JP3452109B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3452109B2
JP3452109B2 JP15162396A JP15162396A JP3452109B2 JP 3452109 B2 JP3452109 B2 JP 3452109B2 JP 15162396 A JP15162396 A JP 15162396A JP 15162396 A JP15162396 A JP 15162396A JP 3452109 B2 JP3452109 B2 JP 3452109B2
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データに基づ
いて用紙上に画像を形成する画像形成装置であって、待
機モードでは定着ローラ等の被加熱部材を動作温度より
低温の待機温度に制御し、動作モードでは前記動作温度
に制御することにより、電力消費量を低減する機能を備
えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】待機モードでは熱定着ローラを相対的に
低温の待機温度に制御し、動作モードでは熱定着動作可
能な動作温度に制御することにより、電力消費量を低減
するディジタル複写機が提供されている。かかる複写機
では、一般に、複写動作が指令されると待機モードから
動作モードに切り換えられるが、ウォームアップが完了
するまで原稿画像の読取動作は禁止され、原稿自動搬送
装置による原稿セット動作のみが許可される。なお、待
機モードから動作モードへの切り換えは、原稿カバーが
開かれたり、任意のキー操作が検出されたときにも行わ
れる。
【0003】特開昭62−187874号公報には、デ
ータ供与体とプリンタとの通信チャンネルが閉じられる
と定着用の加熱源を消勢もしくは減勢し、前記通信チャ
ンネルが開かれると直ちに前記定着用の加熱源を付勢す
ることにより、電力消費量を低減し、且つ、プリント動
作開始までの待ち時間を短縮する電子写真方式のプリン
タが開示されている。
【0004】特開平2−223271号公報には、待機
モードでは電子写真方式の熱定着装置を相対的に低温度
に切り換え、動作モードでは前記定着装置を相対的に高
温の定着動作可能温度に切り換えることにより、電力消
費量を低減する電子写真方式のファクシミリが開示され
ている。
【0005】特開平3−288867号公報には、熱定
着装置の制御温度として、第1の設定温度と、第1の設
定温度より高温の第2の設定温度を有し、記録データの
転送準備完了を示す信号が外部から送られて来ると、ポ
リゴンモータの回転開始時刻に於いて熱定着装置が熱定
着動作可能な第2の設定温度に達するように、熱定着装
置の昇温制御を開始するレーザプリンタが開示されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ウォームアップ完了ま
で原稿画像の読取動作を禁止し、原稿セット動作のみを
受け付ける複写機では、原稿画像の読取動作と、読み取
った画像を用紙上に再現する画像形成動作は、ウォーム
アップ完了後に実行される。このため、ウォームアップ
完了時刻から画像形成動作開始時刻までの間に長時間が
経過する場合があり、その場合には電力が無駄に消費さ
れてしまうという問題がある。
【0007】例えば、2枚の原稿画像を1枚の用紙上に
必要に応じて縮小して合成して複写する2イン1コピー
モードでは、2枚の原稿画像の読み取りが完了するま
で、用紙上への画像形成動作を実行できない。同様に、
4枚の原稿画像を1枚の用紙上に必要に応じて縮小して
合成して複写する4イン1コピーモードでは、4枚の原
稿画像の読み取りが完了するまで、用紙上への画像形成
動作を実行できない。さらに、2イン1コピーモードや
4イン1コピーモードで最終原稿から読み取る場合に於
いて原稿の総枚数が不明な場合は、全原稿画像が読み取
られて原稿の総枚数が確定するまで、用紙上への画像形
成動作を開始しないことが望ましい。このような場合
に、前記ウォームアップ完了時刻から画像形成動作の開
始時刻までの間に長時間が経過してしまうという事情が
発生する。なお、2イン1コピーモード等に於いて原稿
の総枚数が確定するまで画像形成動作を開始しない方が
望ましい理由は、もしも原稿総枚数の確定前に画像形成
動作を開始すると、原稿第1頁の画像が、用紙の先頭部
位でない部位に形成される場合が生ずるためである。ウ
ォームアップ完了時刻から画像形成動作開始時刻までの
間に長時間が経過してしまうという問題は、上記場合以
外に、複写物をいわゆる週刊誌綴じによって綴じ込む場
合等にも、同様に生ずる。週刊誌綴じとは、見開きの左
右両ページに各々画像形成した用紙を重ねて中央部分で
綴じ合わせる綴じ方をいう。このように綴じ合わせる場
合、各用紙内の左右のページ部分に各々作像される各画
像の順番は原稿画像の読取順と異なってしまうため、全
原稿画像の読み取りが終了するまで、画像形成動作を実
行することができない。
【0008】本発明は、被加熱部材の制御温度として、
動作温度と該動作温度より低温の待機温度を有する画像
形成装置に関して、待機温度から動作温度への切換時期
を最適化することにより、画像形成動作の待ち時間を長
時間化することなく、電力消費量をいっそう低減するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
【0010】
【0011】
【0012】請求項の発明は、原稿自動搬送装置によ
り搬送処理される原稿を読み取って記憶手段に記憶し該
記憶手段から読み出したデータに基づいて用紙上に画像
を形成する画像形成装置に於いて、画像形成動作が指令
されると前記原稿自動搬送装置による原稿搬送処理を開
始させるとともに原稿画像の読取動作を開始する読取手
段と、各原稿画像を用紙上に画像形成する順序及び/又
は各原稿画像を画像形成すべき用紙上の部位を複数の原
稿画像に基づいて決定する必要の有る特殊作像モードが
設定されているか否か判定する判定手段と、前記特殊作
像モードが設定されている場合は前記原稿自動搬送装置
にセットされた原稿中の前記複数の原稿の読取動作の終
了予定時刻に基づいて初回の画像形成動作の実行開始タ
イミングを演算する演算手段と、動作温度に於いて画像
形成動作又は画像形成後の用紙処理に関する後処理動作
に寄与する当該動作に必須の被加熱部材と、待機モード
では前記各被加熱部材の温度が前記動作温度より低温の
待機温度に維持され動作モードでは前記動作温度に維持
されるように前記各被加熱部材を加熱する加熱手段と、
前記待機モードを前記動作モードに切り換える切換手段
と、前記実行開始タイミングに於いて前記被加熱部材が
前記動作温度に達するように前記切換手段による切換動
作の実行タイミングを制御する制御手段と、を有する画
像形成装置である。前記特殊作像モードとしては、例え
ば、先述の2イン1コピーモード、4イン1コピーモー
ド、週刊誌綴じモード等がある。なお、週刊誌綴じモー
ドや、原稿総枚数が不明で最終原稿から読み取る場合の
2イン1コピーモード及び4イン1コピーモードでは、
前記「複数の原稿画像」は「全原稿画像」を意味する。
前記画像形成動作に寄与する被加熱部材としては、例え
ば、電子写真方式の装置に於いて用いられる熱定着装置
がある。前記後処理動作に寄与する被加熱部材として
は、例えば、ホットメルト方式のバインダ装置がある。
【0013】請求項の発明は、原稿自動搬送装置によ
り搬送処理される原稿を読み取って記憶手段に記憶し該
記憶手段から読み出したデータに基づいて用紙上に画像
を形成する画像形成装置に於いて、画像形成動作が指令
されると前記原稿自動搬送装置による原稿搬送処理を開
始させるとともに原稿画像の読取動作を開始する読取手
段と、各原稿画像を用紙上に画像形成する順序及び/又
は各原稿画像を画像形成すべき用紙上の部位を複数の原
稿画像に基づいて決定する必要の有る特殊作像モードが
設定されているか否か判定する判定手段と、前記特殊作
像モードが設定されている場合は前記原稿自動搬送装置
にセットされた原稿中の前記複数の原稿の読取動作の終
了に関係する時刻までの現在時刻からの待機時間を繰り
返し演算して更新する演算手段と、動作温度に於いて画
像形成動作又は画像形成後の用紙処理に関する後処理動
作に寄与する当該動作に必須の被加熱部材と、待機モー
ドでは前記各被加熱部材の温度が前記動作温度より低温
の待機温度に維持され動作モードでは前記動作温度に維
持されるように前記各被加熱部材を加熱する加熱手段
と、前記待機モードを前記動作モードに切り換える切換
手段と、前記繰り返し更新される前記待機時間と前記被
加熱部材を前記待機温度から前記動作温度まで昇温させ
るのに必要な昇温時間とを比較する比較手段と、前記待
機時間が前記昇温時間以下になると前記切換手段による
切換動作を実行させる制御手段と、を有する画像形成装
置である。前記特殊作像モードが設定されている場合に
は、前記複数の原稿の読取動作の終了に関係する時刻
(例:前記複数原稿中の最終原稿の読取開始時刻,前記
複数原稿中の最終原稿の検出時刻,前記複数原稿中の最
終原稿の読取終了時刻等)までの待機時間が演算され、
該待機時間が前記昇温時間より短くなったときに前記待
機モードから前記動作モードへの切換動作が行われる。
このため、前記昇温時間が経過してウォームアップが完
了した後、速やかに画像形成動作が開始されることにな
る。
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の装置を、具体的な
実施の形態に即して説明する。
【0016】1.複写機の機構と動作の概要. 図1は本発明を具体化した構成に於いて用いられる複写
機1 の機構を模式的に示す。図示の複写機1 は、原稿読
取部IRと、プリンタ部PRT とを有する。
【0017】原稿読取部IRは、原稿走査部10と、原稿走
査部10から出力される画像信号を処理する画像信号処理
部20と、画像信号処理部20での処理により生成された画
像データを記憶するメモリユニット部30とを有する。即
ち、原稿読取部IRは、原稿台ガラス18上の原稿を露光ラ
ンプ11と第1ミラー12を搭載する第1移動体19により露
光走査して、反射光を第2ミラー13a,13b とレンズ系14
を介してCCDラインイメージセンサ16に導いて結像さ
せ、CCDラインイメージセンサ16により光電変換され
た画像信号を画像処理回路20に送って処理することによ
り画像データを生成し、該画像データをメモリユニット
部30のメモリに格納する装置である。なお、第1移動体
19の走査のための移動は、スキャナモータM2によって行
われる。
【0018】プリンタ部PRT は、メモリユニット部30か
ら読み出した画像データに基づいて画像記録信号を生成
する印字処理部40と、印字処理部40から出力される画像
記録信号に基づいてレーザダイオード62を駆動して該レ
ーザダイオード62から出力されるレーザビームにより感
光体ドラム71の表面に静電潜像を書き込むプリントヘッ
ド部60と、プリントヘッド部60により感光体ドラム71の
表面に形成された静電潜像をトナー現像して用紙上に転
写した後に定着して機外に排出する画像形成部70とを有
する。
【0019】つまり、プリンタ部PRT では、感光体ドラ
ム71上に画像記録信号に対応する静電潜像を書き込む動
作、該静電潜像をトナーで現像する動作、現像されたト
ナー像を用紙上に転写する動作、トナー像を用紙上に定
着させる動作、用紙を転写位置に給紙するとともにトナ
ー像を転写された用紙を定着位置まで搬送して定着後に
排出する動作が行われる。
【0020】感光体ドラム71の表面に静電潜像を形成す
る動作は、メモリ回路30から読み出した画像データを、
印字処理部40にてレーザ駆動用の画像記録信号に変換
し、この画像記録信号でレーザダイオード62を駆動する
ことにより画像に対応するレーザビームを出力させ、こ
のレーザビームを、ポリゴンミラー65、光学系69,67a,6
8,67c を介して、回転駆動されている感光体ドラム71の
帯電表面に結像させることで実現される。なお、感光体
ドラム71の表面は、レーザビームの入射位置の上流側に
於いて、帯電チャージャ72によって一様に帯電されてい
る。
【0021】静電潜像をトナーで現像する動作は、回転
駆動されている感光体ドラム71の表面に形成された静電
潜像に、現像器73内のトナーを付着させることにより実
現される。また、感光体ドラム71の表面に現像されたト
ナー像を用紙上に転写する動作は、該トナー像を転写チ
ャージャ74により吸引して、転写位置に給紙されて来る
用紙上に転写することにより実現される。また、用紙上
に転写されたトナー像を定着する動作は、トナー像を転
写された用紙を分離チャージャ75により感光体ドラム71
から分離した後、搬送ベルト83により定着装置84まで搬
送して、該定着装置84にて熱圧着による画像定着処理を
施すことにより実現される。なお、トナー像の転写後に
於いて感光体ドラム71上に残留しているトナーは、下流
側に設けられたクリーナ76によって除去される。また、
感光体ドラム71はメインモータM1によって一定速度で回
転されるものとする。
【0022】用紙を搬送する動作は、選択された何れか
一方の用紙トレイ80a,80b から捌き出した用紙を、搬送
路を通して搬送し、感光体ドラム71と転写チャージャ74
との間の転写位置に給紙し、転写後、搬送ベルト83によ
り定着装置84まで搬送し、定着後、排出ローラ対85によ
り機外に排出することにより行われる。なお、用紙トレ
イ80a,80b 内の用紙サイズは、センサSE11,SE12 により
各々検出される。
【0023】本複写機では、原稿台ガラス18の上に原稿
自動搬送装置500 が組み付けられており、また、画像形
成部70の用紙排出口側にはホットメルト方式のバインダ
ユニット600 を有する排出装置が組み付けられている。
【0024】原稿自動搬送装置500 は、原稿スタッカ51
0 上にセットされた原稿を、給紙ローラ501 、捌きロー
ラ502 、捌きパッド503 、中間ローラ504 、レジストロ
ーラ505 、及び搬送ベルト506 によって原稿台ガラス18
上に搬送する。また、原稿読取部IRにより読み取られた
後の原稿を、搬送ベルト506 、及び排紙ローラ509 によ
って原稿排紙トレイ511 上に排出する。この原稿自動搬
送装置500 には、原稿スケール512 、原稿の有無を検出
する原稿センサSE50、原稿のサイズを検出する原稿サイ
ズセンサSE51、及び原稿排出センサSE52が設けられてい
る。
【0025】複数枚の原稿をコピーする際には、原稿
は、オペレータにより、オモテ面を上側に向けて原稿ス
タッカ510 上に重ねてセットされる。プリントキー96に
より複写動作が指令されると、原稿スタッカ510 上の各
原稿は、最下層の原稿(最終頁の原稿)から順に1枚づ
つ引き出されて、オモテ面が下側を向くようにして原稿
台ガラス18上の所定の読取位置に正確にセットされる。
【0026】片面原稿モードが設定されている場合に
は、読取動作終了後に、原稿は図の左方向に搬送され
て、オモテ面が上を向くようにして原稿排紙トレイ511
上に排出される。一方、両面原稿モードが設定されてお
り、オモテ面の読取動作が終了した場合には、原稿は図
の左方向に搬送されて反転ローラ507 により表裏反転さ
れて、再び原稿台ガラス18上の読取位置に戻されてセッ
トされる。次に、ウラ面の読取動作が終了すると、原稿
は再び図の左方向に搬送されて、原稿排紙トレイ511 上
に排出される。
【0027】バインダユニット600 は、所定枚数の複写
物を綴じるバインド処理を自動化する付加装置として、
プリンタ部PRT の側面に組み付けられた装置である。バ
インドモードでは、プリンタ部PRT 内の排出ローラ85に
より排出されて来る用紙は、不図示のソレノイドにより
バインド用の向きに切り換えられた切換爪601 の下面に
案内されてバインド部631 内に送り込まれ、所定枚数毎
にバインドされて、バインド排出トレイ636 上に排出さ
れる。
【0028】まず、各所定枚数(バインドされる枚数)
の先頭の用紙がバインド部631 内に送り込まれる前に、
バインドカバー収納トレイ630 からバインドカバーが給
紙されて、バインド部631 内に送り込まれ、その先端が
バインド搬送ローラ632 の上部に接する状態で待機され
る。
【0029】この状態で、プリンタ部PRT から排出され
て来る用紙が、バインド用紙ローラ633 によりバインド
部631 内に搬送される。所定枚数の用紙がバインド部63
1 内に収納されると、バインド押さえ板634 が図の左方
へ移動して、用紙とバインドカバーを密着させる。次
に、密着された所定枚数の用紙とバインドカバーとがバ
インド搬送ローラ632 により搬送されて、バインド加熱
板635 に圧接される。
【0030】バインド加熱板635 は、予めバインドヒー
タ637 により加熱されている。このため、所定枚数の用
紙とバインドカバーとは、バインド加熱板635 に所定時
間圧接されることにより、ホットメルト方式でバインド
される。バインドが終了すると、バインド加熱板635 が
下方へ移動するとともに、バインド搬送ローラ632 が再
び回転する。これにより、バインドされた所定枚数の用
紙の束は、バインド排出トレイ636 上に排出される。
【0031】なお、非バインドモードでは、プリンタ部
PRT 内の排出ローラ85により排出される用紙は、不図示
のソレノイドにより通常の向きにセットされた切換爪60
1 の上面に案内されて、そのまま、通常の排紙トレイ62
1 上に排出される。
【0032】2.制御回路等の構成. 図3及び図4は本複写機の制御回路の全体構成、図5は
図3の画像信号処理部20の構成、図6は図3のメモリユ
ニット部30の構成を示す。また、図2は、本複写機の操
作パネルOPを示す。
【0033】図2に示すように、操作パネルOP上には、
複写枚数や複写倍率等の置数を入力するためのテンキー
92、置数等を標準値に戻すためのクリアキー93、複写装
置内部に設定された設定値を標準値に戻すパネルリセッ
トキー94、動作の中止を入力するためのストップキー9
5、動作の開始を入力するためのスタートキー96、プレ
ヒートモードの設定を指令するためのプレヒートキー9
7、プレヒートモードの設定状態を点灯して表示するプ
レヒート表示用LED、節約コピーモード(2イン1コ
ピーモード,4イン1コピーモード)を順に設定・解除
するための節約モードキー98、2イン1コピーモードと
4イン1コピーモードの設定状態を各々点灯して表示す
る2イン1表示用LEDと4イン1表示LED、バイン
ドモードの設定を指令するためのバインドモードキー9
9、バインドモードの設定状態を点灯して表示するバイ
ンド表示用LED、メッセージやタッチパネルスイッチ
を表示するための液晶パネル91が設けられている。
【0034】図3及び図4に示すように、本複写装置の
制御回路は、第1CPU101 〜第8CPU108 の8個の
CPUを用いて構成される。各CPU101 〜108 には、
各々プログラムの格納されたROM111 〜118 や、作業
エリアとなるRAM121 〜128 等が接続されている。な
お、第6CPU106 はメモリユニット部30内に設けられ
ている。第1CPU101 、第2CPU102 、及び第6C
PU106 は、シリアルI/O190 に接続されたコマンド
ラインによって相互に接続されている。このシリアルI
/O190 には、第5CPU105 が接続されているととも
に、第7CPU107 と第8CPU108 とを接続するコマ
ンドラインが接続されている。また、第2CPU102 と
第3CPU103 、及び第4CPU104 と第5CPU105
は、各々コマンドラインによって相互に接続されてい
る。
【0035】第1CPU101 は、操作パネルOPの各操作
キー92〜99や液晶パネル91の各タッチパネルスイッチか
らの入力の受け付け、各表示用LEDや液晶パネル91の
表示制御を行う。このため、第1CPU101 用のI/O
には、操作パネルOPの各キースイッチ、LED素子、及
び液晶パネル91が接続されている。
【0036】第2CPU102 は画像信号処理部20を制御
する。また、第2CPU102 は第3CPU103 に走査を
指示することにより、第3CPU103 を介して走査系10
の動作を制御する。このため、第3CPU103 用のI/
Oには、露光ランプ11や、走査系10の移動体19等を副走
査方向へ移動させるためのスキャナモータM2の駆動回路
が接続されている。また、第2CPU102 に接続されて
いる画像信号処理部20には、CCD16からの画像信号が
入力され、所定の処理を施されて画像データD2 に変換
される。この画像データD2 はメモリユニット部30に送
られる。
【0037】画像信号処理部20は、図5に示すように、
A/D変換器21、シェーディング補正・変倍・画質補正
等の公知の画像処理を行う画像処理部22を有する。ま
た、シェーディング補正用のサンプルデータ等を記憶す
る画像モニタ用のメモリや、これら各部の動作の同期信
号を出力するタイミング制御部24を有する。CCD16か
ら入力される画像信号は、A/D変換されて画素毎に8
ビットの画像データに量子化された後、シェーディング
補正・MTF補正・γ補正・変倍処理・画質補正処理等
を施されて、画像データD2 としてメモリユニット部30
へ出力される。
【0038】第4CPU104 は、印字処理部40を含むプ
リンタ部PRT の制御を行う。このため、第4CPU104
用のI/Oには、プリンタ部PRT 内の各種の部材を動作
させるためのメインモータM1や各種のクラッチの駆動回
路、プリンタ部PRT 内の各部の動作状況等を検出するた
めのセンサ回路が接続されている。また、印字処理部40
には、メモリユニット部30から送られて来る画像データ
D3 が入力されるとともに、レーザダイオード62の駆動
回路が接続されている。
【0039】第5CPU105 は、制御回路の全体的なタ
イミング調整や動作モードの設定のための処理を行う。
このため、第5CPU105 は第4CPU104 とコマンド
ラインで接続されている。また、他のCPU101,102,10
6,107,108 との間でシリアル通信を行って、制御に必要
なコマンドやレポートを送受する。
【0040】第6CPU106 は、メモリユニット部30の
制御を行う。即ち、画像信号処理部20から送られて来る
画像データD2 を圧縮して符号メモリ306 に格納すると
ともに、プリント動作時には符号メモリ306 から読み出
した圧縮データを伸長して印字処理部40に出力する。
【0041】メモリユニット部30は、図6に示すよう
に、バス切換部301 、2値化処理部302 、400dpi
でA4サイズ2ページ分の容量を有するマルチポートの
画像メモリ304 、各々独立に動作可能な圧縮器311 と伸
長器312 を有する符号処理部305 、マルチポートの符号
メモリ306 、回転処理部308 、多値化処理部309 、及び
これらを制御する第6CPU106 等から構成される。即
ち、メモリユニット部30では、画像データは、圧縮され
た状態で符号メモリ306 に記憶される。
【0042】上記2値化処理部302 では、画像信号処理
部20からバス切換部301 を介して入力される8ビットの
画像データD2 が、例えば、ディザ法等により、多値の
画像データD3 を復元可能な範囲で、2値化する処理が
行われる。
【0043】上記符号処理部305 は、画像メモリに書き
込まれた画像データを読み出して圧縮器311 にて圧縮
し、これを、符号メモリ306 に書き込む。また、上記符
号処理部305 は、プリントの対象となる符号データを符
号メモリ306 から読み出して伸長器312 にて伸長し、こ
れを、画像メモリ304 に書き込む。圧縮器311 及び伸長
器312 は、コピー速度向上のために独立して、且つ、並
行に動作可能に構成されており、これらと符号メモリ30
6 との間では、不図示のDMAコントローラにより、デ
ータがDMA転送される。
【0044】符号メモリ306 から読み出された符号が伸
長されて1ページ分の画像データが再生されると、その
画像データが画像メモリ304 から読み出されて、必要に
応じて回転処理部308 にて回転処理を施され、多値化処
理部309 にて多値の画像データに復元される。この多値
の画像データD3 が、印字処理部40に送られる。
【0045】上記符号メモリ306 は、32KB単位のメ
モリ領域に区分されており、各メモリ領域には、ページ
単位の符号データが格納される。これは、書込みと読出
しの同時制御を可能にするためである。この符号メモリ
306 は、RAM126 内の図7に示す管理テーブルMT1 に
よって管理される。
【0046】管理テーブルMT1 には、符号メモリ306 の
各メモリ領域を示す領域番号、書込み順に付与される各
原稿画像のページ番号PN、当該メモリ領域に格納されて
いる符号データが別のメモリ領域に格納されている符号
データに繋がる同一ページの符号データである場合に当
該別のメモリ領域の領域番号を示す「前連結」、当該メ
モリ領域に格納されている符号データが別のメモリ領域
に格納されている符号データに先行する同一ページの符
号データである場合に当該別のメモリ領域の領域番号を
示す「後連結」、圧縮方式及びデータ長等の圧縮・伸長
処理に必要な各種の付加情報が格納される。なお、「前
連結」が「00」の場合には1ページ分の符号データの
最初の格納領域であることを示し、「後連結」が「F
F」の場合には1ページ分の符号データの最終の格納領
域であることを示す。これらの情報に基づいて、符号メ
モリ306 が動的に管理される。
【0047】第6CPU106 は、画像メモリ304 から画
像データを読み出して圧縮する際に管理テーブルMT1 の
情報を作成しつつ、圧縮器311 を制御して符号メモリ30
6 に格納する。また、画像データを出力する際には、上
記と逆の動作によって符号メモリ306 から符号データを
読み出す。管理テーブルMT1 の情報は、当該ページのデ
ータが正常に読み出され、且つ、指定されている枚数の
プリントが完了したときに消去される。
【0048】第7CPU107 は、原稿自動搬送装置500
による原稿の搬送・停止・排出動作を制御する。第8C
PU108 は、バインダユニット600 による所定枚数毎の
複写用紙(画像形成済の複写用紙)のバインド動作を制
御する。
【0049】3.複写動作のシーケンス. 次に、複写機1 の動作シーケンスを、図8と図9に示す
各CPU間で送受される要求コマンドQと、これに対す
るレポートAを参照して説明する。
【0050】まず、シーケンス管理用の第5CPU105
が、メモリユニット部30管理用の第6CPU106 に対し
て、メモリの準備を要求する。これを受けて、第6CP
U106 は、メモリユニット部30のハードウェアに対し
て、画像信号処理部20から画像メモリ304 へ画像データ
D2 を転送させるためのバス接続状態、2値化処理のた
めのモード(例:誤差分散法,地肌消去のための閾値,
2値化閾値等)、画像メモリ304 の書込領域の開始アド
レス、XYレングス情報等を設定する。
【0051】上記設定が終了すると、第6CPU106
は、第5CPU105 に対してメモリ準備の完了を通知す
る。これにより、第5CPU105 は、第6CPU106 と
第2CPU102 に対して、原稿画像の読み取りを要求す
る。この要求に応じて、第2CPU102 は、第3CPU
103 に対してスキャンを要求する。これにより、第3C
PU103 の制御による原稿画像走査が行われ、該走査に
より読み取られた画像信号が、第2CPU102 により設
定された画像処理モードに従って画像信号処理部20にて
処理される。また、この処理により生成された画像デー
タD2 が、メモリユニット部30に転送される。
【0052】原稿画像走査が終了すると、その旨が第3
CPU103 から第2CPU102 に通知される。また、第
2CPU102 と第6CPU106 から、第5CPU105 に
対して、各々読取動作が完了した旨が通知される。この
通知を受けて、第5CPU105 は、第6CPU106 に対
して、画像メモリ304 内の画像データを圧縮すべき旨を
要求する。これに応答して、第6CPU106 は、画像メ
モリ304 の読出アドレス、XYレングス情報、符号メモ
リ306 の書込アドレス、圧縮器311 の圧縮モード(例:
MH方式等)等を設定して各部を起動する。こうして圧
縮処理が行われて、符号データが符号メモリ306 に格納
される。
【0053】圧縮処理が完了すると、第6CPU106 か
ら第5CPU105 に対して、圧縮処理の完了が通知され
る。なお、符号メモリ306 が一杯になった場合は、圧縮
不可能を示すパラメータを付加された圧縮完了レポート
が、第6CPU106 から第5CPU105 に送られる。こ
れにより、第5CPU105 は、符号メモリ306 のフル状
態を知ることができる。
【0054】上述の如く符号メモリ306 内に記憶された
符号データは、第5CPU105 から第6CPU106 に対
して送られる伸長要求に応答して読み出される。即ち、
第5CPU105 から第6CPU106 に対して伸長要求が
送られると、第6CPU106 は、符号メモリ306 の読出
アドレス、XYレングス情報、伸長器312 の伸長モード
(例:MH方式)等を設定して各部を起動する。これに
より、伸長処理が行われて、画像データが画像メモリ30
4 に書き込まれる。
【0055】伸長処理が完了すると、第6CPU106 か
ら第5CPU105 に対して、伸長処理の完了が通知され
る。これを受けて、第5CPU105 は第6CPU106 に
対して、画像メモリ304 内の画像データD3 を読み出す
ためのメモリの準備を要求する。これを受けて、第6C
PU106 は、メモリユニット部30のハードウェアに対し
て、画像メモリ304 から印字処理部40へ画像データD3
を転送させるためのバス接続状態、回転処理のモード、
画像メモリ304 の読出領域の開始アドレス、XYレング
ス情報等を設定する。
【0056】上記設定が終了すると、第6CPU106
は、第5CPU105 に対してメモリ準備の完了を通知す
る。これにより、第5CPU105 は、第6CPU106 と
第4CPU104 に対して、プリント動作を要求する。こ
の要求に応じて、第4CPU104 から第5CPU105 に
対して、用紙の搬送状態を知らせる給紙レポートが送ら
れる。その後、画像メモリ304 から読み出された画像デ
ータD3 が、印字処理部40に出力されて、プリント動作
が行われる。
【0057】プリント動作が終了すると、第6CPU10
6 と第4CPU104 から第5CPU105 に対して、プリ
ント完了が通知される。また、第4CPU104 から第5
CPU105 に対して、イジェクト完了レポートが送られ
る。これらのレポートを受けた第5CPU105 は、必要
に応じて、第6CPU106 に対して、メモリクリア要求
を送る。このようにして、複写動作のシーケンスが行わ
れる。
【0058】4.フロ−チャ−トに即した説明. 次に、第1CPU101 、第4CPU104 、第5CPU10
5 、第6CPU106 の処理に即して、本複写機1 の特徴
的な制御を説明する。
【0059】4-1.第1CPU101. 図10に示すように、電源が投入されると、第1CPU
101 では、まず、RAM121 やレジスタ等を初期化する
初期設定が行われる(S11) 。次に、1ルーチンの実行時
間を規定する内部タイマのセット(S12) 、キー操作を受
け付けるキー入力処理(S13) 、キー操作等に応じてLE
D素子の点消灯や液晶パネル91の表示を行うパネル表示
処理(S14) 、及び、これらの処理以外のその他の処理(S
15) が行われる。これらの各処理は、ステップS12 でセ
ットされる内部タイマで規定される時間毎に繰り返して
実行される。また、その間、適時に他のCPUとの通信
処理が、割込によって行われる。
【0060】図14と図15は、図10のキー入力処理
(S13) に於いて実行される処理のうち、プレヒートキー
97と、バインドモードキー99と、節約コピーモードキー
98の操作に対応して実行される処理を示す。
【0061】プレヒートキー97が操作されて、その立ち
上がりエッジが検出されると(S301;YES)、未だ定着器84
がプレヒート中で無いことを条件として(S303;NO) 、第
4CPU104 に対して、モードを((動作モードから))プ
レヒートモード(待機モード)に設定するように要求が
行われる(S305)。また、未だバインダユニット600 のバ
インドヒータ637 がプレヒート中で無いことを条件とし
て(S307;NO) 、第8CPU108 に対して、モードを((動
作モードから))プレヒートモード(待機モード)に設定
するように要求が行われる(S309)。
【0062】これに応答して、第4CPU104 は、定着
器84のヒートローラの温度が、((定着動作可能な動作温
度から該))動作温度より低温の((待機温度に降温されて
該))待機温度に維持されるように、定着器84用のヒータ
の駆動を制御する。また、第8CPU108 は、バインド
加熱板635 の温度が、((バインド動作可能な動作温度か
ら該))動作温度より低温の((待機温度に降温されて該))
待機温度に維持されるように、バインド加熱板635 用の
ヒータであるバインドヒータ637 の駆動を制御する。な
お、上記で2重括弧内の記載は、プレヒートキー97の操
作時に複写機が動作モードだった場合であり、2重括弧
内の記載が無い場合はプレヒートキー97の操作時に複写
機が起動直後だった場合に該当する。
【0063】本複写機の場合、このように制御すること
で、プレヒートモード(待機モード)時には、約20%
の電力消費が削減される。なお、既に定着器84がプレヒ
ート中であったり(S303;YES)、既にバインドヒータ637
がプレヒート中である場合には(S307;YES)、プレヒート
キー97の操作は無視される。
【0064】バインドモードキー99が操作されて、その
立ち上がりエッジが検出されると(S311;YES)、未だバイ
ンドモードが設定されていない場合には(S313;NO) 、バ
インドモードが設定される(S315)。また、既に、バイン
ドモードが設定されている場合には(S313;YES)、バイン
ドモードがリセットされる(S317)。その後、第5CPU
105 に対して、バインドモードが設定された旨、又は、
バインドモードが解除された旨が通知される(S319)。
【0065】節約コピーモードキー98が操作されて、立
ち上がりエッジが検出されると(S321;YES)、現在設定さ
れているモードに応じてモードが変更される。即ち、節
約コピーモードが設定されていない場合には(S323;NO)
、2イン1コピーモードが設定される(S325)。また、
2イン1コピーモードが設定されている場合には(S327;
YES)、4イン1コピーモードが設定される(S329)。ま
た、2イン1コピーモードではなく4イン1コピーモー
ドが設定されている場合には(S327;NO) 、節約コピーモ
ードがリセットされる(S331)。その後、第5CPU105
に対して、節約コピーモードの変更により新たに設定さ
れたモード(2イン1コピーモード、又は、4イン1コ
ピーモード、又は、節約コピーモードの解除)が通知さ
れる(S339)。
【0066】4-2.第4CPU104. 図11に示すように、電源が投入されると、第4CPU
104 では、まず、RAM124 やレジスタ等を初期化する
初期設定が行われる(S41) 。次に、1ルーチンの実行時
間を規定する内部タイマのセット(S42) 、現像・転写系
の制御(S43) 、搬送系の制御(S44) 、定着系の制御(S4
5) 、印字処理部の制御(S46) 、及び、これらの処理以
外のその他の処理(S47) が行われる。これらの各処理
は、ステップS42 でセットされる内部タイマで規定され
る時間毎に繰り返して実行される。
【0067】4-3.第5CPU105. 図12に示すように、電源が投入されると、第5CPU
105 では、まず、RAM125 やレジスタ等を初期化する
初期設定が行われる(S51) 。次に、1ルーチンの実行時
間を規定する内部タイマのセット(S52) 、他のCPUか
らの入力データをチェックする入力データの解析処理(S
53) 、操作内容に応じて動作モードを定めるモード設定
処理(S54) 、モードに応じたコマンドを設定するコマン
ド設定処理(S55) 、コマンドを通信ポートに待機させる
出力データセット処理(S56) 、及び、これらの処理以外
のその他の処理(S57) が行われる。これらの各処理は、
ステップS52 でセットされる内部タイマで規定される時
間毎に繰り返して実行される。
【0068】図16と図17は、図12のコマンド設定
処理(S55) に於いて実行される処理を示す。また、図1
8と図19は、図16と図17で実行される原稿読取終
了時間演算処理を示す。図16〜図19には、節約コピ
ーモードが設定されている場合に、初回の画像形成動作
を可能とする原稿(請求項4・請求項5の複数原稿中の
最終原稿)の読取終了時刻までの現在時刻からの待機時
間を繰り返し演算して更新し、この繰り返し更新される
待機時間を、その都度、定着装置84のヒートローラやバ
インダユニット600 のバインド加熱板635 を各々の動作
温度まで昇温させるのに必要な昇温時間と比較して、待
機時間が昇温時間以下になった時、当該ヒートローラや
バインド加熱板635 を加熱するためのヒータのモードを
待機モードから動作モードに切り換える制御が記述され
ている。
【0069】スタートキー96から複写動作が入力される
と、第7CPU107 に対して原稿搬送処理を開始すべき
旨が通知されるとともに、先述のように、第6CPU10
6 に対してメモリ準備を行うべき旨が通知される。ま
た、メモリの準備が完了した旨が第6CPU106 から通
知されると、次に、第6CPU106 と第2CPU102 に
対して原稿読取動作が指令され、さらに、第3CPU10
3 に対して原稿走査が指令される。
【0070】第3CPU103 の制御により原稿が搬送さ
れて、原稿が原稿台ガラス18上の所定の読取位置にセッ
トされると(S501;YES)、先述のように、原稿の読取動作
を行ってメモリに書き込むことを指令するコマンドがセ
ットされて(S503)、第6CPU106 と第2CPU102 に
送られる。なお、原稿が読取位置にセットされたこと
は、例えば、原稿センサSE50の検出結果と、原稿台ガラ
ス18上に搬送した原稿の読み取りが終了して排出した旨
の第7CPU107 からのレポートに基づいて、第5CP
U105 が知ることができる。
【0071】次に、符号メモリ306 内の画像データの有
無が判定される(S505)。当初は、符号メモリ306 内に画
像データが無いため(S505;NO) 、そのままメインルーチ
ンにリターンする。ステップS505で「NO」と判定され
てメインルーチンにリターンする処理は、1ページ分の
原稿画像が読み取られて、その画像データが符号メモリ
306 に記憶されるまで繰り返される。
【0072】少なくとも1ページ分の原稿画像が読み取
られて符号メモリ306 に格納されると、ステップS505の
判定が「YES」となってステップS507に進む。ステッ
プS507では、定着装置84のウォームアップが完了したか
否か判定される。この時点では、定着装置84のヒートロ
ーラを待機温度に維持するプレヒート状態(待機モー
ド)が未だ解除されていないため、ステップS507の判定
は「NO」となってステップS515に進む。なお、プレヒ
ートキー97によりプレヒートモードが設定されている
(図14・ステップS305・参照)ものとする。
【0073】ステップS515では、定着装置84が、そのヒ
ートローラを待機温度に維持するプレヒート状態である
か否か判定される。この時点では、定着装置84のプレヒ
ート状態(待機モード)が未だ解除されていないため、
ステップS515の判定は「YES」となってステップS517
に進む。
【0074】ステップS517では、節約コピーモードが設
定されているか否か判定される。ここで、節約コピーモ
ードとは、先述の2イン1コピーモードや4イン1コピ
ーモードのみならず、各原稿画像を用紙上に画像形成す
る順序、及び/又は、各原稿画像を画像形成すべき用紙
上の部位を、複数の原稿画像に基づいて決定する必要の
有る特殊作像モードのことをいう。例えば、週刊誌綴じ
では、見開きの左右両ページに各々画像形成した用紙を
重ねて中央部分で綴じ合わせるため、各用紙内の左右の
ページ部分に各々作像される各画像の順番が、原稿画像
の読取順と異なり、このため、全原稿画像の読み取りが
終了して用紙内の各部位に形成すべき画像が確定するま
で、画像形成動作を開始できない。ステップS517の節約
コピーモードは、このようなモードを含む。換言すれ
ば、或る複数の原稿画像の読み取りが終了するまで画像
形成動作を実行できないモードをいう。
【0075】2イン1コピー又は4イン1コピーに於い
て原稿総枚数が予め判明している場合は、最大で2枚又
は4枚の原稿画像の読み取りが終了した時点で画像形成
動作を開始できるが、原稿総枚数が不明で且つ最終原稿
から読み取る場合には、全原稿の読み取りが終了するま
で画像形成動作を実行しない方が望ましいという事情が
ある。したがって、2イン1コピー又は4イン1コピー
に於ける「複数の原稿画像」とは、「2枚又は4枚の原
稿画像」を意味する場合と、「全原稿画像」を意味する
場合とがあり得る。本制御では、これらの何れを採用し
てもよいものとし、前者を採用する場合には、原稿枚数
がキー入力等により予め判明しているものとする。ま
た、後者を採用する場合には、原稿の給紙枚数が原稿自
動搬送装置に於いてカウントされるものとする。なお、
週刊誌綴じの場合は、いうまでもなく「全原稿画像」
が、「複数の原稿画像」に相当する。
【0076】節約コピーモードが設定されていない場合
は(S517;NO) 、直ちに定着装置84のプレヒート状態(待
機モード)が解除されて(S525)、定着装置84のウォーム
アップが開始される。つまり、節約コピーモードでない
場合は、最初の1ページ分の原稿画像の読み取りが終了
して当該1ページ分の圧縮画像データが符号メモリ306
に記憶されたときに用紙上への画像形成動作が可能とな
るため、直ちに定着装置84のウォームアップを開始した
としても、定着装置84のウォームアップ完了時刻から画
像形成動作開始時刻までの間に長時間が経過してしまう
恐れがなく、したがって、電力消費の無駄も殆どないた
め、このように制御される。
【0077】ステップS517で節約コピーモードが設定さ
れている場合には(S517;YES)、ステップS519に進み、原
稿の有無が判定される。その結果、読み取るべき原稿が
無い場合(S519;NO) 、つまり、最終原稿まで読み取りが
終了している場合は、直ちに画像形成動作を開始できる
ため、定着装置84のプレヒート状態(待機モード)が解
除されて(S525)、定着装置84のウォームアップが開始さ
れる。このステップS519は、例えば、1枚の原稿を2イ
ン1コピーする場合や、3枚以下の原稿を4イン1コピ
ーする場合を考慮して設けられたステップである。ま
た、このステップS519は、後述の原稿読取終了時間演算
処理(S521)に於いて演算される待機時間(初回の画像形
成動作を可能とする原稿(請求項4・請求項5の複数原
稿中の最終原稿)の読取動作が終了すると推定される時
刻までの推定所要時間)が厳密に正確な値ではなく、こ
のため後述のステップS521での判定が「YES」になる
前に読み取るべき原稿が無くなってしまう場合もあり、
その場合には、直ちに定着装置84のウォームーップを開
始しても支障が無いばかりでなく、画像形成動作開始時
に於いて確実に定着装置84のウォームアップを完了させ
ておくためには、その方が望ましいという事情を考慮し
て設けられたステップでもある。
【0078】ステップS519で、原稿が有るとされた場合
は(S519;NO) 、原稿読取終了時間演算処理が実行される
(SS521) 。この演算処理では、現在時刻から、初回の画
像形成動作を開始可能とする原稿(請求項4・請求項5
の複数原稿中の最終原稿)の読取動作が終了すると推定
される時刻までの、推定所要時間(待機時間)が演算さ
れる。この処理の詳細は後述する。
【0079】ステップS523では、ステップS521で演算さ
れた最新の待機時間(初回の画像形成動作を開始可能と
する原稿の読取動作が終了すると推定される時刻までの
推定所要時間)と、定着装置84のヒートローラを待機温
度(プレヒート温度)から定着動作可能な動作温度まで
昇温させるのに要する昇温時間とが比較される。
【0080】その結果、「待機時間<昇温時間」の場
合、つまり、直ちに定着装置84のウォームアップを開始
しないと、画像形成動作開始時刻までに定着装置84のヒ
ートローラを動作温度まで昇温できないと推定される場
合は(S523;YES)、定着装置84のプレヒート状態(待機モ
ード)が解除されて(S525)、定着装置84のウォームアッ
プが開始される。
【0081】また、「待機時間≧昇温時間」の場合、つ
まり、直ちに定着装置84のウォームアップを開始しなく
とも、初回の画像形成動作開始時刻までに定着装置84の
ヒートローラを動作温度まで昇温できると推定される場
合は(S523;NO) 、定着装置84のプレヒート状態(待機モ
ード)が維持される。
【0082】一方、バインダユニット600 のバインド加
熱板635 のプレヒート状態(待機モード)の維持/解除
のための処理(ステップS527〜S539)は、上述の定着装
置84のプレヒート状態(待機モード)の維持/解除のた
めの処理(ステップS515〜S525)と同様に実行される。
【0083】例えば、バインドヒータ637 がプレヒート
状態(待機モード)にあり(S527;YES)、且つ、バインド
モードが設定されている場合に於いて(S529;YES)、節約
コピーモードが設定されており(S531;YES)、読み取るべ
き原稿が有る場合には(S533;YES)、原稿読取終了時間演
算処理が実行されて(S535)、バインダユニット600 のバ
インド加熱板635 を待機温度(プレヒート温度)からバ
インド動作可能な動作温度まで昇温させるのに要する昇
温時間と比較される(S537)。その結果、演算された待機
時間(初回の画像形成動作を開始可能とする原稿(請求
項4・請求項5の複数原稿中の最終原稿)の読取動作が
終了すると推定される時刻までの推定所要時間)が、上
記昇温時間より短い場合は(S537;YES)、バインダユニッ
ト600 のプレヒート状態(待機モード)が解除されて(S
525)、バインド加熱板635 のウォームアップが開始され
る(S539)。
【0084】なお、節約コピーモードが設定されていな
い場合(S531;NO) 等の処理についても、先述の定着装置
84のプレヒート状態(待機モード)の維持/解除のため
の処理(ステップS515〜S525)と同様である。
【0085】以上のようにしてステップS525の処理が実
行されて、その結果、定着装置84のヒートローラのウォ
ーミングアップが完了すると、次回に実行される前記ス
テップS507の判定が「YES」となる。この場合に於い
て、バインドモードでない場合は(S509;NO) 、直ちにス
テップS513の処理が実行される。即ち、プリント動作の
ための画像データの読み出しが行われる。また、これに
引き続いて画像形成動作のシーケンスが実行される。
【0086】また、以上のようにしてステップS525の処
理が実行されて前記ステップS507の判定が「YES」と
なり、さらに、バインドモードに於いて以上のようにし
てステップS539の処理が実行されてバインダユニット60
0 のバインド加熱板635 のウォーミングアップが完了す
ると、次回に実行されるステップS511の判定が「YE
S」となる。したがって、この場合にもステップS513の
処理が実行されて、プリント動作のための画像データの
読み出しが行われる。また、これに引き続いて画像形成
動作のシーケンスが実行される。
【0087】次に、前記ステップS521とステップS535と
で実行される「原稿読取終了時間演算処理」を、図18
〜図19に即して説明する。
【0088】2イン1コピーモードが設定されている場
合に於いて(S603;YES)、原稿の読込枚数が2枚に満たな
い場合は(S605;YES)、2枚の原稿を読み込み終わるのに
必要な残り原稿枚数に、原稿1枚当りの読み込みに必要
な時間を乗算した値が、読取終了時間としてセットされ
る(S607)。即ち、2イン1コピーに於ける「2枚目の原
稿」は、該原稿の読み込みが終了することによって初回
の画像形成動作を開始可能とする原稿であるため、この
ようにセットされる。
【0089】同様に、4イン1コピーモードが設定され
ている場合に於いて(S603;NO) 、原稿の読込枚数が4枚
に満たない場合は(S609;YES)、4枚の原稿を読み込み終
わるのに必要な残り原稿枚数に、原稿1枚当りの読み込
みに必要な時間を乗算した値が、読取終了時間としてセ
ットされる(S611)。即ち、4イン1コピーに於ける「4
枚目の原稿」は、該原稿の読み込みが終了することによ
って初回の画像形成動作を開始可能とする原稿であるた
め、このようにセットされる。
【0090】2イン1コピーモードに於いて原稿読込枚
数が2枚以上となった場合や(S605;NO) 、4イン1コピ
ーモードに於いて原稿読込枚数が4枚以上となった場合
は(S609;NO) 、直ちに画像形成動作を開始すべき場合で
あるため、読取終了時間として「0」がセットされる(S
613)。
【0091】2イン1コピーモードや4イン1コピーモ
ードではなく、週刊誌綴じモードが設定されている場合
は(S601;YES)、ステップS621以降の処理が実行される。
【0092】原稿総枚数がキー入力等により予め判明し
ている場合は(S621;YES)、まず、未読み込みの原稿枚数
である残り枚数として、原稿総枚数から既読み込みの原
稿枚数を減算した値がセットされる(S623)。次に、この
ステップS623でセットされた残り枚数に、原稿1枚当り
の読み込みに必要な時間を乗算した値が、読取終了時間
としてセットされる(S625)。即ち、この場合は、最終原
稿の読み込み終了までに必要であると推定される時間が
セットされる。なお、このように、原稿の総枚数が予め
判明している場合には、画像形成動作の開始時刻を十分
正確に予測できるため、プレヒート状態(待機モード)
の解除時期の制御を、十分精密に行うことが可能とな
る。
【0093】一方、原稿総枚数が不明な場合は(S621;N
O) 、原稿読取終了時間として、デフォルトで与えられ
ている最大時間がセットされる(S627)。この最大時間が
経過するまで、プレヒート状態(待機モード)が解除さ
れないように制御される。
【0094】4-4.第6CPU106. 図13に示すように、電源が投入されると、第6CPU
106 では、まず、RAM126 やレジスタ等を初期化する
初期設定が行われる(S61) 。次に、コマンド受信処理(S
62) 、ステータス送信処理(S63) 、画像メモリ書込処理
(S64) 、圧縮制御処理(S65) 、伸長制御処理(S66) 、画
像メモリ読出処理(S67) 、及びこれらの処理以外のその
他の処理(S68) が繰り返して実行される。
【0095】5.別の制御について. 先述の制御では、現在時刻から、初回の画像形成動作を
可能とする原稿(請求項4・請求項5の複数の原稿中の
最終原稿)の読み込みが終了する時刻までの所要時間
(待機時間)を予想し、この予想した待機時間と、昇温
時間(被加熱部材を待機温度から動作温度まで昇温させ
るのに必要な時間)とを比較し、待機時間が昇温時間よ
り短くなったときに待機モードを解除して、被加熱部材
を動作温度まで昇温させて該動作温度に維持する制御を
開始しているが、本発明は、このような制御に限定され
ない。
【0096】例えば、当該原稿の読み込みが終了するこ
とによって初回の画像形成動作を開始可能とする原稿の
読み込みが終了する終了時刻を演算により求め、さら
に、該終了時刻から前記昇温時間を減算した時刻(該終
了時刻より前記昇温時間だけ早い時刻)を演算により求
めて解除時刻として設定し、現在時刻が解除時刻になっ
たときに、プレヒート状態を解除するように制御しても
よい。この場合には、現在時刻をモニタして第5CPU
105 に知らせることが必要となる。また、原稿の総枚数
が判明していることも必要である。
【0097】また、原稿の総枚数が不明で最終原稿から
コピーする場合の2イン1コピーや4イン1コピー、或
いは原稿の総枚数が不明な週刊誌綴じコピー等に於い
て、最終原稿の給紙開始が検出された時にプレヒート状
態(待機モード)を解除するように制御することによっ
ても、本発明と略同等の効果を達成することが可能であ
る。なお、最終原稿の給紙開始は、例えば、センサSE50
が原稿を検出しなくなったことで検出することができ
る。
【0098】また、先述の制御では、プレヒートモード
を、フレヒートモードキー97の操作によって設定してい
るが、これに代えて、いわゆるオートリセット機能に連
動させてプレヒートモードを設定するようにしてもよ
い。なお、その場合、原稿カバーを開ける等の操作に対
応してプレヒートモードが解除されないようにしなけれ
ばならない。
【0099】
【発明の効果】請求項1の発明は、原稿自動搬送装置に
より搬送処理される原稿を読み取って記憶手段に記憶し
該記憶手段から読み出したデータに基づいて用紙上に画
像を形成する画像形成装置に於いて、画像形成動作が指
令されると前記原稿自動搬送装置による原稿搬送処理を
開始させるとともに原稿画像の読取動作を開始する読取
手段と、各原稿画像を用紙上に画像形成する順序及び/
又は各原稿画像を画像形成すべき用紙上の部位を複数の
原稿画像に基づいて決定する必要の有る特殊作像モード
が設定されているか否か判定する判定手段と、前記特殊
作像モードが設定されている場合は前記原稿自動搬送装
置にセットされた原稿中の前記複数の原稿の読取動作の
終了予定時刻に基づいて初回の画像形成動作の実行開始
タイミングを演算する演算手段と、動作温度に於いて画
像形成動作又は画像形成後の用紙処理に関する後処理動
作に寄与する当該動作に必須の被加熱部材と、待機モー
ドでは前記各被加熱部材の温度が前記動作温度より低温
の待機温度に維持され動作モードでは前記動作温度に維
持されるように前記各被加熱部材を加熱する加熱手段
と、前記待機モードを前記動作モードに切り換える切換
手段と、前記実行開始タイミングに於いて前記被加熱部
材が前記動作温度に達するように前記切換手段による切
換動作の実行タイミングを制御する制御手段とを有する
ため、特殊作像モードに於いて画像形成動作の開始時に
被加熱部材が動作温度に達するように制御することがで
きる。このため、画像形成動作を速やかに開始するでき
るとともに電力消費量をいっそう低減することができ
る。 請求項2の発明は、 原稿自動搬送装置により搬送
処理される原稿を読み取って記憶手段に記憶し該記憶手
段から読み出したデータに基づいて用紙上に画像を形成
する画像形成装置に於いて、画像形成動作が指令される
と前記原稿自動搬送装置による原稿搬送処理を開始させ
るとともに原稿画像の読取動作を開始する読取手段と、
各原稿画像を用紙上に画像形成する順序及び/又は各原
稿画像を画像形成すべき用紙上の部位を複数の原稿画像
に基づいて決定する必要の有る特殊作像モードが設定さ
れているか否か判定する判定手段と、前記特殊作像モー
ドが設定されている場合は前記原稿自動搬送装置にセッ
トされた原稿中の前記複数の原 稿の読取動作の終了に関
係する時刻までの現在時刻からの待機時間を繰り返し演
算して更新する演算手段と、動作温度に於いて画像形成
動作又は画像形成後の用紙処理に関する後処理動作に寄
与する当該動作に必須の被加熱部材と、待機モードでは
前記各被加熱部材の温度が前記動作温度より低温の待機
温度に維持され動作モードでは前記動作温度に維持され
るように前記各被加熱部材を加熱する加熱手段と、前記
待機モードを前記動作モードに切り換える切換手段と、
前記繰り返し更新される前記待機時間と前記被加熱部材
を前記待機温度から前記動作温度まで昇温させるのに必
要な昇温時間とを比較する比較手段と、前記待機時間が
前記昇温時間以下になると前記切換手段による切換動作
を実行させる制御手段とを有するため、特殊作像モード
に於いて画像形成動作の開始時を精密に演算することが
でき、該精密に演算した画像形成動作の開示時に被加熱
部材が動作温度に達するように制御することができる。
このため、画像形成動作を速やかに開始するできるとと
もに電力消費量をいっそう低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる複写機の機構を示
す模式図。
【図2】図1の複写機の操作パネルを示す説明図。
【図3】図1の複写機の制御回路の一部を示すブロック
図。
【図4】図1の複写機の制御回路の残部を示すブロック
図。
【図5】図3の画像信号処理部20の詳細を示すブロック
図。
【図6】図3のメモリユニット部30の詳細を示すブロッ
ク図。
【図7】メモリユニット部30のRAM126 内に設けられ
る符号メモリ306 用の管理テーブルMT1 の説明図(a)
と、符号メモリ306 内のメモリ領域を示す説明図(b) 。
【図8】図1の複写機の画像読取動作シーケンスを各C
PU間の要求コマンドとレポートの送受により示す説明
図。
【図9】図1の複写機の画像形成動作シーケンスを各C
PU間の要求コマンドとレポートの送受により示す説明
図。
【図10】第1CPU101 の処理を示すフロ−チャ−
ト。
【図11】第4CPU104 の処理を示すフロ−チャ−
ト。
【図12】第5CPU105 の処理を示すフロ−チャ−
ト。
【図13】第6CPU106 の処理を示すフロ−チャ−
ト。
【図14】図10のキー入力処理の一部を示すフロ−チ
ャ−ト。
【図15】図10のキー入力処理の残部を示すフロ−チ
ャ−ト。
【図16】図12のコマンド設定処理の一部を示すフロ
−チャ−ト。
【図17】図12のコマンド設定処理の残部を示すフロ
−チャ−ト。
【図18】図16と図17の原稿読取終了時間演算処理
の一部を示すフロ−チャ−ト。
【図19】図16と図17の原稿読取終了時間演算処理
の残部を示すフロ−チャ−ト。
【符号の説明】
10 走査系 20 画像信号処理部 30 メモリユニット部 40 印字処理部 70 画像形成部 500 原稿自動搬送装置 600 バインダユニット部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−113056(JP,A) 特開 平8−76538(JP,A) 特開 平5−160932(JP,A) 特開 平4−91560(JP,A) 特開 平7−154542(JP,A) 特開 平9−222822(JP,A) 特開 平9−93401(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/14 G03G 15/20 - 15/20 302 G03G 21/00 370 - 540 G03G 15/00 107 H04N 1/00 - 1/00 108

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿自動搬送装置により搬送処理される
    原稿を読み取って記憶手段に記憶し、該記憶手段から読
    み出したデータに基づいて用紙上に画像を形成する画像
    形成装置に於いて、 画像形成動作が指令されると前記原稿自動搬送装置によ
    る原稿搬送処理を開始させるとともに原稿画像の読取動
    作を開始する読取手段と、 各原稿画像を用紙上に画像形成する順序、及び/又は、
    各原稿画像を画像形成すべき用紙上の部位を、複数の原
    稿画像に基づいて決定する必要の有る特殊作像モードが
    設定されているか否か判定する判定手段と、 前記特殊作像モードが設定されている場合は、前記原稿
    自動搬送装置にセットされた原稿中の前記複数の原稿の
    読取動作の終了予定時刻に基づいて、初回の画像形成動
    作の実行開始タイミングを演算する演算手段と、 動作温度に於いて、画像形成動作又は画像形成後の用紙
    処理に関する後処理動作に寄与する当該動作に必須の被
    加熱部材と、 待機モードでは前記各被加熱部材の温度が前記動作温度
    より低温の待機温度に維持され、動作モードでは前記動
    作温度に維持されるように、前記各被加熱部材を加熱す
    る加熱手段と、 前記待機モードを前記動作モードに切り換える切換手段
    と、 前記実行開始タイミングに於いて前記被加熱部材が前記
    動作温度に達するように、前記切換手段による切換動作
    の実行タイミングを制御する制御手段と、 を有する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 原稿自動搬送装置により搬送処理される
    原稿を読み取って記憶手段に記憶し、該記憶手段から読
    み出したデータに基づいて用紙上に画像を形成する画像
    形成装置に於いて、 画像形成動作が指令されると前記原稿自動搬送装置によ
    る原稿搬送処理を開始させるとともに原稿画像の読取動
    作を開始する読取手段と、 各原稿画像を用紙上に画像形成する順序、及び/又は、
    各原稿画像を画像形成すべき用紙上の部位を、複数の原
    稿画像に基づいて決定する必要の有る特殊作像モードが
    設定されているか否か判定する判定手段と、 前記特殊作像モードが設定されている場合は、前記原稿
    自動搬送装置にセットされた原稿中の前記複数の原稿の
    読取動作の終了に関係する時刻までの現在時刻からの待
    機時間を繰り返し演算して更新する演算手段と、 動作温度に於いて、画像形成動作又は画像形成後の用紙
    処理に関する後処理動作に寄与する当該動作に必須の被
    加熱部材と、 待機モードでは前記各被加熱部材の温度が前記動作温度
    より低温の待機温度に維持され、動作モードでは前記動
    作温度に維持されるように、前記各被加熱部材を加熱す
    る加熱手段と、 前記待機モードを前記動作モードに切り換える切換手段
    と、 前記繰り返し更新される前記待機時間と、前記被加熱部
    材を前記待機温度から前記動作温度まで昇温させるのに
    必要な昇温時間とを比較する比較手段と、 前記待機時間が前記昇温時間以下になると、前記切換手
    段による切換動作を実行させる制御手段と、 を有する画像形成装置。
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