JP3479359B2 - テープ印字装置 - Google Patents

テープ印字装置

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JP3479359B2
JP3479359B2 JP27579594A JP27579594A JP3479359B2 JP 3479359 B2 JP3479359 B2 JP 3479359B2 JP 27579594 A JP27579594 A JP 27579594A JP 27579594 A JP27579594 A JP 27579594A JP 3479359 B2 JP3479359 B2 JP 3479359B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キーボード等の入力手
段から複数行に渡って入力された文字等からなるテキス
トをテキストメモリに記憶するとともに、テキストメモ
リに記憶されたテキストの文字等に基づきドットイメー
ジデータを作成して長尺状のテープに印字するテープ印
字装置に関し、特に、テキストメモリに記憶された各文
字等について所定基準位置からの位置情報を演算し、そ
の演算結果に基づいて複数行のテキストにおける文字等
をその印字順に従って並び変えることにより、テキスト
メモリに記憶された各文字等の入力順に印字が行われな
い場合においても、少ない記憶容量のイメージバッファ
を使用して文字等の逐次印字を可能とするテープ印字装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、各種のテープ印字装置が提案
されており、かかるテープ印字装置では、キーボードか
ら入力された文字等のコードデータをその入力順にテキ
ストメモリに記憶していき、文字等の印字時には、テキ
ストメモリに記憶された文字等のコードデータに基づい
てドットイメージデータを作成してイメージバッファに
転送するとともに、サーマルヘッド等を介してイメージ
バッファのドットイメージデータを長尺状のテープに印
字するように構成されている。
【0003】このとき、文字等はキーボードからの入力
順に従ってテキストメモリに記憶されていき、また、テ
キストメモリにおける文字等のコードデータは、その記
憶されている順に従ってドットイメージデータに展開さ
れる。従って、各文字等の印字はテキストメモリに記憶
されている文字等の順に行われるものである。
【0004】また、かかる従来のテープ印字装置に使用
されるイメージバッファは高価であることから、イメー
ジバッファとして記憶容量の小さいメモリを使用し、テ
キストメモリの各文字のコードデータに基づいてドット
イメージデータをイメージバッファの記憶容量分だけ展
開配置するとともに、そのイメージバッファに展開配置
されたドットイメージデータをテープに印字している間
に、次のドットイメージデータを順次イメージバッファ
に展開配置しながら各文字等をテープに印字していく、
所謂、逐次印字機能を備えた装置も存在する。かかる逐
次印字機能を有するテープ印字装置では、比較的安価な
イメージバッファを使用していることから、装置全体と
してのコストを低減することが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、文字等
が複数行に渡って入力されているテキストの場合、テキ
ストメモリに記憶されている文字等の記憶順序が、必ず
しも文字等の印字順序と一致するとは限らない。この点
について、図10及び図11に基づき説明する。図10
はテキストメモリにおける文字等の記憶状態を模式的に
示す説明図、図11はイメージバッファにおける文字等
の記憶状態を模式的に示す説明図である。
【0006】図10において、テキストメモリ100に
は、文字等が2行に渡って入力されたテキストが記憶さ
れており、第1行目のテキスト101は「あいう」の3
文字からなり、また、第2行目のテキスト102は「1
2345」の5文字からなる。また、第1行目のテキス
ト101と第2行目のテキスト102との間には、改行
マーク103が入力されている。かかるテキストにおい
て、各文字は、先ず、第1行目のテキスト101におけ
る「あいう」がその文字の順に入力され、次に、改行マ
ーク103が入力された後、第2行目のテキスト102
における「12345」がその文字の順に入力されてい
る。
【0007】このように構成されたテキストの各文字の
印字を行うべく、各文字をドットイメージデータに展開
してイメージバッファに配置する場合、各文字をイメー
ジバッファ上のどの位置に展開配置するかを決定するた
め、各文字について位置情報が演算される。かかる位置
情報は各文字の印字時に演算されるのが一般的である
が、その演算された各文字の位置情報によっては、例え
ば、ドットイメージデータが図11示すような配置関係
に展開配置される場合がある。図11において、前記図
10にて示した第1行目のテキスト101と第2行目の
テキスト102からなる2行のテキストがイメージバッ
ファ104に展開配置されている。このようにテキスト
の各文字が展開配置された場合、各ドットイメージデー
タはイメージバッファ104に展開配置された順に印字
されることから、各文字の印字順序に着目すると、その
印字順序は、テキスト102の文字「1」、テキスト1
01の文字「あ」、同様に、文字「2」、文字「3」、
文字「い」、文字「4」、文字「5」、文字「う」の順
となる。
【0008】これに対して、テキストメモリ100に記
憶されている各文字の入力順序は、前記したように、第
1行目のテキスト101における各文字「あ」、
「い」、「う」、続いて、第2行目のテキスト102に
おける各文字「1」、「2」、「3」、「4」、「5」
の順で入力されている。このように、複数行に渡るテキ
ストについて、テキストメモリ100における各文字の
入力順序とイメージバッファ104における各文字の印
字順序とが異なる場合に、テキストメモリ100の文字
入力順序に従って各文字を印字すると、イメージバッフ
ァ104に展開配置された各文字のドットイメージデー
タ通りに印字することができないこととなる。
【0009】また、同様に、各文字の入力順序と印字順
序とは異なっていることから、複数行に渡るテキストに
ついて逐次印字機能を実行する場合、テキストメモリ1
00における各文字の位置情報を演算するについて極め
て煩雑な演算処理を行わなければ各文字のドットイメー
ジデータをその印字順序に一致させてイメージバッファ
104に展開配置することができない。これより、印字
処理速度が遅延してしまい、この結果、従来のテープ印
字装置においては、テキストが複数行に渡っていること
に起因して、テキストメモリ100における各文字の入
力順序とイメージバッファ104における各文字の印字
順序とが異なってしまう場合には、簡単に逐次印字機能
を実行することができないという問題がある。
【0010】本発明は前記従来の問題点を解消するため
になされたものであり、テキストメモリに記憶された各
文字等について所定基準位置からの位置情報を演算し、
その演算結果に基づいて複数行のテキストにおける文字
等をその印字順に従って並び変えることにより、テキス
トメモリに記憶された各文字等の入力順に印字が行われ
ない場合においても、少ない記憶容量のイメージバッフ
ァを使用して簡単な構成をもって文字等の逐次印字を行
うことができるテープ印字装置を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に記載の発明のテープ印字装置においては、文
字等からなるテキストを複数行に渡って入力するテキス
ト入力手段と、テキスト入力手段から入力されたテキス
トの文字等を入力順に記憶するテキストメモリと、テキ
ストメモリに記憶された各文字等について所定の基準位
置からの位置情報を演算する演算手段と、演算手段によ
り演算された位置情報を相互に比較するとともにその比
較結果に基づいて各文字等の配置順位を並び変える配置
順位並び変え手段と、配置順位並び変え手段により並び
変えられた配置順位に従って各文字等についてドットイ
メージデータを作成するデータ作成手段と、データ作成
手段により作成された各文字等のドットイメージデータ
を所定量ずつ逐次記憶するイメージバッファと、イメー
ジバッファに記憶されたドットイメージデータを長尺状
のテープに印字する印字手段と、印字手段を介してイメ
ージバッファのドットイメージデータをテープ上に印字
させるとともに、その印字に追随してデータ作成手段を
介してドットイメージデータを作成してイメージバッフ
ァに記憶させる印字制御手段とを備えた構成とされる。
また、請求項2に記載の発明のテープ印字装置において
は、演算手段における前記所定の基準位置が、テープの
テープ幅に基づきテープに印字可能な最大範囲の一定位
置であり原点として決定されている。更に、請求項3に
記載の発明のテープ印字装置においては、演算手段は、
テープのテープ幅とテキストの行数とによりベースライ
ンを決定し、そのベースラインに沿い各文字等の情報が
配置される。 請求項4に記載の発明のテープ印字装置に
おいては、配置順位並び変え手段は、1文字か否かを判
断する判断手段を備え、複数文字が存在する場合のみ各
文字等の配置順位の並び変えを実行するようにされてい
る。また、請求項5に記載の発明のテープ印字装置にお
いては、配置順位並び変え手段における各文字等の配置
順位の並び変えは、各文字の座標値の比較に基き実行さ
れる。
【0012】
【作用】前記構成を有する請求項1に記載の発明のテー
プ印字装置においては、テキスト入力手段を介して複数
行に渡って入力された文字等からなるテキストが、その
文字等の入力順にテキストメモリに記憶され、また、演
算手段により各文字等について所定の基準位置からの位
置情報が演算される。そして、配置順位並び変え手段を
介して、演算手段により演算された位置情報が相互に比
較されるとともに、その比較結果に基づいて各文字等の
配置順位が並び変えられる。これにより、各文字等の配
置順位は、その印字順序に一致させられることとなる。
この後、並び変えられた配置順位に従って、データ作成
手段により各文字等のドットイメージデータが作成さ
れ、その作成されたドットイメージデータの所定量がイ
メージバッファに逐次記憶される。かかる状態におい
て、各文字等のドットイメージデータは、各文字等の印
字順序に従ってイメージバッファに記憶されることとな
る。
【0013】そして、イメージバッファに記憶されたド
ットイメージデータは、印字手段により長尺状のテープ
に印字される。このとき、印字制御手段は、印字手段に
よりイメージバッファのドットイメージデータをテープ
上に印字させながら、その印字に追随してデータ作成手
段を介してドットイメージデータを作成させてイメージ
バッファに記憶させる。これにより、テキストメモリに
おける文字等の入力順序に拘らず、常に文字等の印字順
序に従ってドットイメージデータを作成しつつ逐次印字
を行うことが可能となるものである。また、請求項2に
記載の発明のテープ印字装置においては、演算手段にお
ける所定の基準位置が、テープのテープ幅に基づきテー
プに印字可能な最大範囲の一定位置であり原点として決
定されており、テープのテープ幅に基づき適切な位置に
各文字を配置し得る。更に、請求項3に記載の発明のテ
ープ印字装置においては、演算手段は、テープのテープ
幅とテキストの行数とによりベースラインを決定し、そ
のベースラインに沿い各文字等の情報が配置されるよう
にしており、複数行印字での各文字の配置を適切になし
得る。 請求項4に記載の発明のテープ印字装置において
は、配置順位並び変え手段は、1文字か否かを判断する
判断手段を備え、複数文字が存在する場合のみ各文字等
の配置順位の並び変えを実行するようにされており、制
御が簡単となる。また、請求項5に記載の発明のテープ
印字装置においては、配置順位並び変え手段における各
文字等の配置順位の並び変えは、各文字の座標値の比較
に基き実行されるものであり、演算処理が容易である。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係るテープ印字装置につい
て、本発明を具体化した実施例に基づいて図面を参照し
つつ詳細に説明する。先ず、本実施例に係るテープ印字
装置の概略構成について図1に基づき説明する。図1は
テープ印字装置の斜視図である。
【0015】図1において、テープ印字装置1の本体フ
レーム2における前部にはキーボード3が配設さてお
り、キーボード3の後方で本体フレーム2の内部にはサ
ーマル印字機構PMが配設されている。また、キーボー
ド3の右後方位置には、キーボード3から入力された文
字、数字等を複数行(本実施例では2行)に渡って表示
可能な液晶ディスプレイ4が配置されている。更に、本
体フレーム2のほぼ中央位置には操作ツマミ5が設けら
れており、かかる操作ツマミ5は、サーマル印字機構P
Mのカバーケースを開放する際に使用される。
【0016】キーボード3はテキスト入力手段を構成
し、文字、数字等からなるテキストを作成するに必要な
各種のキーが配設されている。例えば、文字、記号、数
字等を入力する文字キー6、テキストの印字を実行する
印字キー7、各種処理の実行を指令する実行キー8、そ
の他テープ印字装置1に必要な各種のキーが設けられて
いる。
【0017】次に、サーマル印字機構PMについて図2
に基づき説明する。図2はテープカセットの上ケースを
除いて示す平面図である。図2において、サーマル印字
機構PMに対してテープカセット10が着脱自在に装着
されており、かかるテープカセット10内には、印字テ
ープであるラミネートテープ11が巻装されたテープス
プール12、インクリボン13が巻装されたリボンスプ
ール14、印字時にリボンスプール14から引き出され
たインクリボン13を巻取る巻取スプール15、ラミネ
ートテープ11と同一幅を有する両面テープ16が剥離
紙を外側にして巻装された両面テープスプール17、及
び、印字後のラミネートテープ11と両面テープ16と
を相互に押圧して接合する接合ローラ18が、それぞれ
回転可能に設けられている。
【0018】また、前記ラミネートテープ11とインク
リボン13とが重なる位置には、サーマルヘッド19が
立設されており、かかるーマルヘッド19には128個
の発熱素子が上下方向に列設されている。更に、サーマ
ルヘッド19に対向して、ローラ支持体22が回動可能
に配設されており、ローラ支持体22上にはプラテンロ
ーラ20及び送りローラ21が回転可能に枢支されてい
る。ここに、プラテンローラ20は、印字時にラミネー
トテープ11とインクリボン13とを重ねた状態でサー
マルヘッド19に押圧する作用を有し、また、送りロー
ラ21は、印字後にラミネートテープ11と両面テープ
16とを接合ローラ18に押圧して文字付テープ23を
作成しながら矢印T方向にテープ送りする作用を有す
る。
【0019】前記構成において文字付テープ23を作成
する場合、テープ送りモータ45(図3参照)が所定回
転方向に駆動され、これに伴い接合ローラ18とリボン
巻取スプール15がそれぞれ同期しつつ所定回転方向に
駆動される。そして、サーマルヘッド19における各発
熱素子が選択的に通電されると、ラミネートテープ11
の裏面側には複数のドット列により文字、数字等が鏡像
関係をもって印字され、更に、接合ローラ18と送りロ
ーラ21との協働によりラミネートテープ11の裏面側
(文字等が印字されている)に両面テープ16が接合さ
れて文字付テープ23が作成されるとともに、文字付テ
ープ23は矢印T方向に送給される。これにより、作成
された文字付テープ23は本体フレーム2の外部に送り
出されるものである(図1、図2参照)。尚、前記のよ
うに構成されたサーマル印字機構PMは公知のものであ
り、その詳細に構成については、例えば、特開平2−1
06555号公報を参照することとして、ここではその
詳細な説明を省略する。
【0020】続いて、テープ印字装置1の制御系につい
て図3に基づき説明する。図3はテープ印字装置1の制
御ブロック図であり、制御装置Cを核として構成されて
いる。制御装置Cは、CPU32、CGROM33、R
OM34、及び、RAM35からなり、これらはバス3
1を介して接続されているとともに、入出力インターフ
ェース30にも接続されている。
【0021】ここに、ROM34は各種のプログラムを
記憶させておくものであり、後述するメイン処理プログ
ラム、印字処理プログラム、文字並び変え処理プログラ
ム、逐次印字処理プログラム、その他テープ印字装置1
の制御上必要な各種のプログラムが記憶されている。そ
して、CPU32は、かかるROM34に記憶されてい
る各種プログラムに基づいて各種の演算を行うものであ
る。
【0022】また、CGROM33には、キーボード3
上の各キーから入力される各文字、数字等のコードデー
タに対応するドットイメージデータが記憶されており、
テキストメモリ37に記憶された文字等のコードデータ
に基づいてドットイメージデータがCGROM33から
読み出された後イメージバッファ39に転送されるもの
である。
【0023】更に、RAM35はCPU32により演算
された各種の演算結果を一時的に記憶させておくための
ものであり、かかるRAM35には、図3に示すよう
に、テキストメモリ37、テキストポインタ38、イメ
ージバッファ39、テキスト情報メモリ40等の各種の
メモリが設けられている。
【0024】ここに、テキストメモリ37は、キーボー
ド3から入力された文字等に対応するコードデータをテ
キスト(文書データ)として記憶するものである。テキ
ストポインタ38は、テキストメモリ37に記憶された
各コードデータを順次指示していくポインタであり、テ
キストメモリ37から各コードデータを読み出す際に順
次各コードデータを指示する。イメージバッファ39
は、テキストメモリ37における文字等のコードデータ
に基づきCGROM33から読み出されたドットイメー
ジンデータが転送され記憶されるものであり、サーマル
ヘッド19はかかるイメージバッファ39に記憶されて
いるドットイメージデータに従ってドット印字を行う。
尚、イメージバッファ39は、所謂、リングバッファか
ら構成されている。また、テキスト情報メモリ40は、
テキストメモリ37に記憶された各文字に対応するコー
ドデータと各文字の位置情報を記憶するメモリである。
尚、テキスト情報メモリ40における各コードデータ及
び位置情報は、後述する文字並び変え処理プログラムが
実行される際に、その並び変えられた文字順序に従っ
て、各コードデータ及び位置情報も並び変えられる。こ
の点については後述する。
【0025】ここで、図3に戻って制御ブロック図の説
明を続けると、キーボード3が入出力インターフェース
30を介して、また、液晶ディスプレイ4、ディスプレ
イコントローラ36が入出力インターフェース36を介
して、それぞれ制御装置Cに接続されており、キーボー
ド3の文字キー6を介して文字等が入力された場合、そ
のテキスト(文書データ)がテキストメモリ37に順次
記憶されていくとともに、ドットパターン発生制御プロ
グラム及び表示制御プログラムに基づいてキーボード3
を介して入力された文字等に対応するドットパターンが
液晶ディスプレイ4上に表示される。また、サーマルヘ
ッド19は駆動回路43を介して駆動され、イメージバ
ッファ39に記憶されたドットパターンデータの印字を
行い、これと同期してテープ送りモータ45は駆動回路
44を介して文字付テープ23の送り制御を行うもので
ある。
【0026】次に、前記のように構成されたテープ印字
装置1の動作について図4乃至図8に基づいて説明す
る。先ず、テープ印字装置1にて行われるメイン処理に
ついて図4を参照して説明する。図4はメイン処理プロ
グラムのフローチャートであり、先ず、ステップ(以
下、Sと略記する)1において、RAM35における各
メモリのクリア等の初期化が行われ、続いてS2にてキ
ーボード3に配設された各キーからのキー入力が読み取
られる。
【0027】そして、S3にてキーボード3上のいずれ
かのキーからキー入力があったかどうか判断され、いず
れれのキーからもキー入力がない場合(S3:NO)に
はS2に戻って再度キー入力の読み取りが行われる一
方、いずれかのキーからキー入力があった場合(S3:
YES)には、S4で印字キー7からのキー入力である
かどうか判断される。印字キー7からのキー入力である
場合(S4:YES)には、S5において後述する印字
処理が行われた後S2に戻る。
【0028】S4にて印字キー7からのキー入力でない
と判断された場合(S4:NO)には、S6においてキ
ーボード3上に配設された他の機能キーからのキー入力
であるかどうか判断される。他の機能キー、例えば、実
行キー8からのキー入力である場合(S6:YES)、
その押下された機能キーに対応する処理を行われた後S
2に戻る。一方、他の機能キーからのキー入力でない場
合(S6:NO)には、文字キー6からのキー入力であ
るとして、S8においてテキストの入力処理が行われ
る。これにより、文字キー6から入力された文字等に対
応するコードデータがテキストメモリ37に記憶されて
テキストが作成される。この後、S2戻る。以上がテー
プ印字装置1において行われるメイン処理である。
【0029】次に、前記S5にて行われる印字処理につ
いて図5に基づき説明する。図5は印字処理プログラム
のフローチャートであり、先ず、S10において、テキ
ストメモリ37に記憶された全ての文字について位置情
報が計算され、テキスト情報メモリ40に格納される。
【0030】ここで、S10において行われる各文字の
位置情報の計算方法について図8、図9を参照して概説
する。ここに、図8はテキストメモリ37における文字
等の記憶状態を模式的に示す説明図、図9はイメージバ
ッファ39における文字等の記憶状態を模式的に示す説
明図である。
【0031】図8において、テキストメモリ37には、
前記従来におけると同様(図10参照)、文字等が2行
に渡って入力されたテキストが記憶されており、第1行
目のテキスト50は「あいう」の3文字からなり、ま
た、第2行目のテキスト51は「12345」の5文字
からなる。また、第1行目のテキスト50と第2行目の
テキスト51との間には、改行マーク52が入力されて
いる。かかるテキストにおいて、各文字は、先ず、第1
行目のテキスト50における「あいう」がその文字の順
に入力され、次に、改行マーク52が入力された後、第
2行目のテキスト51における「12345」がその文
字の順に入力されている。
【0032】前記のようにテキストメモリ37に入力さ
れた各文字についての位置情報を計算する場合、図9に
示すように、先ず、ラミネートテープ11のテープ幅に
基づきラミネートテープ11に印字可能な最大範囲53
(図9中一点鎖線で示す)の左下端位置を原点A(X座
標0、Y座標0)として決定する。そして、余白部分B
に対応するドット数、第1行目のテキスト50のイメー
ジ配置状態に応じて空白部分Cに対応するドット数を計
算して、最初の文字「あ」の文字配置領域D1を配置す
るためのX座標位置が決定される。また、ラミネートテ
ープ11のテープ幅とテキストの行数とに基づいて、第
1行目のテキスト50を配置するためのベースラインE
1(Y座標)が決定される。この後、各文字「あ」、
「い」、「う」の文字配置領域D1、D2、D3が、前
記のように決定されたX座標位置とベースラインE1を
基準として、文字「あ」から文字「う」へと順次配置さ
れる。
【0033】このとき、文字「あ」の位置情報は、その
文字配置領域D1の左下端位置F1の座標値(原点Aか
らのX座標値、Y座標値)をもって表され、同様に、各
文字「い」、「う」の位置情報についても、それぞれ文
字配置領域D2の左下端位置F2の座標値、文字配置領
域D3の左下端位置F3の座標値をもって表される。そ
して、各文字「あ」、「い」、「う」の各位置情報デー
タは、各文字のコードデータとともに、テキスト情報メ
モリ40に記憶される。
【0034】また、第2行目のテキスト51における各
文字の位置情報については、前記と同様にして、余白B
に対応するドット数の位置に最初の文字「1」の文字配
置領域D4を配置するためのX座標位置が決定され、ま
た、ラミネートテープ11のテープ幅とテキストの行数
とに基づいて、第2行目のテキスト51を配置するため
のベースラインE2(Y座標)が決定される。この後、
各文字「1」、「2」、「3」、「4」、「5」の文字
配置領域D4、D5、D6、D7、D8が、前記のよう
に決定されたX座標位置とベースラインE2を基準とし
て、文字「1」から文字「5」へと順次配置される。
【0035】このとき、前記と同様、文字「1」の位置
情報は、その文字配置領域D4の左下端位置F4の座標
値(原点AからのX座標値、Y座標値)をもって表さ
れ、同様に、各文字「2」、「3」、「4」、「5」の
位置情報についても、それぞれ文字配置領域D5の左下
端位置F5の座標値、文字配置領域D6の左下端位置F
6の座標値、文字配置領域D7の左下端位置F7の座標
値、文字配置領域D8の左下端位置F8の座標値をもっ
て表される。そして、各文字「1」、「2」、「3」、
「4」、「5」の各位置情報データは、各文字のコード
データとともに、テキスト情報メモリ40に記憶され
る。
【0036】そして、各文字のX座標値に着目して小さ
い順並べると、位置F4、F1、F5、F6、F2、F
7、F8、F3の順となる。また、Y座標値について
は、第1行目のテキスト50における各文字のY座標値
は同一値(ベースラインE1のY座標値)であり、第2
行目のテキスト51における各文字のY座標値は同一で
ある(ベースラインE2のY座標値)が、第1行目のテ
キスト50と第2行目のテキスト51とを比較すると、
第1行目のテキスト50における各文字のY座標値は、
第2行目のテキスト51における各文字のY座標値より
も大きい。
【0037】ここで図5に戻って印字処理について説明
を続けると、前記のようにS10にてテキストメモリ3
7の各文字について位置情報を計算した後、S11にお
いて文字並び変え処理が行われる。かかる文字並び変え
処理について図6に基づき説明する。尚、かかる文字並
び変え処理は、前記S10にて計算した各文字の位置情
報に基づいて、2行に渡って入力されたテキスト50、
51における各文字を印字順に再配置する処理であり、
これによって各文字のドットイメージデータを各文字の
印字順序に従ってイメージバッファ39上に展開配置す
ることが可能となるものである。
【0038】図6は文字並び変え処理プログラムのフロ
ーチャートであり、先ず、S20において、テキストメ
モリ37中に1文字しか存在しないかどうか判断され
る。1文字しか存在しない場合(S20:YES)には
並び変える必要はないことからリターンされる一方、複
数文字が存在する場合(S20:NO)には、S21に
てテキストメモリ37における最初の文字をCH1、次
の文字をCH2として、S22以降の並び変え処理が行
われる。
【0039】S22では、CH1のX座標値がCH2の
X座標値よりも小さいかどうか判断される。CH1のX
座標値がCH2のX座標値よりも小さい場合(S22:
YES)には、CH1とCH2とを並び変える必要はな
いのでS26に移行する一方、CH1のX座標値がCH
2のX座標値よりも大きいか等しい場合(S22:N
O)には、S23でCH1のX座標値とCH2のX座標
値とが等しいかどうか判断される。
【0040】CH1のX座標値とCH2のX座標値とが
等しくない場合(S23:NO)、CH1のX座標がC
H2のX座標よりも大きいのでCH1とCH2の順序が
逆転していることから、S25においてテキスト情報メ
モリ40におけるCH1とCH2の順序が入れ替えられ
た後、S26に移行する。これに対して、CH1のX座
標値とCH2のX座標値とが等しい場合(S23:YE
S)、S24にてCH1のY座標値とCH2のY座標値
とが比較される。かかるS24における判断は、CH1
とCH2のX座標値が相互に等しい場合に、上方の行か
ら印字するために行われるものである。S24で行われ
た比較の結果、CH1のY座標値がCH2のY座標値よ
りも大きい場合(S24:YES)、上方の行から印字
されることとなるのでS26に移行するが、一方、逆の
場合(S24:NO)にはS25にてテキスト情報メモ
リ40におけるCH1とCH2の順序が入れ替えられた
後、S26に移行する。
【0041】S26では、CH2が最後の文字であるか
どうか判断される。CH2が最後の文字でない場合(S
26:NO)には、S28においてCH2がテキスト情
報メモリ40における次の文字に更新された後S22に
戻る。また、CH2が最後の文字である場合(S26:
YES)にはS27にてCH1がテキストメモリ37に
おける次の文字に更新される。そして、S29において
は、CH1が最後の文字であるかどうか判断され、最後
の文字でない場合(S29:NO)にはS30において
CH2がCH1の次の文字にセットされた後S22に戻
る。尚、S27にて更新されたCH1が最後の文字であ
る判断された場合(S29:NO)にはリターンされ
る。
【0042】ここで、前記した文字並び変え処理の理解
を容易にするため、図9に示す例に基づき文字並び変え
処理について具体的に説明する。尚、文字並び変え処理
が開始される時点においては、テキストメモリ37には
図8に示す順序で各文字のコードデータが記憶されてお
り、また、テキスト情報メモリ40にはテキストメモリ
37における各文字の順序に従って各文字のコードデー
タ及び位置情報が記憶されているものとする。
【0043】先ず、CH1が文字「あ」、CH2が文字
「い」にセットされ(S20:YES、S21)、文字
「あ」のX座標値と文字「い」のX座標値とが比較され
ると、文字「い」のX座標値の方が文字「あ」のX座標
値よりも大きく(S22:YES)、また、文字「い」
は最後の文字ではない(S26:NO)ことから、CH
2が更新されて文字「う」にセットされる(S28)。
この後、前記と同様の処理(S22、S26、S28)
が行われる。そして、CH2が文字「1」にセットされ
ると(S28)、文字「1」のX座標値は文字「あ」の
X座標値よりも小さく(S22:NO)、また、各X座
標値は同一ではない(S23:NO)ことから、テキス
ト情報メモリ40において文字「1」と文字「あ」の順
序が入れ替えられる(S25)。このとき、テキスト情
報メモリ40に記憶された各文字の順序は、「1いうあ
2345」となっている。この文字順序は、文字「あ」
のX座標値が各文字「2」、「3」、「4」、「5」の
X座標値よりも小さいことから(S22:YES、S2
6:NO、S28)、CH1が文字「1」にセットされ
るまでは変わらない。
【0044】これに続いて、CH1が文字「い」にセッ
トされると(S27、S29:NO、S30)、文字
「い」のX座標値は、各文字「あ」、文字「2」、文字
「3」のX座標値よりも大きいことから、テキスト情報
メモリ40において、これらの各文字との順序が順次入
れ替えられる。この結果、CH1が文字「う」にセット
されるまでにテキスト情報メモリ40における各文字の
順序は、「1あう23い45」のように入れ替えられ
る。
【0045】更に、CH1が文字「う」にセットされた
場合(S27、S29:NO、S30)、文字「う」の
X座標値は文字「5」を除く各文字のX座標値の内で最
も大きいことから、テキスト情報メモリ40において、
これらの各文字との順序が順次入れ替えられることとな
り、この結果、テキスト情報メモリ40における各文字
の順序は、最終的に、「1あ23い4う5」となる。こ
の時点でCH2にセットされている文字「5」は最後の
文字となることから(S29:YES)、文字並び変え
処理が終了する。
【0046】このとき、テキスト情報メモリ40に記憶
されている文字の順序は、各文字の位置情報(各文字配
置領域D1乃至D8の左下端位置F1乃至F8のX座標
値)の小さい順、即ち、各文字の印字順序に一致させて
配列されている。これより、かかるテキスト情報メモリ
40の文字順序に従って各文字のドットイメージデータ
をイメージメモリ39に展開配置することにより、後述
のように逐次印字が可能となるものである。
【0047】前記のようにS11において文字並び変え
処理が行われた後、S12にて逐次印字処理が行われ
る。かかる逐次印字処理について図7に基づいて説明す
る。図7は逐次印字処理プログラムのフローチャートで
あり、先ずS31において、テキスト情報メモリ40に
おける文字順序に従って、イメージバッファ39に配置
可能な分のドットイメージデータがCROM33から読
み込まれるとともに、その読み込まれたドットイメージ
データがイメージバッファ39に展開配置される。ここ
に、イメージバッファ39に配置可能なドットイメージ
データの量は、イメージバッファ39の記憶容量に依存
することとなるが、例えば、5ドット列分のドットイメ
ージデータが配置される。この場合、イメージバッファ
39の記憶容量としては、5ドット列分の記憶容量があ
ればよい。
【0048】尚、前記のようにドットイメージデータが
イメージバッファ39に配置された時点で、イメージポ
インタ(ドットイメージデータの配置終了位置を指示す
るポインタ)はイメージ展開終了位置を指示する。例え
ば、5ドット列分のドットイメージデータが展開配置さ
れる場合には、イメージポインタはドットイメージデー
タの5列目を指示することとなる。
【0049】続くS32では印字駆動系(サーマル印字
機構PM)の割込がスタートされ、これにより一定時間
毎に印字処理の割込が行われてイメージバッファ39に
配置されたドットイメージデータがサーマル印字機構P
Mを介して順次ラミネートテープ11上に印字されてい
くものである。
【0050】S33においては、テキスト情報メモリ4
0における全ての文字についてイメージバッファ39へ
のドットイメージデータの配置が終了したかどうか判断
される。全ての文字のドットイメージデータの配置が終
了していない場合(S33:NO)、S34にて、前記
S31でイメージバッファ39に配置されたドットイメ
ージデータが印字されることにより、イメージバッファ
39に新たにドットイメージデータが配置可能になった
かどうか判断される。かかる判断は、イメージバッファ
39としてリングバッファを使用していることから行わ
れるものである。新たにドットイメージデータが配置で
きる状態になっていない場合(S34:NO)にはS3
3に戻る一方、新たにドットイメージデータが配置でき
れば(S34:YES)、S35においてイメージバッ
ファ39に配置可能な分のドットイメージデータが配置
された後、イメージポインタの指示位置が更新された
(S36)後、S33に戻る。
【0051】一方、前記S33にて、テキスト情報メモ
リ40における全ての文字についてイメージバッファ3
9へのドットイメージデータの配置が終了したと判断さ
れた場合(S33:YES)、S37において印字駆動
系(サーマル印字機構PM)による印字が終了したかど
うか判断され、印字が終了した場合(S37:YES)
にはリターンされる。
【0052】以上詳細に説明した通り本実施例に係るテ
ープ印字装置1では、印字可能な最大範囲53の左下端
位置を原点Aとして、テキストメモリ37に記憶された
複数行に渡るテキストの各文字等について、各文字の文
字配置領域D1乃至D8における左下端位置F1乃至F
8のX座標値、Y座標値を演算してテキスト情報メモリ
40に記憶するとともに、かかる各文字の位置情報に基
づいてテキスト情報メモリ40における文字順序をX座
標の小さい順に並び変え、また、その並び変えられた各
文字の順序に従ってドットイメージデータをイメージバ
ッファ39に順次所定量ずつ展開配置しながらドットイ
メージデータをサーマル印字機構PMを介してラミネー
トテープ11上に印字するように構成したので、テキス
トメモリ37に記憶された複数行に渡るテキストにおけ
る各文字等の入力順に印字が行われない場合において
も、少ない記憶容量のイメージバッファ39を使用して
簡単な構成をもって文字等の逐次印字を行うことができ
る。
【0053】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改
良、変形が可能であることは勿論である。
【0054】
【発明の効果】以上説明した通り請求項1に記載の発明
のテープ印字装置においては、テキストメモリに記憶さ
れた各文字等について所定基準位置からの位置情報を演
算し、その演算結果に基づいて複数行のテキストにおけ
る文字等をその印字順に従って並び変えることにより、
テキストメモリに記憶された各文字等の入力順に印字が
行われない場合においても、少ない記憶容量のイメージ
バッファを使用して簡単な構成をもって文字等の逐次印
字が可能なテープ印字装置を提供することができる。
た、請求項2に記載の発明のテープ印字装置において
は、演算手段における所定の基準位置が、テープのテー
プ幅に基づきテープに印字可能な最大範囲の一定位置で
あり原点として決定されており、テープのテープ幅に基
づき適切な位置に各文字を配置し得る。更に、請求項3
に記載の発明のテープ印字装置においては、演算手段
は、テープのテープ幅とテキストの行数とによりベース
ラインを決定し、そのベースラインに沿い各文字等の情
報が配置されるようにしており、複数行印字での各文字
の配置を適切になし得る。 請求項4に記載の発明のテー
プ印字装置においては、配置順位並び変え手段は、1文
字か否かを判断する判断手段を備え、複数文字が存在す
る場合のみ各文字等の配置順位の並び変えを実行するよ
うにされており、制御が簡単となる。また、請求項5に
記載の発明のテープ印字装置においては、配置順位並び
変え手段における各文字等の配置順位の並び変えは、各
文字の座標値の比較に基き実行されるものであり、演算
処理が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】テープ印字装置の斜視図である。
【図2】テープカセットの上ケースを除いて示す平面図
である。
【図3】テープ印字装置の制御ブロック図である。
【図4】メイン処理プログラムのフローチャートであ
る。
【図5】印字処理プログラムのフローチャートである。
【図6】文字並び変え処理プログラムのフローチャート
である。
【図7】逐次印字処理プログラムのフローチャートであ
る。
【図8】テキストメモリにおける文字等の記憶状態を模
式的に示す説明図である。
【図9】イメージバッファにおける文字等の記憶状態を
模式的に示す説明図である。
【図10】従来の装置におけるテキストメモリの文字等
の記憶状態を模式的に示す説明図である。
【図11】従来の装置におけるイメージバッファの文字
等の記憶状態を模式的に示す説明図である。
【符号の説明】
1 テープ印字装置 3 キーボード 6 文字入力キー 7 印字キー 8 実行キー 10 テープカセット 19 サーマルヘッド 32 CPU 34 ROM 35 RAM 37 テキストメモリ 39 イメージバッファ 40 テキスト情報メモリ A 原点 D1乃至D8 文字配置領域 F1乃至F8 左下端位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大重 美香 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザ ー工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−305750(JP,A) 特開 平5−305749(JP,A) 特開 平6−1000(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 3/36 B41J 5/30 B41J 5/44 G06F 3/12

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字等からなるテキストを複数行に渡っ
    て入力するテキスト入力手段と、 テキスト入力手段から入力されたテキストの文字等を入
    力順に記憶するテキストメモリと、 テキストメモリに記憶された各文字等について所定の基
    準位置からの位置情報を演算する演算手段と、 演算手段により演算された位置情報を相互に比較すると
    ともにその比較結果に基づいて各文字等の配置順位を並
    び変える配置順位並び変え手段と、 配置順位並び変え手段により並び変えられた配置順位に
    従って各文字等についてドットイメージデータを作成す
    るデータ作成手段と、 データ作成手段により作成された各文字等のドットイメ
    ージデータを所定量ずつ逐次記憶するイメージバッファ
    と、 イメージバッファに記憶されたドットイメージデータを
    長尺状のテープに印字する印字手段と、 印字手段を介してイメージバッファのドットイメージデ
    ータをテープ上に印字させるとともに、その印字に追随
    してデータ作成手段を介してドットイメージデータを作
    成してイメージバッファに記憶させる印字制御手段とを
    備えたことを特徴とするテープ印字装置。
  2. 【請求項2】 演算手段における所定の基準位置が、テ
    ープのテープ幅に基づきテープに印字可能な最大範囲の
    一定位置であり原点として決定されていることを特徴と
    する請求項1に記載のテープ印字装置。
  3. 【請求項3】 演算手段は、テープのテープ幅とテキス
    トの行数とによりベースラインを決定し、そのベースラ
    インに沿い各文字等の情報が配置されることを特徴とす
    る請求項1、又は2に記載のテープ印字装置。
  4. 【請求項4】 配置順位並び変え手段は、1文字か否か
    を判断する判断手段を備え、複数文字が存在する場合の
    み各文字等の配置順位の並び変えを実行する ようにされ
    ていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載
    のテープ印字装置。
  5. 【請求項5】 配置順位並び変え手段における各文字等
    の配置順位の並び変えは、各文字の座標値の比較に基き
    実行されることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに
    記載のテープ印字装置。
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