JP2004247841A - 画像通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】緊急度に応じて通信方法を使い分けることができ、柔軟な運用を行うことができる。
【解決手段】インターネットファクシミリ装置20は、相手局装置の識別情報に基づいて、直接接続可能な通信プロトコルを用いて画像データを送信する第1の通信方法と、相手局装置の電子メールアドレスに基づいて、電子メールサーバを介在させて相手局装置へ画像データを送信する第2の通信方法とを有する。主制御部1は、第1の通信方法又は第2の通信方法のうち、いずれか一方の通信方法を用いて画像データを相手局装置へ送信し、他方の通信方法を用いて画像データの送信結果を相手局装置から受信するように制御する。また、主制御部1は、他方の通信方法を用いて相手局装置へ画像データの送信結果を要求し、これに応答して相手局装置からの当該画像データの送信結果を他方の通信手段を用いて受信するように制御する。
【選択図】 図11

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばフルモードのインターネットファクシミリ装置などの、画像データを相手局装置に送信するための画像通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2は、従来技術に係るフルモードのインターネットファクシミリ装置20A,20B間の通信手順を示すシーケンス図である。
【0003】
電子メールを利用して画像データをインターネットを介して送信するフルモードのインターネットファクシミリ装置においては、図2に示すように、初回の通信手順において、送信側のインターネットファクシミリ装置20Aは、原稿画像を自局の最高能力条件又はユーザが指定した能力条件で読み取ってオリジナル画像データとして画像メモリに格納する。次いで、オリジナル画像データより解像度が悪い簡易画像データを生成し、オリジナル画像データのフォーマット情報とともに、簡易画像データを含む1回目の電子メールをインターネットを介して、相手先の受信側のインターネットファクシミリ装置20Bに送信する。これに応答して、受信側のインターネットファクシミリ装置20Bは、受信能力情報(画像データのファイル形式、可能な解像度とその縦横比、画像符号化方式、印刷する紙サイズの幅情報などの情報)とともに、画像データ要求を含む返信の電子メールをインターネットを介して、送信側のインターネットファクシミリ装置20Aに返信する。次いで、送信側のインターネットファクシミリ装置20Aは、上記受信した受信側の能力情報に基づいて、上記画像メモリに格納されたオリジナル画像データから当該受信能力情報に対応する画像データを生成し、当該画像データを含む電子メールをインターネットを介して、受信側のインターネットファクシミリ装置20Bに送信する。これに応答して、インターネットファクシミリ装置20Bは、正常に受信できたときはOKの送達確認を、もしくは、異常に受信したときはNGの送達確認を含む電子メールを送信側のインターネットファクシミリ装置20Aに対して返信する。
【0004】
次いで、2回目以降の通信手順においては、送信側のインターネットファクシミリ装置20Aは、先に受信した受信側の能力情報に基づいて、画像メモリに格納されたオリジナル画像データから当該受信能力情報に対応する画像データを生成し、当該画像データを含む電子メールをインターネットを介して、受信側のインターネットファクシミリ装置20Bに送信する。これに応答して、インターネットファクシミリ装置20Bは、正常に受信できたときはOKの送達確認を、もしくは、異常に受信したときはNGの送達確認を含む電子メールを送信側のインターネットファクシミリ装置20Aに対して返信する。
【0005】
例えば、特許文献1において、「画像を読み込む手段と、画像を画像ファイルに変換する手段と、SMTPプロトコルで画像ファイルを送信する手段と、SMTPプロトコルで画像ファイルを受信する手段と、画像ファイルを画像に変換する手段と、画像を印刷する手段と、受信能力情報をSMTPプロトコルで問い合わせる手段と、受信能力情報をSMTPプロトコルで応答する手段とを設け、画像ファイルの送信前に受信能力情報問い合わせ手段で問い合わせを行い、受信機からの受信能力情報の応答を受信して受信機の受信能力情報に対応した画像ファイルに変換して送信することを特徴とするインターネットファクシミリ装置」が開示されている。このインターネットファクシミリ装置によれば、通信費が不要な最適なインターネットFAXの受信能力情報で送信することができるという効果を有している。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−261628号公報。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のフルモードのインターネットファクシミリ装置では、画像データを含む電子メールを送信することができるが、電子メールの送信の場合、相手局装置までの所要時間は、インターネットの回線構成やトラフィック、サーバ装置の能力に応じて変化し、相手局装置への到着時刻は予測できず、遅延して到着する場合が多いという問題点があった。従って、緊急の画像データの送信のときは使用することができない。
【0008】
本発明の目的は以上の問題点を解決し、緊急度に応じて通信方法を使い分けることができ、柔軟な運用を行うことができるインターネットファクシミリ装置などの画像通信装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る画像通信装置は、相手局装置の識別情報に基づいて、相手局装置と当該装置間で直接的に接続可能な通信プロトコルを用いて画像データを送信する第1の通信手段と、相手局装置の電子メールアドレスに基づいて、電子メールサーバを介在させて相手局装置へ画像データを送信する第2の通信手段と、相手局装置毎に受信能力情報を記憶する記憶手段と、上記第1の通信手段又は第2の通信手段のうち、いずれか一方の通信手段を用いて画像データを相手局装置へ送信し、他方の通信手段を用いて画像データの送信結果を相手局装置から受信するように制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
【0010】
上記画像通信装置において、上記一方の通信手段は上記第1の通信手段であり、上記他方の通信手段は上記第2の通信手段であることを特徴とする。もしくは、上記一方の通信手段は上記第2の通信手段であり、上記他方の通信手段は上記第1の通信手段であることを特徴とする。
【0011】
また、上記画像通信装置において、上記制御手段は、他方の通信手段を用いて相手局装置へ上記画像データの送信結果を要求し、これに応答して相手局装置からの当該画像データの送信結果を他方の通信手段を用いて受信するように制御することを特徴とする。
【0012】
さらに、上記画像通信装置において、上記第1の通信手段を用いて画像データの送信結果を相手局装置から受信するときに、上記通信プロトコルを用いた接続のための発信側装置は、当該画像通信装置又は上記相手局装置であることを特徴とする。
【0013】
またさらに、上記画像通信装置において、上記通信プロトコルは、
(a)ITU−T勧告のT.38に規定された通信プロトコルと、
(b)SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)と
(c)HTTP(Hypertext Transfer Protocol)と、
(d)FTP(File Transfer Protocol)と、
(e)SIP(Session Initiation Protocol)と
のうちのいずれか1つであることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態について説明する。
【0015】
<実施形態>
図1は、本発明に係る実施形態であるインターネットファクシミリ装置20の構成を示すブロック図である。
【0016】
本実施形態に係るインターネットファクシミリ装置20は、オリジナル画像データをコンパクトフラッシュ(登録商標)8内の画像データメモリ領域に格納した後、以下に示す種々の通信プロトコルのうちの1つを用いて、相手局装置の受信能力情報を交換又は受信し、画像データをインターネット40などの通信回線を介して相手局装置へ送信し、その画像データの送信結果を当該インターネットファクシミリ装置20からの要求により又は要求によらないで、受信するフルモードのインターネットファクシミリ装置である。
【0017】
(A)相手局装置と当該装置間でリアルタイムで接続可能な(エンド・ツー・エンドでセッションを確立して通信を行う)通信プロトコル(以下、直接接続可能な通信プロトコルという。)。その一例は以下の通りである。
(a)ITU−T勧告のT.38に規定された通信プロトコル(例えば、電子メールの形式で送信)。
(b)SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)。
(c)HTTP(Hypertext Transfer Protocol)(例えば、所定の画像データの形式で送信)。
(d)FTP(File Transfer Protocol)(例えば、所定の画像データの形式で送信)。
(e)SIP(Session Initiation Protocol)等の呼制御プロトコル(例えば、所定の画像データの形式で送信)。
(B)サーバ装置を介して例えば電子メールを用いて画像データを送信し、相手局装置と当該装置間で直接的に接続しない(エンド・ツー・エンドでセッションを確立しないで通信を行う)通信プロトコル(例えば、メールサーバ装置を介するSMTP送信、SMTP受信、POP受信など)。
【0018】
ここで、本実施形態に係るインターネットファクシミリ装置20は、受信能力情報の交換又は要求により得られた相手局装置の受信能力情報をインターネットプロトコル(IP)の電話番号(以下、IPの電話番号という。)に対応付けてコンパクトフラッシュ(登録商標)8内の相手局情報テーブル8bに格納しており、以下の第1乃至第5の態様のように制御して動作することを特徴としている。
【0019】
第1の態様に係るインターネットファクシミリ装置20において、主制御部1は、相手局装置のIPの電話番号に基づいて、呼制御プロトコルを用いて相手局装置と接続し、上記相手局装置と接続した後、相手局装置の画像データに関する受信能力情報及び利用可能なデータ転送プロトコル情報を含む相手局情報を受信し、上記受信した相手局情報を上記IPの電話番号に対応付けてコンパクトフラッシュ(登録商標)8内の相手局情報テーブル8bに格納する。次いで、主制御部1は、上記相手局情報を受信した後に、送信する画像データを上記受信能力情報に適合するように変換し、変換後の画像データを上記利用可能なデータ転送プロトコルを用いて相手局装置へ送信するように制御する。
【0020】
第2の態様に係るインターネットファクシミリ装置20において、主制御部1は、相手局装置の電子メールアドレスに基づいて、相手局装置の画像データに関する受信能力情報及びインターネットプロトコル(IP)の電話番号を含む相手局情報を要求する電子メールを送信し、上記相手局情報及び利用可能なデータ転送プロトコル情報を含む電子メールを受信し、上記受信した上記相手局情報を上記IPの電話番号に対応付けてコンパクトフラッシュ(登録商標)8内の相手局情報テーブル8bに格納する。次いで、主制御部1は、上記相手局情報を受信した後に、相手局装置のIPの電話番号に基づいて、呼制御プロトコルを用いて相手局装置と接続し、上記相手局装置と接続した後、送信する画像データを上記受信能力情報に適合するように変換し、変換後の画像データを上記利用可能なデータ転送プロトコルを用いて相手局装置へ送信するように制御する。
【0021】
第3の態様に係るインターネットファクシミリ装置20において、主制御部1は、
(a)上記直接接続可能な通信プロトコルを用いて相手局装置へ画像データを送信する第1の送信方法と、
(b)相手局装置の電子メールアドレスに基づいて、電子メールサーバを介在させて相手局装置へ画像データを送信する第2の送信方法と
のうち、一方の送信方法を選択し、選択した送信方法を用いて画像データを送信し、失敗した場合には他方の送信方法を用いて上記画像データを送信するように制御する。また、主制御部1は、送信する画像データを、相手局情報テーブル8bに格納された相手局装置の受信能力情報に適合するように変換し、変換後の画像データを上記第1又は第2の送信方法を用いて相手局装置へ送信するように制御する。
【0022】
第4の態様に係るインターネットファクシミリ装置20において、主制御部1は、
(a)相手局装置の識別情報に基づいて、上記直接接続可能な通信プロトコルを用いて相手局装置へ画像データを送信する第1の送信方法と、
(b)相手局装置の電子メールアドレスに基づいて、電子メールサーバを介在させて相手局装置へ画像データを送信する第2の送信方法と
を有する。また、主制御部1は、画像データを送信するときに相手局装置に対応した受信能力情報が相手局情報テーブル8bに記憶されているとき上記第2の送信方法を選択する一方、記憶されていないとき上記第1の送信方法を選択する。そして、主制御部1は、上記選択された送信方法を用いて画像データを相手局装置へ送信するように制御する。ここで、もし上記第2の送信方法が選択されたときに、送信する画像データを、相手局情報テーブル8b記憶された相手局装置の受信能力情報に対応した画像データに変換した後に、変換した画像データを相手局装置へ送信する。一方、もし上記第1の送信方法が選択されたときに、相手局装置と接続した後に受信能力情報を受信して相手局情報テーブル8bに記憶し、上記受信した受信能力情報に対応した画像データに変換した後に、変換した画像データを相手局装置へ送信するように制御する。
【0023】
第5の態様に係るインターネットファクシミリ装置20において、主制御部1は、
(a)相手局装置の識別情報に基づいて、上記直接接続可能な通信プロトコルを用いて画像データを送信する第1の通信方法と、
(b)相手局装置の電子メールアドレスに基づいて、電子メールサーバを介在させて相手局装置へ画像データを送信する第2の通信方法と
を有する。ここで、主制御部1は、上記第1の通信方法又は第2の通信方法のうち、いずれか一方の通信方法を用いて画像データを相手局装置へ送信し、他方の通信方法を用いて画像データの送信結果を相手局装置から受信するように制御する。また、主制御部1は、他方の通信方法を用いて相手局装置へ上記画像データの送信結果を要求し、これに応答して相手局装置からの当該画像データの送信結果を他方の通信手段を用いて受信するように制御する。さらに、主制御部1は、上記第1の通信方法を用いて画像データの送信結果を相手局装置から受信するときに、上記通信プロトコルを用いた接続のための発信側装置は、当該画像通信装置、もしくは上記相手局装置である。
【0024】
次いで、図1を参照して、インターネットファクシミリ装置20の装置構成について以下に説明する。
【0025】
図1において、インターネットファクシミリ装置20は、従来のG3方式等のファクシミリ通信機能、及び、図2の通信手順を備えたフルモードのインターネットファクシミリ機能に加えて、例えばSIPなどの呼制御プロトコルを用いた直接接続機能、相手局装置の受信能力情報の送受信機能、画像データの送信及び再送信機能を備えている。
【0026】
インターネットファクシミリ装置20の主制御部1は、具体的にはCPUで構成されており、バス13を介して以下のハードウェア各部と接続されていてそれらを制御するほか、後述する種々のソフトウェアの機能を実行する。画像読取部2は、CCD等を利用したスキャナで原稿を読み取り、白黒2値に変換したドットイメージデータを出力する。画像記録部3は電子写真方式等のプリンタ装置であり、他のファクシミリ装置からファクシミリ通信により受信したイメージデータをハードコピーとしてプリントアウトして記録する。表示部4は、液晶表示装置(LCD)又はCRTディスプレイ等の表示装置であり、当該インターネットファクシミリ装置20の動作状態を表示したり、送信すべき原稿のイメージデータ、及び受信したイメージデータの表示を行う。
【0027】
操作部5は、当該インターネットファクシミリ装置20を操作するために必要な文字キー、ダイヤル用テンキー、短縮ダイヤルキー、ワンタッチダイヤルキー、及び各種のファンクションキー等を備える。なお、上述の表示部4をタッチパネル方式とすることにより、この操作部5の各種キーの内の一部又は全部を代用するように構成してもよい。
【0028】
ROM6は、当該インターネットファクシミリ装置20の動作に必要であって主制御部1によって実行される種々のソフトウェアのプログラムを予め格納する。これらのプログラムは、図2に図示されたフルモードのインターネットファクシミリ送受信処理のプログラム、及び、図3乃至図16の通信手順の通信処理のプログラムを含み、例えば、フロッピーディスク、MO、DVD−RAMなどの記録媒体に記録して、必要に応じてそのドライブ装置を介してSRAM7にロードして当該プログラムを実行してもよい。SRAM7は、主制御部1のワーキングエリアとして使用されてプログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。また、コンパクトフラッシュ(登録商標)8は、自局の識別情報及び自局の受信能力情報を格納する自局情報テーブル8aと、相手局の識別情報及び相手局の受信能力情報を相手局の識別情報(例えば、IPの電話番号など)毎に格納する相手局情報テーブル8bと、画像データを格納する画像データメモリ領域8cとを含む。ここで、識別情報とは、IPの電話番号と、電子メールアドレスと、IPアドレス(ドメイン名)とのうちの少なくとも1つを含む。また、受信能力情報とは、画像データのファイル形式、可能な解像度とその縦横比、画像符号化方式、印刷する紙サイズの幅情報などの情報を含む。そして、インターネットファクシミリ装置20は、相手局装置と受信能力情報の交換を行うときに、自局情報テーブル8aに格納された自局の識別情報及び自局の受信能力情報を読み出して相手局装置に送信するとともに、相手局装置から相手局の識別情報及び相手局の受信能力情報を受信して、相手局の識別情報毎に相手局の受信能力情報を相手局情報テーブル8bに格納する。また、インターネットファクシミリ装置20は、相手局装置からの受信能力情報の要求に応答して、自局情報テーブル8aから受信能力情報を読み出して相手局装置に送信する。
【0029】
ファックスモデム10は、公衆電話回線Lを介して公衆電話網50に接続され、通常のファクシミリ通信用のファックスモデムの機能を有するモデムである。NCU(ネットワーク制御回路:Network Control Unit)11はアナログの公衆電話回線Lの直流ループなどの閉結及び開放の動作を行いかつ自動ダイヤル機能を有するハードウェア回路であり、必要に応じてファックスモデム10を公衆電話回線Lに接続する。ここで、NCU11は、発信電話番号通知サービスにおけるID受信端末起動信号、通常の電話呼出信号の検出を行うとともに、必要に応じて発信電話番号通知サービスにおける1次応答信号及び2次応答信号を発信することができる。なお、NCU11を所定のターミナルアダプタ及びDSU(加入者線終端装置:Digital Service Unit)を介して、ベースバンド伝送方式のデジタル回線(例えば、ISDN回線)に接続するようにしてもよい。
【0030】
インターフェース回路12は、当該インターネットファクシミリ装置20を、例えばイーサネット(登録商標)などのLAN30等に接続するために、信号やデータの信号変換やプロトコル変換を行うLANインターフェース回路であり、LAN30にはメールサーバ装置31とルータ装置32が接続される。さらに、ルータ装置32はインターネット40を介して相手先のメールサーバ装置(図示せず。)に接続される。当該インターネットファクシミリ装置20から画像データを電子メール本文に挿入して、他のインターネットファクシミリ装置に対してメール送信するときは、インターフェース回路12からLAN30を介して一旦メールサーバ装置31に送信した後、メールサーバ装置31が当該インターネットメールを、LAN30、ルータ装置32、インターネット40、及び相手先のメールサーバ装置(図示せず。)を介して送信先のインターネットファクシミリ装置にメール送信する。一方、電子メールを受信するときは、上記の逆の経路で受信する。なお、インターネット40への回線接続は、専用回線などに限らず、公衆電話回線Lを用いたダイヤルアップ接続でもよい。
【0031】
以上のように構成された本実施形態のインターネットファクシミリ装置20は、通常のG3方式及びインターネット等のファクシミリ通信機能に加えて、インターネットファクシミリ機能を有している。ファクシミリ通信機能において、画像読取部2により読み取られたドットイメージデータはファクシミリ通信の規格で定められているMH,MR,MMR等の符号化方式に従ってソフトウェアにより符号化された後、相手先のファクシミリ装置に送信される一方、逆に相手先のファクシミリ装置から受信した符号化データもソフトウェアによりイメージデータに復号化されて画像記録部3からハードコピーとして出力される。また、インターネットファクシミリ機能においては、画像データを例えばMIME形式などの所定の画像形式に変換してメール本文挿入し又は添付してインターネット40を介して相手局装置に送信し、もしくは、相手局装置から画像データを含む電子メールを受信して復号化する。
【0032】
本実施形態において、相手局情報テーブル8bには、画像データのファイル形式、可能な解像度とその縦横比、画像符号化方式、印刷する紙サイズの幅情報などの受信能力情報を含んでおり、主制御部1は、送信する画像データを、相手局情報テーブル8bに格納された、送信しようとする対応する相手局装置の受信能力情報に適合するように変換して相手局装置に送信する。具体的には、相手局装置でそれぞれ利用可能なファイル形式、解像度、画像符号化方式、画像データのサイズに変換して送信する。
【0033】
以上のように構成されたインターネットファクシミリ装置20において用いることが好ましい通信手順を用いた通信処理について、2つのインターネットファクシミリ装置20A,20B間のインターネット40を介した通信処理を例にとり図3乃至図16を参照して説明する。
【0034】
図3は図1のインターネットファクシミリ装置20の主制御部1によって実行される、第1の実施例に係るフルモードのインターネットファクシミリ20A,20B間の受信能力情報の交換手順を示すシーケンス図である。
【0035】
図3において、送信側のインターネットファクシミリ装置20Aは、受信能力情報及び例えば画像データを含む電子メールを受信側のインターネットファクシミリ装置20Bに送信し、次いで、インターネットファクシミリ装置20Bは、例えばSIPなどの呼制御プロトコルを用いてインターネットファクシミリ装置20Aとの間でインターネット40を介したセッション103の接続を確立し、受信能力情報を含むデータをインターネットファクシミリ装置20Aに送信した後、当該セッション103の接続を終了させる。このとき、インターネットファクシミリ装置20Aはインターネットファクシミリ装置20Bの能力情報を受信して相手局情報テーブル8bに格納する。そして、インターネットファクシミリ装置20Aは、それ以降、受信して格納した相手局装置の受信能力情報に基づいて送信する画像データを当該受信能力情報に対応した画像データに変換して、画像データを含む電子メールをインターネットファクシミリ装置20Bに送信することになる。
【0036】
この第1の実施例においては、インターネットファクシミリ装置20Aは、セッション103の接続の前に受信能力情報を送信する一方、セッション103の接続中において相手局装置の受信能力情報を受信することにより交換している。
【0037】
図4は図1のインターネットファクシミリ装置20の主制御部1によって実行される、第2の実施例に係るフルモードのインターネットファクシミリ20A,20B間の受信能力情報の交換手順を示すシーケンス図である。
【0038】
図4において、送信側のインターネットファクシミリ装置20Aは、例えばSIPなどの呼制御プロトコルを用いて受信側のインターネットファクシミリ装置20Bとの間でインターネット40を介したセッション104の接続を確立し、受信能力情報を含むデータをインターネットファクシミリ装置20Bに送信した後、当該セッション104の接続を終了させる。次いで、インターネットファクシミリ装置20Bは受信能力情報及び例えば画像データを含む電子メールを送信側のインターネットファクシミリ装置20Aに送信し、そして、インターネットファクシミリ装置20Aはインターネットファクシミリ装置20Bの能力情報を受信して相手局情報テーブル8bに格納する。さらに、インターネットファクシミリ装置20Aは、これ以降、受信して格納した相手局装置の受信能力情報に基づいて送信する画像データを当該受信能力情報に対応した画像データに変換して、画像データを含む電子メールをインターネットファクシミリ装置20Bに送信することになる。
【0039】
この第2の実施例においては、インターネットファクシミリ装置20Aは、セッション104の接続中において受信能力情報を送信する一方、セッション104の接続の終了後に相手局装置の受信能力情報を受信することにより交換している。
【0040】
図5は、図1のインターネットファクシミリ装置20の主制御部1によって実行される、第3の実施例に係るフルモードのインターネットファクシミリ20A,20B間の受信能力情報の交換手順及び画像データとその送信結果の通信手順を示すシーケンス図である。
【0041】
図5において、送信側のインターネットファクシミリ装置20Aは、例えばSIPなどの呼制御プロトコルを用いて受信側のインターネットファクシミリ装置20Bとの間でインターネット40を介したセッション105Aの接続を確立し、受信能力情報の要求を示す要求メッセージをインターネットファクシミリ装置20Bに送信する。これに応答して、インターネットファクシミリ装置20Bは、自局情報テーブル8aから受信能力情報を読み出して、当該受信能力情報を含む応答メッセージをインターネットファクシミリ装置20Aに送信して、当該セッション105Aの接続を終了させる。このとき、インターネットファクシミリ装置20Aは、受信した相手局装置の受信能力情報を相手局情報テーブル8bに格納する。次いで、インターネットファクシミリ装置20Aは、例えばSIPなどの呼制御プロトコルを用いてインターネットファクシミリ装置20Bとの間でインターネット40を介したセッション105Bの接続を確立し、送信する画像データを、相手局情報テーブル8bに格納された相手局装置の受信能力情報に適合するように変換し、変換後の画像データをインターネットファクシミリ装置20Bに送信する。これに応答して、インターネットファクシミリ装置20Bは送信されてくる画像データを受信し、受信完了時又はエラー発生時にその受信結果(インターネットファクシミリ装置20Aからみれば、送信結果)を含むメッセージをインターネットファクシミリ装置20Aに送信し、当該セッション105Bの接続を終了させる。
【0042】
この第3の実施例においては、インターネットファクシミリ装置20Aは、セッション105Aの接続中において、受信能力情報をインターネットファクシミリ装置20Bに要求して受信するとともに、セッション105Bの接続中において、画像データを送信し、その送信結果を受信している。
【0043】
図6は図1のインターネットファクシミリ装置20の主制御部1によって実行される、第4の実施例に係るフルモードのインターネットファクシミリ20A,20B間の受信能力情報の交換手順及び画像データとその送信結果の通信手順を示すシーケンス図である。
【0044】
図6において、送信側のインターネットファクシミリ装置20Aは、相手局装置の受信能力情報を要求する要求メッセージを含む電子メールを受信側のインターネットファクシミリ装置20Bに送信する。これに応答して、インターネットファクシミリ装置20Bは、自局情報テーブル8aから自局の受信能力情報を読み出して、当該受信能力情報を含む応答メッセージを電子メールを用いてインターネットファクシミリ装置20Aに送信する。このとき、インターネットファクシミリ装置20Aは相手局装置の受信能力情報を受信して、相手局情報テーブル8bに格納する。次いで、インターネットファクシミリ装置20Aは、例えばSIPなどの呼制御プロトコルを用いてインターネットファクシミリ装置20Bとの間でインターネット40を介したセッション106の接続を確立し、送信する画像データを、相手局情報テーブル8bに格納された相手局装置の受信能力情報に適合するように変換し、変換後の画像データをインターネットファクシミリ装置20Bに送信する。これに応答して、インターネットファクシミリ装置20Bは送信されてくる画像データを受信し、受信完了時又はエラー発生時にその受信結果(インターネットファクシミリ装置20Aからみれば、送信結果)を含むメッセージをインターネットファクシミリ装置20Aに送信し、当該セッション105Bの接続を終了させる。
【0045】
この第4の実施例においては、インターネットファクシミリ装置20Aは、電子メールを用いて、受信能力情報をインターネットファクシミリ装置20Bに要求して受信するとともに、セッション106の接続中において、画像データを送信し、その送信結果を受信している。
【0046】
図7は図1のインターネットファクシミリ装置20の主制御部1によって実行される、第5の実施例に係るフルモードのインターネットファクシミリ20A,20B間の画像データとその再送信の通信手順を示すシーケンス図である。
【0047】
図7において、送信側のインターネットファクシミリ装置20Aは、例えばSIPなどの呼制御プロトコルを用いて受信側のインターネットファクシミリ装置20Bとの間でインターネット40を介したセッション107の接続を確立し、送信する画像データを、相手局情報テーブル8bに格納された相手局装置の受信能力情報に適合するように変換し、変換後の画像データをインターネットファクシミリ装置20Bに送信する。これに応答して、インターネットファクシミリ装置20Bは送信されてくる画像データを受信する。この画像データの送信中において通信エラーが発生して、画像データの送信を失敗したとき、当該セッション107の接続を終了させる。以上のように、呼制御プロトコルを用いた接続を用いた画像データの送信において通信エラーが発生したので、同一の送信方法では同様の通信エラーを発生する場合が多いので、他の送信方法を用いて以下のように画像データを送信する。すなわち、例えば、インターネットファクシミリ装置20Aは、送信する画像データを、相手局情報テーブル8bに格納された相手局装置の受信能力情報に適合するように変換し、変換後の画像データを含む電子メールをインターネットファクシミリ装置20Bに送信する。
【0048】
この第5の実施例においては、インターネットファクシミリ装置20Aは、呼制御プロトコルを用いた接続を用いた画像データの送信において通信エラーが発生したときに、電子メールを用いて画像データをインターネットファクシミリ装置20Bに再送信している。
【0049】
図8は図1のインターネットファクシミリ装置20の主制御部1によって実行される、第6の実施例に係るフルモードのインターネットファクシミリ20A,20B間の画像データとその再送信の通信手順を示すシーケンス図である。
【0050】
図8において、まず、送信側のインターネットファクシミリ装置20Aは、送信する画像データを、相手局情報テーブル8bに格納された相手局装置の受信能力情報に適合するように変換し、変換後の画像データを含む電子メールを受信側のインターネットファクシミリ装置20Bに送信する。このとき、何らかの理由で通信エラーが発生したとき、その旨のメッセージを含む電子メールがインターネットファクシミリ装置20Aに返信される。以上のように、電子メールを用いた接続を用いた画像データの送信において通信エラーが発生したので、同一の送信方法では同様の通信エラーを発生する場合が多いので、他の送信方法を用いて以下のように画像データを送信する。すなわち、例えば、インターネットファクシミリ装置20Aは、例えばSIPなどの呼制御プロトコルを用いてインターネットファクシミリ装置20Bとの間でインターネット40を介したセッション108の接続を確立し、送信する画像データを、相手局情報テーブル8bに格納された相手局装置の受信能力情報に適合するように変換し、変換後の画像データをインターネットファクシミリ装置20Bに再送信する。これに応答して、インターネットファクシミリ装置20Bは送信されてくる画像データを受信し、当該セッション108の接続を終了させる。
【0051】
この第6の実施例においては、インターネットファクシミリ装置20Aは、電子メールを用いた接続を用いた画像データの送信において通信エラーが発生したときに、別の送信方法である呼制御プロトコルを用いて相手局装置と直接的に接続して画像データをインターネットファクシミリ装置20Bに再送信している。
【0052】
次に説明する第7の実施例と第8の実施例とは、互いに対となる実施例である。
【0053】
図9は、相手局装置の受信能力情報が相手局情報テーブル8bに記憶されているとき、図1のインターネットファクシミリ装置20の主制御部1によって実行される、第7の実施例に係るフルモードのインターネットファクシミリ20A,20B間の画像データの通信手順を示すシーケンス図である。
【0054】
図9において、相手局装置の受信能力情報が相手局情報テーブル8bにすでに記憶されているとき、送信側のインターネットファクシミリ装置20Aは、送信する画像データを、相手局情報テーブル8bに格納された相手局装置の受信能力情報に適合するように変換し、変換後の画像データを含む電子メールを受信側のインターネットファクシミリ装置20Bに送信する。これに応答して、インターネットファクシミリ装置20Bは、送信されてくる画像データを受信し、受信完了時又はエラー発生時にその受信結果(インターネットファクシミリ装置20Aからみれば、送信結果)を含む電子メールをインターネットファクシミリ装置20Aに送信する。
【0055】
この第7の実施例においては、インターネットファクシミリ装置20Aは、電子メールを用いて画像データを送信し、その送信結果を電子メールで受信している。以上の第7の実施例においては、相手局装置の能力が記憶されているときに、電子メールを用いて送信しているが、本発明はこれに限らず、緊急を要しない(急がない)ときや、同報送信時に電子メールを用いて送信してもよい。これにより、リアルタイムで送信する場合に比較して装置の負担が少なくなるという特有の効果を有する。
【0056】
図10は、相手局装置の受信能力情報が相手局情報テーブル8bに記憶されていないとき、図1のインターネットファクシミリ装置20の主制御部1によって実行される、第8の実施例に係るフルモードのインターネットファクシミリ20A,20B間の受信能力情報の交換手順及び画像データとその送信結果の通信手順を示すシーケンス図である。
【0057】
図10において、相手局装置の受信能力情報が相手局情報テーブル8bに記憶されていないとき、送信側のインターネットファクシミリ装置20Aは、例えばSIPなどの呼制御プロトコルを用いてインターネットファクシミリ装置20Bとの間でインターネット40を介したセッション110の接続を確立した後、相手局装置の受信能力情報を要求する要求メッセージを受信側のインターネットファクシミリ装置20Bに送信する。これに応答して、インターネットファクシミリ装置20Bは、自局情報テーブル8aから自局の受信能力情報を読み出して、当該受信能力情報を含む応答メッセージをインターネットファクシミリ装置20Aに送信する。このとき、インターネットファクシミリ装置20Aは相手局装置の受信能力情報を受信して、相手局情報テーブル8bに格納する。次いで、インターネットファクシミリ装置20Aは、送信する画像データを、相手局情報テーブル8bに格納された相手局装置の受信能力情報に適合するように変換し、変換後の画像データをインターネットファクシミリ装置20Bに送信する。これに応答して、インターネットファクシミリ装置20Bは送信されてくる画像データを受信し、受信完了時又はエラー発生時にその受信結果(インターネットファクシミリ装置20Aからみれば、送信結果)を含むメッセージをインターネットファクシミリ装置20Aに送信し、当該セッション110の接続を終了させる。
【0058】
この第8の実施例においては、インターネットファクシミリ装置20Aは、1つのセッション110の中で、相手局装置の受信能力情報の要求及びその応答の受信と、画像データの送信、その送信結果の受信とを実行している。以上の第8の実施例においては、相手局装置の能力が記憶されているないときに例えばSIPを用いて送信しているが、本発明はこれに限らず、緊急を要しないとき(急がないとき)や送信結果が直ちに必要な場合において、例えばSIPを用いて送信してもよい。
【0059】
図11は、図1のインターネットファクシミリ装置20の主制御部1によって実行される、第9の実施例に係るフルモードのインターネットファクシミリ20A,20B間の画像データとその送信結果の通信手順を示すシーケンス図である。
【0060】
図11において、送信側のインターネットファクシミリ装置20Aは、例えばSIPなどの呼制御プロトコルを用いて受信側のインターネットファクシミリ装置20Bとの間でインターネット40を介したセッション111の接続を確立し、送信すべき画像データをインターネットファクシミリ装置20Bに送信する。これに応答して、インターネットファクシミリ装置20Bは送信されてくる画像データを受信して、当該セッション111の接続を終了させる。次いで、インターネットファクシミリ装置20Bは、上記画像データの受信結果(インターネットファクシミリ装置20Aからみれば、送信結果)を含む電子メールをインターネットファクシミリ装置20Aに送信する。
【0061】
この第9の実施例においては、インターネットファクシミリ装置20Aは、セッション111の接続中において、画像データを送信し、その送信結果を電子メールで受信している。
【0062】
図12は、図1のインターネットファクシミリ装置20の主制御部1によって実行される、第9の実施例の変形例に係るフルモードのインターネットファクシミリ20A,20B間の画像データとその送信結果の通信手順を示すシーケンス図である。
【0063】
図12において、送信側のインターネットファクシミリ装置20Aは、例えばSIPなどの呼制御プロトコルを用いて受信側のインターネットファクシミリ装置20Bとの間でインターネット40を介したセッション112の接続を確立し、送信すべき画像データをインターネットファクシミリ装置20Bに送信する。これに応答して、インターネットファクシミリ装置20Bは送信されてくる画像データを受信して、当該セッション112の接続を終了させる。次いで、インターネットファクシミリ装置20Aは、上記画像データの送信結果(インターネットファクシミリ装置20Bからみれば、受信結果)を要求する要求メッセージを含む電子メールをインターネットファクシミリ装置20Bに送信する。これに応答して、インターネットファクシミリ装置20Bは、上記画像データの受信結果の応答メッセージを含む電子メールをインターネットファクシミリ装置20Aに送信する。
【0064】
この第9の実施例の変形例においては、インターネットファクシミリ装置20Aは、セッション112の接続中において、画像データを送信した後、電子メールでその送信結果を相手局装置であるインターネットファクシミリ装置20Bに対して要求して、電子メールでその送信結果の応答を受信している。
【0065】
図13は、図1のインターネットファクシミリ装置20の主制御部1によって実行される、第10の実施例に係るフルモードのインターネットファクシミリ20A,20B間の画像データとその送信結果の通信手順を示すシーケンス図である。
【0066】
図13において、送信側のインターネットファクシミリ装置20Aは、送信する画像データを含む電子メールを受信側のインターネットファクシミリ装置20Bに送信する。これに応答して、インターネットファクシミリ装置20Bは、例えばSIPなどの呼制御プロトコルを用いてインターネットファクシミリ装置20Aとの間でインターネット40を介したセッション113の接続を確立した後、上記画像データの受信結果(インターネットファクシミリ装置20Aからみれば、送信結果)を含む電子メールをインターネットファクシミリ装置20Aに送信して、当該セッション113の接続を終了させる。
【0067】
この第10の実施例においては、インターネットファクシミリ装置20Aは、画像データを含む電子メールを送信した後、その送信結果を相手局装置であるインターネットファクシミリ装置20Bから呼制御プロトコルによるセッション113の中で受信している。
【0068】
図14は、図1のインターネットファクシミリ装置20の主制御部1によって実行される、第10の実施例の変形例に係るフルモードのインターネットファクシミリ20A,20B間の画像データとその送信結果の通信手順を示すシーケンス図である。
【0069】
図14において、送信側のインターネットファクシミリ装置20Aは、送信する画像データを含む電子メールを受信側のインターネットファクシミリ装置20Bに送信する。次いで、インターネットファクシミリ装置20Aは、例えばSIPなどの呼制御プロトコルを用いてインターネットファクシミリ装置20Bとの間でインターネット40を介したセッション114の接続を確立した後、上記画像データの送信結果(インターネットファクシミリ装置20Bからみれば、受信結果)を要求する要求メッセージを含む電子メールをインターネットファクシミリ装置20Bに送信する。これに応答して、インターネットファクシミリ装置20Bは、上記画像データの受信結果(インターネットファクシミリ装置20Aからみれば、送信結果)を含む電子メールをインターネットファクシミリ装置20Aに送信して、当該セッション114の接続を終了させる。
【0070】
この第10の実施例の変形例においては、インターネットファクシミリ装置20Aは、画像データを含む電子メールを送信した後、呼制御プロトコルによるセッション113において、その送信結果を相手局装置であるインターネットファクシミリ装置20Bに対して要求し、その応答結果を受信している。
【0071】
図15は、図1のインターネットファクシミリ装置20の主制御部1によって実行される、第11の実施例に係るフルモードのインターネットファクシミリ20A,20B間の画像データとその送信結果の通信手順を示すシーケンス図である。
【0072】
図15において、送信側のインターネットファクシミリ装置20Aは、例えばSIPなどの呼制御プロトコルを用いて受信側のインターネットファクシミリ装置20Bとの間でインターネット40を介したセッション115の接続を確立した後、送信する画像データをインターネットファクシミリ装置20Bに送信する。これに応答して、インターネットファクシミリ装置20Bは、上記画像データの受信結果(インターネットファクシミリ装置20Aからみれば、送信結果)を含むメッセージをインターネットファクシミリ装置20Aに送信して、当該セッション115の接続を終了させる。
【0073】
この第11の実施例においては、インターネットファクシミリ装置20Aは、呼制御プロトコルの1つのセッション115において、画像データを送信した後、その送信結果を相手局装置であるインターネットファクシミリ装置20Bから受信している。
【0074】
図16は、図1のインターネットファクシミリ装置20の主制御部1によって実行される、第12の実施例に係るフルモードのインターネットファクシミリ20A,20B間の画像データとその送信結果の通信手順を示すシーケンス図である。
【0075】
図16において、送信側のインターネットファクシミリ装置20Aは、例えばSIPなどの呼制御プロトコルを用いて受信側のインターネットファクシミリ装置20Bとの間でインターネット40を介したセッション116Aの接続を確立した後、送信する画像データをインターネットファクシミリ装置20Bに送信して、当該セッション116Aを終了させる。次いで、インターネットファクシミリ装置20Bは、例えばSIPなどの呼制御プロトコルを用いてインターネットファクシミリ装置20Aとの間でインターネット40を介したセッション116Bの接続を確立した後、上記画像データの受信結果(インターネットファクシミリ装置20Aからみれば、送信結果)を含むメッセージをインターネットファクシミリ装置20Aに送信して、当該セッション116Bの接続を終了させる。
【0076】
この第12の実施例においては、インターネットファクシミリ装置20Aは、呼制御プロトコルの1つのセッション116Aにおいて、画像データを送信した後、別のセッション116Bにおいて、その送信結果を相手局装置であるインターネットファクシミリ装置20Bから受信している。
【0077】
以上の実施例において、呼制御プロトコルとしてSIPを用いているが、上述のような、装置間で直接接続可能な通信プロトコルを用いてセッションの接続を確立して、画像データやメッセージの送受信を実行してもよい。
【0078】
以上説明したように、第3の実施例のごとく、第1の態様に係るインターネットファクシミリ装置20によれば、主制御部1は、相手局装置のIPの電話番号に基づいて、呼制御プロトコルを用いて相手局装置と接続し、上記相手局装置と接続した後、相手局装置の画像データに関する受信能力情報及び利用可能なデータ転送プロトコル情報を含む相手局情報を受信し、上記受信した相手局情報を上記IPの電話番号に対応付けてコンパクトフラッシュ(登録商標)8内の相手局情報テーブル8bに格納する。次いで、主制御部1は、上記相手局情報を受信した後に、送信する画像データを上記受信能力情報に適合するように変換し、変換後の画像データを上記利用可能なデータ転送プロトコルを用いて相手局装置へ送信するように制御する。従って、相手局装置のIPの電話番号に基づいて、所定の呼制御プロトコルを用いて相手先装置と接続しているので、リアルタイムで通信することができ、相手局装置の受信能力情報等を問い合わせるための所要時間を従来技術に比較して短縮することができる。これにより、全体の通信時間を短縮することができる。また、受信した相手局情報を相手局情報テーブル10bに格納しているので、それ以降の画像データの送信の際に活用して、相手局装置が利用可能なデータ転送プロトコルを指定し、相手局装置の受信能力に適合した画像データを相手局装置に送信することができる。
【0079】
また、第4の実施例のごとく、第2の態様に係るインターネットファクシミリ装置20によれば、主制御部1は、相手局装置の電子メールアドレスに基づいて、相手局装置の画像データに関する受信能力情報及びインターネットプロトコル(IP)の電話番号を含む相手局情報を要求する電子メールを送信し、上記相手局情報及び利用可能なデータ転送プロトコル情報を含む電子メールを受信し、上記受信した上記相手局情報を上記IPの電話番号に対応付けてコンパクトフラッシュ(登録商標)8内の相手局情報テーブル8bに格納する。次いで、主制御部1は、上記相手局情報を受信した後に、相手局装置のIPの電話番号に基づいて、呼制御プロトコルを用いて相手局装置と接続し、上記相手局装置と接続した後、送信する画像データを上記受信能力情報に適合するように変換し、変換後の画像データを上記利用可能なデータ転送プロトコルを用いて相手局装置へ送信するように制御する。従って、電子メールを用いて相手局装置の受信能力情報を要求して受信し、受信した相手局情報を相手局情報テーブル10bに格納しているので、それ以降は相手局装置の受信能力情報を要求して受信する必要はなく、その分、通信時間を短縮することができる。また、受信した受信能力情報を、それ以降の画像データの送信の際に活用して、相手局装置が利用可能なデータ転送プロトコルを指定し、相手局装置の受信能力に適合した画像データを相手局装置に送信することができる。
【0080】
さらに、第5と第6の実施例のごとく、第3の態様に係るインターネットファクシミリ装置20によれば、主制御部1は、
(a)上記直接接続可能な通信プロトコルを用いて相手局装置へ画像データを送信する第1の送信方法と、
(b)相手局装置の電子メールアドレスに基づいて、電子メールサーバを介在させて相手局装置へ画像データを送信する第2の送信方法と
のうち、一方の送信方法を選択し、選択した送信方法を用いて画像データを送信し、失敗した場合には他方の送信方法を用いて上記画像データを送信するように制御する。また、主制御部1は、送信する画像データを、相手局情報テーブル8bに格納された相手局装置の受信能力情報に適合するように変換し、変換後の画像データを上記第1又は第2の送信方法を用いて相手局装置へ送信するように制御する。従って、画像データの送信に失敗したときに、代替の送信方法を確保して画像データを確実に送信することができる。また、相手局情報を相手局情報テーブル10bに格納しているので、それ以降の画像データの送信の際に活用して、相手局装置の受信能力に適合した画像データを相手局装置に送信することができる。
【0081】
また、第7と第8の実施例のごとく、第4の態様に係るインターネットファクシミリ装置20によれば、主制御部1は、
(a)相手局装置の識別情報に基づいて、上記直接接続可能な通信プロトコルを用いて相手局装置へ画像データを送信する第1の送信方法と、
(b)相手局装置の電子メールアドレスに基づいて、電子メールサーバを介在させて相手局装置へ画像データを送信する第2の送信方法と
を有する。また、主制御部1は、画像データを送信するときに相手局装置に対応した受信能力情報が相手局情報テーブル8bに記憶されているとき上記第2の送信方法を選択する一方、記憶されていないとき上記第1の送信方法を選択する。そして、主制御部1は、上記選択された送信方法を用いて画像データを相手局装置へ送信するように制御する。ここで、もし上記第2の送信方法が選択されたときに、送信する画像データを、相手局情報テーブル8b記憶された相手局装置の受信能力情報に対応した画像データに変換した後に、変換した画像データを相手局装置へ送信する。一方、もし上記第1の送信方法が選択されたときに、相手局装置と接続した後に受信能力情報を受信して相手局情報テーブル8bに記憶し、上記受信した受信能力情報に対応した画像データに変換した後に、変換した画像データを相手局装置へ送信するように制御する。従って、画像データを送信するときに相手局装置に対応した受信能力情報が相手局情報テーブル8bに記憶されているか否かに応じて、適切に送信方法を変更することができる。また、受信能力情報が記憶されていないときは、その情報を相手局装置に対して要求して記憶し、それ以降、相手局装置の受信能力情報に適合した適切な画像データを送信することができる。
【0082】
さらに、第9乃至第12の実施例のごとく、第5の態様に係るインターネットファクシミリ装置20によれば、主制御部1は、
(a)相手局装置の識別情報に基づいて、上記直接接続可能な通信プロトコルを用いて画像データを送信する第1の通信方法と、
(b)相手局装置の電子メールアドレスに基づいて、電子メールサーバを介在させて相手局装置へ画像データを送信する第2の通信方法と
を有する。ここで、主制御部1は、上記第1の通信方法又は第2の通信方法のうち、いずれか一方の通信方法を用いて画像データを相手局装置へ送信し、他方の通信方法を用いて画像データの送信結果を相手局装置から受信するように制御する。また、主制御部1は、他方の通信方法を用いて相手局装置へ上記画像データの送信結果を要求し、これに応答して相手局装置からの当該画像データの送信結果を他方の通信手段を用いて受信するように制御する。従って、緊急を要するときに用いる直接接続可能な通信プロトコルを用いる第1の通信方法と、緊急を要しないときに用いる電子メールを用いる第2の通信方法とを選択的に使い分けることができ、柔軟な運用を行うことができる。また、画像データの送信結果を相手局装置に対して要求して受信することができる。
【0083】
<変形例>
以上の実施形態においては、インターネットファクシミリ装置20の例について述べているが、本発明はこれに限らず、公衆電話網又は公衆デジタル回線網などの公衆網に接続された、例えば電話機、データ通信装置、通信端末装置などを含む画像通信装置に適用することができる。
【0084】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明に係る画像通信装置によれば、相手局装置の識別情報に基づいて、相手局装置と当該装置間で直接的に接続可能な通信プロトコルを用いて画像データを送信する第1の通信手段と、相手局装置の電子メールアドレスに基づいて、電子メールサーバを介在させて相手局装置へ画像データを送信する第2の通信手段と、相手局装置毎に受信能力情報を記憶する記憶手段と、上記第1の通信手段又は第2の通信手段のうち、いずれか一方の通信手段を用いて画像データを相手局装置へ送信し、他方の通信手段を用いて画像データの送信結果を相手局装置から受信するように制御する制御手段を備える。ここで、好ましくは、上記制御手段は、他方の通信手段を用いて相手局装置へ上記画像データの送信結果を要求し、これに応答して相手局装置からの当該画像データの送信結果を他方の通信手段を用いて受信するように制御する。
【0085】
従って、緊急を要するときに用いる直接接続可能な通信プロトコルを用いる第1の通信方法と、緊急を要しないときに用いる電子メールを用いる第2の通信方法とを選択的に使い分けることができ、柔軟な運用を行うことができる。また、画像データの送信結果を相手局装置に対して要求して受信することができる。
【0086】
また、上記画像通信装置において、好ましくは、上記一方の通信手段は上記第1の通信手段であり、上記他方の通信手段は上記第2の通信手段である。もしくは、好ましくは、上記一方の通信手段は上記第2の通信手段であり、上記他方の通信手段は上記第1の通信手段である。前者の場合において、受信側で配信や印刷などの処理に時間がかかるような場合に有効であり、後者の場合においては、処理結果を送信側で少しでも早く知りたいような場合に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態であるインターネットファクシミリ装置20の構成を示すブロック図である。
【図2】従来技術に係るフルモードのインターネットファクシミリ装置20A,20B間の通信手順を示すシーケンス図である。
【図3】図1のインターネットファクシミリ装置20の主制御部1によって実行される、第1の実施例に係るフルモードのインターネットファクシミリ20A,20B間の受信能力情報の交換手順を示すシーケンス図である。
【図4】図1のインターネットファクシミリ装置20の主制御部1によって実行される、第2の実施例に係るフルモードのインターネットファクシミリ20A,20B間の受信能力情報の交換手順を示すシーケンス図である。
【図5】図1のインターネットファクシミリ装置20の主制御部1によって実行される、第3の実施例に係るフルモードのインターネットファクシミリ20A,20B間の受信能力情報の交換手順及び画像データとその送信結果の通信手順を示すシーケンス図である。
【図6】図1のインターネットファクシミリ装置20の主制御部1によって実行される、第4の実施例に係るフルモードのインターネットファクシミリ20A,20B間の受信能力情報の交換手順及び画像データとその送信結果の通信手順を示すシーケンス図である。
【図7】図1のインターネットファクシミリ装置20の主制御部1によって実行される、第5の実施例に係るフルモードのインターネットファクシミリ20A,20B間の画像データとその再送信の通信手順を示すシーケンス図である。
【図8】図1のインターネットファクシミリ装置20の主制御部1によって実行される、第6の実施例に係るフルモードのインターネットファクシミリ20A,20B間の画像データとその再送信の通信手順を示すシーケンス図である。
【図9】相手局装置の受信能力情報が相手局情報テーブル8bに記憶されているとき、図1のインターネットファクシミリ装置20の主制御部1によって実行される、第7の実施例に係るフルモードのインターネットファクシミリ20A,20B間の画像データの通信手順を示すシーケンス図である。
【図10】相手局装置の受信能力情報が相手局情報テーブル8bに記憶されていないとき、図1のインターネットファクシミリ装置20の主制御部1によって実行される、第8の実施例に係るフルモードのインターネットファクシミリ20A,20B間の受信能力情報の交換手順及び画像データとその送信結果の通信手順を示すシーケンス図である。
【図11】図1のインターネットファクシミリ装置20の主制御部1によって実行される、第9の実施例に係るフルモードのインターネットファクシミリ20A,20B間の画像データとその送信結果の通信手順を示すシーケンス図である。
【図12】図1のインターネットファクシミリ装置20の主制御部1によって実行される、第9の実施例の変形例に係るフルモードのインターネットファクシミリ20A,20B間の画像データとその送信結果の通信手順を示すシーケンス図である。
【図13】図1のインターネットファクシミリ装置20の主制御部1によって実行される、第10の実施例に係るフルモードのインターネットファクシミリ20A,20B間の画像データとその送信結果の通信手順を示すシーケンス図である。
【図14】図1のインターネットファクシミリ装置20の主制御部1によって実行される、第10の実施例の変形例に係るフルモードのインターネットファクシミリ20A,20B間の画像データとその送信結果の通信手順を示すシーケンス図である。
【図15】図1のインターネットファクシミリ装置20の主制御部1によって実行される、第11の実施例に係るフルモードのインターネットファクシミリ20A,20B間の画像データとその送信結果の通信手順を示すシーケンス図である。
【図16】図1のインターネットファクシミリ装置20の主制御部1によって実行される、第12の実施例に係るフルモードのインターネットファクシミリ20A,20B間の画像データとその送信結果の通信手順を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
1…主制御部、
2…画像読取部、
3…画像記録部、
4…表示部、
5…操作部、
6…ROM、
7…SRAM、
8…コンパクトフラッシュ(登録商標)、
8a…自局情報テーブル、
8b…相手局情報テーブル、
8c…画像データメモリ領域、
10…ファックスモデム、
11…NCU、
12…インターフェース回路、
13…バス、
20、20A,20B…インターネットファクシミリ装置、
30…LAN、
31…メールサーバ装置、
32…ルータ装置、
40…インターネット、
50…公衆電話網、
103,104,105A,105B,106A,106B,107,108,110,111,112,113,114,115,116A,116B…セッション、
L…公衆電話回線。

Claims (6)

  1. 相手局装置の識別情報に基づいて、相手局装置と当該装置間で直接的に接続可能な通信プロトコルを用いて画像データを送信する第1の通信手段と、相手局装置の電子メールアドレスに基づいて、電子メールサーバを介在させて相手局装置へ画像データを送信する第2の通信手段と、相手局装置毎に受信能力情報を記憶する記憶手段と、上記第1の通信手段又は第2の通信手段のうち、いずれか一方の通信手段を用いて画像データを相手局装置へ送信し、他方の通信手段を用いて画像データの送信結果を相手局装置から受信するように制御する制御手段を備えたことを特徴とする画像通信装置。
  2. 上記一方の通信手段は上記第1の通信手段であり、上記他方の通信手段は上記第2の通信手段であることを特徴とする請求項1記載の画像通信装置。
  3. 上記一方の通信手段は上記第2の通信手段であり、上記他方の通信手段は上記第1の通信手段であることを特徴とする請求項1記載の画像通信装置。
  4. 上記制御手段は、他方の通信手段を用いて相手局装置へ上記画像データの送信結果を要求し、これに応答して相手局装置からの当該画像データの送信結果を他方の通信手段を用いて受信するように制御することを特徴とする請求項1乃至3のうちのいずれか1つに記載の画像通信装置。
  5. 上記第1の通信手段を用いて画像データの送信結果を相手局装置から受信するときに、上記通信プロトコルを用いた接続のための発信側装置は、当該画像通信装置又は上記相手局装置であることを特徴とする請求項1乃至4のうちのいずれか1つに記載の画像通信装置。
  6. 上記通信プロトコルは、
    (a)ITU−T勧告のT.38に規定された通信プロトコルと、
    (b)SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)と
    (c)HTTP(Hypertext Transfer Protocol)と、
    (d)FTP(File Transfer Protocol)と、
    (e)SIP(Session Initiation Protocol)と
    のうちのいずれか1つであることを特徴とする請求項1乃至5のうちのいずれか1つに記載の画像通信装置。
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