JP3445092B2 - 走査光学装置 - Google Patents

走査光学装置

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JP3445092B2 JP08443097A JP8443097A JP3445092B2 JP 3445092 B2 JP3445092 B2 JP 3445092B2 JP 08443097 A JP08443097 A JP 08443097A JP 8443097 A JP8443097 A JP 8443097A JP 3445092 B2 JP3445092 B2 JP 3445092B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
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    • B41J2/435Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/47Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light
    • B41J2/471Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light using dot sequential main scanning by means of a light deflector, e.g. a rotating polygonal mirror

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は走査光学装置に関
し、特に光源手段から光変調され出射した光束を回転多
面鏡等より成る光偏向器(偏向素子)で偏向反射させた
後、fθ特性を有する結像光学系(fθレンズ)を介し
て被走査面上を光走査して画像情報を記録するようにし
た、例えば電子写真プロセスを有するレーザービームプ
リンタ(LBP)やデジタル複写機等の装置に好適な走
査光学装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりレーザービームプリンタやデジ
タル複写機等に用いられる走査光学装置においては画像
信号に応じて光源手段から光変調され出射した光束を、
例えば回転多面鏡(ポリゴンミラー)より成る光偏向器
により周期的に偏向させ、fθ特性を有する結像光学系
によって感光性の記録媒体(感光ドラム)面上にスポッ
ト状に集束させ、その面上を光走査して画像記録を行な
っている。
【0003】図8はこの種の従来の走査光学装置の要部
概略図であり、主走査方向の要部断面図である。
【0004】同図において光源手段81から出射した発
散光束はコリメーターレンズ82により略平行光束とさ
れ、絞り83によって該光束(光量)を制限して副走査
方向にのみ所定の屈折力を有するシリンドリカルレンズ
84に入射している。シリンドリカルレンズ84に入射
した平行光束のうち主走査断面内においてはそのまま略
平行光束の状態で射出する。又副走査断面内においては
集束して回転多面鏡(ポリゴンミラー)から成る光偏向
器85の偏向反射面(偏向面)85aにほぼ線像として
結像している。
【0005】そして光偏向器85の偏向面85aで偏向
反射された光束をfθ特性を有する結像光学系(fθレ
ンズ)86を介して被走査面としての感光ドラム面87
上に導光し、該光偏向器85を矢印A方向に回転させる
ことによって該感光ドラム面87上を矢印B方向に光走
査している。これにより記録媒体である感光ドラム面8
7上に画像記録を行なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この種の走査光学装置
において高精度な画像情報の記録を行なうには被走査面
全域にわたって像面湾曲が良好に補正されスポット径が
揃っていること、そして入射光の角度と像高とが比例関
係となる歪曲収差(fθ特性)を有していることが必要
である。このような光学特性を満たす走査光学装置、も
しくはその補正光学系(fθレンズ)は従来より種々と
提案されている。
【0007】又一方、レーザービームプリンタやデジタ
ル複写機等のコンパクト化及び低コスト化に伴ない、走
査光学装置にも同様のことが求められている。
【0008】これらの要望を両立させるものとしてfθ
レンズを1枚から構成した走査光学装置が、例えば特開
昭62−138823号公報や特開昭63−15712
2号公報や特開平4−104213号公報や特開平4−
50908号公報や米国特許第5,111,219号等
で種々と提案されている。
【0009】これらの公報のうち特公昭62−1388
23号公報や特開昭63−157122号公報等では、
コリメーターレンズからの平行光束を被走査面上に結像
させている為、fθレンズから被走査面までの距離が焦
点距離fと略等しくなってしまい、コンパクトな走査光
学装置を構成することが難しいという問題点があった。
又fθレンズの肉厚が厚くなってしまう為にモールド成
型を想定した場合、レンズ内部の均質性、歪み、成形時
間等の加工条件を悪化させてしまうのでコストアップの
要因となってしまうという問題点もあった。
【0010】特開平4−104213号公報ではコリメ
ーターレンズからの収束光束を被走査面上に結像させて
いる為、fθレンズから被走査面までの距離を短くする
ことができ、コンパクトな構成をとることが可能となっ
てはいるものの、像面湾曲とfθ特性(歪曲収差)を両
立させるのが難しいという問題点があった。
【0011】又、同公報ではfθ特性を電気的に補正で
きる程度の補正に留めることで像面湾曲を重点的に補正
している。その為、画像書込み時に画像情報のタイミン
グを連続的に変化させることで書込み画像が歪むことを
補正してやる必要が生じてくる。しかしながら被走査面
上でのスポットの速度は常に変化することになり、被走
査面が受ける単位時間、単位面積当たりの光量が変化し
てしまうという問題点があった。
【0012】上記の問題点を更にレーザー光量を連続的
に変化させて補正することは可能であるが、補正回路が
多くなりすぎて単一レンズと構成したメリットがなくな
ってしまうという問題点がある。
【0013】特開平4−50908号公報や米国特許第
5,111,219号では高次非球面のfθレンズを用
い、収差は良好に補正されているものの、光偏向器と被
走査面との間における副走査方向の倍率の不均一性によ
り、像高により副走査方向のスポット径が変化するとい
う傾向があった。
【0014】本発明はコリメーターレンズからの収束光
束を光偏向器を介して1枚のfθレンズにより被走査面
上に結像させる際、該fθレンズのレンズ形状を適切に
構成することにより、像面湾曲や歪曲収差を補正し、か
つ光偏向器の取付誤差によるジッターや、像高による副
走査方向のスポット径の変化等を防止すると共にコンパ
クトでしかも高精細な印字に適した走査光学装置の提供
を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の走査光学装置
は、光源手段から出射した光束を収束光束に変換し複数
の偏向反射面を有する偏向素子に導く第1の光学素子
と、該偏向素子で偏向された光束を被走査面上にスポッ
ト状に結像させる第2の光学素子と、を具備した走査光
学装置において、該第2の光学素子は単レンズより成
り、該単レンズの光軸が該被走査面の法線に対して主走
査面内で傾いており、該単レンズの両レンズ面は共に主
走査面内で非球面形状より成り、近軸曲率半径を各々該
偏向素子側から順にR1,R2、主走査面内における最大
有効径をYmax、該最大有効径Ymaxにおける該偏向素子
側のレンズ面の近軸レンズ面からの非球面量をS1,該
最大有効径Ymaxにおける該被走査面側のレンズ面の近
軸レンズ面からの非球面量をS2、該単レンズの中心厚
をd、該単レンズの主走査面内における焦点距離をf
t、該単レンズから該被走査面までの距離をSkとした
とき、該被走査面上におけるジッター量が0.02mm
以下となるように、 0<R1<|R2| R2<0 (R1−Ymax 21/2−R1<S1<0 |R2|−(R2 2−Ymax 21/2−d<S2<0 0.2≦1−Sk/ft≦0.5 なる条件を満足することを特徴としている。
【0016】特に ・前記第2の光学素子を構成する単レンズの両レンズ面
は共に非球面形状のトーリック面より成ること、 ・前記第1の光学素子と前記偏向素子との間の光路中に
第3の光学素子を設け、該第3の光学素子は副走査方向
にのみ屈折力を有し、該第1の光学素子を通過した光束
を該偏向素子の偏向面上において主走査方向に長手の線
状に結像させていること、 ・前記第1の光学素子は前記光源手段から出射した光束
を主走査面内において収束光束に変換していること、 ・前記第2の光学素子を構成する単レンズの両レンズ面
のうち少なくとも一方のレンズ面の副走査面内の曲率が
該レンズ面の有効部内において連続的に変化しているこ
と、 ・前記第2の光学素子を構成する単レンズの両レンズ面
のうち少なくとも一方のレンズ面の形状が光軸に対して
非対称であること、 ・前記第2の光学素子を構成する単レンズはプラスチッ
ク成型により製作されていること、 ・前記第2の光学素子を構成する単レンズはガラス成型
により製作されていること、と等を特徴としている。
【0017】
【0018】
【0019】本発明の走査光学装置は、光源手段から出
射した光束を第1の光学素子により収束光束に変換し、
該変換された光束を第3の光学素子を介して複数の偏向
反射面を有する偏向素子の偏向面上において主走査方向
に長手の線状に結像させ、該偏向素子で偏向された光束
を第2の光学素子を介し被走査面上にスポット状に結像
させて、該被走査面上を走査する走査光学装置におい
て、該第2の光学素子は単レンズより成り、該単レンズ
の光軸が該被走査面の法線に対して主走査面内で傾いて
おり、該単レンズの両レンズ面は共に主走査面内で非球
面形状のトーリック面より成り、近軸曲率半径を各々該
偏向素子側から順にR1,R2、主走査面内における最大
有効径をYmax、該最大有効径Ymaxにおける近軸レンズ
面からの非球面量を各々S1,S2としたとき、該被走査
面上におけるジッター量が0.02mm以下となるよう
に、 0<R1<|R2| R2<0 (R1 2−Ymax 21/2−R1<S1<0 S2<(R2 2−Ymax 21/2−|R2|<0 なる条件を満足し、かつ該第2の光学素子の主走査面内
における焦点距離をft、該第2の光学素子から該被走
査面までの距離をSkとしたとき 0.2≦1−Sk/ft≦0.5なる条件を満足するこ
とを特徴としている。 特に、 ・前記第2の光学素子を構成する単レンズの両レンズ面
のうち少なくとも一方のレンズ面の副走査面内の曲率が
該レンズ面の有効部内において連続的に変化しているこ
と、 ・前記第2の光学素子を構成する単レンズの両レンズ面
のうち少なくとも一方のレンズ面の形状が光軸に対して
非対称であること、 ・前記第2の光学素子を構成する単レンズはプラスチッ
ク成型により製作されていること、 ・前記第2の光学素子を構成する単レンズはガラス成型
により製作されていること、等を特徴としている。又、
本発明のレーザビームプリンタ装置は、前述の各走査光
学装置と被走査面として記録媒体とを有していることを
特徴としている。
【0020】特に(3-1) 前記第2の光学素子を構成する
単レンズの両レンズ面のうち少なくとも一方のレンズ面
の副走査面内の曲率が該レンズ面の有効部内において連
続的に変化していることや、(3-2) 前記第2の光学素子
を構成する単レンズの光軸が前記被走査面の法線に対し
て主走査面内で傾いていることや、(3-3) 前記第2の光
学素子を構成する単レンズの両レンズ面のうち少なくと
も一方のレンズ面の形状が光軸に対して非対称であるこ
とや、(3-4) 前記第2の光学素子を構成する単レンズは
プラスチック成型により製作されていることや、(3-5)
前記第2の光学素子を構成する単レンズはガラス成型に
より製作されていること、等を特徴としている。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態1のレー
ザビームプリンタ装置に用いられる走査光学装置の主走
査方向の要部断面図、図2は図1に示した第2の光学素
子としてのfθレンズの拡大説明図である。ここで主走
査方向とは光偏向器の偏向反射面で光束が偏向走査され
る方向を指す。また主走査面とは光偏向器の偏向反射面
で偏向走査された光束が経時的に形成する光束面を指
す。
【0022】図中、1は光源手段であり、例えば半導体
レーザより成っている。2は第1の光学素子としての集
光レンズであり、光源手段1から出射された光束(光ビ
ーム)を主走査面内において収束光束に変換している。
3は開口絞りであり、通過光束径を整えている。
【0023】4は第3の光学素子としてのシリンドリカ
ルレンズであり、副走査方向(図1の紙面に垂直な方
向)にのみ所定の屈折力を有しており、開口絞り3を通
過した光束を副走査断面内で後述する光偏向器5の偏向
反射面5aにほぼ線像として結像させている。従って光
偏向器5に入射する光束は主走査方向に長手の線像とな
る。
【0024】5は偏向素子としての例えばポリゴンミラ
ー(回転多面鏡)より成る光偏向器であり、モーター等
の駆動手段(不図示)により図中矢印A方向に一定速度
で回転している。
【0025】6は第2の光学素子としてのfθ特性を有
する1枚のレンズより成るfθレンズ(結像光学系)で
あり、該fθレンズ6の光偏向器5側(光束入射側)の
レンズ面(第一面)Raと被走査面7側(光束出射側)
のレンズ面(第二面)Rbを共に主走査面内で非球面形
状のトーリック面より構成しており、光偏向器5によっ
て偏向反射された画像情報に基づく光束を被走査面とし
ての記録媒体である感光ドラム面7上にスポット状に結
像させ、かつ該光偏向器5の偏向反射面の面倒れを補正
している。
【0026】本実施形態におけるfθレンズ6の両レン
ズ面Ra,Rbのうち少なくとも一方のレンズ面の副走
査面(fθレンズ6の光軸を含み主走査面と直交する
面)内の曲率を、該レンズ面の有効部内において軸上か
ら軸外に向かい連続的に変化させており、これによって
副走査方向の像面湾曲を良好に補正している。又fθレ
ンズ6の光軸(fθレンズ6の主走査方向の対称軸)を
被走査面(感光ドラム面)7の法線に対して主走査面内
で傾けて構成しており、これによってfθ特性を良好に
補正している。更にfθレンズ6の両レンズ面Ra,R
bのうち少なくとも一方のレンズ面の形状を光軸(fθ
レンズ6の主走査方向の対称軸)に対してYが+側とY
が−側とで非対称になるように構成している。
【0027】尚、本実施形態においてはfθレンズ6を
プラスチック成型により製作しても良く、あるいはガラ
ス成型(ガラスモールド)により製作しても良い。
【0028】本実施形態において半導体レーザ1より出
射した光束は集光レンズ2により主走査面内において収
束光束に変換され、開口絞り3によって該光束(光量)
を制限してシリンドリカルレンズ4に入射している。シ
リンドリカルレンズ4に入射した光束のうち主走査断面
においてはそのままの状態で射出する。又光軸を含み主
走査断面と直交する副走査断面においては収束して光偏
向器5の偏向反射面5aにほぼ線像(主走査方向に長手
の線像)として結像している。そして光偏向器5の偏向
反射面5aで偏向反射された光束はfθレンズ6を介し
て感光ドラム面7上に導光され、該光偏向器5を矢印A
方向に回転させることによって該感光ドラム面7上を矢
印B方向に光走査している。これにより記録媒体である
感光ドラム面7上に画像記録を行なっている。
【0029】次に本実施形態において歪曲収差(fθ特
性)及び像面湾曲等の諸収差を補正する手段について説
明する。
【0030】本実施形態において集光レンズ2から光偏
向器5を介してfθレンズ6に入射する光束は主走査面
内において収束光束である為、本装置のfθ特性を満足
させる為にはfθレンズ6の主走査面内における近軸曲
率半径を各々該偏向素子側から順にR1 ,R2 としたと
き、 0<R1 <|R2 | ‥‥‥(1) R2 <0 ‥‥‥(2) なる条件を満足させるように設定する。
【0031】即ち、fθレンズ6の光偏向器5側のレン
ズ面Raの近軸曲率半径が被走査面7側のレンズ面Rb
の近軸曲率半径よりも小さくなるような両凸形状に設定
し、更に両レンズ面Ra,Rbを共に非球面形状にして
いる。その非球面形状は主走査面内における最大有効径
をYmax 、該最大有効径Ymax における光偏向器5側の
レンズ面の近軸レンズ面からの非球面量をS1 ,該最大
有効径Ymax における被走査面7側のレンズ面の近軸レ
ンズ面からの非球面量をS2 、fθレンズ6の中心厚を
dとしたとき (R1 2−Ymax 21/2 −R1 <S1 <0 ‥‥‥(3) |R2 |−(R2 2−Ymax 21/2 −d<S2 <0 ‥‥‥(4) なる条件を満足するようにレンズ形状を決定している。
【0032】尚、Ymax とはfθレンズ6の光軸から最
軸外光束が通過する位置までの距離である。
【0033】次に上記の各条件式(1)〜(4)の技術
的意味について説明する。
【0034】条件式(1)は像面湾曲と歪曲収差を良好
に補正する為の条件であり、この条件式(1)を外れる
と、像面湾曲と歪曲収差等を良好に補正するのが難しく
なってくるので良くない。
【0035】条件式(2)は波面収差を良好に補正する
為の条件であり、特に主走査方向の波面収差のコマ成分
を良好に補正する為のものである。条件式(2)を外れ
ると、特に高精細な画像をねらってスポット径を絞りた
い場合や、A3サイズ以上の走査幅をねらって構成した
い場合に主走査方向の波面収差、特にコマの成分が大き
くなってしまい、良好なるスポット形状を得るのが難し
くなってくるので良くない。
【0036】条件式(3)と条件式(4)は各々像高に
よる副走査方向のスポット径を均一にする為の条件であ
る。この各条件式(3),(4)を満足するようにfθ
レンズ6のレンズ形状を決定することにより、副走査方
向の主平面位置のバラツキを適切に抑えて副走査方向の
スポット径を揃えることができる。従って各条件式
(3),(4)のいずれか1つでも外れると像高によっ
て副走査方向のスポット径にバラツキがでてしまい、高
精度、高画質な走査光学装置を達成することが難しくな
ってくるので良くない。
【0037】本実施形態においてはこのように各条件式
(1)〜(4)のうち少なくとも1つの条件式を満足す
るようにfθレンズ6のレンズ形状を設定することによ
り、像面湾曲や歪曲収差等を良好に保ちつつ、更にスポ
ットの形状を悪化させる原因となる波面収差をも補正し
ながら副走査方向のスポット径の均一性をも向上させて
いる。
【0038】次に光偏向器(ポリゴンミラー)により生
じるジッターを緩和させる手段について図3、図4を用
いて説明する。図3、図4は各々主走査面内での説明図
である。
【0039】一般にポリゴンミラーはモーター回転軸と
の嵌合誤差や回転中心からポリゴン面(偏向反射面)ま
での距離のバラツキ等により、図3に示すように光束を
同一偏向角に偏向する場合でも使用するポリゴン面によ
って、その偏向点が前後に変化する。このときポリゴン
ミラー5のポリゴン面5aで偏向され、fθレンズ6に
入射する光束が平行光束である場合は、該光束は像面で
ある感光ドラム面7上の同一点に結像される。
【0040】しかしながらコリメーターレンズ2からの
入射光束が収束光束である場合には、該光束は感光ドラ
ム面7上の同一点に結像されずポリゴン面周期のジッタ
ーとなり、画像を劣化させるという問題点がある。
【0041】ここで図4に示すように、このときのジッ
ター量Jは異なるポリゴン面で偏向された後の2光束の
ズレ量をh、主走査方向の横倍率をmとしたとき J=mh と表わされ、横倍率mはfθレンズ6の主走査方向(主
走査面内)の焦点距離をft、該fθレンズ6(fθレ
ンズ6の光束出射面)から被走査面(感光ドラム面)7
までの距離をSkとしたとき m=1−Sk/ft となる。従って、ジッター量Jは J=(1−Sk/ft)h と表わすことができる。
【0042】一般的に画像の2ドット間の間隔が1ドッ
トの半分以上ズレると視覚的にジッターが目立つように
なる。例えば600dpiの解像力をもつレーザビーム
プリンター装置に用いられる走査光学装置の場合は、ジ
ッター量Jが J=25.4/600/2≒0.02mm 以上になると視覚的にジッターが目立つようになる為、
高品位な画像形成を行なう為にはジッター量Jは0.0
2mm以下に抑える必要がある。
【0043】又、図3に示した2光束のズレ量hは通常
の精度のポリゴンミラーとモーター回転軸との嵌合誤
差、あるいは回転中心からポリゴン面までの距離のバラ
ツキ等を考えても、ほぼ0.04mm程度には収まって
いる。
【0044】よって、ジッター量Jを0.02mm以下
に抑える為には J=mh=m×0.04≦0.02 即ち、 m≦0.5 となり、主走査方向の横倍率mを0.5以下に抑える必
要がある。
【0045】しかしながら主走査方向の横倍率mが小さ
すぎるとfθレンズ6と被走査面7との間の距離Skが
長くなる為、装置のコンパクト化に反する。この為、両
者を両立させる為には主走査方向の横倍率mを 0.2≦m≦0.5 即ち、 0.2≦1−Sk/ft≦0.5 ‥‥‥(5) なる条件を満たすようにfθレンズ6とコリメーターレ
ンズ2とのパワー配置を行なうことによって、ポリゴン
ミラー(光偏向器)5の取付誤差によるジッターを緩和
させたコンパクトな走査光学装置を得ることができる。
【0046】上記の条件式(5)はポリゴンミラー5の
取付誤差によるジッターを緩和させる為のものであり、
条件式(5)の上限値を越えるとジッターが視覚的に目
立つようになってしまうので良くない。又条件式(5)
の下限値を越えるとfθレンズ6と被走査面7との間の
距離が長くなってしまい、装置全体をコンパクトに構成
するのが難しくなってしまうので良くない。
【0047】又、本実施形態では前述の如くfθレンズ
6の光軸(fθレンズ6の主走査方向の対称軸)を被走
査面7の法線に対して主走査面内で傾けている。これに
より本実施形態では歪曲収差の非対称成分を良好に補正
している。
【0048】更に本実施形態ではfθレンズ6の両レン
ズ面形状を主走査方向は10次までの多項式で表わせる
非球面形状とし、該fθレンズ6の両レンズ面Ra,R
bのうち少なくとも一方のレンズ面形状を光軸(fθレ
ンズ6の主走査方向の対称軸)に対してYが+側とYが
−側とで非対称になるように構成している。これにより
本実施形態では特に主走査方向の像面湾曲の非対称成分
を良好に補正している。
【0049】上記主走査方向のレンズ面形状を表わす多
項式はfθレンズ6のレンズ面と光軸との交点を原点と
し、光軸方向をX軸、主走査面内において光軸と直交す
る軸をY軸としたとき、
【0050】
【数1】 (但し、Rは近軸曲率半径、K,B4 ,B6 ,B8 ,B
10は非球面係数)なる式で表わせる。
【0051】又、副走査方向のレンズ面形状は少なくと
も一方のレンズ面が、像高方向に連続的に変化する球面
より構成している。これにより本実施形態では副走査方
向の主平面位置を微妙に変化させて、より一層、副走査
方向のスポット径の均一化を図っている。
【0052】上記副走査方向のレンズ面座標Yにおける
曲率半径r′は光軸上の副走査方向の曲率半径をrとし
て r′=r(1+D22 +D44 +D66 +D8
8 +D1010) (D2 ,‥‥D10は定数)なる式で表わされるものであ
る。
【0053】表1、表2に本実施形態の数値例1におけ
るレンズ面形状を表わす各係数、及びその他諸特性の一
覧を示す。図2に示すようにYが+のときとはレンズ面
が光軸より上側の場合で、Yが−のときとはレンズ面が
光軸より下側の場合である。
【0054】
【表1】
【0055】
【表2】 表2に示した各要素の値は前述した各条件式(1)〜
(5)を満足させている。
【0056】図5は本実施形態の数値例1における像面
湾曲と歪曲収差(fθ特性)等を示す収差図である。同
図より各収差とも実用上問題のないレベルまで非常に良
く補正されていることが解る。又像高による副走査方向
のスポット径の変化も5μm以内に抑えている。
【0057】次にポリゴンミラー5の取付誤差によって
生じるジッター量はポリゴン面5aの偏心量を15μm
としたときに条件式(5)の(1−Sk/ft)の値を
0.363と設定している為、約12μm程度となり、
これは視覚的には殆どジッターが目立たないレベルにま
で抑えることができる。
【0058】表3、表4に本実施形態の数値例2におけ
るレンズ面形状を表わす各係数、及びその他諸特性の一
覧を示す。
【0059】
【表3】
【0060】
【表4】 表4に示した各要素の値は前述した各条件式(1)〜
(5)を満足させている。
【0061】図6は本実施形態の数値例2における像面
湾曲を歪曲収差(fθ特性)等を示す収差図である。同
図より各収差とも実用上問題のないレベルまで非常に良
く補正されていることが解る。
【0062】次にポリゴンミラー5の取付誤差によって
生じるジッター量は前述の数値例1と同様にポリゴン面
5aの偏心量を15μmとすると、条件式(5)の(1
−Sk/ft)の値を0.21と小さく設定している
為、わずか7μmしか発生しない。これは数値例1より
更にジッターを目立たないレベルまで抑えることができ
る。
【0063】次に本発明の実施形態2について説明す
る。
【0064】本実施形態の数値例は表1、表2の数値例
1のみを対象としている。本実施形態において前述の実
施形態1と異なる点は条件式(4)のみを後述する条件
式(4a)の如く変更したことである。その他の構成及
び光学的作用は実施形態1と略同様であり、これにより
同様な効果を得ている。
【0065】次に前述の実施形態1と異なる点について
のみ説明する。本実施形態では実施形態1で示した条件
式(4)を下記に示す条件式(4a)に変更し、レンズ
形状を決定している。
【0066】 S2 <(R2 2−Ymax 21/2 −|R2 |<0 ‥‥‥(4a) 条件式(4a)は像高による副走査方向のスポット径を
均一にする為の条件である。この条件式(4a)を満足
するようにfθレンズ6のレンズ形状を決定することに
より、副走査方向の主平面位置のバラツキを適切に抑え
て副走査方向のスポット径を揃えることができる。従っ
て条件式(4a)を外れると像高によって副走査方向の
スポット径にバラツキがでてしまい、高精度、高画質な
走査光学装置を達成することが難しくなってくるので良
くない。
【0067】本実施形態の数値例におけるレンズ面形状
を表わす各係数、及びその他諸特性の一覧は前記の表
1、表2と同様であり、像面湾曲と歪曲収差(fθ特
性)等も前記図5に示した収差図と同様である。
【0068】図7は本発明の実施形態3のレーザビーム
プリンタ装置に用いられる走査光学装置の主走査方向の
要部断面図である。同図において図1に示した要素と同
一要素には同符番を付している。
【0069】本実施形態において前述の実施形態1と異
なる点は、更にジッター量を少なく抑えたことと、fθ
レンズ16の被走査面7側のレンズ面形状を出射光束に
対してなるべくコンセントリックな形状とすることで、
更に波面収差を良好に補正したことである。その他の構
成及び光学的作用は実施形態1と略同様であり、これに
より同様な効果を得ている。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば上述の如くコリメーター
レンズからの収束光束を光偏向器を介して1枚のfθレ
ンズにより被走査面上に結像させる際、該fθレンズの
主走査方向の近軸曲率半径、非球面量、焦点距離、そし
て被走査面までの距離等の値を適切に設定することによ
り、像面湾曲、歪曲収差(fθ特性)そして波面収差等
を良好に補正すると共に、光偏向器の取付誤差によるジ
ッターや像高による副走査方向のスポット径の変化等の
影響を小さく抑えることができ、これによりコンパクト
で高精細な印字に適した走査光学装置を達成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1のレーザビームプリンタ
装置に用いられる主走査方向の要部断面図
【図2】 図1に示したfθレンズの拡大説明図
【図3】 図1に示した光偏向器の一部分の拡大説明図
【図4】 本発明の実施形態1における2光束ズレとジ
ッター量の相関を示す説明図
【図5】 本発明の実施形態1の数値例1における像面
湾曲及び歪曲収差を示す説明図
【図6】 本発明の実施形態1の数値例2における像面
湾曲及び歪曲収差を示す収差図
【図7】 本発明の実施形態3のレーザビームプリンタ
装置に用いられる主走査方向の要部断面図
【図8】 従来の走査光学装置の光学系の要部概略図
【符号の説明】
1 光源手段 2 第1の光学素子(集光レンズ) 3 開口絞り 4 第3の光学素子(シリンドリカルレンズ) 5 偏向素子(光偏向器) 6,16 第2の光学素子(fθレンズ) 7 被走査面(感光ドラム面)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 9/00 - 17/08 G02B 21/02 - 21/04 G02B 25/00 - 25/04 G02B 26/10

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源手段から出射した光束を収束光束に
    変換し複数の偏向反射面を有する偏向素子に導く第1の
    光学素子と、該偏向素子で偏向された光束を被走査面上
    にスポット状に結像させる第2の光学素子と、を具備し
    た走査光学装置において、 該第2の光学素子は単レンズより成り、該単レンズの光
    軸が該被走査面の法線に対して主走査面内で傾いてお
    り、該単レンズの両レンズ面は共に主走査面内で非球面
    形状より成り、近軸曲率半径を各々該偏向素子側から順
    にR1,R2、主走査面内における最大有効径をYmax
    該最大有効径Ymaxにおける該偏向素子側のレンズ面の
    近軸レンズ面からの非球面量をS1,該最大有効径Ymax
    における該被走査面側のレンズ面の近軸レンズ面からの
    非球面量をS2、該単レンズの中心厚をd、該単レンズ
    の主走査面内における焦点距離をft、該単レンズから
    該被走査面までの距離をSkとしたとき、該被走査面上
    におけるジッター量が0.02mm以下となるように、 0<R1<|R2| R2<0 (R1−Ymax 21/2−R1<S1<0 |R2|−(R2 2−Ymax 21/2−d<S2<0 0.2≦1−Sk/ft≦0.5 なる条件を満足することを特徴とする走査光学装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の光学素子を構成する単レンズ
    の両レンズ面は共に非球面形状のトーリック面より成る
    ことを特徴とする請求項1記載の走査光学装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の光学素子と前記偏向素子との
    間の光路中に第3の光学素子を設け、該第3の光学素子
    は副走査方向にのみ屈折力を有し、該第1の光学素子を
    通過した光束を該偏向素子の偏向面上において主走査方
    向に長手の線状に結像させていることを特徴とする請求
    項1記載の走査光学装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の光学素子は前記光源手段から
    出射した光束を主走査面内において収束光束に変換して
    いることを特徴とする請求項1記載の走査光学装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の光学素子を構成する単レンズ
    の両レンズ面のうち少なくとも一方のレンズ面の副走査
    面内の曲率が該レンズ面の有効部内において連続的に変
    化していることを特徴とする請求項1記載の走査光学装
    置。
  6. 【請求項6】 前記第2の光学素子を構成する単レンズ
    の両レンズ面のうち少なくとも一方のレンズ面の形状が
    光軸に対して非対称であることを特徴とする請求項1記
    載の走査光学装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の光学素子を構成する単レンズ
    はプラスチック成型により製作されていることを特徴と
    する請求項1記載の走査光学装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の光学素子を構成する単レンズ
    はガラス成型により製作されていることを特徴とする請
    求項1記載の走査光学装置。
  9. 【請求項9】 光源手段から出射した光束を第1の光学
    素子により収束光束に変換し、該変換された光束を第3
    の光学素子を介して複数の偏向反射面を有する偏向素子
    の偏向面上において主走査方向に長手の線状に結像さ
    せ、該偏向素子で偏向された光束を第2の光学素子を介
    し被走査面上にスポット状に結像させて、該被走査面上
    を走査する走査光学装置において、 該第2の光学素子は単レンズより成り、該単レンズの光
    軸が該被走査面の法線に対して主走査面内で傾いてお
    り、該単レンズの両レンズ面は共に主走査面内で非球面
    形状のトーリック面より成り、近軸曲率半径を各々該偏
    向素子側から順にR1,R2、主走査面内における最大有
    効径をYmax、該最大有効径Ymaxにおける近軸レンズ面
    からの非球面量を各々S1,S2としたとき、該被走査面
    上におけるジッター量が0.02mm以下となるよう
    に、 0<R1<|R2| R2<0 (R1 2−Ymax 21/2−R1<S1<0 S2<(R2 2−Ymax 21/2−|R2|<0 なる条件を満足し、かつ該第2の光学素子の主走査面内
    における焦点距離をft、該第2の光学素子から該被走
    査面までの距離をSkとしたとき 0.2≦1−Sk/ft≦0.5 なる条件を満足することを特徴とする走査光学装置。
  10. 【請求項10】 前記第2の光学素子を構成する単レン
    ズの両レンズ面のうち少なくとも一方のレンズ面の副走
    査面内の曲率が該レンズ面の有効部内において連続的に
    変化していることを特徴とする請求項9記載の走査光学
    装置。
  11. 【請求項11】 前記第2の光学素子を構成する単レン
    ズの両レンズ面のうち少なくとも一方のレンズ面の形状
    が光軸に対して非対称であることを特徴とする請求項9
    記載の走査光学装置。
  12. 【請求項12】 前記第2の光学素子を構成する単レン
    ズはプラスチック成型により製作されていることを特徴
    とする請求項9記載の走査光学装置。
  13. 【請求項13】 前記第2の光学素子を構成する単レン
    ズはガラス成型により製作されていることを特徴とする
    請求項9記載の走査光学装置。
  14. 【請求項14】 請求項1〜13のいずれか1項の走査
    光学装置と、前記被走査面として記録媒体とを有するこ
    とを特徴とするレーザビームプリンタ装置。
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