JP2001019117A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JP2001019117A
JP2001019117A JP11198375A JP19837599A JP2001019117A JP 2001019117 A JP2001019117 A JP 2001019117A JP 11198375 A JP11198375 A JP 11198375A JP 19837599 A JP19837599 A JP 19837599A JP 2001019117 A JP2001019117 A JP 2001019117A
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JP
Japan
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article
dolly
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lifter
transfer device
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JP11198375A
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English (en)
Inventor
Yoshiki Yuasa
良樹 湯浅
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 スタッカークレーン2の昇降台に、リフター
20を備えたドーリー台車12を配置し、これを跨ぐよ
うに一対のチェーンコンベヤ10,10を配置する。 【効果】 物品の払い出しと引き込みとを同時に行い、
移載のサイクルタイムを短縮できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】この発明は、物品の払い出しと引き
込みとを同時にできる搬送装置に関する。
【0002】
【従来技術】搬送装置では、物品の払い出し(荷下ろ
し)と引き込み(荷積み)とは、一般に別個に行う。こ
こで払い出しと引き込みとを同時に行えれば、搬送装置
のサイクルタイムを短縮できるが、このような搬送装置
は知られていない。
【0003】
【発明の課題】この発明の基本的課題は、搬送装置から
ステーションへの物品の払い出しと引き込みとを同時に
行い、サイクルタイムを短縮することにある(請求項1
〜3)。請求項2の発明での追加の課題は、簡単かつ小
型の構成で、払い出しと引き込みとを同時に行えるよう
にすることにある。請求項3の発明での追加の課題は、
ドーリー台車側の移載時間を短縮することにある。
【0004】
【発明の構成】この発明は、搬送装置の走行方向に対し
てほぼ直角に物品を移載するための第1の移載装置と、
第1の移載装置の移載方向と反対側に物品を移載し、か
つ物品を昇降させることができる第2の移載装置とを備
えた搬送装置にある(請求項1)。搬送装置の種類は、
実施例に示すスタッカークレーンの他に、有軌道台車や
無人搬送車等でも良く、2つのステーションの間に挟ま
れた位置で払い出しと引き込みとを行い得るものであれ
ばよい。
【0005】好ましくは、前記第2の移載装置をリフタ
ーを備えたドーリー台車とし、前記第1の移載装置を前
記ドーリー台車を跨ぐように設けたコンベヤとする(請
求項2)。特に好ましくは、前記ドーリー台車の走行と
前記リフターの昇降とを同期させるための制御手段を設
ける(請求項3)。
【0006】
【発明の作用と効果】この発明では、第2の移載装置で
物品を上昇させると第1の移載装置は物品に作用せず、
物品を下降させると第1の移載装置も物品に作用する。
そこで例えば第2の移載装置で物品を上昇させて払い出
し、同時に第1の移載装置で物品を引き込むことができ
る。また逆に物品を下降させて第1の移載装置で払い出
し、これと同時に第2の移載装置で物品を引き込むこと
もできる。これらのいずれの場合でも、払い出しと引き
込みとを同時に行うことにより、移載のサイクルタイム
を短縮できる。
【0007】第2の移載装置には例えば物品の上部を昇
降自在に把持して搬送するアーム等を用い、第1の搬送
装置にはスライドフォーク等を用いることもできるが、
請求項2の発明では、第2の搬送装置にリフターを備え
たドーリー台車を用い、第1の移載装置にコンベヤを用
いる。コンベヤの種類はチェーン、ローラー、ベルト等
を問わないが、設置面積が小さくかつ物品とコンベヤ間
の滑りが少ないチェーンコンベヤが特に好ましい。そし
てドーリー台車を跨ぐように、すなわちその側部の両側
にコンベヤを設ける。また移載相手のステーションを、
例えば搬送装置の走行方向の両側に対向して一対配置
し、その一方にはドーリー台車が走行するためのレール
を、他方にはコンベヤを設けることが好ましい。このよ
うにするとドーリー台車とコンベヤの組み合わせからな
る簡単で小型の機構で、物品の払い出しと引き込みとを
同時に行える。またドーリー台車のリフターで物品を上
昇させると、コンベヤは物品に作用せず、物品を下降さ
せるとコンベヤが作用し、リフターでいずれの移載装置
が物品に作用するかを定めることができる。ドーリー台
車のリフターはステーションでの物品の移載や、コンベ
ヤを備えていないラックの棚等との間での移載にも、用
いることができる(請求項2)。
【0008】ドーリー台車の運動は、ステーションへの
進入、リフターによる積み替え、搬送装置上への復帰の
3段階であり、コンベヤの運動は相手方ステーションと
の共同作業による物品の搬送の1段階である。このため
一般にドーリー台車の方が移載のサイクルタイムが長く
なりがちで、またコンベヤ等を備えていないステーショ
ン等との間の移載ではドーリー台車を用いるため、ドー
リー台車側のサイクルタイムが特に問題になる。そこで
請求項3の発明では、ドーリー台車の走行とリフターの
昇降とを同期させ、ドーリー台車のサイクルタイムを短
縮する。
【0009】
【実施例】図1〜図5に実施例を示す。図1に実施例の
スタッカークレーン2を示すと、4は走行レールで、6
は昇降台であり、支柱8,8等によって構成したトラス
マストに沿って昇降するものとする。昇降台6には一対
のチェーンコンベヤ10,10を設け、その間にドーリ
ー台車12を配置する。14はドーリー台車12の走行
車輪で、16は昇降台6に設けた断面L字状等のレール
で、走行車輪14を走行させるためのものである。また
18は、ドーリー台車12の前後左右例えば4カ所に設
けたガイドローラで、レール16の側壁に沿ってドーリ
ー台車12をガイドする。ドーリー台車12にはリフタ
ー20を設ける。
【0010】スタッカークレーン2の走行通路を挟むよ
うに、一対の入出庫用ステーション22,26を設け
る。22はドーリー用ステーションで、24は断面コの
字状等のレールで、ドーリー台車12の走行レールであ
る。ドーリー用ステーション22から見て、スタッカー
クレーン2の走行方向の反対側に、コンベヤ用ステーシ
ョン26を設け、一対のチェーンコンベヤ28,28を
設ける。チェーンコンベヤ28,28は、その間隔をチ
ェーンコンベヤ10,10と等しくすることが好まし
い。30,30は走行レール4の両側に沿って設けた一
対のラックで、32はその支柱であり、34,34はラ
ック30の各棚に設けた断面が例えばコの字状のレール
である。
【0011】図2に昇降台6の断面を示すと、図2の実
線の下降位置ではリフター20の上面はチェーンコンベ
ヤ10,10の上面よりも低い位置にあり、鎖線の上昇
位置ではチェーンコンベヤ10,10の上面よりも高い
位置にある。またレール16は昇降台6のベースにより
支えられ、チェーンコンベヤ10はスプロケット40と
ギア等を介して駆動軸42に連結され、モータ44で駆
動される。図2の構成では、ドーリー台車12の左右の
チェーンコンベヤ10,10が占める面積は僅かであ
り、その駆動部のモータ44等をドーリー台車12の底
部側に配置することにより、昇降台6の面積の増加を防
止している。これに伴って昇降台6の厚さがやや増す
が、それに伴うラック30,30側のデッドスペースの
増加は僅かである。
【0012】図3に、ドーリー台車12のリフター20
の上昇時(ハイレベル)と下降時(ロウレベル)の高さ
レベル、並びにドーリー用ステーション22やコンベヤ
用ステーション26の高さレベルを示す。ドーリー台車
12側の中央実線がチェーンコンベヤ10,10の上面
の高さで、この高さにコンベヤ用ステーション26のチ
ェーンコンベヤ28の上面の高さや、ドーリー用ステー
ション22のレール24の上面の高さが揃えてある。こ
こでリフター20をロウレベルに下降させると、昇降台
6上の物品にはチェーンコンベヤ10のみが作用し、リ
フター20を上昇させると、チェーンコンベヤ10は物
品に対して作用しなくなる。
【0013】図4にドーリー台車の制御系を示すと、ド
ーリー台車12の走行方向に沿って走行車輪14に平行
に少なくとも一対の検出用車輪46,46があり、例え
ば3枚のギア48,50,48でこれらを連結し、中央
のギア50の回転数をエンコーダ52で読み込む。ここ
で一対の検出用車輪46,46を用いるのは、レール2
4とレール16との間のギャップや、レール34とレー
ル16との間のギャップでも、いずれかの検出用車輪4
6がレール上に存在してドーリー台車12の運動に伴っ
て回動し、正確にドーリー台車12の現在位置を求める
ことができるようにするためである。54はリフター2
0を駆動するための昇降モータで、56は制御器で、エ
ンコーダ52からドーリー台車12の現在位置と速度を
入力され、昇降モータ54からリフター20の現在位置
と速度を入力されて、ドーリー台車12の現在位置と速
度に合わせて、昇降モータ54を制御する。ここではド
ーリー台車12の前後進にリフター20を同期させた
が、逆にリフター20の昇降にドーリー台車12の前後
進を同期させても良い。
【0014】図5に、ドーリー台車12とチェーンコン
ベヤ10の速度パターンを示す。図5は例えばドーリー
台車12を用いて予め昇降台に載置している物品を払い
出し、同時にチェーンコンベヤ10,10を用いて物品
を引き込む場合を想定している。スタッカークレーン2
がステーション22,26に面した位置に停止するまで
に、リフター20を上昇させておく。スタッカークレー
ン2が所定位置で停止し、昇降台6も所定高さで静止す
ると、ドーリー台車12がレール16,24を介してス
テーション22側へと進入し、これにやや遅れてチェー
ンコンベヤ28,10を用いて、ステーション26から
昇降台6への物品の引き込みを開始する。ドーリー台車
12は、物品の移載に、ステーション22側への進入
と、リフター20の昇降、並びに昇降台6への復帰の3
段階を要するのに対して、チェーンコンベヤ10,28
による物品の移載は、コンベヤ10,28の駆動の1段
階のみで行われる。このため一般にドーリー台車12に
よる移載の方が、コンベヤ10,28による移載よりも
サイクルタイムが長くなりがちである。この点を補うた
め、実施例ではドーリー台車12の走行と同時にリフタ
ー20を昇降させる。例えば図5の場合、ドーリー台車
12がステーション22での減速を開始する以前から、
リフター20の下降を開始させ、ドーリー台車12を停
止させている時間をごく僅かにして、この時間内にリフ
ター20の高さがレール24の高さとクロスして、ドー
リー台車12からステーション22への積み替えが行わ
れるようにする。
【0015】このため図4の制御器56では、エンコー
ダ52からドーリー台車12の現在位置と速度を入力さ
れ、昇降モータ54からはリフター20の現在高さと昇
降速度とを入力される。制御器56はドーリー台車12
の目標走行パターンとリフター20の目標昇降パターン
とを記憶しており、ドーリー台車12の現在位置並びに
速度に応じて昇降モータ54に制御を加え、ドーリー台
車12の走行パターンに合わせてリフター20が昇降す
るように制御する。このようにして、図5でドーリー台
車12が停止している狭い時間内で、リフター20から
ステーション22への物品の積み替えを行う。
【0016】物品の積み替えが終われば、ドーリー台車
12は昇降台6へと復帰し、リフター20はさらに下降
を続ける。例えばリフター20の下降が完了するまで、
チェーンコンベヤ10による昇降台6への物品の引き込
みが完了しないようにし、リフター20と物品との衝突
を防止する。このため図5の実施例では、コンベヤ1
0,28の速度を抑えてある。
【0017】図5にはドーリー台車12を物品の払い出
しに使用する例を示したが、ドーリー台車12を物品の
引き込みに利用し、チェーンコンベヤ10,28を物品
の払い出しに利用しても良い。この場合は、図5でのリ
フターの高さパターンを昇/降反転させ、コンベヤ1
0,28の運動方向を反転させればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のスタッカークレーンの要部平面図
【図2】 実施例の昇降台の要部断面図
【図3】 実施例の自動倉庫での、コンベヤ用ステーシ
ョンとドーリー用ステーションの高さレベルと、昇降台
のドーリー及びチェーンコンベヤの高さレベルを示す図
【図4】 実施例のドーリー台車の制御系を示すブロッ
ク図
【図5】 実施例でのドーリー台車の速度パターンとリ
フターの高さ位置、並びにコンベヤの速度パターンを示
す特性図
【符号の説明】 2 スタッカークレーン 4 走行レール 6 昇降台 8 支柱 10 チェーンコンベヤ 12 ドーリー台車 14 走行車輪 16 レール 18 ガイドローラ 20 リフター 22 ドーリー用ステーション 24 レール 26 コンベヤ用ステーション 28 チェーンコンベヤ 30 ラック 32 支柱 34 レール 40 スプロケット 42 駆動軸 44 モータ 46 検出用車輪 48,50 ギア 52 エンコーダ 54 昇降モータ 56 制御器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送装置の走行方向に対してほぼ直角に
    物品を移載するための第1の移載装置と、第1の移載装
    置の移載方向と反対側に物品を移載し、かつ物品を昇降
    させることができる第2の移載装置とを備えた搬送装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第2の移載装置をリフターを備えた
    ドーリー台車とし、前記第1の移載装置を前記ドーリー
    台車を跨ぐように設けたコンベヤとしたことを特徴とす
    る、請求項1の搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記ドーリー台車の走行と前記リフター
    の昇降とを同期させるための制御手段を設けたことを特
    徴とする、請求項2の搬送装置。
JP11198375A 1999-07-13 1999-07-13 搬送装置 Pending JP2001019117A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004203529A (ja) * 2002-12-24 2004-07-22 Toyota Industries Corp 荷移載方法、荷移載装置及びスタッカクレーン
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JP2006240883A (ja) * 2005-02-28 2006-09-14 Keuro Besitz Gmbh & Co Edv Dienstleistungs Kg 棚式倉庫及び荷役方法

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