JP3370517B2 - サーマルラインプリンタの構造 - Google Patents

サーマルラインプリンタの構造

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JP3370517B2 JP17578096A JP17578096A JP3370517B2 JP 3370517 B2 JP3370517 B2 JP 3370517B2 JP 17578096 A JP17578096 A JP 17578096A JP 17578096 A JP17578096 A JP 17578096A JP 3370517 B2 JP3370517 B2 JP 3370517B2
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  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の発熱抵抗体
を線状に配列したサーマルラインヘッドを用いて記録紙
に印字を行うサーマルラインプリンタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数の発熱抵抗体を線状に配
列したサーマルラインヘッドを用いて、感熱紙等の記録
紙に1ラインずつ印字を行うサーマルラインプリンタが
知られている。従来のサーマルラインプリンタの構造を
図7に示す。
【0003】図7に示すように、従来のプリンタ100
は、紙面に直交する方向に一列に発熱抵抗体を配列した
サーマルラインヘッド101と、サーマルラインヘッド
101に対向して設けられるプラテンローラ102を備
えている。これらの構成要素は、紙面に直交する方向に
長く延びる本体ケース100aに収容される。
【0004】プリンタ100の上方に設けられた挿入口
103から挿入された記録紙は、サーマルラインヘッド
101とプラテンローラ102との間で所定の押圧力で
押圧され、プラテンローラ102の回動によって記録紙
が搬送される。記録紙を印字に適切な所定の押圧力で押
圧するために、サーマルラインヘッド101は図中点線
で示す軸101bを中心として揺動可能となっており、
バネ107によってプラテンローラ102に対して付勢
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、近年、鞄等に
入れて持ち運びやすいように、より薄型のサーマルライ
ンプリンタが望まれている。図7に示すように、プラテ
ンローラ102とサーマルラインヘッド101とがプリ
ンタ本体の厚み方向に対向しているため、サーマルライ
ンプリンタの薄型化のためには、プラテンローラの径を
小さくする必要がある。
【0006】しかしながら、プラテンローラ102は、
記録紙搬送に必要な摩擦力を得るために、芯材の回りに
ゴム等を設けて構成されている。そのため、プラテンロ
ーラ102の径を小さくした場合には、芯材の径も小さ
くなり、押圧時にプラテンローラ自体が撓んでしまうこ
とから、プラテンローラ102の径を小さくすることが
できず、薄型化が難しいという問題点があった。
【0007】本発明は、上記の事情に鑑み、薄型のサー
マルラインプリンタの構造を提供することを目的とする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明によるサーマルラインプリンタの構造は、サ
ーマルラインヘッドに対向配置されサーマルラインヘッ
ドとの間で記録紙を押圧するプラテンローラと、サーマ
ルラインヘッドに隣接する搬送ローラと、当該搬送ロー
ラを回動する駆動手段と、サーマルラインヘッド及び搬
送ローラに対して、プラテンローラを相対的に付勢する
付勢手段と、を備え構成されたものである。そして、プ
ラテンローラとサーマルラインヘッドの間で、記録紙を
所定の押圧力で押圧すると共に、駆動手段による搬送ロ
ーラの回動により、記録紙がサーマルラインヘッドとプ
ラテンローラの間を通過するよう構成したものである。
【0009】このように、搬送ローラによって記録紙搬
送を行い、プラテンローラの機能を記録紙の押圧のみと
することによって、プラテンローラを摩擦係数の高いゴ
ム等で形成する必要が無くなる。即ち、プラテンローラ
全体を硬質なプラスチック等で形成することが可能にな
るため、撓みの問題を発生させずにローラ径を小さくす
ることができる。さらに、記録紙を搬送する搬送ローラ
は、サーマルラインヘッドと対向配置する必要がない。
従って、サーマルラインプリンタの薄型化が可能にな
る。
【0010】なお、記録紙を、搬送ローラとプラテンロ
ーラの間をさらに通過させる構成も可能である。このよ
うに構成することによって、サーマルラインヘッドによ
り印字された記録紙がプラテンローラと搬送ローラによ
って搬送され排出されるため、記録紙の搬送がより確実
になる。
【0011】上記の搬送ローラは、サーマルラインヘッ
ドに対し、記録紙の搬送方向下流側に位置させることが
できる。さらに、プラテンローラにおいてサーマルライ
ンヘッドに最も近接する点における接線に対し、搬送ロ
ーラの回動中心をサーマルラインヘッドと同じ側に位置
させても良い。このように構成することによって、プラ
テンローラとサーマルラインヘッドとの間を通過した記
録紙の先端が、搬送ローラに(側面視で)比較的緩やか
な角度で当接するため、よりスムーズに搬送される。
【0012】また、プラテンローラの表面の摩擦係数
を、搬送ローラの表面の摩擦係数よりも小さく設定する
こともできる。従って、記録紙をグリップする力は、プ
ラテンローラよりも搬送ローラが強くなり、常に搬送ロ
ーラ主導で記録紙搬送が行われるため、搬送むらを抑え
ることができる。また、プラテンローラ表面の摩擦係数
を小さくすることにより、プラテンローラとサーマルラ
インヘッドとの間に記録紙が無い場合でも、プラテンロ
ーラとサーマルラインヘッドとの間の摩擦抵抗が少なく
なり、駆動用のモータ等のトルクがそれだけ小さくて済
む。
【0013】また、上記の付勢手段をバネ部材により構
成し、当該バネ部材によってプラテンローラの表面を当
接付勢することも可能である。このように構成すること
によって、より簡単な構成で、プラテンローラの付勢を
行うことができる。
【0014】上記のプラテンローラは、プリンタの本体
に対し、揺動開成可能に設けられた揺動カバーに保持す
ることができる。さらに、この揺動カバーには、サーマ
ルラインヘッド及び搬送ローラに対して同時に離反及び
近接する方向に延びる溝が形成された側板を設け、プラ
テンローラの支軸を当該溝に保持することができる。
【0015】また、揺動カバーにおいて、記録紙の搬送
方向下流側に揺動軸を備え、プラテンローラを揺動軸よ
りも搬送方向上流側に設けることもできる。このように
構成することにより、揺動カバーを揺動開成すると、プ
ラテンローラとサーマルラインヘッドとの間が大きく開
成するため、プリンタ内の紙詰まりの際に、記録紙の除
去が容易になる。
【0016】さらに、付勢手段を、揺動カバーに一端を
固定されたバネ部材とし、該バネ部材の他端がプラテン
ローラの表面に当接するように構成しても良い。また、
記録紙を挿入するための挿入口と、サーマルラインヘッ
ドとの間には、記録紙を前記サーマルラインヘッドまで
案内する案内部材を設けると共に、当該案内部材を記録
紙が通過したことを検知する検知手段をさらに備えても
良い。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るサーマルライ
ンプリンタの構造の実施の形態について説明する。図1
は、サーマルラインプリンタの構造の実施の形態を示す
斜視図である。図1に示すように、サーマルラインプリ
ンタであるプリンタ10は、一方向に延びる扁平な直方
体形状を有しており、その厚みTは幅Wの1/2未満で
ある。
【0018】プリンタ10の上面11には、感熱記録紙
である記録紙Pを挿入するための挿入口15が形成さ
れ、プリンタ10の前面12には、印字が行われた記録
紙Pを排出するための排出口16が形成されている。ま
た、プリンタ10の一側面には、コンピュータ等の機器
からの画像情報を入力するための端子17が形成され、
背面には電源供給用の端子18が形成されている。
【0019】図2は、プリンタ10を示す側断面図であ
る。図2に示すように、プリンタ10は、画像情報に応
じて加熱される発熱抵抗体1aを有するサーマルライン
ヘッド1、サーマルラインヘッド1との間で記録紙Pを
所定の押圧力で押圧するためのプラテンローラ2、及び
記録紙Pを搬送するために回転駆動される搬送ローラ3
等をハウジング20内に収容したものである。また、ハ
ウジング20のほぼ中央部には、印字制御等を行う制御
基板25が設けられ、背面側(図中左側)にはバッテリ
ー9を保持するバッテリー保持部23が設けられてい
る。
【0020】記録紙Pを挿入口15からサーマルライン
ヘッド1まで導入するため、ハウジング20にはサーマ
ルラインヘッド1に向けて傾斜した案内スロープ21が
形成されている。また、記録紙Pの挿入を検知するた
め、案内スロープ21から記録紙Pの搬送路内に突出す
る揺動レバー61と、揺動レバー61に固定されたシャ
ッタープレート62と、シャッタープレート62の下方
に設けられたフォトセンサ63とからなる検知センサ6
が設けられている。
【0021】サーマルラインヘッド1は、紙面に直交す
るライン上に配列された発熱抵抗体1aを有しており、
発熱抵抗体1aを上方に向けた状態でハウジング20の
底部に立設された支柱22に固定されている。
【0022】サーマルラインヘッド1に対向して設けら
れたプラテンローラ2は、エポキシ樹脂、フェノール樹
脂等により形成された比較的硬質のローラである。プラ
テンローラ2は、ハウジング20に対して揺動開成可能
に設けられた揺動カバー5に回転可能に支持されてい
る。一方、サーマルラインヘッド1に隣接し、且つプラ
テンローラ2の下方に位置する搬送ローラ3は、ゴム製
のローラであり、その支軸31は後述の駆動系によって
駆動される。
【0023】図3に、揺動カバー5を揺動開成した状態
のプリンタ10の側断面図を示す。揺動カバー5は、そ
の前端側(図中右側)に形成された支軸51(図4)に
よりハウジング20に対して揺動開成可能となってい
る。揺動カバー5には、プラテンローラ2の他に、プラ
テンローラ2を下方、即ちサーマルラインヘッド1及び
搬送ローラ3に向けて付勢するバネ部材4が設けられて
いる。
【0024】図4は、揺動カバー5を示す斜視図であ
る。図4に示すように、揺動カバー5は天板55とその
両側の側板53により構成され、揺動カバー5の両側板
53の前端側には、ハウジング20に対して揺動カバー
5を揺動開成させるための揺動軸51が突出形成されて
いる。さらに、両側板53には、上下方向に延びる溝5
2が形成されている。この溝52には、プラテンローラ
2の支軸2aが嵌挿される。溝52の延びる方向は、図
2に示す揺動カバー5を閉成した状態で、サーマルライ
ンヘッド1及び搬送ローラ3に対して同時に近接及び離
反する方向に一致する。従って、プラテンローラ2は溝
52に沿って、即ちサーマルラインヘッド1及び搬送ロ
ーラ3に対して近接及び離反する方向に移動可能とな
る。
【0025】プラテンローラ2の上方に設けられたバネ
部材4は、細長い板ばねであり、その一端は揺動カバー
5の天板55に固定され、他端はプラテンローラ2の表
面に上方から当接している。このバネ部材4の弾性力に
よって、図2に示すように、プラテンローラ2は所定の
付勢力でサーマルラインヘッド1に対して付勢される。
なお、プラテンローラ2は、サーマルラインヘッド1に
対して当接付勢されると同時に、サーマルラインヘッド
1に隣接する搬送ローラ3に対しても当接付勢される。
なお、バネ部材4は、プラテンローラ2の軸方向の数カ
所に配置しても良い。このようにすると、プラテンロー
ラ2の軸方向に亘って均一に付勢力を加えることがで
き、プラテンローラ2の撓みをより確実に抑えることが
できる。
【0026】図5に、図2のプリンタ10の線分A−A
に関する断面図を示す。図5に示すように、ハウジング
20の一側端側(図中下側)には、搬送ローラ3を駆動
するための駆動系7を取り付けるためのパネル26が立
設されている。パネル26には、駆動モータ70が取り
付けられ、駆動モータ70の出力軸71は、ギア列75
を介し、搬送ローラ3の支軸31に固定されたローラギ
ア73に連結されている。
【0027】このように構成されたプリンタ10の作動
について、図6を参照して説明する。記録紙Pは、プリ
ンタ10の上方に設けられた挿入口15から挿入され、
挿入口15の下部に設けられた案内スロープ21に沿っ
て、サーマルラインヘッド1とプラテンローラ2の間に
導かれる。ここで、挿入された記録紙Pの先端によって
揺動レバー61が揺動すると、シャッタープレート62
がフォトセンサ63を遮り、記録紙Pの挿入が検知され
る。
【0028】フォトセンサ63により記録紙Pが検知さ
れると、駆動モータ70(図5)が駆動され、搬送ロー
ラ3が一定速度で回動する。プラテンローラ2は、バネ
4によって付勢され搬送ローラ3に当接しているため、
搬送ローラ3の表面とプラテンローラ2の表面との摩擦
により、プラテンローラ2が回動する(図6(a))。
【0029】プラテンローラ2の回動により、記録紙P
はサーマルラインヘッド1とプラテンローラ2との間で
所定の押圧力で押圧された状態で、サーマルラインヘッ
ド1とプラテンローラ2との間を通過する(図6
(b))。
【0030】ここで、図6(b)に示すように、プラテ
ンローラ2においてサーマルラインヘッド1に最も近接
する点において接線32を引くと、当該接線32に対し
て、搬送ローラ3の回動中心33はサーマルラインヘッ
ド1と同じ側に位置する。従って、サーマルラインヘッ
ド1とプラテンローラ2との間を通過した記録紙Pは、
搬送ローラ3の図中上側の外周面に比較的緩やかな角度
で当接する。そして、搬送ローラ3の回動によって、ス
ムーズに搬送ローラ3とプラテンローラ2との間に導か
れる。
【0031】このようにして、記録紙Pは、搬送ローラ
3の回動によって搬送されると共に、プラテンローラ2
によって所定の押圧力で押圧され、サーマルラインヘッ
ド1の発熱抵抗体1aによって印字が行われる。搬送ロ
ーラ3とプラテンローラ2との間を通過した記録紙P
は、排出口16から排出される(図6(c))。
【0032】なお、プラテンローラ2の表面の摩擦係数
は、搬送ローラ3表面の摩擦係数よりも小さく設定され
ている。従って、記録紙をグリップする力は、プラテン
ローラ2よりも搬送ローラ3が強くなり、常に搬送ロー
ラ3主導で記録紙の搬送が行われるため、搬送むらの発
生が防止される。
【0033】また、プラテンローラ2の表面の摩擦係数
が比較的小さく設定されているため、プラテンローラ2
とサーマルラインヘッド1との間に記録紙Pが無い場合
でも、プラテンローラ2とサーマルラインヘッド1との
間の摩擦抵抗が少なくなる。従って、駆動モータ70の
駆動トルクがそれだけ小さくて済む。
【0034】なお、搬送ローラ3とプラテンローラ2と
の間に記録紙Pが介在すると、プラテンローラ2の表面
と搬送ローラ3との表面とは直接接触しなくなるが、搬
送ローラ3の回動は記録紙Pを介してプラテンローラ2
に伝達されるため、プラテンローラ2は搬送ローラ3と
直接接触している場合と同様に回動する。
【0035】このように、本実施形態のサーマルライン
プリンタの構造は、記録紙Pの搬送を搬送ローラ3によ
って行い、プラテンローラ2の機能を記録紙Pの押圧に
限定するよう構成されている。従って、プラテンローラ
2をゴムローラ等で構成する必要が無くなり、プラテン
ローラ2全体を硬質なプラスチック等で形成することが
可能となるため、撓みの問題を発生させずにローラ径を
小さくすることができる。また、ゴムローラ等により構
成される搬送ローラ3は、比較的径が大きいが、サーマ
ルラインヘッド1と対向配置する必要がない。従って、
サーマルラインプリンタ全体を薄型に構成することが可
能になる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるサー
マルラインプリンタの構造によると、記録紙の搬送を搬
送ローラによって行い、プラテンローラの機能を記録紙
の押圧のみとすることによって、プラテンローラの表面
を摩擦係数の高いゴム等で形成する必要が無くなる。即
ち、プラテンローラ全体を硬質なプラスチック等で形成
することができるため、撓みの問題を発生させずにロー
ラ径を小さくすることが可能になる。さらに、比較的径
が大きい搬送ローラは、サーマルラインヘッドと対向配
置する必要がない。従って、サーマルラインプリンタの
薄型化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるサーマルラインプリンタの構造の
実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1のサーマルラインプリンタの側断面図であ
る。
【図3】図1のサーマルラインプリンタの側断面図であ
る。
【図4】揺動カバーを示す斜視図である。
【図5】図1のサーマルラインプリンタの内部構造を示
す平面図である。
【図6】サーマルラインプリンタの作動を示す図であ
る。
【図7】従来のサーマルラインプリンタの側断面図であ
る。
【符号の説明】
1 サーマルラインヘッド 1a 発熱抵抗体 2 プラテンローラ 3 搬送ローラ 4 バネ部材 5 揺動カバー 6 検知センサ 7 駆動系 10 プリンタ 15 挿入口 20 ハウジング 21 案内スロープ 25 制御基板 52 溝 70 駆動モータ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−309041(JP,A) 特開 平6−127046(JP,A) 特開 昭59−192587(JP,A) 特開 昭57−69079(JP,A) 特開 昭62−211173(JP,A) 特開 平6−198986(JP,A) 特開 平5−32025(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 11/00 B41J 2/32 B41J 11/04 B41J 11/14 B41J 11/20

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の発熱抵抗体を線状に配列したサー
    マルラインヘッドを用いて記録紙に印字を行うサーマル
    ラインプリンタにおいて、 前記サーマルラインヘッドとの間で前記記録紙を押圧す
    るため、前記サーマルラインヘッドに対向配置されるプ
    ラテンローラと、 前記サーマルラインヘッドに隣接して設けられる搬送ロ
    ーラと、 前記搬送ローラを回動する駆動手段と、 前記サーマルラインヘッド及び前記搬送ローラに対し
    て、前記プラテンローラを相対的に付勢する付勢手段
    と、を備え、 前記プラテンローラの前記サーマルラインヘッドに最も
    近接する点における接線に対し、前記搬送ローラの回動
    中心が前記サーマルラインヘッドと同じ側に位置し、 前記プラテンローラと前記サーマルラインヘッドの間
    で、前記記録紙を所定の押圧力で押圧すると共に、前記
    駆動手段による前記搬送ローラの回動により、前記記録
    紙が前記サーマルラインヘッドと前記プラテンローラの
    間を通過すること、を特徴とするサーマルラインプリン
    タの構造。
  2. 【請求項2】 前記記録紙を、前記搬送ローラと前記プ
    ラテンローラとの間をさらに通過させること、を特徴と
    する請求項1に記載のサーマルラインプリンタの構造。
  3. 【請求項3】 前記搬送ローラは、前記サーマルライン
    ヘッドに対し、前記記録紙の搬送方向下流側に位置する
    こと、を特徴とする請求項1又は2に記載のサーマルラ
    インプリンタの構造。
  4. 【請求項4】 前記プラテンローラの表面の摩擦係数
    は、前記搬送ローラの表面の摩擦係数よりも小さいこ
    と、を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のサ
    ーマルラインプリンタの構造。
  5. 【請求項5】 前記付勢手段は、バネ部材であること、
    を特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のサーマ
    ルラインプリンタの構造。
  6. 【請求項6】 前記バネ部材は、前記プラテンローラの
    表面を当接付勢すること、を特徴とする請求項5に記載
    のサーマルラインプリンタの構造。
  7. 【請求項7】 前記プラテンローラは、前記プリンタの
    本体に対し、揺動開成可能に設けられた揺動カバーに保
    持されていること、を特徴とする請求項1から6のいず
    れかに記載のサーマルラインプリンタの構造。
  8. 【請求項8】 前記揺動カバーは、前記サーマルライン
    ヘッド及び前記搬送ローラに対して同時に近接及び離反
    する方向に延びる溝が形成された一対の側板を有し、前
    記プラテンローラの支軸は前記溝に保持されているこ
    と、を特徴とする請求項7に記載のサーマルラインプリ
    ンタの構造。
  9. 【請求項9】 前記揺動カバーは、前記記録紙の前記搬
    送方向下流側に揺動軸を有し、 前記プラテンローラは前記揺動軸に対して前記搬送方向
    上流側に位置すること、を特徴とする請求項7又は8に
    記載のサーマルラインプリンタの構造。
  10. 【請求項10】 前記付勢手段は、一端を前記揺動カバ
    ーに固定されたバネ部材であり、該バネ部材の他端が前
    記プラテンローラの表面に当接していること、を特徴と
    する請求項7から9のいずれかに記載のサーマルライン
    プリンタの構造。
  11. 【請求項11】 前記プリンタにおいて、記録紙を挿入
    するための挿入口と、前記サーマルラインヘッドとの間
    には、記録紙を前記サーマルラインヘッドまで案内する
    案内部材が設けられていること、を特徴とする請求項1
    から10のいずれかに記載のサーマルラインプリンタの
    構造。
  12. 【請求項12】 前記プリンタにおいて、前記案内部材
    を記録紙が通過したことを検知する検知手段をさらに有
    すること、を特徴とする請求項11に記載のサーマルラ
    インプリンタの構造。
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