JP3387239B2 - 発泡飲料注出装置 - Google Patents
発泡飲料注出装置Info
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- JP3387239B2 JP3387239B2 JP27074894A JP27074894A JP3387239B2 JP 3387239 B2 JP3387239 B2 JP 3387239B2 JP 27074894 A JP27074894 A JP 27074894A JP 27074894 A JP27074894 A JP 27074894A JP 3387239 B2 JP3387239 B2 JP 3387239B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、特に生ビールのよう
に炭酸ガス圧力により飲料容器から飲料を圧出して注出
する発泡飲料の容器内のガス圧力制御を伴う発泡飲料注
出装置に関する。
に炭酸ガス圧力により飲料容器から飲料を圧出して注出
する発泡飲料の容器内のガス圧力制御を伴う発泡飲料注
出装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、発泡飲料、例えば生ビールを注出
する装置では、生ビールを入れた飲料容器に炭酸ガスボ
ンベから加圧炭酸ガスを供給し、このガス圧力により飲
料容器内の生ビールを注出する。この飲料注出の際、飲
料を安定な状態、すなわち飲料にそれ以上炭酸ガスが溶
解もしないし、飲料から遊離することもない平衡状態で
注出する必要がある。
する装置では、生ビールを入れた飲料容器に炭酸ガスボ
ンベから加圧炭酸ガスを供給し、このガス圧力により飲
料容器内の生ビールを注出する。この飲料注出の際、飲
料を安定な状態、すなわち飲料にそれ以上炭酸ガスが溶
解もしないし、飲料から遊離することもない平衡状態で
注出する必要がある。
【０００３】すなわち、飲料容器に供給する炭酸ガス圧
力が適正値より低いと飲料内の炭酸ガスが遊離して炭酸
ガス含量の少ないガス抜け飲料になってしまう。反対
に、供給するガス圧力が高いと飲料に炭酸ガスが溶け込
み炭酸ガス含量の多い泡過多飲料になってしまう。一
方、この平衡状態は、飲料の温度と圧力との関係によっ
て決まる。したがって、飲料を加圧注出するときに、飲
料容器内へ供給する炭酸ガスの圧力を飲料の温度に対応
した平衡が保てる圧力に設定しないと、上述のようにガ
ス抜けの飲料や泡過多の飲料ができてしまう。そこで従
来、飲料容器に供給する炭酸ガスの圧力を飲料の温度に
基づいて制御している。
力が適正値より低いと飲料内の炭酸ガスが遊離して炭酸
ガス含量の少ないガス抜け飲料になってしまう。反対
に、供給するガス圧力が高いと飲料に炭酸ガスが溶け込
み炭酸ガス含量の多い泡過多飲料になってしまう。一
方、この平衡状態は、飲料の温度と圧力との関係によっ
て決まる。したがって、飲料を加圧注出するときに、飲
料容器内へ供給する炭酸ガスの圧力を飲料の温度に対応
した平衡が保てる圧力に設定しないと、上述のようにガ
ス抜けの飲料や泡過多の飲料ができてしまう。そこで従
来、飲料容器に供給する炭酸ガスの圧力を飲料の温度に
基づいて制御している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の炭酸ガ
ス圧力制御装置には次の問題がある。すなわち、飲料内
の炭酸ガス含有量は飲料の種類により異なる。従来は上
述のように、飲料の温度によりガス圧力を調整している
が、飲料の種類の違いに対しては調整していなかった。
このため、炭酸ガス含有量の多い飲料では飲料注出時に
泡がたったり、炭酸ガス含有量の少ない飲料ではガス圧
力のかけ過ぎで飲料に圧出する炭酸ガスが溶け込み、飲
料の本来の味が失われるおそれがあった。
ス圧力制御装置には次の問題がある。すなわち、飲料内
の炭酸ガス含有量は飲料の種類により異なる。従来は上
述のように、飲料の温度によりガス圧力を調整している
が、飲料の種類の違いに対しては調整していなかった。
このため、炭酸ガス含有量の多い飲料では飲料注出時に
泡がたったり、炭酸ガス含有量の少ない飲料ではガス圧
力のかけ過ぎで飲料に圧出する炭酸ガスが溶け込み、飲
料の本来の味が失われるおそれがあった。
【０００５】この発明の目的は、飲料の種類の違いに対
して適正な圧力で飲料を注出でき、異なる種類の飲料に
対しても品質を損なうことのない発泡飲料注出装置を提
供することである。
して適正な圧力で飲料を注出でき、異なる種類の飲料に
対しても品質を損なうことのない発泡飲料注出装置を提
供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明による発泡飲料
注出装置は、ガス供給源から飲料容器内に供給されるガ
ス圧力により飲料を注出する発泡飲料注出装置におい
て、飲料温度を検出する飲料温度検出手段と、夫々飲料
温度に対応するガス圧力の圧力パターンを複数種類記憶
する圧力パターン記憶手段と、該圧力パターン記憶手段
に記憶された複数の圧力パターンのうちから飲料を注出
するのに最適な圧力パターンを選択し設定する圧力パタ
ーン設定手段と、ガス圧力を調整するガス圧力調整手段
と、飲料温度検出手段により検出された飲料温度と、圧
力パターン設定手段により設定された圧力パターンとに
基づき、その飲料温度に対するガス圧力を圧力パターン
記憶手段から検索し、ガス圧力調整手段に指示する制御
手段とを備える。
注出装置は、ガス供給源から飲料容器内に供給されるガ
ス圧力により飲料を注出する発泡飲料注出装置におい
て、飲料温度を検出する飲料温度検出手段と、夫々飲料
温度に対応するガス圧力の圧力パターンを複数種類記憶
する圧力パターン記憶手段と、該圧力パターン記憶手段
に記憶された複数の圧力パターンのうちから飲料を注出
するのに最適な圧力パターンを選択し設定する圧力パタ
ーン設定手段と、ガス圧力を調整するガス圧力調整手段
と、飲料温度検出手段により検出された飲料温度と、圧
力パターン設定手段により設定された圧力パターンとに
基づき、その飲料温度に対するガス圧力を圧力パターン
記憶手段から検索し、ガス圧力調整手段に指示する制御
手段とを備える。
【０００７】あるいは、飲料温度を検出する飲料温度検
出手段と、飲料温度とガス圧力の関係を示す圧力パター
ンを記憶する圧力パターン記憶手段と、該圧力パターン
記憶手段に記憶された圧力パターンについて、各飲料温
度に対するガス圧力値に掛ける所定倍率を設定する圧力
倍率設定手段と、ガス圧力を調整するガス圧力調整手段
と、飲料温度検出手段により検出された飲料温度に対す
るガス圧力を、圧力パターン記憶手段から検索し、圧力
倍率設定手段により設定された所定倍率をそのガス圧力
に掛けた圧力値を、ガス圧力調整手段に指示する制御手
段とを備える。
出手段と、飲料温度とガス圧力の関係を示す圧力パター
ンを記憶する圧力パターン記憶手段と、該圧力パターン
記憶手段に記憶された圧力パターンについて、各飲料温
度に対するガス圧力値に掛ける所定倍率を設定する圧力
倍率設定手段と、ガス圧力を調整するガス圧力調整手段
と、飲料温度検出手段により検出された飲料温度に対す
るガス圧力を、圧力パターン記憶手段から検索し、圧力
倍率設定手段により設定された所定倍率をそのガス圧力
に掛けた圧力値を、ガス圧力調整手段に指示する制御手
段とを備える。
【０００８】
【作用】この発明によれば、種類の異なる飲料注出に対
応するため、圧力パターン記憶手段には、飲料温度に対
する圧力のパターンが複数パターン記憶されている。そ
の複数個のパターンのなかから、そのとき注出する飲料
に適したパターンをあらかじめ圧力パターン設定手段に
より設定しておく。
応するため、圧力パターン記憶手段には、飲料温度に対
する圧力のパターンが複数パターン記憶されている。そ
の複数個のパターンのなかから、そのとき注出する飲料
に適したパターンをあらかじめ圧力パターン設定手段に
より設定しておく。
【０００９】飲料注出時に飲料温度検出手段が検出した
飲料温度と、上記のように圧力パターン設定手段により
設定されたパターンに基づき、制御手段は、その飲料温
度に対応する圧力値を圧力パターン記憶手段から検索
し、ガス圧力調整手段へ指示する。この指示されたガス
圧力値により、ガス圧力調整手段は飲料注出の圧力を調
整するので、飲料の種類の違いに対して適正な圧力で飲
料が注出される。
飲料温度と、上記のように圧力パターン設定手段により
設定されたパターンに基づき、制御手段は、その飲料温
度に対応する圧力値を圧力パターン記憶手段から検索
し、ガス圧力調整手段へ指示する。この指示されたガス
圧力値により、ガス圧力調整手段は飲料注出の圧力を調
整するので、飲料の種類の違いに対して適正な圧力で飲
料が注出される。
【００１０】あるいは、圧力パターン記憶手段には基本
の圧力パターンを記憶させておき、各飲料温度に対する
圧力値にその倍率を掛けると、注出する飲料に適したパ
ターンに近似となる倍率を圧力倍率設定手段により設定
し、上記と同様に、飲料注出時に制御手段が、その倍率
を掛けた圧力値をガス圧力調整手段へ指示すれば、その
飲料に対して適正な圧力で飲料が注出される。
の圧力パターンを記憶させておき、各飲料温度に対する
圧力値にその倍率を掛けると、注出する飲料に適したパ
ターンに近似となる倍率を圧力倍率設定手段により設定
し、上記と同様に、飲料注出時に制御手段が、その倍率
を掛けた圧力値をガス圧力調整手段へ指示すれば、その
飲料に対して適正な圧力で飲料が注出される。
【００１１】
【実施例】図１は、この発明の一実施例を示す構成ブロ
ック図である。この図で、１は飲料を入れる飲料容器
で、炭酸ガスボンベ２から、ガス圧力調整器３によって
圧力調整された炭酸ガスが供給され、飲料注出弁４を開
くと飲料がガス圧によって注出される。また、飲料容器
１には、飲料温度に見合ったガス圧力を決めるために、
飲料温度検出用の温度センサ５が取り付けられている。
ック図である。この図で、１は飲料を入れる飲料容器
で、炭酸ガスボンベ２から、ガス圧力調整器３によって
圧力調整された炭酸ガスが供給され、飲料注出弁４を開
くと飲料がガス圧によって注出される。また、飲料容器
１には、飲料温度に見合ったガス圧力を決めるために、
飲料温度検出用の温度センサ５が取り付けられている。
【００１２】６はこの装置全体を制御する制御装置であ
り、上記のガス圧力調整器３、温度センサ５、飲料注出
弁４が接続されている。図２は、飲料温度とガス圧力の
対応パターンを選択、設定する設定部である。７は圧力
切替スイッチで、押ボタン式になっていてボタンを押す
たびに圧力パターンを飲料の種類により、例えば、Ｈｉ
ｇｈ，Ｍｉｄｄｌｅ，Ｌｏｗの順に切り替えることがで
きる。８Ａ，８Ｂ，８Ｃは、上記の各圧力パターン表示
ランプで、どのパターンに設定されているかをランプ点
灯により表示する。
り、上記のガス圧力調整器３、温度センサ５、飲料注出
弁４が接続されている。図２は、飲料温度とガス圧力の
対応パターンを選択、設定する設定部である。７は圧力
切替スイッチで、押ボタン式になっていてボタンを押す
たびに圧力パターンを飲料の種類により、例えば、Ｈｉ
ｇｈ，Ｍｉｄｄｌｅ，Ｌｏｗの順に切り替えることがで
きる。８Ａ，８Ｂ，８Ｃは、上記の各圧力パターン表示
ランプで、どのパターンに設定されているかをランプ点
灯により表示する。
【００１３】図３は、この実施例の図１で述べた制御装
置６のブロック図である。９はこの制御装置６のＣＰＵ
であり、ＲＯＭ１０と，ＲＡＭ１１が接続されている。
さらに、ＣＰＵ９は、Ｉ／Ｏポート１２を介してＡ／Ｄ
コンバータ１３に接続され、飲料温度を検出する温度セ
ンサ５によるアナログ的に変化する温度情報を読み取
る。
置６のブロック図である。９はこの制御装置６のＣＰＵ
であり、ＲＯＭ１０と，ＲＡＭ１１が接続されている。
さらに、ＣＰＵ９は、Ｉ／Ｏポート１２を介してＡ／Ｄ
コンバータ１３に接続され、飲料温度を検出する温度セ
ンサ５によるアナログ的に変化する温度情報を読み取
る。
【００１４】また、ＣＰＵ９は、同様にＩ／Ｏポート１
２を介してＤ／Ａコンバータ１４に接続され、電流出力
インタフェースにより電流に変換した圧力信号を炭酸ガ
ス圧力調整器３に出力して、炭酸ガス圧力を調整する。
この際の出力電流とガス圧力調整値は直線関係にある。
なお、圧力信号は電流出力でなく電圧出力であってもよ
い。
２を介してＤ／Ａコンバータ１４に接続され、電流出力
インタフェースにより電流に変換した圧力信号を炭酸ガ
ス圧力調整器３に出力して、炭酸ガス圧力を調整する。
この際の出力電流とガス圧力調整値は直線関係にある。
なお、圧力信号は電流出力でなく電圧出力であってもよ
い。
【００１５】さらに、Ｉ／Ｏポート１２は、バッファを
介してリレー（Ｘ１）１６，圧力パターン表示ランプ８
Ａ，８Ｂ，８Ｃに接続されている。リレーＸ１をオンす
ると図１で述べた飲料注出弁４が開く。また、図２で述
べた圧力切替スイッチ７もＩ／Ｏポート１２に接続され
ていて、この圧力切替スイッチ７が押されると、順に圧
力パターンが切り替わり、圧力パターン表示ランプが切
り替わる。
介してリレー（Ｘ１）１６，圧力パターン表示ランプ８
Ａ，８Ｂ，８Ｃに接続されている。リレーＸ１をオンす
ると図１で述べた飲料注出弁４が開く。また、図２で述
べた圧力切替スイッチ７もＩ／Ｏポート１２に接続され
ていて、この圧力切替スイッチ７が押されると、順に圧
力パターンが切り替わり、圧力パターン表示ランプが切
り替わる。
【００１６】なお、上記それぞれの圧力パターンに対す
る、飲料温度とガス圧力の対応関係はＲＯＭ１０あるい
はＲＡＭ１１にあらかじめ記憶させ、上述の温度センサ
５による信号のデータ（飲料温度）に対応した圧力を読
み出すようにする。図５はこの対応関係の例であり、飲
料温度１０℃〜３０℃の間を１℃ごとに、飲料温度に対
応する適正圧力値を、各パターン（上述の、Ｈｉｇｈ，
Ｍｉｄｄｌｅ，Ｌｏｗのランプ表示に対応する。）ごと
に表示している。または、各パターンを表す数式を記憶
しておいてもよい。
る、飲料温度とガス圧力の対応関係はＲＯＭ１０あるい
はＲＡＭ１１にあらかじめ記憶させ、上述の温度センサ
５による信号のデータ（飲料温度）に対応した圧力を読
み出すようにする。図５はこの対応関係の例であり、飲
料温度１０℃〜３０℃の間を１℃ごとに、飲料温度に対
応する適正圧力値を、各パターン（上述の、Ｈｉｇｈ，
Ｍｉｄｄｌｅ，Ｌｏｗのランプ表示に対応する。）ごと
に表示している。または、各パターンを表す数式を記憶
しておいてもよい。
【００１７】あるいは、ＲＯＭ１０やＲＡＭ１１には基
本パターンを記憶させておき、圧力切替スイッチ７ある
いは別スイッチの操作で、基本パターンの圧力値が所定
倍（例えば、１．１倍とか０．８倍など）に設定される
ようにしてもよい。図４は、この発明の実施例の要部動
作を示すフローチャートである。図１〜３を参照しなが
ら動作を説明する。
本パターンを記憶させておき、圧力切替スイッチ７ある
いは別スイッチの操作で、基本パターンの圧力値が所定
倍（例えば、１．１倍とか０．８倍など）に設定される
ようにしてもよい。図４は、この発明の実施例の要部動
作を示すフローチャートである。図１〜３を参照しなが
ら動作を説明する。
【００１８】まず、圧力切替スイッチ７がオンされたか
どうかをＣＰＵ９が判断し（ステップＳ１）、オンされ
たときには（分岐Ｙ）、ステップＳ２へ進み、先述した
とおり、圧力切替スイッチ７がオンされるたびに圧力パ
ターンがＨｉｇｈ→Ｍｉｄｄｌｅ→Ｌｏｗ→Ｈｉｇｈの
順番でループする。そこで、飲料に対応する圧力パター
ンを選択して設定し、ステップＳ３に進む。また、圧力
切替スイッチ７がオンされていなければ圧力パターン設
定済として（分岐Ｎ）、ステップＳ３へ進む。
どうかをＣＰＵ９が判断し（ステップＳ１）、オンされ
たときには（分岐Ｙ）、ステップＳ２へ進み、先述した
とおり、圧力切替スイッチ７がオンされるたびに圧力パ
ターンがＨｉｇｈ→Ｍｉｄｄｌｅ→Ｌｏｗ→Ｈｉｇｈの
順番でループする。そこで、飲料に対応する圧力パター
ンを選択して設定し、ステップＳ３に進む。また、圧力
切替スイッチ７がオンされていなければ圧力パターン設
定済として（分岐Ｎ）、ステップＳ３へ進む。
【００１９】次に、飲料の注出があるかどうかをＣＰＵ
９が判断し（ステップＳ３）、注出があれば（分岐
Ｙ）、ステップＳ４へ進み温度センサ５の信号により飲
料温度を検出する。その検出温度と先に圧力切替スイッ
チ７により設定された圧力パターンとに基づき、上述の
ようにあらかじめ記憶させてある飲料温度と適正圧力の
対応表より適正圧力を読み出し（ステップＳ５）、その
圧力に見合った圧力制御信号を圧力調整器３へ出力す
る。（ステップＳ６） 次に、飲料の注出終了かどうかを判断し（ステップＳ
７）、終了していなければ（分岐Ｎ）ステップＳ６へ戻
り、終了なら（分岐Ｙ）圧力を落として終了する。（ス
テップＳ８） なお、先のステップＳ３で、飲料の注出がないときには
（分岐Ｎ）、ステップＳ１へ戻り、圧力切替スイッチ７
の入力、飲料注出の入力を待つ。
９が判断し（ステップＳ３）、注出があれば（分岐
Ｙ）、ステップＳ４へ進み温度センサ５の信号により飲
料温度を検出する。その検出温度と先に圧力切替スイッ
チ７により設定された圧力パターンとに基づき、上述の
ようにあらかじめ記憶させてある飲料温度と適正圧力の
対応表より適正圧力を読み出し（ステップＳ５）、その
圧力に見合った圧力制御信号を圧力調整器３へ出力す
る。（ステップＳ６） 次に、飲料の注出終了かどうかを判断し（ステップＳ
７）、終了していなければ（分岐Ｎ）ステップＳ６へ戻
り、終了なら（分岐Ｙ）圧力を落として終了する。（ス
テップＳ８） なお、先のステップＳ３で、飲料の注出がないときには
（分岐Ｎ）、ステップＳ１へ戻り、圧力切替スイッチ７
の入力、飲料注出の入力を待つ。
【００２０】なお、先述したような、ＲＯＭやＲＡＭに
記憶させた基本パターンに掛ける倍率を設定する場合に
は、温度センサによる飲料温度に対応する圧力を基本パ
ターンから検索し、その圧力値に設定倍率を掛けた値を
適正圧力として、上述と同様に圧力制御信号を出力する
ようにする。以上の制御により、飲料の種類に対応して
選択、設定した圧力パターンに対する適正圧力で飲料の
注出ができる。
記憶させた基本パターンに掛ける倍率を設定する場合に
は、温度センサによる飲料温度に対応する圧力を基本パ
ターンから検索し、その圧力値に設定倍率を掛けた値を
適正圧力として、上述と同様に圧力制御信号を出力する
ようにする。以上の制御により、飲料の種類に対応して
選択、設定した圧力パターンに対する適正圧力で飲料の
注出ができる。
【００２１】
【発明の効果】この発明によれば、飲料温度に対する圧
力制御のパターンを数種類用意し、それを飲料に合わせ
て設定することにより、常に飲料に対して適正な圧力で
飲料の注出ができる。したがって、飲料の品質が損なわ
れるおそれがない。あるいは、飲料注出時に、基本パタ
ーンの圧力値に所定倍率を掛けることにより、その飲料
の圧力パターンに近似のパターンが得られるので、上記
と同様に、飲料の種類に対応して適正な圧力で飲料の注
出ができる。この場合には、記憶手段は基本パターンだ
け記憶すればよいので、データの記憶容量が節約でき
る。
力制御のパターンを数種類用意し、それを飲料に合わせ
て設定することにより、常に飲料に対して適正な圧力で
飲料の注出ができる。したがって、飲料の品質が損なわ
れるおそれがない。あるいは、飲料注出時に、基本パタ
ーンの圧力値に所定倍率を掛けることにより、その飲料
の圧力パターンに近似のパターンが得られるので、上記
と同様に、飲料の種類に対応して適正な圧力で飲料の注
出ができる。この場合には、記憶手段は基本パターンだ
け記憶すればよいので、データの記憶容量が節約でき
る。
【図１】この発明の一実施例である発泡飲料注出装置を
示す構成ブロック図
示す構成ブロック図
【図２】飲料温度とガス圧力の対応パターンを選択、設
定する設定部を例示する図
定する設定部を例示する図
【図３】図１の発明の実施例のシステム構成を示すブロ
ック図
ック図
【図４】図１の発明に基づく動作を示すフローチャート
【図５】飲料温度とガス圧力の対応関係を例示する図
１…飲料容器、２…炭酸ガスボンベ、３…ガス圧力調整
器、４…飲料注出弁、５…温度センサ、６…制御装置、
７…圧力切替スイッチ、８Ａ〜８Ｃ…圧力パターン表示
ランプ、９…ＣＰＵ、１０…ＲＯＭ、１１…ＲＡＭ、１
２…Ｉ／Ｏポート、１３…Ａ／Ｄコンバータ、１４…Ｄ
／Ａコンバータ、１５…電流出力インタフェース、１６
…リレー
器、４…飲料注出弁、５…温度センサ、６…制御装置、
７…圧力切替スイッチ、８Ａ〜８Ｃ…圧力パターン表示
ランプ、９…ＣＰＵ、１０…ＲＯＭ、１１…ＲＡＭ、１
２…Ｉ／Ｏポート、１３…Ａ／Ｄコンバータ、１４…Ｄ
／Ａコンバータ、１５…電流出力インタフェース、１６
…リレー
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B67D 1/12
G07F 13/00
Claims (2)
- 【請求項１】ガス供給源から飲料容器内に供給されるガ
ス圧力により飲料を注出する発泡飲料注出装置におい
て、 飲料温度を検出する飲料温度検出手段と、 夫々飲料温度に対応するガス圧力の圧力パターンを複数
種類記憶する圧力パターン記憶手段と、 該圧力パターン記憶手段に記憶された複数の圧力パター
ンのうちから飲料を注出するのに最適な圧力パターンを
選択し設定する圧力パターン設定手段と、 ガス圧力を調整するガス圧力調整手段と、 飲料温度検出手段により検出された飲料温度と、圧力パ
ターン設定手段により設定された圧力パターンとに基づ
き、その飲料温度に対するガス圧力を圧力パターン記憶
手段から検索し、ガス圧力調整手段に指示する制御手段
とを備えたことを特徴とする発泡飲料注出装置。 - 【請求項２】ガス供給源から飲料容器内に供給されるガ
ス圧力により飲料を注出する発泡飲料注出装置におい
て、 飲料温度を検出する飲料温度検出手段と、 飲料温度とガス圧力の関係を示す圧力パターンを記憶す
る圧力パターン記憶手段と、 該圧力パターン記憶手段に記憶された圧力パターンにつ
いて、各飲料温度に対するガス圧力値に掛ける所定倍率
を設定する圧力倍率設定手段と、 ガス圧力を調整するガス圧力調整手段と、 飲料温度検出手段により検出された飲料温度に対するガ
ス圧力を、圧力パターン記憶手段から検索し、圧力倍率
設定手段により設定された所定倍率をそのガス圧力に掛
けた圧力値を、ガス圧力調整手段に指示する制御手段と
を備えたことを特徴とする発泡飲料注出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27074894A JP3387239B2 (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | 発泡飲料注出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27074894A JP3387239B2 (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | 発泡飲料注出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08133397A JPH08133397A (ja) | 1996-05-28 |
| JP3387239B2 true JP3387239B2 (ja) | 2003-03-17 |
Family
ID=17490435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27074894A Expired - Fee Related JP3387239B2 (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | 発泡飲料注出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3387239B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102006047524A1 (de) | 2006-10-07 | 2008-04-17 | Khs Ag | Verfahren sowie Vorrichtung zum Ausschenken und/oder Lagerung von Produkten, insbesondere Getränken |
| IT201700033574A1 (it) * | 2017-03-27 | 2018-09-27 | Ali Group Srl Carpigiani | Connettore per il collegamento di un contenitore di prodotti alimentari liquidi o semi-liquidi e macchina comprendente detto connettore e contenitore. |
-
1994
- 1994-11-04 JP JP27074894A patent/JP3387239B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08133397A (ja) | 1996-05-28 |
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