JPH11189314A - 物品収納設備 - Google Patents

物品収納設備

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JPH11189314A
JPH11189314A JP36113697A JP36113697A JPH11189314A JP H11189314 A JPH11189314 A JP H11189314A JP 36113697 A JP36113697 A JP 36113697A JP 36113697 A JP36113697 A JP 36113697A JP H11189314 A JPH11189314 A JP H11189314A
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carriage
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frames
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JP36113697A
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English (en)
Inventor
Masatomo Suzuki
雅智 鈴木
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Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納棚に対する物品出し入れを行う昇降部が
付いている走行体を、移送台車に乗せて入出庫用走行通
路どうしの間で移送する物品収納設備において、走行体
を移動台車に安定よく乗せて走行できるようにする。 【解決手段】 移送台車30の台車フレームの上面側に
凹入部30aを形成してある。走行体13を移送台車3
0に乗せて移送する際、昇降部20の下端側が凹入部3
0aに入り込む状態に昇降部20を下降させるように構
成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収納棚に対する入
出庫作業用の走行用通路の複数が、通路横幅方向に並べ
て形成され、前記収納棚の収納部に対して物品の出し入
れを行うための昇降部を昇降駆動自在に備える走行体
が、前記走行用通路の夫々を駆動走行自在に設けられ、
前記走行用通路の端部に隣接する状態において、前記走
行体が走行により乗り降り自在な移送台車が、前記複数
の走行用通路のうちのひとつに選択的に位置するよう
に、前記複数の走行用通路の並び方向に沿う走行経路を
駆動走行自在に設けられている物品収納設備に関する。
【0002】
【従来の技術】上記物品収納設備において、従来、走行
体を移送台車に乗せた際、昇降部が限界まで下げられて
いても、昇降部の全体が移送台車の台車フレームよりも
高レベルに位置するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】走行体を移送台車に乗
せて移送する際、昇降部を下げて走行体全体の重心を低
くすると、走行体や移送台車が揺れにくくなるなどによ
り、移送台車の走行速度を速くできる。しかし、従来、
走行体を移送する際のその重心がまだ比較的高くなって
いた。本発明の目的は、移送台車のフレーム強度を確保
しながら、走行体を重心レベルが充分低くなるようにし
て乗せられる物品収納設備を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】目的達成のために、請求
項1による発明は、冒頭に記した物品収納設備におい
て、前記移送台車の台車フレームの前後端側での上下高
さを中間部での上下高さよりも大にして、前記台車フレ
ームの上面側に凹入部を形成するとともに、前記走行体
を移送台車に乗せて移送させる際に前記昇降部の下端側
を前記凹入部に入り込ませるように構成し、昇降部をこ
れの下端が台車フレーム前後端側の上端より低レベルに
位置するまで低く下げた状態にして走行体を移送台車に
乗せて移送するものである。台車フレームの上下高さを
フレーム全体にわたって前記中間部高さと同一にして
も、昇降部を同様の低レベルまで下げた状態にして走行
体を移送台車に乗せられるが、この場合に比べ、台車フ
レーム前後端側での上下高さが中間部高さよりも大であ
ることによってフレーム強度が高くなるものである。こ
れにより、移送台車のフレーム強度を必要なものにして
走行体を支障なく移送させられるものでありながら、昇
降部を極力低レベルまで下げて走行体重心が充分低くな
るようにして走行体を移送台車に乗せ、移送速度を極力
アップして物品出し入れ作業を能率よくできる。
【0005】請求項2に記載の発明によれば、前記移送
台車の走行車輪を、前記台車フレームの外側に配置し、
台車フレームの下側に配置するに比し、台車フレームの
上下高を同一にしても、前記凹入部の配置レベルを低く
できるものである。これにより、走行体が移送台車に乗
った際の走行体全体のレベルが一層低くなり、走行体を
より速度アップして移送し、物品出し入れ作業がより能
率よくできる。
【0006】請求項3に記載の発明によれば、前記移送
台車の横方向に並ぶ複数本の台車前後向きの第1フレー
ムと、前記複数本の第1フレームの前端側での上面側に
連結して前記複数本の第1フレームの前端側どうしを連
結する台車横向きの第2フレームと、前記複数本の第1
フレームの後端側での上面側に連結して前記複数本の第
1フレームの後端側どうしを連結する台車横向きの第3
フレームとによって前記台車フレームを形成することに
より、前記台車フレームの前後端側での上下高さを中間
部での上下高さよりも大にするとともに前記凹入部を形
成してある。すなわち、走行体を支障なく乗せられるフ
レーム強度を現出する前記フレーム高さを有し、かつ、
昇降部を低レベルまで下げられるように前記凹入部を有
する台車フレームを、極力軽量に得られるように複数本
フレームの組立て構造としたものである。これにより、
走行体を重心レベルの低い状態で乗せられる移送台車を
極力軽量に作成し、比較的軽小なモータで走行駆動でき
るなど有利に得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1〜図3に示すように、収納棚
1を4個並設してある棚部と、4個の収納棚1それぞれ
にその上下及び左右方向に並べて備えてある収納部1a
に対する物品の出入れを行うためのスタッカークレーン
10と、このスタッカークレーン10を前記棚部の外側
で移送する移送台車30とにより、物品収納設備を構成
してある。この物品収納設備は、作業者がスタッカーク
レーン10の昇降部20が備えている搭乗部21に乗
り、スタッカークレーン10及び移送台車30を運転し
て所定の収納棚1の所定の収納部1aに行って物品を手
で出し入れするものであり、詳しくは次の如く構成して
ある。
【0008】棚部の内部に、4個の収納棚1のうちの2
個の収納棚1に対する入出庫作業を行うための単一の走
行用レール2が設置されている第1走行用通路3aと、
他の2個の収納棚1に対する入出庫作業を行うための単
一の走行用レール2が設置されている第2走行用通路3
bとを通路横幅方向に並べて形成してある。棚部の外側
に、前記走行用通路3aと3bが並ぶ方向に沿う方向の
一対の走行用レール4,5を備える走行経路6を形成し
てある。
【0009】図4〜図6に示すように、各走行用通路3
a,3bの前記走行用レール2の上を走行する一対の走
行車輪11a,11bのうちの一方の車輪11aを一端
側に電動走行モータ12によって駆動自在に備え、他方
の車輪11bを他端側に遊転自在に備える台車部13a
の前後輪間に昇降ポスト14を立設するとともに、前記
台車部13aの前端側及び後端側から張出アーム15を
台車部13aの横外側に向けて延出させて、走行体13
を構成し、前記昇降ポスト14に前記昇降部20を摺動
昇降自在に支持させるとともに、台車部13aの横側に
電動昇降モータ16によって駆動回転自在に取り付けて
あるチェーン操作スプロケット17が昇降チェーン(図
示せず)を駆動して昇降部20を昇降操作するように構
成して、前記スタッカークレーン10を構成してある。
すなわち、走行モータ12を駆動することにより、走行
体13が走行モータ12で駆動される走行車輪11a
と、遊転式の走行車輪11bとによって走行用通路3
a,3bを走行用レール2に案内されて走行して昇降部
20を移動させ、搭乗部21を走行用通路3a,3bの
両横側に位置する収納棚1の前側を棚左右方向に移動さ
せる。このとき、前記昇降ポスト14の上端部に備えて
あるガイド機構18が走行体上下方向の軸芯まわりで回
動するように有している一対の遊転自在なガイドローラ
18a,18aにより、走行用通路3a,3bの上方に
固設されている支持レール7に係合しながら移動してい
き、走行体13を走行用レール2から外れないように、
かつ、横倒れしないように支持レール7に支持させてい
く。そして、昇降モータ16を駆動することにより、昇
降部20が昇降モータ16で駆動される昇降チェーンに
よって昇降駆動され、搭乗部21を走行用通路3a,3
bの両横側に位置する収納棚1の前側を昇降させる。
【0010】図7〜図9に示すように、複数本のフレー
ム31〜33を組み合わせて成る台車フレームに、前記
走行用レール4,5のうちの棚側に位置する走行レール
4の上を走行する前後一対の走行車輪34a,34bの
うちの一方の車輪34aを遊転自在で他方の車輪34b
を電動走行モータ35によって駆動自在に取り付けると
ともに、前記走行用レール4,5のうちの他方の走行レ
ール5の上を走行する前後一対の走行車輪36a,36
bを遊転自在に取り付け、台車フレームの前後一端側に
走行体13の走行を案内するように配置した台車フレー
ム横向きの単一の走行用レール37、前記フレーム31
〜33のうちの第2フレーム32の一部分でなる載置面
32a、台車フレーム前後方向での走行用レール37と
は反対側に台車フレーム左右方向に並んで位置する一対
の第1係止部38,38、この左右一対の第1係止部3
8,38のうちの一方の第1係止部38と台車フレーム
前後方向に並ぶ1個の第2係止部39のそれぞれを備え
る走行体載置部を、前記台車フレームの上面側に形成し
て、前記移送台車30を構成してある。すなわち、走行
モータ35を駆動することにより、移送台車30が走行
モータ35で駆動される車輪34bとその他の遊転式の
車輪34a,36a,36bとによって走行経路6を走
行用通路3aと3bとが並ぶ方向に走行する。このと
き、前記走行車輪34aを支持する部材40と、前記走
行車輪34bを支持する部材40のそれぞれに台車上下
方向の軸芯まわりで回動自在に取り付けてある左右一対
の遊転自在なガイドローラ41,41が走行用レール4
に係合しており、移動台車30を走行用レール4から外
れないように案内していく。そして、走行経路6の一端
側に設定してある走行体乗降位置、すなわち第1走行用
通路3aの端部に隣接するとともに移送台車30と第1
走行用通路3aの走行用レール37,2が一直線状に並
ぶ位置に移送台車30を停車させ、走行体13を第1走
行用通路3aの走行用レール2から移送台車30の走行
用レール37に走行させたり、移送台車30の走行用レ
ール37から第1走行用通路3aの走行用レール2に走
行させることにより、走行体13が第1走行用通路3a
から移送台車30の走行体載置部に乗り移ってスタッカ
ークレーン10の全体を第1走行用通路3aから移送台
車30に乗せたり、走行体13が移送台車30の走行体
載置部から第1走行用通路3aに降りてスタッカークレ
ーン10の全体を移送台車30から第1走行用通路3a
に降ろしたりできる。また、走行経路6の他端側に設定
してある走行体乗降位置、すなわち、第2走行用通路3
bの端部に隣接するとともに移送台車30と第2走行用
通路3bの走行用レール37,2が一直線状に並ぶ位置
に移送台車30を停車させ、走行体13を第2走行用通
路3bの走行用レール2から移送台車30の走行用レー
ル37に走行させたり、移送台車30の走行用レール3
7から第2走行用通路3bの走行用レール2に走行させ
ることにより、走行体13が第2走行用通路3bから移
送台車30の走行体載置部に乗り移ってスタッカークレ
ーン10の全体を第2走行用通路3bから移送台車30
に乗せたり、走行体13が移送台車30の走行体載置部
から第2走行用通路3bに降りてスタッカークレーン1
0の全体を移送台車30から第2走行用通路3bに降ろ
したりできる。これにより、移送台車30は、スタッカ
ークレーン10を第1走行用通路3aに隣接する走行体
乗降位置から第2走行用通路3bに隣接する走行体乗降
位置まで移送して第2走行用通路3bに降ろすことによ
って第1走行用通路3aから第2走行用通路3bに移動
させたり、第2走行用通路3bに隣接する走行体乗降位
置から第1走行用通路3aに隣接する走行体乗降位置ま
で移送して第1走行用通路3aに降ろすことによって第
2走行用通路3bから第1走行用通路3aに移動させた
りする。
【0011】図1及び図4に示すように、前記昇降部2
0は、昇降ポスト14に対してこの昇降ポスト14の横
一側方に偏位する配置で昇降ポスト14に支持させてあ
る。前記一対の張出アーム15,15のいずれの張出ア
ーム15も、昇降部20が昇降ポスト14に対して偏位
している方向と同じ方向に向かって台車部13aから延
出するとともに基端側だけで台車部13aに連結して支
持される片持ちアームに構成してある。一対の張出アー
ム15,15それぞれの延出端側にローラ19を走行体
横向きの軸芯まわりで回動自在に付設してある。
【0012】図9及び図10に示すように、走行体13
が走行用通路3aや3bから移送台車30に乗り移る
際、前記各ローラ19が前記載置面32aに載ってこの
載置面32aの上を転動していく。そして、走行用レー
ル37の終端側に配置して台車フレームに付設してある
ストッパー装置42が備えているストッパー本体42a
に台車部13aの端部が当接すると、走行体13は移送
用の乗り込み位置として設定してある乗り込み位置にな
る。すると、前記ガイド機構18が前記支持レール7か
ら抜け外れて移送台車30によるスタッカークレーン1
0の搬送が可能になる。
【0013】走行体13が移送台車30に乗る際、前記
移送用乗り込み位置の直前位置になると、前記両張出ア
ーム15,15のうちの移送台車30に先に乗り上がる
方の張出アーム15に備えてある被係止部としての前記
ローラ19が前記第2係止部39の下側に入り込み始め
て両者19,39が係合し始め、前記両張出アーム1
5,15のうちの一方の張出アーム15の先端側に前記
ローラ19を支持する部材で形成して備えてある被係止
部19aが前記一対の第1係止部38,38のうちの一
方の第1係止部38の下側に入り込み始めて両者19
a,38が係合し始め、他方の張出アーム15の先端側
に前記ローラ19を支持する部材で形成して備えてある
被係止部19aが他方の第1係止部38に下側に入り込
み始めて両者19a,38が係合し始める。走行体13
が前記移送用乗り込み位置になると、前記一方のローラ
19の全体が前記第2係止部39の下側に入り込んで両
者19,39が走行体移送用の係合状態になり、第2係
止部39がこのローラ19に係止してローラ19が載置
面32aから第2係止部39とローラ19の間の融通に
よる範囲を越えて浮き上がることと走行車輪36aの方
にずれ動くこととを阻止し、各被係止部19aの全体が
第1係止部38の下側にそれぞれ入り込んで両者19
a,38が走行体移送用の係合状態になり、各第1係止
部38が被係止部19aに係止して被係止部19aが載
置面32aから第1係止部38と被係止部19aの間の
融通による範囲を越えて浮き上がることと走行用レール
37の方にずれ動くこととを阻止する。このとき、前記
載置面32aに対する当たり部としての前記各ローラ1
9が載置面32aに当接して受け止め支持される。各ロ
ーラ19は、台車部13aから前記方向に延出している
張出アーム15の延出端側に支持されていることから、
前記走行車輪11a,11bに対し、昇降部20が昇降
ポスト14に対して偏位している方向と同一の方向に離
間する箇所に存在していることになり、走行体13を昇
降部20の位置する側に横倒れしないように支持するこ
とになる。これにより、移送台車30の移送用乗り込み
位置に乗った走行体13は、走行車輪11a,11bと
ローラ19とによって移送台車30に横倒れしないよう
に受け止め支持されるとともに、移送台車30の走行体
乗降側に位置する第1係止部38と被係止部19aとの
組による係合と、この組とは反対側に位置する第1係止
部38、第2係止部39と被係止部19a、ローラ19
との組による係合とによって浮き上がり阻止と前後ずれ
止めとが行われる状態になり、揺れ動きにくいとともに
位置ずれしにくいように安定的に乗って移送される。
【0014】走行体13が移送台車30から降りる際、
走行体13の移送台車30に対する走行移動のため、ロ
ーラ19が第2係止部39から走行体13の走行方向に
自ずと抜け外れて両者19,39が離脱し、各被係止部
19aが第1係止部38から走行体13の走行方向に自
ずと抜け外れて両者19a,38が離脱する。
【0015】図4に示すように、昇降部20に、前記昇
降ポスト14に昇降自在に連結する取付けフレーム22
の下端側に連結する作業者搭乗用のフロア23、及び、
このフロア23の前後側に位置する乗降口24、取付け
フレーム22の横側に位置する運転パネル25などを有
する前記搭乗部21を備えるとともに、この搭乗部21
の前後側に入出庫物品を載置して搬送できるように配置
した物品載置テーブル26、搭乗部21の上方を覆う屋
根部材27などを備えてある。
【0016】つまり、物品の出し入れを行うに当たり、
作業者が搭乗部21に乗り、次の如く走行体13、昇降
部20、移送台車30を運転して物品を出し入れする所
定の収納棚1の所定の収納部1aの前側に行き、手で出
し入れするのである。すなわち、搭乗部21に運転起動
スイッチ(図示せず)、運転レバーLや台車運転スイッ
チ(図示せず)を有する運転指令操作部を設けてあり、
運転起動スイッチを操作したままにして制御装置(図示
せず)を運転許可状態にしながら、運転レバーLを操作
して走行体13の走行モータ12を駆動制御する。する
と、走行体13が第1走行用通路3aや第2走行用通路
3bで走行するとか、走行用通路3a,3bと移送台車
30とにわたって走行し、作業者が収納棚1の横方向に
移動して収納棚1の上下方向に沿う収納部列を選択する
とか、移送台車30に乗ったり、移送台車30から降り
たりすることができる。
【0017】第1走行用通路3aや第2走行用通路3b
に位置する際、運転起動スイッチを操作したままにして
制御装置を運転許可状態にしながら、運転レバーLを操
作して昇降モータ16を駆動制御する。すると、昇降部
20が昇降し、作業者が収納棚1の上下方向に移動して
収納棚1の横方向に沿う収納部列を選択できる。
【0018】移送台車30に乗ると、台車部13aに固
定してあるコネクターC1が移送台車30に固定してあ
るコネクターC2に走行体13と移送台車30との相対
接近によって自ずと接続して前記制御装置による台車側
走行モータ35の制御が可能になり、前記運転起動スイ
ッチを操作したままにして制御装置を運転許可状態にし
ながら、台車運転スイッチを操作して走行モータ35を
始動操作する。すると、移送台車30が第1走行用通路
3aと第2走行用通路3bのうちの一方の走行用通路に
対応する走行体乗降位置から他方の走行用通路に対応す
る走行体乗降用位置に向けて走行する。そして、移送台
車30が第1走行用通路3a又は第2走行用通路3bに
対応する走行体乗降位置に到達すると、移動台車30の
走行経路6での位置を検出するように台車部13aに付
設してある位置センサー45からの検出情報に基づいて
制御装置が走行モータ35を自動的に停止操作し、移送
台車30が走行体乗降位置に自動的に停止する。これに
より、走行体13を移送台車30から第1走行用通路3
aや第2走行用通路3bに降ろすことができる。すなわ
ち、走行体13を第1走行用通路3aから第2走行用通
路3bに移動させたり、第2走行用通路3bから第1走
行用通路3aに移動させ、収納棚1を選択できる。
【0019】走行体13が第1走行用通路3aや第2走
行用通路3bに位置する際、走行体13の台車部13a
に付設してある集電装置46が走行用通路3a,3bに
固設してある給電トロリ47に接触し、この給電トロリ
47から駆動電力を受けて走行モータ12及び昇降モー
タ16に供給する。そして、走行体13が移送台車30
に乗った際には、台車部13aが備える前記集電装置4
6が移送台車30に設けてある給電トロリ48に接触す
ることと、移送台車30に付設してある集電装置49が
走行経路6に固設してある給電トロリ50に接触してい
てこの給電トロリ50から駆動電力を受入れて台車側の
給電トロリ48に供給することとにより、走行経路6の
給電トロリ50からの駆動電力を制御装置を介して走行
モータ35に供給してこの走行モータ35を駆動制御す
る。
【0020】図8に示すように、移送台車30が備えて
いる全ての走行車輪34a,34b,36a,36bを
台車上下方向視で台車フレームの外側に位置するように
配置し、台車フレームを極力床面に近づけて移送台車3
0の走行体載置部を極力低レベルに位置させるようにし
てある。さらに、移送台車30の台車フレームは、複数
本の前記第1フレーム31〜33によって図8、図9及
び図12に示す如く構成してある。すなわち、第1フレ
ーム31〜33のうちの複数本の台車前後向きの第1フ
レーム31が台車横方向に並び、第1フレーム31〜3
3のうちの台車横向きの第2フレーム32が各第1フレ
ーム31の前端側の上面側に連結して第1フレーム31
の前端側どうしを連結し、台車横向きの第3フレーム3
3が前記第1フレーム31の後端側の上面側に連結して
第1フレーム31の後端側どうしを連結するように各フ
レーム31〜33を組み合わせ、台車フレームの前後端
部での上下高さH1を中間部での上下高さH2よりも大
にするとともに、走行体13を移送台車30に乗せて移
送する際に昇降部20の下端部20aが入り込む上向き
開口の凹入部30aを台車フレームの中間部に形成して
ある。これにより、台車フレームを優れた強度を有する
ものに形成できる。しかも、走行体13を乗せて移送す
る際には、昇降部20をこれの下端が台車フレーム前後
端側の上端より低レベルに位置するまで低く下げた状態
にして走行体13を移送台車30に乗せることと、移送
台車30の走行体載置部が低レベルに位置することとに
より、移送台車30や走行体13を揺れにくいように安
定させて走行できる。
【0021】〔その他の実施形態〕走行用通路を3本以
上形成する物品収納設備や、走行用通路が2本でも収納
棚を通路間にだけ設けるなど、収納棚が4個以外である
物品収納設備にも本発明は適用できる。また、各収納棚
を収納棚が並列する方向に移動自在に設け、各収納棚を
移動させて物品を出し入れすべき所定の収納棚を選択
し、その選択した収納棚の前側に走行用通路を形成する
ように構成する物品収納設備にも本発明は適用できる。
収納棚に物品を出し入れするフォーク装置などの移載装
置を昇降部に備え、搭乗部に乗った作業者が所定の収納
部に行って移載装置を操作することによって物品の出し
入れを行うように構成して実施してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】物品収納設備全体の平面図
【図2】物品収納設備全体の側面図
【図3】移送台車による走行移送状態の平面図
【図4】走行体の斜視図
【図5】走行体の昇降部上昇状態での側面図
【図6】台車部の平面図
【図7】移送台車の斜視図
【図8】移送台車の平面図
【図9】走行体の移送台車に乗った状態での側面図
【図10】走行体の移送台車に乗った状態での平面図
【図11】係止部と被係止部との係合状態を示す説明図
【図12】昇降部の下端側が移送台車の凹入部に入り込
んだ状態を示す説明図
【符号の説明】
1 収納棚 1a 収納部 3a,3b 走行用通路 6 走行経路 13 走行体 20 昇降部 30 移送台車 30a 凹入部 31 第1フレーム 32 第2フレーム 33 第3フレーム 34a,34b,36a,36b 走行車輪 H1 前後端側の上下高さ H2 中間部の上下高さ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納棚に対する入出庫作業用の走行用通
    路の複数が、通路横幅方向に並べて形成され、 前記収納棚の収納部に対して物品の出し入れを行うため
    の昇降部を昇降駆動自在に備える走行体が、前記走行用
    通路の夫々を駆動走行自在に設けられ、 前記走行用通路の端部に隣接する状態において、前記走
    行体が走行により乗り降り自在な移送台車が、前記複数
    の走行用通路のうちのひとつに選択的に位置するよう
    に、前記複数の走行用通路の並び方向に沿う走行経路を
    駆動走行自在に設けられている物品収納設備であって、 前記移送台車の台車フレームの前後端側での上下高さを
    中間部での上下高さよりも大にして、前記台車フレーム
    の上面側に凹入部を形成するとともに、前記走行体を移
    送台車に乗せて移送させる際に前記昇降部の下端側を前
    記凹入部に入り込ませるように構成してある物品収納設
    備。
  2. 【請求項2】 前記移送台車の走行車輪を、前記台車フ
    レームの外側に配置してある請求項1記載の物品収納設
    備。
  3. 【請求項3】 前記移送台車の横方向に並ぶ複数本の台
    車前後向きの第1フレームと、前記複数本の第1フレー
    ムの前端側での上面側に連結して前記複数本の第1フレ
    ームの前端側どうしを連結する台車横向きの第2フレー
    ムと、前記複数本の第1フレームの後端側での上面側に
    連結して前記複数本の第1フレームの後端側どうしを連
    結する台車横向きの第3フレームとによって前記台車フ
    レームを形成することにより、前記台車フレームの前後
    端側での上下高さを中間部での上下高さよりも大にする
    とともに前記凹入部を形成してある請求項1又は2記載
    の物品収納設備。
JP36113697A 1997-12-26 1997-12-26 物品収納設備 Pending JPH11189314A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5804539B1 (ja) * 2014-07-09 2015-11-04 ニチユ三菱フォークリフト株式会社 作業員保護装置

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JP5804539B1 (ja) * 2014-07-09 2015-11-04 ニチユ三菱フォークリフト株式会社 作業員保護装置

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