JPH0585594A - 発泡飲料の自動定量注出装置並びに発泡飲料注出装置における容器内ガス圧力制御装置 - Google Patents
発泡飲料の自動定量注出装置並びに発泡飲料注出装置における容器内ガス圧力制御装置Info
- Publication number
- JPH0585594A JPH0585594A JP3249778A JP24977891A JPH0585594A JP H0585594 A JPH0585594 A JP H0585594A JP 3249778 A JP3249778 A JP 3249778A JP 24977891 A JP24977891 A JP 24977891A JP H0585594 A JPH0585594 A JP H0585594A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- beverage
- container
- pouring
- valve
- gas pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B67—OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
- B67D—DISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B67D1/00—Apparatus or devices for dispensing beverages on draught
- B67D1/08—Details
- B67D1/12—Flow or pressure control devices or systems, e.g. valves, gas pressure control, level control in storage containers
- B67D1/127—Froth control
- B67D1/1272—Froth control preventing froth
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B67—OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
- B67D—DISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B67D1/00—Apparatus or devices for dispensing beverages on draught
- B67D1/04—Apparatus utilising compressed air or other gas acting directly or indirectly on beverages in storage containers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B67—OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
- B67D—DISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B67D1/00—Apparatus or devices for dispensing beverages on draught
- B67D1/08—Details
- B67D1/0889—Supports
- B67D1/0894—Supports for the vessel to be filled
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B67—OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
- B67D—DISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B67D1/00—Apparatus or devices for dispensing beverages on draught
- B67D1/08—Details
- B67D1/12—Flow or pressure control devices or systems, e.g. valves, gas pressure control, level control in storage containers
- B67D1/1202—Flow control, e.g. for controlling total amount or mixture ratio of liquids to be dispensed
- B67D1/1234—Flow control, e.g. for controlling total amount or mixture ratio of liquids to be dispensed to determine the total amount
- B67D1/1238—Flow control, e.g. for controlling total amount or mixture ratio of liquids to be dispensed to determine the total amount comprising means for detecting the liquid level in vessels to be filled, e.g. using ultrasonic waves, optical reflexion, probes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B67—OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
- B67D—DISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B67D1/00—Apparatus or devices for dispensing beverages on draught
- B67D1/08—Details
- B67D1/12—Flow or pressure control devices or systems, e.g. valves, gas pressure control, level control in storage containers
- B67D1/1202—Flow control, e.g. for controlling total amount or mixture ratio of liquids to be dispensed
- B67D1/1234—Flow control, e.g. for controlling total amount or mixture ratio of liquids to be dispensed to determine the total amount
- B67D1/124—Flow control, e.g. for controlling total amount or mixture ratio of liquids to be dispensed to determine the total amount the flow being started or stopped by means actuated by the vessel to be filled, e.g. by switches, weighing
Landscapes
- Devices For Dispensing Beverages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】容器から発泡飲料が溢出することなく容器一杯
に満たされた状態で注出でき、発泡量も適切に制御でき
常に安定した状態で注出できるようにした。 【構成】容器19の載置台26を予め設定した傾斜角に傾け
て容器19を傾け、発泡飲料を容器19の壁に沿わせて発泡
を抑制しながら注出し、液面検知装置31より予め設定し
た第1の液位まで泡または液面が上昇してきたことを検
知して載置台26を直立状態に戻し、注出口8 との落差を
つけて注出し、必要な発泡量を得る。第2の液位まで泡
が上昇しないうちに演算された注出時間が終了したら注
出弁6 が閉じるが泡付弁7 を開いて第2の液位まで泡付
けをして注出を終了する。または、算出された注出時間
が終了しないうちに第2の液位間で泡または液面が上昇
した時、注出弁6 と泡付弁7 を閉じる。このように最終
的に容器19の直立した状態で容器19の予め設定された液
位まできたら注出を停止させる。
に満たされた状態で注出でき、発泡量も適切に制御でき
常に安定した状態で注出できるようにした。 【構成】容器19の載置台26を予め設定した傾斜角に傾け
て容器19を傾け、発泡飲料を容器19の壁に沿わせて発泡
を抑制しながら注出し、液面検知装置31より予め設定し
た第1の液位まで泡または液面が上昇してきたことを検
知して載置台26を直立状態に戻し、注出口8 との落差を
つけて注出し、必要な発泡量を得る。第2の液位まで泡
が上昇しないうちに演算された注出時間が終了したら注
出弁6 が閉じるが泡付弁7 を開いて第2の液位まで泡付
けをして注出を終了する。または、算出された注出時間
が終了しないうちに第2の液位間で泡または液面が上昇
した時、注出弁6 と泡付弁7 を閉じる。このように最終
的に容器19の直立した状態で容器19の予め設定された液
位まできたら注出を停止させる。
Description
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に生ビールのように
飲料容器から炭酸ガス圧力により飲料を圧出して注出分
配する発泡飲料の自動定量注出装置並びに発泡飲料注出
装置における容器内ガス圧力制御装置に関する。
飲料容器から炭酸ガス圧力により飲料を圧出して注出分
配する発泡飲料の自動定量注出装置並びに発泡飲料注出
装置における容器内ガス圧力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動定量注出装置により扱われる炭酸ガ
スを含有する発泡飲料として、生ビール、コーラ、ジュ
ースなど各種あるが、ここでは、生ビールを例として説
明する。従来、生ビールを飲料容器としての生ビール樽
から定量注出する自動定量注出装置としては、図10に
示すような自動定量注出装置が知られている。すなわ
ち、注出装置本体a内には、冷凍装置bと冷却水槽cが
設けられている。
スを含有する発泡飲料として、生ビール、コーラ、ジュ
ースなど各種あるが、ここでは、生ビールを例として説
明する。従来、生ビールを飲料容器としての生ビール樽
から定量注出する自動定量注出装置としては、図10に
示すような自動定量注出装置が知られている。すなわ
ち、注出装置本体a内には、冷凍装置bと冷却水槽cが
設けられている。
【0003】冷却水槽c内の冷却水dは、冷凍装置bよ
り冷却される。冷却水槽c内には、飲料冷却管としての
ビール冷却管eが配設されており、冷却水dと熱交換す
るようになっている。
り冷却される。冷却水槽c内には、飲料冷却管としての
ビール冷却管eが配設されており、冷却水dと熱交換す
るようになっている。
【0004】ビール冷却管eの一端は注出弁fに接続さ
れており、この注出弁fには注出口gが取り付けられて
いる。また、ビール冷却管eの他端は注出装置本体a外
の飲料導入管としてのビール導入管hに接続されてい
る。
れており、この注出弁fには注出口gが取り付けられて
いる。また、ビール冷却管eの他端は注出装置本体a外
の飲料導入管としてのビール導入管hに接続されてい
る。
【0005】また、飲料容器である生ビール樽iの飲料
取出口部jには、ディスペンスヘッドkが着脱可能に装
着されている。このディスペンスヘッドkは、生ビール
樽i内に設けられてる図示していないサイフォン管に接
続されており、ディスペンスヘッドkの上端は、ビール
導入管hと連通している。また、炭酸ガス供給源である
炭酸ガスボンベmに取付けられた減圧弁nは、ガス導管
oを介してディスペンスヘッドkのガス導入口pと接続
されている。一方、注出口gの下方には、ジョッキなど
の容器qが載置できる載置台rがある。
取出口部jには、ディスペンスヘッドkが着脱可能に装
着されている。このディスペンスヘッドkは、生ビール
樽i内に設けられてる図示していないサイフォン管に接
続されており、ディスペンスヘッドkの上端は、ビール
導入管hと連通している。また、炭酸ガス供給源である
炭酸ガスボンベmに取付けられた減圧弁nは、ガス導管
oを介してディスペンスヘッドkのガス導入口pと接続
されている。一方、注出口gの下方には、ジョッキなど
の容器qが載置できる載置台rがある。
【0006】また、注出装置本体a内の上部には、例え
ばタイマー装置からなる制御装置sが配設されていると
ともに注出装置本体aの全面上部には注出釦tが配設さ
れている。そして、制御装置sは、注出釦tが押される
と注出弁fを容器qのサイズに見合った時間だけ開くよ
うに弁駆動装置uを制御するようになっている。つぎ
に、前記の装置における炭酸飲料である生ビールの注出
操作について説明する。
ばタイマー装置からなる制御装置sが配設されていると
ともに注出装置本体aの全面上部には注出釦tが配設さ
れている。そして、制御装置sは、注出釦tが押される
と注出弁fを容器qのサイズに見合った時間だけ開くよ
うに弁駆動装置uを制御するようになっている。つぎ
に、前記の装置における炭酸飲料である生ビールの注出
操作について説明する。
【0007】まず、生ビールを注出するには、減圧弁n
を用いて炭酸ガスボンベm内の炭酸ガスを減圧して、ガ
ス導管o、ディスペンスヘッドkを介して生ビール樽i
に供給する。これにより、生ビール樽i内は炭酸ガス圧
力により加圧された状態となる。そして、注出弁fを開
くことにより生ビール樽i内に収納されている生ビール
は生ビール導入管h、生ビール冷却管eを通って注出口
gから容器q内に注出されることになる。なお、注出さ
れた生ビールは、容器q内に液と泡が所定量注出される
ことが好ましく、これにより生ビールの風味が大きく左
右される。
を用いて炭酸ガスボンベm内の炭酸ガスを減圧して、ガ
ス導管o、ディスペンスヘッドkを介して生ビール樽i
に供給する。これにより、生ビール樽i内は炭酸ガス圧
力により加圧された状態となる。そして、注出弁fを開
くことにより生ビール樽i内に収納されている生ビール
は生ビール導入管h、生ビール冷却管eを通って注出口
gから容器q内に注出されることになる。なお、注出さ
れた生ビールは、容器q内に液と泡が所定量注出される
ことが好ましく、これにより生ビールの風味が大きく左
右される。
【0008】生ビール樽i内の生ビールに作用させる炭
酸ガス圧力を一定(減圧弁nの調整圧力を常に一定)に
しておくと、ビール導管hやビール冷却管e内を通過さ
せて生ビールを注出弁fを介して注出する場合、管路抵
抗が一定であるので注出速度は一定となる。ジョッキ等
の容器qのサイズに合せて制御装置sより注出時間を設
定するだけで注出釦tを操作して常に定量の注出が可能
となる。
酸ガス圧力を一定(減圧弁nの調整圧力を常に一定)に
しておくと、ビール導管hやビール冷却管e内を通過さ
せて生ビールを注出弁fを介して注出する場合、管路抵
抗が一定であるので注出速度は一定となる。ジョッキ等
の容器qのサイズに合せて制御装置sより注出時間を設
定するだけで注出釦tを操作して常に定量の注出が可能
となる。
【0009】なお、図示していないが異なるサイズの容
器qを併用して生ビールを分配注出する場合、異なるサ
イズの容器qの数に相応する注出釦(選別スイッチ)t
…を備え、各注出釦t…を操作することにより容器qの
サイズに見合う時間だけ注出弁fを開き、各々の容器q
一杯に定量注ぎできるように構成されていた。
器qを併用して生ビールを分配注出する場合、異なるサ
イズの容器qの数に相応する注出釦(選別スイッチ)t
…を備え、各注出釦t…を操作することにより容器qの
サイズに見合う時間だけ注出弁fを開き、各々の容器q
一杯に定量注ぎできるように構成されていた。
【0010】しかしながら、従来の装置ではジョッキな
どの容器qを手持ちして注出するため、注出の度に容器
qと注出弁fの注出口gとの位置関係(高さ、傾け角
度)が異なり生ビールの泡の制御は結果的に係員の手加
減にかかっていた。
どの容器qを手持ちして注出するため、注出の度に容器
qと注出弁fの注出口gとの位置関係(高さ、傾け角
度)が異なり生ビールの泡の制御は結果的に係員の手加
減にかかっていた。
【0011】生ビールの泡の立ち具合を人手によって調
整する方法、すなわち、上手な注ぎ方としては、容器q
と注出口gとの距離を近付け、注出口gに対し容器qを
約45度位の角度に傾けて保持し生ビールを容器qの内
壁に沿わせるようにして注ぎ込み、容器qから溢出しな
いように次第に容器qを直立させていき満杯になるまで
注ぎ出す。
整する方法、すなわち、上手な注ぎ方としては、容器q
と注出口gとの距離を近付け、注出口gに対し容器qを
約45度位の角度に傾けて保持し生ビールを容器qの内
壁に沿わせるようにして注ぎ込み、容器qから溢出しな
いように次第に容器qを直立させていき満杯になるまで
注ぎ出す。
【0012】この時、泡量が少ない時は、注出の途中に
容器qと注出口gとの距離(落差)を大きくとって高い
位置から生ビールを落下させて恣意的に泡をたて泡量を
制御する方法が取られていた。
容器qと注出口gとの距離(落差)を大きくとって高い
位置から生ビールを落下させて恣意的に泡をたて泡量を
制御する方法が取られていた。
【0013】このため、容器qのサイズに見合った時間
だけ注出弁fを開くという定量注出の制御がされていて
も容器qの受け方で発泡量が異なるため高度な技術を要
していた。
だけ注出弁fを開くという定量注出の制御がされていて
も容器qの受け方で発泡量が異なるため高度な技術を要
していた。
【0014】周知のように生ビール中には、炭酸ガスが
2.4 〜2.9vol含有されており、生ビールの温度に対
して適応した圧力をかけておかないと炭酸ガスが遊離発
泡したり或いは逆に炭酸ガスが生ビール中に過度に吸収
されて著しい味覚の低下をきたすことになる。
2.4 〜2.9vol含有されており、生ビールの温度に対
して適応した圧力をかけておかないと炭酸ガスが遊離発
泡したり或いは逆に炭酸ガスが生ビール中に過度に吸収
されて著しい味覚の低下をきたすことになる。
【0015】一般的には、10℃の生ビールには1kg/
cm2 、20℃の生ビールには2kg/cm2 、また、30℃
の生ビールには3kg/cm2 の炭酸ガス圧力をかけておく
と炭酸ガス含有量が維持できる。このように、温度と圧
力の条件がある条件下では安定であるが、生ビールを注
出する際のように流動状態におかれると条件の均衡が破
れて炭酸ガスが遊離し発泡する。
cm2 、20℃の生ビールには2kg/cm2 、また、30℃
の生ビールには3kg/cm2 の炭酸ガス圧力をかけておく
と炭酸ガス含有量が維持できる。このように、温度と圧
力の条件がある条件下では安定であるが、生ビールを注
出する際のように流動状態におかれると条件の均衡が破
れて炭酸ガスが遊離し発泡する。
【0016】また、ジョッキ等の容器qに注出する際、
容器qに注出弁fの注出口gを近づけて生ビールの注出
落下する落差を小さくして注出すると発泡は少なく、大
きくとると発泡量が多くなる。発泡の度合いは、生ビー
ルの流動速度および流動状況と関連し、流動速度が遅い
ときは発泡は穏やかであり、速度が早いときは発泡も急
激になる。
容器qに注出弁fの注出口gを近づけて生ビールの注出
落下する落差を小さくして注出すると発泡は少なく、大
きくとると発泡量が多くなる。発泡の度合いは、生ビー
ルの流動速度および流動状況と関連し、流動速度が遅い
ときは発泡は穏やかであり、速度が早いときは発泡も急
激になる。
【0017】以上のことを鑑みて生ビールのような発泡
飲料を定量注出する場合、制御装置sとして単に容器q
に見合った時間だけ注出弁fを開くといったことだけで
は不完全であり、生ビールの温度に応じて生ビール樽i
に供給する炭酸ガス圧力を変更する必要があり、それに
伴って注出弁fの「開」時間も変更する必要がある。ま
た、容器qの傾け角度など生ビールの受け方も調整する
必要がある、これを人為的に再調整するには、非常に煩
わしい操作である。
飲料を定量注出する場合、制御装置sとして単に容器q
に見合った時間だけ注出弁fを開くといったことだけで
は不完全であり、生ビールの温度に応じて生ビール樽i
に供給する炭酸ガス圧力を変更する必要があり、それに
伴って注出弁fの「開」時間も変更する必要がある。ま
た、容器qの傾け角度など生ビールの受け方も調整する
必要がある、これを人為的に再調整するには、非常に煩
わしい操作である。
【0018】また、生ビールが完全な液状で容器qに注
出されれば容器サイズに応じた時間だけ注出弁fを開く
という制御で定量注出できるが、前述したように注出の
際に発泡を伴うため、仮に発泡が著しい注出状態の場
合、時間だけの制御では、決められた時間内注出弁fが
閉じないため、容器qから生ビールが溢出してしまうこ
とになり制御不良となる等の問題がある。
出されれば容器サイズに応じた時間だけ注出弁fを開く
という制御で定量注出できるが、前述したように注出の
際に発泡を伴うため、仮に発泡が著しい注出状態の場
合、時間だけの制御では、決められた時間内注出弁fが
閉じないため、容器qから生ビールが溢出してしまうこ
とになり制御不良となる等の問題がある。
【0019】生ビールの発泡量が、生ビールの温度や炭
酸ガス圧力や注出速度(流動速度)や注出落差等によっ
て異なるため容器サイズと時間の関係だけでは容器qが
一杯に満たされた状態で注出弁fを閉じるという制御が
困難となる。
酸ガス圧力や注出速度(流動速度)や注出落差等によっ
て異なるため容器サイズと時間の関係だけでは容器qが
一杯に満たされた状態で注出弁fを閉じるという制御が
困難となる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の装
置は、容器から発泡飲料が溢出することなく容器一杯に
満たされた状態で注出することが極めて困難であり、ま
た、発泡飲料の発泡量を適切に制御して注出することが
困難であった。
置は、容器から発泡飲料が溢出することなく容器一杯に
満たされた状態で注出することが極めて困難であり、ま
た、発泡飲料の発泡量を適切に制御して注出することが
困難であった。
【0021】本発明は前記事情に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、発泡飲料の温度に見合っ
た適正な炭酸ガス圧力の自動調整が確実に行なえて、飲
料内に溶存する炭酸ガス量を常に適正な状態に保つこと
ができ、かつ、容器から発泡飲料が溢出することなく容
器一杯に満たされた状態で注出でき、発泡量も適切に制
御でき常に安定した状態で注出できるようにした発泡飲
料の自動定量注出装置並びに注出装置における容器内ガ
ス圧力制御装置を提供しようとするものである。 [発明の構成]
で、その目的とするところは、発泡飲料の温度に見合っ
た適正な炭酸ガス圧力の自動調整が確実に行なえて、飲
料内に溶存する炭酸ガス量を常に適正な状態に保つこと
ができ、かつ、容器から発泡飲料が溢出することなく容
器一杯に満たされた状態で注出でき、発泡量も適切に制
御でき常に安定した状態で注出できるようにした発泡飲
料の自動定量注出装置並びに注出装置における容器内ガ
ス圧力制御装置を提供しようとするものである。 [発明の構成]
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するための第1の手段として、炭酸ガスを含有する発
泡飲料を収納した飲料容器内にガス供給源よりガス導入
管を介して炭酸ガスを供給し、この炭酸ガスの圧力によ
り飲料を飲料導入管を介して注出弁と泡付弁に導き容器
内に分配注出する発泡飲料注出装置において、前記飲料
の温度を検知する温度検知手段と、前記ガス導入管を介
して飲料容器内に供給する炭酸ガスの圧力を調整するガ
ス圧力調整手段と、前記温度検知手段の温度情報から飲
料容器内の飲料の温度を算出し、この飲料温度に見合っ
た適正なガス圧力が飲料容器内にかかるように前記ガス
圧力調整手段を制御するガス圧力制御装置と、前記ガス
圧力調整手段により調整したガス圧力を検知して前記ガ
ス圧力制御装置に適正であるか否かをフィードバックす
るガス圧力検知手段と、前記容器を載置する載置台と、
この載置台を傾斜させる台傾斜駆動装置と、前記載置台
に載置された容器内への飲料の注出を開始するための信
号を入力する注出開始入力手段と、前記容器内に注出さ
れる飲料の泡又は液面を検知する液面検知装置と、前記
注出弁を開閉駆動する注出弁駆動装置と、前記泡付弁を
開閉駆動する泡付弁駆動装置と、前記台傾斜駆動装置と
注出弁駆動装置と泡付弁駆動装置とを前記ガス圧力検知
手段および前記液面検知装置からの信号により制御する
制御装置とを具備し、前記制御装置は、前記注入開始入
力手段の投入により前記ガス圧力検知手段からの信号を
受けて前記飲料容器に供給される炭酸ガス圧力に応じて
飲料の注出時間を演算し、前記載置台の台傾斜駆動装置
を傾斜駆動させ前記容器を傾斜保持して前記注出弁駆動
装置を作動させ前記注出弁を開いて飲料を容器内に注出
させ、前記液面検知装置により前記容器内に注出される
飲料の泡または液面が予め設定された第1の液位まで上
昇してきたことが検知されると前記台傾斜駆動装置を作
動させ前記載置台を直立に戻して前記容器を直立させ、
前記演算された注出時間が終了した時に前記注出弁駆動
装置を作動させて前記注出弁を閉じ前記液面検知装置に
より予め設定された第2の液位まで前記泡付弁駆動装置
により、泡付弁を開いて泡出しをして、前記第2の液位
まで泡面が上昇してきたことが検知されると前記泡付弁
を閉じるように制御する構成としたものである。
決するための第1の手段として、炭酸ガスを含有する発
泡飲料を収納した飲料容器内にガス供給源よりガス導入
管を介して炭酸ガスを供給し、この炭酸ガスの圧力によ
り飲料を飲料導入管を介して注出弁と泡付弁に導き容器
内に分配注出する発泡飲料注出装置において、前記飲料
の温度を検知する温度検知手段と、前記ガス導入管を介
して飲料容器内に供給する炭酸ガスの圧力を調整するガ
ス圧力調整手段と、前記温度検知手段の温度情報から飲
料容器内の飲料の温度を算出し、この飲料温度に見合っ
た適正なガス圧力が飲料容器内にかかるように前記ガス
圧力調整手段を制御するガス圧力制御装置と、前記ガス
圧力調整手段により調整したガス圧力を検知して前記ガ
ス圧力制御装置に適正であるか否かをフィードバックす
るガス圧力検知手段と、前記容器を載置する載置台と、
この載置台を傾斜させる台傾斜駆動装置と、前記載置台
に載置された容器内への飲料の注出を開始するための信
号を入力する注出開始入力手段と、前記容器内に注出さ
れる飲料の泡又は液面を検知する液面検知装置と、前記
注出弁を開閉駆動する注出弁駆動装置と、前記泡付弁を
開閉駆動する泡付弁駆動装置と、前記台傾斜駆動装置と
注出弁駆動装置と泡付弁駆動装置とを前記ガス圧力検知
手段および前記液面検知装置からの信号により制御する
制御装置とを具備し、前記制御装置は、前記注入開始入
力手段の投入により前記ガス圧力検知手段からの信号を
受けて前記飲料容器に供給される炭酸ガス圧力に応じて
飲料の注出時間を演算し、前記載置台の台傾斜駆動装置
を傾斜駆動させ前記容器を傾斜保持して前記注出弁駆動
装置を作動させ前記注出弁を開いて飲料を容器内に注出
させ、前記液面検知装置により前記容器内に注出される
飲料の泡または液面が予め設定された第1の液位まで上
昇してきたことが検知されると前記台傾斜駆動装置を作
動させ前記載置台を直立に戻して前記容器を直立させ、
前記演算された注出時間が終了した時に前記注出弁駆動
装置を作動させて前記注出弁を閉じ前記液面検知装置に
より予め設定された第2の液位まで前記泡付弁駆動装置
により、泡付弁を開いて泡出しをして、前記第2の液位
まで泡面が上昇してきたことが検知されると前記泡付弁
を閉じるように制御する構成としたものである。
【0023】また、第2の手段として、炭酸ガスを含有
する発泡飲料を収納した飲料容器内にガス供給源よりガ
ス導入管を介して炭酸ガスを供給し、この炭酸ガスの圧
力により飲料を飲料導入管を介して注出弁に導き容器内
に分配注出する発泡飲料注出装置において、前記飲料の
温度を検知する温度検知手段と、前記ガス導入管を介し
て飲料容器内に供給する炭酸ガスの圧力を調整するガス
圧力調整手段と、前記温度検知手段の温度情報から飲料
容器内の飲料の温度を算出し、この飲料温度に見合った
適正なガス圧力が飲料容器内にかかるように前記ガス圧
力調整手段を制御するガス圧力制御装置と、前記ガス圧
力調整手段により調整したガス圧力を検知して前記ガス
圧力制御装置に適正であるか否かをフィードバックする
ガス圧力検知手段と、前記容器を載置する載置台と、こ
の載置台を傾斜させる台傾斜駆動装置と、前記載置台に
載置された容器内への飲料の注出を開始するための信号
を入力する注出開始入力手段と、前記容器内に注出され
る飲料の泡又は液面を検知する液面検知装置と、前記注
出弁を開閉駆動および半開駆動する注出弁駆動装置と、
前記台傾斜駆動装置と前記注出弁駆動装置とを前記ガス
圧力検知手段および前記液面検知装置からの信号により
制御する制御装置とを具備し、前記制御装置は、前記注
入開始入力手段の投入により前記ガス圧力検知手段から
の信号を受け前記飲料容器に供給される炭酸ガス圧力に
応じて飲料の注出時間を演算し、前記載置台の台傾斜駆
動装置を傾斜駆動させ前記容器を傾斜保持して、前記注
出弁駆動装置を作動させ前記注出弁を開いて飲料を容器
内に注出させ、前記液面検知装置により前記容器内に注
出される飲料の泡または液面が予め設定された第1の位
置まできたことが検知されると前記台傾斜駆動装置を作
動させ前記載置台を直立に戻して前記容器を直立させ、
前記演算された注出時間が終了した時、前記注出弁駆動
装置を作動させ前記注出弁を全閉し前記液面検知装置に
より予め設定された第2の液位まで注出弁駆動装置を作
動させ前記注出弁を半開して泡出しをして泡面が前記第
2の液位に上昇してきたことを検知した信号を受けて前
記注出弁駆動装置を作動させ前記注出弁を閉じるように
制御する構成としたものである。
する発泡飲料を収納した飲料容器内にガス供給源よりガ
ス導入管を介して炭酸ガスを供給し、この炭酸ガスの圧
力により飲料を飲料導入管を介して注出弁に導き容器内
に分配注出する発泡飲料注出装置において、前記飲料の
温度を検知する温度検知手段と、前記ガス導入管を介し
て飲料容器内に供給する炭酸ガスの圧力を調整するガス
圧力調整手段と、前記温度検知手段の温度情報から飲料
容器内の飲料の温度を算出し、この飲料温度に見合った
適正なガス圧力が飲料容器内にかかるように前記ガス圧
力調整手段を制御するガス圧力制御装置と、前記ガス圧
力調整手段により調整したガス圧力を検知して前記ガス
圧力制御装置に適正であるか否かをフィードバックする
ガス圧力検知手段と、前記容器を載置する載置台と、こ
の載置台を傾斜させる台傾斜駆動装置と、前記載置台に
載置された容器内への飲料の注出を開始するための信号
を入力する注出開始入力手段と、前記容器内に注出され
る飲料の泡又は液面を検知する液面検知装置と、前記注
出弁を開閉駆動および半開駆動する注出弁駆動装置と、
前記台傾斜駆動装置と前記注出弁駆動装置とを前記ガス
圧力検知手段および前記液面検知装置からの信号により
制御する制御装置とを具備し、前記制御装置は、前記注
入開始入力手段の投入により前記ガス圧力検知手段から
の信号を受け前記飲料容器に供給される炭酸ガス圧力に
応じて飲料の注出時間を演算し、前記載置台の台傾斜駆
動装置を傾斜駆動させ前記容器を傾斜保持して、前記注
出弁駆動装置を作動させ前記注出弁を開いて飲料を容器
内に注出させ、前記液面検知装置により前記容器内に注
出される飲料の泡または液面が予め設定された第1の位
置まできたことが検知されると前記台傾斜駆動装置を作
動させ前記載置台を直立に戻して前記容器を直立させ、
前記演算された注出時間が終了した時、前記注出弁駆動
装置を作動させ前記注出弁を全閉し前記液面検知装置に
より予め設定された第2の液位まで注出弁駆動装置を作
動させ前記注出弁を半開して泡出しをして泡面が前記第
2の液位に上昇してきたことを検知した信号を受けて前
記注出弁駆動装置を作動させ前記注出弁を閉じるように
制御する構成としたものである。
【0024】また、第3の手段として、炭酸ガスを含有
する発泡飲料を収納した飲料容器内にガス供給源よりガ
ス導入管を介して炭酸ガスを供給し、この炭酸ガスの圧
力により、飲料を飲料導入管を介して注出弁に導き容器
内に分配注出する発泡飲料注出装置に使用する容器内ガ
ス圧力制御装置において、前記飲料の温度を検知する温
度検知手段と、前記ガス供給源から供給される炭酸ガス
を前記ガス導入管を介して前記飲料容器内への供給を供
給、停止するガス圧力調整手段と、前記温度検知手段の
温度情報から、前記飲料容器内の飲料の温度を算出し、
この飲料の温度に見合った適正なガス圧力が飲料容器内
にかかるように前記ガス圧力調整手段を制御するガス圧
力制御装置と、前記飲料容器内に作用させるガス圧力を
検知して前記ガス圧力制御装置に適正であるか否かをフ
ィードバックするガス圧力検知手段とを具備してなる構
成としたものである。
する発泡飲料を収納した飲料容器内にガス供給源よりガ
ス導入管を介して炭酸ガスを供給し、この炭酸ガスの圧
力により、飲料を飲料導入管を介して注出弁に導き容器
内に分配注出する発泡飲料注出装置に使用する容器内ガ
ス圧力制御装置において、前記飲料の温度を検知する温
度検知手段と、前記ガス供給源から供給される炭酸ガス
を前記ガス導入管を介して前記飲料容器内への供給を供
給、停止するガス圧力調整手段と、前記温度検知手段の
温度情報から、前記飲料容器内の飲料の温度を算出し、
この飲料の温度に見合った適正なガス圧力が飲料容器内
にかかるように前記ガス圧力調整手段を制御するガス圧
力制御装置と、前記飲料容器内に作用させるガス圧力を
検知して前記ガス圧力制御装置に適正であるか否かをフ
ィードバックするガス圧力検知手段とを具備してなる構
成としたものである。
【0025】
【作用】すなわち、本発明は、第1の手段によれば、発
泡飲料の温度に見合った適正な炭酸ガス圧力の自動調整
が確実に行なえ飲料内に溶存する炭酸ガス量を常に適正
な状態に保つことができる。
泡飲料の温度に見合った適正な炭酸ガス圧力の自動調整
が確実に行なえ飲料内に溶存する炭酸ガス量を常に適正
な状態に保つことができる。
【0026】また、容器の載置台を予め設定した傾斜角
に傾けて容器を傾け、発泡飲料を容器の壁に沿わせるよ
うに流下させて発泡を抑制しながら注出し、液面検知装
置より予め設定した第1の液位まで泡または液面が上昇
してきたことを検知して載置台を直立状態に戻し、注出
口との落差をつけて注出し、必要な発泡量を得る。第2
の液位まで泡が上昇しないうちに演算された注出時間が
終了したら注出弁が閉じるが泡付弁を開いて第二の液位
まで泡付けをして注出を終了する。このように最終的に
容器の直立した状態で容器の予め設定された液位までき
たら注出弁および泡付弁を閉じ注出を停止させるように
したから、容器から発泡飲料が溢出することなく容器一
杯に満たされた状態で注出することができる。このた
め、従来装置のように容器を手加減で傾けたり、注出口
との落差をつけたりするものに比べ、自動的に液量と泡
量の比率を適正に制御して注出できるため注出操作が簡
単かつ確実である。
に傾けて容器を傾け、発泡飲料を容器の壁に沿わせるよ
うに流下させて発泡を抑制しながら注出し、液面検知装
置より予め設定した第1の液位まで泡または液面が上昇
してきたことを検知して載置台を直立状態に戻し、注出
口との落差をつけて注出し、必要な発泡量を得る。第2
の液位まで泡が上昇しないうちに演算された注出時間が
終了したら注出弁が閉じるが泡付弁を開いて第二の液位
まで泡付けをして注出を終了する。このように最終的に
容器の直立した状態で容器の予め設定された液位までき
たら注出弁および泡付弁を閉じ注出を停止させるように
したから、容器から発泡飲料が溢出することなく容器一
杯に満たされた状態で注出することができる。このた
め、従来装置のように容器を手加減で傾けたり、注出口
との落差をつけたりするものに比べ、自動的に液量と泡
量の比率を適正に制御して注出できるため注出操作が簡
単かつ確実である。
【0027】また、第2の手段によれば、注出弁の開、
半開、および閉動作により、液量と泡量の注出制御が行
え、泡付弁を使用することなく、第1の手段と同様な注
出動作が可能となる。
半開、および閉動作により、液量と泡量の注出制御が行
え、泡付弁を使用することなく、第1の手段と同様な注
出動作が可能となる。
【0028】また、第3の手段によれば、飲料の温度を
検知する温度検知手段の温度情報から、飲料容器内の飲
料の温度を算出し、この飲料の温度に見合った適正なガ
ス圧力が飲料容器内にかかるようにでき、飲料内に溶存
する炭酸ガス量を常に適正な状態に保つことが可能とな
る。
検知する温度検知手段の温度情報から、飲料容器内の飲
料の温度を算出し、この飲料の温度に見合った適正なガ
ス圧力が飲料容器内にかかるようにでき、飲料内に溶存
する炭酸ガス量を常に適正な状態に保つことが可能とな
る。
【0029】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は本発明による生ビールの自動定量
注出装置の基本構成を示すものである。
して説明する。図1は本発明による生ビールの自動定量
注出装置の基本構成を示すものである。
【0030】図1中1は注出装置本体であり、この注出
装置本体1内には冷凍装置2と、冷却水槽3が設けられ
ている。冷却水槽3内の冷却水4は冷凍装置2により冷
却される。冷却水槽3内には、飲料冷却管としてのビー
ル冷却管5が配設されており、冷却水4と熱交換するよ
うになっている。ビール冷却管5の一端は注出弁6と泡
付弁7に分岐して接続されており、各々に注出口8と注
出口9が取付けられている。また、ビール冷却管5の他
端は飲料導入管としてのビール導入管11に接続されて
いる。
装置本体1内には冷凍装置2と、冷却水槽3が設けられ
ている。冷却水槽3内の冷却水4は冷凍装置2により冷
却される。冷却水槽3内には、飲料冷却管としてのビー
ル冷却管5が配設されており、冷却水4と熱交換するよ
うになっている。ビール冷却管5の一端は注出弁6と泡
付弁7に分岐して接続されており、各々に注出口8と注
出口9が取付けられている。また、ビール冷却管5の他
端は飲料導入管としてのビール導入管11に接続されて
いる。
【0031】また、飲料容器である生ビール樽12の飲
料取出口にはディスペンスヘッド23が着脱可能に装着
されている。このディスペンスヘッド23は生ビール樽
12内に設けられている図示していないサイフォン管に
接続されており、ディスペンスヘッド23の上端はビー
ル導入管11と連通している。また、炭酸ガス供給源で
ある炭酸ガスボンベ13に取付けられた定圧弁14はガ
ス導管15a、ガス開閉弁16、およびガス導管15b
を介して、ディスペンスヘッド23のガス導入口18と
接続されている。17はガス圧力検知手段である圧力セ
ンサである。
料取出口にはディスペンスヘッド23が着脱可能に装着
されている。このディスペンスヘッド23は生ビール樽
12内に設けられている図示していないサイフォン管に
接続されており、ディスペンスヘッド23の上端はビー
ル導入管11と連通している。また、炭酸ガス供給源で
ある炭酸ガスボンベ13に取付けられた定圧弁14はガ
ス導管15a、ガス開閉弁16、およびガス導管15b
を介して、ディスペンスヘッド23のガス導入口18と
接続されている。17はガス圧力検知手段である圧力セ
ンサである。
【0032】一方、注出口8と注出口9は注出装置本体
1の前面側中央部に形成された凹所に臨んでおり、その
下方にはジョッキ等の容器19が載置できる容器支持手
段25が設けられている。容器支持手段25は載置台2
6と、この載置台26を傾斜させるリニアヘッド付ステ
ッピングモータからなる台傾斜駆動装置27からなる。
載置台26はL字状を呈し、その垂直板部の裏面上端部
を軸28を介して凹所の垂直壁面部に枢着することによ
り回動可能となっている。
1の前面側中央部に形成された凹所に臨んでおり、その
下方にはジョッキ等の容器19が載置できる容器支持手
段25が設けられている。容器支持手段25は載置台2
6と、この載置台26を傾斜させるリニアヘッド付ステ
ッピングモータからなる台傾斜駆動装置27からなる。
載置台26はL字状を呈し、その垂直板部の裏面上端部
を軸28を介して凹所の垂直壁面部に枢着することによ
り回動可能となっている。
【0033】また、台傾斜駆動装置27は、突没可能な
リニアヘッド27aと、このリニアヘッド27aを駆動
するステッピングモータ27bからなる。台傾斜駆動装
置27のステッピングモータ27bを駆動することによ
り、リニアヘッド27aが突出して載置台26の垂直板
部の裏面を押し、載置台26が図中二点鎖線で示すよう
に軸28を回動支点として傾斜するようになっている。
リニアヘッド27aと、このリニアヘッド27aを駆動
するステッピングモータ27bからなる。台傾斜駆動装
置27のステッピングモータ27bを駆動することによ
り、リニアヘッド27aが突出して載置台26の垂直板
部の裏面を押し、載置台26が図中二点鎖線で示すよう
に軸28を回動支点として傾斜するようになっている。
【0034】また、注出装置本体1内の上部には、制御
装置30とガス圧力制御装置40が配設されている。制
御装置30は詳しく図示していないがマイクロコンピュ
ータを内蔵しており、図2に示すように、前記台傾斜駆
動装置27および注出弁6を開閉操作する電磁弁からな
る注出弁駆動装置21、および泡付弁7を開閉操作する
電磁弁からなる泡付弁駆動装置22と電気的に接続され
ており、各々を制御できるようになっている。
装置30とガス圧力制御装置40が配設されている。制
御装置30は詳しく図示していないがマイクロコンピュ
ータを内蔵しており、図2に示すように、前記台傾斜駆
動装置27および注出弁6を開閉操作する電磁弁からな
る注出弁駆動装置21、および泡付弁7を開閉操作する
電磁弁からなる泡付弁駆動装置22と電気的に接続され
ており、各々を制御できるようになっている。
【0035】さらに、制御装置30には、注出装置本体
1の上部前面に配置された注出開始入力手段である注出
釦20、および注出装置本体1の背面に配置されたガス
圧力検知手段である圧力センサ17、および後述する液
面検知装置31が電気的に接続されており、各々の検知
信号を制御装置30に入力できるようになっている。
1の上部前面に配置された注出開始入力手段である注出
釦20、および注出装置本体1の背面に配置されたガス
圧力検知手段である圧力センサ17、および後述する液
面検知装置31が電気的に接続されており、各々の検知
信号を制御装置30に入力できるようになっている。
【0036】ガス圧力制御装置40は、図3に示すよう
にビール導入管11に設けた温度センサ41、およびガ
ス導管15aとガス導管15bとの間に設けたガス圧力
調整手段としてのガス開閉弁16、およびガス開閉弁1
6を開いてガス導管15bより生ビール樽12へ供給さ
れるガス圧力を検知するガス圧力検知手段である圧力セ
ンサ17、及び注出釦20と電気的に接続されており、
温度センサ41、圧力センサ17の検知信号が各々入力
されるようになっている。
にビール導入管11に設けた温度センサ41、およびガ
ス導管15aとガス導管15bとの間に設けたガス圧力
調整手段としてのガス開閉弁16、およびガス開閉弁1
6を開いてガス導管15bより生ビール樽12へ供給さ
れるガス圧力を検知するガス圧力検知手段である圧力セ
ンサ17、及び注出釦20と電気的に接続されており、
温度センサ41、圧力センサ17の検知信号が各々入力
されるようになっている。
【0037】ガス圧力制御装置40は詳しく図示してい
ないがマイクロコンピュータを内蔵しており、予め温度
と圧力の関係を記憶させておき温度センサ41の検知信
号に応じて生ビール樽12に供給する炭酸ガス圧力を演
算し、演算値と圧力センサ17の検知信号を比較し、こ
の比較値が零となるようガス開閉弁16を開閉制御し
て、炭酸ガスボンベ13内の炭酸ガスを定圧弁14を介
して導入し生ビール樽12内のガス圧力を生ビールの温
度に応じた演算値に制御する。生ビール樽12内のガス
圧力は注出釦20の入力信号によって補正されるように
なっている。
ないがマイクロコンピュータを内蔵しており、予め温度
と圧力の関係を記憶させておき温度センサ41の検知信
号に応じて生ビール樽12に供給する炭酸ガス圧力を演
算し、演算値と圧力センサ17の検知信号を比較し、こ
の比較値が零となるようガス開閉弁16を開閉制御し
て、炭酸ガスボンベ13内の炭酸ガスを定圧弁14を介
して導入し生ビール樽12内のガス圧力を生ビールの温
度に応じた演算値に制御する。生ビール樽12内のガス
圧力は注出釦20の入力信号によって補正されるように
なっている。
【0038】前記液面検知装置31は、反射型光センサ
などの光電式のものからなり、図4に示すように検出距
離によって異なる受光量を電気信号(図4では電圧)に
変換し、電気信号の大きさにより容器19内の生ビール
の液面、または泡面高さを検知するものである。制御装
置30に液面検知装置31の電気信号が入力され、この
電気信号に基づいて制御装置30により前記台傾斜駆動
装置27の注出弁6や泡付弁7の駆動装置が駆動制御さ
れるようになっている。
などの光電式のものからなり、図4に示すように検出距
離によって異なる受光量を電気信号(図4では電圧)に
変換し、電気信号の大きさにより容器19内の生ビール
の液面、または泡面高さを検知するものである。制御装
置30に液面検知装置31の電気信号が入力され、この
電気信号に基づいて制御装置30により前記台傾斜駆動
装置27の注出弁6や泡付弁7の駆動装置が駆動制御さ
れるようになっている。
【0039】つぎに、この様に構成された自動定量注出
装置の動作について図5ないし図6のフローチャートを
加えて説明する。先ず、図1において予め定圧弁14を
用いて炭酸ガスボンベ13内の炭酸ガスを減圧しガス導
管15aに導入する。ビール導入管11部に設けた温度
センサ41の検知信号がガス圧力制御装置40に入力さ
れており、マイクロコンピューターにより生ビール樽1
2に供給する炭酸ガス圧力を演算し、ガス開閉弁16を
開きガス導管15b部に設けた圧力センサ17が圧力を
検出する。
装置の動作について図5ないし図6のフローチャートを
加えて説明する。先ず、図1において予め定圧弁14を
用いて炭酸ガスボンベ13内の炭酸ガスを減圧しガス導
管15aに導入する。ビール導入管11部に設けた温度
センサ41の検知信号がガス圧力制御装置40に入力さ
れており、マイクロコンピューターにより生ビール樽1
2に供給する炭酸ガス圧力を演算し、ガス開閉弁16を
開きガス導管15b部に設けた圧力センサ17が圧力を
検出する。
【0040】この圧力センサ17の検出値と演算値を比
較し、この比較値が零となるようガス開閉弁16を開閉
して、温度センサ41で後述するように検出した温度に
応じた演算値の圧力に制御する。炭酸ガスはガス導管1
5bからディスペンスヘッド23を介して生ビール樽1
2に供給する。そして、この炭酸ガス圧力により生ビー
ル樽12内の生ビールを注出可能な状態とする。ガス圧
力の制御については図5のフローチャートで示すように
注出押釦20の投入ごとに補正されるようになってい
る。
較し、この比較値が零となるようガス開閉弁16を開閉
して、温度センサ41で後述するように検出した温度に
応じた演算値の圧力に制御する。炭酸ガスはガス導管1
5bからディスペンスヘッド23を介して生ビール樽1
2に供給する。そして、この炭酸ガス圧力により生ビー
ル樽12内の生ビールを注出可能な状態とする。ガス圧
力の制御については図5のフローチャートで示すように
注出押釦20の投入ごとに補正されるようになってい
る。
【0041】ビール導入管11の温度センサ41の検知
信号により生ビール樽12内の生ビールの温度を測定す
る方法としては、ビール導入管11におけるビール注出
前のビール温度と単位時間注出後のビール温度を温度セ
ンサ41で測定し、その時の温度変化率と生ビール樽1
2内の生ビールの温度との関係を予めデータとしてガス
圧を制御装置30に記憶させておき、この記憶されたデ
ータに基づき、ビール導入管11で得られた温度情報か
ら生ビール樽12内の温度を算出する方法を採用してい
る。
信号により生ビール樽12内の生ビールの温度を測定す
る方法としては、ビール導入管11におけるビール注出
前のビール温度と単位時間注出後のビール温度を温度セ
ンサ41で測定し、その時の温度変化率と生ビール樽1
2内の生ビールの温度との関係を予めデータとしてガス
圧を制御装置30に記憶させておき、この記憶されたデ
ータに基づき、ビール導入管11で得られた温度情報か
ら生ビール樽12内の温度を算出する方法を採用してい
る。
【0042】図1では温度センサ41をビール導入管1
1に設けた例で示したが、別な方法として、図示してい
ないが温度センサ41を生ビール樽12の外表面に貼り
つける等、接触させて生ビール樽12の表面温度を測定
し生ビールの温度を算出する方法でも実施できる。この
ようにして生ビール樽12内には生ビールの温度に見合
った圧力の炭酸ガスが供給される。
1に設けた例で示したが、別な方法として、図示してい
ないが温度センサ41を生ビール樽12の外表面に貼り
つける等、接触させて生ビール樽12の表面温度を測定
し生ビールの温度を算出する方法でも実施できる。この
ようにして生ビール樽12内には生ビールの温度に見合
った圧力の炭酸ガスが供給される。
【0043】そして、生ビールを注出するに当たって載
置台26の上にジョッキ等の容器19を載置する。この
時、載置台26は図7に示すように傾斜状態になってお
らず、容器19が直立状態に載置される。この後、図6
のステップS1で示すように注出釦20を押すことにな
る。ステップS2 としては液面検知装置31で検知する
予め設定する第1の液位(ジョッキ等の容器19を傾斜
保持し生ビールを容器19内に注出する時、溢出しそう
になる液面または泡面の液位)として制御装置30に図
4の液面検知装置31の出力特性から図8に示した検出
距離H1 の電気信号として予め入力する。
置台26の上にジョッキ等の容器19を載置する。この
時、載置台26は図7に示すように傾斜状態になってお
らず、容器19が直立状態に載置される。この後、図6
のステップS1で示すように注出釦20を押すことにな
る。ステップS2 としては液面検知装置31で検知する
予め設定する第1の液位(ジョッキ等の容器19を傾斜
保持し生ビールを容器19内に注出する時、溢出しそう
になる液面または泡面の液位)として制御装置30に図
4の液面検知装置31の出力特性から図8に示した検出
距離H1 の電気信号として予め入力する。
【0044】ステップS3 は同様に容器19に満杯に生
ビールを注出するため最終的に生ビールまたは泡の注出
を停止する第2の液位で図9に示した検出距離H2 の電
気信号として制御装置30に予め入力する。ステップS
4 で示すように圧力センサ17により生ビール樽12に
供給される炭酸ガス圧力が検知されマイクロコンピュー
ターを設けてなる制御装置30に入力される。
ビールを注出するため最終的に生ビールまたは泡の注出
を停止する第2の液位で図9に示した検出距離H2 の電
気信号として制御装置30に予め入力する。ステップS
4 で示すように圧力センサ17により生ビール樽12に
供給される炭酸ガス圧力が検知されマイクロコンピュー
ターを設けてなる制御装置30に入力される。
【0045】これにより、ステップS5 で示すように容
器19の容積に合せて生ビールの注出時間として注出弁
6の開時間、すなわち、注出弁駆動装置21のオン時間
が演算され、かつ、ステップS6 で示すように台傾斜駆
動装置27が作動して図8に示すように載置台26を傾
斜駆動し、容器19を注出弁6の注出口8に対して傾斜
して保持する。
器19の容積に合せて生ビールの注出時間として注出弁
6の開時間、すなわち、注出弁駆動装置21のオン時間
が演算され、かつ、ステップS6 で示すように台傾斜駆
動装置27が作動して図8に示すように載置台26を傾
斜駆動し、容器19を注出弁6の注出口8に対して傾斜
して保持する。
【0046】ついで、制御装置30により、ステップS
7 で示すように注出弁駆動装置21が「オン」して注出
弁6が開き生ビールが注出口8から容器19内に注出さ
れる。容器19内に注出された生ビールは容器19の内
壁を沿うようにして、緩やかに流下し、容器19内に貯
液される。このとき、注出の際、生ビールから一部炭酸
ガスが遊離発泡し、容器19内の上面側に泡層を形成す
る。そして、液面及び泡面が上昇する。
7 で示すように注出弁駆動装置21が「オン」して注出
弁6が開き生ビールが注出口8から容器19内に注出さ
れる。容器19内に注出された生ビールは容器19の内
壁を沿うようにして、緩やかに流下し、容器19内に貯
液される。このとき、注出の際、生ビールから一部炭酸
ガスが遊離発泡し、容器19内の上面側に泡層を形成す
る。そして、液面及び泡面が上昇する。
【0047】ステップS8 で示すようにステップS2 で
設定した液面検知装置31の第1の液位まで、液面およ
び泡面が上昇してきたとき、液面検知装置31がこれを
検知し、制御装置30に信号を送り、制御装置30はこ
の検知信号を受けてステップS9 で示すように台傾斜駆
動装置27を「オフ」に制御して、容器の載置台26お
よび容器19が図9のように直立状態に戻す。
設定した液面検知装置31の第1の液位まで、液面およ
び泡面が上昇してきたとき、液面検知装置31がこれを
検知し、制御装置30に信号を送り、制御装置30はこ
の検知信号を受けてステップS9 で示すように台傾斜駆
動装置27を「オフ」に制御して、容器の載置台26お
よび容器19が図9のように直立状態に戻す。
【0048】容器19を直立させると、傾斜時よりも容
器19内の液面または泡面の位置がH3 まで下降するた
め生ビールはさらに注出される。そして、ステップS10
で示すようにステップS3 で予め設定された第2の液位
まで液面または泡面が上昇してきたことを液面検知装置
31が検知し、この検知信号を受けて制御装置30はス
テップS14,S15で示すように注出弁駆動装置21およ
び泡付弁駆動装置22を順次オフ制御し、注出弁6およ
び泡付弁7を閉じ生ビールの注出を停止し終了する。
器19内の液面または泡面の位置がH3 まで下降するた
め生ビールはさらに注出される。そして、ステップS10
で示すようにステップS3 で予め設定された第2の液位
まで液面または泡面が上昇してきたことを液面検知装置
31が検知し、この検知信号を受けて制御装置30はス
テップS14,S15で示すように注出弁駆動装置21およ
び泡付弁駆動装置22を順次オフ制御し、注出弁6およ
び泡付弁7を閉じ生ビールの注出を停止し終了する。
【0049】液面検知装置31が第2の液位を検知して
いない場合には、ステップS11で示すように、ステップ
S5 で演算した注出弁6の開時間が経過していない時は
生ビールは注出され続けステップS10とステップS11を
ループし第2の液位まで液面及び泡面が上昇してきたこ
とを液面検知装置31が検知しステップS14で示すよう
に注出弁駆動装置21がオフ制御されて注出弁6が閉
じ、泡付弁駆動装置22がオフ制御されて泡付弁7が閉
じ、生ビールの注出サイクルを終了する。
いない場合には、ステップS11で示すように、ステップ
S5 で演算した注出弁6の開時間が経過していない時は
生ビールは注出され続けステップS10とステップS11を
ループし第2の液位まで液面及び泡面が上昇してきたこ
とを液面検知装置31が検知しステップS14で示すよう
に注出弁駆動装置21がオフ制御されて注出弁6が閉
じ、泡付弁駆動装置22がオフ制御されて泡付弁7が閉
じ、生ビールの注出サイクルを終了する。
【0050】ステップS10とステップS11をループ中に
ステップS5 で演算された注出弁開時間が終了した時、
ステップS12で示すように注出弁駆動装置21が「オ
フ」となり注出弁6が閉止する。
ステップS5 で演算された注出弁開時間が終了した時、
ステップS12で示すように注出弁駆動装置21が「オ
フ」となり注出弁6が閉止する。
【0051】一方、ステップS13で示すように、注出弁
駆動装置21が「オフ」した後、泡付弁駆動装置22が
「オン」になって泡付弁7が開き、泡が容器19内に注
出され容器19内に泡面が上昇し、液面検知装置31が
第2の液位を検知し、この信号を受けて制御装置30は
ステップS15で示すように泡付弁駆動装置22を「オ
フ」にして泡付弁7を閉じ、生ビールの注出、泡の注出
を終了する。
駆動装置21が「オフ」した後、泡付弁駆動装置22が
「オン」になって泡付弁7が開き、泡が容器19内に注
出され容器19内に泡面が上昇し、液面検知装置31が
第2の液位を検知し、この信号を受けて制御装置30は
ステップS15で示すように泡付弁駆動装置22を「オ
フ」にして泡付弁7を閉じ、生ビールの注出、泡の注出
を終了する。
【0052】液面検知装置31は、例えば図4に示した
ように検出距離によって異なる電気信号が得られるため
大きさの異なる容器19に種々注ぎ分ける場合は、容器
19の種類の数に対応して複数の注出釦20……を設け
て制御装置30に入力できるように接続しておき、各々
の注出釦20の信号によって容器19に対応して、予め
制御装置30のマイクロコンピューターに液面検知装置
31の第1の液位、第2の液位の設定を記憶させてお
く。同様に注出弁6の開時間も容器19、液面検知装置
の第1の液位、第2の液位の設定と対応して演算値を記
憶させておき、容器サイズに応じて所定の注出釦20を
選択的に押すことにより、容器の大きさにかかわらず容
器から溢出させることなく生ビールを注出できる。
ように検出距離によって異なる電気信号が得られるため
大きさの異なる容器19に種々注ぎ分ける場合は、容器
19の種類の数に対応して複数の注出釦20……を設け
て制御装置30に入力できるように接続しておき、各々
の注出釦20の信号によって容器19に対応して、予め
制御装置30のマイクロコンピューターに液面検知装置
31の第1の液位、第2の液位の設定を記憶させてお
く。同様に注出弁6の開時間も容器19、液面検知装置
の第1の液位、第2の液位の設定と対応して演算値を記
憶させておき、容器サイズに応じて所定の注出釦20を
選択的に押すことにより、容器の大きさにかかわらず容
器から溢出させることなく生ビールを注出できる。
【0053】なお、上述の一実施例において、液面検知
装置31を光反射型センサ等の光電式のものとしたが、
これに限らず、例えば超音波式等の他の形式のものを使
用することもできる。
装置31を光反射型センサ等の光電式のものとしたが、
これに限らず、例えば超音波式等の他の形式のものを使
用することもできる。
【0054】また、台傾斜駆動装置27としてリニアヘ
ッド27aとステッピングモータ27bからなるリニア
ヘッド付ステッピングモータ27で構成したが、例えば
プッシャ付ソレノイド、エアーシリンダ、その他機械的
な機構であっても良い。また、注出弁駆動装置21、泡
付弁駆動装置22を電磁式としたがエアシリンダ等の他
の装置であっても良い。
ッド27aとステッピングモータ27bからなるリニア
ヘッド付ステッピングモータ27で構成したが、例えば
プッシャ付ソレノイド、エアーシリンダ、その他機械的
な機構であっても良い。また、注出弁駆動装置21、泡
付弁駆動装置22を電磁式としたがエアシリンダ等の他
の装置であっても良い。
【0055】泡付弁7は、詳しくは図示していないが、
弁ポートの開口率を可変調節できるようにしておけばビ
ールの泡質を制御することができる。泡付弁7は、弁ポ
ートの小さい開閉弁を用いるか、あるいは開閉弁に絞り
要素を組合せて実施できる。この絞り要素を可変にして
おくことにより泡質を調節できる。
弁ポートの開口率を可変調節できるようにしておけばビ
ールの泡質を制御することができる。泡付弁7は、弁ポ
ートの小さい開閉弁を用いるか、あるいは開閉弁に絞り
要素を組合せて実施できる。この絞り要素を可変にして
おくことにより泡質を調節できる。
【0056】また、前述の一実施例の説明において、注
出弁6と泡付弁7を各々別に設けたものについて説明し
てきたが、これに限るものでなく、例えば、注出弁6を
全開、半開、全閉の三位置制御できるような例えば実開
平2−8799号公報にみられるようなビール注出弁を
用い、この注出弁を弁駆動装置により全開、半開、全閉
の制御を行い、泡付弁7を用いること無く、生ビールの
液注出と泡出しの切換えを制御してもよい。
出弁6と泡付弁7を各々別に設けたものについて説明し
てきたが、これに限るものでなく、例えば、注出弁6を
全開、半開、全閉の三位置制御できるような例えば実開
平2−8799号公報にみられるようなビール注出弁を
用い、この注出弁を弁駆動装置により全開、半開、全閉
の制御を行い、泡付弁7を用いること無く、生ビールの
液注出と泡出しの切換えを制御してもよい。
【0057】また、飲料容器(生ビール樽)12に作用
させる炭酸ガスのガス圧力調整手段として単に炭酸ガス
を供給、停止するガス開閉弁として説明してきたが、例
えばステッピングモーター等で駆動され飲料の温度検知
手段の温度情報から飲料容器内の飲料の温度を算出し、
この飲料の温度に見合った信号を受けてステッピング動
作し減圧度合いを可変に調整できるような自動圧力調整
弁を用いてもよい。その他、本発明は上記実施例に限ら
ず、要旨を変えない範囲で種々変形実施可能なことは勿
論である。
させる炭酸ガスのガス圧力調整手段として単に炭酸ガス
を供給、停止するガス開閉弁として説明してきたが、例
えばステッピングモーター等で駆動され飲料の温度検知
手段の温度情報から飲料容器内の飲料の温度を算出し、
この飲料の温度に見合った信号を受けてステッピング動
作し減圧度合いを可変に調整できるような自動圧力調整
弁を用いてもよい。その他、本発明は上記実施例に限ら
ず、要旨を変えない範囲で種々変形実施可能なことは勿
論である。
【0058】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、発泡飲料の温度に見合った適正な炭酸ガス圧力の自
動調整が確実に行なえて、飲料内に溶存する炭酸ガス量
を常に適正な状態に保つことができ、かつ、容器から発
泡飲料が溢出することなく容器一杯に満たされた状態で
注出でき、発泡量も適切に制御でき常に安定した状態で
注出できる。さらに、1台の装置で1個または異なるサ
イズの複数の容器を併用しても各々の容器から発泡飲料
を溢出すること無く容器一杯に満たされた状態で注出す
ることができる発泡飲料の自動定量注出装置並びに発泡
飲料注出装置における容器内ガス圧力制御装置を提供で
きるといった効果を奏する。
ば、発泡飲料の温度に見合った適正な炭酸ガス圧力の自
動調整が確実に行なえて、飲料内に溶存する炭酸ガス量
を常に適正な状態に保つことができ、かつ、容器から発
泡飲料が溢出することなく容器一杯に満たされた状態で
注出でき、発泡量も適切に制御でき常に安定した状態で
注出できる。さらに、1台の装置で1個または異なるサ
イズの複数の容器を併用しても各々の容器から発泡飲料
を溢出すること無く容器一杯に満たされた状態で注出す
ることができる発泡飲料の自動定量注出装置並びに発泡
飲料注出装置における容器内ガス圧力制御装置を提供で
きるといった効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例を示す概略的構成図。
【図2】同じく制御系を示すブロック図。
【図3】同じく制御系を示すブロック図。
【図4】同じく制御系の要部の特性を説明する図。
【図5】同じく注出動作状態を示すフローチャート図。
【図6】同じく注出動作状態を示すフローチャート図。
【図7】同じく注出動作状態を説明する図。
【図8】同じく注出動作状態を説明する図。
【図9】同じく注出動作状態を説明する図。
【図10】従来例を示す概略的構成図。
1…注出装置本体、2…冷凍装置、3…冷却水槽、4…
冷却水、5…ビール冷却管(飲料冷却管)、6…注出
弁、7…泡付弁、8…注出口、9…注出口、11…ビー
ル導入管(飲料導入管)、12…生ビ−ル樽(飲料容
器)、13…炭酸ガスボンベ(ガス供給源)、14…定
圧弁、15a,15b…ガス導管、16…ガス開閉弁
(ガス圧力調整手段)、17…圧力センサ(ガス圧力検
知手段)、19…容器、20…注出釦(注出開始入力手
段)、21…注出弁駆動装置、22…泡付弁駆動装置、
25…容器支持手段、26…載置台、27…台傾斜駆動
装置、30…制御装置、31…液面検知装置、40…ガ
ス圧力制御装置、41…温度センサ(温度検知手段)。
冷却水、5…ビール冷却管(飲料冷却管)、6…注出
弁、7…泡付弁、8…注出口、9…注出口、11…ビー
ル導入管(飲料導入管)、12…生ビ−ル樽(飲料容
器)、13…炭酸ガスボンベ(ガス供給源)、14…定
圧弁、15a,15b…ガス導管、16…ガス開閉弁
(ガス圧力調整手段)、17…圧力センサ(ガス圧力検
知手段)、19…容器、20…注出釦(注出開始入力手
段)、21…注出弁駆動装置、22…泡付弁駆動装置、
25…容器支持手段、26…載置台、27…台傾斜駆動
装置、30…制御装置、31…液面検知装置、40…ガ
ス圧力制御装置、41…温度センサ(温度検知手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊東 祐英 静岡県沼津市大岡2068の3 東芝機械株式 会社沼津事業所内 (72)発明者 龍光 義和 静岡県沼津市大岡2068の3 東芝機械株式 会社沼津事業所内
Claims (3)
- 【請求項1】 炭酸ガスを含有する発泡飲料を収納した
飲料容器内にガス供給源よりガス導入管を介して炭酸ガ
スを供給し、この炭酸ガスの圧力により飲料を飲料導入
管を介して注出弁と泡付弁に導き容器内に分配注出する
発泡飲料注出装置において、 前記飲料の温度を検知する温度検知手段と、 前記ガス導入管を介して飲料容器内に供給する炭酸ガス
の圧力を調整するガス圧力調整手段と、 前記温度検知手段の温度情報から飲料容器内の飲料の温
度を算出し、この飲料温度に見合った適正なガス圧力が
飲料容器内にかかるように前記ガス圧力調整手段を制御
するガス圧力制御装置と、 前記ガス圧力調整手段により調整したガス圧力を検知し
て前記ガス圧力制御装置に適正であるか否かをフィード
バックするガス圧力検知手段と、 前記容器を載置する載置台と、 この載置台を傾斜させる台傾斜駆動装置と、 前記載置台に載置された容器内への飲料の注出を開始す
るための信号を入力する注出開始入力手段と、 前記容器内に注出される飲料の泡又は液面を検知する液
面検知装置と、 前記注出弁を開閉駆動する注出弁駆動装置と、 前記泡付弁を開閉駆動する泡付弁駆動装置と、 前記台傾斜駆動装置と注出弁駆動装置と泡付弁駆動装置
とを、前記ガス圧力検知手段および前記液面検知装置か
らの信号により制御する制御装置と、を具備し、 前記制御装置は、前記注入開始入力手段の投入により前
記ガス圧力検知手段からの信号を受けて前記飲料容器に
供給される炭酸ガス圧力に応じて飲料の注出時間を演算
し、前記載置台の台傾斜駆動装置を傾斜駆動させ前記容
器を傾斜保持して前記注出弁駆動装置を作動させ前記注
出弁を開いて飲料を容器内に注出させ、前記液面検知装
置により前記容器内に注出される飲料の泡または液面が
予め設定された第1の液位まで上昇してきたことが検知
されると前記台傾斜駆動装置を作動させ前記載置台を直
立に戻して前記容器を直立させ、前記演算された注出時
間が終了した時に前記注出弁駆動装置を作動させて前記
注出弁を閉じ前記液面検知装置により予め設定された第
2の液位まで前記泡付弁駆動装置により、泡付弁を開い
て泡出しをして、前記第2の液位まで泡面が上昇してき
たことが検知されると前記泡付弁を閉じるように制御す
る構成としたことを特徴とする発泡飲料の自動定量注出
装置。 - 【請求項2】 炭酸ガスを含有する発泡飲料を収納した
飲料容器内にガス供給源よりガス導入管を介して炭酸ガ
スを供給し、この炭酸ガスの圧力により飲料を飲料導入
管を介して注出弁に導き容器内に分配注出する発泡飲料
注出装置において、 前記飲料の温度を検知する温度検知手段と、 前記ガス導入管を介して飲料容器内に供給する炭酸ガス
の圧力を調整するガス圧力調整手段と、 前記温度検知手段の温度情報から飲料容器内の飲料の温
度を算出し、この飲料温度に見合った適正なガス圧力が
飲料容器内にかかるように前記ガス圧力調整手段を制御
するガス圧力制御装置と、 前記ガス圧力調整手段により調整したガス圧力を検知し
て前記ガス圧力制御装置に適正であるか否かをフィード
バックするガス圧力検知手段と、 前記容器を載置する載置台と、 この載置台を傾斜させる台傾斜駆動装置と、 前記載置台に載置された容器内への飲料の注出を開始す
るための信号を入力する注出開始入力手段と、 前記容器内に注出される飲料の泡又は液面を検知する液
面検知装置と、 前記注出弁を開閉駆動および半開駆動する注出弁駆動装
置と、 前記台傾斜駆動装置と前記注出弁駆動装置とを前記ガス
圧力検知手段および前記液面検知装置からの信号により
制御する制御装置と、を具備し、 前記制御装置は、前記注入開始入力手段の投入により前
記ガス圧力検知手段からの信号を受け前記飲料容器に供
給される炭酸ガス圧力に応じて飲料の注出時間を演算
し、前記載置台の台傾斜駆動装置を傾斜駆動させ前記容
器を傾斜保持して、前記注出弁駆動装置を作動させ前記
注出弁を開いて飲料を容器内に注出させ、前記液面検知
装置により前記容器内に注出される飲料の泡または液面
が予め設定された第1の位置まできたことが検知される
と前記台傾斜駆動装置を作動させ前記載置台を直立に戻
して前記容器を直立させ、前記演算された注出時間が終
了した時、前記注出弁駆動装置を作動させ前記注出弁を
全閉し前記液面検知装置により予め設定された第2の液
位まで注出弁駆動装置を作動させ前記注出弁を半開して
泡出しをして泡面が前記第2の液位に上昇してきたこと
を検知した信号を受けて前記注出弁駆動装置を作動させ
前記注出弁を閉じるように制御する構成としたことを特
徴とする発泡飲料の自動定量注出装置。 - 【請求項3】 炭酸ガスを含有する発泡飲料を収納した
飲料容器内にガス供給源よりガス導入管を介して炭酸ガ
スを供給し、この炭酸ガスの圧力により、飲料を飲料導
入管を介して注出弁に導き容器内に分配注出する発泡飲
料注出装置に使用する容器内ガス圧力制御装置おいて、 前記飲料の温度を検知する温度検知手段と、 前記ガス供給源から供給される炭酸ガスを前記ガス導入
管を介して前記飲料容器内への供給、停止するガス圧力
調整手段と、 前記温度検知手段の温度情報から、前記飲料容器内の飲
料の温度を算出し、この飲料の温度に見合った適正なガ
ス圧力が飲料容器内にかかるように前記ガス圧力調整手
段を制御するガス圧力制御装置と、 前記飲料容器内に作用させるガス圧力を検知して前記ガ
ス圧力制御装置に適正であるか否かをフィードバックす
るガス圧力検知手段と、を具備してなることを特徴とし
た発泡飲料注出装置における容器内ガス圧力制御装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3249778A JP2960590B2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 発泡飲料の自動定量注出装置 |
US07/906,496 US5335705A (en) | 1991-09-27 | 1992-06-30 | Apparatus for dispensing a sparkling or bubbling beverage |
DE4222424A DE4222424A1 (de) | 1991-09-27 | 1992-07-08 | Vorrichtung zum ausschenken eines perlenden oder sprudelnden getraenks |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3249778A JP2960590B2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 発泡飲料の自動定量注出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0585594A true JPH0585594A (ja) | 1993-04-06 |
JP2960590B2 JP2960590B2 (ja) | 1999-10-06 |
Family
ID=17198090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3249778A Expired - Fee Related JP2960590B2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 発泡飲料の自動定量注出装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5335705A (ja) |
JP (1) | JP2960590B2 (ja) |
DE (1) | DE4222424A1 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002308391A (ja) * | 2001-04-16 | 2002-10-23 | Fuji Electric Co Ltd | 飲料ディスペンサ |
JP2003095395A (ja) * | 2001-09-17 | 2003-04-03 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 飲料ディスペンサ |
JP2008523518A (ja) * | 2004-12-14 | 2008-07-03 | ネステク ソシエテ アノニム | コーヒー自動販売機等の飲料自動販売機におけるカップの充填を制御するための装置および方法 |
JP2009156647A (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Asahi Breweries Ltd | ガス含有飲料のガス圧測定装置、ガス圧測定用の筐体、及び、ガス圧測定方法 |
Families Citing this family (80)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4430838C2 (de) * | 1994-08-31 | 1998-11-05 | Sig Combibloc Gmbh | Vorrichtung zum Füllen von Behältern mit einer Flüssigkeit |
JP2633820B2 (ja) * | 1995-06-16 | 1997-07-23 | ボッシュ包装機株式会社 | 液体の圧力充填方法 |
US5678617A (en) * | 1995-09-11 | 1997-10-21 | Kuykendal; Robert | Method and apparatus for making a drink hop along a bar or counter |
DE19632091C2 (de) * | 1996-08-08 | 2000-06-08 | Hans Holzmayr | Haltevorrichtung zur Abstützung eines Trinkgefäßes |
JP4324934B2 (ja) * | 2000-12-13 | 2009-09-02 | Smc株式会社 | 自動回収機構付き冷却液循環装置 |
US6698229B2 (en) | 2001-09-06 | 2004-03-02 | Manitowoc Foodservice Companies, Inc. | Low volume beverage dispenser |
GB0124780D0 (en) * | 2001-10-16 | 2001-12-05 | Imi Cornelius Uk Ltd | Beverage dispense apparatus |
GB2387835A (en) * | 2001-11-01 | 2003-10-29 | Mark Allen | Apparatus for controlling the orientation of a vessel while it is being filled |
US20060199648A1 (en) * | 2005-03-07 | 2006-09-07 | Mitchell Michael J | Gaming machine having convenience platform |
BE1016910A3 (nl) * | 2006-01-03 | 2007-09-04 | Daluwein Dirk | Een huishoudelijk automatisch multi bier uitdeeltoestel voorzien van een luchtdrukreservoir en een tilt systeem dat automatisch snelheid en inclinatiehoek van het bierglas aanpast tijdens het tappen. |
PT2189088E (pt) | 2006-06-16 | 2013-05-28 | Nestec Sa | Dispositivo de distribuição de bebidas com sistema de suporte e de recuperação de gotas para recipientes de diferentes dimensões |
WO2008010454A1 (fr) * | 2006-07-20 | 2008-01-24 | Hoshizaki Denki Kabushiki Kaisha | dispositif de versement de boisson |
EP1947169A1 (en) * | 2007-01-18 | 2008-07-23 | The Automation Partnership (Cambridge) Limited | Method of filling a flask |
EP2070454B1 (en) | 2007-12-12 | 2015-07-15 | Nestec S.A. | Beverage production machines comprising a plurality of core units |
US8800433B2 (en) | 2007-12-12 | 2014-08-12 | Nestec S.A. | Used capsule or pod receptacle for liquid food or beverage machines |
US8986253B2 (en) | 2008-01-25 | 2015-03-24 | Tandem Diabetes Care, Inc. | Two chamber pumps and related methods |
PT2276380E (pt) * | 2008-05-07 | 2013-08-23 | Nestec Sa | Receptáculo para cápsulas utilizadas para dispositivos de bebidas |
DE102008022438B4 (de) | 2008-05-07 | 2011-07-07 | Meitinger, Felix, 86485 | Gastronomie-Schankanlage und Hilfsvorrichtung dafür |
WO2009135821A1 (en) | 2008-05-08 | 2009-11-12 | Nestec S.A. | Setting the level of fill in a cup used with a beverage dispenser |
US8915177B2 (en) * | 2008-08-08 | 2014-12-23 | Nestec S.A. | Beverage machine with carrying handle and configurable appearance and side functions |
US8408421B2 (en) * | 2008-09-16 | 2013-04-02 | Tandem Diabetes Care, Inc. | Flow regulating stopcocks and related methods |
BRPI0920701A2 (pt) | 2008-10-03 | 2016-01-12 | Nestec Sa | interface amigável de usuário para máquina de bebida |
EP2427085B1 (en) | 2009-05-06 | 2016-09-21 | Nestec S.A. | Method for manufacturing beverage machines with simplified servicing |
US8758323B2 (en) | 2009-07-30 | 2014-06-24 | Tandem Diabetes Care, Inc. | Infusion pump system with disposable cartridge having pressure venting and pressure feedback |
JP2013503667A (ja) | 2009-09-02 | 2013-02-04 | ネステク ソシエテ アノニム | ネットワーク用飲料マシン |
CA2772988C (en) | 2009-09-09 | 2017-10-24 | Nestec S.A. | Beverage machine in a network |
BR112012010647A2 (pt) | 2009-11-05 | 2016-04-05 | Nestec Sa | diagnóstico remoto de máquinas de preparação de bebida |
US8876000B2 (en) | 2009-12-02 | 2014-11-04 | Nestec S.A. | Beverage preparation machine with touch menu functionality |
JP2013512698A (ja) | 2009-12-02 | 2013-04-18 | ネステク ソシエテ アノニム | 雰囲気模倣機能を有する飲料調製マシン |
PT2506746E (pt) | 2009-12-02 | 2015-07-07 | Nestec Sa | Máquina de preparação de bebidas compreendendo um sistema de leitura de cartões |
US9443373B2 (en) | 2009-12-02 | 2016-09-13 | Nestec S.A. | Beverage preparation machine comprising an extended user-advisory functionality |
US10078934B2 (en) | 2009-12-02 | 2018-09-18 | Nestec S.A. | Beverage preparation machine supporting a remote service functionality |
ES2433084T3 (es) | 2009-12-02 | 2013-12-09 | Nestec S.A. | Máquina para la preparación de bebidas con funcionalidad de compra virtual |
IT1399105B1 (it) * | 2010-03-30 | 2013-04-05 | Ali S P A Divisione Gbg | Macchina per la produzione e l'erogazione di prodotti alimentari ghiacciati |
ES2464775T3 (es) | 2010-05-21 | 2014-06-04 | Nestec S.A. | Mango ergonómico e interfaz de usuario |
JP5881683B2 (ja) | 2010-05-21 | 2016-03-09 | ネステク ソシエテ アノニム | 人間工学的なディスペンサインターフェース |
EP2571408B1 (en) | 2010-05-21 | 2014-05-21 | Nestec S.A. | Beverage machine with ergonomic water management |
CN103188972B (zh) | 2010-09-07 | 2015-08-05 | 雀巢产品技术援助有限公司 | 具有用户界面的人机工程学手柄 |
WO2012072764A1 (en) | 2010-12-01 | 2012-06-07 | Nestec S.A. | Ergonomic user-interface for motorised ingredient chamber |
RU2013129935A (ru) | 2010-12-01 | 2015-01-10 | Нестек С.А. | Простой интерфейс пользователя аппарата для приготовления напитков |
CA2819385A1 (en) | 2010-12-01 | 2012-06-07 | Nestec S.A. | Beverage machine with reliable user-indicator |
BR112014003918B1 (pt) * | 2011-08-19 | 2020-12-15 | Anheuser-Busch, Llc | Dispositivo de inclinação |
US9139413B2 (en) * | 2012-04-03 | 2015-09-22 | David J. Fedewa | Foam reducing container |
WO2013163482A1 (en) * | 2012-04-25 | 2013-10-31 | Bishel Richard Anthony | Motorized liquid dispenser |
US9180242B2 (en) | 2012-05-17 | 2015-11-10 | Tandem Diabetes Care, Inc. | Methods and devices for multiple fluid transfer |
US9555186B2 (en) | 2012-06-05 | 2017-01-31 | Tandem Diabetes Care, Inc. | Infusion pump system with disposable cartridge having pressure venting and pressure feedback |
US9173998B2 (en) | 2013-03-14 | 2015-11-03 | Tandem Diabetes Care, Inc. | System and method for detecting occlusions in an infusion pump |
ITMI20131278A1 (it) | 2013-07-30 | 2015-01-31 | Odl Srl | Sistema di controllo della spillatura di bevande gassate e non |
WO2015096998A1 (en) | 2013-12-23 | 2015-07-02 | Nestec S.A. | Simple ergonomic user-interface for a beverage machine |
DE102014106249A1 (de) | 2014-05-05 | 2015-11-05 | Clemens GOTTINGER | Schankanlage |
BR112017003657A2 (pt) * | 2014-08-22 | 2017-12-05 | Roasting Plant Inc | resfriador de bebidas e sistemas e métodos associados |
US9895667B2 (en) | 2015-05-05 | 2018-02-20 | Fizzics Group Llc | Carbonated fluid dispenser with ultrasonic foaming mechanism |
US9745187B2 (en) | 2015-05-05 | 2017-08-29 | Fizzics Group Llc | Carbonated fluid dispenser with ultrasonic foaming mechanism |
ES2609960B1 (es) * | 2015-10-21 | 2017-10-24 | José Antonio SÁNCHEZ ANDRADE | Sistema no portable de regulación de presión por temperatura para la dispensación de cerveza en estándares de calidad óptimos |
CN111960371A (zh) | 2015-11-25 | 2020-11-20 | 科拉温股份有限公司 | 具有控制器的饮料抽取器 |
US11795046B2 (en) | 2015-11-25 | 2023-10-24 | Coravin, Inc. | Beverage dispenser with container engagement features |
WO2017105552A1 (en) * | 2015-12-14 | 2017-06-22 | Fizzics Group Llc | Beer dispenser with ultrasonic foaming mechanism for bulk-storage container |
JP6995829B2 (ja) * | 2016-04-07 | 2022-01-17 | オー.ディー.エル. エセ.エッレ.エレ. | ガス含有飲料用のディスペンサ、分配方法およびコンピュータプログラム |
GB2550964B (en) * | 2016-06-03 | 2020-05-20 | Qualflow Systems Ltd | A method and system for dispensing carbonated beverages at increased speed |
US11540660B2 (en) | 2016-09-09 | 2023-01-03 | Societe Des Produits Nestle S.A. | Beverage machine with ergonomic handling |
US20180127255A1 (en) * | 2016-11-09 | 2018-05-10 | Bsh Hausgeraete Gmbh | Drink producing apparatus with filling level and/or vessel recognition device, household refrigeration apparatus as well as method for producing and dispensing a drink |
US20180127258A1 (en) * | 2016-11-09 | 2018-05-10 | Bsh Hausgeraete Gmbh | Drink producing apparatus with distance setting device, household refrigeration apparatus as well as method for producing and dispensing a drink |
JP6713123B2 (ja) * | 2016-11-29 | 2020-06-24 | アサヒビール株式会社 | 手動液体供給装置を自動液体供給装置に変換する変換装置、及び該変換装置に備わる取付板 |
US11344149B2 (en) | 2017-06-01 | 2022-05-31 | Societe Des Produits Nestle S.A. | Beverage machine with ergonomic power switch |
US11517136B2 (en) | 2017-06-01 | 2022-12-06 | Societe Des Produits Nestle S.A. | Beverage machine with a stabilizing foot |
EP3629853A1 (en) | 2017-06-01 | 2020-04-08 | Société des Produits Nestlé S.A. | Beverage machine with a collapsible interface |
WO2018219985A1 (en) | 2017-06-01 | 2018-12-06 | Nestec Sa | Beverage machine with a storable dispensing head |
WO2018229102A1 (en) | 2017-06-13 | 2018-12-20 | Nestec Sa | Beverage preparation machine with capsule recognition |
US11820641B2 (en) * | 2017-06-21 | 2023-11-21 | Pubinno, Inc. | Smart beer tap |
CN111655093B (zh) | 2018-02-09 | 2023-01-10 | 雀巢产品有限公司 | 用于制备和分配饮料的机器 |
US11008206B2 (en) | 2018-03-27 | 2021-05-18 | Louis Pappas | Drink dispenser system |
EP3855986B1 (en) | 2018-09-27 | 2023-07-26 | Société des Produits Nestlé S.A. | Beverage machine with an actuation distribution |
US10829362B2 (en) | 2018-10-17 | 2020-11-10 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Foam and liquid fill level detection system |
JP7475348B2 (ja) | 2018-12-12 | 2024-04-26 | ソシエテ・デ・プロデュイ・ネスレ・エス・アー | カプセルを認識する飲料調製マシン |
GB201912089D0 (en) * | 2019-08-22 | 2019-10-09 | Diageo Ireland | A beverage dispense apparatus and method relating to same |
US20230053940A1 (en) * | 2020-01-31 | 2023-02-23 | Flo-Smart Beverage Solutions IP Pty Ltd | Beverage dispenser |
WO2021156336A1 (en) | 2020-02-05 | 2021-08-12 | Societe Des Produits Nestle S.A. | Beverage preparation machine with capsule recognition |
US20230066001A1 (en) | 2020-02-05 | 2023-03-02 | Societe Des Produits Nestle S.A. | Beverage preparation machine with capsule recognition |
US11434125B2 (en) * | 2020-06-05 | 2022-09-06 | WhidBrew Technologies, Inc | Automated beverage pouring device with foam control |
IL289089A (en) * | 2021-12-16 | 2023-07-01 | Vishengrad Shoval | A system for pouring a drink |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US307562A (en) * | 1884-11-04 | matthews | ||
US719846A (en) * | 1900-12-01 | 1903-02-03 | Armin L Neubert | Attachment for bottle-fillers. |
US2757846A (en) * | 1953-10-16 | 1956-08-07 | Screw Machine Products Company | Liquid dispensers |
US2880912A (en) * | 1955-04-18 | 1959-04-07 | Russel E Fisher | System for dispensing flavored beverages |
DE2921663A1 (de) * | 1979-05-29 | 1980-12-04 | Ernst Otto Kruse | Getraenke-abfuellautomat |
IE50975B1 (en) * | 1981-06-06 | 1986-08-20 | Noel Fairbrother | Beverage dispensing machine |
JPS617998A (ja) * | 1984-06-22 | 1986-01-14 | 尾見 昭良 | 道路交通用信号灯器 |
IT1184649B (it) * | 1984-07-10 | 1987-10-28 | Coca Cola Co | Sistema do controllo automatico per il riempiemento di contenitori per bevande |
JPS6264790A (ja) * | 1985-09-10 | 1987-03-23 | アサヒビール株式会社 | 生ビ−ル注出装置における生ビ−ル収納容器内ガス圧の自動制御方法 |
DE3607328A1 (de) * | 1986-03-06 | 1987-09-10 | Ernst Otto Kruse | Vorrichtung zum selbsttaetigen einfuellen von fluessigkeiten |
JPS6438072A (en) * | 1987-07-31 | 1989-02-08 | Kyowa Hakko Kogyo Kk | Production of 4-aminopyridines |
JPS6442300A (en) * | 1987-08-08 | 1989-02-14 | Mamoru Kobayashi | Eraser having magnetizing property |
US4869396A (en) * | 1987-08-24 | 1989-09-26 | Kirin Beer Kabushiki Kaisha | Draught beer dispensing system |
DE3932250A1 (de) * | 1989-09-27 | 1991-04-04 | Computerschankanlagen D Kohlfu | Ausschankvorrichtung |
NL8902990A (nl) * | 1989-12-05 | 1991-07-01 | Optimum Design B V | Inrichting voor het besturen van een bierkraan. |
US5086817A (en) * | 1990-10-01 | 1992-02-11 | Murphy David J | Foam-suppressing apparatus for filling beer pitcher |
-
1991
- 1991-09-27 JP JP3249778A patent/JP2960590B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-06-30 US US07/906,496 patent/US5335705A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-07-08 DE DE4222424A patent/DE4222424A1/de not_active Ceased
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002308391A (ja) * | 2001-04-16 | 2002-10-23 | Fuji Electric Co Ltd | 飲料ディスペンサ |
JP2003095395A (ja) * | 2001-09-17 | 2003-04-03 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 飲料ディスペンサ |
JP2008523518A (ja) * | 2004-12-14 | 2008-07-03 | ネステク ソシエテ アノニム | コーヒー自動販売機等の飲料自動販売機におけるカップの充填を制御するための装置および方法 |
JP2009156647A (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Asahi Breweries Ltd | ガス含有飲料のガス圧測定装置、ガス圧測定用の筐体、及び、ガス圧測定方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2960590B2 (ja) | 1999-10-06 |
US5335705A (en) | 1994-08-09 |
DE4222424A1 (de) | 1993-04-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2960590B2 (ja) | 発泡飲料の自動定量注出装置 | |
US4903862A (en) | Soft drink dispenser | |
US5033645A (en) | Carbonation system for soft drink dispenser | |
US5000357A (en) | Soft drink dispenser | |
US6397909B1 (en) | Apparatus and method for dispensing a carbonated beverage with minimal/controlled foaming under system pressure | |
JP2933369B2 (ja) | 発泡飲料の自動定量注出装置 | |
JP3606622B2 (ja) | 発泡飲料の自動定量注出装置 | |
JP4122932B2 (ja) | 飲料自動定量注出装置 | |
JP2933530B2 (ja) | 発泡飲料の自動定量注出装置 | |
JP2933370B2 (ja) | 発泡飲料の自動定量注出装置 | |
JP2933371B2 (ja) | 発泡飲料の自動定量注出装置 | |
JP4243907B2 (ja) | 飲料の注出方法と装置 | |
JP2517822Y2 (ja) | 発泡飲料の自動定量注出装置 | |
WO2001052621A2 (en) | Pressurized system and method for dispensing carbonated beverage | |
JP3885593B2 (ja) | 飲料ディスペンサ | |
JP2933372B2 (ja) | 発泡飲料の自動定量注出装置 | |
JP2526314Y2 (ja) | 発泡飲料の自動定量注出装置 | |
JP2517823Y2 (ja) | 発泡飲料の自動定量注出装置 | |
JP2002104592A (ja) | 発泡飲料抽出装置 | |
JP4066713B2 (ja) | 飲料ディスペンサ | |
JP2020075736A (ja) | 飲料自動注出装置 | |
JP4483120B2 (ja) | 飲料ディスペンサ | |
JP4569009B2 (ja) | 飲料ディスペンサ | |
GB2166715A (en) | Forming a head on carbonated beverages ultrasonically | |
JP2003226399A (ja) | 飲料ディスペンサ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080730 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090730 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100730 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |