許第5527123号明細書および図面には、押さえローラを支持する部材側に、板ばね等の薄板状の案内片を設け、その案内片が上流側から送りローラの外周に接近しながら、複数の押さえローラ間をとおって送りローラの下流側外周に接触するようにしたものが記載されている。このものは、案内片の自由端が、支持部材の印字ヘッド側端部よりも手前に位置しており、印字ヘッドに対する支持部材の端部の関係は上記従来のものと変わりがなく、上記の問題点を完全に解消するには至っていない。
【0006】
本発明は、送りローラと押さえローラによって送り出された用紙を、印字ヘッドの近くまで、浮き上がることなく正確に案内し、用紙後端の近くに正確に印字できるようにするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
この目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、送りローラと、その送りローラとの間に用紙を挟持し下流側に送り出す押さえローラと、その押さえローラを支持し、前記両ローラの用紙送り方向上流側で両ローラ間に用紙通路を挟んで前記送りローラとは反対側に位置するレバー部材と、このレバー部材の印字機構側端部から前記印字機構に向けて突出する弾性を有する薄板状の案内片と、前記両ローラの下流側に設けられた印字機構と、前記印字機構に対向する位置に前記送りローラに近い端部に印字ヘッドから最も離れ下流側に向け漸次近接するような傾斜面を有するプラテン面と、この印字機構の下流側に配置される排出ローラ対とを備え、前記押さえローラは前記送りローラの外周と排出ローラ対の接点部とを通る接線に対する送りローラの接点よりも下流側にずれた位置で送りローラに接触し、前記案内片と前記傾斜面との隙間を通って用紙を前記傾斜面をほぼ密着しながら送り出すことを特徴とする。
【0008】
この構成により、送りローラと押さえローラとで送り出された用紙は、レバー部材の先端よりもさらに先まで案内片で押さえられる。案内片は弾性を有する薄板状のものであるから、印字機構にきわめて近い位置まで延長することができ、用紙後端の浮き上がりを押さえ、後端近くまで正確に印字することができる。また、案内片の自由端の位置が多少ずれても弾性変形によって用紙を正確に案内することができる。案内片が下流側通路壁に対し上方から鋭角をなして突出するため、送りローラと押さえローラとで送り出された用紙の先端は、下流側通路壁に向け方向付けられてその通路壁にほぼ密着して送られ、また、用紙の後端も同様に通路壁側に押さえられ、印字機構に向け浮き上がることなく正確に送ることができる。
【0009】
また、請求項2に記載の発明は、前記薄板状の案内片は、前記送りローラ、及び押さえローラの接点部と前記排出ローラ対の接点部とを結ぶ直線に対して上方から鋭角をなして突出することを特徴とする。
【0010】
【0011】
請求項3に記載の発明は、前記案内片は、押さえローラよりも上流側において送りローラの上面に弾性接触することを特徴とする。この構成によれば、押さえローラよりも上流側において送りローラの上面に弾性接触しており、その接点よりも上流側の案内片と送りローラとの間で、用紙先端をレジストするためのニップ部を形成する。
【0012】
請求項4に記載の発明は、前記レバー部材は、送りローラの軸と平行な軸線まわりで揺動可能に構成されることを特徴とする。
【0013】
この構成により、案内片の自由端の位置が多少ずれても弾性変形によって用紙を正確に案内することができ、揺動可能なレバー部材が送りローラの回転にともなってわずか上下動 しても、支障をきたさない
【0014】
請求項5に記載の発明は、前記案内片の自由端は、前記押さえローラ間の小径部をとおって、印字機構側端部より下流側に突出することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をインクジェット式印字装置に具体化した図面を参照して説明する。
【0016】
この印字装置は、給紙装置2から用紙Sを1枚ずつ送り出し、さらに用紙送り装置7によりその用紙を印字機構1の前面に送り、用紙Sに所定の印字を行い、印字装置外に排出する。用紙Sは、一定寸法の矩形状に裁断されたいわゆる単票用紙である。
【0017】
印字機構1には、ガイドレール10に沿って往復移動するキャリッジ11と、キャリッジ11に支持されたインクカートリッジ12及び印字ヘッド13が設けられる。ガイドレール10は、給紙装置2から供給される用紙Sの幅方向、すなわち用紙Sの表面と平行でかつ用紙Sの送り方向と直交する方向に配置される。印字時には、キャリッジ11が不図示の駆動源(図5のモータ103)にて往復駆動されつつ印字ヘッド13からその下方を通過する用紙Sに向かってインク滴が吐出され、それにより用紙Sに文字や図形からなる画像が印字される。
【0018】
給紙装置2には、用紙Sを積層状態で収容するホッパ3と、ホッパ3から用紙Sを送り出すための送出機構4と、ホッパ3から送り出される用紙Sが突き当たるように設けられた壁部5とが設けられる。ホッパ3の内部には、用紙Sを積層支持する押上板31が設けられる。押上板31はホッパ3の後端側に設けられた回動軸34を中心として回動可能であり、ばね35により用紙Sの先端側が送出機構4に向け押し上げ付勢されている。
【0019】
送出機構4には、用紙Sの幅方向と平行な支持軸40と、支持軸40上に取付けられた給紙ローラ41とが設けられる。壁部5には、ホッパ3の先端から下降する用紙Sを受け止める用紙受け面50と、この用紙受け面50の上方に連続し、ホッパ3から送り方向前方へ向かうにしたがって上昇する傾斜面51とが形成される。傾斜面51は、ホッパ3から送り出される用紙Sを一枚ずつに分離する作用を有するもので、摩擦部材など公知の分離手段が適宜併設されてもよい。
【0020】
給紙装置2には、さらに印字装置の外郭を構成するカバー部材63の上面に、手差し用紙のための挿入口21が設けられる。手差し挿入口21は、送出機構4よりも下流側で用紙送り装置7よりも上流側に開口している。
【0021】
用紙送り装置7には、印字機構1の上流側に設けられた送りローラ70および押さえローラ71と、押さえローラ71を支持するレバー部材75と、下流側に設けられた排出ローラ対72、73と、用紙通路を形成するための通路壁61、62と、用紙検出器8などが設けられる。通路壁61、62は、ホッパ3、送出機構4および印字機構1を支持する印字装置のフレーム60の一部に形成され、用紙受け面50から連続して印字ヘッド13と対向する位置へ延びる。
【0022】
送りローラ70は、用紙幅方向と平行な軸線のまわりに回転可能に設けられ、大部分を通路壁61、62の下に位置し、その両通路壁61、62間の開口64から一部上面を露出している。押さえローラ71は、図2に示すように用紙幅方向に複数個設けられ、それぞれ送りローラ70の露出部分に接触する。複数個の押さえローラ71は、適数個(例えば3個)ずつ1本の棒状部材74上に間隔をおいて形成され、各押さえローラ間に小径部74aが形成されている。
【0023】
押さえローラ71を支持するレバー部材75は、各棒状部材74に対してそれぞれ一対設けられ、一対のうちの一方のもの75aが棒状部材74の一端の軸部74bを回転可能に支持し、他方のもの75bが、棒状部材74の他端の軸部74cを回転可能に支持する。各部分75a、75bは、以下のように取付部材76にそれぞれ独立して揺動可能に支持される。
【0024】
取付部材76は、図2、図3に示すように、用紙幅方向に長く形成され、各部分75a、75bに対して一対の支持片76aを長手方向に所定間隔をおいて複数対有する。各部分75a、75bは、その左右両側付近に設けたアーム77に軸77aを突出し、アーム77の弾性を利用して軸77aを支持片76aの軸受孔に嵌合することにより、揺動可能に支持される。この揺動の中心は、両ローラ70、71の用紙送り方向上流側で、用紙通路を挟んで送りローラ70とは反対側に位置し、かつ送りローラ70と平行な軸線である。この場合、アーム77および軸77aを取付部材76側に、軸受孔を各部分75a、75b側に形成することもできる。
【0025】
各部分75a、75bはまた、取付部材76と各部分75a、75bとの間に挿入したばね78により、棒状部材74の両端をそれぞれ独立して送りローラ70に向け付勢している。つまり、送りローラ70の外周の凹凸、または用紙の厚さの変化などがあっても、棒状部材74が傾いて、各押さえローラ71をできる限り均等に送りローラ70に接触させる。
【0026】
レバー部材75は、図1に示すように、側面において「く」字形をなし、押さえローラ71側の端部を印字機構1にできる限り接近させ、ばね78で押圧される側の端部をそれよりも上流側で通路壁61から離れる方向に立ち上がらせた形状をなす。この形状によって、通路壁61と対向する面75cは、給紙装置2から送られた用紙の先端をローラ70、71に導くための用紙通路を通路壁61と共同して形成する。
【0027】
またレバー部材75の各部分75a、75bには、弾性のある薄板状の案内片79が固定される。案内片79は、樹脂製のフィルム材または板ばね等により製作され、一端を各部分75a、75bの押さえローラ71から上流側へ離れた面(上記面75cよりやや上の位置)に貼付され、自由端を図4に示すように、押さえローラ71間の小径部74aをとおって各部分75a、75bの印字機構側端部よりも下流側に突出している。案内片79は、押さえローラ71よりも上流側において送りローラ70の上面に弾性接触しており、その接点Pよりも上流側の案内片79と送りローラ70との間で、用紙先端をレジストするためのニップ部を形成する。案内片79はレバー部材75の表面よりも没したところに貼付され、その表面から緩やかな角度で湾曲しながら送りローラ70に向け突出している。
【0028】
ローラ70、71よりも下流側の通路壁62は、印字ヘッド13と対向するいわゆるプラテン面を形成しているが、ローラ70に近い端部において印字ヘッド13から最も離れ、下流側に向け漸次接近するように傾斜面62aを有する。傾斜面62aの上端とほぼ同じ高さにに排出ローラ対72、73の接点部が位置する。排出ローラ対72、73のうちの上のローラ73は、外周にとがった突起を多数有するいわゆる拍車ローラである。
【0029】
押さえローラ71は、送りローラ94の外周と排出ローラ対72、73の接点部とをとおる接線に対する送りローラ94の接点よりも下流側へ少しずれた位置で、送りローラ70と接触する。この結果、両ローラ70、71の接点をとおる接線Aは、傾斜面62aに対して上方から鋭角Bをなす。また案内片79も傾斜面62aに対して鋭角をなすように下降傾斜し、かつローラ70、71の接点部と排出ローラ対72、73の接点部とを結ぶ線Cに対しても傾斜している。案内片79の下端は、上記線Cよりも傾斜面62a側に突出している。
【0030】
したがって、ローラ70、71から送り出された用紙の先端は、傾斜面62aに鋭角に当接してその傾斜面62aにほぼ密着しながら進み、排出ローラ対72、73に挟まれる。ローラ70、71と排出ローラ対72、73間にわたった用紙は、ローラ70、71よりも排出ローラ対72、73の方がわずか高速で用紙を送るように設定されているため、上記線Cに沿って張られた状態になる。用紙の後端がローラ70、72から外れると、その後端は案内片79に押さえられながら印字ヘッド13にきわめて近い位置まで進む。このように、用紙の先端と後端は、浮き上がって印字ヘッド13を擦り、インクで汚れることから回避される。
【0031】
図5は、この印字装置の概略の電気的構成を示すブロック図である。制御装置101は、公知のCPU、ROM、RAMなどから構成され、I/F部をとおして受信したデータにもとづいて、印字ヘッド13、紙送りモータ102、キャリッジモータ103を駆動する。用紙検出器8は、図1に示すようにローラ70、71の上流側の用紙通路に突出したレバー81とそのレバーによって操作されるスイッチ手段82からなり、同通路内の用紙の存否を制御装置101に知らせる。
【0032】
図7は、用紙を給紙装置2から印字開始位置へ吸入するための制御装置101の制御内容を示すフローチャートである。パソコン等の上位装置から用紙の吸入信号が入ると、制御装置は紙送りモータ102を駆動し、用紙の吸入を開始する(S1)。まず紙送りモータ102によって給紙ローラ41が図1において時計方向に回転すると、ホッパ3から用紙Sが1枚送り出される。用紙Sの先端は、レバー部材75の面75cまたは案内片79と通路壁61との間の用紙通路に、それらに案内されながら入って、用紙検出器8を操作した後、送りローラ70と案内片79との間のニップ部でレジストされる(図4)。このとき、モータ102はローラ70、72を停止または反時計方向に回転しており、用紙Sをレジスト位置よりも下流側へは送らない。
【0033】
モータ102はホッパ3からレジスト位置までの距離分回転すると、回転方向を切り換え、給紙ローラ41を停止する一方、ローラ70、72を時計方向に回転し、用紙を案内片79に押されながら送りローラ70により押さえローラ71に向け送ってそのローラ70、71間に挟持し、印字ヘッド13に向け送る。この前に用紙検出器8が用紙を検出している(S2:Yes)と、制御装置101は上位装置から受信した用紙の種類に関するデータを判別し(S5)、通常の薄紙の場合(S5:Yes)、レジスト位置からモータ102を一定量回転させ、用紙の第一印字位置を印字ヘッド13に対向させる(S7)。はがき、封筒などの厚紙の場合(S5:No)、送りローラ70と案内片79との間のニップ部に先端が入り込む量が少なくなるので、モータ102を上記一定量+αだけ回転させることで、上記薄紙と同じ上端余白をおいた第一印字位置を印字ヘッド13に対向させることができる(S6)。
【0034】
つまり、制御装置101は、用紙の種類に対応してレジスト位置から印字機構1へ向けての用紙の頭出し送り量(薄紙の場合は上記の一定量、厚紙の場合は上記の一定量+α)を予めROMに記憶しており、用紙の種類を示す信号に応じてそれを読み出し、用紙の種類に拘わらす頭出し位置をほぼ一定に制御する。上記αは送りローラ70の大きさ、案内片79の弾性力等によって決められる。用紙の種類は2種類だけでなく、多段階に決めることができる。
【0035】
給紙ローラ41の回転当初から、レジスト位置までの距離相当以上モータ102を回転しても、用紙検出器8が用紙を検出しないとき(S2:No、S3:Yes)、用紙がジャムしたかホッパ3に用紙がないとしてエラー処理をして(S14)、制御を終了する。
【0036】
手差し挿入口21から用紙が挿入され、用紙先端が上記レジスト位置にあると、用紙の挿入を開始する当初から用紙が検出されている(S2:Yes)から、モータ102は給紙ローラ41を回転することなく、ローラ70、72を上記のように時計方向に用紙の種類に応じた量だけ回転する(S6、S7)。
【0037】
用紙が正常に吸入されたとき、制御装置101は、印字動作にともなう改行送りが進行して、用紙後端が用紙検出器8を通過したのちも、所定距離を送るまではまだ用紙があるものとして印字動作を継続し、用紙の後端近くまで印字する。用紙後端の余白は適宜設定可能であるが、案内片79により用紙を押さえることで、押さえローラ71から離れても紙後端の浮き上がりを押さえ、後端近くまで正確に印字することができる。
【0038】
案内片79は弾性体であるから、自由端の位置が多少ずれても弾性変形によって用紙を正確に案内することができる。また送りローラ70の表面に凹凸があったり、用紙に厚さの変化があったりしてレバー部材75が送りローラの回転にともなってわずか上下動しても、支障をきたすことはない。
【0039】
さらに、押さえローラ71、案内片79を、用紙の幅方向にわたって適宜の間隔で配置してあるので、用紙幅全体において押さえローラ71による送り、案内片79による前述の押さえ効果を達成することができ、用紙の後端まで傾くことなく正確に送ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した印字装置の要部縦断面図。
【図2】押さえローラ71、レバー部材75、取付部76材部分の一部正面図。
【図3】レバー部材75を取付部材76に支持するための構成を示す斜視図。
【図4】図1の用紙送り装置7の一部拡大図。
【図5】印字装置の概略の電気的構成を示すブロック図。
【図6】用紙吸入のための制御内容を示すフローチャート。
【図7】従来の印字装置の用紙送り装置の図4相当図
【符号の説明】
1 印字機構
61、62 通路壁
70 送りローラ
71 押さえローラ
72、73 排出ローラ対
75 レバー部材
79 案内片

Claims (5)

  1. 送りローラと、その送りローラとの間に用紙を挟持し下流側に送り出す押さえローラと、その押さえローラを支持し、前記両ローラの用紙送り方向上流側で両ローラ間に用紙通路を挟んで前記送りローラとは反対側に位置するレバー部材と、このレバー部材の印字機構側端部から前記印字機構に向けて突出する弾性を有する薄板状の案内片と、前記両ローラの下流側に設けられた印字機構と、前記印字機構に対向する位置に前記送りローラに近い端部に印字ヘッドから最も離れ下流側に向け漸次近接するような傾斜面を有するプラテン面と、この印字機構の下流側に配置される排出ローラ対とを備え、前記押さえローラは前記送りローラの外周と排出ローラ対の接点部とを通る接線に対する送りローラの接点よりも下流側にずれた位置で送りローラに接触し、前記案内片と前記傾斜面との隙間を通って用紙を前記傾斜面をほぼ密着しながら送り出すことを特徴とする印字装置。
  2. 前記薄板状の案内片は、前記送りローラ、及び押さえローラの接点部と前記排出ローラ対の接点部とを結ぶ直線に対して上方から鋭角をなして突出することを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載の印字装置。
  3. 前記案内片は、押さえローラよりも上流側において送りローラの上面に弾性接触することを特徴とする請求項1又は2に記載の印字装置。
  4. 前記レバー部材は、送りローラの軸と平行な軸線まわりで揺動可能に構成されることを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項に記載の印字装置。
  5. 前記案内片の自由端は、前記押さえローラ間の小径部をとおって、印字機構側端部より下流側に突出することを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項に記載の印字装置。
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