JP3476054B2 - 物品収納設備 - Google Patents

物品収納設備

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JP3476054B2
JP3476054B2 JP36034897A JP36034897A JP3476054B2 JP 3476054 B2 JP3476054 B2 JP 3476054B2 JP 36034897 A JP36034897 A JP 36034897A JP 36034897 A JP36034897 A JP 36034897A JP 3476054 B2 JP3476054 B2 JP 3476054B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収納棚に対する入
出庫作業用の走行用通路の複数が、通路横幅方向に並べ
て形成され、前記収納棚の収納部に対して物品の出し入
れを行うための昇降部を昇降駆動自在に備える走行体
が、前記走行用通路の夫々を駆動走行自在に設けられ、
前記走行用通路の端部に隣接する状態において、前記走
行体が走行により乗り降り自在な移送台車が、前記複数
の走行用通路のうちのひとつに選択的に位置するよう
に、前記複数の走行用通路の並び方向に沿う走行経路を
駆動走行自在に設けられ、前記昇降部が前記走行体の台
車部に立設する昇降ポストに対してこの昇降ポストの横
一側方に偏位する配置で昇降ポストが昇降部を支持する
ように構成され、前記走行体が前記走行用通路に設置さ
れた単一の通路内走行用レール、及び、前記移送台車に
設置された単一の台車上走行用レールに案内されて走行
するように構成されている物品収納設備に関する。
【0002】
【従来の技術】収納棚の収納部に対して物品の出し入れ
を行うための昇降部を、走行体の台車部に立設する昇降
ポストに昇降駆動自在に支持させ、走行体が収納棚に対
する入出庫作業用の走行用通路を走行するように、か
つ、移送台車に乗って複数の走行用通路のうちのひとつ
に移送されるように構成してある物品収納設備におい
て、走行体が走行用通路及び移送台車を単一の走行用レ
ールに案内されて走行するものである場合、走行用通路
を走行する際には、昇降ポストの上端側を走行用通路の
上方に固設されている支持レールに係合させながら走行
させ、この支持レールによって走行体を横倒れしないよ
うに支持させることができる。しかし、移送台車に乗っ
た際には、移送台車による走行体の移送を可能にするべ
く昇降ポストを前記支持レールから分離させる必要があ
ることから、この支持レールによる走行体の支持を行わ
せることができない。このため、従来、たとえば特公昭
51−45383号公報に示されるように、走行体が移
送台車に乗ると、移送台車に立設する支柱の上端部に備
えてある支持部材が昇降ポストに当接して走行体を受け
止め支持するように構成することにより、走行体を横倒
れしないとともに揺れ動きにくいように安定的に移送台
車に乗せられるようになったものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の走行体支持技術
を採用した場合、移送台車に立設する支柱が必要である
ことから、移送台車が車高の高い大型になる問題があっ
た。また、重量物になりやすい問題もあった。本発明の
目的は、走行体を移送台車に安定的に乗せられるととも
に、移送台車が比較的軽小に得られる物品収納設備を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】目的達成のために、請求
項1による発明は、冒頭に記した物品収納設備におい
て、前記走行体が前記移送台車に乗った際に移送台車の
走行体載置部に当接する当たり部を、前記通路内走行用
レール及び前記台車上走行用レールを走行するように前
記走行体に備えられている走行車輪に対し、前記昇降部
が昇降ポストに対して偏位している方向と同一方向に離
間する配置で前記走行体に備えさせるとともに、前記走
行体が移送台車に乗った状態では、走行体が前記走行車
輪と前記当たり部とにより移送台車に支持されるように
構成してある。すなわち、走行体が移送台車に乗ると、
走行車輪と前記当たり部とによって移送台車に支持され
る。このとき、昇降部が昇降ポストに対して前記方向に
偏位していることと、当たり部が走行車輪に対して昇降
部の対昇降ポスト偏位方向と同じ方向に離れていること
とにより、走行体は、これ全体の重量が走行車輪と当た
り部とにわたって掛かって横倒れしないとともに揺れ動
きにくいように支持されるものである。これにより、走
行体を移送台車に安定的に乗せて迅速に移送させ、物品
出し入れが能率よくできる。しかも、前記当たり部を走
行体に備えさせるだけで済み、移送台車に支持用支柱を
立設していた従来に比し、移送台車のコンパクト化を達
成するとともに軽量化を図り、移送台車を有利に搬送で
きるとか比較的軽小な電動装置で安価に走行駆動でき
る。
【0005】請求項2に記載の発明によれば、前記走行
体の前記台車部から張出アームを片持ち支持される状態
で延出させるとともに、この張出アームの延出端側に前
記当たり部を備えさせてある。すなわち、張出アームに
よって当たり部を走行車輪から極力離して備えさせ、走
行体が移送台車に乗って支持される際の支持スパンとし
ての当たり部と走行車輪との間隔を極力長くするととも
に、その長さの割りには、張出アームの片持ちによって
走行体を極力軽量に構成するものである。これにより、
走行体を長い支持スパンによって移送台車に一層安定的
に乗せて迅速に移送できるとともに、走行体を軽量化し
て比較的小型の電動装置によって走行駆動できるなど有
利に運転できる。
【0006】請求項3に記載の発明によれば、前記走行
体が前記移送台車に乗った状態において前記当たり部に
係止してこの当たり部の前記走行体載置部からの浮き上
がりを抑制する係止部が前記移送台車に備えられ、係止
部が係止する被係止部として当たり部を利用し、当たり
部の浮き上がり抑制によって走行体を揺れ動きにくいよ
うに移送台車に乗せて移送するものである。これによ
り、走行体を移送台車に揺れ動きにくいように乗せて一
層迅速に移送できるとともに、その割りには当たり部を
被係止部に利用して比較的構造簡単に得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1〜図3に示すように、収納棚
1を4個並設してある棚部と、4個の収納棚1それぞれ
にその上下及び左右方向に並べて備えてある収納部1a
に対する物品の出入れを行うためのスタッカークレーン
10と、このスタッカークレーン10を前記棚部の外側
で移送する移送台車30とにより、物品収納設備を構成
してある。この物品収納設備は、作業者がスタッカーク
レーン10の昇降部20が備えている搭乗部21に乗
り、スタッカークレーン10及び移送台車30を運転し
て所定の収納棚1の所定の収納部1aに行って物品を手
で出し入れするものであり、詳しくは次の如く構成して
ある。
【0008】棚部の内部に、4個の収納棚1のうちの2
個の収納棚1に対する入出庫作業を行うための単一の走
行用レール2が設置されている第1走行用通路3aと、
他の2個の収納棚1に対する入出庫作業を行うための単
一の走行用レール2が設置されている第2走行用通路3
bとを通路横幅方向に並べて形成してある。棚部の外側
に、前記走行用通路3aと3bが並ぶ方向に沿う方向の
一対の走行用レール4,5を備える走行経路6を形成し
てある。
【0009】図4〜図6に示すように、各走行用通路3
a,3bの前記走行用レール2の上を走行する一対の走
行車輪11a,11bのうちの一方の車輪11aを一端
側に電動走行モータ12によって駆動自在に備え、他方
の車輪11bを他端側に遊転自在に備える台車部13a
の前後輪間に昇降ポスト14を立設するとともに、前記
台車部13aの前端側及び後端側から張出アーム15を
台車部13aの横外側に向けて延出させて、走行体13
を構成し、前記昇降ポスト14に前記昇降部20を摺動
昇降自在に支持させるとともに、台車部13aの横側に
電動昇降モータ16によって駆動回転自在に取り付けて
あるチェーン操作スプロケット17が昇降チェーン(図
示せず)を駆動して昇降部20を昇降操作するように構
成して、前記スタッカークレーン10を構成してある。
すなわち、走行モータ12を駆動することにより、走行
体13が走行モータ12で駆動される走行車輪11a
と、遊転式の走行車輪11bとによって走行用通路3
a,3bを走行用レール2に案内されて走行して昇降部
20を移動させ、搭乗部21を走行用通路3a,3bの
両横側に位置する収納棚1の前側を棚左右方向に移動さ
せる。このとき、前記昇降ポスト14の上端部に備えて
あるガイド機構18が走行体上下方向の軸芯まわりで回
動するように有している一対の遊転自在なガイドローラ
18a,18aにより、走行用通路3a,3bの上方に
固設されている支持レール7に係合しながら移動してい
き、走行体13を走行用レール2から外れないように、
かつ、横倒れしないように支持レール7に支持させてい
く。そして、昇降モータ16を駆動することにより、昇
降部20が昇降モータ16で駆動される昇降チェーンに
よって昇降駆動され、搭乗部21を走行用通路3a,3
bの両横側に位置する収納棚1の前側を昇降させる。
【0010】図7〜図9に示すように、複数本のフレー
ム31〜33を組み合わせて成る台車フレームに、前記
走行用レール4,5のうちの棚側に位置する走行レール
4の上を走行する前後一対の走行車輪34a,34bの
うちの一方の車輪34aを遊転自在で他方の車輪34b
を電動走行モータ35によって駆動自在に取り付けると
ともに、前記走行用レール4,5のうちの他方の走行レ
ール5の上を走行する前後一対の走行車輪36a,36
bを遊転自在に取り付け、台車フレームの前後一端側に
走行体13の走行を案内するように配置した台車フレー
ム横向きの単一の走行用レール37、前記フレーム31
〜33のうちの第2フレーム32の一部分でなる載置面
32a、台車フレーム前後方向での走行用レール37と
は反対側に台車フレーム左右方向に並んで位置する一対
の第1係止部38,38、この左右一対の第1係止部3
8,38のうちの一方の第1係止部38と台車フレーム
前後方向に並ぶ1個の第2係止部39のそれぞれを備え
る走行体載置部を、前記台車フレームの上面側に形成し
て、前記移送台車30を構成してある。すなわち、走行
モータ35を駆動することにより、移送台車30が走行
モータ35で駆動される車輪34bとその他の遊転式の
車輪34a,36a,36bとによって走行経路6を走
行用通路3aと3bとが並ぶ方向に走行する。このと
き、前記走行車輪34aを支持する部材40と、前記走
行車輪34bを支持する部材40のそれぞれに台車上下
方向の軸芯まわりで回動自在に取り付けてある左右一対
の遊転自在なガイドローラ41,41が走行用レール4
に係合しており、移動台車30を走行用レール4から外
れないように案内していく。そして、走行経路6の一端
側に設定してある走行体乗降位置、すなわち第1走行用
通路3aの端部に隣接するとともに移送台車30と第1
走行用通路3aの走行用レール37,2が一直線状に並
ぶ位置に移送台車30を停車させ、走行体13を第1走
行用通路3aの走行用レール2から移送台車30の走行
用レール37に走行させたり、移送台車30の走行用レ
ール37から第1走行用通路3aの走行用レール2に走
行させることにより、走行体13が第1走行用通路3a
から移送台車30の走行体載置部に乗り移ってスタッカ
ークレーン10の全体を第1走行用通路3aから移送台
車30に乗せたり、走行体13が移送台車30の走行体
載置部から第1走行用通路3aに降りてスタッカークレ
ーン10の全体を移送台車30から第1走行用通路3a
に降ろしたりできる。また、走行経路6の他端側に設定
してある走行体乗降位置、すなわち、第2走行用通路3
bの端部に隣接するとともに移送台車30と第2走行用
通路3bの走行用レール37,2が一直線状に並ぶ位置
に移送台車30を停車させ、走行体13を第2走行用通
路3bの走行用レール2から移送台車30の走行用レー
ル37に走行させたり、移送台車30の走行用レール3
7から第2走行用通路3bの走行用レール2に走行させ
ることにより、走行体13が第2走行用通路3bから移
送台車30の走行体載置部に乗り移ってスタッカークレ
ーン10の全体を第2走行用通路3bから移送台車30
に乗せたり、走行体13が移送台車30の走行体載置部
から第2走行用通路3bに降りてスタッカークレーン1
0の全体を移送台車30から第2走行用通路3bに降ろ
したりできる。これにより、移送台車30は、スタッカ
ークレーン10を第1走行用通路3aに隣接する走行体
乗降位置から第2走行用通路3bに隣接する走行体乗降
位置まで移送して第2走行用通路3bに降ろすことによ
って第1走行用通路3aから第2走行用通路3bに移動
させたり、第2走行用通路3bに隣接する走行体乗降位
置から第1走行用通路3aに隣接する走行体乗降位置ま
で移送して第1走行用通路3aに降ろすことによって第
2走行用通路3bから第1走行用通路3aに移動させた
りする。
【0011】図1及び図4に示すように、前記昇降部2
0は、昇降ポスト14に対してこの昇降ポスト14の横
一側方に偏位する配置で昇降ポスト14に支持させてあ
る。前記一対の張出アーム15,15のいずれの張出ア
ーム15も、昇降部20が昇降ポスト14に対して偏位
している方向と同じ方向に向かって台車部13aから延
出するとともに基端側だけで台車部13aに連結して支
持される片持ちアームに構成してある。一対の張出アー
ム15,15それぞれの延出端側にローラ19を走行体
横向きの軸芯まわりで回動自在に付設してある。
【0012】図9及び図10に示すように、走行体13
が走行用通路3aや3bから移送台車30に乗り移る
際、前記各ローラ19が前記載置面32aに載ってこの
載置面32aの上を転動していく。そして、走行用レー
ル37の終端側に配置して台車フレームに付設してある
ストッパー装置42が備えているストッパー本体42a
に台車部13aの端部が当接すると、走行体13は移送
用の乗り込み位置として設定してある乗り込み位置にな
る。すると、前記ガイド機構18が前記支持レール7か
ら抜け外れて移送台車30によるスタッカークレーン1
0の搬送が可能になる。
【0013】走行体13が移送台車30に乗る際、前記
移送用乗り込み位置の直前位置になると、前記両張出ア
ーム15,15のうちの移送台車30に先に乗り上がる
方の張出アーム15に備えてある被係止部としての前記
ローラ19が前記第2係止部39の下側に入り込み始め
て両者19,39が係合し始め、前記両張出アーム1
5,15のうちの一方の張出アーム15の先端側に前記
ローラ19を支持する部材で形成して備えてある被係止
部19aが前記一対の第1係止部38,38のうちの一
方の第1係止部38の下側に入り込み始めて両者19
a,38が係合し始め、他方の張出アーム15の先端側
に前記ローラ19を支持する部材で形成して備えてある
被係止部19aが他方の第1係止部38の下側に入り込
み始めて両者19a,38が係合し始める。走行体13
が前記移送用乗り込み位置になると、前記一方のローラ
19の全体が前記第2係止部39の下側に入り込んで両
者19,39が走行体移送用の係合状態になり、第2係
止部39がこのローラ19に係止してローラ19が載置
面32aから第2係止部39とローラ19の間の融通に
よる範囲を越えて浮き上がることと走行車輪36aの方
にずれ動くこととを阻止し、各被係止部19aの全体が
第1係止部38の下側にそれぞれ入り込んで両者19
a,38が走行体移送用の係合状態になり、各第1係止
部38が被係止部19aに係止して被係止部19aが載
置面32aから第1係止部38と被係止部19aの間の
融通による範囲を越えて浮き上がることと走行用レール
37の方にずれ動くこととを阻止する。このとき、前記
載置面32aに対する当たり部としての前記各ローラ1
9が載置面32aに当接して受け止め支持される。各ロ
ーラ19は、台車部13aから前記方向に延出している
張出アーム15の延出端側に支持されていることから、
前記走行車輪11a,11bに対し、昇降部20が昇降
ポスト14に対して偏位している方向と同一の方向に離
間する箇所に存在していることになり、走行体13を昇
降部20の位置する側に横倒れしないように支持するこ
とになる。これにより、移送台車30の移送用乗り込み
位置に乗った走行体13は、図12に示す如く走行車輪
11a,11bとローラ19とによって移送台車30に
横倒れしないように受け止め支持されるとともに、移送
台車30の走行体乗降側に位置する第1係止部38と被
係止部19aとの組による係合と、この組とは反対側に
位置する第1係止部38、第2係止部39と被係止部1
9a、ローラ19との組による係合とによって浮き上が
り阻止と前後ずれ止めとが行われる状態になり、揺れ動
きにくいとともに位置ずれしにくいように安定的に乗っ
て移送される。
【0014】走行体13が移送台車30から降りる際、
走行体13の移送台車30に対する走行移動のため、ロ
ーラ19が第2係止部39から走行体13の走行方向に
自ずと抜け外れて両者19,39が離脱し、各被係止部
19aが第1係止部38から走行体13の走行方向に自
ずと抜け外れて両者19a,38が離脱する。
【0015】図4に示すように、昇降部20に、前記昇
降ポスト14に昇降自在に連結する取付けフレーム22
の下端側に連結する作業者搭乗用のフロア23、及び、
このフロア23の前後側に位置する乗降口24、取付け
フレーム22の横側に位置する運転パネル25などを有
する前記搭乗部21を備えるとともに、この搭乗部21
の前後側に入出庫物品を載置して搬送できるように配置
した物品載置テーブル26、搭乗部21の上方を覆う屋
根部材27などを備えてある。物品載置テーブル26
は、水平姿勢に固定のテーブル26aと、この固定テー
ブル26aに軸芯Pまわりで上下揺動自在に支持されて
乗降口24を開閉するドアに兼用する可動テーブル26
bとによって形成してある。
【0016】つまり、物品の出し入れを行うに当たり、
作業者が搭乗部21に乗り、次の如く走行体13、昇降
部20、移送台車30を運転して物品を出し入れする所
定の収納棚1の所定の収納部1aの前側に行き、手で出
し入れするのである。すなわち、搭乗部21に運転起動
スイッチ(図示せず)、運転レバーLや台車運転スイッ
チ(図示せず)を有する運転指令操作部を設けてあり、
運転起動スイッチを操作したままにして制御装置(図示
せず)を運転許可状態にしながら、運転レバーLを操作
して走行体13の走行モータ12を駆動制御する。する
と、走行体13が第1走行用通路3aや第2走行用通路
3bで走行するとか、走行用通路3a,3bと移送台車
30とにわたって走行し、作業者が収納棚1の横方向に
移動して収納棚1の上下方向に沿う収納部列を選択する
とか、移送台車30に乗ったり、移送台車30から降り
たりすることができる。
【0017】第1走行用通路3aや第2走行用通路3b
に位置する際、運転起動スイッチを操作したままにして
制御装置を運転許可状態にしながら、運転レバーLを操
作して昇降モータ16を駆動制御する。すると、昇降部
20が昇降し、作業者が収納棚1の上下方向に移動して
収納棚1の横方向に沿う収納部列を選択できる。
【0018】移送台車30に乗ると、台車部13aに固
定してあるコネクターC1が移送台車30に固定してあ
るコネクターC2に走行体13と移送台車30との相対
接近によって自ずと接続して前記制御装置による台車側
走行モータ35の制御が可能になり、前記運転起動スイ
ッチを操作したままにして制御装置を運転許可状態にし
ながら、台車運転スイッチを操作して走行モータ35を
始動操作する。すると、移送台車30が第1走行用通路
3aと第2走行用通路3bのうちの一方の走行用通路に
対応する走行体乗降位置から他方の走行用通路に対応す
る走行体乗降用位置に向けて走行する。そして、移送台
車30が第1走行用通路3a又は第2走行用通路3bに
対応する走行体乗降位置に到達すると、移動台車30の
走行経路6での位置を検出するように台車部13aに付
設してある位置センサー45からの検出情報に基づいて
制御装置が走行モータ35を自動的に停止操作し、移送
台車30が走行体乗降位置に自動的に停止する。これに
より、走行体13を移送台車30から第1走行用通路3
aや第2走行用通路3bに降ろすことができる。すなわ
ち、走行体13を第1走行用通路3aから第2走行用通
路3bに移動させたり、第2走行用通路3bから第1走
行用通路3aに移動させ、収納棚1を選択できる。
【0019】走行体13が第1走行用通路3aや第2走
行用通路3bに位置する際、走行体13の台車部13a
に付設してある集電装置46が走行用通路3a,3bに
固設してある給電トロリ47に接触し、この給電トロリ
47から駆動電力を受けて走行モータ12及び昇降モー
タ16に供給する。そして、走行体13が移送台車30
に乗った際には、台車部13aが備える前記集電装置4
6が移送台車30に設けてある給電トロリ48に接触す
ることと、移送台車30に付設してある集電装置49が
走行経路6に固設してある給電トロリ50に接触してい
てこの給電トロリ50から駆動電力を受入れて台車側の
給電トロリ48に供給することとにより、走行経路6の
給電トロリ50からの駆動電力を制御装置を介して走行
モータ35に供給してこの走行モータ35を駆動制御す
る。
【0020】〔その他の実施形態〕走行用通路を3本以
上形成する物品収納設備や、走行用通路が2本でも収納
棚を通路間にだけ設けるなど、収納棚が4個以外である
物品収納設備にも本発明は適用できる。また、各収納棚
を収納棚が並列する方向に移動自在に設け、各収納棚を
移動させて物品を出し入れすべき所定の収納棚を選択
し、その選択した収納棚の前側に走行用通路を形成する
ように構成する物品収納設備にも本発明は適用できる。
収納棚に物品を出し入れするフォーク装置などの移載装
置を昇降部に備え、搭乗部に乗った作業者が所定の収納
部に行って移載装置を操作することによって物品の出し
入れを行うように構成して実施してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】物品収納設備全体の平面図
【図2】物品収納設備全体の側面図
【図3】移送台車による走行移送状態の平面図
【図4】走行体の斜視図
【図5】走行体の昇降部上昇状態での側面図
【図6】台車部の平面図
【図7】移送台車の斜視図
【図8】移送台車の平面図
【図9】走行体の移送台車に乗った状態での側面図
【図10】走行体の移送台車に乗った状態での平面図
【図11】係止部と被係止部との係合状態を示す説明図
【図12】走行体が移送台車によって支持される状態を
示す説明図
【符号の説明】
1 収納棚 1a 収納部 2 通路内走行用レール 3a,3b 走行用通路 6 走行経路 11a,11b 走行車輪 13 走行体 13a 台車部 14 昇降ポスト 15 張出アーム 19 当たり部 20 昇降部 30 移送台車 37 台車上走行用レール

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納棚に対する入出庫作業用の走行用通
    路の複数が、通路横幅方向に並べて形成され、 前記収納棚の収納部に対して物品の出し入れを行うため
    の昇降部を昇降駆動自在に備える走行体が、前記走行用
    通路の夫々を駆動走行自在に設けられ、 前記走行用通路の端部に隣接する状態において、前記走
    行体が走行により乗り降り自在な移送台車が、前記複数
    の走行用通路のうちのひとつに選択的に位置するよう
    に、前記複数の走行用通路の並び方向に沿う走行経路を
    駆動走行自在に設けられ、 前記昇降部が前記走行体の台車部に立設する昇降ポスト
    に対してこの昇降ポストの横一側方に偏位する配置で昇
    降ポストが昇降部を支持するように構成され、 前記走行体が前記走行用通路に設置された単一の通路内
    走行用レール、及び、前記移送台車に設置された単一の
    台車上走行用レールに案内されて走行するように構成さ
    れている物品収納設備であって、 前記走行体が前記移送台車に乗った際に移送台車の走行
    体載置部に当接する当たり部を、前記通路内走行用レー
    ル及び前記台車上走行用レールを走行するように前記走
    行体に備えられている走行車輪に対し、前記昇降部が昇
    降ポストに対して偏位している方向と同一方向に離間す
    る配置で前記走行体に備えさせるとともに、前記走行体
    が移送台車に乗った状態では、走行体が前記走行車輪と
    前記当たり部とにより移送台車に支持されるように構成
    してある物品収納設備。
  2. 【請求項2】 前記走行体の前記台車部から張出アーム
    を片持ち支持される状態で延出させるとともに、この張
    出アームの延出端側に前記当たり部を備えさせてある請
    求項1記載の物品収納設備。
  3. 【請求項3】 前記走行体が前記移送台車に乗った状態
    において前記当たり部に係止してこの当たり部の前記走
    行体載置部からの浮き上がりを抑制する係止部が前記移
    送台車に備えられている請求項1又は2記載の物品収納
    設備。
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