JP3393847B2 - 印刷配線コミュテータ部材を有するロータと同ロータを備えた扁平型モータ - Google Patents

印刷配線コミュテータ部材を有するロータと同ロータを備えた扁平型モータ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ミニディスクなどの
音響機器や移動体通信機器のサイレントコール手段など
に用いられる印刷配線コミュテータを有するロータの改
良に係り、特に印刷配線コミュテータを備えることによ
りコスト改良を図ったロータと同ロータを備えた扁平型
モータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、印刷配線板の表側にスリット
を介して6個のセグメントパターンを形成すると共に、
スルーホールを介して裏側において対向する摺動セグメ
ントパターンをショートし、この裏側にさらに複数個の
空心コイルを配し、樹脂で一体成形してなる扁平コアレ
スモータの印刷配線コミュテータがある。すなわち、移
動体通信機器のサイレントコール手段の振動源に用いら
れる扁平コアレスモータの印刷配線コミュテータでは、
図5に示すように厚み0.2ミリ程度のガラスクロスエ
ポキシ樹脂両面印刷配線板111の表側(図では裏側)
にスリットSを介して6個のセグメントパターンS1、
S2‥‥を形成し、スルーホールを介して対向する摺動
セグメントパターンをショートするもので、さらに裏側
に3個の空心コイル22‥‥を片寄らせて載置し、各端
末22a‥‥、22b‥‥を所定のパターンP2a‥
‥、P2b‥‥に半田結線するとともに低摩擦係数の耐
熱性樹脂Jで拡開した扇型に火花消去素子44aを含め
て一体成形される。この場合低摩擦係数の樹脂自体が軸
受けを兼ねているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
スルーホールにより両面を使った印刷配線板からなるコ
ミュテータは設計的にきわめて容易なため多用されてい
るが、スルーホール加工(穴開け、銅メッキ処理)やコ
イル載置の際の絶縁なためのレジスト処理が必要になる
など、コスト的に問題がでるようになってきた。
【0004】この発明の目的は、上記のような問題点を
簡単な構成で解決しようとするもので、すなわち、印刷
配線とコイル端末処理に工夫を凝らすことにより、少な
くとも6個のセグメントを有する印刷配線コミュテータ
部材をスルーホールを形成しないで構成し、コスト改善
したロータと同ロータを備えた扁平型モータにしようと
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決は、請求
項1に示すように、印刷配線コミュテータ部材を有する
ロータであって、前記印刷配線コミュテータ部材は、軸
装着孔(1a)が設けられ第一面に印刷配線を有した印
刷配線板(1)と他の面に配された複数の空心電機子コ
イル(2A、2B)と前記軸受装着孔に印刷配線板の両
面にわたって形成された樹脂軸受(3)とからなり、前
記印刷配線板の第一面には前記軸装着孔の周囲に少なく
とも6個のセグメントパターン(S1〜S6)とこのセ
グメントパターン間を接続するためセグメントパターン
から導出された導体と前記コイルの端末(2a、2b、
2e)を各コイルに対応するセグメントパターンへ接続
する前記印刷配線基板の外周に配された端末結線パター
ン(Sb、Sc、Sd)と前記少なくとも6個のセグメ
ントパターンを接続する火花消去用印刷抵抗(r1、r
2)とが印刷配線され、前記導体の一つは他の導体と交
差するため分離され、分離された導体の接続に前記コイ
ルの端末であって前記端末結線パターンに接 続された端
末(2e)を延長しジャンパとして用いることで達成で
きる。具体的には、請求項2に示すように、前記ジャン
パとして用いた端末と前記交差する導体が直接接触する
のを前記印刷抵抗により防止するものにするのがよい。
さらに、請求項3に示すように、前記セグメントパター
ンの外方に複数個の樹脂透通孔(1b)を設け、この樹
脂透通孔に前記樹脂軸受と同じ樹脂を成型して配するす
ることによって樹脂軸受とともに印刷配線コミュテータ
部材(1)を一体とするのがよい。そして、偏心ロータ
にするには、請求項4に示すように、前記印刷配線コミ
ュテータ部材は拡開した扇形に偏心形成され、外周の弧
状部に弧状のウエイト部(4)が配され、前記外周に配
した端末結線パターン部がこの弧状ウエイト部の旋回内
に含まれるようにすると共に、この弧状ウエイトの両先
端の先で前記空心電機子コイルの端末が結線された状態
で前記弧状ウエイト部の厚み内に収納されることによっ
て偏心させたものにするとよい。このようなロータを用
いて扁平型モータにするには、請求項5、6に示すよう
に、請求項1〜4のいずれか1項に記載の印刷配線コミ
ュテータ部材を有するロータを備え、このロータ(R
1、R2)をブラケット(5)とケース(9)からなる
ハウジング(H)に軸(6)を介して格納し、回転時に
振動を発生させるようにしたものか、 請求項1〜3の
いずれか1項に記載の印刷配線コミュテータ部材を有す
るロータを備えたもので、このロータ(R3)は非偏心
となるように円盤形に形成し、このロータをブラケット
とケースからなるハウジングに軸(6)を介して格納し
たものにするのがよい。
【0006】請求項1に示す発明では、スルーホールを
形成しないようにしたので安価なロータにすることがで
き、空心電機子コイル載置側に銅箔部分が無いため、レ
ジスト処理が不要になり、接続のためのジャンパ素子が
いらなくなり、端末の処理がセグメント側でできるの
で、端末が浮いてしまうおそれが無く半田付け結線が容
易にできる。請求項2に示す発明では、別にレジスト処
理することなくショートパターンから端末の絶縁が容易
にできる。請求項3に示す発明では、印刷配線コミュテ
ータ部材は、樹脂軸受と樹脂透通孔によって配された樹
脂によって強度が確保できる。請求項4に示す発明で
は、偏心量が大となり、マグネット側で結線しながらも
空隙ロスが避けられる偏心ロータにできる。請求項5,
6に示す発明では、このようにしたロータにより安価な
振動モータや通常回転型モータが提供できる。
【発明の実施の態様】
【0007】図1は本発明の第1の実施の形態として扁
平型コアレス振動モータに用いるために片面印刷配線コ
ミュテータ部材を有する偏心させた非円形ロータの要部
平面図である。図2は同ロータを有する同モータの要部
断面図である。図3は図1の変形例の要部平面図であ
る。そして、図4は本発明の第2の実施の形態として通
常回転型扁平コアレスモータの片面印刷配線コミュテー
タ部材を有する円盤形ロータの要部平面図である。
【0008】以下、各実施の形態を図面に基づいて説明
するが、同一部材については同一符号を付してその説明
を省略する。図1はこの発明の印刷配線コミュテータ部
材を有するロータの要部平面図で、ロータR1は非円形
(拡開した扇型)に偏心させている。このロータR1を
構成する印刷配線コミュテータ1は、厚み0.2ミリ程
度の印刷配線板からなるもので中央に軸装着孔1aを設
け、この周囲にスリットSを介して6個のセグメントパ
ターンS1、S2‥‥を放射状に形成すると共に、さら
に、その外方おいて3個の樹脂透通孔1b‥‥と後述
の2個の空心電機子コイルを裏面に載置できるように破
線で示すような樹脂ガイド1cを形成するため、連結し
た樹脂透通変形孔1dをそれぞれプレス加工により設け
ている。なお、前記樹脂透通孔1b‥‥には前記セグメ
ントパターンS1、S3及びS5の一部をそれぞれ囲む
ように保持部3aを設けているが、強度を確保している
だけでコスト上から当然ながらスルーホール処理するも
のではない。これらのセグメントパターンは対向するパ
ターンを回転原理上からショートさせる必要がある。こ
のショートさせる手段として一つは、セグメントパター
ンS3とS6より導体パターンを引き出し前記軸装着孔
1aのまわりでつなげてショートさせる。他のセグメン
トパターンS2とS5は、導体パターンを図において左
方の外径近傍まで延ばし、同様に延設したセグメントパ
ターンS4の結線パターンSaを回り込んでショートさ
せる。その上方にはセグメントパターンS1より延ばし
た導体パターンの先に設けた結線パターンSbが形成さ
れる。この結線パターンSbには切り欠きbが設けられ
る。他のセグメントパターンS5、S6は、それぞれ右
方に導体パターンを引き出し外周に配した結線パターン
Sc、Sdに連結しておく。これらの結線パターンS
c、Sdには切り欠きc、dが設けられ、図において裏
側(第2面側)に接着配置させた破線で示す2個の空心
電機子コイル2A、2Bの巻き始め端末2a、2bを前
記切り欠きc、dに掛け止めして半田付け接続されてい
る。前記空心電機子コイル2A、2Bの巻き終わり端末
2eは少し長く一括して左方の切り欠きbに掛け止め、
第1面側で結線パターンSbに半田付け接続してさらに
その先を結線パターンSaの同様に半田付けすることに
よってこの端末がジャンパ線となっている。この端末に
よるジャンパ線が前記セグメントパターンS2とS5を
ショートする導体パターンに直接接触しないようにこの
下方に火花消去用印刷抵抗の一部r1を形成してある。
火花消去用印刷抵抗の他部r2は前記セグメントパター
ンS1とS6とS5の導体パターン間に形成される。し
たがって、図から判断されるようにこれらの火花消去用
印刷抵抗r1、r2は、前記隣り合ったセグメントパタ
ーンにパラレルに挿入されたことになる。このように構
成した印刷配線コミュテータ部材には、さらに中心の軸
装着孔1aの位置で、前記第2面側に比重4程度の低摩
擦係数の耐熱性高摺動性樹脂で樹脂軸受3と重心が大き
く移動するように円周側に同樹脂で同時に弧状のウェイ
ト部4を一体成型している。樹脂軸受3は前記樹脂透通
孔1bに同樹脂の一部3aを挿通させると共に、中央に
この軸装着孔1aより大にしたリング状土手部3a aに
より十分な強度が確保できるようになっている。なお、
前記各結線パターンSa、Sb、ScおよびSdに空心
電機子コイル2A、2Bの各端末を半田付け接続するに
は、弧状のウエイト部4の両先端から離れた位置で弧状
のウエイト部4の厚み内に収めるようにするのがよい。
また、印刷配線板が薄い場合は反り等の変形を避け、強
度を確保するためにべたパターンなどで銅箔をできるだ
け残しておくのが望ましい。
【0009】このようにした偏心ロータR1を用いて軸
固定型扁平コアレス振動モータにするには、図2の要部
断面図に示すようなものとなる。すなわち、ハウジング
Hの一部を構成するブラケット5の中央に、一体に立ち
上げた軸ホルダ5aを介して細手のステンレス製の軸6
を、一端を圧入することによって固定させ、この軸6に
開放端から前記の偏心ロータR1を回転自在に装着させ
る。この偏心ロータR1に空隙を介して臨ませたネオジ
ム製のリング状マグネット7は、NS交互に着磁された
4極界磁磁極を有し、外径が前記弧状のウエイト部4と
当らないようにように小径に設定されてブラケット5に
固着される。このブラケット5には、さらに軸ホルダ5
aの周囲においてリング状マグネット7の内側で一対の
ブラシ8(図では片方を省略)が給電シートFに植設さ
れ、前記セグメントパターンに摺接開角90度で軸方向
から押接させている。このような偏心ロータR1を格納
したケース9は中央に前記細手のステンレス製の軸6の
他端が装着されるテーパ状の透孔9aが配され、この透
孔9aの周囲に配したポリエステルフイルムPを介して
前記偏心させたロータR1の土手部Rdを摺接させてい
る。このため、偏心ロータR1は前記一対のブラシ8に
より常時ケース側に付勢され、前記ポリエステルフイル
ムPで回転自在に押さえられるので、ブラケット側に移
動して当たるおそれがなく、空隙を常に一定にして回転
位置がばらつくこともないため、安定して回転支承させ
ることができる。
【0010】上記の偏心ロータは、3相の1相を欠相さ
せた2個の空心電機子コイルからなるものを示したが、
図4に示すように従来と同様な3個の空心電機子コイル
22A、22B及び22Cからなる構成のものにしても
よい。この場合、本例のように3コイルのスター結線方
式では、巻き始め、あるいは巻き終わりのいずれか(本
例では巻き終わり)を一括結線していずれのセグメント
に接続しないようにする必要があるため、重心移動側に
一括結線パターンSe、Sfを設け、2個の切り欠き
e、fを介して各空心電機子コイル22A、22B及び
22Cの巻き終わり端末を裏側から引き出して前記一括
結線パターンSe、Sfに半田接続し、いずれのセグメ
ントに結線しないのが相違している。なお、各巻き始め
端末の処理は、図1と同様なためその説明を省略する。
【0011】上記はロータを偏心させた振動モータで説
明したが、図4の要部平面図に示すように3個の空心電
機子コイル2A、2及び2Cを120度等分に配置した
通常回転型の円盤形印刷配線コミュテータ11からなる
ロータR2にも応用できる。スルーホール加工をしない
で構成するには、基本的には上記の図1と変わりがな
い。ただ、上記の変形例と同様に3コイルのスター結線
方式では、巻き始め、あるいは巻き終わりのいずれか
(本例では巻き終わり)を一括結線していずれのセグメ
ントにも接続しないようにする必要がある。すなわち、
互いにパターン連結した共通結線パターンF1、F2及
びF3に各空心電機子コイル2A、2B及び2Cの各巻
き終わり端末を裏側から切り欠きh、およびkに掛け止
めて半田付け接続するのである。各巻き始め端末の処理
は、3個目の電機子コイル2Cの巻き始め結線パターン
Sdが必要になる他は図1と同様なためその説明を省略
する。
【0012】さらに、上記はいずれも空心電機子コイル
を後から接着載置するものを示したが、各端末を結線
後、比重4程度の低摩擦係数の耐熱性高摺動性樹脂で樹
脂軸受3とウエイト部4等と一体成形してしてしまうも
のでもよい。また、上記は6個のセグメントからなるコ
ミュテータを用いるものを示したが、特開平9−294
352号に示すような9個のセグメントを有し、6極の
マグネットと摺接開角180度のブラシを組み合わせて
なるものにも適用できる。さらにまた、前記セグメント
は、たとえば貴金属メッキ(金、金合金など)を施し、
直接ブラシを摺接させるものを示したが、セグメントは
銅箔ままにして別に、たとえば円筒型コミュテータを
接続させてもよい。そして、使用できる印刷配線板は片
面基板だけでなく、スルーホール加工をしないなら両面
基板であってもよい。なお、本発明はその技術的思想、
または特徴から逸脱しない範囲で他のいろいろな形態で
実施することができる。そのため上記の実施の形態は単
なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。この
発明の技術的範囲は特許請求の範囲に示すもので明細書
本文には拘束されない。
【0013】
【発明の効果】この発明は、上記のように印刷配線とコ
イル端末処理に工夫を凝らすことによって少なくとも6
個のセグメントを有する印刷配線コミュテータ部材をス
ルーホールを形成しないで構成できるようにし、セグメ
ントパターン側の空心電機子コイルが来ないのでコイル
を不必要に小さくする必要が無く、したがって、特性を
犠牲にすることなく、接続のためのジャンパ素子がいら
なくなり、コスト的に極めて有利なロータと同ロータを
備えた扁平型モータにできる。具体的には、請求項1に
示す発明では、スルーホールを形成しないようにしたの
で安価なロータにすることができ、空心電機子コイル載
置側に銅箔部分が無いため、レジスト処理が不要にな
り、かつ、セグメントパターン側の空心電機子コイルが
来ないのでコイルを不必要に小さくするする必要が無
く、接続のためのジャンパ素子がいらなくなり、端末の
処理がセグメント側でできるので、端末が浮いてしまう
おそれが無く、半田付け結線が容易にできる。請求項2
に示す発明では、接続のためのジャンパ素子がいらなく
なり、別にレジスト処理することなくショートパターン
から端末の絶縁が容易にできる。請求項3に示す発明で
は、印刷配線コミュテータ部材は、樹脂軸受と樹脂軸受
の一部が成型により樹脂透通孔に配されることによって
強度が確保される。請求項4に示す発明では、偏心量が
大となり、マグネット側で結線しながらも空隙ロスが避
けられる偏心ロータにできる。そして、請求項5,6に
示す発明では、このようなロータにより安価な振動モー
タや通常回転型モータが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態として扁平型コアレ
ス振動モータに用いるために印刷配線コミュテータ部材
を有する偏心させた非円形ロータの要部平面図である。
【図2】同ロータを有する同モータの要部断面図であ
る。
【図3】図1の変形例の要部平面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態として通常回転型扁
平コアレスモータの印刷配線コミュテータ部材を有する
円盤形ロータの要部平面図である。
【図5】従来の扁平コアレスモータのロータの要部平面
図である。
【符号の説明】
H ハウジング 1 印刷配線コミュテータ 1a 軸装着孔 1b、1c 樹脂透通孔 2A、2B 、2C、22A、22B、22C 空心電
機子コイル S スリット S1、S2‥‥ セグメントパターン Sa、Sb、Sc、Sd 結線パターン Se、Sf 一括結線パターン F1、F2、F3 共通結線パターン a、b、c、d、e、f、h、k 切り欠き 3 樹脂軸受 4 弧状のウエイト部 5 ブラケット 6 軸 7 リング状マグネット 8 ブラシ 9 ケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H02K 23/58 H02K 23/58 Z

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷配線コミュテータ部材を有するロー
    タであって、前記印刷配線コミュテータ部材は、軸装着
    孔(1a)が設けられ第一面に印刷配線を有した印刷配
    線板(1)と第二面に配された複数の空心電機子コイル
    (2A、2B)と前記軸受装着孔に印刷配線板の両面に
    わたって形成された樹脂軸受(3)とからなり、前記印
    刷配線板の第一面には、前記軸装着孔の周囲に少なくと
    も6個のセグメントパターン(S1〜S6)とこのセグ
    メントパターン間を接続するためセグメントパターンか
    ら導出された導体と前記コイルの端末(2a、2b、2
    e)を各コイルに対応するセグメントパターンへ接続す
    る前記印刷配線基板の外周に配された端末結線パターン
    (Sb、Sc、Sd)と前記少なくとも6個のセグメン
    トパターンを接続する火花消去用印刷抵抗(r1、r
    2)とが印刷配線され、前記導体の一つは他の導体と交
    差するため分離され、分離された導体の接続に前記コイ
    ルの端末であって前記端末結線パターンに接続された端
    末(2e)を延長しジャンパとして用いることを特徴と
    する印刷配線コミュテータ部材を有するロータ。
  2. 【請求項2】 前記ジャンパとして用いた端末と前記交
    差する導体が直接接触するのを前記印刷抵抗により防止
    することを特徴とする請求項1記載の印刷配線コミュテ
    ータ部材を有するロータ。
  3. 【請求項3】 前記セグメントパターンの外方に複数個
    の樹脂透通孔(1b)を設け、この樹脂透通孔に前記樹
    脂軸受の樹脂を配する請求項1または2に記載の印刷配
    線コミュテータ部材を有するロータ。
  4. 【請求項4】 前記印刷配線コミュテータ部材は拡開し
    た扇形に偏心形成され、外周の弧状部に弧状のウエイト
    部(4)が配され、前記外周に配した端末結線パターン
    部(Sb、Sc、Sd)がこの弧状ウエイト部の旋回内
    に含まれるようにすると共に、この弧状ウエイトの両先
    端の先で前記空心電機子コイルの端末が結線された状態
    で前記弧状ウエイト部の厚み内に収納されることによっ
    て偏心させた請求項1から3に記載の印刷配線コミュテ
    ータ部材を有するロータ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の印刷配線コミュテータ
    部材を有するロータを備え、このロータ(R1、R2)
    をブラケット(5)とケース(9)からなるハウジング
    (H)に軸(6)を介して格納し、回転時に振動を発生
    させるようにした扁平型モータ。
  6. 【請求項6】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の印
    刷配線コミュテータ部材を有するロータを備えたもの
    で、このロータ(R3)は非偏心となるように円盤形に
    形成し、ブラケットとケースからなるハウジングに軸
    (6)を介して格納した印刷配線コミュテータ部材を有
    するロータを備えた扁平型モータ。
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