JPH0580039B2 - - Google Patents

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JPH0580039B2
JPH0580039B2 JP58184863A JP18486383A JPH0580039B2 JP H0580039 B2 JPH0580039 B2 JP H0580039B2 JP 58184863 A JP58184863 A JP 58184863A JP 18486383 A JP18486383 A JP 18486383A JP H0580039 B2 JPH0580039 B2 JP H0580039B2
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hot water
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decrease
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JP58184863A
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Takao Nakabayashi
Hiromichi Shigenobu
Yoshio Akyama
Hisashi Karasawa
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Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Machine Co Ltd filed Critical Toshiba Machine Co Ltd
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えばコーヒーなどの飲料液をカツ
プ販売する自動販売機の改良に関する。
(従来の技術) この種の自動販売機において例えばコーヒーの
カツプ販売の如きは、主原料であるコーヒー原料
に湯を注入して得られたコーヒー液に補助原料で
ある砂糖、クリームを添加して調味するのが一般
的である。
ところで、従来の自動販売機においては、利用
者の好みを満足させる意味から、次のような販売
態様のものが開発されている。
その1つは、補助原料なしのコーヒーと少なく
とも1種の補助原料入りコーヒーとを選択スイツ
チにより選択する一方、その選択スイツチと予め
関連性のある補助原料指定用増量スイツチを操作
したとき通常の添加量よりも多くの指定補助原料
の量を添加可能としたもの、或いは前記選択スイ
ツチと直線関連性のない、つまり指定不可の補助
原料指定用増量スイツチを操作したとき、通常の
添加量よりも少ない補助原料の量を添加可能とし
たものがある(特公昭60−29155号公報)。
他の1つは、シロツプ・炭酸水・希釈水を混合
注出する自動販売機であつて、具体的には予めタ
イマー動作時間を定めたプログラムを有し、マイ
クロプロセツサは、飲料銘柄選択スイツチおよび
氷スイツチの操作有無に基づいて銘柄と氷を要否
を検出するとともに、炭酸ガス量を設定する設定
装置からの銘柄に必要な炭酸ガス量を検出し、こ
れら販売条件に基づいてシロツプ・炭酸水・希釈
水の各抽出量を決定し、前記タイマー動作時間だ
け各弁を開けてシロツプ・炭酸水・希釈水を抽出
するものがある(特公昭58−9995号公報)。
また一方で、スタンダードコーヒーとアメリカ
ンコーヒーの如く濃さが違う飲料液を同じコーヒ
ー原料から調合する自動販売機がある。例えば、
特開昭57−69390号公報に記載された自動販売機
は、コーヒー原料、クリーム及び砂糖の供給時間
を各々設定するスタンダードコーヒー用設定手段
を設けると共に薄口コーヒー用釦を設け、薄口コ
ーヒー用釦が操作されたとにスタンダードコーヒ
ー用に設定された供給時間を所定の比率で短縮
し、その短縮した供給時間で薄口コーヒーを調合
している。
(発明が解決しようとする課題) しかし、一番目に説明した自動販売機(特公昭
60−29155号公報)は、砂糖、クリーム等の補助
原料の量を増減するだけの画一的なものであり、
利用客の好みに応じて味の微妙な差を引き出す調
整ができない。
一方、二番目に説明した自動販売機(特公昭58
−9995号公報)は、複数原料の調合度合いの技術
であるが、例えばコーヒー原料の種類或いはコー
ヒー、紅茶等のように全く異なる種類の飲料液の
味については何ら考慮されていない。特に、コー
ヒー、紅茶その他の飲料液は利用客によつてその
嗜好が相当異なつており、また味の微妙な差を好
む場合も多いが、そのような味の微妙な差を引き
出すことが難しい。
また三番目に説明した自動販売機(特開昭57−
69390号公報)は、販売する飲料液の濃さを調整
する技術であるが、コーヒー原料の量を調整して
飲料液の濃さを調整しているため、1杯の原価は
薄口コーヒーの方が安いにも拘らず利用客はスタ
ンダードコーヒーと同一料金を支払わされるとい
う問題がある。
スタンダードコーヒーと薄口コーヒーとでは原
価の差が、1杯につき10円以下であるため、販売
価格に両者の価格差を持たせるのは困難であつ
た。一方、喫茶店等では、アメリカンコーヒーの
如き薄口コーヒーは、1杯に付き、スタンダード
コーヒーよりも大きなカツプで提供されるのが一
般的である。利用客の側から見れば、そのような
習慣化されている販売方式が自動販売機において
も適用されることが望まれる。
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、調
節によつて味の微妙な差を引き出せるようにし、
利用客に最適な条件で飲料液を販売することがで
き、しかも飲料液の濃さを変えたときに均一の原
料で所望の濃さに調合された飲料液を供給できる
利用客の要求に応え得る自動販売機を提供するこ
とを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決するために、コイン機
構への金銭の投入及び販売される飲料液の種類を
選択する複数のセレクシヨンスイツチ、主原料に
混合すべき補助原料の増減を好みに応じて選択す
る複数のフアンクシヨンスイツチの選択操作に応
動して、複数の主原料キヤニスターの選択された
1つから放出される主原料に温水タンクから湯を
注いで主原料液を作り、さらにその主原料液に複
数の補助原料キヤニスターの選択された1つから
放出される補助原料を混合して飲料液をカツプ販
売するものにおいて、前記温水タンク、各主原料
キヤニスター及び各補助原料キヤニスターにそれ
ぞれ設けられた温水及び原料の放出手段と、前記
主原料に注ぐべき温水の増減を選択するための温
水増減選択スイツチと、前記セレクシヨンスイツ
チ、前記フアンクシヨンスイツチ及び前記温水増
減選択スイツチの選択結果に応じて決められるメ
モリ領域に、前記温水及び各原料の放出手段の各
動作時間が、それぞれアドレスを定めて夫々設定
された動作時間設定メモリと、前記動作時間設定
メモリに設定されている補助原料の放出手段のそ
れぞれの動作時間を、前記温水増減選択スイツチ
による温水の増減及び前記フアンクシヨンスイツ
チによる補助原料の増減に対応してそれぞれ増減
させるための比例定数が、前記動作時間設定メモ
リの各メモリ領域の動作時間に対応して設定され
た比例定数設定メモリと、前記動作時間設定メモ
リの各メモリ領域及び前記比例定数設定メモリの
各メモリ領域に対応してそれぞれ設けられ、前記
セレクシヨンスイツチ、前記フアンクシヨンスイ
ツチ及び前記温水増減選択スイツチの選択操作に
応動して、対応するメモリ領域のアドレスを指定
するアドレス指定スイツチと、前記温水増減選択
スイツチの選択操作に対応して前記アドレス指定
スイツチで指定された前記比例定数設定メモリ及
び動作時間設定メモリの各アドレスから、前記比
例定数データと前記補助原料の動作時間データと
を読出して乗算演算する演算手段と、前記演算手
段によつて得た演算値に基づいて対応する補助原
料の放出手段を動作制御すると共に、前記温水増
減選択スイツチの選択に対応して前記動作時間設
定メモリから読出した動作時間により温水の放出
手段を動作制御する制御手段とを備える構成とし
た。
(作用) 従つて、本発明は以上のような手段を講じたこ
とにより、温水増減選択スイツチで温水の増減が
選択されると、主原料の供給量を変えることなく
主原料液の濃さが変化し、カツプ販売される飲料
液が、温水増減選択スイツチで利用客が好みによ
り選択した濃さに調整されて提供されるものとな
る。
また、フアンクシヨンスイツチによる補助原料
の増減及び温水増減選択スイツチによる温水の増
減に応じて、動作時間設定メモリ上の所定のアド
レスが指定され、そのアドレスから比例定数デー
タと補助原料の動作時間データとが読み出され、
演算手段で乗算演算される。そして演算手段によ
つて得た演算値に基づいて補助原料の放出手段が
動作制御され、温水増減選択スイツチの選択に対
応して動作時間設定メモリから読出された動作時
間に基づいて温水の放出手段が動作制御される。
その結果、フアンクシヨンスイツチにより指定さ
れた補助原料の増減に加えて、温水の増減に応じ
て補助原料の供給量が補正される。
砂糖、クリーム等の補助原料は温水の増減に応
じて味覚に与える影響が主原料に比べて大きいた
め、温水の増減に応じて補助原料の供給量を補正
することにより、利用客の好みに十分対処して微
妙な味の差を引き出せるものとなる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について説明する。
第1図は外観図で、1は宣伝用の看板、2,2
…はセレクシヨンスイツチ、3,3…はフアンク
シヨンスイツチ、4は販売中ランプ、5は準備
中、プロセス表示ランプ、6はつり銭切れラン
プ、7はデイジタル表示器、8は金銭返却レバ
ー、9はコイン投入口、10はコイン返却口、1
1は飲料液の販売口である。第2図は内部収納物
品を示す図で、12,13,14は主原料キヤニ
スターを示し、12はAコーヒー原料キヤニスタ
ー、13はBコーヒー原料キヤニスター、14は
Cコーヒー原料キヤニスターである。また15,
16は補助原料キヤニスターで、15は砂糖キヤ
ニスター、16はクリームキヤニスターである。
前記各原料キヤニスター12,13,14にはそ
れぞれ原料放出モータが設けられ、この原料放出
モータの動作によつてコーヒー原料がシユータ1
7を介してブルワ18に供給されるようになつて
いる。また前記砂糖、クリームのキヤニスター1
5,16にも原料放出モータが設けられ、この原
料放出モータの動作によつて砂糖、クリームがシ
ユータ19を介して混合器20に供給されるよう
になつている。21はヒータを内蔵した温水タン
クで、ポンプ22の動作によつてパイプ23を介
して湯が前記ブルワー18のコーヒー原料供給部
に注がれる。前記ブルワー18にはロール状のペ
ーパフイルターが設けられ、このペーパフイルタ
ーによつてコーヒー原料液が抽出されるようにな
つている。そして、このコーヒー原料液はストツ
クチヤンバー24に一時蓄えられるようになつて
いる。このストツクチヤンバー24に蓄えられた
コーヒー原料液は前記混合器20に砂糖、クリー
ムが供給されるタイミングでその混合器20に一
度に供給されるようになつている。前記混合器2
0の下方でかつ前記販売口11の上方にはカツプ
ステーシヨン25が設けられ、カツプホルダー
(図示せず)から放出されたカツプをセツトして
いる。26は排水バケツで、このバケツ26に前
記販売口11に漏れたコーヒー液を集めるように
している。このバケツ26内には排水フロート2
7が設けられ、このフロート27が一定量の液が
溜つた位置まで上昇すると排水スイツチ28が動
作して満杯状態を検出する。29はペーパフイルタ
ーの巻取りローラで、前記ブルワー18で使用済
みのペーパフイルターを巻取る。またこのペーパ
フイルターを巻取りローラ29で巻取るときコー
ヒーカスがシユート30を介してカスバケツ31
に集められる。
第3図は回路構成を示すブロツク図で、41は
CPU(中央処理ユニツト)である。前記CPU41
はROM(リード・オンリー・メモリ)42を制
御し、そのROM42内のプログラムデータに基
づいてRAM(ランダム・アクセス・メモリ)4
3及びI/Oポートを制御する。45は前記
CPU41が動作するスピードの基準を決めるク
ロツク信号を発生するクロツク発振器である。前
記I/Oポート44にはコイン機構46、前記セ
レクシヨンスイツチ2及びフアンクシヨンスイツ
チ3、後述する時間設定メモリ及び比例定数設定
メモリのアドレスを指定するデイジスイツチ4
7、前記温水タンク21に設けられた温水電磁弁
48を駆動する弁駆動回路49、原料放出モータ
50〜52、クリーム放出モータ53及び砂糖放
出モータ54を駆動するモータ駆動回路55,5
6,57,58,59、前記販売中ランプ4、準
備中、プロセス表示ランプ5、つり銭切れランプ
6、デイジタル表示器7からなる表示部60を駆
動する表示部駆動回路61、前記カツプホルダー
のホールド部を解除するカツプ放出ソレノイド6
2などがそれぞれ接続されている。前記RAM4
3には第4図に示すように温水タイマエリア6
3、コーヒータイマエリア64、クリームタイマ
エリア65、砂糖タイマエリア66などが形成さ
れている。前記デイジスイツチ47は第5図に示
すように湯量標準設定、湯量増量設定、湯量減量
設定の各デイジスイツチ401,402,40
3、Aコーヒー原料設定、Bコーヒー原料設定、
Cコーヒー原料設定の各デイジスイツチ404,
405,406、砂糖標準設定、砂糖増量設定、
砂糖減量設定の各デイジスイツチ407,40
8,409、砂糖における湯増比例設定、湯減比
例設定、Aコーヒー原料比例設定、Bコーヒー原
料比例設定、Cコーヒー原料比例設定の各デイジ
スイツチ410,411,412,413,41
4、クリーム標準設定、クリーム増量設定、クリ
ームイ減量設定の各デイジスイツチ415,41
6,417、クリームにおける湯増比例設定、湯
減比例設定、Aコーヒー原料比例設定、Bコーヒ
ー原料比例設定、Cコーヒー原料比例設定の各デ
イジスイツチ418,419,420,421,
422で構成されている。
次に、第6図はROM42のメモリ内容を示す
図であつて、22個のデイジスイツチ401〜42
2に対応する22個のYアドレスと、各デイジスイ
ツチの切替えによつて得られる10個のXアドレス
とによつて選択的に指定して読出せる動作時間設
定メモリ71および比例定数設定メモリ72を有
している。つまり、メモリ71,72におけるX
アドレスは前記各デイジスイツチ401〜422
の0〜9の設定番号によつて指定され、かつYア
ドレスにあつては前記デイジスイツチ401〜4
03がYアドレス14〜16、デイジスイツチ4
04〜422がYアドレス00〜13にそれぞれ対応
し、メモリ領域を形成している。
次に、以上のように構成された自動販売機にお
けるプログラム制御について第7図のフローチヤ
ートに従つて説明する。先ず、電源が投入され、
販売待機状態にあるときには販売中ランプ4を点
灯して販売中表示を行ない、かつコイン機構46
からのコイン信号の入力を待つ。コイン信号の入
力が入ると、次にフアンクシヨンスイツチ3から
のフアンクシヨン信号の入力及びセレクシヨンス
イツチ2からのセレクシヨン信号の入力を待つ。
そして、フアンクシヨン信号の入力が有れば、そ
のことを前記RAM43に格納する。さらに、セ
レクシヨン信号の入力が有れば、コイン機構46
を制御し、プロセス表示信号を出力し、かつ
ROM42によるシーケンシヤル制御を行なう。
すなわち、コイン機構46につり銭の返却処理等
を行なわせ、準備中、プロセス表示ランプ5に販
売処理のプロセスを表示し、かつROM42のプ
ログラムに基づく制御を行なう。シーケンシヤル
制御では、先ず、砂糖が標準、増量、減量のいず
れになつているかを判断する。そして、砂糖が標
準であれば、すなわち“セレクシヨンスイツチ
2”のみの操作であれば、砂糖標準設定デイジス
イツチ407によつて動作時間設定メモリ71の
Xアドレス、Yアドレスを指定するデータを
RAM43に格納する。例えばデイジスイツチ4
07が「4」になつていれば、このスイツチ40
7はYアドレスの「03」に対応しているので、X
アドレス「04」、Yアドレス「03」の指定データ
を格納する。また、増量の場合には、フアンクシ
ヨンスイツチ3で砂糖の増量が選択されたと判断
し、砂糖増量設定デイジスイツチ408によつて
動作時間設定メモリ71のXアドレス「04」、Y
アドレス「04」を指定するデータをRAM43に
格納する。同様に減量のときは、砂糖減量設定デ
イジスイツチ409によつて動作時間設定メモリ
71のXアドレス「04」、Yアドレス「05」を指
定するデータをRAM43に格納する。
次に、湯量標準、湯量増、湯量減のいずれかに
なつているかを判断する。そして、湯量標準すな
わち、セレクシヨンスイツチ2のみの操作である
ときはそのまま次のプロセスへ移行する。湯量
増、湯量減のときは、フアンクシヨンスイツチ3
による指定があつたと判断し、それに基づく処理
を行なう。すなわち、湯量増のときは、砂糖湯増
比例設定デイジスイツチ410によつて比例定数
設定メモリ72のXアドレス「04」、Yアドレス
「06」の指定データをRAM43に格納し、湯量
減のときは砂糖湯減比例設定デイジスイツチ41
1によつて比例定数設定メモリ72のXアドレス
「04」、Yアドレス「07」を指定するデータを
RAM43に格納する。そしてこの砂糖状態の判
別の最後に前記RAM43に格納された各Xアド
レス、Yアドレスの指定番地により対応する動作
時間データ及び比例定数データをROM42の動
作時間設定メモリ71及び比例定数設定メモリ7
から読み出して乗算演算を行ない、最終的な砂糖
放出モータ68の動作時間を求め、その結果を
RAM43に格納する。
この砂糖状態の判別処理が終了すると、次にク
リームが標準、増量、減量のいずれになつている
かを判断する。そしてクリームが標準であれば、
すなわちセレクシヨンスイツチのみの操作であれ
ばクリーム標準設定デイジタルスイツチ415に
よつて動作時間設定メモリ71のXアドレス、Y
アドレスを指定するデータをRAM43に格納す
る。例えばデイジスイツチ415が「4」になつ
ていればこのスイツチ415はYアドレスの
「OC」に対応しているので、Xアドレス「04」、
Yアドレス「OC」の指定データを格納する。ま
た増量であればフアンクシヨンスイツチ3でクリ
ームの増量が選択されたと判断し、クリーム増量
設定デイジスイツチ416によつて動作時間設定
メモリ63のXアドレス「04」、Yアドレス
「OD」を指定するデータをRAM43に格納す
る。同様に減量のときはクリーム減量設定デイジ
スイツチ417によつて動作時間設定メモリ63
のXアドレス「04」、Yアドレス「OE」を指定す
るデータをRAM43に格納する。
次に、湯量標準、湯量増、湯量減のいずれにな
つているかを判断する。そして湯量標準すなわち
セレクシヨンスイツチ2のみの操作であるときは
そのまま次のプロセスへ移行する。湯量増、湯量
減のときはフアンクシヨンスイツチ3による指定
があつたと判断し、それに基づく処理を行なう。
すなわち湯量増のときはクリーム湯増比例設定デ
イジスイツチ418によつて比例定数設定メモリ
72のXアドレス「04」、Yアドレス「OF」の指
定データをRAM43に格納し、湯量減のときは
クリーム湯減比例設定デイジスイツチ419によ
つて比例定数設定メモリ72のXアドレス「04」、
Yアドレス「10」を指定するデータをRAM43
に格納する。そして、このクリーム状態の判別の
最後に前記RAM43に格納された各Xアドレ
ス、Yアドレスの指定番地により対応する動作時
間データ及び比例定数データをROM42の動作
時間設定メモリ71及び比例定数設定メモリ72
から読み出して乗算演算を行ない、最終的なクリ
ーム放出モータ67の動作時間を求め、その結果
をRAM43に格納する。
こうして求められた砂糖放出モータ68及びク
リーム放出モータ67の動作時間によつてその後
のシーケンシヤル処理によつてそれぞれ所望量の
砂糖、クリームが砂糖キヤニスター15及びクリ
ームキヤニスター16からシユータ19を介して
混合器20に供給されることになる。なおこのシ
ーケンシヤル処理においてはコーヒー原料キヤニ
スターからのコーヒー原料の放出、温水タンク2
1からの湯の放出が行われる。そして最後に準備
中、プロセス表示ランプ5による販売処理のプロ
セス表示を停止する。こうしてコーヒー原料の種
類及び湯量によつて前記ブルワ18から抽出され
るコーヒー原料液に混合されるべき砂糖の量及び
クリームの量が決められることになる。
なお、上記実施例はコーヒー飲料液について述
べたが、コーヒー以外の飲料液についても同様に
適用できる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、ROM内
に動作時間設定メモリおよび比例定数設定メモリ
を設け、これらのメモリのYアドレスを各デイジ
スイツチと1対1と対応させ、かつデイジスイツ
チの「0」〜「9」の数値でXアドレスを指定す
るようにしたので、湯量の増、減に応じてデイジ
スイツチでアドレスを指定して比例定数を読出し
て標準の動作時間に掛け合せることにより種々の
補助原料の混合量を調整することができる。従つ
て、利用客が好みに応じて主原料液に混合すべき
補助原料の混合量を変えることにより、微妙な味
加減を引出すことができる自動販売機を提供でき
る。また主原料を調整するよりも温水の供給量を
調整して飲料液の濃さを調節するほうが、高い精
度を容易に実現できる利点がある。また主原料は
温水よりもコストが高いことから、温水を増減さ
せて飲料水の濃さを調整すれば、カツプ1杯当た
りのコストの変動幅を小さく抑えることができる
利点がある。さらに飲料液の濃さを利用客が好み
により温水の増減で選択できるようにしたので、
例えばコーヒー原料の場合であれば、同一原価で
標準的な濃さのスタンダードコーヒーに比べ薄口
のコーヒーは多めに提供し、濃口のコーヒーは少
なめに提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本発明に係る自動販売機
の一実施例を説明するために示したもので、第1
図は自動販売機の外観図、第2図は自動販売機の
内部収納物品を示す図、第3図は自動販売機の回
路構成を示すブロツク図、第4図は第3図に示す
RAMの構成図、第5図はデイジスイツチの配置
例図、第6図はROM内の時間設定メモリおよび
比例定数メモリのメモリマツプを示す図、第7図
はフローチヤートである。 2……セレクシヨンスイツチ、3……フアンク
シヨンスイツチ、12〜14……主原料キヤニス
ター、15,16……補助原料キヤニスター、1
8……ブルワー、20……混合器、21……温水
タンク、22……ポンプ、23……パイプ、24
……ストツクチヤンバー、25……カツプステー
シヨン、26……排水バケツ、27……排水フロ
ート、28……排水スイツチ、29……巻取りロ
ーラ、30……シユート、31……カスバケツ、
41……CPU(中央処理ユニツト)、42……
ROM、43……RAM、44……I/Oポート、
45……クロツク発振器、46……コイン機構、
47……デイジスイツチ、48……温水電磁弁、
49……弁駆動回路、50〜52……原料放出モ
ータ、53……クリーム放出モータ、54……砂
糖放出モータ、55〜59……モータ駆動回路、
63……温水タイマエリア、64……コーヒータ
イマエリア、65……クリームタイマエリア、6
6……砂糖タイマエリア、71……動作時間設定
メモリ、72……比例定数設定メモリ、401〜
422……デイジスイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コイン機構への金銭の投入及び販売される飲
    料液の種類を選択する複数のセレクシヨンスイツ
    チ、主原料に混合すべき補助原料の増減を好みに
    応じて選択する複数のフアンクシヨンスイツチの
    選択操作に応動して、複数の主原料キヤニスター
    の選択された1つから放出される主原料に温水タ
    ンクから湯を注いで主原料液を作り、さらにその
    主原料液に複数の補助原料キヤニスターの選択さ
    れた1つから放出される補助原料を混合して飲料
    液をカツプ販売する自動販売機において、 前記温水タンク、各主原料キヤニスター及び各
    補助原料キヤニスターにそれぞれ設けられた温水
    及び原料の放出手段と、 前記主原料に注ぐべき温水の増減を選択するた
    めの温水増減選択スイツチと、 前記セレクシヨンスイツチ、前記フアンクシヨ
    ン及び前記温水増減選択スイツチの選択に応じて
    決められるメモリ領域に、前記温水及び各原料の
    放出手段の各動作時間が、それぞれアドレスを定
    めて夫々設定された動作時間設定メモリと、 前記動作時間設定メモリに設定されている補助
    原料の放出手段のそれぞれの動作時間を、前記温
    水増減選択スイツチによる温水の増減及び前記フ
    アンクシヨンスイツチによる補助原料の増減に対
    応してそれぞれ増減させるための比例定数が、前
    記動作時間設定メモリの各動作時間に対応して設
    定された比例定数設定メモリと、 前記動作時間設定メモリの各メモリ領域及び前
    記比例定数設定メモリの各メモリ領域に対応して
    それぞれ設けられ、前記セレクシヨンスイツチ、
    前記フアンクシヨンスイツチ及び前記温水増減選
    択スイツチの選択操作に応動して、対応するメモ
    リ領域のアドレスを指定するアドレス指定スイツ
    チと、 前記温水増減選択スイツチの選択操作に対応し
    て前記アドレス指定スイツチで指定された前記比
    例定数設定メモリ及び動作時間設定メモリの各ア
    ドレスから、前記比例定数データと前記補助原料
    の動作時間データとを読出して乗算演算する演算
    手段と、 前記演算手段によつて得た演算値に基づいて対
    応する補助原料の放出手段を動作制御すると共
    に、前記温水増減選択スイツチの選択に対応して
    前記動作時間設定メモリから読出した動作時間に
    より温水の放出手段を動作制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする自動販売機。
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