JP3435346B2 - スクリーン装置 - Google Patents
スクリーン装置Info
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- JP3435346B2 JP3435346B2 JP15265098A JP15265098A JP3435346B2 JP 3435346 B2 JP3435346 B2 JP 3435346B2 JP 15265098 A JP15265098 A JP 15265098A JP 15265098 A JP15265098 A JP 15265098A JP 3435346 B2 JP3435346 B2 JP 3435346B2
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- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21D—TREATMENT OF THE MATERIALS BEFORE PASSING TO THE PAPER-MAKING MACHINE
- D21D5/00—Purification of the pulp suspension by mechanical means; Apparatus therefor
- D21D5/02—Straining or screening the pulp
- D21D5/023—Stationary screen-drums
- D21D5/026—Stationary screen-drums with rotating cleaning foils
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Paper (AREA)
- Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)
Description
処理量及び異物と良質繊維の分別効果を向上させること
ができるスクリーン装置に関する。
に受け入れた製紙原料を撹拌部材により撹拌して、スク
リーンを介して製紙原料中の異物を除去して製紙原料を
精選している。
方に行くに従って、つまり、製紙原料流れが下流側に行
くに従って製紙原料が濃縮される。
スクリーンへの製紙原料流れの距離が長くなるに従っ
て、濃度濃縮によるスクリーンの原料通過抵抗が高まり
処理量が低下し、また、スクリーンの目詰まりが発生し
易いため異物と良質繊維の分別効果が低下するという問
題点があった。
たスクリーン装置を提供することを目的としている。
に、本発明のスクリーン装置は、製紙原料を受け入れる
槽と、この槽を第1の室と第2の室に区分し、前記製紙
原料中の異物を分別するスクリーンと、前記槽に前記製
紙原料を供給し、前記槽の上方側に位置する第1の供給
口を有する第1の供給通路と、前記槽に前記製紙原料を
供給し、前記槽の前記第1の供給口より下方に位置する
第2の供給口を有する第2の供給通路と、前記槽の内壁
と前記スクリーンとの間に設けられ、前記第1の室内の
前記製紙原料を撹拌する撹拌部材と、前記第2の室に連
通し、前記スクリーンを介して精選された前記製紙原料
を前記槽の外へ導く精選製紙原料排出通路と、前記第1
の室に連通し、前記スクリーンを通過しない前記製紙原
料中の異物を前記槽の外へ導く異物排出通路とを備えた
ものである。
1記載のスクリーン装置において、スクリーンの最上部
の開口部より上位に第1の供給口が位置し、前記第1の
供給口と前記スクリーンの最上部の開口部とが対向しな
いように配置されているものである。
1記載のスクリーン装置において、スクリーンの最下部
の開口部より下位に第2の供給口が位置し、前記第2の
供給口と前記スクリーンの最下部の開口部とが対向しな
いように配置されているものである。
1記載のスクリーン装置において、高さ位置が第1の供
給口と第2の供給口との間に位置し、第1の室に連通す
る異物排出口を有して、スクリーンを通過しない製紙原
料中の異物を槽の外へ導く異物排出通路と、前記異物排
出口の上に位置し、前記槽の内壁に設けられ、前記槽の
内壁面より突出し環状に形成された第1の上方側突起部
材と、前記異物排出口の下に位置し、前記槽の内壁に設
けられ、前記槽の内壁面より突出し環状に形成された第
1の下方側突起部材とを備えたものである。
1記載のスクリーン装置において、高さ位置が第1の供
給口と第2の供給口との間に位置し、第1の室に連通す
る異物排出口を有して、スクリーンを通過しない製紙原
料中の異物を槽の外へ導く異物排出通路と、前記異物排
出口の上に位置し、前記槽の内壁に設けられ、前記槽の
内壁面より突出し環状に形成された第1の上方側突起部
材と、前記異物排出口の下に位置し、前記槽の内壁に設
けられ、前記槽の内壁面より突出し環状に形成された第
1の下方側突起部材と、前記第1の上方側突起部材は、
前記槽の上方側に向かって前記槽の内壁面より突出する
量が減少するように傾斜し、前記第2の上方側突起部材
は、前記槽の下方側に向かって前記槽の内壁面より突出
する量が減少するように傾斜しているものである。
て、図面を参照して説明する。図1において、1は、ス
クリーン装置で、スクリーン装置1は、製紙原料(製紙
原料は、例えば、離解された新聞古紙、段ボール古紙等
である。)中に含まれるプラスチック等の異物を取り除
いて精選する装置で、より詳しくは、製紙原料をスクリ
ーンの外側から内側に向かって流入させて精選する所謂
インワード式スクリーン装置(後述するスクリーン3の
外側で後述する撹拌部材10が回転するセントリピータル
形である。)である。
入れる槽2を有している。この槽2は、製紙原料中の異
物を分別するスクリーン3によって、第1の室4と第2
の室5に区分されている。スクリーン3は、例えば、略
円筒形状であって、上面を閉塞、下面を開放し、側面に
丸孔又はスリット状の開口部3aを有したものである。
スクリーン3は、軸受けを内蔵した支持筒100 により支
持されるようになっている。
は、槽2に製紙原料を供給し、槽2の上方側に位置する
第1の供給口7aを有している。8は第2の供給通路
で、第2の供給通路8は、槽2に製紙原料を供給し、槽
2の第1の供給口7aより下方に位置する第2の供給口
8aを有している。これら第1の供給通路7、第2の供
給通路8より槽2内に、例えば、濃度約1%程度の製紙
原料が供給されるようになっている。第1の供給通路
7、第2の供給通路8は、例えば、供給通路Pより分岐
して設けられている。
には、撹拌部材10が設けられ、撹拌部材10は、第1の室
4内の製紙原料を撹拌すると共に撹拌部材10の前部では
スクリーン3に対して加圧を、後部では負圧を生じさせ
て、スクリーン3に詰まった製紙原料を除去するスクリ
ーン目洗いの作用を行っている。
転をベルト11、回転軸12を介して回転するようになって
いる。
料排出通路20は、第2の室5に連通し、スクリーン3を
介して精選された製紙原料を槽2の外へ導いている。30
は異物排出通路で、異物排出通路30は、第1の室4に連
通し、スクリーン3を通過しない製紙原料中の異物を槽
2の外へ導いている。
第2の供給通路8を介して槽2に供給され、撹拌部材10
によって第1の室4内の製紙原料が撹拌される。製紙原
料中に含まれるプラスチック等の異物は、スクリーン3
を通過できず、第1の室4内に貯留し、スクリーン3を
通過した製紙原料は、精選製紙原料排出通路20を介し
て、槽2の外へと導かれている。
排出通路30を開閉するバルブ(図示せず)の開度を調整
して連続的にバルブ(図示せず)を開状態、あるいは、
バルブ(図示せず)を間欠的に開閉して第1の室4内に
貯留したスクリーン3を通過できない異物を異物排出通
路30を介して、槽2の外へと導くようにしている。
り、製紙原料流れが下流側に行くに従って製紙原料が濃
縮され、濃度濃縮によるスクリーンの原料通過抵抗が高
まり処理量が低下し、また、スクリーンの目詰まりが発
生し易いため異物と良質繊維の分別効果が低下していた
が、本実施例のスクリーン装置1によれば、槽2に製紙
原料を供給する供給通路を第1の供給通路7、第2の供
給通路8と複数設け、しかも、第1の供給通路7の槽2
の第1の供給口7aより下方に第2の供給通路8の槽2
の第2の供給口8aを位置させたため、槽2内への製紙
原料の供給口からスクリーン3への製紙原料流れの距離
が近くなり、製紙原料が濃縮されにくくなる。
料の濃度が薄くなり、スクリーン3の原料通過抵抗が小
さくなるため、スクリーン3を通過する製紙原料が多く
なって、処理量を向上させることができ、また、スクリ
ーン3を通過する製紙原料の濃度が薄くなるため、スク
リーン3の目詰まりが発生しにくくなり、異物と良質繊
維の分別効果をも向上させることができる。
通路を第1の供給通路7、第2の供給通路8と設けた
が、製紙原料の種類、製紙原料に含まれる異物の割合、
製紙原料を槽の大きさ等により、第1の供給口7aと第
2の供給口8aとの間の中間位置の高さに連通するに供
給口を適宜の数を設けることができ、例えば、図3に示
すように、第1の供給口7aと第2の供給口8aとの間
に、第3の供給口7’aを有する第3の供給通路7’、
第4の供給口8’aを有する第4の供給通路8’を設け
る。
いては、第1の供給通路7、第2の供給通路8、第3の
供給通路7’、第4の供給通路8’を、例えば、配管で
構成したが、本発明にあっては、これに限らず、例え
ば、図4及び図5に示すように、例えば、槽2の外に膨
出部Cを設けて、この膨出部C内に第1の供給通路7、
第2の供給通路8を設け、更に、第1の供給通路7及び
第2の供給通路8の先端に槽2内に臨むように、それぞ
れ第1の供給口7a、第2の供給口8aを設けるように
しても良い。
通路7以外、少なくとも、槽2に製紙原料を供給し、槽
2の第1の供給口7aより下方に位置する第2の供給口
8aを有する第2の供給通路8を設ければ良い。
いては、第1の供給口7a、第2の供給口8a、第3の
供給口7’a、第4の供給口8’aとスクリーン3とが
対向する位置関係にあるため、第1の供給口7a、第2
の供給口8a、第3の供給口7’a、第4の供給口8’
aより供給される製紙原料がスクリーン3に直接当た
り、製紙原料の衝撃によってスクリーン3が損傷を来し
てしまう場合がある。
5に示すように、スクリーン3の最上部の開口部Aより
上位に第1の供給口7aを位置させ、第1の供給口7a
とスクリーン3の最上部の開口部Aとが対向しないよう
に配置して、第1の供給口7aより供給される製紙原料
がスクリーン3の最上部の開口部A付近の部材に直接当
たらないようにして、製紙原料の衝撃によるスクリーン
3の損傷を防ぐようにしている。
り下位に第2の供給口8aを位置させ、第2の供給口8
aとスクリーン3の最下部の開口部Bとが対向しないよ
うに配置して、第2の供給口8aより供給される製紙原
料がスクリーン3の最下部の開口部B付近の部材に直接
当たらないようにして、製紙原料の衝撃によるスクリー
ン3の損傷を防ぐようにしている。
留したスクリーン3を通過できない異物を異物排出通路
30を介して槽2の外へと導くようにしているが、特に、
図4及び図5に示すように、異物排出通路30の槽2の接
続位置は、高さ位置が第1の供給口7aと第2の供給口
8aとの間に位置し、より望ましくは、スクリーン3の
中央部に位置している。また、40は、槽2内の重量異物
を排出する通路で、通路40には開閉弁41を設け、該開閉
弁41を適宜開閉して、槽2内の重量異物を槽2外へ排出
するようにしている。
1の供給口7aから供給され、槽2の下方へ移動する良
繊維を多く含んだ製紙原料の流れと異物排出通路30に向
かう異物を多く含んだ製紙原料の流れとが衝突して精選
効率を低下させ、また、同様に、第2の供給口8aから
供給され、槽2の上方へ移動する良繊維を多く含んだ製
紙原料の流れと異物排出通路30に向かう異物を多く含ん
だ製紙原料の流れとが衝突して、精選効率を低下させる
欠点を有する。
点を改善したもので、30aは、高さ位置が第1の供給口
7aと第2の供給口8aとの間に位置し、第1の室4に
連通する異物排出通路30の異物排出口である。異物排出
通路30には、リゼクト量をコントロールする開閉弁31を
設け、製紙原料の種類等により、開閉弁31の開度を適宜
調整するようにしている。
内壁には、第1の上方側突起部材T1 が槽2の内壁面よ
り突出し環状(より望ましくは、図6、図7に示すよう
に、第1の上方側突起部材T1 は、槽2の内壁面の全周
に亙って設ける。)に形成されている。このように異物
排出口30aの上に第1の上方側突起部材T1 を位置させ
て、第1の供給口7aから供給された製紙原料が異物排
出口30aに向かう通路(又は領域)P1 を狭めて、第1
の供給口7aから供給され、槽2の下方へ移動する良繊
維を多く含んだ製紙原料と異物排出口30aに向かう異物
を多く含んだ製紙原料とが衝突しにくいようにして、精
選効率を向上させることができる。
の内壁には、第1の下方側突起部材T2 が槽2の内壁面
より突出し環状(より望ましくは、図6、図7、図8に
示すように、第1の下方側突起部材T2 は、槽2の内壁
面の全周に亙って設ける。)に形成されている。このよ
うに異物排出口30aの下に第1の下方側突起部材T2 を
位置させて、第2の供給口8aから供給された製紙原料
が異物排出口30aに向かう通路(又は領域)P2 を狭め
て、第2の供給口8aから供給され、槽2の上方へ移動
する良繊維を多く含んだ製紙原料と異物排出口30aに向
かう異物を多く含んだ製紙原料とが衝突しにくいように
して、精選効率を向上させることができる。
下方側突起部材T2 との間に異物を集める一種の室(リ
ゼクトチャンバ)を形成するため、第1の上方側突起部
材T1 と第1の下方側突起部材T2 との間に入り込んだ
異物は、異物排出口30aに向かって案内され、異物を効
率良く集めて異物排出口30aを介して排出することがで
きる。
突起部材T2 の断面形状は、図9、図10、図11に示す形
状でも良いが、特に、望ましくは、図9、図10に示すよ
うに、第1の上方側突起部材T1 は、槽2の上方側に向
かって槽2の内壁面より突出する量が減少するように傾
斜し、また、第1の下方側突起部材T2 は、槽2の下方
側に向かって槽2の内壁面より突出する量が減少するよ
うに傾斜している方が良い。
2の下方へ移動する良繊維を多く含んだ製紙原料は、図
9に矢印で示すように、第1の上方側突起部材T1 に衝
突し、槽2の上方側に向かって案内され、槽2の上方側
に上方側内部循環流れを形成し、また、同様に、第1の
下方側突起部材T2 は、槽2の下方側に向かって槽2の
内壁面より突出する量が減少するように傾斜しているた
め、第2の供給口8aから供給され、槽2の上方へ移動
する良繊維を多く含んだ製紙原料は、第1の下方側突起
部材T2 に衝突し、槽2の下方側に向かって案内され、
槽2の下方側に下方側内部循環流れを形成し、槽2内に
おいては、上方側内部循環流れと下方側内部循環流れと
が形成され、精選効率及び処理量をより向上させること
ができる。
通路で、通路40には図示しない開閉弁を設け、該開閉弁
を適宜開閉して、槽2内の重量異物を槽2外へ排出する
ようにしている。
り、製紙原料流れが下流側に行くに従って(槽内への製
紙原料の供給口からスクリーンへの製紙原料流れの距離
が長くなるに従って)製紙原料が濃縮され、スクリーン
による分別効果が低下していたが、請求項1記載のスク
リーン装置によれば、槽に製紙原料を供給する供給通路
を第1の供給通路、第2の供給通路と複数設け、しか
も、第1の供給通路の槽の第1の供給口より下方に第2
の供給通路の槽の第2の供給口を位置させたため、槽内
への製紙原料の供給口からスクリーンへの製紙原料流れ
の距離が近くなり、製紙原料が濃縮されにくくなり、そ
の結果、スクリーンを通過する製紙原料の濃度が薄くな
り、スクリーンの原料通過抵抗が小さくなるため、スク
リーンを通過する製紙原料が多くなって、処理量を向上
させることができ、また、スクリーンを通過する製紙原
料の濃度が薄くなるため、スクリーンの目詰まりが発生
しにくくなり、異物と良質繊維の分別効果をも向上させ
ることができる。
れば、前述した請求項1記載の発明の効果に加え、スク
リーンの最上部の開口部より上位に第1の供給口が位置
し、前記第1の供給口と前記スクリーンの最上部の開口
部とが対向しないように配置されているため、第1の供
給口より供給される製紙原料がスクリーンの最上部の開
口部付近の部材に直接当たらず、製紙原料の衝撃による
スクリーンの損傷を防ぐことができる。
れば、前述した請求項1記載の発明の効果に加え、スク
リーンの最下部の開口部より下位に第2の供給口が位置
し、前記第2の供給口と前記スクリーンの最下部の開口
部とが対向しないように配置されているため、第2の供
給口より供給される製紙原料がスクリーンの最下部の開
口部付近の部材に直接当たらず、製紙原料の衝撃による
スクリーンの損傷を防ぐことができる。
れば、前述した請求項1記載の発明の効果に加え、第1
の上方側突起部材と第1の下方側突起部材との間に異物
を集める一種の室(リゼクトチャンバ)を形成するた
め、第1の上方側突起部材と第1の下方側突起部材との
間に入り込んだ異物は、異物排出口に向かって案内さ
れ、異物を効率良く集めて異物排出口を介して排出する
ことができ、しかも、第1の上方側突起部材がないと、
第1の供給口から供給され、槽の下方へ移動する良繊維
を多く含んだ製紙原料の流れと異物排出口に向かう異物
を多く含んだ製紙原料の流れとが衝突して精選効率を低
下させ、また、同様に、第1の下方側突起部材がない
と、第2の供給口から供給され、槽の上方へ移動する良
繊維を多く含んだ製紙原料の流れと異物排出口に向かう
異物を多く含んだ製紙原料の流れとが衝突して、精選効
率を低下させるが、請求項4記載のスクリーン装置にあ
っては、異物排出口の上に第1の上方側突起部材を位置
させて、第1の供給口から供給された製紙原料が異物排
出口に向かう通路(又は領域)を狭めて、第1の供給口
から供給され、槽の下方へ移動する良繊維を多く含んだ
製紙原料と異物排出口に向かう異物を多く含んだ製紙原
料とが衝突しにくく、又、異物排出口の下に第1の下方
側突起部材を位置させて、第2の供給口から供給された
製紙原料が異物排出口に向かう通路(又は領域)を狭め
て、第2の供給口から供給され、槽の上方へ移動する良
繊維を多く含んだ製紙原料と異物排出通路に向かう異物
を多く含んだ製紙原料とが衝突しにくく、精選効率を向
上させることができる。
装置によれば、前述した請求項4記載の発明の効果に加
え、第1の上方側突起部材は、槽の上方側に向かって槽
の内壁面より突出する量が減少するように傾斜している
ため、第1の上方側突起部材に衝突した製紙原料は、槽
の上方側に向かって案内され、槽の上方側に上方側内部
循環流れを形成し、また、同様に、第2の上方側突起部
材は、槽の下方側に向かって槽の内壁面より突出する量
が減少するように傾斜しているため、第1の下方側突起
部材に衝突した製紙原料は、槽の下方側に向かって案内
され、槽の下方側に下方側内部循環流れを形成し、槽内
においては、上方側内部循環流れと下方側内部循環流れ
とが形成され、精選効率及び処理量をより向上させるこ
とができる。
概略的側断面図である。
の概略的断面図である。
施例の概略的側断面図である。
施例の概略的側断面図である。
の概略的断面図である。
施例の概略的側断面図である。
の異物排出通路を180°回転して図示して示す概略的
側断面図である。
の概略的断面図である。
拡大側断面図である。
側断面図である。
的側断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】製紙原料を受け入れる槽と、 この槽を第1の室と第2の室に区分し、前記製紙原料中
の異物を分別するスクリーンと、 前記槽に前記製紙原料を供給し、前記槽の上方側に位置
する第1の供給口を有する第1の供給通路と、 前記槽に前記製紙原料を供給し、前記槽の前記第1の供
給口より下方に位置する第2の供給口を有する第2の供
給通路と、 前記槽の内壁と前記スクリーンとの間に設けられ、前記
第1の室内の前記製紙原料を撹拌する撹拌部材と、 前記第2の室に連通し、前記スクリーンを介して精選さ
れた前記製紙原料を前記槽の外へ導く精選製紙原料排出
通路と、 前記第1の室に連通し、前記スクリーンを通過しない前
記製紙原料中の異物を前記槽の外へ導く異物排出通路
と、 を備えたことを特徴とするスクリーン装置。 - 【請求項2】スクリーンの最上部の開口部より上位に第
1の供給口が位置し、前記第1の供給口と前記スクリー
ンの最上部の開口部とが対向しないように配置されてい
ることを特徴とする請求項1記載のスクリーン装置。 - 【請求項3】スクリーンの最下部の開口部より下位に第
2の供給口が位置し、前記第2の供給口と前記スクリー
ンの最下部の開口部とが対向しないように配置されてい
ることを特徴とする請求項1記載のスクリーン装置。 - 【請求項4】高さ位置が第1の供給口と第2の供給口と
の間に位置し、第1の室に連通する異物排出口を有し
て、スクリーンを通過しない製紙原料中の異物を槽の外
へ導く異物排出通路と、 前記異物排出口の上に位置し、前記槽の内壁に設けら
れ、前記槽の内壁面より突出し環状に形成された第1の
上方側突起部材と、 前記異物排出口の下に位置し、前記槽の内壁に設けら
れ、前記槽の内壁面より突出し環状に形成された第1の
下方側突起部材と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載のスクリーン装
置。 - 【請求項5】高さ位置が第1の供給口と第2の供給口と
の間に位置し、第1の室に連通する異物排出口を有し
て、スクリーンを通過しない製紙原料中の異物を槽の外
へ導く異物排出通路と、 前記異物排出口の上に位置し、前記槽の内壁に設けら
れ、前記槽の内壁面より突出し環状に形成された第1の
上方側突起部材と、 前記異物排出口の下に位置し、前記槽の内壁に設けら
れ、前記槽の内壁面より突出し環状に形成された第1の
下方側突起部材と、 前記第1の上方側突起部材は、前記槽の上方側に向かっ
て前記槽の内壁面より突出する量が減少するように傾斜
し、 前記第2の上方側突起部材は、前記槽の下方側に向かっ
て前記槽の内壁面より突出する量が減少するように傾斜
していることを特徴とする請求項1記載のスクリーン装
置。
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