JP3465673B2 - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

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JP3465673B2
JP3465673B2 JP2000270513A JP2000270513A JP3465673B2 JP 3465673 B2 JP3465673 B2 JP 3465673B2 JP 2000270513 A JP2000270513 A JP 2000270513A JP 2000270513 A JP2000270513 A JP 2000270513A JP 3465673 B2 JP3465673 B2 JP 3465673B2
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    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/22Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac
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    • H02M3/338Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only in a self-oscillating arrangement
    • H02M3/3385Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only in a self-oscillating arrangement with automatic control of output voltage or current

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スイッチング電
源装置であるリンギングチョークコンバータ方式のスイ
ッチング電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からスイッチング電源装置として、
リンギングチョークコンバータ(Ringing Choke Conver
ter:以下、RCCと称する。)方式のスイッチング電源
装置がある。このRCC方式のスイッチング電源装置
は、商用交流電源から安定した直流電源を供給するため
のものであり、構成が比較的簡単で小型軽量であり効率
が高いので、電子計算機・通信機器・OA機器など、各
種の装置に広く用いられている。また、補助電源や容量
の小さなシリーズレギュレータのプリレギュレータとし
ても利用される。
【0003】図8は、従来のRCC方式のスイッチング
電源装置の回路図である。同図に示したように、スイッ
チング電源装置10は、入力回路2、DC−DCコンバ
ータ回路3、電圧検出回路4および制御回路5によって
構成されている。
【0004】入力回路2は、ヒューズF、フィルタ回路
LFおよび整流用のダイオードブリッジDBから構成さ
れ、入力端子に交流電源ACが接続されている。また、
入力回路2の一方の入力端子は、ヒューズFを介してフ
ィルタ回路LFの入力側の一端に接続され、入力回路2
の他方の入力端子は、直接フィルタ回路LFの入力側の
他端に接続されている。さらに、フィルタ回路LFの出
力側の両端がダイオードブリッジDBの両入力端に接続
されている。そして、ダイオードブリッジDBの出力端
a,bは、DC−DCコンバータ回路3の入力端a,b
に接続されている。
【0005】DC−DCコンバータ回路3は、コンデン
サC1,C4、トランスT、主スイッチング素子である
mos型のFETQ1、抵抗R1,R10およびダイオ
ードD1によって構成されている。また、トランスT
は、1次巻線N1、1次巻線N1とは逆極性の2次巻線
N2、および1次巻線N1と同じ極性の帰還巻線Nbを
有する。DC−DCコンバータ回路3の入力端a,b間
には、平滑用のコンデンサC1が設けられ、また、1次
巻線N1およびFETQ1が直列接続されてコンデンサ
C1と並列に設けられている。すなわち、DC−DCコ
ンバータ回路3の入力端aには、トランスTの1次巻線
N1の巻き始め端が接続され、1次巻線N1の巻き終わ
り端にFETQ1のドレインが接続され、FETQ1の
ソースがDC−DCコンバータ回路3の入力端bに接続
されている。また、1次巻線N1の巻き始め端には、起
動用の抵抗R1の一端が接続され、抵抗R1の他端はF
ETQ1のゲートに接続されている。FETQ1のゲー
ト−ソース間には、抵抗R10が接続されている。さら
に、トランスTの2次巻線N2の巻き終わり端には、整
流用のダイオードD1のアノードが接続され、ダイオー
ドD1のカソードと2次巻線N2の巻き始め端の間に
は、平滑用のコンデンサC4が接続されている。このダ
イオードD1とコンデンサC4とによって整流平滑回路
が構成されている。
【0006】電圧検出回路4は、DC−DCコンバータ
回路3の出力側に設けられ、抵抗R5,R6,R7、フ
ォトカプラPCの発光素子である発光ダイオードPDお
よびシャントレギュレータSrから構成されている。電
圧検出回路4の出力端子は、DC−DCコンバータ回路
3のコンデンサC4に並列に設けられている。また、抵
抗R5、発光ダイオードPDおよびシャントレギュレー
タSrがそれぞれ直列に接続された回路と、抵抗R6お
よびR7が直列に接続された回路と、がそれぞれコンデ
ンサC4に並列に設けられている。なお、発光ダイオー
ドPDのカソードと、シャントレギュレータSrのカソ
ードと、が接続されている。また、抵抗R6およびR7
の接続点には、シャントレギュレータSrの基準端子が
接続されている。
【0007】制御回路5は、抵抗R2,R3,R4,R
13、コンデンサC2,C3、ダイオードD2、フォト
カプラPCの受光素子であるフォトトランジスタPTお
よびnpn型のトランジスタQ2から構成されている。
DC−DCコンバータ回路3のFETQ1のゲートと帰
還巻線Nbの巻き始め端との間には、コンデンサC3お
よび抵抗R13が直列に接続されている。また、FET
Q1のゲート−ソース間には、トランジスタQ2のコレ
クタおよびエミッタが接続されている。さらに、帰還巻
線Nbの巻き始め端と巻き終わり端との間には、抵抗R
2および抵抗R3が直列に接続されている。加えて、抵
抗R4、ダイオードD2およびフォトカプラPCのフォ
トトランジスタPTがそれぞれ直列に接続され、抵抗R
2と並列に接続されている。なお、ダイオードD2のア
ノードは、フォトカプラPCのフォトトランジスタPT
のコレクタと接続されている。また、トランジスタQ2
のベース−エミッタ間には、コンデンサC2が接続され
て、前記の抵抗R3がコンデンサC2と並列に接続され
ている。
【0008】次に、上記の構成のスイッチング電源装置
10の動作を説明する。まず、電源が投入された起動時
においては、起動用の抵抗R1を介してFETQ1のゲ
ートに電圧が印加されて、FETQ1がターンオンす
る。これにより、トランスTの1次巻線N1に電源電圧
が印加されて、帰還巻線Nbに1次巻線N1と同極性の
電圧が発生する。この電圧信号が、抵抗R13およびコ
ンデンサC3を介してFETQ1のゲートに対して正帰
還信号として与えられ、FETQ1は急速にオンする。
このとき、1次巻線N1には、励磁エネルギが蓄積され
る。
【0009】一方、帰還巻線Nbの起電圧により、抵抗
R2を介してコンデンサC2に充電電流が流れる。この
コンデンサC2の充電電圧が、制御用のトランジスタQ
2におけるベース−エミッタ間の順方向電圧を超える
と、このトランジスタQ2がターンオンする。これによ
り、FETQ1のゲート−ソース間電圧がほぼ零となっ
て、FETQ1が強制的にターンオフする。
【0010】これにより、FETQ1のオン期間にトラ
ンスTの1次巻線N1に蓄積されていた励磁エネルギ
が、2次巻線N2を介して電気エネルギとして放出さ
れ、ダイオードD1で整流され、コンデンサC4で平滑
されて、電圧検出回路4の出力端子に接続された図外の
負荷に供給される。
【0011】そして、コンデンサC2の充電電荷が抵抗
R3などの放電回路を通して放電し、その充電電圧がト
ランジスタQ2のベース−エミッタ間の順方向電圧以下
になると、トランジスタQ2がオフする。また、トラン
スTの1次巻線N1に蓄積されていた励磁エネルギが、
2次巻線N2を介してすべて放出されて、ダイオードD
1を流れる電流が零になると、帰還巻線Nbに巻き始め
端を正とするキック電圧が生じ、このキック電圧により
FETQ1が再びターンオンする。FETQ1がターン
オンすると、再びトランスTの1次巻線N1に電圧が印
加されて、1次巻線N1に励磁エネルギが蓄積されてい
る。
【0012】このように、スイッチング電源装置10に
おいては、上記の発振動作が繰り返し行われる。
【0013】次に、電圧検出回路4からのフィードバッ
ク制御について説明する。定常状態においては、負荷側
の出力電圧は抵抗R6,R7の分圧により検出され、そ
の検出電圧とシャントレギュレータSrが有する基準電
圧とが比較されている。そして、出力電圧の変動量がシ
ャントレギュレータSrで増幅され、フォトカプラPC
の発光ダイオードPDに対する通電量が変化し、発光ダ
イオードPDの発光量も変化する。また、フォトカプラ
PCのフォトトランジスタPTの受光量に応じて、フォ
トトランジスタPTのインピーダンスが変化することに
より、コンデンサC2の充電時定数が変化する。出力電
圧が低下するほど上記充電時定数が大きくなるので、出
力電圧が低下するほど、FETQ1がオンしてからトラ
ンジスタQ2により強制オフされるまでの時間、すなわ
ちFETQ1のオン時間が長くなって、出力電圧を上昇
させる方向に作用する。また、出力電圧が上昇した場合
は上記と逆の動作となり、出力電圧を下降させる方向に
作用する。これによって、出力電圧が一定となるように
定電圧制御が行われる。
【0014】なお、軽負荷時は、上記の出力電圧が上昇
した場合に相当し、重負荷時は、上記の出力電圧が下降
した場合に相当する。
【0015】図8に示したような従来のRCC方式のス
イッチング電源装置においては、FETQ1の発振周波
数は入力電力または出力電力にほぼ反比例して変化する
ことが知られている。これを、出力電力(負荷電力)に
対する発振周波数(スイチッング周波数)の関係で表せ
ば図5の(b)のようになる。
【0016】一般に負荷が軽くなる程、スイッチング1
回あたりのスイッチングロスは減少するが、図5の
(b)のように出力電力が小さい程、すなわち負荷が軽
くなる程、発振周波数が高くなり、発振周波数が高くな
る程、単位時間あたりのスイッチングロス発生回数が増
すので、結局負荷が軽くなってもスイッチングロスの低
下幅は非常に小さい。したがって、負荷が軽い程、電源
装置としての効率が低下することになる。
【0017】このような軽負荷状態におけるスイッチン
グロスを減少させるためには、定格負荷における発振周
波数が低くなるように回路定数を設計すればよいが、電
源装置が極めて軽い負荷から重い負荷まで広範囲に亘っ
て対応しなければならない場合には、軽負荷時の発振周
波数は相対的に高くならざるを得ない。すなわち、一般
に定格負荷における発振周波数は、トランスの磁束密度
など部品の要因や、リップル、ノイズ等の要因によって
決定され、発振周波数を低くしすぎるとトランスの飽和
等が生じてしまうという問題があった。
【0018】また、従来のRCC方式のスイッチング電
源装置を使用する装置の待機時は、前記の軽負荷時に相
当するので、発振周波数が高周波化するため、スイッチ
ングロスにより主スイッチング素子が発熱していた。
【0019】例えば、プリンタに使用するスイッチング
電源装置においては、電源スイッチオフ時には、切換信
号により待機時に最適化した動作モードで電源を動作さ
せることが可能である。一方、印刷を行うためなどでプ
リンタの電源スイッチを一旦オンすると、スイッチング
電源装置は通常の動作に最適化した動作モードとなる。
また、プリンタの電源スイッチオン時においても、印刷
動作を実行していない場合には待ち受けの時間が存在す
る。この待ち受けの間は軽負荷時であるため、プリンタ
に使用するスイッチング電源装置の主スイッチング素子
では、上記のように発熱が発生する。
【0020】この問題に対して、本願発明者らは、特開
平11−235036号公報において、待機時には切換
信号を入力して、発振周波数を低下させることによっ
て、待機時の損失を改善するスイッチング電源装置に関
する技術を開示している。
【0021】また、特願平11−253550号とし
て、定格時から待機時にかけての発振周波数を連続的に
低下させることによって待機時の損失を改善しているス
イッチング電源装置に関する技術を提案している。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
11−235036号公報のスイッチング電源装置で
は、切換信号を通常状態にしている場合には、RCCと
して動作する。そのため、前記のプリンタのように待ち
受けの状態である場合には、低損失化の手段が設けられ
てなく、入力電力の増大や主スイッチング素子の発熱と
いう問題が発生する。また、間欠発振となる動作状態も
起こり、この場合には、出力リップルが増大するという
問題が発生する。
【0023】また、特願平11−253550号のスイ
ッチング電源装置では、軽負荷になると自動的に発振周
波数を低下させている。この場合、発振周波数を低下さ
せすぎると、負荷の応答特性が悪化するため、その周波
数は特開平11−235036号公報に開示された技術
と比較して高い周波数に限定されている。このため、低
損失化の効果は切換信号入力タイプに比べて劣るという
問題がある。
【0024】本発明は、上記の問題を解決するために成
されたもので、その目的は、軽負荷時や待機時に発振周
波数を低下またはほぼ一定値に維持して高周波数化を避
けることにより、待機電力の抑制や主スイッチの発熱の
抑制、RCCの待機時効率改善、および間欠発振に起因
する出力リップルの改善を図るとともに、外部からの信
号により動作モードを切り換えることにより、または、
待機負荷となってから一定時間経過後に動作モードを切
り換えることにより、発振周波数をさらに低周波数化
し、待機時の損失を大幅に低減するRCC方式のスイッ
チング電源装置を提供することである。
【0025】
【課題を解決するための手段】この発明のスイッチング
電源装置は、1次巻線、2次巻線および帰還巻線を有す
るトランスと、前記帰還巻線からの帰還信号を受けて自
励発振し、前記1次巻線の電流を断続する主スイッチン
グ素子と、前記2次巻線に接続された整流素子および平
滑素子から成る整流平滑回路と、前記帰還巻線および主
スイッチング素子の制御端子間に接続された制御回路
と、を備えたリンギングチョークコンバータ方式のスイ
ッチング電源装置において、前記整流素子の電流が零と
なってから所定の時間主スイッチング素子のターンオン
を禁止する遅延回路と、遅延回路の遅延時間を二段階ま
たは二段階以上に切り換える切換回路と、を備えてい
る。
【0026】この構成によれば、遅延回路によって主ス
イッチング素子のターンオンが所定の時間禁止されて、
発振周期のオフ時間が延長される。また、切換回路によ
って、遅延時間を二段階またはそれ以上に切り換えられ
る。したがって、この遅延回路が存在しない場合に比べ
て、主スイッチング素子のスイッチング周波数が低下す
ることとなる。また、切換回路によって主スイッチング
素子のスイッチング周波数を所望の値にすることが可能
となる。
【0027】また、この発明のスイッチング電源装置
は、トランスの帰還巻線と主スイッチング素子の制御端
子との間に設けられたスイッチ手段および時定数回路を
含む遅延回路と、時定数回路の時定数を切り換える切換
回路を備えている。これにより、スイッチ手段のオン時
間は時定数回路の時定数によって変わるが、切換回路に
よって時定数回路の時定数を切り換えることが可能とな
る。
【0028】さらに、この発明のスイッチング電源装置
は、トランスの帰還巻線電圧を整流素子と平滑素子とに
よって整流平滑する出力電力検出回路と、出力電力検出
回路から抵抗素子を介して遅延回路の制御端子に接続し
た遅延時間延長回路と、を備えている。これにより、さ
らに主スイッチング素子のターンオンが遅延されて、主
スイッチング素子のスイッチング周波数が低下すること
が可能となる。
【0029】加えて、この発明のスイッチング電源装置
は、外部からの信号によって切換可能な切換回路を備え
ている。これにより、外部から容易に主スイッチング素
子のスイッチング周波数を切り換えることが可能とな
る。
【0030】また、この発明のスイッチング電源装置
は、2次巻線に流れる電流を検出する電流検出回路を備
え、また、電流検出回路が負荷電流または負荷電力が待
機状態となったことを検出すると、一定時間経過後に前
記遅延回路の遅延時間を切り換える切換回路を備えてい
る。これにより、自動的に主スイッチング素子のスイッ
チング周波数を切り換えることが可能となる。
【0031】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕本発明の第1実
施形態に係るRCC方式のスイッチング電源装置の構成
を図1に基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施
形態に係るスイッチング電源装置を示した回路図であ
る。なお、同図に示すスイッチング電源装置1は、図8
に示したスイッチング電源装置10に、遅延回路6およ
び遅延時間切換回路7を付加したものであり、その他の
回路は図8に示した回路と同一である。そのため、同一
部分には、同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
【0032】図1において、スイッチング電源装置1の
遅延回路6は、DC−DCコンバータ回路3と制御回路
5との間に設けたものであり、抵抗R8,R13,R1
4、コンデンサC5、ダイオードD3およびスイッチ手
段であるpnp型のトランジスタQ3によって構成され
ている。なお、抵抗R13は、図6における制御回路5
の抵抗R13を遅延回路6に移設したものである。遅延
回路6において、DC−DCコンバータ回路3のFET
Q1の制御端子であるゲートと制御回路5のコンデンサ
C3との間には、抵抗R13およびトランジスタQ3の
直列回路と、抵抗R14およびダイオードD3の直列回
路と、が並列に設けられている。なお、上記回路におい
て、抵抗R13の一端とトランジスタQ3のコレクタと
が接続され、抵抗R14の一端とダイオードD3のアノ
ードとが接続されている。また、コンデンサC5および
抵抗R8が直列に接続されて、制御回路5のトランジス
タQ2のコレクタ−エミッタ間に接続されている。コン
デンサC5および抵抗R8は時定数回路を構成する。コ
ンデンサC5および抵抗R8の接続点には、トランジス
タQ3のベースが接続されており、コンデンサC5は、
トランジスタQ3のベース−エミッタ間に設けられてい
る。
【0033】遅延時間切換回路7は、遅延回路6内に設
けたものであり、スイッチSW1および抵抗R15によ
って構成されている。スイッチSW1および抵抗R15
の直列回路は、遅延回路6の抵抗R8に並列に接続され
ている。
【0034】次に、このように構成されたスイッチング
電源装置1の動作を説明する。なお、ここでは、全体の
動作のうち主要部を説明する。
【0035】まず、FETQ1のゲートに電圧が印加さ
れて、FETQ1がターンオンすると、トランスTの1
次巻線N1に電源電圧が印加されて、帰還巻線Nbに1
次巻線N1と同極性の電圧が発生する。この電圧信号
が、コンデンサC3、オン状態となっているトランジス
タQ3および抵抗R13を介してFETQ1のゲートに
対して正帰還信号として与えられ、FETQ1は急速に
オンする。このとき、1次巻線N1には、励磁エネルギ
が蓄積される。
【0036】一方、帰還巻線Nbの起電圧により抵抗R
2を介してコンデンサC2に充電電流が流れる。このコ
ンデンサC2の充電電圧がトランジスタQ2のベース−
エミッタ間の順方向電圧を超えると、このトランジスタ
Q2がターンオンする。これにより、FETQ1のゲー
ト−ソース間電圧がほぼ零となって、FETQ1が強制
的にターンオフする。
【0037】これにより、FETQ1のオン期間にトラ
ンスTの1次巻線N1に蓄積されていた励磁エネルギ
が、2次巻線N2を介して電気エネルギとして放出さ
れ、ダイオードD1で整流され、コンデンサC4で平滑
されて、電圧検出回路4の出力端子に接続された図外の
負荷に供給される。
【0038】コンデンサC2の充電電荷が抵抗R3など
の放電回路を通して放電し、コンデンサC2の充電電圧
がトランジスタQ2のベース−エミッタ間順方向電圧以
下になると、トランジスタQ2がオフする。また、トラ
ンスTの1次巻線N1に蓄積されていた励磁エネルギ
が、2次巻線N2を介してすべて放出されて、ダイオー
ドD1を流れる電流が零になると、帰還巻線Nbに生じ
るキック電圧Vnbにより、コンデンサC5が充電され
る。
【0039】コンデンサC5の充電電圧Vc2が、トラ
ンジスタQ3がオンする電圧Vonに達すると、トラン
ジスタQ3がオンし、FETQ1のゲートに電圧が印加
され、FETQ1がターンオンする。
【0040】上記のように、遅延回路6のQ2の充電電
圧Vc2が電圧Vonに達するまで、FETQ1のター
ンオンを遅延することができる。なお、コンデンサC5
とR8との時定数回路の時定数によって、トランジスタ
Q3のオンまでの時間が決定される。
【0041】また、このとき、遅延時間切換回路7のス
イッチSW1をオンすることにより、抵抗R8に対して
抵抗R15を並列に接続することとなり、コンデンサC
5、抵抗R8によって構成された時定数回路の時定数が
変わる。よって、FETQ1がターンオンするまでの遅
延時間を短くなる。これにより、FETQ1のターンオ
ンが早められ、FETQ1のオフ期間が短縮される。
【0042】このように、遅延回路6によって軽負荷時
の発振周波数をほぼ一定値に維持でき、高周波数化を避
けることにより、RCCの待機時効率改善、または出力
リップルの改善を図ることができる。また、遅延時間切
換回路7の切換スイッチSW1のオン・オフにより、F
ETQ1のターンオンするまでの遅延時間を調整でき、
軽負荷時の大幅な効率改善を行うことができる。
【0043】〔第2実施形態〕次に、本発明の第2実施
形態に係るRCC方式のスイッチング電源装置の構成を
図2に基づいて説明する。図2は、本発明の第2実施形
態に係るスイッチング電源装置を示した回路図である。
図2において、スイッチング電源装置1aの遅延回路6
は、図1に示したスイッチング電源装置1の遅延回路6
と同じ構成である。また、スイッチング電源装置1aの
遅延時間切換回路7aは、スイッチSW1および抵抗R
15によって構成されている。スイッチSW1および抵
抗R15の直列回路において、抵抗R15の一端は、D
C−DCコンバータ回路3のFETQ1のゲートに接続
され、スイッチSW1の一端は、遅延回路6のトランジ
スタQ3のベースに接続されている。
【0044】次に、このように構成されたスイッチング
電源装置1aは、スイッチング電源装置1と同様に動作
する。したがって、軽負荷時に発振周波数をほぼ一定値
に維持でき、高周波数化を避けることにより、RCCの
待機時効率改善、または出力リップルの改善を図ると同
時に、切換スイッチのオン・オフにより軽負荷時の大幅
な効率改善を行うことができる。
【0045】また、スイッチング電源装置1aにおい
て、遅延時間切換回路7aを図2に示した位置に設けた
ことにより、抵抗R15が低抵抗の場合、スイッチング
電源装置1と比較して、次の様な効果が得られる。すな
わち、スイッチング電源装置1における遅延時間切換回
路7のスイッチSW1をオンにした状態で起動すると、
FETQ1がオンすることができずに、スイッチング電
源装置1を起動できない場合がある。これは、FETQ
1のゲート−ソース間電圧は、抵抗R8、抵抗R15、
抵抗R10の並列合成抵抗と、抵抗R1の抵抗比で決定
されるため、FETQ1のゲート−ソース間電圧が閾値
電圧に達しないためである。
【0046】一方、スイッチング電源装置1aにおいて
は、遅延時間切換回路7aを図2に示した位置に設けた
ことにより、スイッチSW1をオンにした状態で起動し
ても、スイッチング電源装置1aは起動できる。これ
は、スイッチSW1をオンにした状態では、抵抗R8に
対して、抵抗R15および抵抗R10の直列回路が並列
に接続されるので、抵抗R15が低抵抗であっても、F
ETQ1のゲート−ソース間電圧に影響を及ぼすことが
ない。そのため、FETQ1のゲート−ソース間電圧は
閾値に達してFETQ1をターンオンさせることができ
る。
【0047】〔第3実施形態〕次に、本発明の第3実施
形態に係るRCC方式のスイッチング電源装置の構成を
図3に基づいて説明する。図3は、本発明の第3実施形
態に係るスイッチング電源装置を示した回路図である。
図3に示したスイッチング電源装置1bは、図1に示し
たスイッチング電源装置1に出力電力検出回路8および
遅延時間延長回路7と出力電力検出回路8とを接続する
抵抗素子(インピーダンス)を付加したものであり、そ
の他の回路は図1に示した回路と同一である。そのた
め、同一部分には、同一符号を付して、詳細な説明を省
略する。
【0048】図3において、スイッチング電源装置1b
の出力電力検出回路8は、DC−DCコンバータ回路3
の帰還巻線Nbと制御回路5との間に設けたものであ
り、整流素子であるダイオードD4および平滑素子であ
るコンデンサC6によって構成されている。ダイオード
D4およびコンデンサC6は直列に接続されて、帰還巻
線Nbの両端間に設けられている。すなわち、ダイオー
ドD4のカソードは帰還巻線Nbの巻き始め端に接続さ
れ、コンデンサC6の一端が帰還巻線Nbの巻き終わり
端に接続されている。
【0049】また、遅延回路6には、コンデンサC5と
抵抗R8との接続点に一端が接続された抵抗素子である
抵抗R16が設けられ、抵抗R16の他端は出力電力検
出回路8のダイオードD4とコンデンサC6との接続点
に接続されている。
【0050】次に、このように構成されたスイッチング
電源装置1bの動作を説明する。なお、ここでは、スイ
ッチング電源装置1bの主要部について説明する。
【0051】まず、FETQ1のゲートに電圧が印加さ
れて、FETQ1がターンオンする。これにより、トラ
ンスTの1次巻線N1に電源電圧が印加されて、帰還巻
線Nbに1次巻線N1と同極性の電圧が発生する。この
電圧信号が、コンデンサC3、トランジスタQ3および
抵抗R13を介してFETQ1のゲートに対して正帰還
信号として与えられ、FETQ1は急速にオンする。こ
のとき、1次巻線N1には、励磁エネルギが蓄積され
る。
【0052】一方、帰還巻線Nbの起電圧により、抵抗
R2を介してコンデンサC2に充電電流が流れる。この
コンデンサC2の充電電圧が、制御用のトランジスタQ
2におけるベース−エミッタ間の順方向電圧を超える
と、このトランジスタQ2がターンオンする。これによ
り、FETQ1のゲート−ソース間電圧がほぼ零となっ
て、FETQ1が強制的にターンオフする。
【0053】FETQ1のターンオフ期間が始まると、
トランスTの帰還巻線Nbに発生した電圧により、出力
電力検出回路8のコンデンサC6が充電される。また、
FETQ1のオン期間にトランスTの1次巻線N1に蓄
積されていた励磁エネルギが、2次巻線N2を介して電
気エネルギとして放出され、ダイオードD1で整流さ
れ、コンデンサC4で平滑されて、電圧検出回路4の出
力端子に接続された図外の負荷に供給される。
【0054】そして、コンデンサC2の充電電荷が抵抗
R3などの放電回路を通して放電し、その充電電圧がト
ランジスタQ2のベース−エミッタ間の順方向電圧以下
になると、トランジスタQ2がオフする。また、トラン
スTの1次巻線N1に蓄積されていた励磁エネルギが、
2次巻線N2を介してすべて放出されて、ダイオードD
1を流れる電流が零になると、コンデンサC6の充電電
圧Vc1が放電され、この充電電圧Vc1および帰還巻
線Nbに発生する電圧Vnbにより、トランジスタQ3
のエミッタに電圧が印加され、遅延回路6のコンデンサ
C5が充電される。このとき、コンデンサC5、抵抗R
8、抵抗R16およびコンデンサC6の時定数によりコ
ンデンサC5の電圧が上昇する。
【0055】図4は、図3に示したスイッチング電源装
置の1次側の出力電力検出回路を構成するコンデンサに
おける充電電圧の絶対値の変化を示したグラフである。
ここで、充電電圧Vc1の絶対値は、トランスTのリー
ケージインダクタンスなどの影響により、図4に示した
ように、スイッチング電源装置1bの負荷電力に比例し
て増加する。
【0056】したがって、軽負荷のとき、コンデンサC
6の充電電圧Vc1の絶対値は比較的小さい値となり、
時定数回路を構成するコンデンサC5の充電電圧Vc2
が、トランジスタQ3がオンする電圧Vonに達するま
でに要する時間が長くなる。これにより、FETQ1の
ターンオンが遅延し、FETQ1のオフ期間が延長され
ることとなり、その結果、FETQ1のスイッチング周
波数が低下する。一方、重負荷のとき、コンデンサC6
に充電電圧Vc1の絶対値が比較的大きい値となり、コ
ンデンサC5の充電電圧Vc2が出何つVonに達する
までに要する時間が短くなる。これにより、FETQ1
のターンオンが早められ、FETQ1のオフ期間が短縮
される。
【0057】コンデンサC5、抵抗R16の経路はコン
デンサC6を電圧源とするため、コンデンサC6の電圧
絶対値が大きいほど、コンデンサC5の電圧は早く上昇
する。
【0058】コンデンサC5の充電電圧Vc2が、トラ
ンジスタQ3がオンする電圧Vonに達し、トランジス
タQ3がオンし、FETQ1のゲートに電圧が印加さ
れ、FETQ1がターンオンする。
【0059】このように、遅延回路6のQ2の充電電圧
Vc2が電圧Vonに達するまで、FETQ1のターン
オンを遅延することができる。
【0060】また、このとき、遅延時間切換回路7のス
イッチSW1をオンすることにより、抵抗R8に対して
抵抗R15を並列に接続することとなり、コンデンサC
5、抵抗R8によって構成された時定数回路の時定数が
変わる。よって、FETQ1がターンオンするまでの遅
延時間を短くすることができる。これにより、FETQ
1のターンオンが早められ、FETQ1のオフ期間が短
縮される。
【0061】ここで、スイッチング電源装置1bの負荷
電力の増加に伴うスイッチング周波数の変化を図5に示
す。図5は、従来および本発明のスイッチング電源装置
におけるスイッチング周波数の変化を示したグラフであ
る。図5において、(a)、(a)’がスイッチング電
源装置1bのスイッチング周波数の変化を示し、前記の
ように(b)が従来のスイッチング電源装置10のスイ
ッチング周波数の変化を示す。本発明のスイッチング電
源装置の周波数(a)は、従来のスイッチング電源装置
の周波数(b)に比べて、軽負荷時の値が格段に低く、
負荷の増加に伴って緩やかに上昇し、ある時点から従来
の周波数(b)と同様の変化を示している。さらに、S
W1をオンすることにより、(a)’の周波数に切り換
わる。
【0062】〔第4実施形態〕次に、本発明の第4実施
形態に係るRCC方式のスイッチング電源装置の構成を
図6に基づいて説明する。図6は、本発明の第4実施形
態に係るスイッチング電源装置を示した回路図である。
図6において、スイッチング電源装置1cの遅延回路6
は、図1に示したスイッチング電源装置1の遅延回路6
と同じ構成である。また、スイッチング電源装置1cの
遅延時間切換回路7bは、抵抗R15およびフォトカプ
ラPC2のフォトトランジスタPT2によって構成され
ている。抵抗R15およびフォトトランジスタPT2の
直列回路は、抵抗R8と並列に接続されている。すなわ
ち、抵抗R15の一端は、遅延回路6のコンデンサC5
と抵抗R8との接続点に接続され、フォトトランジスタ
PT2のエミッタは、DC−DCコンバータ回路3のF
ETQ1のソースに接続されている。
【0063】また、フォトカプラPC2の発光ダイオー
ドPD2のアノードには、外部からリモート信号REM
が与えられ、発光ダイオードPD2のカソードは、抵抗
R17を介して接地されている。
【0064】次に、このように構成されたスイッチング
電源装置1aは、スイッチング電源装置1と同様に動作
する。つまり、外部から与えられるリモート信号REM
がハイレベルのとき、発光ダイオードPD2が発光し、
受光素子であるフォトトランジスタPT2がオンする。
これにより、抵抗R15が抵抗R8に並列に接続され、
コンデンサC5および抵抗R8によって構成された自定
数回路の時定数が変化する。よって、このスイッチング
電源装置1cを前記のプリンタに用いると、リモート信
号をハイレベルにすることにより、待機モードから通常
動作モードに切り換えることができる。
【0065】〔第5実施形態〕次に、本発明の第5実施
形態に係るRCC方式のスイッチング電源装置の構成を
図7に基づいて説明する。図7は、本発明の第5実施形
態に係るスイッチング電源装置を示した回路図である。
図7に示したスイッチング電源装置1dは、図1に示し
たスイッチング電源装置1の電圧検出回路4の出力端子
と抵抗R6の一端との間に抵抗R16を設け、この抵抗
R16の電流を検出するための電流検出回路9を設けて
いる。また、電流検出回路9に設けたフォトカプラPD
2の受光素子であるフォトトランジスタを、遅延時間切
換回路7のスイッチSW1の代わりに設けている。電流
検出回路9は、抵抗R16〜R23、コンデンサC1
1、コンパレータCOMP1,COMP2および基準電
源Vrefによって構成されている。抵抗R16は、電
圧検出回路4の出力端子と抵抗R6の一端との間に接続
されている。電圧検出回路4の出力端子間には、抵抗R
17および抵抗R18が直列に接続されている。抵抗R
17および抵抗R18の接続点には、コンパレータCO
MP1のプラス入力が接続されている。抵抗R19およ
び抵抗R20の直列回路と、抵抗R21およびコンデン
サC11の直列回路と、抵抗R22およびフォトカプラ
PC2のフォトダイオードPD2の直列回路と、の並列
回路が、抵抗R16および抵抗R6の接続点と、トラン
スTの2次巻線N2の巻き始め端と、の間に接続されて
いる。なお、抵抗R22の一端とフォトダイオードPD
2のアノードとが接続されている。また、抵抗R19お
よび抵抗R20の接続点には、コンパレータCOMP1
のマイナス入力が接続されている。さらに、抵抗R21
およびコンデンサC11の接続点には、コンパレータC
OMP1の出力と、コンパレータCOMP2のマイナス
入力と、抵抗R23の一端と、が接続されている。ま
た、抵抗R22およびフォトダイオードPD2の接続点
には、コンパレータCOMP2の出力と、抵抗R23の
他端と、が接続されている。コンパレータCOMP2の
プラス入力には、基準電源Vrefが接続されている。
【0066】また、スイッチング電源装置1dの遅延時
間切換回路7cは、図5に示したスイッチング電源装置
1cの遅延時間切換回路7bと同じ構成であり、抵抗R
15およびフォトカプラPC2のフォトトランジスタP
T2によって構成されている。抵抗R15およびフォト
トランジスタPT2の直列回路は、抵抗R8と並列に接
続されている。すなわち、抵抗R15の一端は、遅延回
路6のコンデンサC5と抵抗R8との接続点に接続さ
れ、フォトトランジスタPT2のエミッタは、DC−D
Cコンバータ回路3のFETQ1のソースに接続されて
いる。
【0067】次に、上記のように構成されたスイッチン
グ電源装置1dの動作を説明する。なお、ここでは、ス
イッチング電源装置1dの主要部について説明する。
【0068】スイッチング電源装置1dの負荷が、定格
負荷(重負荷)から待機負荷(軽負荷)となり出力電流
が減少すると、電流検出回路9のコンパレータCOMP
1の出力はオープン状態になる。
【0069】このとき、電流検出回路9では、CR時定
数回路のコンデンサC11の電圧が時定数で決まる時間
で上昇し、基準電圧Vrefを超えると、コンパレータ
COMP2の出力がローレベルとなる。そして、フォト
ダイオードPD2の電流が止まり、発光ダイオードPD
2の発光が停止し、受光素子であるフォトトランジスタ
PT2がオフする。これにより、抵抗R15が時定数に
影響しなくなり、コンデンサC5および抵抗R8によっ
て構成された時定数回路の時定数が変化する。よって、
このスイッチング電源装置1cを前記のプリンタに用い
た場合、コンパレータCOMP2の信号がハイレベルに
なることにより、通常動作モードから待機モードに切り
換わる。
【0070】このように、スイッチング電源装置に電流
検出回路を設けることで、定格負荷から待機負荷となっ
ても、時定数で決められた時間はモードの移行が起こら
ないなどの効果が得られる。
【0071】次に、待機負荷から定格負荷へ動作モード
が移行する場合、電流検出回路9のコンパレータCOM
P1の出力は接地状態となる。CR時定数回路のコンデ
ンサC11の電圧が即座に減少し、基準電圧Vref以
下となると、コンパレータCOMP2の出力がローレベ
ルとなり、定格(通常)動作モードに移行する。
【0072】このように、スイッチング電源装置に電流
検出回路を設けることで、待機負荷から定格負荷への場
合、瞬時にモード移行が起こる、すべての負荷状態で最
適な動作状態が得られる。
【0073】以上のように本発明の第5実施形態におい
ては、出力負荷の電流検出を電流回路9により行うこと
で、自動的にモードを切り換えることができる。また、
タイマ回路を設けているため、負荷急変に対応できる。
【0074】例えば、プリンタでは、印字・紙送り・印
字処理等で負荷急変が発生する。従来の自動切換を行う
待機時高効率電源では、このような場合、プリンタ側の
負荷に応じて待機動作モードと通常動作モードとの切換
が頻繁に発生するため、プリンタ用のスイッチング電源
装置としては、応答性を要求されている。このため、応
答性を優先するためスイッチング周波数をダイナミック
に低下させることができなかった。
【0075】これに対し、本発明のスイッチング電源装
置をプリンタに使用した場合、待機負荷となってからで
も、一定時間待機動作モードへ移行しないことにより、
頻繁な負荷急変時には通常動作モードで動作し、応答性
はよい。また、待機動作モードから通常動作モードへの
切換は瞬時であり、また、切換時の負荷には印字前処理
等の比較的軽い負荷となることが多く、応答性も問題が
ない。
【0076】なお、本発明の各実施形態においては、遅
延時間切換回路のスイッチおよびフォトカプラのフォト
トランジスタを2つの状態へ切換可能な2段階切換の例
を示したが、本発明はこれに限るものでなく、スイッチ
およびフォトカプラのフォトトランジスタなどの組み合
わせによって、2段階以上の複数の状態へ切換可能な遅
延時間切換回路の構成としてもよい。その場合、スイッ
チング周波数に応じて、さらに細かく調整を行うことが
可能となる。
【0077】
【発明の効果】この発明によれば、遅延回路によって主
スイッチング素子のターンオンが所定の時間禁止され
て、発振周期のオフ時間が延長され、また、切換回路に
よって、遅延時間を二段階またはそれ以上に切り換えら
れるため、この遅延回路が存在しない場合に比べて、主
スイッチング素子のスイッチング周波数が低下すること
ができ、また、切換回路によって主スイッチング素子の
スイッチング周波数を所望の値にすることができる。よ
って、軽負荷時や待機時に発振周波数が高周波数化する
ことを抑え、待機電力の抑制や主スイッチの発熱の抑制
あるいは、間欠発振に起因する出力リップルの増大を抑
制することができる。
【0078】また、トランスの帰還巻線と主スイッチン
グ素子の制御端子との間に設けられたスイッチ手段およ
び時定数回路を含む遅延回路と、時定数回路の時定数を
切り換える切換回路を備えているので、スイッチ手段の
オン時間は時定数回路の時定数によって変わるが、切換
回路によって時定数回路の時定数を切り換えることがで
き、軽負荷時の大幅な効率改善を行うことができる。
【0079】さらに、トランスの帰還巻線電圧を整流素
子と平滑素子とによって整流平滑する出力電力検出回路
と、出力電力検出回路から抵抗素子を介して遅延回路の
制御端子に接続した遅延時間延長回路と、を備えている
ので、さらに主スイッチング素子のターンオンが遅延さ
れて、主スイッチング素子のスイッチング周波数が低下
することができるので、軽負荷時に発振周波数を低下で
き、RCCの待機時の効率改善や出力リップルの改善を
行うことができる。
【0080】加えて、切換回路は外部からの信号によっ
て切換可能であるため、外部から容易に主スイッチング
素子のスイッチング周波数を切り換えることができる。
【0081】また、2次巻線に流れる電流を検出する電
流検出回路を備え、さらに、電流検出回路が負荷電流ま
たは負荷電力が待機状態となったことを検出すると、一
定時間経過後に前記遅延回路の遅延時間を切り換える切
換回路を備えているため、自動的に主スイッチング素子
のスイッチング周波数を切り換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るスイッチング電源
装置を示した回路図である。
【図2】本発明の第2実施形態に係るスイッチング電源
装置を示した回路図である。
【図3】本発明の第3実施形態に係るスイッチング電源
装置を示した回路図である。
【図4】図3に示したスイッチング電源装置の1次側の
出力電力検出回路を構成するコンデンサにおける充電電
圧の絶対値の変化を示したグラフである。
【図5】従来および本発明のスイッチング電源装置にお
けるスイッチング周波数の変化を示したグラフである。
【図6】本発明の第4実施形態に係るスイッチング電源
装置を示した回路図である。
【図7】本発明の第5実施形態に係るスイッチング電源
装置を示した回路図である。
【図8】従来のRCC方式のスイッチング電源装置の回
路図である。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c,1d,10−スイッチング電源
装置 2−入力回路 3−DC−DCコンバータ回路 4−電圧検出回路 5−制御回路 6−遅延回路 7−遅延時間延長回路 8−出力電力検出回路 9−電流検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−313483(JP,A) 特開 平11−235036(JP,A) 特開2000−245149(JP,A) 特開2001−25248(JP,A) 実開 昭62−61190(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 3/28 H02M 3/338

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次巻線、2次巻線および帰還巻線を有
    するトランスと、前記帰還巻線からの帰還信号を受けて
    自励発振し、前記1次巻線の電流を断続する主スイッチ
    ング素子と、前記2次巻線に接続された整流素子および
    平滑素子から成る整流平滑回路と、前記帰還巻線および
    主スイッチング素子の制御端子間に接続された制御回路
    と、を備えたリンギングチョークコンバータ方式のスイ
    ッチング電源装置において、 前記整流素子の電流が零となってから所定の時間主スイ
    ッチング素子のターンオンを禁止する遅延回路と、遅延
    回路の遅延時間を二段階または二段階以上に切り換える
    切換回路と、を備えたことを特徴とするスイッチング電
    源装置。
  2. 【請求項2】 前記遅延回路は、前記トランスの帰還巻
    線と前記主スイッチング素子の制御端子との間に設けら
    れたスイッチ手段および時定数回路を含み、前記切換回
    路は前記時定数回路の時定数を切り換えることを特徴と
    する請求項1に記載のスイッチング電源装置。
  3. 【請求項3】 前記トランスの帰還巻線電圧を整流素子
    と平滑素子とによって整流平滑する出力電力検出回路
    と、前記出力電力検出回路から抵抗素子を介して前記遅
    延回路の制御端子に接続した遅延時間延長回路と、を備
    えたことを特徴とした請求項1または2に記載のスイッ
    チング電源装置。
  4. 【請求項4】 前記切換回路は、外部からの信号によっ
    て切換可能なことを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    かに記載のスイッチング電源装置。
  5. 【請求項5】 前記2次巻線に流れる電流を検出する電
    流検出回路を備え、前記切換回路は、前記電流検出回路
    が負荷電流または負荷電力が待機状態となったことを検
    出すると、一定時間経過後に前記遅延回路の遅延時間を
    切り換えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    に記載のスイッチング電源装置。
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