JP3539672B2 - コネクタの端子係止解除構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コネクタハウジング内の係止ランスを治具棒でこじることなく、係止ランスと端子との係合を容易に解除することのできるコネクタの端子係止解除構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図11は、従来のコネクタの端子係止解除構造の一例(実開平7−14577号)を示すものである。
この構造は、合成樹脂製のコネクタハウジング51の上側の開口52から治具棒53を斜めに差し込んで、コネクタハウジング51内の可撓性の係止ランス54をこじり上げて、端子55と係止ランス54との係合を解除させるものである。
【0003】
上側の開口52に隣接して、係止ランス54のこじり方向に停止壁56が設けられ、係止ランス54の過度の変形が防止されている。また、コネクタハウジング51の前端側において、上側の開口52に隣接して、テーパ状の短いガイド面57を有する支持壁58が設けられている。ガイド面57に沿って治具棒53を開口52からコネクタハウジング51内に挿入し、支持壁58を支点として、治具棒53で係止ランス54の先端をこじるようにして持ち上げる。コネクタハウジング51の前端壁59には、係止ランス54を成形するための型抜き孔60が設けられている。
【0004】
コネクタハウジング51には上下二段に端子収容室61が設けられ、上下の各端子収容室61に端子55が背中合わせに収容される。開口52は各端子収容室61の外側に対称に設けられている。係止ランス54は停止壁56と端子55との間に位置している。係止ランス54の内側の突部54aが端子55の係合孔に進入して、端子55が後抜けなく係止される。コネクタハウジング51と端子55とでコネクタ62が構成される。
【0005】
しかしながら、上記従来の構造にあっては、治具棒挿入用の開口52をコネクタハウジング51の上下の外側壁に設けるために、端子収容室61が二段又は一段に限定され、多段(三段以上)の多極コネクタを得ることができないという問題があった。また、コネクタハウジング51の前端壁59に、係止ランス成形用の型抜き孔60があるために、作業者が間違って型抜き孔60に治具棒53を挿入し、端子55をこじって変形させてしまうといった問題があった。
【0006】
一方、図12(a)(b)は、従来のコネクタの端子係止解除構造の他の例を示すものである。
この構造は、コネクタハウジング65の前端壁66に治具棒挿入用の孔部67を設けて、治具棒68を前方からコネクタハウジング65内に水平に挿入し、係止ランス69の先端に係合させて、孔部67の端縁を支点として図12(b) の矢印ロの如く回動させて、係止ランス69をこじり上げることにより、端子70と係止ランス69の係合を解除させるものである。
【0007】
治具棒挿入用の孔部67は係止ランス成形用の型抜き孔を代用したものであり、孔部67はかなり大きなものとなっている。コネクタハウジング65の前端壁66には、治具棒挿入用の孔部67の下側に相手端子挿入用の孔部71が設けられている。端子70は雌型のものであり、孔部71から相手側コネクタ(図示せず)の雄型の端子が挿入されて、端子70に接続される。この構造によれば、端子70の多段配列が可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記図12(a)(b)における従来の構造にあっては、治具棒挿入用の孔部67を係止ランス成形用の大きな型抜き孔で代用しているために、治具棒68の挿入位置が定まらず、係止ランス69のこじり操作を正確に行い難いという問題があった。また、手探りで治具棒68を係止ランス69に突き当てたり、手探りで係止ランス69をこじったりするために、係止ランス69や端子70を傷めやすいという問題があった。また、前例(図11)でもそうであるが、治具棒53,68をこじる動作にテコの原理を応用しているために、必要以上に大きな力が作用しやすく、係止ランス54,69をコネクタハウジング51,65の外側壁56,72に強く押圧することで、係止ランス54,69を変形させてしまうという懸念があった。さらに、治具棒53,68をコネクタハウジング51,65内に挿入してからこじるという二つの動作が必要であるために、係止解除作業が面倒であるという問題があった。
【0009】
本発明は、上記した各従来例の問題点に鑑み、端子を多段に配置できるのは勿論のこと、治具棒を正確に係止ランスにアプローチでき、係止ランスを変形や傷みなく、且つ簡単な操作で、正確に撓ませることができるコネクタの端子係止解除構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、コネクタ内の可撓性の係止ランスで端子を係止し、治具棒を孔部から該コネクタ内に挿入して、該治具棒で係止ランスを係止解除方向に撓ませるコネクタの端子係止解除構造において、前記孔部に続き、且つ前記係止ランスの端に向けて治具棒案内用のガイド板が配置され、該係止ランスの前端部に、該治具棒の先端部に対する摺接用の前下がりの傾斜ガイド面と、前記端子の段部に対する係止突部とが並列に形成され、該係止突部が後下がりの傾斜面を有し、該後下がりの傾斜面が該係止ランスの真直部に続いたことを特徴とする(請求項1)。
前記孔部が前記治具棒をガタ付きなく挿入させるものであることも有効である(請求項2)。また、前記ガイド板に治具棒案内用のガイド溝が形成され、前記孔部の内面と該ガイド溝のガイド面とが同一面に位置することも有効である(請求項3)。また、前記ガイド板が前記係止ランスの先端の近傍まで延長されたことも有効である(請求項4)。
また、前記治具棒の先端部に、前記傾斜ガイド面に対する押接部と、前記係止突部の前端面に対する当接段部とが形成されたことも有効である(請求項)。また、前記押接部に、前記傾斜ガイド面に接する傾斜面が形成されたことも有効である(請求項)。また、コネクタハウジングの前端部に装着するフロントホルダに前記孔部と前記ガイド板とが設けられたことも有効である(請求項)。また、前記端子ガイド板と、該ガイド板に対向する前記端子の先端側の壁部との間に前記治具棒が挿入されて、該治具棒の先端部が前記係止ランスの前記傾斜ガイド面に向かうことも有効である(請求項)。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態の具体例を図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図3は、本発明に係るコネクタの端子係止解除構造の一実施例を示すものである。
図1の如く、合成樹脂製のコネクタハウジング1の前端部に合成樹脂製のフロントホルダ2が設けられ、フロントホルダ2に、コネクタハウジング1内の可撓性の係止ランス3に対する治具棒挿入用の孔部4と、コネクタハウジング1内の端子5に対する相手端子挿入用の孔部6とが設けられている。
【0012】
治具棒挿入用の孔部4の内径は治具棒7の外径に合わせて設定されている。正確には孔部4の内径は治具棒7の外径よりも僅かに大きく設定されている。孔部4は係止ランス3の先端(前端)に対向して配置されている。孔部4の中心線(図示せず)は係止ランス3の水平な真直部12の中心線と平行に位置している。孔部4はフロントホルダ2の前端壁8の厚さと同一の長さで、前端壁8に対して垂直に形成されている。孔部4の内径と長さとは治具棒7をガタ付き(振れ)なく真直に支持できる程度のものである。
【0013】
また、孔部4の下側内面と同一平面上に、フロントホルダ2から係止ランス3の前端側に向けてガイド板9が突設されている。ガイド板9の延長線(図示せず)と係止ランス3の真直部12の延長線(図示せず)とは平行に位置する。ガイド板9は係止ランス3の先端の近傍まで真直に延長されている。ガイド板9はフロントホルダ2の前端壁8に対して垂直に形成され、孔部4の長さよりもかなり長く(孔部4の長さの二倍程度の長さに)形成されている。孔部4とガイド板9とは係止ランス3の撓み方向とは直交する方向に延びている。
【0014】
図2にも示す如く、係止ランス3は先端側にテーパ状の傾斜ガイド面10を有している。傾斜ガイド面10は治具棒挿入用の孔部4(図1)に対向している。傾斜ガイド面10の始端10aは係止ランス3の下面に極めて近接している。すなわち、係止ランス3の先端部は傾斜ガイド面10によって略くさび状に尖っている。これにより、治具棒7の先端が傾斜ガイド面10に確実に接触する。
【0015】
傾斜ガイド面10の終端10bは係止ランス3の頂部とほぼ一致し、終端10bは傾斜ガイド面10とは逆向きの勾配で後側の傾斜面11に続き、傾斜面11は係止ランス3の基部側の真直部12(図1)の上面に続いている。図1の如く、基部側の真直部12は前記ガイド板9の上面側のガイド面13の延長線上に位置して、コネクタハウジング1に一体に続いている。コネクタハウジング1の下側の外側壁14と係止ランス3との間にはランス撓み空間15が設けられている。ガイド板9は外側壁14の内側に挿入され、ガイド板9の先端はランス撓み空間15に対向して位置している。
【0016】
図2の如く、係止ランス3の傾斜ガイド面10の側方には並列に台形状ないし矩形状の係止突部16が一体に形成され、係止突部16は後側の傾斜面18を経て真直部17に続き、傾斜面18と真直部17とは段差19を介して傾斜ガイド面10の後側の傾斜面11と真直部12(図1)とに並列に続いている。係止突部16が端子5(図1)の下側の段部20(図1)に係合して、端子5を後抜けなく係止する。傾斜ガイド面10の頂部(10b)と係止突部16の頂部とはほぼ同じ高さ、ないしは係止突部16の方がやや高く設定されている。係止ランス3を正面から見た場合、幅方向の一方に傾斜ガイド面10が位置し、他方に係止突部16が位置する。
【0017】
図1の如く、治具棒7の先端部には、係止ランス3の傾斜ガイド面10に対するテーパ状の傾斜面21を有する押接部25と、係止突部16(図2)の前端面(先端面)16aに対する当接段部22とが形成されている。治具棒7の後端側は大径なグリップ23に続いている。コネクタハウジング1と端子5とフロントホルダ2とでコネクタ24が構成される。
【0018】
治具棒7はコネクタ24の前端側から孔部4に挿入され、孔部4の内面4aと同一平面のガイド板9のガイド面13に沿って、図3の矢印イの如く端子5の長手方向に真直に進入する。ガイド板9と、ガイド板9に対向する端子5の先端側の壁部28との間に治具棒7が挿入される。図3において、治具棒7は全長の大部分の長さの範囲でガイド板9と孔部4の内面4a(図1)とに隙間なく接触している。これは孔部4の内径が治具棒7の外径とほぼ同程度の寸法に設定されているからに他ならない。
【0019】
治具棒7はガタ付きや振れなく、係止ランス3の傾斜ガイド面10に向けて挿入される。そして、治具棒7の先端部すなわち下向きの傾斜面21が係止ランス3の上向きの傾斜ガイド面10に摺接しつつ、係止ランス3を撓み空間15側に下向きに押圧して撓ませる。これにより、係止突部16(図2)と端子5の段部20との係合が解除される。治具棒7をコネクタハウジング1内に直線的に進入させるという一動作で、係止ランス3が確実に押し下げられ、端子5の係止が簡単に解除される。治具棒7を挿入した状態で端子付きの電線(図示せず)を後方に引っ張ることで端子5が抜き出される。
【0020】
図4〜図6は、上記係止ランス3と治具棒7の構造を示す説明図(上面図)である。
図4の如く、フロントホルダ2の治具棒挿入用の孔部4(本例で孔部4は矩形状に形成されている)はガイド板9のガイド面13に同一平面で且つ同一幅で続いている。孔部4の中心線(図示せず)は係止ランス3の傾斜ガイド面10側にやや偏心して位置している。孔部4の内径d1 よりも係止ランス3の幅S1 が広く形成され、係止ランス3は全長に渡って同一の幅S1 で形成されている。
【0021】
図5の如く、治具棒7の外径D1 は孔部4の内径d1 にほぼ等しい(正確には孔部4の内径d1 が若干大きい)。治具棒7の先端部には係止ランス3の傾斜ガイド面10に対する押接部25が突出形成され、押接部25の側方は矩形状に切欠されている。押接部25の長さL1 は傾斜ガイド面10の長さL2 にほぼ等しく、押接部25の幅S2 は傾斜ガイド面10の幅S3 よりもやや小さい。押接部25に隣接する切欠部26の前端面すなわち当接段部22は係止ランス3の係止突部16の垂直な前端面16aに平行に対向している。
【0022】
図6の如く、治具棒7の先端側の押接部25が係止ランス3の傾斜ガイド面10に摺接して係止ランス3を押し下げ、端子5(図3)の係止が解除された状態で、治具棒7の切欠部26(図5)の前端面すなわち当接段部22が係止ランス3の係止突部16の前端面16aに当接する。これにより、治具棒7がそれ以上押し込まれることがなく、係止ランス3を必要以上に撓ませることが回避され、係止ランス3の変形が防止される。
【0023】
治具棒7の当接段部22が係止ランス3の前端面16aに当接すると同時に、グリップ23の前端面23aをフロントホンダ2の前端壁8に当接させることも可能であり、これにより、係止ランス3の長手方向への不必要な押圧が防止される。
【0024】
図7〜図10は、前記端子5(図3)を多段に収容可能なコネクタハウジング31とそれに対応するフロントホルダ32の実施形態をそれぞれ示すものである。図1と同一の構成部分には同一の符号を用いて説明する。
【0025】
図7の如く、合成樹脂製のコネクタハウジング31には多段(本例で四段)に端子収容室33が設けられている。各端子収容室33の底壁34と一体に且つ底壁34の延長線上に可撓性の係止ランス3が形成され、係止ランス3が底壁34の一部を兼ねている。端子収容室33の長手方向の中間部には、端子二重係止用のスペーサ(図示せず)に対する挿入孔35が形成されている。
【0026】
コネクタハウジング31の前端部において係止ランス3の前方には、端子収容室33とほぼ同じ幅の開口36(図8)が設けられている。開口36は係止ランス3の成形時の型抜き孔を兼ねている。
【0027】
左右の各端子収容室33は隔壁37(図8)で隔てられ、隔壁37の下端は係止ランス3の上端と同じ高さに位置している。係止ランス3は図2で示した如く幅方向の一方に傾斜ガイド面10(図8)を有し、他方に係止突部16を有している。コネクタハウジング31の前端部には、外周壁38(図8)で囲まれた大きな開口39が形成され、開口39に図9のフロントホルダ32が嵌合される。開口39の側縁に、フロントホルダ32に対する係止部40が形成されている。
【0028】
図9の如く、フロントホルダ32の前端壁8には、各端子収容室33(図7)に対応する複数の端子挿入用の孔部6が整列して設けられている。孔部6の周囲には、相手側コネクタ(図示せず)の雄端子に対するガイドテーパ面41が形成されている。前端壁8の周囲に、コネクタハウジング31(図8)の係止部40に対する係合突部42が形成されている。前端壁8には、端子挿入用の孔部6の下側において治具棒挿入用の矩形状の孔部4が整列して設けられている。孔部4は、係止ランス3(図8)の傾斜ガイド面10の位置に対応して端子挿入用の孔部6の片側寄りに偏心して配置されている。
【0029】
図10の如く、フロントホルダ32の前端壁8の裏面側に、治具棒案内用のガイド板9が複数段に突出して設けられている。各ガイド板9は並列な各治具棒挿入用の孔部4の下側に沿って前端壁8の幅方向に連続して形成されている。各ガイド板9は前端壁8に対して直角に且つ水平に突出している。
【0030】
各ガイド板9には、各治具棒挿入用の孔部4に対応して、孔部4と同一幅の凹字状のガイド溝43が形成され、ガイド溝43の底面であるガイド面13が孔部4の下側の内面と同一平面上に続いている。孔部4の両側面はガイド溝43の両側面に真直に続いている。ガイド溝43は孔部4からガイド板9の先端(後端)に達するまで直線的に形成されている。図10で、42は、コネクタハウジング31(図8)に対する係合突部、45は、位置決め用のガイド突部である。
【0031】
図7の如く、フロントホルダ32の各ガイド板9はコネクタハウジング31の前端側の開口39から係止ランス3に向けて挿入される。各ガイド板9の先端下側には、挿入性を良くするためのテーパ面46が形成されている。フロントホルダ32をコネクタハウジング31に装着した状態で、各ガイド板9は図1の如く係止ランス3の前端のやや下側に近接して対向する。以下、治具棒7を挿入して係止ランス3を係止解除方向に撓ませて、端子5(図1)の係止を解除する動作は図1〜図6と同様であるので説明を省略する。
【0032】
図7に示す多段多極型のコネクタハウジング31においては、最下段の係止ランス3の下側に外側壁14(図1)は設けられていない。コネクタハウジング31の上部には、相手側の雌型のコネクタハウジング(図示せず)に対するロックアーム47が設けられている。本例のコネクタハウジング31は雄型のものである。コネクタハウジング31とフロントホルダ32と端子5(図1)とで多段式の多極コネクタが構成される。
【0033】
なお、図1における治具棒7の先端側の傾斜面21は係止ランス3の傾斜ガイド面10に治具棒7をよりスムーズに摺接させるのに役立っているが、傾斜面21を形成しない場合でも、係止ランス3に傾斜ガイド面10がある限り、治具棒7の先端部を傾斜ガイド面10に摺接させつつ係止ランス3を係止解除方向に撓ませることが可能である。また、本例の治具棒7は矩形状に形成し、ガイド板9に対して面接触させることで、直進性を高めて、係止ランス3に対する治具棒7の位置ずれを防止しているが、治具棒挿入用の孔部4の内径をほぼ治具棒7の外径と同じにして、且つ孔部4の長さを長くすることで、断面円形の治具棒(図示せず)と円形の孔部でも十分に対応可能である。
【0034】
また、係止ランス3は、図2の如く係止突部16と傾斜ガイド面10とを並列に形成して、端子5(図1)の係止と係止解除とを別々に行わせて、係止と係止解除の信頼性を高めているが、傾斜ガイド面10の頂部10bに係止突部の作用をさせて、頂部10bで端子5(図1)を係止させることも可能であり、この場合は係止ランス3の幅寸法がほぼ半減され、コネクタハウジング1の幅方向のコンパクト化とファインピッチ化に役立つ。また、コネクタハウジング1は図7のような多段式のものに限らず、単段式のものであってもよく、フロントホルダ2,32は各コネクタハウジング1,31の形状に応じて形成可能である。
【0035】
また、樹脂成形技術上で可能であれば、フロントホルダ2,32をコネクタハウジング1,31と一体化させ、フロントホルダを一体化させたコネクタハウジング(図示せず)に治具棒挿入用の孔部4やガイド板9を形成してもよい。また、係止ランス3は例えばスペーサ(図示せず)に設ける等して、コネクタハウジング1,31とは別体のものであってもよい。また、本文中における上下の方向の定義付けはあくまでも実施例に限ったものであり、コネクタ24の使用状態においては上記した上下が180°反転したり、90°反転したりすることもあり得る。
【0036】
【発明の効果】
以上の如く、請求項1又は記載の発明によれば、治具棒が孔部を経てガイド板によって係止ランスの先端部に向けて真直に且つ確実に案内され、治具棒の先端部が係止ランスの傾斜ガイド面に摺接しつつ、係止ランスを係止解除方向に撓ませるから、治具棒の挿入操作(一つの操作)のみで簡単に且つ確実に端子の係止を解除することができる。また、従来のような係止ランスのこじり動作を全く行う必要がないから、係止ランスの傷付きや変形が確実に防止される。また、係止ランスの先端に対向して治具棒挿入用の孔部を設けたから、コネクタ内に端子を多段に配置できる。また、傾斜ガイド面とは独立した係止突部によって端子の係止が確実に行われ、端子の係止力が増大する。
【0037】
また、請求項2記載に発明によれば、治具棒が孔部内でガタ付かないから、治具棒の挿入方向が正確に規定され、治具棒の先端部が係止ランスの先端部に正確にアプローチされる。それにより、従来の手探りの治具棒操作で治具棒で係止ランスや端子を傷付けたり変形させたりする恐れがなくなる。また、請求項3記載の発明によれば、ガイド溝に沿って治具棒が係止ランスに正確に案内されるから、請求項2と同様に係止ランスや端子を傷付けたり変形させたりする恐れが確実になくなる。また、請求項4記載の発明によれば、ガイド板と係止ランスとの間で治具棒が位置ずれする危険が最小限に抑えられるから、アプローチが一層正確化する。
【0038】
また、請求項5記載の発明によれば、押接部が係止ランスを係止解除方向に撓ませ、端子の係止が解除された状態で、当接段部が停止突部に当接して、治具棒のそれ以上の押し込み操作をできなくするから、係止ランスの撓ませ過ぎが防止され、係止ランスの変形が確実に防止される。また、請求項記載の発明によれば、治具棒の傾斜面が係止ランスの傾斜ガイド面にスムーズに摺接することで、係止解除操作が小さな力で楽に行われる。また、請求項記載の発明によれば、コネクタハウジングとは別体のフロントホルダに孔部を設けたことで、コネクタハウジングの係止ランス成形用の大きな型抜き孔とは関係なく、小さな径の治具棒挿入用の孔部を設定することができ、それにより請求項2の効果が発揮される。すなわち治具棒が孔部内でガタ付かず、治具棒の挿入方向が正確に規定され、治具棒の先端部が係止ランスの先端部に正確にアプローチされ、それにより、従来の手探りの治具棒操作で治具棒で係止ランスや端子を傷付けたり変形させたりする恐れがなくなる。また、別体のフロントホルダにガイド板を設けることで、孔部とガイド板とを繋ぎ目なく完全に連続して形成することができ、治具棒のスムーズな挿入と正確な位置決めとが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクタの端子係止解除構造の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】係止ランスを示す斜視図である。
【図3】端子の係止を解除した状態を示す縦断面図である。
【図4】係止ランスと治具棒挿入用の孔部の構造を示す説明図(上面図)である。
【図5】係止ランスと治具棒の構造を示す説明図(上面図)である。
【図6】同じく治具棒で係止ランスを撓ませた状態を示す説明図(上面図)である。
【図7】コネクタハウジングとフロントホルダの一形態を示す縦断面図である。
【図8】同じくコネクタハウジングを示す正面図である。
【図9】フロントホルダを示す正面図である。
【図10】フロントホルダを示す斜視図である。
【図11】一従来例を示す縦断面図である。
【図12】(a)(b)は他の従来例を操作順に示す縦断面図である。
【符号の説明】
1,31 コネクタハウジング
2,32 フロントホルダ
3 係止ランス
4 孔部
5 端子
7 治具棒
9 ガイド板
10 傾斜ガイド面
13 ガイド面
16 係止突部
21 傾斜面
22 当接段部
25 押接部
28 壁部
43 ガイド溝

Claims (8)

  1. コネクタ内の可撓性の係止ランスで端子を係止し、治具棒を孔部から該コネクタ内に挿入して、該治具棒で係止ランスを係止解除方向に撓ませるコネクタの端子係止解除構造において、
    前記孔部に続き、且つ前記係止ランスの端に向けて治具棒案内用のガイド板が配置され、該係止ランスの前端部に、該治具棒の先端部に対する摺接用の前下がりの傾斜ガイド面と、前記端子の段部に対する係止突部とが並列に形成され、該係止突部が後下がりの傾斜面を有し、該後下がりの傾斜面が該係止ランスの真直部に続いたことを特徴とするコネクタの端子係止解除構造。
  2. 前記孔部が前記治具棒をガタ付きなく挿入させるものであることを特徴とする請求項1記載のコネクタの端子係止解除構造。
  3. 前記ガイド板に治具棒案内用のガイド溝が形成され、前記孔部の内面と該ガイド溝のガイド面とが同一面に位置することを特徴とする請求項1又は2記載のコネクタの端子係止解除構造。
  4. 前記ガイド板が前記係止ランスの先端の近傍まで延長されたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のコネクタの端子係止解除構造。
  5. 前記治具棒の先端部に、前記傾斜ガイド面に対する押接部と、前記係止突部の前端面に対する当接段部とが形成されたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のコネクタの端子係止解除構造。
  6. 前記押接部に、前記傾斜ガイド面に接する傾斜面が形成されたことを特徴とする請求項5記載のコネクタの端子係止解除構造。
  7. コネクタハウジングの前端部に装着するフロントホルダに前記孔部と前記ガイド板とが設けられたことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載のコネクタの端子係止解除構造。
  8. 前記端子ガイド板と、該ガイド板に対向する前記端子の先端側の壁部との間に前記治具棒が挿入されて、該治具棒の先端部が前記係止ランスの前記傾斜ガイド面に向かうことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載のコネクタの端子係止解除構造。
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