JP3547579B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は画像処理装置に係り、特にオフィスや部屋等における省スペース化に適した画像処理装置に関する。
近年、中央処理装置(CPU)の性能の向上に伴って、大量のデータを迅速に処理可能となった。これにより画像処理技術が急速に進歩し、それに伴って業務用や個人ユーザ用として画像読取り装置が急速に普及している。
【0002】
しかしながら、オフィスや個人の部屋は一般に狭溢であり、特に都市部においては空間の制約が著しく、画像読取り装置や画像形成装置の作業空間の大きなことが大きな問題となっており、よって空間の有効利用の観点からの改善が望まれている。
【0003】
【従来の技術】
従来の画像読取り装置には、オート・ドキュメント・フィード(ADF)タイプ、フラットベッドタイプ、及び両者の複合型がある。
図19は、現在個人ユーザに多く使われているフラットベッドタイプの画像読取り装置を示す。このフラットベッドタイプの画像読取り装置は、原稿ガラス72上に原稿を置き、原稿押さえカバー71を被せて原稿を覆い、図示しないスイッチを入れると読取りヘッド(キャリア)73が前後に移動して原稿ガラス72上の原稿の画像を逐次読み取るものである。
【0004】
この装置の場合、机の上のスペースを専有し、スペース効率が悪く、また原稿は一枚ずつセットしなければならず、作業効率が悪い。又、その都度原稿をセットして装置を操作する必要があり、前面の作業領域が開いている必要がある。
図20は、ADFタイプとフラットベッドタイプとの複合型の画像読取り装置を示す。このタイプの装置は、一般に多く普及している。この装置ではホッパ部74上に原稿をまとめて置くと、搬送部76により原稿が送られて画像読取り部73によって原稿が読み取られる。読取りの終わった原稿は、スタッカ部75に排出されて逐次積み重なって集積される。
【0005】
この装置の場合、複数枚の原稿が自動的に連続給紙し処理されるので、作業は非常に効率的である。しかし、上面と側面にホッパ部74とスタッカ部75が突出しており、作業領域に広い空間を必要とするため、設置場所に制約を受け、この面での改善が求められている。
図21は図20のADFタイプとフラットベッドタイプとの複合型タイプの装置を改善したものであり、スタッカ部75をホッパ部74の下側に設けたものである。これによりホッパ部75上に置かれた原稿は搬送部76により取り込まれ、U字型のシートガイドにより反転されて画像読取り部73上を通過する際に画像読取り部73によって読み取られる。読み取られた原稿は、反転したままの状態で、ホッパ部74の下側にあるスタッカ部75に集積される。
【0006】
これにより、前述のスタッカ部75が画像読取り装置の側面に突出し広い作業領域を必要とする欠点は解消されたが、装置上面には、フラットベッドタイプの装置と同じように、上面にホッパ部74があり、原稿をおく必要があるために装置上面に物を置くことができない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このように、現在一般に使用されている画像読取り装置は、ホッパ部74やスタッカ部75が装置の上部や側面に飛出しており、作業領域を広く取られるので、オフィス空間の有効利用の観点から改善が求められている。又、システム的にも画像読取り装置が広い空間を必要とするため、身近に設置することが困難であった。
【0008】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、オフィス空間の有効利用を可能としうる画像処理装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明では、次の手段を講じたことを特徴とするものである。
請求項1記載の発明に係る画像処理装置では、
開口部を有する箱型ケースと、
前記開口部に引き出し可能に配設されており、情報の入力処理を行なうフラットベッド型のイメージスキャナ部とを具備する画像処理装置において、
前記箱型ケース内に前記イメージスキャナ部の移動を案内する案内フレームを設けると共に、前記イメージスキャナ部の両側部に前記案内フレームと係合する一対のレール部を配設し、
かつ、前記一対のレール部の内一方を前記イメージスキャナ部に対し回動可能な構成としたことを特徴とするものである。
【0010】
また、請求項2記載の発明では、
開口部を有する箱型ケースと、
前記開口部に引き出し可能に配設されており、情報の入力処理を行なうフラットベッド型のイメージスキャナ部とを具備する画像処理装置において、
前記開口部の開口高さを前記イメージスキャナ部の高さに対して大きく設定し、前記イメージスキャナ部に原稿を装着した状態で前記イメージスキャナ部を前記箱型ケース内に収納可能な構成としたことを特徴とするものである。
【0011】
また、請求項3記載の発明では、
開口部を有する箱型ケースと、
前記開口部に引き出し可能に配設されており、情報の入力処理を行なうフラットベッド型のイメージスキャナ部とを具備する画像処理装置において、
前記イメージスキャナ部に原稿カバーを設けると共に、該原稿カバーと前記イメージスキャナ部が前記箱型ケースに対し独立して引き出し可能な構成としたことを特徴とするものである。
【0022】
上記した手段は、次のように作用する。
請求項1記載の発明によれば、
箱型ケース内にイメージスキャナ部の移動を案内する案内フレームを設けると共に、イメージスキャナ部の両側部に案内フレームと係合する一対のレール部を配設することにより、イメージスキャナ部は案内フレームに案内されて引き出し及び収納動作を行なうため、イメージスキャナ部の移動を円滑化することができる。
また、一対のレール部の内一方をイメージスキャナ部に対し回動可能な構成としたことにより、例えばイメージスキャナ部の移動等に伴い案内フレームに振れが発生しても、この振れはイメージスキャナ部に対し回動可能な構成とされたレール部が変位することにより吸収される。よって、上記の振れに起因して案内フレーム或いはレール部に変形が発生することを防止でき、イメージスキャナ部の円滑な移動を保持することができる。
【0023】
請求項2記載の発明によれば、
イメージスキャナ部を箱型ケース内に収納した状態で入力処理を行なうことができる。
【0024】
請求項3記載の発明によれば、
原稿カバーをイメージスキャナ部と独立して箱型ケースに引き出し可能な構成とすることにより、原稿の特性に応じ必要な時のみ原稿カバーを引き出して入力処理を行なうことが可能となる。よって、原稿に対応した入力処理を行なうことが可能となり、入力処理を容易に行なうことができる。また、原稿カバーの不使用時には、原稿カバーは箱型ケース内に収納されるため、上記不使用時において原稿カバーが入力処理の邪魔になるようなことはない。
【0037】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態について図面と共に説明する。
図1は本発明の第1実施例である画像処理装置1Aを示している。同図に示す画像処理装置1Aはスキャナー装置であり、情報が記録された媒体(以下、原稿という)から情報を光学的に読み取り、これをコンピュータに供給するものである。この画像処理装置1Aは、大略すると箱型ケース2、イメージスキャナ部3、及び原稿カバー4等により構成されている。
【0038】
尚、図1において、(A)はイメージスキャナ部3をケース2から引き出し原稿カバー4を開いた状態を示す図、(B)はイメージスキャナ部3をケース2に収納した状態を示す図、(C)はイメージスキャナ部3をケース2から引き出し原稿カバー4を閉じた状態を示す図である。
ケース2は、その内部にイメージスキャナ部3を収納しうる構成とされている。また、ケース2のフロント面には開口部5が形成されており、イメージスキャナ部3はこの開口部5から引き出し及び収納が行われる構成とされている。更に、ケース2の内部には、後述するプリント基板18,電源装置19(図3参照)等の情報入力処理を行なうための各種機器及び装置が配設されている。
【0039】
また、イメージスキャナ部3は、原稿に記録されている情報を光学的に読み取るものであり、本発明ではフラットベッド型としていることを特徴としている。このイメージスキャナ部3の上面には原稿ガラス6が設けられており、原稿はこの原稿ガラス6上に載置された状態で入力処理が行われる。
原稿カバー4は原稿ガラス6上に載置された原稿を覆う機能を奏しており、この原稿カバー4を用いることにより外乱光がイメージスキャナ部3の内部に侵入することを防止できる。また、原稿カバー4を用いることにより原稿を原稿ガラス6に均一に押圧し密着することができるため、良好な入力処理を行うことが可能となる。
【0040】
また本実施例では、この原稿カバー4はイメージスキャナ部3に配設された構成とされている。このように、原稿カバー4をイメージスキャナ部3に設けたことにより、情報入力処理が終了してイメージスキャナ部3をケース2に収納する際、原稿カバー4も合わせて箱型ケースに収納される。このため、情報入力処理の終了後における画像処理装置1Aのコンパクト化を図ることができる(図1(B)参照)。
【0041】
上記のように本実施例に係る画像処理装置1Aは、イメージスキャナ部3はケース2に形成された開口部5に引き出し可能に配設されており、情報入力時にはイメージスキャナ部3をケース2から引き出して入力処理を行う。また、イメージスキャナ部3はフラットベッド型であるため、入力しようとする情報が記録された原稿は、ケース2ではなくイメージスキャナ部3に載置して情報入力を行うこととなる。
【0042】
よって、画像処理装置1Aの上面(即ち、ケース2の上面)には情報入力を行うための構成要素は存在せず、よって画像処理装置1Aの上面に他の構成物(例えば、ディスプレイ装置,プリンタ装置等)を置くことが可能となる。また、入力処理が終了した後は、イメージスキャナ部3はケース2内へ収納されるので、画像処理装置1Aの上方の空間のみならず、前後左右の空間も有効に利用することができる。これにより、画像処理装置1Aの設置場所の選択に自由度が増し、オフィス等の省スペース化が可能となる。
【0043】
続いて、図2を用いてイメージスキャナ部3の内部構成について、また図3を用いてケース2の内部構成について説明する。
先ず、イメージスキャナ部3の内部構成について説明する。図2(A)はイメージスキャナ部3の内部構成を示す平面図であり、図2(B)はイメージスキャナ部3の内部構成を示す正面図である。
【0044】
イメージスキャナ部3の内部には、原稿を光学的に読み取るためのスキャナヘッド7が設けられている。スキャナヘッド7は、奥部側(図中、矢印Y1で示す側)に設けられたガイドシャフト16と、手前側(図中,矢印Y1で示す側)に設けられたガイドレール17とに両端部を移動可能に支持されており、ベルト13、プーリ14a,14b及びモータ15等により構成される駆動機構により、図中矢印X1,X2方向に移動可能な構成とされている。
【0045】
このスキャナヘッド7は、複数のミラー8a〜8d,CCD9,レンズ10,インバータ11,及び光源12等を内設している。光源12で発生した光は、原稿ガラス6を介して原稿に照射され、その反射光はミラー8a〜8d,レンズ10を介してCCD9に入射される。そして、CCD9で情報を含む反射光は光−電気変換されて外部機器へ出力される。
【0046】
ここで、イメージスキャナ部3を構成する各構成物の配置に注目する。先ず、駆動機構に注目すると、駆動機構を構成するベルト13、プーリ14a,14b及びモータ15等、及びガイドシャフト16はイメージスキャナ部3内の奥部側(Y1側)に集約的に配設されている。この駆動機構は、ベルトテンションを張る必要性から『コ』の字型の金具等でステー上にユニット化されており、比較的重量が大きな構成物である。また、ガイドシャフト16も金属性のシャフトであり、重量は大である。よって、これらの重量物である駆動機構及びガイドシャフト16をイメージスキャナ部3内の奥部側(Y1側)に集約的に配置することにより、イメージスキャナ部3の重心を奥部に移動させることができる。
【0047】
また、スキャナヘッド7は図示されるように縮小光学系の例であるが、通常では結像光学系の内部の反射ミラー8a〜8dの配置を、並行に配置させるところを、本実施例ではミラー8dの角度を45度程付けて光軸の像面をイメージスキャナ部3の奥部に位置させる構成とされている。また、スキャナヘッド7に配設され、光源12(蛍光灯等)の駆動部となるインバータ11も重量が大なる部品であるが、このインバータ11の配設位置もスキャナヘッド7の奥部に位置が設定されている。このように、スキャナヘッド7の重心位置を奥部に位置させる構成とすることにより、スキャナヘッド7が配設されるイメージスキャナ部3の重心を奥部に移動させることができる。
【0048】
一方、ケース2に注目すると、ケース2内に配設される構成物の内、重量が大きいものはプリント基板18と電源装置19である。本実施例では、図3に示されるように、この重量物であるプリント基板18及び電源装置19をケース2の奥部側(Y1側)に集約的に配置した構成としている。これにより、ケース2の重心を奥部に移動させることができる。尚、イメージスキャナ部3のハウジングはモールド成形された軽量のものである。
【0049】
ところで、本実施例に係る画像処理装置1Aは、イメージスキャナ部3をケース2から手前に引き出し、更にイメージスキャナ部3上に原稿を搭載して読み取りを行う構成とされている。また、原稿は辞書等の重量の大きな物があり、また本等のとじしろ部分が浮く原稿については、原稿を押して原稿ガラス6に密着させることが行われる。
【0050】
従って、画像処理装置1Aの構成ではどうしても、イメージスキャナ部3が手前に倒れやすくなる。倒れを防ぐ方法としてケース2の重量を増やす方法が考えられるが、この構成とした場合には、近年のOA機器に対する軽量化,小型化,及び低コスト化の流れと相反することとなる。
しかるに、上記したように本実施例に係る画像処理装置1Aでは、重量の大なる機器をイメージスキャナ部3の引き出し方向に対し奥部に集約的に配設したことにより、ケース2及びイメージスキャナ部3の重心を共に奥部に位置させることができる。このように、ケース2及びイメージスキャナ部3の重心を共に奥部に位置させることにより、画像処理装置1A全体としての重心も奥部に位置することとなり、イメージスキャナ部3を引き出した状態においても前倒れの発生を抑制することができる。
【0051】
続いて、本発明の第2実施例について説明する。
図4は本発明の第2実施例である画像処理装置1B,1Cを示している。尚、図4において、図1乃至図3を用いて説明した第1実施例に係る画像処理装置1Aと同一構成については、同一符号を付してその説明を省略する。尚、以下説明する各実施例においても、図1乃至図3を用いて説明した第1実施例に係る画像処理装置1Aと同一構成については、同一符号を付してその説明を省略するものとする。
【0052】
図4(A),(B)に示す画像処理装置1B,1Cは、共に原稿カバー4Aをイメージスキャナ部3に配設した構成とされているが、前記した第1実施例に係る画像処理装置1Aでは原稿カバー4がイメージスキャナ部3の側部を回転中心として開蓋動作したのに対し、本実施例では原稿カバー4Aがイメージスキャナ部3の奥部を回転中心として開蓋動作するよう構成したことを特徴とするものである。
【0053】
本実施例の構成とすることにより、情報の入力処理が終了しイメージスキャナ部3をケース2に収納する際、仮に原稿カバー4Aが開いた状態となっていても、収納動作に伴い原稿カバー4Aが開口部5の上部と係合することにより自動的に閉蓋される。よって、原稿カバー4Aがケース2と衝突することを防止することができる。
【0054】
図4(A)に示す画像処理装置1Bは、開口部5の開口高さがイメージスキャナ部3の高さと略同一とした構成とされている。この構成では、原稿の厚さが薄いものであれば、原稿をイメージスキャナ部3に装着したままの状態でケース2内に収納し、この収納状態で情報の入力処理を行うことができる。
これに対し、図4(B)に示す画像処理装置1Cは、開口部5Aの開口高さがイメージスキャナ部3の高さに対し所定量(図中、矢印Hで示す)だけ大きくされた構成としている。このように、開口部5Aの開口高さを大きく設定し、イメージスキャナ部3の上部に間隙部(H)が形成されるよう構成したことにより、本等の厚さが大なる原稿に対し入力処理を行う場合でも、イメージスキャナ部3をケース2内に収納した状態で入力処理を行うことができる。
【0055】
続いて、本発明の第3実施例について説明する。
図5及び図6は本発明の第3実施例である画像処理装置1Eを示している。図5はイメージスキャナ部3をケース2から引き出した状態の画像処理装置1Eを示しており、また図6は画像処理装置1Eに設けられる原稿カバー4Bの要部を示している。
【0056】
前記した各実施例に係る画像処理装置1A〜1Cに設けられた原稿カバー4,4Aは、それぞれ一枚板状の構成とされていた。これに対し、本実施例に係る画像処理装置1Eでは、原稿カバー4Bの少なくとも2箇所以上に、折り曲げ支点20を形成したことを特徴とするものである。
この折り曲げ支点20は、他の部位に比べて肉厚が薄くされており、これにより原稿カバー4Bは折り曲げ支点20の形成位置において折り曲げ可能な構成となる(図6(A)に詳しい)。但し、折り曲げ支点20は、他の部位に比べて肉厚が薄くされているが、折り曲げにより容易に分断されない所定の強度を有するよう構成されいる。
【0057】
本実施例のように、原稿カバー4Bに折り曲げ支点20を形成して折り曲げ可能な構成とすることにより、厚さが大なる原稿の入力処理を行う際、原稿カバー4Bを原稿に沿って折り曲げることが可能となる。よって、確実に原稿をカバーすることができ、外乱光の侵入防止を図ることができると共に、原稿を確実に原稿ガラス6に密着させることができ、良好な入力処理を行うことができる。
【0058】
また、図6(A),(B)に示されるように、原稿カバー4Bには掛止片21が形成されており、この掛止片21はイメージスキャナ部3のハウジングに形成されたフック部22に対し着脱可能な構成とされている。即ち、原稿カバー4Bはイメージスキャナ部3に対して着脱可能な構成とされている。
従って、原稿の厚さが非常に厚く、却って原稿カバー4Bが入力処理の邪魔になるような場合、及び複数の原稿を早急に入力処理したいような場合には、原稿カバー4Bをイメージスキャナ部3から取り外すことにより、効率的な入力処理を行うことが可能となる。
【0059】
続いて、本発明の第4実施例について説明する。
図7及び図8は本発明の第4実施例である画像処理装置1Fを示している。図7はイメージスキャナ部3をケース2に収納した状態の画像処理装置1Fを示しており、また図8は図7におけるB−B線に沿う部分切截図であり、かつイメージスキャナ部3をケース2から引き出した状態を示している。
【0060】
前記した各実施例に係る画像処理装置1A〜1C,1Eに設けられた原稿カバー4,4A,4Bは、それぞれイメージスキャナ部3に取り付けられた構成とされており、よってイメージスキャナ部3の引き出し及び収納動作に伴って原稿カバー4,4A,4Bも引き出し及び収納される構成とされていた。
これに対し、本実施例に係る画像処理装置1Eでは、原稿カバー4Cをケース2に引き出し可能な構成で設けたことを特徴とするものである。即ち、原稿カバー4Cとイメージスキャナ部3とは別個の構成とされており、よってイメージスキャナ部3の引き出し及び収納動作に拘わらず、原稿カバー4Cをケース2から引き出し或いは収納することが可能となる。
【0061】
上記構成とするため、ケース2には原稿カバー4Cを収納するカバー収納部24が形成されている。そして、原稿カバー4Cはカバー収納部24の手前側端部に形成されたカバー用開口部23からケース2の外部に引き出される構成とされている。また、原稿カバー4Cの奥部には両側部に突出するアーム25が形成さると共に、カバー用開口部23の両側部にはアーム25と係合し、それ以上の原稿カバー4Cの引き出しを禁止するロック部24aが形成されている(図8参照)
【0062】
ところで、厚い書籍を原稿とし、かつその複数ページを入力しようとした場合、原稿カバー4Cが却って邪魔になることがある。即ち、上記のような厚い原稿を入力する場合には、入力操作者が書籍をイメージスキャナ部3の原稿ガラス6に押しつけて入力処理を行うため、原稿カバー4Cが存在すると、却って原稿カバーが入力の邪魔になる。
【0063】
このような場合、本実施例のように原稿カバー4Cをケース2に引き出し可能な構成とすることにより、原稿の特性に応じ必要な時のみ原稿カバー4Cを引き出して入力処理を行うことが可能となる。よって、原稿に対応した入力処理を行うことが可能となり、入力処理を容易に行うことができる。また、原稿カバー4Cの不使用時には、原稿カバー4Cはケース2内に収納されるため、上記不使用時において原稿カバー4Cが入力処理の邪魔になるようなことはない。
【0064】
また、本実施例に用いる原稿カバー4Cにも折り曲げ支点20が形成されている。上記のように原稿カバー4Cをケース2に引き出し可能な構成とした画像処理装置1Fでは、イメージスキャナ部3の引き出し位置と原稿カバー4Cの引き出し位置とが異なるため、原稿カバー4Cを引き出した状態において、イメージスキャナ部3と原稿カバー4Cとの間に段差が生じる。しかるに、原稿カバー4Cに少なくとも2箇所以上の折り曲げ支点20を形成し、折り曲げ可能な構成とすることにより、確実に原稿カバー4Cをイメージスキャナ部3に密着させることができる(図8参照)。
【0065】
続いて、本発明の第5実施例及び第6実施例について説明する。
図9は本発明の第5実施例である画像処理装置1Gを示しており、また図10は本発明の第6実施例である画像処理装置1Hを示している。第5及び第6実施例は、それぞれイメージスキャナ部3をケース2に対して自動的に引き出し及び収納動作するよう構成したことを特徴とするものである。
【0066】
図9に示す画像処理装置1Gでは、イメージスキャナ部3の底面に平行配設された一対のラック26が設けられている。この一対のラック26の内、一方のラック26(図中、左側のラック)には、ピニオン31が噛合している。また、このピニオン31は、ベルト30を介してモータ29に接続されている。よって、モータ29が回転駆動することによりピニオン31は回転し、これによりモータ29の回転方向に従い、イメージスキャナ部3はケース2から自動的に引き出し或いは収納される。
【0067】
また、一対のラック26の双方には夫々一対の第2のピニオン27が噛合しており、この一対のピニオン27は軸28により接続された構成とされている。従って、一対のピニオン27は同一回転を行うこととなり、イメージスキャナ部3の移動速度が右側と左側で相違することを防止することができる。これにより、左右における移動速度は均一化し、安定したイメージスキャナ部3の移動動作を実現することができる。
【0068】
また、図10に示す画像処理装置1Hでは、ローディング装置32がケース2に配設されており、このローディング装置32を構成する駆動ギヤ34がイメージスキャナ部3の底面に配設されたラック33に噛合した構成とされている。同図に示す画像処理装置1Hは、ケース2のフロントパネルに設けられたスイッチ44を操作することによりローディング装置32が駆動し、イメージスキャナ部3がケース2から自動的に引き出し或いは収納される構成とされている。
【0069】
上記のようにイメージスキャナ部3をケース2に対して自動的に引き出し及び収納動作しうる構成とすることにより、イメージスキャナ部3の移動操作を容易に行うことができる。尚、イメージスキャナ部3の引き出し及び収納動作は、必ずしも自動動作とする必要はなく、手動動作としても、また自動動作と手動動作を選択的に行いうる構成としてもよい。
【0070】
続いて、本発明の第7実施例乃至第10実施例について説明する。
図11は本発明の第7実施例である画像処理装置1Jを示し、図12は第7実施例の変形例を示し、図13は本発明の第8実施例である画像処理装置1Kを示し、図14は第8実施例の変形例を示し、図15は本発明の第9実施例である画像処理装置1Lを示し、図16は本発明の第10実施例である画像処理装置の要部を示している。
【0071】
前記したように、本発明に係る画像処理装置は、イメージスキャナ部3をケース2から手前に引き出す構成とされているため、どうしてもイメージスキャナ部3が手前に倒れやすくなる。このため、前記した第1実施例では重量の大なる機器をケース2及びイメージスキャナ部3の引き出し方向に対し奥部に集約的に配設し、これにより画像処理装置の重心を奥部に設定することにより、前倒れの発生を抑制する構成とした。
【0072】
しかるに、引き出されたイメージスキャナ部3に重量の重い厚い書籍を載置して入力処理を行う時等は、重心位置を奥部に移動したのみでは十分ではなく、手前に倒れる可能性がある。そこで、第7実施例乃至第10実施例では、イメージスキャナ部3の底面に支持脚35A〜35Cを設けることにより、前倒れの発生を防止することを特徴とするものである。以下、各実施例について説明する。
【0073】
図11に示す本発明の第7実施例である画像処理装置1Jは、イメージスキャナ部3の底面に柱状の支持脚35Aを下方に向け突出させた構成としたものである。
この支持脚35Aは、イメージスキャナ部3をケース2に収納する際に邪魔となるため、ケース2に形成された開口部5の支持脚35Aと対向する位置には収納溝部36が形成されている。そして、イメージスキャナ部3の収納動作に伴い支持脚35Aは収納溝部36内に収納される構成とされている。
【0074】
また、イメージスキャナ部3をケース2から引き出した状態において、支持脚35Aは画像処理装置1Jが載置された基台(例えば、机等)に当接し、イメージスキャナ部3を基台上で支持する機能を奏する。よって、イメージスキャナ部3に重量の重い厚い書籍を載置して入力処理を行う時等においても、イメージスキャナ部3は支持脚35Aにより基台上に支持されるため、前倒れの発生を確実に防止することができる。
【0075】
図12に示す第7実施例の変形例では、支持脚35Aの先端部にローラ37を配設したことを特徴とするものである。このように、支持脚35Aにローラ37を設けることにより、イメージスキャナ部3の引き出し動作時及び収納動作時にローラ37は基台上を転動し、よってイメージスキャナ部3の引き出し動作時及び収納動作を円滑に行うことができる。更に、支持脚35Aが直接基台上に当接する構成では、イメージスキャナ部3の移動に伴い支持脚35Aが基台上を摺動し基台に傷が付くおそれがあるが、ローラ37を設けることにより基台に傷が付くことを防止することができる。
【0076】
図13に示す本発明の第8実施例である画像処理装置1Kは、イメージスキャナ部3の底面に柱状の支持脚35Bを支点38を中心に回動可能に設けると共に、上記底面に支持脚35Bを収納する収納凹部39を形成したことを特徴とするものである。
上記構成とすることにより、支持脚35Bをイメージスキャナ部3の底面に対し下方に延出した態様と、収納凹部39内に収納された態様の2態様を選択することが可能となる。よって、イメージスキャナ部3に重量の重い厚い書籍を載置して入力処理を行うような時には、支持脚35Bを収納凹部39から引き出してイメージスキャナ部3の底面から下方に延出した状態とすることにより、前倒れの発生を確実に防止することができる。また、イメージスキャナ部3に軽い原稿を載置して入力処理を行う時には、支持脚35Bを収納凹部39に収納した状態で入力処理を行えばよい。
【0077】
よって、本実施例に係る画像処理装置1Kによれば、重い原稿を入力処理する時でも前倒れの発生を確実に防止することができ、またイメージスキャナ部3の収納時において支持脚35Bが邪魔になることを防止できる。また、開口部5に収納溝部を設ける必要がないため、装置の小型化を図ることができる。
尚、図14に示す第8実施例の変形例では、支持脚35Bの先端部にローラ37を配設し、イメージスキャナ部3の引き出し動作時及び収納動作を円滑に行うと共に、基台に傷が付くことを防止するよう構成したものである。
【0078】
図15に示す本発明の第9実施例である画像処理装置1Lは、前記の第8実施例と同様にイメージスキャナ部3の底面に柱状の支持脚35Bを支点38を中心に回動可能に設けると共に、この支持脚35Bを収納する収納凹部39Bを形成した構成とされている。これに加え、本実施例に係る画像処理装置1Lは、支持脚35Bの長さを調整しうる長さ調整機構43を設けたことを特徴とするものである。
【0079】
長さ調整機構43は、大略すると第2の支持脚40,ネジ41,及び第2の支持脚40の背面側でネジ41と螺合するナット(図示せず)等により構成されている。第2の支持脚40は、図中上下方向に延出形成された長孔42が形成されている。また、ネジ41は支持脚35Bに回転自在に設けられており、第2の支持脚40に形成された長孔42を貫通して第2の支持脚40の背面側に突出している。この第2の支持脚40の背面側から突出したネジ41には、ナットが螺合された構成とされている。
【0080】
上記構成とすることにより、ネジ41を緩めることにより、第2の支持脚40は支持脚35Bに対して伸縮させることができる。そして、所望する長さにおいてネジ41とナットとを締結することにより、第2の支持脚40は支持脚35Bに固定された状態となる。
これにより、基台に凹凸があり、基台のケース2が載置された位置と支持脚35Bが当接する位置とで段差があるような場合でも、長さ調整機構43により支持脚35B,40の長さを調整することが可能となり、よって調整を適宜行うことにより確実に支持脚35B,40を基台に当接させることが可能となる。このため、基台の形状及び状態にかかわらず、支持脚35B,40を確実に基台に当接させることが可能となり、イメージスキャナ部3の前倒れ発生をより確実に防止することができる。尚、図示は省略するが、本実施例においても支持脚40の先端部にローラを配設した構成としてもよいことは勿論である。
【0081】
図16に示す本発明の第10実施例である画像処理装置は、イメージスキャナ部3の底面に支持脚35Cを支点38を中心に回動可能(イメージスキャナ部3の引き出し,収納方向に回動可能)に設けると共に、支持脚35Cをイメージスキャナ部3を支持する支持位置と、収納状態において位置する収納位置とで係止する係止機構45を設けたことを特徴とするものである。
【0082】
係止機構45は、掛止ピン46,バネ47,カム部48等により構成されている。係止ピン46及びバネ47は支持脚35Cの内部に配設されており、バネ47の弾性力により係止ピン46はカム部48に向け弾性付勢されている。また、カム部48は略半円形状を有しており、その頂上部に係止溝49aを、また側部に係止溝49bを形成した構成とされている。
【0083】
前記のように支持脚35Cは支点38を中心に回動する構成とされているが、この回動時において係止ピン46はカム部48の周面と摺接する。そして、係止ピン46が各係止溝49a,49bと対向した時点において、バネ47に付勢された係止ピン46は係止溝49a,49bに進入して係合し、支持脚35Cの回動を規制する。
【0084】
本実施例では、係止ピン46が係止溝49aに係合した状態で、イメージスキャナ部3の底面から支持脚35Cが鉛直下方に延出する位置(支持位置)に係止されるよう構成されている(図16(A),(B)に示す状態)。また、係止ピン46が係止溝49bに係合した状態で、イメージスキャナ部3の底面に沿った引き出し,収納に邪魔にならない位置(収納位置)に係止されるよう構成されている。
【0085】
また一旦、係止ピン46が各係止溝49a,49bに係合した状態となっても、支持脚35Cを強く回動させることにより、係止ピン46と係止溝49a,49bとの係合は解除され、再び支持脚35Cは回動可能な状態となる(図16(C)に示す状態)。
上記構成とすることにより、支持位置に支持脚35Cが係止されている時には、支持脚35Cが不用意に倒れることを防止でき、イメージスキャナ部3に前倒れが発生するのを確実に防止することができる。また、収納時においては支持脚35Cを収納位置に係止することにより、支持脚35Cがイメージスキャナ部3の収納の邪魔になることを防止することができる。
【0086】
続いて、本発明の第11実施例について説明する。
図17及び図18は本発明の第11実施例である画像処理装置1Mを示している。図17はイメージスキャナ部3がケース2内で移動案内される構成を示しており、また図18はイメージスキャナ部3の右側面及び左側面を示している。
本実施例に係る画像処理装置1Mは、ケース2内の両側部で、かつイメージスキャナ部3と対向する部位にイメージスキャナ部3の移動を案内する一対の案内フレーム52が設けられている。また、イメージスキャナ部3の左右両側部にはこの案内フレーム52と係合する一対のレール部50,51が配設されている。
【0087】
図17(B)に示されるように、案内フレーム52及びレール部50,51は夫々断面コ字形状とされている。そして、図17(C)にし示されるように、案内フレーム52とレール部50,51とが係合することにより、レール部50,51は案内フレーム52にその移動を規制され、これによりイメージスキャナ部3はケース2内において移動案内される構成とされている。
【0088】
このように、ケース21内にイメージスキャナ部3の移動を案内する案内フレーム52を設けると共に、イメージスキャナ部3の両側部に案内フレーム52と係合する一対のレール部50,51を配設することにより、イメージスキャナ部3は案内フレーム52に案内されて引き出し及び収納動作を行うため、イメージスキャナ部3の移動を円滑化することができる。
【0089】
ここで、本実施例における各レール部50,51のイメージスキャナ部3に対する取付構造について図18を用い説明する。図18(A)は、右側レール50の取付構造を示している。同図に示されるように、右側レール50は支軸53のみによりイメージスキャナ部3に取り付けられており、かつこの支軸53を中心として回動可能な構成とされている(同図に、回動方向を矢印で示す)。
【0090】
また、図18(B)は左側レール51の取付構造を示している。同図に示されるように、左側レール51は複数の固定ネジ54によりイメージスキャナ部3に固定されており、よって右側レール50と異なり左側レール51は回動不能な構成とされている。
ところで、ケース2は基台上(机上)の必ずしもフラットな場所に設定されるとは限らない。この様な場合、引き出し構造を有するイメージスキャナ部3とケース2の剛性によっては、イメージスキャナ部3のスライド部(即ち、案内フレーム52とレール部50,51との係合部)に負荷が加わることとなる。この場合、案内フレーム52とレール部50,51との間に振れが発生したり、また案内フレーム52とレール部50,51との係合部における摺動抵抗が増大したり、また案内フレーム52或いはレール部50,51が歪んでしまったり、またイメージスキャナ部3に内設されたスキャナヘッド7の動作に支障がでたり、更にはスキャナヘッド7と原稿ガラス6との位置関係がずれて画像品質に影響を与える等の問題点が生じるおそれがある。
【0091】
しかるに、本実施例に係る画像処理装置1Mのように、一方のレール部50をイメージスキャナ部3に対して変位可能な構成とすることにより、ケース2とイメージスキャナ部3との間に緩衝機能を持たせることができる。よって、上記したような問題点を解決することができる
【0092】
【発明の効果】
上述の如く本発明によれば、次に述べる種々の効果を実現することができる。
請求項1記載の発明によれば、イメージスキャナ部の移動を円滑化することができ、また案内フレームに振れが発生したとしても案内フレーム或いはレール部に変形が発生することを防止でき、イメージスキャナ部の円滑な移動を保持することができる。
また、請求項2記載の発明によれば、イメージスキャナ部を箱型ケース内に収納した状態で入力処理を行なうことができる。
【0095】
また、請求項3記載の発明によれば、原稿に対応した入力処理を行なうことが可能となり、入力処理を容易に行なうことができる。また、原稿カバーの不使用時には、原稿カバーは箱型ケース内に収納されるため、上記不使用時において原稿カバーが入力処理の邪魔になることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である画像処理装置を示す構成図であり、(A)はイメージスキャナ部を引き出し原稿カバーを開いた状態を示す図、(B)はイメージスキャナ部を収納した状態を示す図、(C)はイメージスキャナ部を引き出し原稿カバーを閉じた状態を示す図である。
【図2】本発明の第1実施例である画像処理装置に設けられるイメージスキャナ部の内部構造を示す図であり、(A)は平面図,(B)は正面図である。
【図3】本発明の第1実施例である画像処理装置に設けられるケースの内部構造を示す図である。
【図4】本発明の第2実施例である画像処理装置を示す構成図であり、(A)は原稿カバーが奥位置を中心と開蓋する構成とした図であり、(B)は開口部の開口高さを大きく設定した構成を示す図である。
【図5】本発明の第3実施例である画像処理装置を示す構成図である。
【図6】本発明の第3実施例である画像処理装置に設けられる原稿カバーを説明するための図である。
【図7】本発明の第4実施例である画像処理装置を示す構成図である。
【図8】本発明の第4実施例である画像処理装置の部分切截図である。
【図9】本発明の第5実施例である画像処理装置を示す構成図である。
【図10】本発明の第6実施例である画像処理装置を示す構成図である。
【図11】本発明の第7実施例である画像処理装置を示す構成図である。
【図12】本発明の第7実施例である画像処理装置の変形例を示す構成図である。
【図13】本発明の第8実施例である画像処理装置を示す構成図である。
【図14】本発明の第8実施例である画像処理装置の変形例を示す構成図である。
【図15】本発明の第9実施例である画像処理装置を示す構成図である。
【図16】本発明の第10実施例である画像処理装置を示す要部構成図であり、(A)はイメージスキャナ部の底面を示す図、(B)及び(C)は係止機構の動作を説明するための図である。
【図17】本発明の第11実施例である画像処理装置を示す構成図であり、(A)はレール部を示す図、(B)及び(C)はレールとフレームとの係合を説明するための図である。
【図18】本発明の第11実施例である画像処理装置を構成するイメージスキャナ部の要部を示す図であり、(A)は右側面図、(B)は左側面図である。
【図19】従来のフラットベッド型の画像処理装置の一例を示す図である。
【図20】従来のADF型の画像処理装置の一例を示す図である。
【図21】従来のADF型の画像処理装置の他の例を示す図である。
【符号の説明】
1A〜1M 画像処理装置
2 ケース
3 イメージスキャナ部
4,4A〜4C 原稿カバー
5,5A 開口部
7 スキャナヘッド
9 CCD
10 レンズ
14a,14b プーリ
15,29 モータ
16 ガイドシャフト
18 プリント基板
19 電源装置
20 折り曲げ支点
21 掛止片
22 フック部
23 カバー用開口部
24 カバー収納部
25 アーム
26 ラック
27,31 ピニオン
32 ローディング装置
35A〜35C 支持脚
36 収納溝部
37 ローラ
39,39A,39B 収納凹部
40 第2の支持脚
43 長さ調整機構
45 係止機構
46 係止ピン
47 バネ
48 カム部
49a,49b 係止溝
50 右側レール
51 左側レール
52 フレーム
53 支軸
54 固定ネジ

Claims (3)

  1. 開口部を有する箱型ケースと、
    前記開口部に引き出し可能に配設されており、情報の入力処理を行なうフラットベッド型のイメージスキャナ部とを具備する画像処理装置において、
    前記箱型ケース内に前記イメージスキャナ部の移動を案内する案内フレームを設けると共に、前記イメージスキャナ部の両側部に前記案内フレームと係合する一対のレール部を配設し、
    かつ、前記一対のレール部の内一方を前記イメージスキャナ部に対し回動可能な構成としたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 開口部を有する箱型ケースと、
    前記開口部に引き出し可能に配設されており、情報の入力処理を行なうフラットベッド型のイメージスキャナ部とを具備する画像処理装置において、
    前記開口部の開口高さを前記イメージスキャナ部の高さに対して大きく設定し、前記イメージスキャナ部に原稿を装着した状態で前記イメージスキャナ部を前記箱型ケース内に収納可能な構成としたことを特徴とする画像処理装置。
  3. 開口部を有する箱型ケースと、
    前記開口部に引き出し可能に配設されており、情報の入力処理を行なうフラットベッド型のイメージスキャナ部とを具備する画像処理装置において、
    前記イメージスキャナ部に原稿カバーを設けると共に、該原稿カバーと前記イメージスキャナ部が前記箱型ケースに対し独立して引き出し可能な構成としたことを特徴とする画像処理装置。
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