JP6049678B2 - モータ - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話を含む携帯情報端末、AV機器、遊技機器、マッサージ機器などの電子機器に搭載されて、例えば、呼び出し機能の振動発生源として利用される小型のモータに関するものである。
従来、このような分野の技術として、特開2007−174808号公報(特許文献1)がある。この公報に記載されたモータは、ケースに固定された固定軸に対してロータが回転し、コアに固定された錘によって振動させることができる。コアの中央には、樹脂製の軸受が固定され、コアの突極にはコイルが巻かれている。軸受の下側端部にはフランジ部が形成され、フランジ部の上側には、径方向に延在する扇状の整流子片とバリスタが固定されている。そして、この整流子片とバリスタとは、軸受のフランジ部とコアとで挟み込まれる。
特開2007−174808号公報 特開2006−14503号公報 特開2010−279174号公報
しかしながら、前述した特許文献1のモータには、次の様な課題が存在している。即ち、軸受は、ロータを構成するコアに対して下側から圧入されて、軸受の上端部がワッシャ又はケースに対向する構成である。このため、落下衝撃等の外部要因によりロータが軸方向上側に移動した際に、軸受の上端部がワッシャ又はケースに衝突すると、軸受にはロータに対して抜け方向の力が働き、ロータと軸受とが外れてしまう可能性があった。
また、特許文献2のモータにも同様の課題が存在している。即ち、軸受は、ロータを構成する錘に対して圧入されて、軸受の上端部又は下端部がケースに対向する構成である。このため、落下衝撃等の外部要因によりロータが軸方向に移動した際に、軸受の端部がケースに衝突すると、軸受にはロータに対して抜け方向の力が働き、ロータと軸受とが外れてしまう可能性があった。
本発明は上述した課題に鑑みなされたものであり、ロータと軸受とが外れることを防止できるモータを提供することを目的とする。
本発明のモータは、シャフトを中心に回転するロータと、ロータを収容するケースを有するモータにおいて、ロータに固定される筒部を有する軸受と、筒部の径方向外側であって、ロータとケースとの間にガード部材を備え、軸受は、ロータの軸方向一方側の面に当接するフランジ部を有し、筒部がロータの軸方向他方側の面から突出しており、ガード部材は、ロータの軸方向他方側の面に当接すると共に、該軸方向の高さが筒部の突出高さよりも大きいことを特徴としている。
本発明によれば、ロータから抜ける力が軸受にかかることを無くし、ロータと軸受との固定を確実にすることができる。
本発明に係るモータの一実施形態を示す外観斜視図である。 図1に示すモータにおいて、回転軸線に沿った面で切断した断面図である。 図1に示すモータの分解斜視図である。 ロータアッセンブリを示す分解斜視図である。 ロータアッセンブリを示す斜視図である。 ロータアッセンブリを示す平面図である。 本発明の実施形態に係るモータを備えた電子機器(携帯情報端末)を示した説明図である。
図1〜図3に示すように、モータ1は、直径約10mm、厚さ約3mmのコイン型をなし、ステータを構成する上ケースアッセンブリ10と、モータ1のベースをなす下ケースアッセンブリ20と、ロータを構成するロータアッセンブリ30と、給電を可能にするブラシアッセンブリ45と、高比重金属(例えばタングステン)からなる錘50とから構成されている。
上ケースアッセンブリ10は、非磁性材料(例えばステンレス)からなるカップ状の上ケース11と、上ケース11の内壁面に接着剤により固定されると共に、軟磁性材料からなるCリング状のバックヨーク13と、バックヨーク13の内壁面に接着剤により固定されるOリング状のマグネット14とから主として構成されている。
下ケースアッセンブリ20は、上ケース11に対してレーザ溶接によって接合される非磁性材料(例えばステンレス)からなる皿状の下ケース21と、下ケース21の中央に固定されたシャフト22とからなり、下ケース21には、皿状の本体部21aから径方向に延在する張り出し部21bが設けられている。さらに、下ケース21には、ブラシアッセンブリ45が固定され、張り出し部21b上にブラシアッセンブリ45が配置される。
図4〜図6に示すように、シャフト22に対し回転自在に軸支されたロータアッセンブリ30は、コイル31と、コイル31が巻き付けられるコア32と、コイル31に電流を供給するためのコミテータ33と、コミテータ33を保持するためのコミテータホルダ34と、コア32の中央孔32aに圧入されると共に、シャフト22が挿入される軸孔36aを有する円筒状の軸受36と、火花及びノイズの発生を防止するためのバリスタ37とからなる。
このモータ1は、2極3スロットであり、コア32は、打ち抜き加工された厚さ0.2mmの珪素鋼板を3枚積層することにより作り出されている。コミテータ33は、銅製薄板のプレス成形によって作られた3枚のコミテータセグメント38からなる。各コミテータセグメント38は、回転軸線Lに沿って延在する断面円弧状のブラシ摺接部38aと、コイル31が結線されると共に、コア32の径方向に延在してスロット内に突出するライザ部38bと、ブラシ摺接部38aとライザ部38bとを連結するL字状の連結部38cとからなる(図2参照)。なお、コア32は、単板であってもよい。
3個のコミテータセグメント38は、例えばインサート成形によってコミテータホルダ34に組み付けられて、コミテータアッセンブリが構成される。このコミテータアッセンブリは、コミテータホルダ34の中央孔34a内に軸受36のフランジ部36cを圧入することで、コア32と一体化する。
さらに、リング状のバリスタ37は、コミテータホルダ34の周縁に設けられた各立設部34bで挟持され、バリスタ37の中央孔37b内にガード部材35と軸受36の頂部が挿入される。このようにして、コア32上とバリスタ37を固定した後、コイル31の電線31aがライザ部38bの先端に巻き付けられ、各電線31aとライザ部38bとバリスタ37の各電極37aとを半田によって電気的に接続させる。
軸受36は、コア32の中央孔32aに圧入される筒部36bと、筒部36bの端部に設けられて筒部36bを拡径するフランジ部36cを有し、フランジ部36cは、コア32の回転軸線L方向における一方側の面に当接する(図2参照)。軸受36の筒部36bは、コア32を貫通してコア32から回転軸線L方向に突出し、この突出した筒部36bの外周面に対向してガード部材35が設けられている。
ガード部材35は、樹脂材料、より好ましくはナイロン(ポリアミド)からなるリング状であり、コア32に固定されている。ガード部材35は、径方向において軸受36の筒部36bの外側に設けられ、回転軸線L方向においてコア32と上ケース11との間に設けられる。ガード部材35の回転軸線L方向の高さは、コア32からの筒部36bの突出高さよりも高くなっている。尚、ガード部材35はコア32に固定されているが、これに限るものではなく、ロータアッセンブリ30を構成する他の部材に固定されても良く、また上ケース11に固定されても良い。
また、図2に示すように、コア32の軸方向一方側の面にはフランジ部36cが当接し、コア32の軸方向他方側の面にはガード部材35が当接しており、フランジ部36cとガード部材35とでコア32を挟み込んでいる。このような構成であるので、コア32に圧入された軸受36がケース11,21に接触したとても軸受36とコア32とが外れることがない。
図3に示すように、ブラシアッセンブリ45は、下ケース21に取付け可能な板状の本体部46と、この本体部46から突出して、各コミテータセグメント38のブラシ摺接部38aに接触する一対のブラシ片47と、本体部46の端部で上ケース11から露出する一対のターミナル48とからなる。そして、ブラシ片47とターミナル48とは本体部46内で接続されている。ロータアッセンブリ30の軸受36の軸孔36a内にシャフト22を挿入した後に、ブラシアッセンブリ45は、下ケース21に径方向から装着され、上ケース11と下ケース21との組合わせによって出現する矩形の開口49(図1参照)から一部が径方向に露出する。
図4〜図6に示すように、コア32に錘50が固定される。このコア32は、軸受36の筒部36bが圧入される中央孔32aを有するリング状の中央部39(図4参照)と、この中央部39から放射状に突出する突極40a,40b,40cとからなる。等間隔に配置された各突極40a,40b,40cは、コイル31が巻かれる巻線部41a,41b,41cと、巻線部41a,41b,41cの端部から円周方向に延在するウイング部42a,42b,42cとからなる。
錘50は、隣接するウイング部42a,42bを上下で挟み込むようにウイング部42a,42bに沿って延在する第1及び第2の錘部51a,51bと、第1の錘部51aと第2の錘部51bとの間で延在して、隣接するウイング部42a,42bの挿入を可能にしたスリット状の差込み部52と、差込み部52を左右に分断するように第1の錘部51aと第2の錘部51bとを回転軸線L方向に連結して、隣接するウイング部42a,42b間(すなわちスロット)に挿入される第3の錘部53とを備えている。そして、この錘50は、コア32に対して径方向に差し込むように装着される。
本発明に係るモータの実施形態について種々説明したが、コア32の突極40a、40bに錘50が固定されたモータ1を搭載して、電子機器を形成することができる。図7は、本発明の実施形態に係るモータ1を備えた電子機器の一例として、携帯情報端末100を示している。携帯情報端末100の筐体内部にモータ1を搭載して携帯情報端末100の回路基板とモータ1のターミナル48とを接続することにより、振動報知機能を有する携帯情報端末を形成することができる。そして、通信機能における着信があったとき、画面を操作者がタッチしたとき等、状況に合わせて適宜モータを回転させることで振動を発生させる。携帯情報端末100を操作者が落とした場合、この落下衝撃によってロータ(コア32)と軸受36とが外れると、所望の振動量を得られない。ロータ(コア32)と軸受36とが外れることを防止したモータを採用することで、携帯情報端末100の信頼性も向上する。
本発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
1: モータ
11:上ケース
21:下ケース
22:シャフト
30:ロータアッセンブリ(ロータ)
32:コア
35:ガード部材
36:軸受
36b:筒部
36c:フランジ部
L:回転軸線

Claims (3)

  1. シャフトを中心に回転するロータと、前記ロータを収容するケースを有するモータにおいて、
    前記ロータに固定される筒部を有する軸受と、
    前記筒部の径方向外側であって、前記ロータと前記ケースとの間にガード部材を備え
    前記軸受は、前記ロータの軸方向一方側の面に当接するフランジ部を有し、前記筒部が前記ロータの軸方向他方側の面から突出しており、
    前記ガード部材は、前記ロータの軸方向他方側の面に当接すると共に、該軸方向の高さが前記筒部の突出高さよりも大きいことを特徴とするモータ。
  2. 前記ロータは偏心固定された錘を備えることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  3. 請求項に記載されたモータを備えた携帯情報端末。
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