JP3507937B2 - 弾性ブッシュ - Google Patents

弾性ブッシュ

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JP3507937B2 JP04573597A JP4573597A JP3507937B2 JP 3507937 B2 JP3507937 B2 JP 3507937B2 JP 04573597 A JP04573597 A JP 04573597A JP 4573597 A JP4573597 A JP 4573597A JP 3507937 B2 JP3507937 B2 JP 3507937B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に自動車のサス
ペンション機構に組込まれて使用される弾性ブッシュに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車等の車両のサスペンシ
ョンにおいては、車体とサスペンションの連結部位、例
えば車輪を支持するサスペンションのアーム部材と車体
側メンバとの連結部位には、緩衝を目的としての弾性ブ
ッシュが使用されている。
【0003】例えば、図6に示すような自動車のトーシ
ョンビーム式サスペンションにおいて、トレーリングア
ーム(60)は、その前端のブッシュ部(61)で車体
側に枢支され、後端部で車輪(70)を回転可能に支持
するもので、前記ブッシュ部(61)は車両内外方向の
ブッシュ軸(図示省略)により支持される弾性ブッシュ
(A1)を備えている。
【0004】前記の弾性ブッシュ(A1)は、図7に示
すように、同心的に配置した金属製の内筒(101)と
外筒(102)とが、両筒間に加硫接着手段により配さ
れたゴム弾性体(103)を介して結合されてなるもの
で、通常、外筒(102)には前記トレーリングアーム
等のアーム部材(106)の端部に圧入手段等により固
定され、内筒(101)にブッシュ軸が挿入されて使用
される。
【0005】この弾性ブッシュの軸方向のバネ特性を上
げるために、少なくとも一方側の端部に、内外両筒(1
01)(102)にそれぞれ軸方向位置を異にしてフラ
ンジ(111)(121)を設けるとともに、この両フ
ランジ(111)(121)間にゴム弾性体(103)
のフランジ部分(131)を一体に延設した形態のもの
がある。
【0006】また図8のように、前記と同構造の二つの
ブッシュ(110)(110)をフランジを有さない端
部の側を相対向させてアーム部材(106)に対し圧入
して構成することも考えられている。
【0007】
【発明か解決しようとする課題】前記のフランジを有す
るタイプの弾性ブッシュ(A1)の場合、軸方向のバネ
特性は改善されるものの、アーム部材(106)の図中
矢印方向の揺動によりこじりが生じることがある。
【0008】例えば、図6のトレーリングアーム(6
0)における弾性ブッシュ(A1)は、ブッシュ軸を中
心に上下に揺動可能に該アームを支持するものである
が、該アームとブッシュ軸を含む平面(略水平面)内で
も該アームが揺動することがあり、この揺動により弾性
ブッシュ(A1)にこじりが生じる。
【0009】このようなこじりが生じると、弾性ブッシ
ュ(A1)のアーム部材(106)の延在方向に対向す
る部位において、ゴム弾性体(103)の前記フランジ
部分(131)の圧縮、引張による変形(歪)が大きく
なり、例えばフランジ部分(131)の外周部のはみ出
しが生じたり過度の引張力が作用し、その繰返しによる
疲労により、耐久性が低下するといった問題がある。
【0010】特に、実開昭60−194638号公報に
みられるように、使用状況に応じて求められる軸直角方
向のバネ特性の調整、改善のために、内外両筒間のゴム
弾性体の相対向位置に「すぐり」と称する空所を設け
て、該すぐり部分が存する軸直角方向のバネ定数を低く
するようにした場合も、フランジを有するタイプのブッ
シュの場合には、前記同様の問題が生じる。
【0011】本発明は、上記に鑑みてなしたものであ
り、軸方向および軸直角方向のバネ特性を良好に維持し
て、しかも前記のアーム部材の揺動によるこじり力によ
るゴム弾性体の圧縮、引張による歪の低減効果に優れ、
耐久性を向上できるとともに、ばね特性の調整が容易な
弾性ブッシュを提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は上記
の課題を解決するものであり、請求項1の発明は、内筒
と外筒の間にゴム弾性体が介設されるとともに、一端部
にフランジが設けられ、アーム部材に取付けられてなる
弾性ブッシュであって、ゴム弾性体のフランジ部分に
は、前記アーム部材の延在方向に内筒を挟んで相対向す
両側部位にのみ、それぞれえぐり部が設けられてなる
ことを特徴とする。
【0013】この弾性ブッシュであると、アーム部材か
らのこじりによる歪が大きくなるアーム部材の延在方向
内筒を挟んで相対向する両側部位にのみ、それぞれ
ぐり部が設けられているため、前記アーム部材の揺動に
よるこじり力をえぐり部で吸収でき、ゴム弾性体のフラ
ンジ部分に大きな圧縮、引張が働かず、歪が小さくな
り、耐久性が向上する。一方、軸方向および軸直角方向
に対しては、本来のばね特性を維持できる。
【0014】また請求項2の発明は、前記の弾性ブッシ
ュにおいて、アーム部材がサスペンションアームであ
り、ゴム弾性体の本体部の車両上下方向の位置にすぐり
部が設けられてなることを特徴とする。
【0015】この弾性ブッシュによると、サスペンショ
ンアームの延在方向に対向してえぐり部が位置するた
め、該アームが略水平面で揺動することによるこじり力
を有効に吸収して、耐久性向上に有利な構造となり、ま
たすぐり部が車両上下方向に有するために、サスペンシ
ョンアームの上下振動を柔らかい所望のばね定数で吸収
し、乗り心地を改善できる。
【0016】請求項3の発明は、前記の請求項1または
2に記載のブッシュ二つを、フランジ部を有さない端部
の側を相対向させてアーム部材に取付けられてなること
を特徴とする。
【0017】この場合、アーム部材に取付けられた状態
において、その両端部にえぐり部を有するフランジが設
けられた形態になるため、弾性ブッシュとしてのばね特
性、すなわち軸方向および軸直角方向のばね特性、さら
にはこじりに対するばね特性を改善でき、その調整、設
定が容易になる。
【0018】請求項4の発明は、前記の二つのブッシュ
を対向させる場合において、一方のブッシュの内筒に他
方のブッシュの内筒を圧入して結合したものである。
【0019】この場合、両ブッシュの組合せ結合が容易
になる上、この内筒の圧入量により、ゴム弾性体のフラ
ンジ部分に対し引張歪の低減を目的とする予備圧縮を与
えることが容易に可能になり、その予備圧縮量の調整も
容易になる。
【0020】
【発明の実施の形態】次の本発明の実施の形態を図面に
基いて説明する。
【0021】図1は、本発明の第1の実施例の弾性ブッ
シュ(A)を示す断面図であり、図2は同弾性ブッシュ
(A)の正面図である。
【0022】この弾性ブッシュ(A)は、同心的に配置
された金属製の円筒状の内筒(1)と外筒(2)とが、
これら両筒間に加硫接着手段により配された筒状のゴム
弾性体(3)を介して一体的に結合されてなり、その軸
方向の一端部にはフランジ(8)が設けられている。す
なわち、前記内筒(1)は外筒(2)より長く形成さ
れ、この内筒(1)と外筒(2)の端部に軸方向位置を
異にして所要の間隔を存してフランジ(11)(21)
が設けられるとともに、両フランジ(11)(21)に
挟まれた形でゴム弾性体(3)のフランジ部分(31)
が延設されており、これらが前記フランジ(8)を構成
する。
【0023】そして、前記外筒(2)がサスペンション
のトレーリングアーム等のアーム部材(6)の端部に圧
入手段等により取付けられている。内筒(1)には車体
側部材に支持されるブッシュ軸(図示省略)が挿入され
る。
【0024】前記のゴム弾性体(3)のフランジ部分
(31)には、内筒(1)を挟んで相対向する両側部
位、特にアーム部材(6)によるこじり力が作用したと
きの歪が大きくなるアーム部材(6)の延在方向に対向
する部位に、それぞれ外周側からのアール曲面での凹入
によるえぐり部(4)(4)が設けられている。
【0025】前記えぐり部(4)の周方向ひろがり角度
が、90°より大きくなると、軸方向のばね定数が低く
なってフランジ部を設けたことによる効果が小さくな
り、また45°の角度より小さくなると、前記のこじり
力吸収の効果が小さくなるので、前記えぐり部(4)
は、図2のように周方向に軸心を中心とした45°〜9
0°の角度範囲(E)のひろがり(長さ)を持つものと
する。
【0026】前記のえぐり部(4)については、その断
面を拡大して示す図3において、断面における最深部の
点(P)の曲率半径(Re)を1mm以上とし、さらに
外筒(2)の内周面から前記最深部の点(P)までの距
離(C)、および内筒(1)のフランジ(11)の内側
面から前記最深部の点(P)までの距離(D)につい
て、それぞれゴム弾性体(3)のフランジ部分(31)
の厚み(T)、内外両筒(1)(2)間の間隔(B)に
対し、次の条件を満足する形態に設定しておくのがよ
い。 0.2B≦C≦0.8B D≦0.5T (ただし、T>30mm)
【0027】すなわち、最深部の点(P)の曲率半径
(Re)が、1mm未満になると、該部分から亀裂が生
じ易くなる。また、外筒の内周面から前記最深部の点
(P)までの距離(C)が、0.2Bより小さいと、え
ぐり部が浅くなって期待する効果が得られず、また0.
8Bより大きいと、えぐり部が深くなりすぎて圧縮が作
用したときに座屈が生じ易くなり、耐久性に問題が生じ
る。また、内筒のフランジ面から最深部の点(P)まで
の距離(D)が、0.5Tを越えると、やはり圧縮時に
座屈が生じ易くなり、好ましくない。
【0028】図の(5)(5)は、内外両筒(1)
(2)間のゴム弾性体(3)の本体部(32)内部に設
けた軸心と平行に延びるすぐり部であり、このすぐり部
(5)(5)は、前記アーム部材(6)が、図6に示す
車両前後方向に延在するトレーリングアーム等のサスペ
ンションアームである場合において、図1および図2の
ように前記本体部(32)の車両上下方向の位置に相対
向して設けられる。これにより、車両上下方向にはばね
定数が低く設定される。
【0029】このすぐり部(5)は、周方向に軸心より
みて120°以下(通常、60〜120°)の角度範囲
(F)に設定される。また、すぐり部(5)としては、
図のようにゴム弾性体(3)を軸方向に貫通させて設け
ておく場合のほか、軸方向に貫通させずに設けておく場
合もある。またゴム弾性体(3)の外周部に外筒(2)
内周面に接する凹部の形で設けておくこともできる。
【0030】上記した実施例の弾性ブッシュ(A)は、
サスペンションにおけるアーム部材(6)の取付け用孔
に対し外筒(2)を圧入することにより取付ける。例え
ば図6のトーションビーム式サスペンションにおいて、
車両前後方向に延在するトレーリングアーム(60)の
前端のブッシュ部(61)に、本発明の弾性ブッシュ
(A)を取付け、車両幅方向のブッシュ軸を内筒(1)
に挿入して使用する。
【0031】この際、弾性ブッシュ(A)は、フランジ
(8)が車両内方側に位置し、またえぐり部(5)は前
記のトレーリングアーム等のアーム部材(6)の延在方
向である車両前後方向に対向して位置し、またすぐり部
(5)は車両上下方向に対向して位置するように、アー
ム部材(6)に取付けられる。
【0032】この使用において、軸方向および軸直角方
向に対しては、本来のばね特性を維持できるとともに、
アーム部材(6)の揺動、例えば前記トレーリングアー
ムの略水平面での揺動によって、アーム部材(6)から
伝わるこじり力を、前記えぐり部(4)により有効に吸
収でき、ゴム弾性体(3)のフランジ部分(31)にお
ける圧縮や引張による歪が小さくなり、耐久性が向上す
る。併せて、車両上下方向に対向して設けられたすぐり
部(5)により上下方向のばね定数が低減され、サスペ
ンションのアーム部材(6)の上下振動を柔らかく吸収
でき、乗り心地も向上する。
【0033】図4は、本発明の弾性ブッシュ(A)の第
2の実施例を示しており、図1と同角度の断面図であ
る。この図4において、第1実施例の構成と共通する構
成部分には同符号を付している。
【0034】この実施例では、上記した第1の実施例と
同構成の二つのブッシュ(10)(10)を、アーム部
材(6)の取付け用孔に対しフランジ(8)を有さない
側を対向させるように圧入して取付けている。
【0035】すなわち、二つのブッシュ(10)(1
0)は、それぞれ一方の端部に内外両筒(1)(2)の
フランジ(11)(21)に挟まれた形で、ゴム弾性体
(3)のフランジ部分(31)が設けられ、該フランジ
部分(31)のアーム部材(6)の延在方向に対向する
両側部位にのみ、それぞれ上記実施例と同様のえぐり部
(4)が設けられている。さらに、ゴム弾性体(3)の
本体部(32)には、車両上下方向に対向する部位にす
ぐり部(5)が設けられている。
【0036】そして、このブッシュ(10)(10)
を、フランジ(8)を有さない端部の側を相対向させる
ように、アーム部材(6)の取付け用孔に対し両側から
圧入固定することにより組合せ結合している。
【0037】このため、外筒(2)の長さを、アーム部
材(6)の幅の1/2より僅かに短くして、フランジ
(21)がアーム端面に当接する位置まで圧入できるよ
うにしておくのがよい。なお、前記両ブッシュ(10)
(10)のえぐり部(4)およびすぐり部(5)は同一
線上に並列対応するように設けられる。
【0038】この弾性ブッシュ(A)の場合、二つのブ
ッシュ(10)(10)の組合せにより、両端部にえぐ
り部を有するフランジが存することになるため、弾性ブ
ッシュとしての使用上のばね特性、すなわち軸方向およ
び軸直角方向のばね特性、さらにはこじり力に対するば
ね特性を良好に保持でき、かつ耐久性もさらに向上する
ものとなる上、前記アーム部材(6)に対する圧入量に
より軸方向のばね特性の調整も可能になる。
【0039】図5は、本発明の弾性ブッシュ(A)の第
3の実施例を示し、図1と同角度の断面図である。この
図5においても、第1実施例の構成と共通する構成部分
には同符号を付している。
【0040】この実施例では、第2の実施例のように2
つのブッシュを対向させてアーム部材(6)に取付ける
場合において、特に一方のブッシュ(10a)の内筒
(1)のフランジ(11)とは反対側の端部を延長し、
他方のブッシュ(10b)の内筒(1)を、前記一方ブッ
シュの内筒(1)の延長部(1a)の外周に圧入して結
合している。
【0041】すなわち、内筒(1)をゴム弾性体(3)
より長くしたブッシュ(10a)の内筒(1)の延長部
(1a)をアーム部材(6)の取付け用孔に挿入すると
ともに、外筒(2)を前記取付け用孔に圧入し、また他
方のブッシュ(10b)の外筒(2)を前記取付け用孔の
反対側の開口から圧入するとともに、内筒(1)を前記
内筒の延長部(1a)に対し圧入している。なお、えぐ
り部(4)はアーム部材(6)の延在方向に設けられる
点、さらにすぐり部(5)が車両上下方向に配置される
点は、上記した実施例と同じである。
【0042】この実施例の場合、両ブッシュ(10a)
(10b)の組合せ結合が容易になる上、前記の内筒
(1)の圧入を利用して、ゴム弾性体(3)に対し引張
歪の低減を目的とする予備圧縮を与えることが容易に可
能になり、特に前記の圧入量により予備圧縮を調整する
こともできる。また図示するように、ブッシュ(10b)
の内筒(1)が全長にわたって圧入されることにより、
ブッシュ(10a)とブッシュ(10b)の同軸度が出し易
くなる。
【0043】
【発明の効果】上記したように本発明の弾性ブッシュ
は、アーム部材の延在方向と関連して、アーム部材の揺
動によるこじり力を効果的に吸収できるようにえぐり部
を設けたことにより、軸方向および軸直角方向のばね特
性を良好に維持して、しかもアーム部材からのこじり力
による圧縮、引張による歪の低減効果に優れ、耐久性を
向上できる。
【0044】特に、車両前後方向に延在するサスペンシ
ョンアームにおいて、前記のえぐり部と共に、車両上下
方向の位置にすぐり部を設けたことにより、こじり力の
吸収による耐久性向上と、上下振動の低減、乗り心地の
改善との両立を図ることができる。
【0045】また、二つのブッシュを相対向させた構成
とすることにより、ばね特性の設定の自由度が高く、特
にゴム弾性体に対して予備圧縮を容易に付与することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の弾性ブッシュを示す図
2のX−X線の断面図である。
【図2】同上の弾性ブッシュの正面図である。
【図3】えぐり部の拡大断面説明図である。
【図4】本発明の第2の実施例の弾性ブッシュを示す図
1と同個所の断面図である。
【図5】本発明の第3の実施例の弾性ブッシュを示す図
1と同個所の断面図である。
【図6】トーションビーム式サスペンションの1例を示
す斜視図である。
【図7】従来の弾性ブッシュの1例を示す縦断面図であ
る。
【図8】従来の弾性ブッシュの他の例を示す縦断面図で
ある。
【符号の説明】
(A) 弾性ブッシュ (1) 内筒 (2) 外筒 (3) ゴム弾性体 (4) えぐり部 (5) すぐり部 (6) アーム部材 (8) フランジ (10)(10a)(10b) ブッシュ (11) 内筒のフランジ (21) 外筒のフランジ (31) ゴム弾性体のフランジ部分 (60) トレーリングアーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大野 宏 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目17番18号 東洋ゴム工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−179315(JP,A) 特開 平8−156557(JP,A) 実開 昭52−139988(JP,U) 実開 昭62−62041(JP,U) 実開 昭62−27239(JP,U) 実開 昭59−93978(JP,U) 実開 昭62−177936(JP,U) 特公 平3−20132(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16F 1/38 F16F 15/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内筒と外筒の間にゴム弾性体が介設される
    とともに、一端部にフランジが設けられ、アーム部材に
    取付けられてなる弾性ブッシュであって、 ゴム弾性体のフランジ部分には、前記アーム部材の延在
    方向に内筒を挟んで相対向する両側部位にのみ、それぞ
    えぐり部が設けられてなることを特徴とする弾性ブッ
    シュ。
  2. 【請求項2】請求項1記載の弾性ブッシュにおいて、ア
    ーム部材がサスペンションアームであり、ゴム弾性体の
    本体部の車両上下方向の位置にすぐり部が設けられてな
    る弾性ブッシュ。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載のブッシュ二つ
    を、フランジを有さない端部の側を相対向させて、アー
    ム部材に取付けられてなることを特徴とする弾性ブッシ
    ュ。
  4. 【請求項4】一方のブッシュの内筒に他方のブッシュの
    内筒を圧入して結合してなる請求項3に記載の弾性ブッ
    シュ。
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