JP3456023B2 - データ表示装置 - Google Patents

データ表示装置

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JP3456023B2
JP3456023B2 JP18739394A JP18739394A JP3456023B2 JP 3456023 B2 JP3456023 B2 JP 3456023B2 JP 18739394 A JP18739394 A JP 18739394A JP 18739394 A JP18739394 A JP 18739394A JP 3456023 B2 JP3456023 B2 JP 3456023B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示画面に対するタッ
チ操作によって入力処理を行なう電子手帳等の情報機器
に適用されるデータ表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば電子手帳において、表示画
面上にタブレットが重ねて配設され、このタブレットを
介して表示画面に対するタッチ操作を行なうことで、該
表示画面上でのデータ選択操作やデータ入力操作等の画
面操作を行なえるようにしたものが実用化されている。
【0003】ここで、前記電子手帳では、表示画面にそ
の機能毎に表示されたアイコンと称する命令絵記号をタ
ッチ操作することで、所望の機能動作を選択して実行さ
せている。
【0004】この場合、前記アイコンとしては、例えば
表示画面に表示されているデータをスクロールさせる機
能を実行するためのアイコンも存在するが、1行毎のス
クロール機能,1画面毎のスクロール機能,1データ毎
のスクロール機能のそれぞれのスクロール機能に対応し
て別々のアイコン領域が設定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記表
示データのスクロール処理を実行させる際に、1行毎,
1画面毎,1データ毎それぞれのスクロール機能を示す
アイコンが、別々の領域に設定されていたのでは、ある
スクロール機能による表示処理中において、そのスクロ
ール量を切換えて表示したい場合に、それぞれ対応する
所望のアイコン領域にタッチし直して処理を切換える必
要があり、アイコン操作性が非常に悪い問題がある。
【0006】本発明は、前記のような問題に鑑みてなさ
れたもので、表示画面上の別々の領域に対する指定操作
のし直しを行なう必要なく、既に表示された基準データ
に関連するデータ表示を容易に行わせることが可能にな
るデータ表示装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わ
る第1のデータ表示装置は、表示装置と、この表示装置
の表示画面上の位置をタッチにより指定するタブレット
入力装置と、1組が氏名データとこの氏名データに関す
る複数の項目データからなる、複数組のデータを記憶す
るデータ記憶手段と、前記表示装置の表示画面に前記デ
ータ記憶手段に記憶された氏名データを一覧表示する
覧表示手段と、前記表示装置の表示画面に一覧表示され
た氏名データの1つが前記タブレット入力装置によりタ
ッチ指定された後、タッチ位置が下方向に連続的に移動
されることに応じて、当該指定された氏名データに関す
る項目データを、移動位置の行に対応させて氏名データ
と並列に表示する関連データ表示手段と、を具備したこ
とを特徴とする。
【0008】また、本発明に係わる第2のデータ表示装
置は、表示装置と、この表示装置の表示画面上の位置を
タッチにより指定するタブレット入力装置と、1組が
データとこの氏名データに関する複数の項目データか
らなる、複数組のデータを記憶するデータ記憶手段と、
前記表示装置の表示画面に前記データ記憶手段に記憶さ
れた氏名データを一覧表示する一覧表示手段と、前記
データに対する他の項目データの前記表示画面におけ
位置関係を記憶する位置関係記憶手段と、前記表示
装置の表示画面に一覧表示された氏名データの1つが前
記タブレット入力装置によりタッチ指定された後、タッ
チ位置が下方向に連続的に移動されることにより前記位
置関係記憶手段の行位置と項目データを判断し、当該指
定された氏名データに関する項目データを、移動位置の
行に対応させて氏名データと並列に表示する関連データ
表示手段と、を具備したことを特徴とする。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【作用】前記第1のデータ表示装置では、1組が氏名デ
ータとこの氏名データに関する複数の項目データからな
る、複数組のデータを記憶しておき、表示画面に氏名デ
ータを一覧表示するようにして、表示画面に一覧表示さ
れた氏名データの1つがタブレット入力装置によりタッ
チ指定された後、タッチ位置が下方向に連続的に移動さ
れると、当該指定された氏名データに関する項目データ
を、移動位置の行に対応させて氏名データと並列に表示
するようにしたので、指定操作をし直すことなく前記氏
名データからの連続的なタッチ位置の移動で、関連する
他の項目データの表示を行うことができるようになる。
【0013】前記第2のデータ表示装置では、1組が
名データとこの氏名データに関する複数の項目データか
らなる複数組のデータを記憶しておき、表示画面に氏名
データを一覧表示するようにして、一覧表示された氏名
データの1つがタブレット入力装置によりタッチ指定さ
れた後、タッチ位置が下方向に連続的に移動されると、
位置記憶手段に記憶された行位置と項目データを判断
し、指定された氏名データに関する項目データを、移動
位置の行に対応させて氏名データと並列に表示するよう
にしたので、指定操作をし直すことなく前記氏名データ
からの連続的なタッチ位置の移動で、関連する他の項目
データの表示を行うことができるようになる。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【実施例】以下図面により本発明の実施例について説明
する。図1は本発明のデータ表示装置を搭載した電子手
帳の電子回路の構成を示すブロック図である。
【0018】この電子手帳は、CPU11、液晶表示部
12、タブレット部13を備えている。前記タブレット
部13は、液晶表示部12の表示画面上に重ねて配設さ
れたタブレットを有するもので、このタブレットに対す
るタッチ操作により、前記液晶表示部12の表示画面に
対応させたタッチ位置検出信号が出力され、前記CPU
11に供給される。
【0019】前記CPU11は、前記タブレット部13
におけるタッチ操作に応じて供給されるタッチ位置検出
信号に応じてその入力内容を判断し、ROM14に予め
記憶されているシステムプログラムを起動させ回路各部
の動作制御を実行するもので、このCPU11には、前
記液晶表示部12、タブレット部13、ROM14の
他、RAM15、及び範囲データ記憶部16が接続され
る。
【0020】前記タブレット部13では、前記液晶表示
部12に表示されるテンキーや文字キー,各種機能キー
に対してのタッチ操作がなされる他、手書きによる文字
や図形入力がなされるもので、この場合、前記機能キー
は、液晶表示部12の表示画面に対しアイコンとして表
示される。
【0021】前記RAM15には、個人データモードや
名刺データモード,スケジュールデータモード,メモリ
データモード等において任意に入力された各種のデータ
が登録されて記憶されるもので、このRAM15に記憶
された各種のデータが、各対応するモード設定時におい
て選択的に検索されて読出され、液晶表示部12に表示
されて確認される。
【0022】ここで、前記個人データモードにて作成登
録される個人データは、氏名,自宅電話番号,住所,会
社名,所属の各項目から構成され、また、前記名刺デー
タモードにて作成登録される名刺データは、氏名,勤務
先電話番号,会社名,所属の各項目から構成される。
【0023】前記範囲データ記憶部16には、前記液晶
表示部12に表示されるテンキーや文字キー、各種機能
モード指定用のアイコン等が、タブレット部13におい
てどの領域のタッチ操作範囲に在るかを示す範囲データ
を記憶するもので、つまり、タブレット部13において
タッチ操作が為された際には、そのタッチ位置検出信号
に基づき得られるタッチ位置座標が、前記範囲データ記
憶部16に記憶されている何れの範囲データに属するか
に応じて、該タッチ操作されたキーやアイコン等が判断
される。
【0024】図2は前記電子手帳の範囲データ記憶部1
6における各表示スクロール用アイコンに対応する範囲
データの記憶状態を示す図である。ここで、“丸”アイ
コンa0 はスクロール表示機能を指定するために常時表
示される基準アイコンであり、タブレット部13による
表示画面の座標検出範囲Xに対応付けられる。
【0025】また、“三角”アイコンa1 は、1行スク
ロール用アイコンであり、タブレット部13による座標
検出範囲Aに対応付けられる。また、“矢印”アイコン
a2 は、1画面スクロール用アイコンであり、座標検出
範囲Bに対応付けられる。
【0026】また、“丸矢印”アイコンa3 は、1デー
タスクロール用アイコンであり、座標検出範囲Cに対応
付けられる。ここで、前記基準アイコンa0 ,1行スク
ロールアイコンa1 ,1画面スクロールアイコンa2 ,
1データスクロールアイコンa3 それぞれの座標検出範
囲X,A,B,Cは、例えば液晶表示部12の右上角か
ら下方向へ直列に連続する範囲として設定される。
【0027】次に、前記構成によるデータ表示装置を搭
載した電子手帳の動作について説明する。図3は前記電
子手帳によるデータ表示処理を示すフローチャートであ
る。
【0028】図4は前記電子手帳のデータ表示処理に伴
なうスクロール表示状態を示す図である。例えば液晶表
示部12に表示されるモードキー(図示せず)を、タブ
レット部13を介してタッチ操作することにより、CP
U11が個人データ表示モードに設定されると、RAM
15に記憶されている個人データがその先頭から読出さ
れ、図4(A)に示すように、液晶表示部12にその表
示可能範囲(この場合、4行表示)に対応して表示され
る。
【0029】ここでは、第1個人データ「山田太郎」の
表示状態を示している。そして、この液晶表示部12に
おけるデータ表示状態では、表示画面の範囲Xに対応し
て、スクロール機能を指定するための基準アイコンa0
が表示される。
【0030】すなわち、前記個人データ表示モードの設
定に伴ない、その第1個人データ「山田太郎」がRAM
15から読出され液晶表示部12に表示された状態で、
該表示データのスクロールを行なうべく、表示画面の右
上に表示されている基準アイコンa0 をタッチペンによ
りタッチ操作すると、タブレット部13を介してそのタ
ッチ位置に対応する座標がCPU11にて読込まれ、範
囲データ記憶部16(図2参照)に予め記憶されている
基準アイコンa0 の座標検出範囲Xに含まれるか否か判
断される(ステップS1→S2,S3)。
【0031】このステップS3において、基準アイコン
a0 の領域Xがタッチ操作されたと判断されると、タブ
レット部13から供給されるタッチ位置検出信号に基づ
き、前記タッチペンによるタッチ操作が連続的に行なわ
れていると判断される限り、そのタッチ位置に対応する
座標がCPU11にて読込まれる(ステップS3→S4
→S5)。
【0032】ここで、ユーザ操作によるタッチペンのタ
ッチ位置が、表示画面上の基準アイコンa0 の位置から
下方向に連続的に移動され、CPU11にて読込まれる
タッチ位置座標が範囲データ記憶部16(図2参照)に
予め記憶されている1行スクロールアイコンa1 の座標
検出範囲A内に入ったと判断されると、図4(B)に示
すように、該1行スクロールアイコンa1 が前記基準ア
イコンa0 の下に続く範囲Aに対応して連続的に表示さ
れると共に、既に表示されている個人データ「山田太
郎」は1行分スクロールされ、この場合、「山田太郎」
に関するデータの2行目以降4行分の個人データが表示
される(ステップS6→S7,S8)。
【0033】ここで、前記1行スクロールアイコンa1
に対応する座標範囲Aに対するタッチ操作が継続される
状態では、一定時間毎に前記同様の1行スクロール処理
が繰返され、前記個人データ「山田太郎」がその3行目
以降,4行目以降と順次スクロール表示される(ステッ
プS4→S5,S6→S7,S8)。
【0034】一方、前記図4(B)で示したように、個
人データ「山田太郎」が1行分スクロール処理され、そ
の2行目以降の4行データが表示された状態で、ユーザ
操作によるタッチペンのタッチ位置が、表示画面上の1
行スクロールアイコンa1 の位置から、さらに下方向に
連続的に移動され、CPU11にて読込まれるタッチ位
置座標が範囲データ記憶部16(図2参照)に予め記憶
されている1画面スクロールアイコンa2 の座標検出範
囲B内に入ったと判断されると、図4(C)に示すよう
に、該1画面スクロールアイコンa2 が前記基準アイコ
ンa0 及び1行スクロールアイコンa1 の下に続く範囲
Bに対応して連続的に表示されると共に、既に2行目以
降4行表示されている個人データ「山田太郎」は1画面
(4行)分一括スクロールされ、この場合、「山田太
郎」に関するデータの会社名以降4行分の個人データが
表示される(ステップS9→S10,S11)。
【0035】ここで、前記1画面スクロールアイコンa
2 に対応する座標範囲Bに対するタッチ操作が継続され
る状態では、一定時間毎に前記同様の1画面スクロール
処理が繰返され、前記第1個人データ「山田太郎」がそ
の第2画面,第3画面と順次スクロール表示される(ス
テップS4→S5,S9→S10,S11)。
【0036】一方、前記図4(C)で示したように、個
人データ「山田太郎」が1行と1画面分スクロール処理
され、その会社名以降の4行データが表示された状態
で、ユーザ操作によるタッチペンのタッチ位置が、表示
画面上の1画面スクロールアイコンa2 の位置から、さ
らに下方向に連続的に移動され、CPU11にて読込ま
れるタッチ位置座標が範囲データ記憶部16(図2参
照)に予め記憶されている1データスクロールアイコン
a3 の座標検出範囲C内に入ったと判断されると、図4
(D)に示すように、該1データスクロールアイコンa
3 が前記基準アイコンa0 ,1行スクロールアイコンa
1 及び1画面スクロールアイコンa2 の下に続く範囲C
に対応して連続的に表示されると共に、既に表示されて
いる個人データは1データ分一気にスクロールされ、こ
の場合、第2個人データ「山田花子」がその先頭から4
行表示される(ステップS12→S13,S14)。
【0037】ここで、前記1データスクロールアイコン
a3 に対応する座標範囲Cに対するタッチ操作が継続さ
れる状態では、一定時間毎に前記同様の1データスクロ
ール処理が繰返され、前記第2個人データ「山田花子」
から、さらに第3個人データ,第4個人データとスクロ
ール表示される(ステップS4→S5,S12→S1
3,S14)。
【0038】図5は前記電子手帳のデータ表示処理に伴
なう4つのスクロール用アイコンa0 〜a3 の連続座標
範囲X〜CにおけるタッチペンPの連続操作状態を示す
図である。
【0039】すなわち、前記図4(A)〜(D)で示し
た個人データのスクロール表示例では、基準アイコンa
0 の範囲Xから順次範囲A→範囲B→範囲Cと連続的に
移動してタッチ操作し、1行スクロール処理→1画面ス
クロール処理→1データスクロール処理と切換え操作す
る場合について説明したが、基準アイコンa0 に対応す
る範囲XからのタッチペンPの連続的タッチ操作量は、
X→AだけでなくX→B,X→Cと一気に移動させて
も、又はその逆方向の移動でもよく、各移動先の範囲に
対応するスクロールアイコンの表示及びスクロール表示
処理が適宜切換えられて実行される。
【0040】したがって、前記構成のデータ表示装置を
搭載した電子手帳によれば、例えばRAM15に記憶さ
れている個人データの表示状態にあって、液晶表示部1
2の右上に表示されている基準アイコンa0 をタッチ操
作すると、そのタッチ位置検出信号がタブレット部13
からCPU11に供給されてタッチ位置座標が読込ま
れ、範囲データ記憶部16に予め記憶される基準アイコ
ンa0 の表示範囲Xであることが判断され、この後、前
記タブレット部13を介して連続的に検出される表示画
面へのタッチ位置座標が、前記範囲データ記憶部16に
記憶されている1行,1画面,1データの各種スクロー
ルアイコンa1 ,a2 ,a3 の表示範囲A,B,C内に
入ったと判断されると、各対応するスクロールアイコン
がそのタッチ位置に対応して基準アイコンa0 に連続し
て表示されると共に、該表示されたスクロールアイコン
が示すスクロール処理が実行されるので、前記基準アイ
コンa0 からの連続的なタッチ操作で、任意のスクロー
ルアイコンa1 ,a2 ,a3を選択的に読出し、所望の
スクロール表示処理を行なうことができる。
【0041】次に、前記データ表示装置を搭載した電子
手帳の他の実施例について説明する。図6は前記電子手
帳の他の実施例において範囲データ記憶部16に記憶さ
れる名刺データの氏名(見出し)に続く各項目名「電話
番号」「会社名」「住所」とその表示位置関係の記憶状
態を示す図である。
【0042】この場合、前記範囲データ記憶部16で
は、RAM15に記憶さている名刺データの見出し「氏
名」位置に対し、関係する各項目が「電話番号」は1行
下、会社名は2行下,住所は3行下であることを示して
いる。
【0043】図7は前記電子手帳の他の実施例によるデ
ータ表示処理を示すフローチャートである。図8は前記
電子手帳の他の実施例によるデータ表示処理に伴なうス
クロール表示状態を示す図である。
【0044】例えば液晶表示部12に表示されるモード
キー(図示せず)を、タブレット部13を介してタッチ
操作することにより、CPU11が名刺データ表示モー
ドに設定されると、RAM15に記憶されている名刺デ
ータそれぞれの氏名がその見出しデータとして読出さ
れ、図8(A)に示すように、液晶表示部12に名刺リ
ストとして表示される。
【0045】ここでは、名刺データとして「足立一郎」
「飯島国彦」「宇高 始」「遠藤一」が登録されている
ことを示している。すなわち、前記名刺データ表示モー
ドの設定に伴ない、その名刺リストがRAM15に記憶
されている各人の名刺データに基づき読出され液晶表示
部12に表示された状態で、図8(A)に示すように、
例えば前記名刺リスト中の「飯島国彦」のデータを表示
させるべく、該「飯島国彦」の表示位置をタッチペンP
によりタッチ操作すると、タブレット部13を介してそ
のタッチ位置に対応する座標がCPU11にて読込ま
れ、名刺データ「飯島国彦」に対しタッチ操作されたこ
とが特定される(ステップA1→A2,A3)。
【0046】すると、前記タブレット部13から供給さ
れるタッチ位置検出信号に基づき、前記タッチペンPに
よるタッチ操作が連続的に行なわれていると判断される
限り、そのタッチ位置の移動に対応する座標変化量がC
PU11にて計算される(ステップA4→A5)。
【0047】ここで、ユーザ操作によるタッチペンPの
タッチ位置が、前記「飯島国彦」の表示位置から下方向
に1行分連続的に移動され、CPU11にて計算される
タッチ位置の座標変化量が範囲データ記憶部16(図6
参照)に予め記憶されている「電話番号」の項目表示位
置“1行”に達したと判断されると、図8(B)に示す
ように、「飯島国彦」の電話番号データ「03−321
1−0011」がRAM15内の名刺データレジスタか
ら読出され、前記氏名データ「飯島国彦」の1行下に続
く当該タッチペンPの操作位置に対応して連続的に表示
される(ステップA5,A6)。
【0048】そして、前記図8(B)で示したように、
名刺データ「飯島国彦」の電話番号データ「03−32
11−0011」までが読出され表示された状態で、ユ
ーザ操作によるタッチペンPのタッチ位置が、該電話番
号の項目位置から、さらに下方向に1行分連続的に移動
され、CPU11にて計算されるタッチ位置の座標変化
量が範囲データ記憶部16(図6参照)に予め記憶され
ている「会社名」の項目表示位置“2行”に達したと判
断されると、図8(C)に示すように、「飯島国彦」の
会社名データ「ABC商事」がRAM15内の名刺デー
タレジスタから読出され、前記氏名データ「飯島国彦」
及び電話番号データ「03−3211−0011」の1
行下に続く当該タッチペンPの操作位置に対応して連続
的に表示される(ステップA4→A5,A6)。
【0049】したがって、前記データ表示装置を搭載し
た電子手帳の他の実施例によれば、RAM15に記憶さ
れている名刺データの各氏名データのみを配列して液晶
表示部12に表示させた名刺リストの表示状態にあっ
て、所望の氏名データをタッチペンPによりタッチ操作
すると、そのタッチ位置検出信号がタブレット部13か
らCPU11に供給されてタッチ位置座標が読込まれ、
名刺データの氏名が特定され、この後、前記タブレット
部13を介して連続的に検出計算される表示画面へのタ
ッチ位置の座標変化量が、前記範囲データ記憶部16に
記憶されている各名刺データ項目「電話番号」「会社
名」「住所」の氏名データに対する所定表示位置“1
行”“2行”“3行”に達したと判断されると、各対応
する項目に基づいて読出される名刺データがそのタッチ
位置に対応して順次連続して表示されるので、前記所望
の氏名データからの連続的なタッチ操作により、当該氏
名データに対応する名刺データの各項目データを、氏名
対各項目の位置関係に従ってRAM15から読出し、連
続的に表示させることができる。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1のデータ表
示装置によれば、1組が氏名データとこの氏名データに
関する複数の項目データからなる、複数組のデータを記
憶しておき、表示画面に氏名データを一覧表示するよう
にして、表示画面に一覧表示された氏名データの1つが
タブレット入力装置によりタッチ指定された後、タッチ
位置が下方向に連続的に移動されると、当該指定された
氏名データに関する項目データを、移動位置の行に対応
させて氏名データと並列に表示するようにしたので、指
定操作をし直すことなく前記氏名データからの連続的な
タッチ位置の移動で、関連する他の項目データの表示を
行うことができるようになる。
【0051】また、本発明の第2のデータ表示装置によ
れば、1組が氏名データとこの氏名データに関する複数
の項目データからなる複数組のデータを記憶しておき、
表示画面に氏名データを一覧表示するようにして、一覧
表示された氏名データの1つがタブレット入力装置によ
りタッチ指定された後、タッチ位置が下方向に連続的に
移動されると、位置記憶手段に記憶された行位置と項目
データを判断し、指定された氏名データに関する項目デ
ータを、移動位置の行に対応させて氏名データと並列に
表示するようにしたので、指定操作をし直すことなく前
記氏名データからの連続的なタッチ位置の移動で、関連
する他の項目データの表示を行うことができるようにな
る。
【0052】
【0053】
【0054】
【0055】よって、本発明によれば、表示画面上の別
々の領域に対する選択操作のし直しを行なう必要なく、
既に表示された基準データに関連するデータ表示を容易
に行なうことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わるデータ表示装置を搭載
した電子手帳の電子回路の構成を示すブロック図。
【図2】前記電子手帳の範囲データ記憶部における各表
示スクロール用アイコンに対応する範囲データの記憶状
態を示す図。
【図3】前記電子手帳によるデータ表示処理を示すフロ
ーチャート。
【図4】前記電子手帳のデータ表示処理に伴なうスクロ
ール表示状態を示す図。
【図5】前記電子手帳のデータ表示処理に伴なう4つの
スクロール用アイコンa0 〜a3 の連続座標範囲X〜C
におけるタッチペンPの連続操作状態を示す図。
【図6】前記電子手帳の他の実施例において範囲データ
記憶部に記憶される名刺データの氏名(見出し)に続く
各項目名「電話番号」「会社名」「住所」とその表示位
置関係の記憶状態を示す図。
【図7】前記電子手帳の他の実施例によるデータ表示処
理を示すフローチャート。
【図8】前記電子手帳の他の実施例によるデータ表示処
理に伴なうスクロール表示状態を示す図。
【符号の説明】
11…CPU、12…液晶表示部、13…タブレット
部、14…ROM、15…RAM、16…範囲データ記
憶部、a0 …基準アイコン、a1 …1行スクロールアイ
コン、a2 …1画面スクロールアイコン、a3 …1デー
タスクロールアイコン、P…タッチペン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/00 651 G06F 3/14 360 G06F 3/14 370

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置と、 この表示装置の表示画面上の位置をタッチにより指定す
    るタブレット入力装置と、 1組が氏名データとこの氏名データに関する複数の項目
    データからなる、複数組のデータを記憶するデータ記憶
    手段と、 前記表示装置の表示画面に前記データ記憶手段に記憶さ
    れた氏名データを一覧表示する一覧表示手段と、前記表示装置の表示画面に一覧表示された氏名データの
    1つが前記タブレット入力装置によりタッチ指定された
    後、タッチ位置が下方向に連続的に移動されることに応
    じて、当該指定された氏名データに関する項目データ
    を、移動位置の行に対応させて氏名データと並列に表示
    する 関連データ表示手段と、を具備したことを特徴とす
    るデータ表示装置。
  2. 【請求項2】 表示装置と、 この表示装置の表示画面上の位置をタッチにより指定す
    るタブレット入力装置と、 1組が氏名データとこの氏名データに関する複数の項目
    データからなる、複数組のデータを記憶するデータ記憶
    手段と、 前記表示装置の表示画面に前記データ記憶手段に記憶さ
    れた氏名データを一覧表示する一覧表示手段と、 前記氏名データに対する他の項目データの前記表示画面
    における位置関係を記憶する位置関係記憶手段と、前記表示装置の表示画面に一覧表示された氏名データの
    1つが前記タブレット入力装置によりタッチ指定された
    後、タッチ位置が下方向に連続的に移動されることによ
    り前記位置関係記憶手段の行位置と項目データを判断
    し、当該指定された氏名データに関する項目データを、
    移動位置の行に対応させて氏名データと並列に表示する
    関連データ表示手段と、を具備したことを特徴とするデ
    ータ表示装置。
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